時流潮流　寄稿公益財団法人おかやま環境ネットワークニュース　No.71 井勝　久喜持続可能な社会作りの指標自由民主党が政権の座に返り咲経済成長が不可能であることは誰出される地球幸福指数（HPI）、社き、安倍首相が「3 本の矢」と表が考えても明かだと思います。し会、環境、経済の指標を取り込ん現している「大胆な金融政策」、「機かしながら、現在の社会システムで算出されている人間満足度尺度動的な財政政策」、「民間投資を喚において経済成長を止める政策を（HSM）などの指標があげられます。起する成長戦略」という３つの政実施すると社会システムが不安定これらの指標を社会作りの指標と策を打ち出しました。この原稿をとなり、社会が崩壊してしまうかして利用することができれば、経書いている時点では、円安が進み、もしれないことから、持続不可能済成長一辺倒の社会作りから、人株価も上がり、景気が回復傾向にであることが分かっていても経済の幸福と地球環境を考慮した社会あるようにマスコミが騒いでいま成長を目標とせざるを得ないとい作りが可能となると思われますが、すが、果たして実体経済が本当にうジレンマに陥っているのが現状現状では為政者が使える世界共通回復しているのでしょうか。現政だと思います。の指標はまだできていません。こ権の政策目標の一つに２％のイン現在、成長の指標として国内総れは、人が幸福だと感じる度合いフレ目標が掲げられています。言生産（GDP）が用いられていますが、が、住んでいる地域の環境、文化、葉では簡単に２％といっています GDP を指標として用いることに問宗教、政治システム、人間関係なが、年率２％の経済成長を続ける題があることは多くの経済学者もどによって大きく違っていることと、経済規模が３５年で現在の２認めており、社会の進歩の指標とから、全世界共通の幸せの指標を倍になるということを意味していして GDP を用いることは明らかに作成することが難しいからだと思ます。資源、エネルギー、地球環限界があります。もちろん、GDP われます。境問題という制約の中で、本当にに代わる社会作りの指標としてい経済が成長し、GDP が増えるこそのような経済成長が可能なのでろいろな指標が開発されています。とが幸せだと思い込んできた（思しょうか。たとえ一時的には可能例えば、ブータン政府が国作りのい込まされてきた）国民に、これであったとしても、終わりのない指標として用いている国民総幸福からは、違う指標で社会作りをし（GNH）、地球環境の持続可能性にますと言っても受け入れてもらう考慮してハーマン・デイリーらにことは難しいかもしれません。しよって開発された持続可能な経済かしながら、GDP を発展の指標と厚生指標／真の進歩指標（ISEW/ した社会作りはもはや不可能だと GPI）、国連開発計画が毎年発表し言うことを、われわれ一般市民もている人間開発指数（HDI）、生活理解しなければならないと思いま満足度と平均余命の乗数をエコロす。井勝　久喜　氏 1956 年生まれ鳥取県出身・吉備国際大学国際環境経営学部・学部長・教授・環境省登録環境カウンセラー（市民部門）・公益財団法人おかやま環境ネットワ－ク理事ジカル・フットプリントで除して算