公募要領 - 一般財団法人海外産業人材育成協会

「日 ASEAN における新産業創出事業」に係る企画競争募集要領
1.事業趣旨・目的
2015 年末に ASEAN 経済共同体(AEC)が設立されたことや、昨今の世界の状況変化を
踏まえ、2016 年 8 月に開催された日 ASEAN 経済大臣会合では、
「新しい時代の日 ASEAN
協力」について議論された。具体的には、世耕経済産業大臣から、サプライチェーンやハー
ド・ソフトのインフラの整備という従来型の協力に加え、今後の ASEAN の経済発展を支
える新産業創出のための協力に力を入れるとともに、質の高いメガ FTA へのコミットメン
トとして、自由貿易の重要性を認識し、質の高い RCEP の実現を目指す、という三本柱に
よる日 ASEAN 協力を提案し、この内容を盛り込んだ日 ASEAN の今後 10 年の経済協力に
関する「日 ASEAN10 年間戦略的経済協力ロードマップ」の改訂に合意した。
特に、新産業創出については、第四次産業革命のアジア展開を日本企業と ASEAN 企業
との連携によって進めるための新しい枠組みである「日 ASEAN イノベーションネットワ
ーク」を提唱し、ASEAN 各国から、大きな期待と歓迎が寄せられた。
本事業では、ASEAN における日本企業と現地企業との国境を超えたビジネス連携を促進
し、日本の中堅・中小企業等の海外市場獲得を支援するため、日本企業と現地企業との協働
による新産業創出のための実証事業や、情報共有及び企業間交流に資するシンポジウム等
を行う他、日本と現地産業界のネットワーク構築に取組み、産業界の声を活用した各国の課
題・制度改正のフォローアップ、国を横断するルールの形成を行う等、
「日 ASEAN イノベ
ーションネットワーク」の実現に寄与する。
2.対象国:ASEAN10 か国
3.事業の内容
以下の事業を実施予定。
(1)日 ASEAN 連携による新産業創出に資する実証事業
(2)日 ASEAN 連携による新産業創出に資するシンポジウム等の開催
(3)日 ASEAN 連携による新産業創出に係る ASEAN 産業界とのネットワーク構築
4.具体的な事業内容及び実施にあたっての要件
(1)日 ASEAN 連携による新産業創出に資する実証事業
デジタル、ヘルスケア、IoT、サービス等の新産業分野において、日本企業と ASEAN
企業の連携による製品・サービスの開発や実証・評価等の取組みの実現可能性、規制改革
や制度整備等の事業展開における課題抽出を目的とした実証事業を実施する。また、実証
事業実施に係る再委託事業者等の公募、審査・採択、フォローアップ業務、再委託費等の
交付・支払い、成果の普及等、業務管理者として必要な事業を実施する。
①実施方法
委託契約等による実証事業を実施し、実施結果をとりまとめ、報告書を作成する。作成
する報告書は、実証事業の実施結果を踏まえ、日 ASEAN 企業のビジネス連携の方向性
や課題、または規制改革や制度整備等の具体的な提案を盛り込んだものとなるよう工夫
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する。
②採択方法
実証事業を実施する再委託事業者等の採択にあたっては、事業実施期間中に 2 回程度
の公募を行って広く募集するとともに、以下の条件等を考慮し、日アセアン経済産業協力
委員会(AMEICC)事務局及び経済産業省等の関係機関等を含む第三者委員会等を設置
の上、再委託先を決定する。
・採択条件:以下のア、イ、ウ、エを満たす事業とする。
ア)デジタル、ヘルスケア、IoT、サービス等の新産業分野における先進的な事業で
あること。
イ)日 ASEAN 企業のビジネス連携に資する事業であること。
ウ)製品・サービスの開発や実証・評価等の取組みの実現可能性、規制改革や制度整
備等の事業展開における課題抽出等、実証における明確なテーマが設定され、具
体的な実施地域が設定されていること。
エ)早期(委託事業終了後概ね 2 年以内)に事業化を目指す事業であること。
・採択件数:初回の公募では 10~13 件程度、2 回目以降は初回の実施結果を踏まえ、
AMEICC 事務局と相談の上、実施すること。
・予算規模:合計で 1,300,000,000 円(税込)を上限とする。
(2)日 ASEAN 連携による新産業創出に資するシンポジウム等の開催
デジタル、ヘルスケア、IoT、サービス等の新産業分野における、日 ASEAN 企業によ
る成功事例の共有や、ビジネス連携のための情報共有及び交流の機会を提供することに
よって、ASEAN における日本企業と現地企業との国境を超えたビジネス連携を促進する
ため、シンポジウムやマッチングイベント、ピッチングイベント等、以下の事業を実施す
る。
①シンポジウムの開催
a)目的
・日 ASEAN 間で実際に行われているビジネスの成功事例を共有することにより、
双方の協力を後押しする機運を醸成する。
・ASEAN 各国関係者に対し、日 ASEAN 間におけるビジネスの現状や産業界の方向
性を認識させ、今後の日 ASEAN 経済協力の方向性を共有する。
b)実施方法
・上記a.目的に沿ったテーマを設定し、シンポジウム全体の企画・運営を行う。
・新産業分野における有識者、国際機関等の専門家、日 ASEAN 企業及びビジネス支
援事業者等を登壇者として招聘する。
・日 ASEAN の新産業分野におけるビジネス連携に関心を持つ一般、ビジネス関係
者を聴講者として集めるため、広報活動を実施する。
・2017 年 4 月上旬に開催予定の「ASEAN 経済大臣ロードショー」の併催イベント
として実施する。資料翻訳・印刷、通訳手配等、シンポジウム開催に必要な準備を
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行うとともに、開催当日の会議運営を行う。
②マッチングイベントの開催
a)目的
・日 ASEAN 企業が有する技術や経営ノウハウといった優位性の相互理解を進め、
日 ASEAN 間の企業連携を促進するため、情報共有及び交流の機会を提供する。
b)実施方法
・上記a.目的に沿ったテーマを設定し、マッチングイベント全体の企画・運営を行
う。
・出展企業は IT、ヘルスケア、サービス分野等から、将来有望な日 ASEAN 企業を
選定し、ブースの設営及び出展企業によるプレゼンテーション等にかかる調整を
行う。
・マッチングイベント実施にあたって、事前に希望調査を実施し、マッチングの調整
を行う。
・2017 年 4 月上旬に開催予定の「ASEAN 経済大臣ロードショー」の併催イベント
として実施する。資料翻訳・印刷、通訳手配等、マッチングイベント開催に必要な
準備を行うとともに、開催当日の会議運営を行う。
③ピッチング等のネットワーキングイベントの開催
a)目的
・日 ASEAN の起業家、もしくは起業を志す者が有するアイディアや技術を日
ASEAN 双方の投資家・ビジネス関係者に PR し、交流する機会を提供することに
より、両地域での新たなビジネス展開・起業及び日 ASEAN 双方向での起業支援
を促進する。
b)実施方法
・上記a.目的に沿ったテーマを設定し、イベント全体の企画・運営を行う。
・ASEAN にて事業展開中(あるいは展開予定)の日 ASEAN 企業、日 ASEAN に拠
点を置くベンチャーキャピタル等を参加者として招聘する。
・日 ASEAN での新たなビジネス展開・起業及び日 ASEAN 双方向での起業支援に
関心を持つ一般、ビジネス関係者等を聴講者として集めるため、広報活動を実施す
る。
・タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、フィリピン等を中心に、ASEAN 域
内にて 10 回程度開催する。具体的な開催場所については、AMEICC 事務局と相
談の上、実施すること。
(3)日 ASEAN 連携による新産業創出に係る ASEAN 産業界とのネットワーク構築
日 ASEAN のビジネス団体が連携し、デジタル、ヘルスケア、IoT、サービス等の新産
業分野における、日 ASEAN 企業のビジネス連携の促進や、その取組みの中で顕在化し
た課題に対する制度改正等の要望をとりまとめ、日 ASEAN 政府関係者に対する政策提
言を実施するため、日 ASEAN 産業界の会合開催を支援する。具体的には、会場設営や資
料翻訳・印刷、出席者の招聘等、必要な支援について AMEICC 事務局及び経済産業省等
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と相談の上、実施すること。
5.留意事項
本事業は、日本と ASEAN 各国の政府・企業関係者と密に連絡を取る必要があるた
め、受託者においては、日本及び ASEAN 地域の双方において活動拠点を有し、これら
の拠点に担当者を配置することで、情報収集や連絡調整等の柔軟な対応ができることが
望ましい。
6.成果物
(1) 成果物:
① 日 ASEAN 連携による新産業創出に資する実証事業報告書
② 日 ASEAN 連携による新産業創出に資するシンポジウム、ピッチング等のネ
ットワーキングイベント等の開催報告書
③ 日 ASEAN 連携による新産業創出に係る ASEAN 産業界とのネットワーク構
築報告書
④ その他関連資料
(2) 納品形態: CD-R 10 式
2017 年 12 月 28 日(木)
(3) 提出期限: 成果物(中間報告)
成果物(最終報告原案)
2018 年 12 月 28 日(金)
成果物(最終報告)
2019 年 3 月 29 日(金)
(4) 提出場所: 以下それぞれに対し、5 式ずつ CD-R を送付すること。また適宜求め
に応じ、印刷物も納入すること。
① 経済産業省アジア大洋州課(ASEAN 地域担当)
東京都千代田区霞が関 1-3-1
Tel: +81-3-3501-1953
② (一財)海外産業人材育成協会
バンコク事務所(AMEICC 事業担当)
Nantawan Building 16F, 161 Rajadamri Road, Pathumwan, Bangkok,
10330, Thailand
Tel: +66-2-255-2370
7.契約要件
(1) 契約形態:委託契約(概算契約)
(2) 採択件数:1 件
(3) 契約期間:契約日 2016 年 12 月 27 日(予定)より 2019 年 3 月 29 日までとす
る。
(4) 予算規模:1,550,000,000 円(消費税を含む)を上限とする。なお、最終的な実施
内容、契約金額については、採択された企画提案を確認・調整した上で決定する
こととする。
(5) 協会の契約者:
(一財)海外産業人材育成協会(HIDA)の契約者は、本事業が日
ASEAN 経済産業協力委員会(AMEICC)事業の一環である関係から、HIDA バ
ンコク事務所長とする。
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(6) 支払い:原則として事業終了後に、事業者(受託者)より提出いただく実績報告
書及び本件業務に要した経費の証憑に基づき、原則として現地調査を行って支払
額を確定し、一括して精算支払いする(円貨により銀行振込)。なお、委託業務の
完了前に必要な経費を概算にて請求し、適当と判断される場合は概算支払を行う
こととする。詳細は契約書で定める。
なお、支払額は、契約金額の範囲内であって実際に支出を要したと認められる費
用の合計となります。このため、全ての支出には、その収支を明らかにした帳簿
類及び領収書等の証拠書類が必要となります。また、支出額及び内容についても
厳格に審査し、これを満たさない経費については、支払額の対象外となる可能性
もあります。
8.応募資格(本競争参加資格)
(1) 予算決算及び会計令(昭和 22 年勅令第 165 号) 第 70 条及び第 71 条の規定に該
当しない者であること。
(2) 経済産業省所管補助金交付等の停止及び契約に係る指名停止等措置要領(平成 15・
01・29 会課第 1 号)別表第一及び第二の各号第一欄に掲げる措置要件のいずれに
も該当しないこと。
(3) 本調査業務を的確に遂行するに足る組織・体制及び人員等を有していること。
(4) 本調査業務を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、かつ、資金等について
十分な管理能力を有していること。
(5) 日本に法人格を有するものであること。
(6) 平成 28 年 12 月において有効な、国の各省各庁における競争参加者資格審査によ
り、役務提供等(調査・研究)の「B」の等級もしくはそれ以上の等級に格付けされ
ている競争参加資格を有する者であること。
(7) 会社更生法(昭和 27 年法律第 172 号)に基づき更正手続き開始の申し立てがなさ
れている者または民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づき再生手続き開始
の申し立てがなされている者ではないこと (手続き開始の決定後、再認定を受け
ている者を除く)。
9.応募方法
本公募要領を熟読の上、上記8.の応募資格を満たしていることを確認し、2016 年 12
月 20 日(火)16 時(日本時間)まで【必着】に、下記11.の応募必要書類を以下へ提
出して下さい。
(注)下記11.の応募必書類の(1)公募申請書(様式1)については、事前(12 月
14 日(水)15 時まで)に、公募申請書(押印不要)を E-mail 添付で下記へ送付し、
本競争参加の意思表明を行って下さい。押印された正本は他の応募必要書類と共に、改
めて提出して下さい。参加の意思表明をされた先に、質疑の回答を開示(2016 年 12 月
16 日)いたします。
企画提案書の宛先
E-mail:
住所:〒120-8354
東京都足立区千住東 1 丁目 30-1
一般財団法人海外産業人材育成協会
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(担当:松永)
Tel: 03-3888-8213
AMEICC 事務局支援室
10.応募手続き
(募集期間)
2016 年 12 月 5 日(月)~12 月 20 日(火)16 時必着
(説明会の開催)
開催日時:2016 年 12 月 8 日(木)
開催場所:経済産業省
11 時から 12 時
本館 13 階東 8 会議室
11.応募必要書類
正本 1 部
(1)公募申請書(様式1)
(2)企画提案書(様式2
及び別紙の「支出計画」) 正本 1 部
及び副本(正本のコ
ピー可、提案者名抜きまたは墨塗り)5 部
(3)会社概要(事業概要)書
1部
(4)直近 3 年分の決算報告書(貸借対照表及び損益計算書)
(企業の単体ベース、ただ
し、連結がある場合には、連結決算も併せて提出)
各1部
(5)登記簿謄本(履歴事項全部証明書/3 か月以内のもの)
1部
(6)平成 28 年 12 月において有効な国の各省庁における資格審査結果通知書(全省庁
統一資格)の写し
1部
(7)(1)~(2)のファイルデータを保存した電子媒体(CD-ROM 等)1 部
※(1)~(2)は、所定の様式(当協会ホームページの本企画競争公告よりダウンロ
ード可)
12.審査方法
(1) 提出された応募書類に基づき、企画競争方式による審査委員会(技術審査)で審
査を行います。審査は、提出書類に基づき書面審査を行うとともに、必要に応じ
てヒアリング等を行うこともあります。
技術審査項目:
・提案内容(事業実施方法の妥当性・独創性・実現可能性、事業実施体制の妥当
性、計上経費の妥当性・費用対効果)
・組織の経験・能力(類似調査業務の経験、調査実施能力)
・業務従事者の経験・能力(本業務分野に関する知識、業歴、資格・学歴等)
(2) 審査結果(採択又は非採択)の決定は、速やかに通知します。なお、採択・非採
択の理由等個別の問い合わせについては応じられませんので、予めご了承くださ
い。
(3) 提出書類は返却いたしませんので御留意ください。
13.経費の計上
(1)経費の区分
本事業の対象とする経費は、事業の遂行に直接必要な経費及び事業成果の取り
まとめに必要な経費であり、具体的には以下のとおり。
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経費項目
Ⅰ.人件費
内容
事業に従事する者の作業時間に対する人件費
Ⅱ.事業費
旅費
事業を行うために必要な国内出張及び海外出張に係る経費
会場費
事業を行うために必要な会議、講演会、シンポジウム等に要する
経費(会場借料、機材借料及び茶菓料(お茶代)等)
謝金
事業を行うために必要な謝金(会議・講演会・シンポジウム等に
出席した外部専門家当に対する謝金、講演・原稿の執筆・研究協
力当に対する謝金等)
備品費
事業を行うために必要な物品(ただし、1年以上継続して使用で
きるもの)の購入、製造に必要な経費
(借料及び損料)
事業を行うために必要な機械器具等のリース・レンタルに要する
経費
消耗品費
事業を行うために必要な物品であって備品費に属さないもの(た
だし、当該事業のみで使用されることが確認できるもの。)の購
入に要する経費
外注費
受託者が直接実施することができないもの又は適当でないもの
について、他の事業者に外注するために必要な経費(請負契約)
印刷製本費
事業で使用するパンフレット・リーフレット、事業成果報告書等
の印刷製本に関する経費
補助職員人件費
事業を実施するために必要な補助員(アルバイト等)に係る経費
その他諸経費
事業を行うために必要な経費のうち、当該事業のために使用され
ることが特定・確認できるものであって、他のいずれの区分にも
属さないもの
例)
通信運搬費(郵便料、運送代、通信・電話料等)
光熱水料(電気、水道、ガス。例えば、大規模な研究施設等
について、専用のメータの検針により当該事業に使用した料
金が算出できる場合)
設備の修繕・保守費
翻訳通訳、速記費用
文献購入費、法定検査、検定料、特許出願関連費用等
Ⅲ.再委託費
発注者との取決めにおいて、受注者が当該事業の一部を他者に行
わせる(委任又は準委任する)ために必要な経費
Ⅳ.一般管理費
委託事業を行うために必要な経費であって、当該事業に要した経
費としての抽出、特定が困難なものについて、委託契約締結時の
条件に基づいて一定割合の支払を認められた間接経費
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(2)直接経費として計上できない経費
・建築等施設に関する経費
・事業内容に照らして当然備えているべき機器・備品等(机、椅子、書棚等の什器類、
事務機等)
・事業実施中に発生した事故・災害の処理のための経費
・その他事業に関係ない経費
13.問合せ先
一般財団法人海外産業人材育成協会(HIDA)
AMEICC 事務局支援室
E-mail:
本件に関する問い合わせは、メールにてお願いたします。
以上
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