ニッセイ インターネットアンケート ~4月:「女性の活躍推進」

平成26年4月9日
日本生命保険相互会社
ニッセイ インターネットアンケート
~4月:「女性の活躍推進」について~
日本生命保険相互会社(社長:筒井義信)は、「ずっともっとサービス」のサンクスマイル
メニューのひとつとして、ホームページ(http://www.nissay.co.jp)内の「ご契約者さま専用
サービス」にて、「女性の活躍推進」に関するアンケート調査を実施いたしました。
来月は「こどもの日」に関するアンケート調査結果を発表いたしますので、ご期待ください。
≪調査概要≫
■調査期間
■実施方法
■調査対象
■回答者数
:
:
:
:
平成26年3月1日(土)~3月27日(木)
インターネット(PC・携帯電話モバイルサイト)による回答
「ずっともっとサービス」のサンクスマイルメニューアンケートへの訪問者
10,142名(男性:5,512名、女性:4,630名)
<年代別回答者数>
年代
~20代
(名,%)
30代
40代
50代
60代~
合計
男性
354
1,086
1,909
1,424
739
5,512
女性
455
1,100
1,440
1,072
563
4,630
合計
809
2,186
3,349
2,496
1,302
10,142
占率
8.0
21.6
33.0
24.6
12.8
100.0
■質問1
4月10日は「女性の日」であることをご存知ですか?
■質問2
日本経済の発展に「女性の活躍推進」は重要と思いますか?
■質問3
「女性の活躍推進」が進んでいる企業・団体のイメージは?
■質問4
活躍している女性のイメージは?
■質問5
女性が活躍するための必要な要素は?
■質問6
今後、活躍や昇進などをしたいですか?
■質問7
近年、職場などで女性の活躍が進んできたと思いますか?
■質問8
今後、職場などで女性の活躍が進むと思いますか?
■質問9
女性で最も活躍していると思う著名人は?
■質問10「女性の活躍推進」に最も適任だと思う男性の著名人は?
1
■質問1
4月10日は「女性の日」であることをご存知ですか?
(回答者数:10,142名)
○ 4月10日が「女性の日」と知っているのは、全年代で5%。
知っている
(5.0%)
<全年代>
<年代別>「知っている」と回答した方の占率
(%)
12.0
9.8
10.0
8.0
5.4
6.0
4.0
知らない
(95.0%)
3.5
3.9
3.9
~20代
30代
40代
2.0
0.0
■質問2
日本経済の発展に「女性の活躍推進」は重要と思いますか?
50代
60代~
(回答者数:10,142名)
○ 全年代では、72.4%の方が日本経済の発展に「女性の活躍推進」が重要と回答。
○ 年代別でみると、特に20~30代で男女差が大きく、女性の方が「女性の活躍推進」は
重要と認識。
50代
60代~
66.3
71.3
76.6
78.5
男性
72.3
>
40代
>
65.8
30代
>
72.4%
全年代 ~20代
>
大変重要
(26.6%)
(%)
>
どちらとも
いえない
(19.1%)
<年代別>「大変重要・重要」と回答した方の占率
>
<全年代> 重要ではない
(0.9%)
どちらでもいい
あまり重要ではない
(4.4%)
(3.2%)
女性
72.7
73.6
71.2
70.6
74.9
75.8
(対男性)
0.4
7.8
4.9
▲ 0.7
▲ 1.7
▲ 2.7
重要
(45.8%)
<ニッセイ基礎研究所 松浦民恵 主任研究員 のコメント>
○「女性の日」は戦後初の総選挙(1946 年)で初めて婦人参政権が行使された日にちなみ、設けられた記念日
です。しかしながら、60 代以上でも「知っている」割合が1割未満という結果を見る限り、時代とともに記憶が
風化してきたと言わざるを得ません。「女性の日」も、今日的観点からその意義を問い直し、改めて重要性を
広報すべき時期にきているのかもしれません。
○「女性の活躍推進」が重要だという割合が、30 代以下の男性でやや低くなっていることが
注目されます。楽観的な解釈をすれば、30 代以下の男性は、男女差をそれほど意識せず
に働いているのかもしれません。一方、悲観的な解釈としては、女性の活躍推進の取り組み
によって、職場のなかで彼らに負担が偏ったり、彼らが不公平感を抱いたりしていることが
懸念されます。女性の活躍推進は職場全体の協力なしには成り立たないので、企業等は、
彼らにも女性の活躍推進の重要性を説明すると同時に、進め方等を決めるにあたっては、
彼らの意見にも配慮をする必要があるでしょう。
2
■質問3
「女性の活躍推進」が進んでいる企業・団体のイメージは?
(複数回答可)(回答者数:10,142名)
○
男女ともに「出産・育児後も働き続ける女性が多い」が1位。年代別に詳しくみると、
20~30代では女性の方が男性より、10ポイント以上高い結果となる。
○ また、2位の「評価・給与・キャリアアップなどの諸制度が男女均等」においても、
30~50代で女性の方が男性より、高い結果となった。
<全年代>
72.4 (%)
出産・育児後も働き続ける女性が多い (男性)69.8 (女性)75.5
評価・給与・キャリアアップなどの諸制度が男女均等 (男性)41.7 (女性)47.7
44.5
女性の役員や部長などの管理職が多い (男性)33.0 (女性)35.1
34.0
男性社員にも育児休業取得を推進
25.7
23.8
22.0
女性社員の意見が経営に活かされている
女性社員の勤続年数が男性と変わらない
14.8
女性社員の比率が高い
8.7
女性が経営トップ
0.0
10.0
<年代別トピックス>
【1位】出産・育児後も働き続ける女性が多い
(%)
40代
50代
60代~
36.3
40.7
45.1
47.8
女性
47.7
39.8
46.8
47.9
52.8
45.6
▲ 0.3
(対男性)
6.0
1.9
10.5
7.2
7.7
▲ 2.2
>
68.2
>
70.5
>
41.7
女性
75.5
83.5
83.2
73.7
(対男性)
5.7
14.9
11.0
2.7
3.0
活躍している女性のイメージは?
37.9
30代
>
全年代 ~20代
(%)
男性
69.8
○
○
【2位】評価・給与・キャリアアップなどの
諸制度が男女均等
>
68.5
80.0
>
67.5
70.0
>
71.0
60.0
>
72.2
50.0
>
60代~
40.0
>
50代
30.0
>
40代
男性
■質問4
68.6
30代
>
全年代 ~20代
20.0
(複数回答可)
(回答者数:10,142名)
男女ともに「仕事と家庭を両立(ワーク・ライフ・バランス)
」が1位。
「給与が高い」は7位と最下位だが、どの年代でも男女差が約2倍。
<全年代>
(%)
72.6
仕事と家庭を両立(ワーク・ライフ・バランス) (男性)72.3 (女性)73.0
44.7
専門的な知識や資格を有する (男性)42.8 (女性)46.9
役員や部長などの管理職に就いている
19.6
多くの部下・大きな組織を担当
16.2
社内外に多くのネットワークを有する
語学力を生かして海外勤務などを経験
14.9
給与が高い
14.4
0.0
10.0
<年代別トピックス>
【7位】 給与が高い
(%)
12.7
9.7
8.5
9.2
男性
10.1
>
60代~
>
50代
>
40代
>
30代
>
12.1
20.0
>
全年代 ~20代
34.4
(男性)32.7 (女性)36.3
女性
19.6
27.7
23.0
18.3
15.8
17.1
(対男性)
9.5
15.6
10.3
8.6
7.3
7.9
3
30.0
40.0
50.0
60.0
70.0
80.0
<ニッセイ基礎研究所
松浦民恵 主任研究員のコメント>
○「女性の活躍推進」が進んでいる企業・団体の
イメージに関する男女の比較結果から、女性の
ほうが定着や均等に対して、より厳しい目を向け
ている様子が見受けられます。
○活躍している女性のイメージとして、女性で
「給与が高い」という割合が高いのも、実質的な
給与水準の上昇をともなって初めて、女性が
活躍しているといえるという考えが、背後にある
のかもしれません。
■質問5
女性が活躍するための必要な要素は?
(複数回答可)
(回答者数:10,142名)
○
男女ともに「女性自身の能力・経験」が1位。
「女性自身の意識・姿勢」も男女ともに2位
となるも、各年代で女性の方が低い占率となった。
○ また、4位の「両立支援など働きやすい職場環境の整備」では、とくに20~30代で
女性が男性よりも10ポイント以上高く、両立支援などの整備が必要と認識。
<全年代>
0.0
<年代別トピックス>
【2位】女性自身の意識・姿勢
【4位】両立支援など働きやすい職場環境の整備
50代
60代~
28.2
26.8
30.6
35.2
37.6
39.8
36.3
31.3
29.5
▲ 3.4
(対男性)
7.1
11.9
11.1
8.1
4.5
▲ 1.1
>
女性
>
42.3
>
43.0
>
>
40代
28.7
28.1
49.4
女性
42.1
45.1
39.7
42.4
(対男性)
▲ 7.3
▲ 3.2
▲ 7.4
▲ 9.1
▲ 7.6
25.7
30代
男性
>
全年代 ~20代
(%)
>
45.7
60.0
>
60代~
50.6
50.0
>
50代
51.5
40.0
>
40代
47.1
30.0
>
30代
男性
■質問6
48.3
(%)
20.0
46.1
35.2
31.4
>
全年代 ~20代
10.0
(%)
58.2
女性自身の能力・経験 (男性)59.3 (女性)56.9
女性自身の意識・姿勢 (男性)49.4 (女性)42.1
企業・経営者の意識(女性活躍への理解・関心等) (男性)35.0 (女性)35.5
両立支援など働きやすい職場環境の整備
保育施設・サービス等の充実
18.8
男性の家事・育児参加
17.9
上司の意識(女性活躍への理解・関心等)
17.8
評価・キャリアアップなど人事制度の充実
12.0
長時間労働を前提としない働き方
10.6
出産退社後、再就職先の確保
10.5
ロールモデルとなる女性の増加
2.3
今後、活躍や昇進などをしたいですか?
(回答者数:10,142名)
○「必ずしたい」
「どちらかといえばしたい」の合計は男性が約5割となる一方、女性は約3割
となり、大きく異なる結果となった。
<男性>
どちらでもいい
(10.5%)
したくない
(5.8%)
どちらかといえば
したくない
(3.8%)
<女性>
必ずしたい
(7.8%)
必ずしたい
(21.4%)
男女差
48.4%
18.1
30.3%
ポイント
どちらとも
いえない
(31.5%)
どちらかと
いえばしたい
(27.0%)
どちらでもいい
(14.4%)
どちらかと
いえばしたい
(22.5%)
したくない
(10.0%)
どちらかといえば
したくない
(6.9%)
どちらとも
いえない
(38.4%)
<ニッセイ基礎研究所 松浦民恵 主任研究員 のコメント>
○女性は「両立支援など働きやすい職場環境の整備」に、男性は「女性自身の意識・姿勢」に目が向いている
様子がよくわかりますが、「女性の活躍推進」を進めるうえでは、男女ともが、どちらかでなく両方に目を向け
ることがポイントとなるでしょう。
○女性の活躍・昇進意欲が低い要因としても、「女性自身の意識・姿勢」だけでなく、「両立支援など働きやすい
職場環境の整備」が十分でないこともあると考えられます。
4
4
■質問7
近年、職場などで女性の活躍が進んできたと思いますか?
(回答者数:10,142名)
○ 81.5%の方が近年、女性の活躍が進んできたと回答し、男性が女性を4.1ポイント
上回る結果となった。
<全年代> ほとんど進んでいない(4.5%)
進んでいない(1.5%)
変わっていない
(12.5%)
<年代別トピックス>
「大いに(少しずつ)進んできた」と回答した方の占率
(%)
大いに
進んできた
(13.4%)
全年代 ~20代
85.9
>
86.4
>
83.2
>
78.9
83.4
>
60代~
>
■質問8
50代
>
少しずつ
進んできた
(68.1%)
40代
男性
女性
79.3
78.5
76.4
78.8
80.8
84.0
(対男性)
▲ 4.1
▲ 2.0
▲ 2.5
▲ 4.4
▲ 5.6
▲ 1.9
81.5%
80.5
30代
今後、職場などで女性の活躍が進むと思いますか?
(回答者数:10,142名)
○ 80.0%の方が今後、女性の活躍が進むと回答し、男性が女性を5.5ポイント上回る
結果となった。
<全年代> ほとんど進まない(3.6%)
進まない(1.2%)
変わらない
(15.2%)
<年代別トピックス>
「大いに(少しずつ)進む」と回答した方の占率
(%)
大いに
進む
(14.2%)
全年代 ~20代
88.2
>
85.7
>
81.2
>
78.3
82.5
>
60代~
>
50代
>
少しずつ進む
(65.8%)
40代
男性
女性
77.0
75.6
74.1
74.2
80.6
84.2
(対男性)
▲ 5.5
▲ 2.4
▲ 4.2
▲ 7.0
▲ 5.1
▲ 4.0
80.0%
78.0
30代
<ニッセイ基礎研究所 松浦民恵 主任研究員 のコメント>
○職場での女性の活躍については、「進んできた」「今後進む」のいずれについても、多くの方が肯定的な見方
をしているようです。
○ただ、男女の結果を比較すると、いずれも女性のほうが「進んできた」「今後進む」という割合がやや低く、
ここでも女性のほうが「職場などでの女性の活躍」に対してやや厳しい見方をしている様子が読み取れます。
○「女性の活躍推進」が表層的な取り組みや一時的なブームで終わらないように、今後も引き続き、その動向を
注視していく必要があるでしょう。
5
■質問9
女性で最も活躍していると思う著名人は?
順位
氏
名
(回答者数:7,904名)
回答数
1位
浅田
真央 さん
402 名
2位
緒方
貞子 さん
291 名
3位
黒柳
徹子 さん
266 名
4位
滝川 クリステル さん
253 名
5位
野田
197 名
聖子 さん
■質問10 「女性の活躍推進」に最も適任だと思う男性の著名人は?
順位
氏
名
(回答者数:6,800名)
回答数
1位
安倍
晋三 さん
1,489 名
2位
池上
彰
3位
北野
武 さん(ビートたけし さん)
200 名
4位
舛添
要一 さん
195 名
5位
小泉
進次郎 さん
185 名
228 名
さん
6
<ご参考>
ウェルネス ダイヤル
エフ
ずっともっとサービス「Wellness-dial
f
(女性の体の悩み電話相談)」について
平成26年3月25日より、女性特有の症状・疾患といった体の悩みを、女性の専門家に気軽
に電話でご相談いただける新サービス「Wellness-dial f (女性の体の悩み電話相談)」
(以下「当
サービス」)を「ずっともっとサービス」の特典として導入いたしました。
尚、当サービスは、女性の体の悩みに対する調査結果に基づき、社内の女性プロジェクト
チームでの検討から生まれたサービスです。
≪当サービスのポイント≫
個人の『女性』ご契約者様向けのサービスです(※1)
-
当サービスはご契約者様向けサービスである「ずっともっとサービス」の特典であり、
「お客様
ID」を登録済みの個人の女性ご契約者様であれば、どなたでもご利用できます。
※1:男性のご契約者様は、当サービスをご利用いただくことができません。ずっともっとサービスのハート
フルサポートメニューの「無料健康・介護相談」をご利用ください。
女性の体の悩みを女性の専門家にご相談いただけます
-
国家資格を有する女性の専門家がご相談をお受けします。
・高度な医療知識を必要とする場合は、女性の医師にご相談いただけます。
・食・栄養に関するご相談は管理栄養士にご相談いただけます。
《ご相談をお受けする専門家》
看護師・保健師
医師(※2)
管理栄養士(※2)
※2:医師・管理栄養士へのご相談は予約相談となります。なお、ご相談いただける
お時間は、15 分程度となります。
当サービスのご利用可能時間は、月曜日~土曜日(※3)の 9:00~21:00 です
※3:12/29~1/3、祝日を除く
当サービスのご利用にあたっての通話料・相談料は無料です
注 : 当サービスは、(株)ライフケアパートナーズが提供する「ずっともっとサービス」の特典であり、当社が提供する保険またはサービスで
はありません。
注 : 当サービスの詳細な内容やご利用方法は、当社ホームページ(http://www.nissay.co.jp)・ずっともっとサービス規程等にてご確認
ください。ご確認・ご利用にあたっては、当社の「お客様ID」が必要となります。
注 : 緊急のご相談、及び美容相談・民間療法のご相談等については、ご相談いただけない場合があります。
注 : 医療過誤・医療訴訟等には対応できません。
注 : 当サービスは一般的な情報提供を目的としており、医師による診療行為またはこれに類似するものではありません。
注 : 記載の内容は平成 26 年 3 月現在のものであり、今後当サービスの内容を変更または廃止することがあります。
以
上
7
H26-58G,広報部