輸送包装懇話会 - 公益社団法人 日本包装技術協会

輸送包装懇話会
平成28年度日程
平成 28 年度の開催予定です。
詳細については「輸送包装懇話会 NEWS」にて、会員の皆様にご案内いたします。
日程・時間
第 124 回
第 125 回
第 126 回
第 127 回
講演会
講演会
見学会
講演会
7 月 1 日(金)
9 月 16 日(金)
11 月頃を予定
平成 29 年 2 月 10 日
(金)
13:30~17:30
13:30~17:30
検討中
13:30~17:30
平成27年度輸送包装懇話会活動実績
昨年度催した輸送包装懇話会の概要を紹介いたします。
例会
開催日
第 120 回
講演会
6 月 24 日(水)
テーマと講演要旨
テーマ 1:「マイクロフルートの最新技術動向」
講
師:株式会社クラウン・パッケージ 八木野 徹 氏
マイクロフルートにフォーカスした最新技術動向として、単位面積当たりの質量が
軽く、板紙より軽量化が出来、さらに確実な強度向上もできる特徴を生かし、様々な
用途に用いられた、コスト低減、環境負荷低減、品質改善等、多くの事例をご紹介い
ただきました。
テーマ 2:「段ボール原紙の開発動向と包装資材総合的な取組みについて」
講
師:王子産業資材株式会社 林 裕一郎 氏
段ボールの製造プロセスや 92%を超える古紙利用率等の紹介から、最近の動向とし
て原紙の重要特性である圧縮強度が「リングクラッシュ圧縮強度」から「ショートス
パン圧縮強度」になりつつあること。また段ボールの軽量化とその課題をお話しいた
だきました。
第 121 回
見学会
10 月 6 日(火)
見学先:日本郵便株式会社 川崎東郵便局
川崎東郵便局は、国内郵便ネットワークの拠点として、平成 25 年に川崎市東扇島に
開局しました。神奈川県東部(郵便番号の上 2 ケタが 21, 22, 23)の郵便物を扱う他、
日本発着の全ての船便郵便物と世界各国から日本に到着する航空郵便物を扱う国際郵
便交換局の機能も果たしています。延べ床面積 56,000 ㎡余、6 階建ての建物は、全国
で 4 番目の規模を誇り、従来の「郵便局」のイメージとは異なります。今回はその全
ての階を見学させていただきました。
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第 122 回
講演会
テーマ 1:「最新の物流システム・機器について」
講
師:株式会社ダイフク 鳥谷 則仁 氏、 北本 尚樹 氏
「ラック倉庫の地震対策」と「流通機器の動向と最新システム」のお話があり、前
11 月 24 日(火) 者では、先の東日本大震災で、ラック上部の保管荷物が落下し、復旧に大きな影響を
与えたことから、
「落ちない」をソリューションとした様々な対策案の紹介が、また後
者では、著しく成長するネット通販で、従来物流と異なる、少量、超多品種に対応す
る最新システムについて事例を交えながら紹介がありました。
テーマ 2:「家電製品の包装改善・今後の備え」
三菱電機株式会社 武田 正臣 氏
(一般社団法人 日本電機工業会 包装委員会 委員長)
一般社団法人 日本電機工業会 包装委員会は、家電製品包装の適正化を推進してお
り、その活動と事例、今後の備えのお話をいただきました。同委員会では毎年、テー
マを持って包装の適性化を進めており、最近のメンバー各社の事例が紹介され、また
今後の備えとして、海外拠点拡大によるフィールド変化に対応するため、環境、コン
プライアンス、長距離オペレーション、セキュリティー等を考慮した包装の検討の必
要性が紹介されました。
第 123 回
講演会
平成 28 年
2 月 17 日(水)
テーマ 1:「保険会社からみた物流損害の防止」
講
師:損害保険ジャパン日本興亜株式会社 生貝 友哉 氏
物流事故の低減と物流品質の向上は、企業にとって重要な課題であり、同社が提供
する、物流ロス防止サービスについて、ショックレコーダと GPS ロガーを利用したル
ートサーベイによる損害リスク、費用などから適切な輸送ルートを顧客に提示した例、
ショックレコーダを利用した物流の数値化により、包装設計の見直しを提案し、貨物
のダメージ発生を改善した例、また今後の拡大展望が紹介されました。
テーマ 2:「トラックの振動と車両技術」
講
師:日野自動車株式会社 榎本 満 氏
ダカールラリー車の開発技術統括でもある講師から、商用車の使われ方や仕様、乗
用車との違い、車両の構造と振動の伝わり方等、幅広くお話をいただき、特に「車両
の構造と振動の伝わり方」では、路面から積荷までの振動の伝わり方と荷室の振動低
減、リーフサスとエアサスの振動の伝わり方の違い、サスペンションの違いによる積
載重量と振動の関係について等、今までと違う視点で車両と振動の関係を勉強するこ
とができました。
輸送包装懇話会では、選任された幹事が、輸送包装に特化したテーマを選定しています。
以下に平成 24 年度から 26 年度に開催した懇話会のテーマを紹介いたしますが、会員の皆様からの
「こんな話が聞きたい」
「こんな場所の見学をしたい」といったご提案も常時受け付けております。
お受けした要望は、翌期のテーマ選定の際、候補として検討させていただきますので、遠慮なく幹事、
または事務局までお知らせください。
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平成24年度~26年度 輸送包装懇話会活動実績
開催回/日
テーマ
講
師
第 108 回
①国内のモーダルシフトにおける輸送環境
・㈱日通総研
中嶋 理志 氏
H24.6.22
②中国における段ボール包装事情
・レンゴー㈱
池田
耕 氏
・食品総合研究所
石川
豊 氏
第 109 回
H24.9.5
第 110 回
H24.11.16
第 111 回
H25.2.13
第 112 回
H25.6.28
①包装における青果物の品質保持
②高機能発泡樹脂緩衝材による包装設計の最新
動向と事例
①見学会:㈱ファンケル関東物流センター
①JIS Z 0200 包装貨物-評価試験方法通則の改正
について
①危険物の国際航空輸送規制について
(特に IATA の動向)
H25.9.6
②輸送包装への取り組み
第 115 回
H26.3.12
第 116 回
H26.6.25
H26.9.9
・JIS Z 0200 改正原案調査作成委員
・チーム等々力
佐藤 千助 氏 他
・丸尾航空危険物研究所 丸尾 進 氏
・三菱電機㈱
潮 敬之 氏
・京セラドキュメントソリューション
ズ㈱
①外装包装擦れ汚れと水性インキ、水性ニスの活用
②一般に入手可能な各国・地域の統計データから
物流環境を推定する方法
①見学会:日本トイザらス市川物流センター
①段ボール箱の胴ぶくれに及ぼす含水率の影響
②レーザーマーキングによる包装材のコストダウ
ン及び新しい意匠表現の提案
①振動試験の条件適正化を目指した“輸送環境調
第 117 回
中澤 啓至 氏
会分科会
②免震テーブル開発(長周期地震動対応型)
①包装設計における設計検証技術
H25.11.21
・㈱ファンケル関東物流センタ―
②講演会:㈱ファンケルの物流改善活動
第 113 回
第 114 回
・旭化成ケミカルズ㈱ 中津 壮人 氏
中村 敏之 氏
・サカタインクス㈱
杉山
満 氏
・エクサーチ㈱
高木 雅広 氏
・日本トイザらス㈱
片野 真一 氏
・レンゴー㈱
東山
哲 氏
・京セラドキュメントソリューション
ズ㈱
瀬戸上 裕 氏
・大阪府立産業技術総合研究所
査”および“試験条件導出法”の紹介
津田 和城氏
②大型 PET 飲料カートン 鉄道輸送による擦れ防止 ・キリンビバレッジ㈱ 吉井 孝平 氏
対策について
①講演会:包装設計に生かす輸送環境の計測と解析
第 118 回
H26.11.5
のポイント
②見学会:ヤマトホールディングス㈱
・エクサーチ㈱ 高木 雅広氏
羽田クロノゲート
①青果物の品質を守るための包装技術と輸送環境
第 119 回
H27.3.13
計測
・(独法)農業・食品産業技術総合研究
機構
②E コマース包装における課題と取り組み-消費財
小売業界の事例を中心に
北澤 裕明 氏
・DHL サプライチェーン㈱
武田 一哉 氏
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