Taylor Eigsti(pf)Harish Raghavan(b)Kendrick Scott(ds) プロファイル

Walter Smith III Quartet
[Profile]
ウオルター・スミス III Walter Smith III:tenor sax 1980 年、テキサス州ヒューストン生まれ。
7歳でサックスを持ち、地元のヒューストン芸術高校へ進学。
ジャズ教育のための国際協会 (IAJE) と芸術振興国家基金 (NFAA) より Clifford Brown/Stan Getz 奨励金を取得。
その後、バークリー音楽大学より全額奨学金を取得して進学し、音楽教育の学位を取得。
また、2003 年には、「セロニアス・モンク Jazz 研究所にて修士号を取得する。
2006 年、デビューアルバム「Casually Introducing」をリリース。Ambrose Akinmusire、Aaron Parks、Reuben Rogers、
Eric Harland そして、Kendrick Scott といった新進気鋭で活躍中の若手メンバーが参加している。
その後も「Live in Paris」(2009)、「Ⅲ」(2010) と連続リリースし批評家達の称賛を受けている。
「Ⅲ」は、iTunes でベストセラー ; トップ 10 入りを果たす。
31 歳頃には、熟練したパフォーマー/作曲家そしてアイディア豊富な教育者として広く認識されるようになっていた。
ロサンゼルスタイムスは「これからの Jazz の未来も活躍中のサックス奏者ウォルター・スミス三世と共に輝くだろう」と述べている。
これまで、カーネギーホール、ケネディセンター等のステージや米国内外の国際的なフェスティバルへも出演しており、Terence Blanchard クインテット、Eric Harland
の Voyager、Jason Moran Big Bandwagon など話題のグループ参加する他、Roy Haynes、Christian McBride、Eric Reed、Mulgrew Miller、Joe Lovano、Bob Hurst、Myron
Walden、Walter Beasley、Lewis Nash、Terri Lyne Carrington 等の著名なアーティスト達とも共演/レコーディングを果たしている。
最新リーダーアルバムを 2014 年の秋にリリース予定。
テイラー・エイグスティ Taylor Eigsti :piano
4 才の時にピアノを始め、わずか 8 才でジャズピアニスト David Beaoit のコンサートでオープニング・アクトを務める。
すぐに神童として大きな話題となり、やがてクリスチャン・マグブライト、ジョシュア・レッドマン、ニコラス・ペイトン、
カート・ローゼンウィンケル、グレッチャン・パラート、エリック・ハーランド、クリス・ポッター等と共演しレコーディ
ングに参加している。
ジャズ以外にもクラシックのシルビアマクネア、フレデリカ · フォン · シュターデ、および多数の主要な交響曲と共演して
いる。彼はまた、元大統領ビル · クリントン、上院議員ビル · ブラッドリー、元コロラド州知事ロイ · ローマーを含む多くの
重要な政治家の前でも演奏している。
99 年からスタンフォード・ジャズ・ワークショップとカリフォルニア州立サンノゼ・ジャズ・ワークショップで教鞭を
とり音楽教育に取り組む。
その後、5 年間は大学でジャズの研究にあたり、その間にマリアン・マクパートランドの NPR の番組 " ピアノ・ジャズ " や様々なテレビ番組に出演したり「タングルウッド・
ジャズ・フェスティバル」でライブ録音を行う。 08 年、 10 年には「ペニンシュラ・シンフォニー・オーケストラ」と共演し ラプソディ・イン・ブルー を演奏する。
また、長年にわたり、ジャズ以外にも様々なオーケストラに作曲を提供している。ニューヨーク・ジャズ・シーンに現れた若く才能あふれるピアニストとして大活躍している。
ハリッシュ・ラグハヴァン Harish Raghavan :bass
1982 年、イリノイ州のノースブルック生まれ。
8 歳で西洋とインドのパーカッションの勉強を始め、17 歳でコントラバスの勉強を始める。
短期間の勉強の後、南カリフォルニア大学でジョン · クレイトンに師事する。ロサンゼルスでは多くの西海岸の伝説的な
ミュージシャンと共演し、Robert Hurst とは一緒に勉強する機会を得る。
2007 年に同世代の多くのミュージシャンが活躍しているニューヨークへ移り、すぐに才能を発揮するようになる。
2009 年、「セロニアス · モンク国際ジャズベースコンクール」のセミファイナリスト。
2010 年にコンコードレコードからリリースされたピアニスト Taylor Eigsti の「Daylight at Midnight」に参加して
一躍注目される。また、スタンフォード・ジャズワークショップやワシトン州ポートタウンゼントでの「Jazz at Centrum
summer program 」で指導にあたる。
Ambrose Akinmusire,Eric Harland,Mark Turner,Aaron Parks,Taylor Eigsti,Greg Osby,Vijay Lyer,Billy Childs,Kurt Elling,Benny Green,Terrell Stafford,Mike Moreno,Rodney
Green,Willie JonesIII,Scott Kinsey,Logan Richardson,Fabian Almazan,Justin Brown,Dayna Stephens,Gerald Clayton,Marcus Gilmore,Walter SmithIII 等と共演し活躍中。
ケンドリック・スコット Kendrick Scott : drums
1980 年テキサス州ヒューストン生まれ。
音楽一家に育ち、幼少の頃に通った教会でドラムと出会い熱中する。やがて、地元のパフォーミング・アートが盛んなことで有名な
高校へ進む。(この高校はマイク・モレノ、ロバート・グラスパー、ジェイソン・モラン、エリック・ハーランド等を輩出している。)
高校時代に「ダウンビート・マガジン・スチューデント賞」、「クリフォード・ブラウン/スタン・ゲッツ賞」を受賞。
バークリー音楽大学に奨学金を得て入学。そこでパット・メセニー、ゲイリー・バートン、ケニー・ギャレットと共演。
卒業と同時にクルセイダーズのツァーに参加しその後テレンス・ブランチャードのツァーに参加する。
03 年、ニューヨークに拠点を移す。 06 年、自身のグループ「Oracle」のファースト・アルバム『The Source』をアーロン・パーク
ス、ロバート・グラスパー、リオネル・ルエケと録音。
。
07 年、テレンス・ブランチャード・クイテットのアルバム『A Tale of God s Will』に参加。このアルバムは 08 年のグラミー賞にノミネートされている。
同年、モントレー・ジャズ・フェスティヴァルに「50 周年記念オールスターズ」としてジェイムス・ムーディ、ニーナ・フリーロン、テレンス・ブランチャード、ベニー・
グリーン等と出演。 09 年、2 枚目のリーダー・アルバム『Reverence』をウォルター・スミス、マイク・モレノ、ジェラルド・クレイトン等と録音。
13 年、コンコードレコードから『Conviction』をリリースし自己のグループで来日する。
これまでにハービー・ハンコック、ジョン・スコフィールド、マリア・シュナイダー、ウェイン・ショーター、ミュージック・ソウルチャイルド、クリスチャン・マクブ
ライド、デヴィッド・サンボーン、ダイアン・リーヴズ、ジョン・パティトゥッチ、ザ・クルセイダース、カート・ローゼンウィンケル、ステフォン・ハリス、ニコラス・
ペイトン、ロイ・ハーグローヴ等と共演している。また、スパイク・リー等の映画音楽にも多数参加している。