甲状腺腫瘍摘出術パス(患者用)/入院診療計画書

 甲状腺腫瘍摘出術パス(患者用)/入院診療計画書
病名:
主治医:
内分泌外科
中央5階病棟
看護師:
号室
様
本人/家族署名
説明年月日:
検
入院( / )~
☆入院に向けて入院予約の手続きを ☆手術準備のための検査を行います。 ☆麻酔科の医師の診察が
行います。
・採血
査 ・尿検査
・レントゲン
・ ・心電図
・肺機能検査
の検査を行います。
手 ・入院予約をした日に麻酔科
の受診があります。
術
・採血
・24時間分の尿を貯めます。
(レントゲン, 心電図)
☆医師より、治療についての説明があ
り、入院診療計画書をお渡しします。
☆血液型を表示した,血液型バンドをし
ていただきます。
に
☆手術に向けて、吸入を毎日行いま
☆入院までは通常の生活を送って下 す。
さい。
関 ☆但し、喫煙されている方は、手術に
備えて禁煙に努めて下さい。
す
☆手術前日までは、生活の制限はあり
ません。
☆入院から手術前日までの間に医師よ
り病状説明、手術の説明があります。
原則としてご家族の同席をお願いして
いますgので、入院時に日時の調整を
行います。
る
説
明
入
院
生
活
手術前日( / )
手術の為に必要なもの
・和式の寝巻き 1枚
(手術当日のみ使用)
・T字帯 1枚
(手術当日のみ使用)
・曲がるストロ- 1本
・バスタオル
1枚
・ティッシュ
1箱
☆入院オリエンテーションを行います。
・毎日の検温は9時~10時ごろに行い
ます。
関
る
説
明 ☆入院までに、ご質問やご心配なこと
手術当日( / )
☆手術室に入る前に
・入室30分前にお手洗いを済ませ、弾性ストッキ
ン
グを着けて下さい。
・手術が2番目以降の方は、手術前に点滴をし
ます。
☆手術後の状況
・手術後、病室に戻ります。
・術式によっては、身体には創の下に、創の周り
に
溜まったリンパ液を流し出す管が入ってきま
す。
点滴・尿の管・酸素のチューブが付いていま
す。 ・静脈血栓予防のため、両足に
マッサージする機械(フロートロン)
が付いています。
・1日ベッド上安静となります。
・食事は出来ません。
・病室に戻ってから、翌日まで定期的に血圧な
どの測定を行います。
☆病状経過、ご家族のこと、生活習慣 ☆手術前日に睡眠薬をご ☆痛み、息苦しさなど我慢せず、お知らせ下さ
についてお伺いします。
希望の方は、担当医師の診 い。
・お持ち頂いた薬を薬を、薬剤師が確認 察時にご相談下さい。
に参ります。
に
☆生命保険に関する書類がある方
す は、お持ち下さい。
☆内服しているお薬は、入院日にお
持ち下さい。
あります。
☆食事は夕食まで食べられ
ます。 ・ 時~は水分
も禁止となります。ご注意下
さい。
☆手術後は数日入浴できな
いため、入浴をして下さい。
・入浴は予約制で、9時~20時となって
います。
・食事は普通食となります。心臓病や糖
尿
病などがあれば治
療食となります。
・面会時間
は、13時~19時となっておりますが、そ
れ以外も申し出て頂ければできます。
月
日
東京女子医大病院
患者さんには、クリニカルパスに基づいた医療を行います。
外来(入院に向けて)
年
術後1日目( / )
2日目( / )
☆採血をします。
3日目( / )
☆採血をします。
4・5日目( /
~ / )
☆5日目に採血をします。
☆朝食が摂れたら、水分を補う点
滴は午前9時ごろに終了します。
☆朝、抗生剤の点滴をします。
☆痛み止めと胃薬を内服し
ます。
☆痛み止めと胃薬は4日
☆創の下方から入って
いる管は、2~4日目の
間に、
☆普通食となります。
液が少なくなったら抜き
ます。
☆下半身のシャワー浴がで
きます。
☆痛み止めと胃薬が開始されま
☆普通食となります。
す。4日間内服します。
☆食事は朝食から開始です。1日お
粥となります。
☆下半身のシャワー浴
が出来ます。
☆入浴は出来ませんが、体を拭い ・洗髪は看護婦が介助し
て着替えは出来ます。看護婦が介 ます。
助します。
☆肺炎予防や筋肉痛予防のため、介助で横向
きになることも出来ます。
☆痰がからんだら、咳をして出してください。
咳をする時、傷に手を当てた方が楽に出来ま
す。
☆ご家族の方へ
・手術中は病室あるいはディ-ル-ムでお待ち
下さい。
・帰室時間は、麻酔の覚め方によって遅れること
があります。
・手術経過について医師より説明があります。
☆病気や入院生活についてのご心配、
不安に思うことは、その都度お聞かせ
下さい。
患者さんの状態により、スケジュールが多少異なる場合があります。 経過につきましてはその都度、個別に説明いたします。
~ / )
☆必要に応じて採血をします。
☆抜糸をします。抜糸後テープを
貼ります。
☆8時半ごろ医師の診察が
☆7時ごろ、尿の管を抜き、フロート
あります。
ロンを外します。
☆8時ごろ、医師の診察
☆8時ごろ、医師の診察がありま
があります。
す。
6・7日目( /
☆吸入は終了となります。
☆傷の引きつる感じや違和感は、少しずつ取れてきます
☆傷の引きつる感じや違和感は、少しずつ取れ
が、消えてしまうまでには、月単位の時間がかかります。
てきますが、消えてしまうまでには、月単位の時
首の緊張が続くと、肩こりの原因となりますので、肩や首
間がかかります。
のストレッチ体操を少しずつ始めてみて下さい。
首の緊張が続くと、肩こりの原因となりますので、
肩や首のストレッチ体操を少しずつ始めてみて
下さい。
☆抜糸後に貼るテープは、傷のケロイドを防ぐ為に行います。
☆抜糸後に貼るテープは、傷のケロイド(傷が赤くもりあが
特に、若い年齢の方、ケロイド体質の方にお勧めします。
ること)を防ぐ為に行います。
《テープの貼り方》
①シャワーで湯をかけ、テープを蒸らします。
②テープをゆっくり剥がします。
③指の腹に石鹸をつけ、テープの汚れを落すように洗い
ます。
④入浴後は、皮膚の乾燥を待ってテープを貼ります。
⑤2㎝くらいに切ったテープを、予め必要な枚数用意して
おきます。
⑥傷の端から、2~3㎜ずつ重ねながら、弧を描くように
貼ります。その際、テープの片側を貼ったら、少し引張り
気味に貼ります。
・テープ終了の目安は、傷が白い線状になるまでです。
大体3~4ヶ月程となります。
・テープを貼っていても、ケロイドになる方もいます。ケロ
イドになった場合は、他の治療法がありますので、外来
看護師にお聞き下さい。
◎テープかぶれが起こった場合は、中止してください。
◎テープの購入方法は、看護師にお聞き下さい。
☆退院日は状態によって数日の
ずれが生じます。
☆抜糸が済んだら翌日より入浴
可能です。 入浴後の消毒は不
要です。
☆主治医より外来診察日につい
て説明があります。
・受診日( 月 日) 午前・
午後 ・外来医( 医師)
診察前に総合外来センター地下
1階採血室で採血を行ってくださ
い。
※外来の診察は予約制です。
・予約センター℡ 03-3353-8138
☆退院後の生活は、ご自分の体
力に合わせて、仕事や家事を始
めて下さい。
☆退院後、傷や体調に変化があ
りましたら、早めの受診をして下
さい。
傷の変化は、発赤・腫れ・熱
感・痛みなど、入院中にはなかっ
た変化のことです。
☆外来受付時間
外来の2時間前から受け付けて
います。
※第3土曜日・祭日は休診です。
☆休日・夜間は救急外来診療と
なります。
内分泌外科外来連絡先
℡代表(03-3353-811
1)
内線(21413)
この経過説明は、標準的なもの
であり、合併症などがある時は、
この限りではありません。
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