PDFはこちら

保護者対象 クリスマス企画
名学館
1
教育セミナー
平成28年は、小学校中学校の教科書が、こんな風に 変わります。
別紙資料も、ご覧ください。
改訂ポイント
1 活用(思考力・判断力・表現力)のページが 増えます
2 アクティブラーニング の ページと、授業が増えていきます
一方的に教えてもらうだけでなく、グループで話し合ったり、発表したりする授業が増えます
3 自学自習 自立学習 のページが 教科書に入ります。
演習問題のページが増えます。
・・・・・・・問題演習は、生徒各自が 自発的にやらないといけない
ようになりそうです。
上位の知識を知りたい生徒に向けてのコラムが掲載されます。
・・・・・・高校で学習する内容も、一部教科書に掲載することで、
学習意欲の高い生徒はますます勉強に取り組む姿勢になっていきます。
4 小 中 高 連携した学習のふりかえり
中 2 で学習する内容が、小学生では どんなふうに学習してきたかを
振り返ることが出来るページが増えます。
特に、目次のページが充実し、それぞれの単元が、前学年で学習したどの内容と
つながっているかがわかるようになり、さらに復習をしやすい教科書になります。
5 英語は 4 技能を重視したつくりになります。
4 技能とは、 Listening Writing Speaking Reading のことです。
文法知識を問う問題と同時に、どのような場面でどのような英語を使うのか、
発言する授業も増えていくでしょう。
高校入試の試験問題も、この流れにしたがって変わっていきます。
教科書出版社の変更
◆ 中学校 平成28年度 教科書採択変更 平成27年度
平成28年度
英語
数学
国語
理科
歴史
地理
公民
三省堂
啓林館
光村
啓林館
日文
帝国
日文
帝国
育鵬社
新中1 新中2中3
新中1 新中2中3
東京書籍 三省堂 東京書籍 三省堂 啓林館 育鵬社
日文
変更がある教科
1
2
アクティブラーニングと、自主的に学ぶ習慣のつくりかた。
なぜ「アクティブラーニング」が取り入れられているのか、考えてみました。
プラス面
より生徒の自主性を引き出すことで、一方的な知識の詰め込みではない、学びたい
生徒はドンドン深く学んでいける向上心が引き出されるということ。
どのように考えていくのかを重視した学習になるので、暗記だけの勉強から、知識
を運用して応用して発表していくクリエイティブな能力を養える可能性があるとい
うこと。
「思考 判断 応用能力を、学校で身に着けていきましょう」という理想が見えま
す。
教科書は、アクティブラーニングを意識したものに変わります。生徒個人個人が自発的に学ぶ意識
を持てるように、関連性がわかりやすい構成になっていきます。
そのため、より深く学習したいという生徒や、復習を自分で計画を立てて行える生徒は、どんどん
学力を上げていくでしょう。
アクティブラーニングとは、自分で考えていく勉強ですが、どう書いたらいいか、どう計算したら
いいか、どのような過程で答えを導きだすといいかを、整理していく能力のことでもあります。
わかりやすい授業、理解しやすい教科書ではありますが、理解したことを発表していくことや、テ
スト当日の答案を書きあげるためには、これまでのように ただ授業を聞くだけであってはいけない
と思います。
地味ではあっても、やはり自主的にノートを見直す、一度解いた問題をもう一度解く、昨日書いた
ノートを毎日見る等の基本的なことが、これまで以上に重要になっていくと考えます。
ですから、繰り返し学習が大切になります。同じ問題であっても、何度も解くことが大事になりま
す。それをしないで知識の定着はあり得ないからです。
「漢字練習、計算練習、英単語の練習は自分でやりましょう」とはいってもそうはいかないのが中
学生の実態ですから、この点を学校や塾でフォローし、継続して力をつけるために必要な学習を提供
していかないといけないと感じています。 「アクティブラーニングをしているから、安心だ」とは
決していえません。やはり、基本練習を徹底して行っていく学習環境は、今後も変わらず継続してい
きます。
2
3
2020年に向けての英語教育改革と大阪の入試への対応。
特に、英語について
改革の主要なポイント
1.「聞く・書く」力をより試す問題に (50%以上を占める)
2.より高度な「読む」力を求める (1分間に読む語数が2.7倍に)
3.問題文はすべて英語
4.予め単語集を配布
5.外部検定テストとの連動性(4技能)
6.高校での4技能の指導と連動
今後の大阪府高校入試のリスニング
リスニングの配点が
20% ⇒ 33%に
リスニングの時間が
10 分 ⇒ 15 分に
⇒ リスニング対策の有無が合否の鍵
今後の大阪府高校入試の筆記問題
より高度な「読む」力 が必要になる。
1分間に読む語数が 2.7 倍に増加しました。
(平成 26 年例:35 語⇒96 語)
⇒ 内容理解&スピードの追求の
4
対策授業が必要
近年の、公立中学校 定期テストの出題傾向
まず 2020 年の大学入試改革があり、そのための動きが高校入試改訂であり、英語授業の改訂や定
期テストの出題傾向の変化につながっています。
知識をつなげる、関連を見つける、他教科の知識も利用する内容のテストになっていく流れは今後
ますます拡大していきます。
3