超高解像度 遠距離監視可能360度カメラ

超高解像度360度カメラのご紹介
NUD360-F
監視カメラの革命
オプト株式会社
2016年
◎ 360度カメラは一般的なカメラに比べて以下の優位点があります
(1)
1台で全周囲を撮影できる
360度全周囲を
死角なく撮影
→ 死角がない
→ カメラの台数を減らせる。
→ 設置コスト(配線・施工費用)が削減できる。
→ 監視モニターの数が減らせる。
(2) 電子パン・チルト・ズーム
→ カメラの首振りやズームのメカが不要なので、
故障率が非常に低くなる。
× 一般的な首振りカメラ:5,000時間
◎ 魚眼レンズを使った360度カメラ: 75,000時間
実際に、
中国上海の地下鉄車両内カメラとして2008年から約1万台が使用
されていますが、1台も故障していません。
画角180度
P.1
(一般論です)
◎ 360度カメラは、カメラの台数を減らせます
×
【十字路の場合】
×
◎
一般のカメラでは複数台必要ですが・・・ 360度カメラなら1台あれば十分
【小規模店舗の場合】
360度カメラ
15m
商品棚
8
m
カ
ウ
ン
タ
ー
商品棚
商品棚
倉
庫
商品棚
商品棚
×
【一般的な監視システム】
◎
【360度カメラを使った監視システム】
P.2
(一般論です)
◎ 360度カメラの効果検証
×
◎
部分拡大、180°パノラマ二分割表示、
プリセット部分の巡回モードなど便利
な機能があります。
カメラ台数を
減らせる首振
りカメラは、カ
メラ価格高、
短寿命、首振
り時の死角な
どの問題があ
ります。
オプト360°カメラ
採用実績
・中国上海地下鉄車両
・JR九州 「ななつぼし」
・県警パトライトカメラ
・JAXAコンプトンカメラ
・NTT東西 オフィス
・金融機関、郵便局 館内
・トヨタ輸送 トラックヤード
4台: 画角が狭く、互いの死角を補う
カメラ台数
1台: 全方向が撮影範囲
4台分の工事費用、調整費用
設置工事
1台分の工事費だけ
4台分の配線工事、線材費用
配線工事
1台分の配線工事、線材費用
4台分の記録容量とポート
レコーダー負荷
1台分の記録容量とポート
・食品工場 フードディフェンス
など
P.3
◎ 360度カメラのコスト効果
(例: 長野市老人ホーム: L字フロア、7階建て)
項目
普通の監視カメラの場合
360度カメラの場合
台数
22 台
42 台
カメラ費用概算
176 万円前後
(屋内ドーム、標準モデル)
252 万円前後
(フルカラー、アナログ、画角52~100度)
設置工事費概算
(1回線@4万円計算)
88 万円前後
168 万円前後
録画装置
(DVRを想定)
8 チャンネル 3台
60 万円
カメラの台数が減らせるので、工事費が大
幅に節約できます。
16チャンネル 3台
90 万円
カメラ台数が多いので、その映像を記録する装置
も、大規模になります。
合計金額
324 万円
◎ 360度カメラは、
コストパーフォーマンスが高い
◎
※
※
※
※
510 万円
×
カメラの価格は要求される仕様に応じて異なります。
実際の工事費は、設置場所や配線の仕方により異なります。
上記はアナログ設定での比較です。ネットワークカメラでの構成の場合とは異なります。
監視システム(管理ソフト)は含まれていません。
P.4
(一般論です)
こんなに有利な魚眼レンズ搭載の360度カメラであっても、欠点
はあります。
× 従来の魚眼レンズでは
・ 像の歪みが大きく、レンズの解像度が低いため
・ 画像処理を加えても10m以内の近景撮影以外には不向き
遠くがキレイに映りません
→ そこで弊社は、
・ 解像度が高く、100m先でも認識度が高い
360度全方位撮影に最適なレンズを創りました
P.5
◎ 魚眼レンズ搭載カメラは、視野角(画角)は180度です
(一般論です)
● レンズ光軸が水平になるように壁に設置すると、カメラの前方180度が撮影できます。
これでは
180度カメラです
360°
180°
レンズの前方
● レンズ光軸が垂直になるように天井下または机上に設置すると、
カメラの周囲360度が撮影できます。
360度カメラというには、
周辺がキレイに映らな
ければなりません。
P.6
(ここから新技術の紹介です)
360度全方位撮影をするならば
レンズ周辺映像の解像度が重要
光学的に得られる周辺
の像高が低いので、電
子的に拡大すると解像
が粗くなる。
一般的な魚眼レンズで撮影した映像
中央は大きく映るが、周辺の解像度が低く像
高が潰れているので、画像処理で展開や拡
大しても、画像が粗く認識度が低い
周辺重点レンズ(弊社呼称:FRIPレンズ)とは、
立体射影方式にて設計した魚眼レンズです。
立体射影方式は、1960年代から広く知られる
全天球曲面の計算式です。
周辺の像高が高いの
で、展開しても解像度
が損なわれない。
弊社の周辺重点レンズで撮影した映像
立体射影方式を採用
光学的に周辺の解像度を高く像高を大きくとって
あるので、キレイな全周囲映像が得られる
しかし、これでも、現行のφ25mmのレンズで
は光量も少なく、遠距離の撮影に十分な解
像度が得られませんでした。
P.7
(新技術の紹介です)
オプトの超高解像度魚眼レンズ搭載カメラなら
100m先でも美しく、360度全周囲撮影が可能
カメラから約
150 m の距離
新開発の
超高解像度
魚眼レンズ
カメラから約
20 m の距離
P.8
映像比較
【弊社 NUD360-Fの映像】
1240万画素で撮影
10m
光軸を垂直にして、レンズの周辺部分で撮影しています。
(360度カメラとしての使用状況を想定)
・ 被写体人物を電子ズームで拡大して撮影
20m
30m
40m
50m
【弊社周辺重点レンズの映像】
300万画素で撮影
弊社の300万画素カメラは、
他社の360度カメラよりも周辺部分の像高が大きく映ります
しかし、300万画素と小口径のレンズでは、解像度が不足しています。
P.9
12Mpixel 360度カメラ映像比較
同じ1240万画素の撮像素子であっても、これだけ解像度が違います
5m
7.5m
10m
オプト NUD360-F
◎
国内 A社
△
中国 B社
像高はオプトカメラに近いのですが、
遠距離での解像度が低い
×
台湾 C社
周辺での像高が潰れており、解像度が低く過ぎて識別できない
×
(ソフトウエアで映像を鮮明化するなどの処理は施してありません)
P.10
◎ NUD360-Fで撮影した映像例
交差点歩道
ビルの10階の窓から外に
向けて180°撮影 ~
4分割モード
全体映像
右下に部分拡大
PCの表示画面を静止画
キャプチャしたもの
左下に部分拡大
左上に部分拡大
110m先の交差点
75m先、向かいのビル屋上
【 撮影地点位置関係 】
・向かいのビル屋上まで 約75 m
・交差点歩道まで 約110 m
◎ NUD360-Fを使った効果
天井に下向きに設置して、天井下全域を撮影範囲としています。
NUD360-F
他社360度カメラ
顔認証
目的
映像の潰れがひ
どく解像度が低
いため認識でき
ない
天井が高いと小さ
い映像を拡大して
も解像が悪くて認
識できない
天井が高い所で
も十分な解像度
が得られる
◎
半径5m程度
×
半径10mでも認識できる
◎ 空港や庁舎、工場のような高い天井に設置しても有効
他社360度カメラは人の動線程度の認識。NUD360-Fなら作業者の手元まで見える。
◎ 遠距離まで十分な解像度で見えるため、カメラの設置台数を減らせられ、システムを軽
減化できる。他社360度カメラなら30m間隔だったなら、NUD360-Fは100m間隔
◎ 解像度が高いのでかなりの拡大率で部分拡大が可能
◎ 10m先の車のNo.プレートも判別できるので、交通管制にも有効
P.12
◎ NUD360-Fを使って都市型監視カメラが大きく変わる
× 従来型の指向性があるカメラや、首振
りカメラでは死角があるため、死角なく監視
しようとすると、カメラの台数が多くなり、コ
スト高になり、映像の管理も大変。
× 移動物体の追跡には、多くのカメラ映
像のつなぎ合わせが必要。
指向性カメラの撮影範囲
(想定10m)
(新技術の紹介です)
◎ 半径50~100m置きでの設置が可能で、
カメラの台数が減らせ、映像管理が楽にな
り、システムの負荷が減る。
◎ 広い面で監視するので、移動体の移動
方向が良くわかり、追跡が楽。
NUD360-Fの撮影範囲
(上図:想定半径30m)
P.13
◎ NUD360-Fを搭載した超高解像度360度カメラの用途例
【
・
・
・
国境警備 】
国際紛争がある国家間の国境監視
違法な越境の監視
海上・沿岸警備
【 想定される需要 】
国
ベトナム
カメラ
太陽光パネル
投光器
(100m置きの設置の場合)
国境線
距離 (Km)
想定台数(台)
中国国境
1,281
12,810
ラオス国境
2,130
21,300
カンボジア国境
1,228
12,280
248
2,480
韓国
北朝鮮軍事境界線
USA
メキシコ国境
3,141
31,410
イラン
イラク国境
1,458
14,580
936
9,360
アフガニスタン国境
以上合計
104,220
P.14
◎ NUD360-F 概観図
(今後変更になる可能性があります。)
P.15
◎ NUD360-F 仕様概要
カメラ部
撮像素子
有効画素数
走査方式
レンズタイプ
インターフェイス部
1/1.7型 CMOSセンサ
1240万画素
プログレッシブ
メモリーカードスロットSDメモリーカードスロット
×1
一般
ビューアー
Microsoft® Internet Explorer® 8.0/9.0/10.0/11.0
超広角魚眼レンズ(立体射影)
対応OS
Microsoft® Windows® 7, 8, 8.1, 10
F値
F1.8
本体質量
T.B.D
画角
水平:180度、垂直:180度
設置方法
天井
最低被写体照度
0.1lux (T.B.D)
ネットワーク部
圧縮方式
画像サイズ
電源
H.264、MJPEG
消費電力
非展開モード:3000×3000 (2944×2944)
動作環境
展開モード:1920×1080、1280×720、720×480、
1280x960、640×480、320×240
展開方法
360度全方位(魚眼)映像、ダブルパノラマ映像、
4画
保存環境
防水性
DC12V、PoE(IEEE802.3af)
T.B.D
温度:-10~+50℃
湿度:20~90%(結露なきこと)
温度:-20~+60℃
湿度:20~95%(結露なきこと)
IP66
最大フレームレート 30 fps (T.B.D)
IPv4、TCP/IP、UDP、HTTP、NTP、
プロトコル
FTP(Server/Client)、RTSP/RTP、
UPnP、DHCP、DNS、SNMP(MIB-2)
同時アクセス数
LAN端子
10
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
※仕様は予期なく変更する場合があります。
P.16