平成23年度 学校法人西口学園 事業報告書

平成23年度 学校法人西口学園 事業報告書
1、 法人の概要
(1) 建学の精神
本校は、服飾ならびに福祉に関する教育をとおして、「平等で文化的な社会・弱者に やさしい社会の創造」に貢献しうる人材の育成をめざします。
(2) 学校法人の沿革
昭和28年 洋・和裁の専門学校として、新橋洋裁学院を設立。
昭和31年 新橋洋裁学院を野田文化服装学院へ改称。
昭和33年 東京の文化服装学院連鎖校として認可。
昭和42年 学校法人西口学園を設置。
昭和44年 4階建て校舎新築。
昭和52年 専修学校被服専門課程・被服高等過程を設置。
野田文化服装学院を野田文化服装専門学校へ改称とともに、阪神家政専門
学校を設置。
昭和53年 阪神家政専門学校、5階建て校舎新築。
昭和56年 阪神家政専門学校、2階建て実習施設を増築。
昭和59年 野田文化服装専門学校を阪神ファッション工芸専門学校へ改称、5階建て
校舎新築。
昭和62年~平成5年
阪神ファッション工芸専門学校、フランスのファッション専門学校とニー
ス市でジョイントショーを開催。
平成 8年 阪神家政専門学校、高等課程に福祉科を設置。
阪神家政専門学校を阪神家政高等専修学校へ改称。
平成 9年 スクールカウンセリング室を設置。
平成10年 社会福祉法人阪神長楽苑を設立し、居宅介護支援事業所・デイサービスセ
ンター運営開始。
平成12年 ファッション販売演習室(VSET-Hanshin)を設置。
平成15年 ヘアメイク実習室(メイクアップスタジオ)を設置。
平成16年 阪神ファッション工芸専門学校、ファッション工芸学科の設備を拡充。
平成17年 阪神ファッション工芸専門学校、創立50周年記念事業の一環として新V
ISを導入。
平成19年 阪神ファッション工芸専門学校を大阪ファッションデザイン専門学校へ
改称。
フォアードパリでファッションショーを開催。
平成20年 パリジャパンエキスポでファッションショーを開催。
平成21年 ファッションクリエート科ファッション・ビューティーコース設置。
(3) 設置する学校・学部・学科等
設置する学校
学部・学科等
阪神家政高等専修学校
ファッション科、福祉科
大 阪 フ ァ ッ シ ョ ン デ ザ イ ン フ ァ ッ シ ョ ン ク リ エ ー ト 科 、 ファッショングッズクリエート科、
専門学校
ファッションアドバンスト科
(4) 学校・学部・学科等の生徒数の状況
(平成24年5月1日現在)(単位:人)
学校名
現 員 数
ファッション科
83
福祉科
52
大阪ファッシ
ファッションクリエート科
39
ョンデザイン
ファッショングッズクリエート科
16
専門学校
ファッションアドバンスト科
阪神家政高等
専修学校
5
(5) 役員
理事6名(理事長 西口英男)、評議員 13 名、監事 2 名
(6) 教職員の概要
(平成24年3月31日現在)(単位:人)
区 分
教
員
職
員
阪神家政
大阪ファッション
計
本務
15
6
21
兼務
21
15
36
本務
5
3
8
兼務
0
0
0
(7) その他
技能連携校制度
当学校法人の阪神家政高等専修学校は、向陽台高等学校との技能連携制度により、
普通科目の単位を習得することができます。
2、 事業の概要
(1) 事業の概要
当学校法人を取り巻く環境は、少子化の進行や経済状況等の変化等により非常に厳しい
学生・生徒募集を強いられています。
このような中におきまして、大阪ファッションデザイン専門学校においては、服飾雑貨
系ならびにビューティー系の新たなコースを設置し、毎年微増ではあるが入学者数が増
加しています。
(2) 主な事業の目的・計画及びその進捗状況
現代社会のニーズもしくはウォンツを満たす知識・技術は何であるかを常に研究し、
今後益々、より柔軟にカリキュラムへの反映を行っていかなければならないと考えます。
新学科・コースの新たな展開を含めて、学生・生徒にいかに「夢」と「生きる力」を与
えられるかの研究を引き続き重ねていきます。
(3) 施設等の状況
現有施設設備の所在地等の説明
主な施設設備の状況は次のとおりである。
所在地
大阪市福島区 施設等
校地他
面積等
1752.74 ㎡
取得価額
帳簿価額
479,204 千円
479,204 千円
摘 要
吉野
校舎
-
311,417 千円
86,243 千円
校舎
-
160,068 千円
78,589 千円
阪神家政高等専修学校
大阪ファッションデザイ
ン専門学校
3、 財務の概要
(1) 決算の概要
① 貸借対照表の状況
投資有価証券および有価証券が減少している主な理由は、一部の有価証券等を売却した
ためである。
基本金は、有形固定資産の除却等に伴い 8,718 千円取り崩している。
② 収支計算書の状況
当年度の消費収入は、188,747 千円となり、前年度に比べて約 54,174 千円の減収とな
った。その主な内容は、前年度にあった一般寄付金が今年度はないこと、さらに学生生
徒納付金収入、資産運用収入が減少しているためである。
消費支出は、資産処分差額が前年度に比べ約 127,174 千円減少したほか、人件費、教
育研究経費、管理経費も減少している。。
資産処分差額が大幅に減少した理由は、昨年度は有価証券の評価損を計上していたため
である。
(2) 経年比較
① 貸借対照表
(単位:千円)
21 年度末
22 年度末
本年度末
固定資産
1,160,811
1,120,728
1,106,157
流動資産
569,203
442,327
387,238
1,730,014
1,563,056
1,493,396
固定負債
37,620
38,513
42,532
流動負債
69,193
68,097
66,651
106,266
106,610
109,183
1,187,645
1,168,887
1,160,169
436,103
287,557
224,043
1,730,014
1,563,056
1,493,396
資産の部合計
負債の部合計
基本金の部合計
消費収支差額の部合計
負債の部、基本金の部及び消費収支差額の部合計
② 収支計算書
ア)資金収支計算書
(単位:千円)
収入の部
21 年度
22 年度
本年度
94,203
99,918
88,041
手数料収入
1,020
718
739
寄付金収入
13,000
30,000
0
補助金収入
59,732
58,564
61,213
資産運用収入
21,822
24,364
12,755
資産売却収入
35,845
20,530
48,406
事業収入
20,659
27,695
25,180
1,268
1,660
818
0
30,000
0
前受金収入
50,702
45,688
51,035
その他の収入
39,284
66,298
45,822
△52,225
△50,702
△46,244
前年度繰越支払資金
254,880
237,788
254,523
収入の部合計
540,195
592,525
542,290
学生生徒納付金収入
雑収入
借入金等収入
資金収入調整勘定
支出の部
21 年度
22 年度
本年度
182,293
145,664
140,517
教育研究経費支出
42,991
58,683
47,243
管理経費支出
44,561
44,830
37,068
借入金等利息支出
0
217
0
借入金等返済支出
0
30,000
0
設備関係支出
2,132
1,345
0
その他の支出
40,060
71,091
59,843
資金支出調整勘定
△9,632
△13,828
△7,506
次年度繰越支払資金
237,788
254,523
265,124
支出の部合計
540,195
592,525
542,290
人件費支出
イ)消費収支計算書
(単位:千円)
消費収入の部
21 年度
22 年度
本年度
94,203
99,918
88,041
手数料
1,020
718
739
寄付金
13,000
30,000
30,000
補助金
59,732
58,564
61,213
資産運用収入
21,822
24,364
12,755
事業収入
20,659
27,695
25,180
1,268
1,660
818
211,707
242,921
188,747
基本金組入額合計
△173
0
0
消費収入の部合計
211,533
242,921
188,747
学生生徒納付金
雑収入
帰属収入合計
消費支出の部
21 年度
22 年度
本年度
164,657
147,104
144,537
教育研究経費
52,443
68,229
56,757
管理経費
45,588
45,876
38,062
借入金等利息
0
217
0
資産処分差額
19,827
148,798
21,623
282,517
410,225
260,980
70,983
167,303
72,232
497,681
436,103
287,557
9,404
18,757
8,718
436,103
287,557
224,043
人件費
消費支出の部合計
当年度消費支出超過額
前年度繰越消費収入超過額
基本金取崩額
翌年度繰越消費収入超過額