敬和学園大学 教務課

西洋美術や文学に触れて、「キリスト教をもっと知っていたら・・・」と思うことはありませんか?
敬和学園大学長と副学長が、壮大な聖書の物語を分かりやすく解き明か します。ふるってご参加く だ
さい。
講師 鈴木佳秀
講師 山田耕太
ヨーロッパ思想史ならびに共生
の哲学を研究、原始キリスト教
の発生から初期カトリシズムの
展開までを研究。
敬和学園大学副学長
「新約聖書の世界7」(前期開講)
定員60 名
初年度は Q 文書を学び、二年目はマルコ福音書を学び、三年目
の昨年度は Q 文書とマルコ福音書を用いて書かれたマタイ福音書
を学んできました。今年度は同じく両者を用いて書かれたルカ福
音書を学んでいきます。ルカ福音書は続き物語である第二巻の使
徒言行録がある唯一の福音書であり合わせてルカ文書と呼ばれる
が、それは後期に学ぶことにします。 ルカ福音書の物語構成に従
って、それが書かれた 1 世紀末 90 年代の社会の中で、何を表現し
何を意味しているのか、併せて現代にとってどういう意味がある
のかを読み解いていきます。
「新約聖書の世界8」(後期開講)<授業料>
定員60 名
ルカ文書は新約聖書の約4分の1の分量を占めますが、その第
二巻の使徒言行録を前期に続いて学びます。その後で、書簡文学
について学びます。初年度から昨年度までパウロ書簡とパウロの
名前で書かれた書簡ならびにヘブライ書を学んできましたが、今
年度はヨハネ書簡を除いた公同書簡について学んでいきます。
<授業料>2単位(2万円)
※単位互換協定による受講者は無料です。
<テキスト>
『新共同訳聖書(旧約・新約)』(日本聖書協会、1990.
)を使
用します。聖書は各自ご手配下さい。
<前 期> 4月 11 日(金)~7月 28 日(月)
<後 期> 9月 22 日(月)~1 月 24 日(土)
※上記期間中の毎週火曜日夜(19:00~20:30)の開講。
<場所>新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」
(新潟市中央区笹
口 1 丁目 1 番地) 新潟駅南口から徒歩3分(最寄の駐車
場は PLAKA 地下駐車場[有料となります]
)
敬和学園大学 教務課
Tel. 0254(26)2514
Email [email protected]
ヘブライズム研究や旧約聖書学
を専門としており、新潟大学人文
学部長、新潟大学現代社会文化研
究科長を歴任後、2009 年度よ
り本学学長。日本学士院賞受賞
(平成2年度)
敬和学園大学長
「旧約聖書の世界6」(後期開講)
定員60 名
旧約聖書のメシア思想を学ぶ際に、S・モーヴィンケルによる
『来たるべき者ー旧約におけるメシア思想ー』広田勝一訳(聖公
会出版、1997 年)と教材として取り上げます。北欧の旧約学者の
手になる思想史的な考察を手がかりに、聖書の思想の根幹にある、
神による人間の救済に関する手段・方法という観点で、メシアを
位置づけて、考察します。モーヴィンケルは、聖書の叙述を学問
的な前提で読むことから、メシアについて語られている聖書本文
の歴史的背景や時代状況、古代イスラエルの社会状況を踏まえて
考察しています。著者モーヴィンケルの認識を紹介しつつ、それ
を批判的に補い、聖書本文が語りかけているメシア思想のメッセ
ージを読み取ることを前提に講義をします。
<授業料>2単位(2万円)
<テキスト>
・『新共同訳聖書(旧約・新約)
』
(日本聖書協会、1990.
)
聖書は各自ご手配下さい。
なお、他に、教材のまとめを資料として配布します。
<後 期> 9月 22 日(月)~1 月 24 日(土)
※上記期間中の毎週火曜日3限(13:00~14:30)の開講。
<場所>
本学キャンパス(新発田市富塚 1270)
鈴木学長の「旧約聖書の世界6」は本
学キャンパスでの開講となりますのでご
注意ください。