資料室 > 手続きインフォメーション フランス商標出願 印刷 適用法令 1992年7月1日知的所有権法第7巻(2004年2月25日政令にて一部変更) 商標権の及ぶ地理的範囲 フランス本土の他に海外県(マルチニーク、グアダループ、ギアナ、レウニオン)及び海外領土(フランスポリネジア、 ニューカレドニアなど)及びマイヨット。 存続期間及び更新 登録商標の存続期間は出願日より10年で、10年ごとに更新が可能。 更新申請は存続期限満了前6ヶ月の間に行う。6ヶ月の期間が過ぎても超過料金を支払うことでさらに6ヶ月の猶予期間が 与えられる。更新にあたって識別力審査や異議審査はない。商標の変更や商品またはサービス分類の変更があるときは新 規に出願しなければならない。 登録商標の使用 正当な理由なく5年間使用されなかった商標に対しては商標の取り消しを請求できる。 権利の譲渡、ライセンス、所有権者名変更、所有権者住所変更 商標所有権の変更が第三者に対抗できるためには商標登記簿への記載手続きがされなければならない。所有権者名や住所 の単なる変更は登記を義務付けられない。商標権の譲渡が商標登記簿に登録された場合は商標の更新は新しい商標権者の 名において行わなければならない。 商標権の喪失 非更新 :更新手続きは存続期限満了前6ヶ月の間に行わなければならない。 不使用:正当な理由なく連続して5年間使用されなかった商標はその商標に利害関係を持つ第三者によって取り消し申請 がなされる可能性がある。(商標登録年月日から5年間または、取り消し申請日から る事5年間) 商標が識別性を失う:商標がその所有者の行為または所有者の怠慢により その商標が該当商標の分類商品またはサービスの一般名称になったとき、 商品またはサービスの性質、品質または出所を(消費者に)誤って認識させるような性格をその商標が帯びたと き、 は識別性を失ったとして商標権を喪失する可能性がある。 使用黙認 商標の所有者が後発登録商標の使用を5年間黙認した場合には、後発商標の無効提訴や使用禁止提訴をすることができな くなる。 言語 出願言語はフランス語。 代理人 フランス非居住者は出願以外の手続きには代理人の任命が義務付けられている。 優先権 パリ条約加盟国あるいはWTO(世界貿易機構)加盟国において最初になされた商標登録出願日から6ヶ月の優先期間が認め られている。 ©Cabinet Beau de Loménie/1996, 2003, 2004 158, rue de l'Université - F 75340 Paris Cédex 07 Tél : +33 (0) 1 44 18 89 00 - Fax : +33 (0) 1 44 18 04 23
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