リール第三大学 - 愛知県立大学

リール第三大学(Université Lille 3)とは交流協定を結んで 20 年以上になります。その間、
本学の学生とリール第三大学の学生の交換留学が定期的に行われてきました。
*******大学の概要*********************************
しています)、「芸術と文
この大学は、フランス北
化」、「哲学」、「心理学」、
部に位置する国内有数の
「歴史学・美学・政治学」
大都市リールの郊外にあ
などの学部が挙げられま
ります。この大学は、人文
す。教員は約 830 名、学
科学、文学、芸術分野の教
生は約 18,500 名在籍して
育研究が中心で、14 の学
います。インターネット
部 (U. F. R = unité de
の URL は http://www.univformation et de recherche)を
lille3.fr/ です。また、外国
有しています。たとえば、
人別科のサイトは必ず見
「英語圏文学と文化」、
「古
て下さい。URL は http://
典文学と文化」、「ゲルマ
www.univ-lille3.fr/defi/ です。
ン・スカンディナヴィア文化」、
「ロマンス・
スラヴ・東洋文化」
(日本語学科はここに属
*******外国人別科*********************************
に対応できるフランス語を身につけます。
これらの学部とは別に、Département de
レベル B1 ではフランスの教科書レベル 3
l’Enseignement du Français à l’International が
の教科書を用いるほか、フランスの文化、
あって、外国人のためのフランス語コース
言語に充てられた時間があり、発音矯正の
が設けられています。ここではレベルが 6
時間もあります。授業料は一年で 2000 ユー
つに分けられ、初級レベルから大学入学準
ロほどですが、交換留学生は免除となりま
備課程レベルまでのフランス語が学べます。
す。ただし、社会保険料 203 ユーロ、文化
そのうちのレベル A2 およびレベル B1 が
活動費 5 ユーロ(任意)、体育登録料 3.5 ユ
本学の 3、4 年生に合ったクラスといえるで
ーロ(任意)などの諸経費は必要となりま
しょう。レベル A2 では、フランスの教科
す。
書レベル 2 を用いて日常のやや複雑な状況
*******学生寮*************************************
ロ(2012-2013 年度)の住宅手当が出ます。
リール第三大学にはいくつかの学生寮が
ただし、到着時には一ヶ月分の敷金(帰国
あり、交換学生は優先的に入寮が認められ
時に一部戻ってきます)が必要です。
ます。寮費は一カ月 215.48 ユーロ(20122013 年度)です。一ヶ月当たり 55.60 ユー
*******連絡先*************************************
長沼圭一(国際交流推進委員兼リール部会
リール部会はヨーロッパ学科フランス語
長)が担当しています。このうちの誰かに
圏専攻の教員 3 名からなり、平成 26 年度は
相談してください。
天野知恵子(専攻主任)、原潮巳(教務委員)、
*******その他*************************************
交流協定でリール第三大学に留学する場
フランス滞在経験がないことが条件となり
合、留学時 3 年生以上であり、半年以上の
ます。
*******留学希望者の選抜**************************
攻以外からの応募者は、
「仏検」2 級、DELF
留学生は 2 名まで推薦しますが、選抜はリー
B1 と同等のフランス語運用能力を有してい
ル部会の責任で 1、2 年次のフランス語の成
ることが求められます。
績と人柄を重視して行います。原則として選
(文責 長沼圭一)
抜試験は行いません。また、フランス語圏専

留学を希望する学生へ(フランス語圏専攻)
2014.11
留学までの手続き
1.学生便覧の「留学制度」
、および学則第7章、さらに、留学説明会などで配られる「留学のてびき」をよ
く読んで、早くから準備してください。休学届けは、直前では受け付けられません。
2.留学の意志をもったらまず、教員に相談してください。→ 短期留学の場合も含め、教員に知らせずに
海外に行ってはいけません!
・どこの学校へ? → 留学先は自由に選べますが、単位認定できるところは限られます(下記参照)。
・在学のままか、休学していくか? → 長期留学の場合、在籍3年目の後期から1年間休学して留学
し、翌年に4年目の後期から復学する形がもっとも望ましい形です。なお休学期間と留学期間にはズ
レがあります。
・留学先での履修を、愛知県立大学の単位として認定してほしいときは、留学前に申し出て下さい。留
学後、新たに申請することはできません。また、一定以上の成績でないと、認定はできません。
3.留学すると決めたら、登録はすみやかに! → 登録の締め切りはけっこう早いです。
4.学生ビザの取得など、渡航前に必要なことは、フランス大使館のHPなどで確認して下さい。
→ フランスでの滞在が 3 ヶ月を越える長期学生ビザを申請する前に、Campus France(フランス
政府留学局)で手続きをする必要があります。
現地到着後
5.到着したら必ず、ゼミ担当教員、専攻主任、学生留学担当教員にメールで知らせて下さい。
6.大学から急ぎ通達がなされることもあります。必ず、いつでも連絡がとれるようにしておいて下さい。
7.帰国時に、取得した成績証明書や授業のシラバスなど、留学先での勉強に関するものは何でも持ち帰る
こと。 → 単位認定希望の場合は絶対必要ですが、希望しない場合でも、将来役立つことがあります。
帰国後
8.帰国したら、すぐにゼミ担当教員、専攻主任、学生留学担当教員に報告すること。
9.単位認定希望の場合は8月末頃までに帰国し、学科の教務委員と学生留学担当の教員に相談に来ること。
ただし、希望通り単位認定がなされるとは限りませんし、結果が出るまでには時間がかかります。
10.後輩向けに、
「留学経験」を話す催しには協力してください。そのためにも、有益な情報はきちんとメモ
をしてきてください。
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フランス語圏専攻の専門教育科目として単位認定できるのは、
以下の学校でおさめた成績に限ります。
*協定校・・・リール第三大学 (Université Lille 3)
トゥールーズ大学ジャン・ジョレス校 (Université Toulouse – Jean Jaurès)
ケベック大学モントリオール校 (Université du Québec à Montréal)
*協議校・・・これまでに協議が成立した、下記の6つの学校です。
・パリ・カトリック学院 (Institut Catholique de Paris)
・ソルボンヌ大学(言語文明講座) (Cours de Langue et Civilisation de la Sorbonne)
・モンプリエ第三大学 (Université Paul-Valéry-Montpellier 3)
・グルノーブル第三大学 (Université Stendhal-Grenoble 3)
・トゥレーヌ学院 (Institut d'Études Françaises de Touraine)
・ナント大学 (Université de Nantes)