学位・研究業績等 (PDF ファイル 0.23MB)

○小早川 睦貴
○学位
博士(人間・環境学)
○教育研究業績
事項
教育上の
能力に関 教育方法の実践例
する事項
年月
概要
H26.9~
講義で使用した資料を学内サー
バーに置き、学生にダウンロードし
て使用させることにより復習を促進
した
H26.4~
心理学的プロセスに関連した現象
について、文字の説明をなるべく避
け、動画・音声などを用い、学生の
理解を促進した。
H25.4~
およそ講義4回ごとに、習った内容
について数分程度で内容を確認す
るテストを行うことで、学生の理解
度を確認し、意欲の向上および復
習の促進を図った
H25.4~
講義内でカバーしきれなかった質
問やコメントについて、カードに記
入してもらい、学習の動機を高める
とともに次回の講義で回答や補足
説明を行った
H25.4~
講義で用いたヴィジュアル資料を
配布して復習を促進するとともに、
穴埋め形式にすることで学習内容
やポイントを明らかにし、授業中の
集中度を高めた。
授業評価アンケートの独自実施 H25.4~
大学がオフィシャルに作成している
授業評価アンケートとは別にアン
ケートを行い、学生の授業に対す
る要望を取り入れることに役立て
た。
関東学院大学 「神経心理学」
講義 動画・音声資料の利用
H23.4~
心理学的プロセスに関連した現象
について、文字の説明をなるべく避
け、動画・音声などを用い、学生の
理解を促進した。
脳構造模型の使用
H23.4~
脳の構造は3次元的で構造が理解
しにくいため、立体模型を用いて解
説を行った。
確認小テストの実施
H23.4~
前回の講義の内容について、数分
程度で内容を確認するテストを行
い、学生の理解度を確認し、意欲
の向上を図った
コメントカードの使用
H23.4~
講義内でカバーしきれなかった質
問やコメントについて、カードに記
入してもらい、次回の講義で回答
や補足説明を行った
東京情報大学 「特別講義」「心
理学概論」「認知心理学」「心理
学研究法」担当
授業資料のWeb配布
動画・音声資料の利用
確認小テストの実施
コメントカードの使用
穴埋め資料の配布
教育上の能力に関する大学
等の評価
WEBにシステムによる資料の配
H23.4~
布
講義中に用いた配布資料や解説
をWEBシステムにより配布し、学習
と理解の促進を図った
東京情報大学、学生による講義
H25~
アンケート
全ての授業に関する全ての項目に
ついて、継続して5段階中4.2点以
上を得ている。
関東学院大学、学生による講義 H23.8,
アンケート
H24.8
いずれの年度も、5段階中、総合評
価平均点4.0点を得た。
東京情報大学公開講座「心と身
実務の経験を有する者につい
体の健康 脳と心を健やかにす H25.12.14
ての特記事項
ごそう」講師
地域住民や学生にむけて公開講
座を行い、認知症やうつ病につい
て内容の解説および予防法の説明
を行った。
新任教員向けのFD研修に参加し、
FD推進ワークショップ(新任専
板書を中心とした授業づくりおよび
任教員向け)「大学教員の職能 H25.8.9・10
学生とのコミュニケーションについ
開発とFD」参加
てスキルを磨いた。
教員免許更新講習講師
H25.8.7・
H26.8.7
教員免許更新講習にて講師を務
め、学校教育相談の基礎と充実と
いうテーマのうち、発達障害と脳機
能について話した。
事項
年月
概要
東京都練馬障害者支援ホームに
て、福祉業務や医療業務従事者を
対象に高次脳機能障害について
H24.2,3H20. 解説・指導した。城南PD講演会に
医療従事者に対する講演、およ 10, H19.8,7 て医療従事者を対象として、神経
び指導
~
疾患における心理症状について解
説した。昭和大学神経内科におい
て、医師の国内留学生や大学院生
に対して研究指導や論文・プレゼ
ンテーションの添削を行った。
職務上の
実績に関 実務の経験を有する者につい 東京情報大学試行プロジェクト
H26.2~9
する事項 ての特記事項
研究WG
その他
ワーキンググループメンバーとして
プロジェクト研究の試行段階の運
営に携わった
東京情報大学フレッシュマン
キャンプWG
H26.2~
ワーキンググループメンバーとして
新入生歓迎合宿の運営に携わっ
た
東京情報大学入試・広報委員
H25.4~
入試システムやその運用、および
広報展開の方針や実務について
担当した
千葉黎明高等学校体験授業
H26.12.17
高校生を対象に、大学の心理学講
義を体験してもらうため、感情につ
いて講義を行った。
千葉県立佐原白楊高校 職業
説明・模擬講義
H26.11.20
大学における情報系の学びとは何
かに関して、高校生の授業の一環
として解説した。
千葉県立八街高校 見学会
H26.10.30
高校生を対象に、大学の心理学講
義を体験してもらうため、感情につ
いて講義を行った。
都立小岩高校 高校内ガイダン
H26.3.19
ス
大学における人文社会系の学びと
は何かに関して、高校生の授業の
一環としてインタビューを受け解説
した。
都立浅草高校 模擬授業
(H25/10/11)
H25.10.11
高校生を対象に、大学の心理学講
義を体験してもらうため、動機付け
について講義を行った。
都立一橋高校 模擬授業
H25.7.10
高校生を対象に、大学の心理学講
義を体験してもらうため、動機付け
について講義を行った。
千葉県立八街高等学校 インタ
H25.5.8
ビュー学習
職業とは何か社会人とは何かに関
して、高校生の授業の一環としてイ
ンタビューを受けた。
東京情報大学公式サイト「クロ
ストーク」
大学における学びや社会との関連
について、多彩な分野の教員と対
談をし、その内容をWebページを通
して啓蒙した。
H25.10~
東京情報大学心理・教育コース
H25.5~
ホームページ更新
コースの公式HPおよびフェイスブッ
クページの更新を担当し、情報の
収集、記事執筆および内容アップ
ロードを行った。
発行又は発表の年月
年度
発行所、発表雑誌等又は発表学会
概要
等の名称
H24.2
専門編集, 河村満. 総編集, 辻省次. 小
早川睦貴。 認知症で起こる障害のう
ち、社会性に関わる機能の低下につい
て述べた。社会的認知機能を他者心
理を認知する機能と自己の行動を選択
する機能に大別し、それらと認知症の
症状や病巣との関連を解説した。眼窩
中山書店 B5 452ページ (4章13節,
前頭皮質や扁桃体などを含む辺縁系
pp.339-342)
の病変例における社会的認知障害に
も触れ、関連する社会的認知機能の評
価法を紹介した。社会的認知機能は、
情動、学習、記憶など様々な要因の影
響を考慮し、慎重に評価を行う必要を
指摘した。4章13節 認知症で起こる神
経心理学的症候 社会的認知障害
○著書・研究論文
著書、学術論文等の名称
著書
認知症-神経心理学的アプ
ローチ (アクチュアル 脳・神
経疾患の臨床)
共著
著書、学術論文等の名称
発行又は発表の年月
年度
Neurology and Clinical
Neuroscience, in press
Murakami, H, Owan, Y, Oguchi, T,
Nomoto, S, Shozawa, H, Kubota, S,
Mori, Y, Mizuma, K, Futamura, A,
Kobayakawa, M, Kezuka, M,
Midorikawa, A, Miller, MW and
Kawamura, M. 共同研究につき担当分
抽出不可能。パーキンソン病の認知機
能に関して、遂行機能という機能に焦
点を絞って検討を行った。パーキンソン
病では運動症状が主とした症状である
が、筋道だててものごとを考えたり、行
動の段取りを立てる機能にも問題があ
ることが知られていた。この機能を遂行
機能と呼ぶが、遂行機能のうちで詳細
にどのような機能に問題がみられるの
かを検討した。結果として、認知症を併
発していない症例においてもいくつか
の遂行機能に問題がみられ、かつそれ
らの機能は歩行障害の程度と相関して
いることが明らかになった。
H26.9.1
神経心理学, 30(3), pp.233-240.
査読有
小早川睦貴, 鶴谷奈津子, 河村満.
共同研究につき担当分抽出不可能。
パーキンソン病における意思決定機能
に関して検討を行った。パーキンソン病
では様々な行動異常がみられる場合
があるが報酬と罰を用いた課題で検討
を行ったところ、罰に対する感受性が
健常者と異なることが明らかになった。
H25.9.1
Murakami, H., Owan, Y., Mori, Y., Fujita,
K., Futamura, A., Sugimoto, A.,
Kobayakawa, M., Kezuka, M.,
Midorikawa A., Kawamura, M.. 共同研
Neurology and Clinical
究につき担当分抽出不可能。パーキン
Neuroscience, 1(5), pp.172-6 査読 ソン病における知的機能に関して検討
有
を行った。パーキンソン病では様々な
運動症状がみられるが、姿勢に関する
症状と前頭葉機能が、無道に関する症
状と視空間機能が相関することがわ
かった。
H25.3.1
Tsuruya N, Kobayakawa M, Futamura
A, Sugimoto A, Kawamura M. 共同研究
につき担当分抽出不可能。脳内の
Neurology and Clinical
Broca野と呼ばれる領域の心理学的な
Neuroscience, 1(2), pp.55-62. 査読 機能について検討を行った。この領域
有
は従来言語の表出に関連することが
知られていたが、本検討からは言語的
命令に対して身振りを表出することに
も関連していることが明らかとなった。
H24.4.1
Japan Neuroscience Society,
Neuroscience Research, 72, 4,
pp.341-346 査読有
Kobayakawa, M., Tsuruya, N., &
Kawamura, M. 共同研究につき担当分
抽出不可能。自閉症スペクトラム障害
が見られると言われる、筋強直性ジス
トロフィー1型という疾患において、他者
の心理状態の読み取り機能について
調べた。同症例では言語・非言語の心
理読み取りに障害がみられた。他者心
理の読み取り機能は「心の理論」として
自閉症などで検討がなされてきたが、
同様の障害が筋強直性ジストロフィー
でも存在することを示した。
H24.1.1
Koyama, S., Kobayakawa, M.,
Tachibana, N., Masaoka, Y., Homma, I.,
Ishii, K., & Kawamura, M. 共同研究につ
き担当分抽出不可能。レム睡眠行動
異常症と呼ばれる疾患において、社会
的認知機能や一般性認知機能、自律
European Neurology, 67, 1, pp.18神経機能について検討した。この疾患
25 査読有
はパーキンソン病などの変性性疾患の
前駆病態であることが疑われている。
検討した症例では社会的認知機能や
自律神経機能などがみられ、パーキン
ソン病の前駆病態とする仮説を支持す
る結果が得られた。
The modified six elements
test: earlier diagnosis of the
correlation between motor
学術論文
共著
and executive dysfunction in
Parkinson’s disease without
dementia.
パーキンソン病の意思決定に
共著
おける罰の効果の検討
Correlation between motor
and cognitive functions in the
共著
progressive course of
Parkinson's disease
Does a lesion in Broca's area
共著
cause apraxia?
Theory of mind impairment in
adult-onset myotonic
共著
dystrophy type 1
Neuropsychological and
radiological assessments of
two cases with apparent
idiopathic rapid eye
movement sleep behaviour
disorder
共著
発行所、発表雑誌等又は発表学会
概要
等の名称
著書、学術論文等の名称
発行又は発表の年月
Is "reading mind in the eyes"
impaired in Parkinson's
共著
disease?
総説論文
社会的認知― その概念と評
単著
価法
パーキンソン病とコミュニケー
共著
ション機能.
社会的認知の機能分化と機
能局在
共著
意思決定における感情・情動
共著
の役割
その他
パーキンソン病におけるコミュ
共同
ニケーション機能
筋強直性ジストロフィー1型に
共同
おける心の理論
年度
H23.5.1
発行所、発表雑誌等又は発表学会
概要
等の名称
Tsuruya, N., Kobayakawa, M., &
Kawamura, M. 共同研究につき担当分
抽出不可能。パーキンソン病において
視線から得られる情報がどの程度処
理されているかを検討した。検討では
「まなざし課題」という心理推測課題を
Parkinsonism & Related Disorders, 用いて、情動的な心理推測機能を検討
17, 4, pp.246-248 査読有
した。結果として、パーキンソン病では
情動的な心理推測機能が低下してい
た。また、こうした結果は知能や視覚情
報処理機能の低下では説明されないこ
とを示し、パーキンソン病で一次性に
心の理論機能が低下していることを示
した。
H27.3.1
小早川睦貴. DSMと呼ばれる精神疾患
の診断基準が改定されたことを受け、
認知症などの神経疾患における症状
老年精神医学雑誌. 26(3), pp.277- についてその概念と評価方法を再検討
283. 査読無
した。中でも社会的認知と呼ばれる概
念に関する症状やその評価法につい
て、自験例のデータを踏まえて考察し
た。
H26.9.1
小早川睦貴, 鶴谷奈津子, 河村満. 共
同研究につき担当分抽出不可能。
パーキンソン病においてみられるコミュ
基礎心理学研究. 33(1), pp.64–69.
ニケーション機能の異常について、実
査読無
験心理学的に検討した内容をまとめ
た。基礎心理学と臨床的な研究との接
点についても考察した。
H23.12.1
H23.6.1
H25.12.1
H25.9.1
Brain and Nerve, 63, 12, pp.13521360 査読無
小早川睦貴・河村満. 共同研究につき
担当分抽出不可能。 ヒトの社会性や
他者とのコミュニケーションを支える脳
機能についてレビューした。特に、顔認
知、共感、意思決定について焦点を当
てて概観した。顔認知については他者
の同定および情動的反応について、相
貌失認などの例を挙げて考察した。共
感については心の理論やミラーニュー
ロンシステムに関する脳部位を挙げて
考察した。意思決定については辺縁系
や前頭前野の関与を中心として、情動
的な意思決定課程について述べた。
作業療法ジャーナル, 45, 7,
pp.710-716 査読無
小早川睦貴。作業療法士の読者を対
象として、ヒトが日常的に行っている意
思決定について情動的な情報処理が
及ぼす影響をレビューした。脳損傷に
伴う意思決定の問題を基本として、認
知神経心理学的な意思決定の理論に
ついて述べたほか、脳損傷など、意思
決定に問題が生じている可能性がある
人々と接する際の留意点についても考
察した。
日本基礎心理学会第32回大会要
旨集 pp.12. (金沢市文化ホール)
小早川睦貴・鶴谷奈津子・河村満. 「高
齢化社会の到来と心理学の役割にお
いてシンポジウム講演の一環として
トークを行った。パーキンソン病におけ
る認知機能の異常をコミュニケーション
の観点から話し、他のシンポジストとと
もに高齢化社会における心理学領域
の役割を議論した
第77回日本心理学会発表要旨集
pp.99(北海道医療大学)
小早川睦貴・鶴谷奈津子・河村満. 筋
強直性ジストロフィー1型(DM 1)では
自閉症スペクトラム障害のような、コ
ミュニケーションに関する変容がみられ
ることが知られてきた。この継続とし
て、言語を用いた心の理論課題におい
て成績低下がみられるか否かを検討し
たところ、DM 1例では言語を用いた心
の理論課題でも成績低下を示した。成
績は知能得点と相関を示し、DM 1の社
会的認知障害には何らかの認知的要
因が関与していることが考えられた。
著書、学術論文等の名称
発行又は発表の年月
Broca野周辺の病変による行
共同
為障害
年度
発行所、発表雑誌等又は発表学会
概要
等の名称
H24.4.1
小早川睦貴・鶴谷奈津子・河村満. ブ
ローカ野と呼ばれる領域は、これまで
言語に関わるとされてきたが、近年の
第19回脳機能とリハビリテーション
研究から、人の運動表出に関与してい
研究会発表要旨集 pp.6(千葉県立
ることが疑われてきた。その領域の損
保健医療大学)
傷例において行為表出を検討したとこ
ろ、言語的な命令を行った際に行為障
害が顕著となることが明らかとなった。