人材育成最前線 第21号 - 富士通ラーニングメディア

特集
第4回教育ITソリューションEXPO(EDIX)に出展しました!
出展の【コンセプト図】
出展の状況
教育ITソリューションEXPO(EDIX)
とは
今年で4回目を迎える教育ITソリューションEXPO(EDIX)は、
600社が出展する国内最大の教育研修関連ソリューションに
関する展示会です。
今回は5月15日(水)∼17日(金)の3日間、東京ビックサイト
で開催され、来場者(延べ人数ではなく、入場登録者数)の実績
は約24,000人でした。会場は、電子黒板に代表されるような
教育用ハードウェア、教育・教材コンテンツ、教育用品など大まか
なカテゴリ分けがされており、会場内は自由に見て回れるよう
になっています。当社は主に企業向けのeラーニングコンテンツ
やサービスを提供する企業が集まる「eラーニングジャパン
この将 来 像にあわせて、当 社のサービスを位 置づ けると
ゾーン」に出展しました。
次頁コンセプト図のようなカタチになり、ひとつの輪につながり
ます。コンセプト図には現在既にあるサービスだけではなく、
出展のコンセプト
検討中のサービスも配置しています。今後新しいサービスや
当社は講習会やeラーニングを合わせ約950コースを開催
しています。その実績を重ねた強みを活かし、考え抜いた出展
のコンセプトは、
『「教育」から「共育」へ。学びのカタチをリ・
デザイン∼ICTを活用した な人材育成∼』
です。
Learner Centric
当社が考える
「人材育成の将来像」をデザインしました。
従来の「学び」
というと、
「知識を習得する」
ことが中心でした。
教室で講師が前に立って説明する、
というスタイルです。この
学びのカタチが出てきたら、この輪の中に追加することで、
本コンセプト図は成長し続けるモデルにもなっています。
出展内容
A∼Jの10テーマで行いました。
概要
反転学習
(Flipped
Learning)
知識習得の学びを効率化し、対話
による学びの価値を高める
B
テスト品質向上
研修効果を測定し可視化するため
のテスト開発と実施、評価
C
サテライト講習会
実習環境のクラウド化と、教室に依
存しないグループワークの提供
D
体験型eラーニング
疑似体験を通じ、失敗経験から然
るべき行動力や判断力を養成する
A
ます。ケーススタディや疑似体験ワークショップなど、より業務
に近い内容で、さまざまな人と関わりながら、気づきを得て
自身の力を鍛えていきます。
その次に求められるのが、
「仕事を実践する力」
です。
これは、業務で鍛えた応用力を活かし、周囲と関わり続け、
共に学びながら成長し、
「新しい価値やビジョンを創造」「
/ 新規
事業やサービスを創造」する力を養うものです。
これを共に学ぶ
「共育」
と位置づけました。
E
F
価値・事業創出
仕事を実践する
応用力
共育
業務で鍛える
基礎力
知識を学ぶ
教育
「教育」から「共育」へ。
違う点に共感いただいたようでした。
テーマ
する、などです。知識習得の時間が効率化されれば、
「業務で
鍛えて、応用力をつける」
ことに時間やパワーを使うことができ
関心を持っていただき、図全体の説明をする機会が多くありま
した。
「 人材育成全般」を視野に入れている点、
「物売り」
とは
教え合い、学び合う
KnowledgeC@fe
効果測定
学習者同士の気づき、教え合いで
成長の場を提供
研修企画から開発、実施、運営、
評価までを総合的にプロデュース
G
グローバル人材
異文化環境でIT技術者が活躍する
ために
H
CO☆PIT
事例紹介を通じ、
フューチャーセン
ターとしての学びの場を創出
I
J
事業変革
プログラム
人材力診断
課題解決の実践を通じ、人の成長
と未来への挑戦を支援
人 材 力を見える化し、戦 略 的な
人材育成を実現
EDIX出展に関する情報
出展内容、ブース内で行ったセミナーの情報は、当社HPに
掲載しています。資料などのダウンロードも可能ですので是非
ご覧ください。
【展示一覧】
化の方向に向かっています。
に学ぶ、サテライト講習会を利用して出張の移動時間を削減
コンセプト図については、
ご来場いただいた多くのお客様に
全体コンセプトに沿って、今回のEDIXでの出展は以下の
「カタチ」が徐々に変化しています。知識習得型の学びは効率
たとえば、eラーニングやスマートフォンを活用してスキマ時間
※図内の展示A∼Jは前頁の展示一覧とリンクしています
http://www.knowledgewing.com/kw/news/2013a/edix2013.html
EDIXは多くのお客様と直接お会いできる大変貴重な場と
考えており、出展に向けては準備から実施まで、全社一丸と
なって取り組んできました。
ご来場いただいた皆様には心から
お礼を申し上げます。来年のご来場もお待ちしております。
【ご来場お礼カード】
今回当社ブースまで足を運んでいただいたお客様は、比較的
名刺大ほどのカードに資料がダウンロードできるURLとQRコード
を記載し、会場でお配りしたところ、大変好評をいただきました。
明確な目的をもった方が多かったように思います。eラーニング
コンテンツを開発してくれるところを探している、
とか、今こんな
ことに困っているので何か解決できそうなサービスはあるか、
課題を
解決する
応用力をつける
鍛える
など。
ブース内の説明員もついつい話し込んでしまい、お客様
には長い時間滞在いただくこともたびたびありました。
人材育成最前線 第21号(2013年7月号)
教室
数ある出展社の中から、
当社出展内容に興味をお持ちいただき、
ありがとうございました。
講義中心
基礎力をつける
学習者中心
学ぶ
担当者からの説明やデモはいかがでしたでしょうか。
さらに詳しく知りたいと思っていただけましたら、
またぜひお声かけください。
お待ちしております。
当社サービスブランドは、
本日はありがとうございました。
また次回皆様と
という思いを込めています。
お会いできる時を楽しみにしております。
お客様とともにナレッジを創造していきたい
「教育」
から
「共育」
へ。
学びのカタチをリ・デザイン
∼ICTを活用したLearner Centricな人材育成∼
詳しい情報はこちらまで
最高水準の
「知」
のサービスを提供することに
より、
お客様の真のパートナーを目指します
QRコード
今回展示しましたサービスやコンテンツのチラシを
データでもご用意しました。
URLまたはQRコードにアクセスしてください。
アクセスをお待ちしております!
株式会社 富士通ラーニングメディア
本社所在地
:
〒108-0075
事業概要 :
ナレッジソリューション
東京都港区港南 2-13-34 NSS-IIビル
Tel : 03-6710-1500
URL
http://www.knowledgewing.com/kw/news/2013a/edix2013.html
講習会、eラーニング、
コンサルティング、
スキル診断
コンテンツ受託開発、
ドキュメントソリューション
研修企画運営、LMS
個人のお客様向けパソコン教室(富士通オープンカレッジ)
(ビジネス推進部 吉田 恵美)
Copyright 2013 FUJITSU LEARNING MEDIA LIMITED
2
本日はお忙しい中、教育ITソリューション
(EDIX)
へのご来場と、
仕事力を上げる
実践する
人材育成最前線 第21号(2013年7月号)
3
ソリューション
ソリューション
事業変革コンサルティング事例 ∼株式会社富士通山口情報様∼
®
企業の強みと事業の強化
SWOT分析とコア・コンピタンス抽出 WG
当社では、お客様の業務や施策のドキュメント化、社内文書の
◆読みたくなる構成、読んで苦痛のない表現◆
出せないものです。同社も最初は環境変化を数項目程度しか
再構築といったサービスを通して、
社内教育をご支援しています。
出せませんでしたが、その後のWG活動の中で、人口変化や
その中から、
「情報セキュリティ教育」のガイドブックを制作
・問題提起→具体例の順に展開して読者の興味を引く
業界、お客様の変化など約30個以上の環境変化について精査
させていただいた、A社様の事例をご紹介します。
し、影響度が強く対処すべき項目を事業別に抽出しました。
大きく変化しており、強みを活かして提供価値の向上と市場
また事業の強みについても、
コンサルタントの第三者の視点
拡大を見据えた事業戦略(中計)
を策定する必要がありました。
や具体的な競合のサービスや活動について検討することに
そこで、同社の社長を含めた13名で、9ヶ月間のコンサルティ
より、普段当たり前に行っていることでも、強みであることを再
ングWGを開催し、SWOT分析とコア・コンピタンスの抽出により
認識していただきました。
課題を解決しました。
SWOT分析
SWOT分析
∼ガイドブックを通して、情報セキュリティ教育を真に浸透させる工夫とは∼
一般にSWOT分析では、環境変化や自社の強みがなかなか
株式会社富士通山口情報様においては、取り巻く環境が
経営戦略の確認
全社セキュリティ教育で社員に行動革新を起こしたい
コア・コンピタンス抽出
コア・コンピタンスと事業展開
戦略要素抽出
戦略要素の抽出と選択
A社様の背景
●製造業(研究開発、製品制作、販売)
●情報セキュリティ維持のため、全社的にISMS
(情報セキュリティマネジメントシステム)を導入
●自社作成の「ガイドブック」を使って、全社的な
情報セキュリティ教育を展開
・専門用語を避けて親しみやすい口調で
・文章とイラストを使い分け、
メリハリをつける など
自分自身のこととして理解できること
◆インタビューを通して現場の声を反映!◆
営業部門、開発部門など、主要な部門を訪問し、現場の声を
インタビューしました。
具体的な事例や現場のヒヤリハットを聞かせていただき、
ガイドブックに盛り込みました。
A社様の課題
ヒヤッとしたことは?
情報セキュリティ教育のキーとなる教材の「ガイドブック」に
ついて、社員からは「内容が一般的で業務に結びつかない」
「わかりにくい」などの意見が挙がっており、単に読むだけでなく、
本当に理解し、日々の行動につながる内容にブラッシュアップ
したいと考えておられました。
◆「∼しなさい」ではなく、
「なぜそうするか」を説明◆
現状
目 的を理 解 すると主 体 的 に行 動できるようになるため、
文章ばかりで
読む気がしない…
「なぜそうするか」
をまず説明してから、具体的な施策を説明する
自分の業務では
どうすればいいの?
活動成果(コア・コンピタンス)の活用
このような見せ方や表現の工夫により、お客様からも、
「以前
のものよりわかりやすいし、集合教育やeラーニングとしてなど
最終の活動成果として、医療と自治体分野のコア・コンピタンスを抽出し、
さらにお客様向けのメッセージ文を作成しました。
様々なシーンで活用できるようになり嬉しい」
と、喜びの声を
このWGの成果は、事業計画への反映、ホームページへの掲載、パンフレットや提案書への記載で活用しています。
いただきました。
目指す姿
医
私たちは、以下の信頼性/優位性を大切にしながらお客様の業務改善を支援します。
身が引き締まる!
療
・延べ500施設のお客様の声を反映した自社パッケージを提供します。
・30年以上の経験に基づく臨床検査業務ノウハウをベースにお客様の業務を支援します。
・先進医療機関とのパイプにより成長し続けるパッケージを提供します。
自治体
・弊社は小規模から大規模まで国保・住民税業務の豊富な導入経験を有しています。
・過去の導入から流用できるツール等を多数そろえています。
気づきを得る!
経営者の声
ちなみに、当社の体制は?
情報セキュリティ教育のプロが総合的な監修を行い、上級
ライター・イラストレーターが取材・制作にあたりました。
行動革新が起きる!
エキスパートによる総合的なご支援
読む→理解する→行動につなげる工夫
そこで当社では、理解してもらいたいことを整理し、見せ方
他社事例やトレンド
を踏まえた監修
取材やわかりやすい
文章のライティング
イメージしやすい
イラスト・図の制作
情報セキュリティ教育
コンサルタント
上級ライター
イラストレーター
や表現を工夫したガイドブックを制作することで、お客様の
参加メンバーの声
課題解決を図りました。
まずは、当社の得意技はこれですと社員一人ひとりが言え
・会社の将来を検討するWGに参加できて良かった。
れば成功と思っていました。正直、開始する時は、成果が上がる
・コア・コンピタンスの結果よりもWGの進め方、モノの考え方
のか不安でした。2グループで検討したにもかかわらず共通の
がとても興味深かったです。いい意味でコンサルタントの進行
強みが出てきたのは、大きな成果だったと思います。
また、戦略
に引っ張られた感じが強い。
策定や弊社コンサルティング活動の参考になり、教育の一貫と
・検討内容が部門の事業計画になっていて嬉しかった。
しても良 かったと思っています。今 後、自社だ けにしかない
まずは手にとって読みたくなること
◆キャラクターや概念図でわかりやすく◆
ポイントや特に読ませたい内容
←
は、
キャラクターが会話形式で説明
最後に
当社では、様々なエキスパートが連携してお客様の課題解決
強みを強化し、事業を展開すべく、活動を継続しています。
←eラーニング化を意識したページ
デザイン
をご支援しています。集合研修やeラーニングのほか、テキスト
当社では、人材育成の他、事業分析、新事業の創出、人事制度構築などのご支援をしています。
←お客様の制服を着たキャラクター
が登場!
お任せください!
詳細はお問い合わせください。
4
展開にしました。
(コンサルタント 高倉 雅則)
人材育成最前線 第21号(2013年7月号)
やガイドブックなどのドキュメントによる教育・浸透についても
(ドキュメントサービス事業部 濱田 美千代)
人材育成最前線 第21号(2013年7月号)
5
注目コース!
!
生まれたてのコースをご紹介します
∼お客様の声と講師からのメッセージ∼
当社では、集合研修、eラーニングを中心に、長年培ってきたコース開発ノウハウや、富士通グループとしての豊富な事例を盛り
込んだ、約880のコースをご提供しています。
また、新しいコースも、2012年以降に150以上ご提供しています。
ここでは、当社のコース
企画担当が、最近誕生した当社オリジナルコースの中から特におすすめのコースを抜粋し、
「ご受講いただいたお客様の声」
と
「担当
講師からのメッセージ」
とともにご紹介します。
◇お客様の声◇
R言語によるデータ分析入門(UBS51L)
・実務に近い事例で、
コスト計画、実績、分析を行うことができ、
大変参考になった。
ビッグデータ関連としても注目を集めているR言語。2013年
・
「コスト管理」に重点を置いた研修は初めてで、自分のやり方と
4月の初回開催以降、富士通グループをはじめ、SIerの方など、
比較することができた。
非常に多くの方にご受講いただいています。
・詳細な点まで考慮して金額計算をすることの大切さが理解
2013年度下期には、上位コースとして「R言語によるデータ
できた。
分析応用編」を提供予定ですので、引き続き、
ご注目ください!
従来、
「プロマネの重要な観点は納期や品質で、
コストは組織
・ツールの使い方だけを教えてもらうのかと思っていたが、分析
マネージャの仕事」
という話をよく聞きましたが、最近では、
コスト
の仕方という視点でもレクチャーいただけた点が良かった。
かった。
Web技術者のためのHTML5入門(UJS30L)
・R言語の基本が分かり、非常に満足した。
皆さんが日々利用されているスマートフォンやタブレットPC
・講師の知識の豊富さが講義から伝わってきた。
に入っているさまざまなアプリケーションの開発にもHTML5
は利用されています。
この旬なHTML5の特徴を学ぶ本コース
◇田中講師からのメッセージ◇
今、大注目のキーワードが「統計学」や「データ分析」です。
世の中や社内に溢れているデータの特徴を正確に把握し、
ビジネスに役立てるスキルが、あらゆるビジネスパーソンに
求められています。
本コースでは、
「学生時代にやったはずだが…」
という方も多い
統計学の基礎を、オープンソースの統計解析ツールとして注目
を集めているRを用いて解説しています。数式を使うわけでは
ないので、前提知識がなくてもご理解いただけるコースです。
VMware vSphere 運用管理
(UVM01L)
(監視、バックアップ、
リソース)
VMware製品関連コースは、vSphereの導入、設定、管理を
学習するVMware社認定コースを中心に、多くの方にご受講
いただいています。
さらに、
「vSphereについて学習したいが、
5日間コースだと、業務の都合がつけづらい」
「自社運用するに
当たり、運用管理に特化した部分を中心に学習したい」
といった
お客様のご要望を受け、vSphereの運用管理に関する主要
作業を2日間で学習できるオリジナルコースの提供を開始しま
した。
こちらも、東京はもとより、大阪、名古屋のお客様からも、
多数、お申し込みいただいています。
という短期間で、運用作業に特化した主要作業を網羅できる
ように工夫したカリキュラムになっていますので、
ご受講、お待ち
しています。
求められることが多いようです。本コースは「コスト」に徹底的に
着目して開発しました。1日間でコスト管理に必要な視点を網羅
(UAU46L)
大人気のBABOKシリーズ「BABOK入門 ∼超上流工程の品質
を高める知識体系∼(UAU41L)」、
「ビジネスとITをつなぐ要求
分析とヒアリング∼BABOKの活用∼(UAU44L)」に続く第三弾
の本コースは、担当講師の豊富な経験が盛り込まれている点
が高く評価されています。
プロマネ同様、ぜひ、本コースで「技法」
を学んでください。
・中堅層は技術論だけでなくこのような内容(上流・ビジネスより)
をもっと受けるべき。
・教科書的ではなく実際の経験に基づく手法選択・解説であった
点が良かった。
・BA展開事例紹介、
コミュニケーションスキルの説明が社内展開
していますので、開発ベンダーのプロジェクトマネージャの方に
に役立ちそうです。
もご受講いただきたいコースです。
◇鈴木(悦)講師からのメッセージ◇
演習では、受講者の方々と熱気のある議論ができました。
本コースはITベンダーの方々にも好評で、最上流工程を提案
だいています。
する際の攻め方としても、
ご利用いただいています。
2013年度下期には、上位コースとして
「Web技術者のための
HTML5 APIプログラミング」
も提供予定です。
顧客価値創出のための運用計画・設計
∼サービスのライフサイクルを考える∼
◇お客様の声◇
・HTML5の概要や追加機能を、デモで確認・体感することで
(UAW78L)
理解できた。
・HTMLの最新状況や最新技術を説明していただけた。
ますます重要度が増しているシステム
・サンプルが多数用意され、実際に体験ができたので、内容の
運用。2013年度は、上流工程に提案
理解が深まり、
とても満足している。
◇古舘講師からのメッセージ◇
HTML5とは何か、効率的に学習したい方におすすめのコース
です。
これまで他の技術を使わないと実現できなかったアニメー
ションやフォームなどを、HTML5で作成されたサンプルページ
を操作しながら実現します。さらに、HTML5の概要や旧バー
ジョンとの違い、追加機能などを学習できます。
プロマネ技法シリーズ
プロマネ技法シリーズの第一弾「プロジェクトマネジメントの
∼品質分析、進捗分析、対策編∼(UAP85L)」は、
ともに人気
富士通の技術部門の協力をえて開発したコースです。2日間
管理も含めて総合的にプロジェクトをマネジメントすることが
は、2012年11月に提供開始以降、毎回多くの方にご受講いた
技法(UAP66L)」、第二弾「プロジェクトマネジメント技法の実践
◇見越講師からのメッセージ◇
BA(ビジネスアナリスト)のための分析技法解説
−BABOKの代表的技法を解説−
◇お客様の声◇
◇土屋講師からのメッセージ◇
◇お客様の声◇
・実際のデータを使用してデータ分析したので、理解しやす
∼プロマネ技法シリーズ∼
①プロジェクトマネジメント技法の実践
∼コスト管理編∼(UAP87L)
が高く、半年でそれぞれ21回、13回開催しています。
この人気コースの受講者のご要望に応え、企画開発された
のが次の2コースです。
シリーズを制覇して、
あなたも
「技法シリー
ズ」の達人になりませんか?
∼プロマネ技法シリーズ∼
②プロジェクトマネジメント技法の実践
∼規模見積り編∼(UAP90L)
する、付加価値を創出する、
といった
「攻めの運用」をテーマにしたコース
をご提供しています。
◇お客様の声◇
◇お客様の声◇
・事例を用いた説明が多く、具体的にイメージしやすかった。
・今までテキストのみで勉強していたが、本研修で、具体例を使
・自分たちがサービス提供者として必要となる観点やマインド
って実習することで、
よく理解できた。
などがよく分かった。
・さまざまな見積り手法を学ぶことができたので、
非常に良かった。
◇金原講師、日下部講師からのメッセージ◇
◇城講師からのメッセージ◇
現在、
クラウドサービスの台頭などにより、
システム開発・運用
「独自のやり方で規模見積りをしているため、見積内容の妥当
という従来のシステムインテグレーションとは違う視点・対応が
性が分からない」、
「ベンダーや協力会社が提示する規模見積り
求められています。
が妥当なのか分からない」
といったお客様の声をもとに開発
されたコースです。本コースでは、新規開発アプリの規模見積り
本コースで取り扱う運用計画・設計は、システムではなく、
「サービス」を対象とします。お客様にとっての価値とは何かを
について、類推法、FP(ファンクションポイント)法、FS(ファンクシ
見極め、顧客に価値を実感してもらい、自組織にも利益をもた
ョンスケール)法といった技法をしっかりと学習します。演習で
らすためにはどのようなサービスを提供すべきか、受講者の皆
Webシステムの事例をもとに、規模見積りの技法を実践する
さんと一緒に考えていきます。
ため、根拠のある規模見積りができるようになります。
(ビジネス推進部 コース企画担当 作田 良昭)
その他のコース情報や個別開催のご要望など⇒ http://www.knowledgewing.com/
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人材育成最前線 第21号(2013年7月号)
人材育成最前線 第21号(2013年7月号)
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トピックス
トピックス
新入社員研修の新しいカタチ、
「トレーニングジム」始めます
オラクル認定コースは、
当社におまかせください!
∼IT部門への転入・転籍者、新人・若手フォローなどでもご利用いただけます!∼
夏が訪れ、2013年度春季新入社員研修も佳境を迎えられている時期ではないでしょうか。
近年のIT業界で最も注目を集めているキーワードの1つが「クラウド」
(クラウドコンピューティング)
です。
当社では、Webページなどであらかじめスケジューリングした新入社員研修を公開し、広くお客様を募集する
「オープン新入社員
この「クラウド」分野において、世界No.1の実績を誇っている企業がセールスフォース・ドットコム社です。
研修」
と、お客様が希望される日程やカリキュラムで開催する
「個別新入社員研修」をご提供しています。
当社は、2013年3月、セールスフォース・ドットコム社様より、企業の部として
『Education Partner of the Year』
を、個人の部として
オープン研修では、他社の新入社員との交流を通してお互いに刺激し合えると高評価をいただいています。
また、個別研修も、自社のニーズにマッチしたオーダーメイドのカリキュラムを低価格で受けられると高い評価をいただいて
います。その反面、秋採用、第二新卒の割合が増えつつある昨今、夏季以降にはオープン新入社員研修の開催がなく、個別研修だと
採用人数が少ないため割高である、
とのお声もいただいています。
そこで、育成ご担当者様のそれらの悩みを解決すべく、2013年度夏季より新入社員研修の新しいカタチとして
「トレーニングジム」
のご提供を開始する予定です。
■これまでのご要望(春季新入社員研修主体)
コースまでのトータルなSalesforce人材育成をご提供したことが評価され受賞しま
「システム管理者系」の研修を、最も品質高く実施した講師に贈られる賞
■近年増えつつあるご要望(夏季以降の新入社員研修)
【育成ご担当者様のご要望】
1社あたりの人数
1社あたりの人数は少ない…
・同じカリキュラム
・同じ時期・期間
オープン新入社員研修
多くのお客様にご受講いただいた実績と、システム管理者系コースから開発者系
●Best Instructor of ADM
【育成ご担当者様のご要望】
研修内容は標準的なものに
なるが少人数でも低価格で
受けられる
企業の部:Education Partner of the Year受賞
個人の部:ベストインストラクター賞
求められる
「新入社員研修」は変化しつつある!
少
『ベストインストラクター賞』を受賞いたしました。
した。昨年のリセラー賞に続き、2年連続の受賞となります。
トレーニングジムとは?
この度の受賞に際し、
これまでご受講いただいたお客様に厚く御礼申し上げます。当社のSales
force運用部門に所属していた経験を活かし、
「誰にでも分りやすい講習会をご提供したい」
という
想いが、皆さまからご評価いただけたのだと考えております。Salesforceのエントリーコースとして
「Salesforceで何ができるの?」
「Salesforceをもっと上手く活用したい!」
といったお客様が抱え
られている課題やご要望にお応えできるよう、日々努力してまいります。
多
個別新入社員研修
オープン新入社員研修
個別新入社員研修
サービス提供されない
※開催は春季のみ
自社のニーズにマッチした
研修を受けられるが、少人数
のため割高である
自社のニーズにマッチした
研修を低価格で受けられる
新入社員の配属先によって新入社員毎に異なるカリキュラムを受講させたい、採用時期のずれ込み等により、春ではなく夏以降に
新入社員研修を受講させたい、
という育成ご担当者様のご要望に応えるべく、2013年度夏季より
「トレーニングジム」
を始めます。
ここ
では一足先に
「トレーニングジム」
とはどんなスタイルの新入社員研修かをご紹介します。
「e-Learning等での自己学習、e-mailでのQAサポート」
と
「補強のための
ジム形式の集合研修」を組み合わせた新しいスタイルの新入社員研修
「課題作成」
「自己学習」はe-Learning
を利用して自社の自席で対応
不明点はe-mail等で
講師に確認!
当社ラーニングセンター
では講師・実習用機器を
揃えて受講生をお待ち
しています。
小林 弘宜
●Best Instructor of DEV
「開発系」の研修を、最も品質高く実施した講師に贈られる賞。2年連続の受賞!
<受賞した渡邉のコメント>
昨年に引き続き、
このような素晴らしい賞をいただけたのも、多くの方々に当社の講習会をご
受講いただいたおかげです。本当にありがとうございました!実際の業務でサービスを利用して
いるからこそわかる、開発のポイントや機能の活用例を講義に取り入れたことを評価いただけた
と思っています。今後もお客様のご期待に添えるよう、
より一層の品質向上に努めてまいります。
渡邉 潤
∼自社のオフィスにて∼
トレーニンジムとは?
右:セールスフォース・ドットコム社 専務執行役員
アライアンス&サービス統括本部長 保科 実様
左:当社執行役員 羽賀 孝夫
<受賞した小林のコメント>
・異なるカリキュラム
・異なる時期・期間
育成ご担当者様の悩みもトレーニングジムで解決!∼1分で分かるトレーニングジム全体像∼
トピックス
こんな人材になりたい!でもどうやってスキルアップを図りますか?
皆さん、スキルアップするための方法といえば何を想像されますか?
自身で参考書を購入しての独学、OJTなど、方法は色々ありますが、一番
∼トレーニングジム(当社ラーニングセンター)にて∼
1
2
3
4
実機を使用した学習、当社講師との対面レビューはジムで体験
自己学習ではできな
かった実践的な学習
が可能!
自社にいるので並行して通常業務も可能!
人材育成最前線 第21号(2013年7月号)
効率的にスキルを身に付けられるのは、他者の意見やノウハウを聞くことが
できる、あるいは演習を通じて疑似体験ができる講習会であると弊社は
いつでも、
何人
(少人数)
でも、
お客様の
ご要望にお応えできるよう学習プランを
作成します!
まずはお気軽にお問い合わせを!
お問い合わせ先:
新人育成サービス部
TEL 03-5962-3143
(新人育成サービス部 橋本 亜希)
8
クラウド分野で世界No.1実績を誇るセールスフォース・ドットコム社から
オラクル認定コースは、
当社におまかせください
!
「ベストインストラクター賞」など2年連続受賞
!
考えます。また、目指すべき人材になるための課題は一つとは限りません。
そのため、弊社では総合的に幅広くスキルを習得していただくために受講
するコースをパックにしてご紹介しています。
ヒューマン・ビジネススキル、IT技術基礎、IT営業研修、
プロジェクトマネジ
メントなど、各種パックを弊社HPにてご紹介中です。チラシもダウンロード
できますので、是非ご覧ください。
http://www.knowledgewing.com/kw/recommend/
人材育成最前線 第21号(2013年7月号)
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トピックス
トピックス
グローバル人材(SE)としての第一歩 ∼異文化理解∼
研修サービスを支える仲間を称える!
日本流が通用する?
グローバル人材育成の悩み
昨今、
グローバルITプロジェクトを実施しているIT技術者や
グローバルビジネスを展開している企業の人材開発担当の方々
から、以下のような悩みをよく聞きます。
たとえば、皆さんが海外へ出張して大事なパートナーと会議
人材育成最前線第19号でもご紹介しましたが、当社には東京をはじめ、名古屋、大阪、九州、沖縄の各拠点で活躍する講師や研修
をするとき、相手国(宗教)の休日は無論避けて日程調整する
サービスを支える、
さまざまな役割の人たちがいます。お客様からいただいた言葉を真摯に受け留め、お客様へ価値を提供できる
でしょう。
これは、あくまでもその文化の一要素に過ぎません。
よう日々研鑽し、研修の表舞台や裏舞台で日々さまざまな取り組みがなされています。そうした、お客様への価値創造の社内の取り
異文化を理解するには、
さらにその文化の持つ規範(正誤)や、
組みを称え、
「価値の提供と向上に寄与し続けること」を目的に、2012年にKnowledgeWing Awardが創設されました。
価値判断(善し悪し)を認識する必要があります。
そして、2013年4月、KnowledgeWing Award2012(下期)の結果が発表されましたので皆様にご報告します。
品質管理のとらえ方も一例です。ある国のITプロジェクトの
プロジェクトマネージャーであるAさんは、過去の経験から実作業
・日本で培ったノウハウを使って海外プロジェクトを
マネジメントしようとしてもうまくいかない
・海外から人材を雇用したが、日本企業に馴染めず
辞めてしまう
2013年4月上旬にKnowledgeWing Award実行委員長からAward実行委員へ声がかかると同時に、瞬く間にKnowledgeWing
や品質管理プロセス、品質の作り込みについて徹底的に話し
Award2012(下期)
プロジェクトが再始動し、結果が社内イントラのWebページにアップされました。
合うそうです。打ち合わせ時には、日本の仕事の仕方を押し
付けず、
純粋に良い手法であることを相手に理解してもらうために、
なぜ日本人がその方法、手法を採っているのかも説明します。
場合によっては、現地のお客様に受け入れられやすい手法を
よいのですが、一筋縄ではいかないのが現状です。そういった
利用したり、双方の納得のいく方法にカスタマイズするそうです。
な知識の一つとして「異文化理解」
というキーワードが頻繁に
挙げられます。
なぜ異文化理解が重要視されるのでしょうか?
最初に困惑したのが、マネージャーに報告する習慣がないこと
は、若手の時から
「報告・連絡・相談」に慣れていますが、個人
で報告しないといけないのか理解できないのだそうです。その
だと思っていた行動は海外では必ずしも通用しないことが
わかります。
グローバルで活躍する人達の共通特性
最後に、現場経験者達とヒアリングした中で、以下のような
異文化理解の必要性の背景
共通の行動特性が見受けられました。
チームで仕事をするときに、日本人同士でも価値観の違いを
受け入れ大事にすることが重要であるといわれますが、海外の
人材と協働するときには「価値観の違い」
という言葉だけでは
受け入れられない、理解しにくい場面に遭遇することがあると
思います。全く異なる価値観を持った相手の言動をどう理解
・日本のやり方と違う点を認識している
・相手の価値観を尊重している
・双方の納得いく方法で仕事をこなす
異文化の相違を認識し、その認識を否定するのではなく、受け
止め、尊重し、双方の違いを融合するといった行動、つまり、物事
すればよいのでしょうか?
を理解するうえでの基本的な(しかしながら実践することは難
この解となる一要素に異文化理解が考えられます。
しい)流れです。
ヒアリングした皆さんには、こういった行動が
では、異文化はどのように認識、理解できるのでしょうか?
身についていました。そして、皆さんの言葉から、何があっても
認識できるもの、レ ベルは人によって、あるいは国によって
諦めないチャレンジ精神を持つことが重要だと感じました。
異なるかもしれません。
今までヒアリングしてきた現場経験者達の情報をもとに整理
すると、異文化を構成する要素には、異文化理解の文献にも
あるように、概ね、その文化の内面的要素(暗黙知的要素、たと
えば価値観、習慣)、外面的要素(衣食住、宗教、言語、規範)に
異文化理解の流れ *
相違を認識する
(Recognition)
違いを尊重する
(Respect)
双方の違いの調和
(Reconcile)
* 参考文献:Business Across Cultures, 著者 Fons Trompenaars; Peter Woolliams
分けることができます。
10
★年間表彰
・MVP
・人気コースを開発したTeam
実行委員一同
頑張ります!
1
「No.1講師」
と
「No.1サポーター」
の投票システムの開発は任せて!
(グローバル担当 森 恭子)
人材育成最前線 第21号(2013年7月号)
3
4
2
★半期表彰
・受講者アンケートにおける講師評価の平均が高い講師
・研修の登壇日数が多い講師
・当社営業部門、講師部門が選んだNo.1講師
・当社全社員が選んだ研修サービスを支援したNo.1サポーター
結果発表!
∼受賞者選出中∼
今期は「人気コースを開発した
Team」
も確認します!
結果、Bさんは求めている報告内容を定義し、報告フェーズを
業務プロセスに組み込み可視化しました。日本では当たり前
異文化理解の要素
いよいよ2 0 1 2
(下期)
プロジェクト
を始動します!
プロジェクトマネージャーのBさんが現地メンバーの行動で
には、作業指示書に記載されていないのに、なぜそのタイミング
規範・価値観
KnowledgeWing Award2012
(下期)
の表彰内容はこちらですね!
「阿吽の呼吸」がその一つといえるでしょう。
に与えられた業務をこなすことに慣れているその国のメンバー
外面的要素
2013年4月某日
また、その文化に多く見られる暗黙知的な言動もあります。
でした。仕事の中で「不確実性」を好まないといわれる日本人
内面的要素
KnowledgeWing Award2012(下期)は年間賞も表彰!
に入る前に、
現地メンバー達と
「品質」
の定義(範囲、
目指すゴール)
このような悩みに対して、単純明解な理由や対処法があれば
企業や現場の人材にヒアリングすると、
グローバル人材に必要
∼社内表彰制度KnowledgeWing Award2012(下期)の結果が発表されました!∼
高評価
1位 野口 貴大
人気コース開発 1位
萬 尚樹、見越 孝介
No.1サポーター
1位 藁科 聖美
MVPは「No.1講師」を2期連続受賞した
当社一押し講師!
MVP&No.1講師
1位 濁川 俊志
登壇日数
1位 武田 征広
当社人気No.1新規コースはコレ!
「先見の明あり!素敵なコースを開発したで賞」
(前の年度に
「羨望の的!講師の中のNo.1講師で賞」
( 憧れ、感謝、尊敬
開発されたコースの中で、最も人気となったコースを開発した
など、賞賛したいという気持ちを込めて、当社営業部門、講師
Team)は「サーバ仮想化技術基礎(UBS29L)」の開発Teamが
部門が選んだNo.1講師)
はKnowledgeWing Award2012
(上期)
受賞しました。
に引き続き、濁川俊志が受賞しました。同時にMVP(年間を通じ
(http://www.knowledgewing.com/kw/recommend/course2/
て、最もお客様に価値を提供した従業員。各Awardに選ばれた
UBS29L.html)
者が対象)
も受賞しました。
本コースは2011年度下期に提供されたコースです。各種
オープンコースの評価も高く、個別研修においても、熱く、
サーバ仮想化製品が黎明期から普及期に移行し、仮想化関連
受講者を引き込むような講習会スタイルから、
「濁川講師で
の受講者層もITインフラについて理解した比較的スキルの
お願いします!」
と、高いリピート率を獲得しています。
高いエンジニアから、仮想化初心者に移行しつつあるという
社 内プロジェクトにお いても、部 門を
背景から開発されました。今では「短時間で必須の知識を幅広く、
越えてプロジェクトメンバーを引っ張ってい
体系立てて学べる」
と多くの方に受講いただいています。
く姿から、同僚から厚く信頼されています。
濁川 俊志
主に情報セキュリティコースを担当
https://www.knowledgewing.com/kw/
coursemap/ca086108.htm
2013年上期、仮想化環境の運用管理
でお困りの方向けに以下のコースを
開発しました!ぜひご受講ください
「VMware vSphere 運用管理
(監視、
バックアップ、
リソース)
(UVM01L)
」
皆様にお会いできる日を楽しみにしています!
https://www.knowledgewing.com/icm/srv/courseapplication/init-detail?cd=FLM&pcd=FLMC&cscd=UVM01L
(KnowledgeWing Award実行委員 橋本 亜希)
人材育成最前線 第21号(2013年7月号)
11
社員コラム
「人材育成最前線」冊子
パソコン教室から見たシニアの変化
「20歳だろうと80歳だろうと、学ぶのを止めた
者は、だれでも老人である」
(ヘンリー・フォード)
●「人材育成最前線」冊子のご意見をお寄せください
「人材育成最前線」冊子が皆様のお役に立てる冊子になるよう、
ご意見・ご感想をお待ちしております。
http://www.knowledgewing.com/kw/contact/
65歳台のシニアとなったこともあり、入会希望者の6割近くは
パソコンで文書作成ができるレベルに達していますが、男女で
はその事情に差があるようです。
男性シニアは、以前のように家族や知り合いに「パソコンが
シニアの現状
使えてカッコイイ」を自慢できるよりも、現在はむしろ画像加工
現在、国内の認知症患者は200万人を超えており、65歳以上
や動画編集など、趣味を充実させる高度な内容を求めるように
の4人に1人が認知症予備群と推測されています。
なっています。
しかし女性シニアは、家にパソコンがあっても
最近の研究で、知的な脳の機能をたくさん使う人、他人と
自ら使うことはあまりなく、インターネットを使えないと取り残
コミュニケーションをよく取る人は、認知症の発症率が低いこと
されるのでは…と、不安に思う機会が増えているようです。
が分かってきており、
予防への取り組みが活発に行われています。
しかし、
「高齢者とは、支えが必要な人」
という社会一般の固定
観念が、健康な間は社会で活躍し認知症を予防したいと思って
いる元気な高齢者の意欲や能力を活かす上での阻害要因と
なっているようです。
内閣府の調査によると、60歳以上の1人暮らしは500万人
以上、そのうち数日間だれとも話さない人は全体の2割以上で、
孤独死も社会問題となっています。
パソコン教室にこれから求められるもの
2002年当初は、文書作成ソフトや表計算ソフトの使い方を
理解できるようにゆっくりと繰り返し学べることが重要でした。
・○○の記事が面白かった、今後も掲載して欲しい
・○○の特集を組んで欲しい
・・・など、気軽にご意見をお寄せください!
「人材育成最前線」のバックナンバーは、下記からダウンロード
可能です。
ご利用ください。
http://www.knowledgewing.com/kw/catalog/
新 聞 、孫 の 成 長 記 録 、動 画
DVD作成などです。
当社は、2002年からシニア
60歳以上のシニアが自由に使える総時間は平均余命から
を 対 象 に「 富 士 通 オープン
計算すると、生涯労働時間とほぼ同じ10万時間です。
カレッジ」ブランドで全 国に
シニア市場は、
この自由時間の取り合いだといえます。
パソコン 教 室を展 開してい
そしてパソコン教室の競合は、いまや、カルチャーセンター
ます。現在の会員数は約9千人
だけではなく、余暇業種であるゲームセンターであり、健康
で平均年齢が67歳、
これまで
マージャンであったりもします。
に4万人以上のシニアが通って
今後、教室に来てパソコン学習だけで終わっては、自由時間
来られました。
を有効に活用するために情報機器を使いこなしたいシニアの
当時は、デジタルデバイドと言われ情報弱者の問題が大きく
ニーズに応えられなくなります。
取り上げられ、国の音頭で2001年度に全国でIT講習会が実施
富士通オープンカレッジでは、単に便利な道具としてパソコン
されました。その頃のシニアのパソコン保有率はまだ約4割で、
を使うのではなく、パソコンをはじめとする情報機器が持つ
マウス操作やキーボード入力が思うようにできず、教室で学び
さまざまな特性を活かして、
「健康(認知症)」
と「孤独」
という
たいと希望される方がかなりの人数になっていました。
シニアの不安解消にこだわっている教室であることを訴求できる
10年以上経った現在、パソコン保有率の高い団塊の世代が、
ように活動していきたいと考えています。
※上記「お問い合わせ」をクリック後、
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現在は、趣味や生活に活かせる内容が期待されています。
歴史冊子、旅のしおり、
クラス
パソコン教室から見たシニアの変化
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12
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