公益財団法人ちば国際コンベンションビューロー・千葉県国際交流センター 第 82 8 2号 2 0 1 4 .3 2014 .3 CHIBA ᨥʩ්ếạẲỮ 写真左:平成25年8月デュッセルドルフ女子サッカーチームが幕張総合高校にて書道を体験 語学ボランティアがドイツ語通訳として同行 写真右上:平成26年2月 語学ボランティア研修(コンベンション編)を実施(記事P.5) 写真右下:平成25年10月 地球市民交流基金EARTHIANにて中国料理講習会を実施(ちば出前講座) 目 次 広 告 P P.2∼3 特集 世界を知ろう!∼ちば出前講座の魅力∼ 2∼3 特集 世界を知ろう!∼ちば出前講座の魅力∼ P.4∼5 平成25年度事業報告(平成25年12月∼26年3月) P.5 平成26年度事業計画 P.6 JICA千葉デスクのページ P.7 あなたの街の民間国際交流・協力団体 国際交流まくはり / アサンテサーナきさらづ P.8 世界からようこそ千葉県へ∼ お国紹介 シリア・アラブ共和国 日本語から国際人へ 広 告 Become a cosmopolitan through learning Japanese! http://www.mizunogaigogakuin.com/ 水野外語学院 MIZUNOGAIGOGAKUIN Ȏ²·²°±³³ǽ ԛᕹᅇࢍࡺࢍᚐोᮟҰ´±¹±´ 4-19-14,Gyoutokuekimae Ichikawa,CHIBA TEL:81-47-397-9645 FAX:81-47-397-3078 E-mail:[email protected] 千葉県国際交流センターCCB-IC March 2014 No.82 p.1 世界を知ろう! ∼ちば出前講座の魅力∼ 千葉県国際交流センター・JICA千葉デスクでは、千葉県の学校や公民館等、様々な施設へ在住外国人や青年海外協力隊の ンタ JICA OB・OGを講師として派遣し、開発教育や国際理解講座、海外ボランティアの体験談などを通して開発途上国の現状、異文化 理解、国際協力の大切さを知ってもらう「ちば出前講座」を実施しています。今回は、依頼者、派遣された講師、参加者の 皆様から、講座についての魅力を語ってもらいました。 青年海外協力隊経験者による講座 ∼ 2013年12月19日(木)千葉県立市原緑高等学校 ∼ 千葉県立市原緑高等学校からの依頼で、青年海外協力隊として西アフリカ・セネガルで活動した経験のある、久保山 三香代さん(松戸市)に講演してもらいました。久保山さんは、日本語教師として2009年3月から2年間セネガルに派遣 され、高等専門学校の言語学科で第二外国語として日本語を教える活動をしていました。現在は、お仕事の傍ら松戸市で 日本語ボランティアや、「ちば出前講座」の講師としても活躍しています。今回の講演では、セネガルの民族衣装を 着て、青年海外協力隊へ参加した動機、セネガルの生活、食事、衣装、活動について講演しました。 講座を終えて・ ・ ・ 講師派遣を依頼した 千葉県立市原緑高等学校 和泉先生 講演を聞いた 生徒の皆さん 講師(元青年海外協力隊) 久保山さん ࡀࠟ࡞߆ࠄᣣᧄߦᏫߞߡ߈ߡᕁ߁ߎߣߣߒߡޔᚒ߇࿖ߩᢥൻߩߔ߫ࠄߒߐࠍᡷߡ⼂ߒߚ ߣ߁ߦ↢ޔᓤߛߌߢߥߊ⡯ຬ߽ᗵᘣᷓශ⽎ࠍᜬߜ߹ߒߚ⻠ޕṶᓟߦߪޔᵴ⊒ߥ ⾰⇼ᔕ╵ߣᗧ឵߇ⴕࠊࠇߡ↢ޔᓤߛߌߢߥߊ⡯ຬ߆ࠄ߽⾰߇ࠆߥߤ⚳ޔᆎలታ ߒߚౝኈߢዷ㐿ߐࠇ߹ߒߚޕ ࿁ߩ⻠Ṷળࠍ߈ߞ߆ߌߦ↢ޔᓤ߇ᚒ߇࿖ߩᢥൻߩ⼾߆ߐࠍࠅߦᗵߓࠆߣߣ߽ߦޔᓟߩ ↢ᵴࠍ⋥ߒߚࠅߩࠇߙࠇߘޔㅴ〝ߦߟߡ⠨߃ߚࠅߔࠆᚻដ߆ࠅߣߒߡߊࠇࠇ߫ᐘߢߔޕ ዊߐߥ࿖ߛ߇⥄ޔ࿖ߩᢥൻࠍᄢಾߦߒߡߚࠅޔᣣߩޘᜦࠍᄢಾߦߒߚࠅߒߡࠆߣߎࠈ ߇⚛ᢜߛߣᕁߞߚޕ ᚒ߇࿖ߩᢥൻ߳ߩ㑐ᔃࠍ㜞ߩઁޔ࿖ߩᢥൻߦ߽⋡ࠍะߌߡߺࠃ߁ߣᕁߞߚޕ ᡷߡࠦࡒࡘ࠾ࠤ࡚ࠪࡦ⢻ജߩᄢಾߐࠍ∩ᗵߒߚ⾆߽ߡߣޕ㊀ߥ㛎߇ߢ߈ߚޕ ᣣᧄߢ߆ߦᕺ߹ࠇߚⅣႺߢ↢ᵴߒߡࠆߩ߆ࠊ߆ߞߚޕ⇇ߩኻߢߪ㔚᳇߽᳓߽ ߥਛ ↢৻ޔ↢ᵴߒߡࠆੱ߽ࠆߣᡷߡᕁ⍮ࠄߐࠇߚޕዊߐߥߎߣߢ߆ࠄޔ ࿎ߞߡࠆੱࠍഥߌࠄࠇࠆੱߦߥࠅߚޕ ኙ⢒㙚ߢߩ⻠Ṷߦ߆߆ࠊࠄߕޔᩞ㐳వ↢ߪߓవ↢ᣇޔቇ↢ߩߺߥߐࠎ߇⥝ᷓߊ ⑳ߩ⻠Ṷࠍ⡞ߡߊߛߐ߹ߒߚޕ౮⌀߿ᤋߩਛߢ↢ߣ߈߈ޔᵴߒߡࠆࡀࠟ࡞ߩ ሶଏߚߜߦᗵ㌏ࠍฃߌߚࠃ߁ߢߒߚ⾰ޕࠦ࠽ߢߪ⥄ޟޔಽ߽ᶏᄖߢ߆߿ߞߡߺߚߣޠ ⸒ߞߡߚቇ↢߽ߡޔሜߒߊᕁ߹ߒߚߩ࡞ࠟࡀߚߡ⌕ߩ⑳ߚ߹ޕ᳃ᣖⵝߦ߽⥝ ᵤᧄޕߚߒߢޘᒰߦᭉߒ߆ߞߚߢߔ㧋 p.2 千葉県国際交流センターCCB-IC March 2014 No.82 在住外国人による講座 ∼ 2013年10月24日(木)つくば開成高校 柏学習センター ∼ スリランカ出身のメルビンさんは、2009年に来日。現在日本・スリランカ間の学校交流をはじめ、日本の小学校・中学校を 訪問し、外国人講師として日本の子供たちに国際理解授業をする活動をしています。料理がとても上手なメルビンさんは イベントを通じ、地域の方々にもスリランカ料理を紹介しています。昨年10月24日にアミュゼ柏で実施された調理実習 には講師として参加し、つくば開成高校の皆さんと一緒にスリランカのカレーを作りました。 今回 は、スリランカ出 身 の 講 師・メルビンさんをお招きしての 実 習となりました。いきなり シンハラ語での自己紹介だったので、びっくりした生徒も多かったかもしれませんね。さて、 いよいよ実習のスタートです! メニュー はチキンカレー・じゃがいものカレー・豆 のカレー の3種 類 です。友 達と協 力 しながら材料を切り、スリランカ直輸入の香辛料を使って、 2時間ほどで完成です。カレーの辛さは抑えてもらったのですが、 私たち日本人にとっては辛く、生徒たちも辛い辛いと言いながら、スリランカの紅茶と 一緒に出来上がったアツアツのカレーをおいしそうに食べていました。 お腹がいっぱいになったところで、スリランカの文化について、言語・歴史・宗教・地理など 様々な視点からたくさんのことを教えてもらいました。講演と質疑応答の約一時間は、 あっという間に過ぎ去り、終了後も、シンハラ語の書き方について教えてもらったりして、 講師のメルビンさんは大人気でした。 講座当日を迎え・ ・ ・ 講座を終えて・ ・ ・ 講師派遣を依頼した つくば開成高等学校 柏学習センター 原田先生 調理実習に参加した 生徒の皆さん 講師(スリランカ出身) メルビンさん ߫ߜޟ೨⻠ᐳߪޠ࿁ߢ࿁⋡ߩታᣉߣߥࠅ߹ߒߚ↢ޕᓤߚߜߪ೨ߦࠬࡦࠞߩᢥൻ ߦߟߡ⺞ߴ⾰ޔ߇ߢ߈ࠆࠃ߁ߦḰࠍㅴߡ߅ࠅ⺞ޔℂታ⠌ߣ㘩ᢥൻࠍㅢߒߡࠬࡦࠞ ߩᢥൻ⠨߃ᣇߦ⸅ࠇࠆߎߣ߇ߢ߈↢ޔᓤߚߜ߽ᄢᄌೝỗࠍฃߌߚࠃ߁ߢߒߚޕ࿁ޔ㘩ࠍ ㅢߒߚ⇣ᢥൻᵹߪߪߓߡߢߒߚ߇ࠎ߫ߜޔりㄭߥ㘩ࠍㅢߓߡߩᵹߪ↢ޔᓤߦ߽ ฃߌ߇ࠃ߆ߞߚࠃ߁ߢߔ⻠ޕᏧߩࡔ࡞ࡆࡦߐࠎߪ⇣ᢥൻᵹߦᘠࠇߚᣇߢ↢ޔᓤߦ߽᳇ߐߊ ߦჿࠍ߆ߌߡߚߛ߈߽ߡߣޔᭉߒߊᗧ⟵ߩࠆᤨ㑆ࠍㆊߏߖߚߣᕁ߹ߔޕᓟ߽㛎ࠍ 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実際にネ イティブの方が使う表現” について熱心に話し合う受講者の姿が印象的でした。外国人患者が安 心して医療を受けられるよう、医療現場におけるコミュニケーションの橋渡し役を担う “医療通訳” の ニーズが高まっています。千葉県国際交流センターでは、医療機関の依頼に応じて、語学ボランティ アを通訳として紹介しています。機会がありましたら、今回の受講者の皆さんには、即戦力としてご協 言語別に分かれてのロールプレイ 力いただきたいと思います。 アジア経済研究所開発スクール研修生ホームステイ受入れ 11月16日∼17日・23日∼24日 幕張新都心にあるアジア経済研究所開発スクール (IDEAS) にて6か月間の長期研修を受けている開発途上国の中堅行政官17名 が、 当財団に登録するホストファミリーボランティアの家庭を訪問し、 1泊2日のホームステイを通して日本の普段着の生活を満喫しました。 医療通訳を考えるセミナー 11月30日 病院等で外国人患者と医師とのコミュニケーションのお手伝いをする医療通訳ボランティアの 重要性を広く一般の方に理解していただくため、 「医療通訳を考えるセミナー」を開催しました。 セミナーでは先進事例として愛知県における医療通訳システム創設の経緯や運用状況、課題等 が紹介されました。 また、医師やメディカルソーシャルワーカー、医療通訳ボランティアなどを交えた パネルディスカッションを行い、 それぞれの発表者から、事例を交えて現状のお話や、医療通訳の パネルディスカッションの様子 必要性などをお話いただきました。 外国人のための無料総合相談会 1月18日 平日、仕事等のため相談が難しいという声を受け、千葉県国際交流センターでは昨年度からは年2回土曜日に “外国人のための無料 総合相談会” を開催するようになりました。1月18日の相談会では8組の外国人が訪れ、弁護士、行政書士、社会保険労務士から専門的な アドバイスを受けられました。センターの語学ボランティアの方々に通訳として協力いただき、相談者からは疑問点が晴れて、今後の 道筋が見えてきたとの声が聞かれました。その他、弁護士・行政書士に相談できる “外国人のための無料法律相談” は、総合相談会を 開催する7月と1月を除き、毎月原則第1月曜日に開催しています。 外国につながる子供のための日本語ボランティアの集い 1月20日 外国につながる子供たちに対する日本語初期指導の留意点や、具体的な実践について考える 講座を、地域で日本語教育支援活動を行っているボランティアの方々を対象に年1回開催して います。今回は千葉大学国際教育センターの小高愛先生に「にほんごだいすき」を使った講義を していただき、35名の方が受講しました。講義に使用するテキストは事前に受講者に配布され、 ほぼ 全員が事前学習をして当日を迎えました。 ワークショップではそれぞれ準備してきた意見を発表 しあい、 グループごとにディスカッションを行いました。テーマに沿った手作り教材を受講者同士で 紹介しあう場面もあり、 さまざまな意見が終始飛び交う、大変活発なグループワークとなりました。 「にほんごだいすき」の編著者でもある小高先生からは、教材の活用方法などの説明のほか、学校 生活や教科学習に必要な語彙や文法を、子供たちが日常で経験する具体的な学校での場面設定 (ストーリー)に沿って、 くりかえし練習することが大切だとアドバイスがありました。受講者からは、 教授法について改めて考えるいい機会になった、情報交換がとても参考になった、他の受講者の 講義とグループごとの意見交換会 熱心な姿勢に感心させられた、 などの感想があり、大変有意義な講座となりました。 p.4 千葉県国際交流センターCCB-IC March 2014 No.82 国際理解セミナー 1月26日 「地球市民として考える」 を副題にJ ICA地球ひろばと共催で開催しました。 セミナーの午前の部 では、 ロイヤルシルク財団・特別アドバイザーの黒田正人氏をお招きし、 「地域資源と国際協力」 と いうタイトルで、途上国における地域資源を利用した国際協力をインドネシアでの野蚕開発を例に お話しいただきました。午後の部では、立教大学異文化コミュニケーション研究科准教授で (特活) 開発教育協会副代表の上條直美氏によるワークショップ「世界がもし100人の村だったら」と、 エルサルバドルでのJ ICA教師海外研修に参加した教員による授業実践報告会を行いました。 ワークショップ 「世界がもし100人の村だったら」 災害時外国人サポーター養成講座 2月15日 昨年度の千葉市での開催に続き、今年度は八千代市で千葉県、八千代市、八千代市国際交流 協会と共催で開催しました。今回は、 1日目を開催する予定だった2月8日 (土)が雪のため中止と なり、 2日目の15日 (土)のみの開催となりました。講座では、前半に災害時の外国人支援や多文化 ソーシャルワーカー、多言語支援センターについての講義を行い、その後、多言語支援センター 開設訓練と在住外国人を交えた避難所巡回訓練を行いました。訓練では、外国人の方に被災者 の役を演じてもらい、外国人被災者の方が必要とする情報の提供と聞き取りを行い、支援センター 訓練の様子 の立ち上げや、巡回方法を体験しました。 語学ボランティア研修(コンベンション編) 2月25日 国際会議の受付・案内等のサポートを担う英語のボランティアを対象に語学ボランティア研修 (コンベンション編) を開催しました。当日は当財団MICE事業部によるコンベンション活動の説明、 千葉の魅力について英語でのプレゼンテーションの後、実際に海浜幕張駅周辺を歩き、幕張メッセ の施設を見学して、国際会議来場者を案内する際の実践に向けて理解を深めていただきました。 日本語と英語での海浜幕張周辺ツアー 千葉県国際交流センター 平成 26 年度事業計画 事 業 内 容 時期 (予定) 国際交流ボランティア制度 語学、 ホストファミリー、文化、 日本語の各ボランティアの登録・紹介 随時 ホームページによる情報提供 在住外国人の生活情報やセンター事業等について発信(日・英・中・西) 随時 外国人テレホン相談事業 在住外国人の電話による生活相談への対応(日・英・中・西) 随時 ちば出前講座 在住外国人や青年海外協力隊 OB 等を団体や学校等に派遣 「国際交流伝言板」の発行・配信 外国人のための無料法律相談 国際交流イベントや募集事業をホームページ等で紹介(日・英・中・西) 外国人の生活上の法的問題に弁護士、 行政書士が対応 (原則第 1 月曜 行政書士は 5、 9、 11 月) 随時 毎 月 毎月 (総合相 談月を除く) 10 月 コミュニティ通訳研修 在住外国人の生活支援に役立つ基礎的事項を学ぶ 国際交流・協力等ネットワーク会議 民間交流団体や地域国際交流協会等による情報交換 6∼7月 日本語ボランティア・スキルアップ講座 日本語ボランティアが日本語指導の質の向上を図る講座(全 6 日) 6∼7月 外国人のための無料総合相談会 外国人の生活問題に弁護士、行政書士、社労士等が対応(土曜) 7、 1月 外国人相談担当者意見交換会 地域の外国人相談担当者への講演、 情報交換 国際フェスタCHIBA 国際交流・協力団体の活動成果を展示等により、広く県民に発表 会報「国際交流つうしん」の発行 県内の民間団体の活動等を紹介する会報の発行 国際理解セミナー 一般県民や高校生等に向け、 国際理解を図る講座を開催 日本語ボランティア養成のための講座 日本語ボランティアのための基礎的な知識を養う講座(全 4 日) 地域日本語教室ボランティア意見交換会 外国人児童に対する日本語ボランティアへの講演、 情報交換 1月 災害時外国人サポーター養成講座 災害時に外国人をサポートする人材を育成する講座を開催 1∼2月 外国人県民就労支援事業 外国人県民が介護現場で就労するための基礎を学ぶための講座 7月 10 月 7、 11、3 月 6∼1月 10 月 4 ∼ 12 月 千葉県国際交流センターCCB-IC March 2014 No.82 p.5 JICA千葉デスクのページ 昨年まで「フェアトレードイベント千葉」として開催していたイベントが、「フェアトレードフェスタちば」に名称を 変え、今年も開催されます。「フェアトレード」は、開発途上国で作られる物を正しい価格で購入することで、生産者の 生活を支援する取組みです。皆さんが身近な生活にフェアトレードを取り入れることが、国際協力に繋がります。 本イベントには、主に千葉県内でフェアトレード商品を扱う団体や、大学生団体などが出展し、JICA地球ひろばのブース では、世界の問題を見て、触って、学べる展示を行います。また、ステージパフォーマンスや、スタンプを集めて景品が もらえるスランプラリーなど、楽しい企画も予定しています。是非、会場にお越し下さい。 フェアトレードフェスタちば ∼ 選 ぶ こと で 世 界 を カ エ ル ∼ ●日時:5月11日(日)11:00∼17:00(予定) ●場所:きぼーるアトリウム (JR千葉駅から徒歩15分 /京成千葉中央駅から徒歩5分) ●内容:フェアトレード商品展示販売、資料配付、 スタンプラリー、立体展示、 ステージパフォーマンス等 出展/協賛を募集しています フェアトレードを広義に捉え、フェアトレード商品を扱う団体、環境や人に配慮した物づくりをしている 国際協力団体、福祉作業所、企業の皆さまに出展/協賛のお声かけをしています。 詳しい情報は、ホームページをご覧ください ▶ http://fairtrade-chibant.jimdo.com/ H26年 春募集 ★☆★JICA ボランティア体験談&説明会 in 千葉 ★☆★ 体験談や制度説明・ビデオの上映・応募相談・要項詳細資料等の閲覧も可能 参加無料・申込不要・途中入退場OK 地元出身のボランティアOB/OGに、参加するまでのバックグランドや現地のこと、帰国後の進路などなど、 聞きたいことが気軽に相談できます。※両日共に、青年、シニア同日開催です。 日程/開催地 会 場 青年海外協力隊 シニア海外ボランティア 3月30日(日) 松戸 松戸市勤労会館 3階 ホール JR線・新京成線松戸駅より徒歩5分 14:00∼16:00 4月10日(木) 船橋 船橋フェイスビル 6階 きららホール JR(南口)・京成・東武各線 船橋駅より徒歩1分 19:00∼21:00 2月よりJICA千葉デスクに着任しました、和泉澤 浩(いずみさわ ひろし)と申します。昨年9月まで アフリカのマラウイ共和国に青年海外協力隊として派遣されていました。現在、国際協力推進員として、 千葉県内で国際協力と市民を繋ぐパイプ役として活動しています。国際協力で千葉県を盛り上げて行きたい と思っています。どうぞよろしくお願い致します。 千葉県国際交流センター内 JICA千葉デスク 国際協力推進員 和泉澤 浩 TEL:043−297−0245 FAX:043−297−2753 E-mail:[email protected] p.6 千葉県国際交流センターCCB-IC March 2014 No.82 ̜̹̈́ ͈ 街 ͈ ྦྷ࣭ۼषၠȆފႁ౬ఘ 国際交流まくはり アサンテサーナ きさらづ 会長 原田 美佐子 初芝 小百合 当会では幕張公民館を拠点に、毎年3、4回の講演会や、 「アサンテサーナ」は、スワヒリ語で“ありがとう”と 料理と講師の人柄をとおして各国に触れる会等の交流事業 いう意味。商品を作る材料をくれた地球、商品を作って また、当会顧問である中村義博元大使のご指導の下で、 くれた生産者の方たち、そしてお店に来てくださったお客 国際情勢の勉強会等を女性が中心になって開催しており 様…商品に関わった全てに感謝の意味を店名に込めてつけ ます。昨年は日本の再生可能エネルギー技術研究をリード ました。 する、大和田野芳郎博士、ネパールで活躍中の垣見一雅氏、 ア サ ン テ サ ー ナ 元外務審議官の田中均氏、現代中国研究家の津上俊哉氏 きさらづで扱う商品 を講師にお迎えしました。 は、フェアトレード 当会の成り立ちと現状 の雑貨・衣類・食品 幕張メッセができてから地域に外国人住民が増え、生活 です。大量生産品を 上様々な問題が生じるようになりました。そこで、幕張 安価で買い、使い捨 公民館では平成16年から19年まで、いわゆる文化交流を てが当たり前になっ 超えた事業を目指して「国際理解講座」を開講しました。 てしまった私たち。 この講座の受講者が中心になって当会は誕生しました。 それでも、手作りの 当初は夜間に外国人住民との交流の場を運営する等、 もの、伝統的なもの 外国人との交流に重きを置いておりましたが、国際交流 に惹かれるのは、そ 活動をする上で、視座を高める必要性を痛感し外務省国際 こに住む人々の知恵、 情勢講演会を主催するようになりました。これが大きな 刺激となり、次第に国際情勢についての講演会や勉強会が 愛情が、めいっぱい 豊富な種類のフェアトレード商品 活動の中心になってまいりました。 込められており、 商品からそれを感じ 取ることができるからではないでしょうか。私たちは、 フェアトレード商品をご紹介することで、少しでも世界の ことに目 を 向 け て い た だ け れ ば と 考 え て い ま す 。 社 会 貢献は、言葉にすると大きなことに感じてしまいますが、 本当は日常生活の中でもできることはたくさんあります。 そ の1つがお買い物を通じて海外支援ができるフェア トレードです。 店内の商品で特にオススメしているのは、食品関係です。 本場スリランカのカレーが手軽に家庭で作れる「カレーの 壺」や、カルフォルニア産のくるみに沖縄の黒糖をまぶし た「黒糖くるみ」など、どれもシンプルでおいしい食品 ばかり。スーパーで販売されている食品に比べると、少し 昨年11月の津上俊哉氏講演会の様子 価格が高めですが、その価値は十分に感じていただける はずです。 平成26年度の活動について また、アサンテサーナきさらづでは、障がいのある方の 現在、会員(賛助会員含む)は90名です。26年度の予定 仕事づくりの場としての社会貢献にも取り組んでいます。 等詳細はホームページをご覧ください。 店内清掃やレジを担当しているのは、同じ建物に入って http://homepage3.nifty.com/makuhari いる障がい者施設の方です。海外の問題でも、国内の問題 26年度の講演会(参加費無料)への参加申込みは「ちば でも、その解決方法と小さなきっかけを地域に提案して 市政だより」で公募予定です。なお、運営委員会は幕張 いきたいと思います。 公民館で毎月第1・3金曜午前に行っております。 http://www.facebook.com/hanakisarazu 連絡先 E-mail:[email protected] 千葉県国際交流センターCCB-IC March 2014 No.82 p.7 トルコ うこそ千葉県へ! 世界からよ イスラエル レバノン お国紹介 シリア お国紹介 シリア・ ・アラブ共和国 アラブ共和国 シリア・アラブ共和国 ダマスカス イラク ヨルダン ※外務省ホームページより引用 ファタヤーニ・ターリクさんは、 2010年に留学生として来日。現在は東京工業大学の博士課程で、 社会経営 工学を専攻しています。大学院で研究を続ける一方で、 ボランティア活動にも大変熱心に取り組み、 イスラム 文化やアラビア語書道などを積極的に紹介しています。出身は、 シリア・アラブ共和国のアレッポです。 シリアの立地と歴史 日本は海に囲まれた島国ですが、シリアは海に面して いるだけでなく、周辺にたくさんの国があります。 シリアは欧州・アジア・アフリカの三つの大陸が繋がって いるところに位置し、 とても古い歴史を持っ ています。 首都ダマスカスは紀元 前10000年から人類が 定住していたと言われ、 人類が住み続けている 世界最古の都市として 広く知られています。 首都ダマスカス シリアの料理 シリア料理には、たくさんの野菜や肉を使います。食材 は1個単位ではなく、1kg単位で購入します。日本に比べ 物価はとても安いです。トマトを1kgあたり2円で買った こともありました。私の家は11人の大家族なので、野菜や 果物はだいたい20kgから30kgぐらい買っていました。 新鮮な食材をとても安く買うことができ、母や姉がいつも おいしい料理を作ってくれました。 懐かしいシリア シリアの人々は、家族や親戚と一緒にいる時間を何より も大切にします。 近年、中東に広がった戦争の影響により、私は来日して 以来、故郷に帰ることができなくなりました。 甥 や 姪 と 一 緒 に 遊 ん だ こ と や 、 母 と 姉 の 家 庭 料 理 が とても懐かしく思い出されます。一日も早くシリアに平和 が戻り、家族や親戚と再会できることをいつも願って います。 広告 募集! 「国際交流つうしん」 に 広告を掲載しませんか? ★年3回、各1万部発行★ 団体・個人会員の皆様に確実にお届けするとともに、県内の 公民館、 図書館、 各施設に一定部数設置しております。 国際交流に関心のある読者に向けて効果的に情報発信する ことができます。 アラビア語書道 イスラム以前のアラブ では、アラビア語やアラ ブ書道は、発達しません でした。当時はたくさん の偶像が作られ、その 作品は崇拝の対象として 重宝されました。 ナツメヤシの実で作ら 黒板に書いたアラビア語書道 れた偶像を食用に供した という面白いエピソードもあったそうです。イスラム という宗教が生まれると、一切の偶像崇拝が禁じられ、 アートとして壁に偶像らしきものや生き物を描くことすら 許されませんでした。代わりにコーランを継承していく ための「文字」がより重要になっていきました。イスラム教 は科学や学問の発達を促す教えであったため、「文字」は 次第に、イスラム文明を築き上げる上で重要な役割を 果たし、数学や、化学、地理学など様々な分野で豊かな 文明を築いていきました。同時にアラビア語書道(カリ グラフィー)も発展していきました。カリグラフィーは、 物事を美しく芸術的に表現するために、デザインと言葉を 融合し、和やかでバランスのよいアートとして、見る人に 深い意味を感じさせるように意匠が凝らされています。 その意味とは、アートの中に示されたアッラーの教えや 言葉に含まれるものであり、鑑賞する人は深い感銘を与え られるのです。カリグラフィーは芸術的に極めて優れた ものとしての評価を受け、アラベスクの発展に大いなる 影響を与えました。イスラム芸術は、単に綺麗であることや、 端正であることを目的としてはいません。対象の中にある 善き心、あるいは善き意思を表現することを、究極の目的 としています。そして、それを通じて人間をより高い精神性 へと導くものであり、それがまたアッラーのお望みに沿う ものなのです。 賛助会員募集中 賛助会員募集中! ! 千葉県国際交流センター 国際交流 国際協力 多文化共生 社会づくり 当センターの活動の趣旨に賛同し支援して下さる方を、 賛助会員として募集しています。会員には、本誌の 送付、有料事業の割引などの特典があります。 個人会員 1口 (2,000円)以上から 団体会員 1口 (10,000円)以上から ■ 賛助会員、 広告掲載のお問合せはこちら 公益財団法人 ちば国際コンベンションビューロー 千葉県国際交流センター 〒261-7114 千葉市美浜区中瀬2-6 WBGマリブイースト14F TEL:043-297-0245 FAX:043-297-2753 E-mail:[email protected] p.8 千葉県国際交流センターCCB-IC March 2014 No.82 http://www.mcic.or.jp/へgo! センター事業の紹介、最新ニュース、 年3回発行 講座やイベントなど役立つ情報を (7, 11, 3月) 掲載。
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