SSFJ†p?†t? - 経営工学専攻

サプライチェーン戦略フォーラム日本
設立にあたって
設立にあたって
―明日の
明日の我が国産業のために
国産業のために―
のために―
我が国において SCM が喧伝され初めて以来、10年以上が経過しました。 その間に企業を取り巻く環境
は大きく変化しています。それにもかかわらず、SCM に関する新しい理論や、概念は、必ずしも提
起されていません。特に我が国においては“SCM は十分普及した”という認識から遠いにもかかわらず、現
在世の中で提供されているセミナー等の内容はマンネリ化し、企業やその経営者にその必要性や効果をア
ピールし、理解させるような決定的なインパクトを与える何かが不足していると考えざるを得ません。ひるが
えって、海外の状況をみると、欧米はもとより中国を含めたアジア太平洋諸国においても、先進的企業にお
いては、SCM は単なる概念やテクニックの域を超えて、新しいビジネスモデルの源泉であり、グローバルな
企業展開に欠かすことの出来ない戦略的要件となりつつあります。
そもそも、わが国の SCM は米国を中心とする SCM に比べて劣っているのでしょうか。海外でもベストプラ
クティスとして挙げられている、オペレーションの現場における圧倒的に優れた品質水準、日本の系列モデ
ルや、日本型コンビニエンスストアモデルといったものをもちながら、一方ではグローバルな展開において
数歩遅れているのはなぜなのでしょうか。日本企業のための SCM を作り上げるために、まずやらなければ
ならないことは何なのでしょうか。
我が国では、SCM の主要要素である物流が文系の学問領域と見なされて来たために、理工系大学にお
ける研究対象から疎外され、理工系大学院において SCMを掲げる講座が存在していません。MBA コースに
おいても一部の例外はあるものの、SCM や経営科学が著しく軽視されていて、欧米やアジア諸国と比較し
てそこが欠けているということすら認識されていないのが現状です。これは今後の我が国の国際競争力上、
大きな問題です。
こういった問題意識のもとに、我々は「日本型 SCM 研究コンソーシアム」を作り、議論を重ねて来ました。
そこにおける議論の一つの帰結として、我々は新しいプリンシプルにもとづく教育・研究システムによって、
我が国における真の SCM リーダー、SCM スペシアリストを育て上げ、社会に提供していくことが必要である
ことを確信するにいたりました。
我々は、この状況から踏み出して、その活動を具体化し推進するために、東京工業大学の一機能として、
以下のようなポリシーに基づいた新しい教育・研究を推進する機関を「サプライチェーン戦略フォーラム日本
(SSFJ)」として設立することにしました。
・我が国最高水準の理工系大学に設立する利点を生かし、我が国おいて遅れている工学的視点からの
SCM 研究と教育の中心的存在となることを目指す。
・グローバルなビジネスリーダー、ビジネスエンジニアを目指す社会人を対象として、単なる理論的知識や
実務的ノウハウの移転を目的とせず、共に研究し、学ぶ場としての機関を目指す。
・健全な社会的学問のあり方として、教育=研究=実務の3者が連携する体制をつくる。
・分野を限定して、社会人が参加しやすい学期別講座とカリキュラムをもった教育コースの設置と企画・運営
に協力する。将来は大学院の一環となることを期待する。
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<SSFJ 設立発起人 (日本型 SCM 研究コンソーシアムメンバー)>
圓川隆夫(東京工大)、高井英造((株)フレームワークス、藤野直明(野村総研)、市川隆一(日本ロジスティクス研究所)、中山
健(日立東日本ソリューションズ)、 鈴木定省(東京工大)
サプライチェーン戦略
サプライチェーン戦略フォーラム
戦略フォーラム日本
フォーラム日本の
日本の役割――
役割――実務
――実務―
実務―研究―
研究―教育の
教育の3者をむすぶ
SCMの健全で実務的な発展のためには、極めて当たり前のことですが、先端を切り開く「研究者」とその
成果を社会に結びつける「実務家」、研究の結果や実務を学び、次の世代とさらなる発展につなげる「教育
者」の 3 者が協力し合って行くことが必要です。大変残念なことに、我が国では、これまでこのような協力関
係は必ずしもうまくいっていたとは言えません。「サプライチェーン戦略フォーラム日本(SSFJ)」はこれらの
間に立って、それぞれの立場を尊重しつつ連携を強化することをその目的の一つとしたいと考えています。
そう言った立場から、内部の機構として「教育支援委員会」を設置し、サプライチェーン戦略スクールの企画、
運営をサポートします。
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サプライチェーン戦略
サプライチェーン戦略フォーラム
戦略フォーラム日本
フォーラム日本と
日本と東工大 CUMOT サプライチェーン戦略
サプライチェーン戦略スクール
戦略スクール
サプライチェーン戦略
サプライチェーン戦略フォーラム
戦略フォーラム日本
フォーラム日本
日本型SCM
日本型SCM研究
SCM研究コンソーシアム
研究コンソーシアム (JSRC)
JSRC)
Supply Chain Strategies Forum Japan ( SSFJ)
)
Japanese SCM Research Consortium
教育支援委員会
連携・
連携・支援
SSFJ 研究・
研究・コンサルユニット(
コンサルユニット(予定)
予定)
コンサルティングユニット
サプライチェーン戦略
トリプルS)
サプライチェーン戦略スクール
戦略スクール (SSS:トリプル
トリプル
コンサルティングへの相談・紹介窓口
School of Supply Chain Strategies
ストラテジックSCM講座
ストラテジック
講座
SCM プロフェッショナル集中講座
プロフェッショナル集中講座
(予定)
予定)
研究ユニット
研究ユニット
産官学を横断するSCM研究を行う
SCM改革の基礎的な知識。ツールの概要を
OR手法を含めて学ぶ
共同研究を基本とした企業コンサルティング
SCM計画・改革ツール、OR手法
SCM改革の基礎・応用
公開フォーラム・セミナー
SCM見学ツアー(計画)
SCOR実践講座
関連学協会連携
国内企業訪問・見学
APICS CPCIM/CSCP講座
JILS
海外学会参加・企業見学会
SCC Japan
CSCMP (East Asia RT)
オンデマンド・
オンデマンド・セミナーサービス (将来)
将来)
企業内講座
Web講座
Web講座
APICS (資格仲介)
国内関連学協会
企業の要望に応じて、社員を対
象に社内においてSCMに関す
るセミナーを行う。
インターネットのサイトを通して
有料視聴可能なセミナープログ
ラムを提供する。
海外関連学協会
関連セミナーとのリンク:http://www.mottitech.ac.jp/cumot/
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「サプライチェーン戦略
サプライチェーン戦略スクール
戦略スクール(
スクール(トリプル S)」について
)」について
我が国産業の今後の発展と国際的競争力強化のためには、グローバルな視野と SCM に関する技術的
知識をもった、経営者やエキスパートの存在が極めて重要であります。
こういった考えから、東京工業大学では、大学院イノベーションマネジメント研究科の所属として、すでに
高い評価を頂いている社会人向けの Certificate Program であるに属する CUMOT(Career Up MOT)の中に、
新しい講座として「サプライチェーン戦略スクール(School of Supply Chain Strategies: SSS、トリプル S)」を、
サプライチェーン戦略フォーラム日本と連携して設立することにしました。理工系大学に設置される特色を生
かし、厳しい国際競争にさらされている製造業からの要請にとどまらず、あらゆる産業界の幅広い期待に応
えられる特色あるカリキュラムを提供し、問題解決に対する科学的アプローチとその適用を理解し、チェンジ
マネジメントを実現出来る能力を身につけた、この分野に強い経営幹部やエキスパート養成への期待に応
えます。多くの方々がここでの学習を通して自己の能力向上を実現され、企業の発展に寄与されるとともに、
その学びを通した交流で人的ネットワークを構築し、新たなイノベーションを創出する場となることを期待し
ています。
サプライチェーン戦略
プライチェーン戦略フォーラム
戦略フォーラム日本
フォーラム日本(
日本(SSFJ)(
SSFJ)(任意団体
)(任意団体)
任意団体)の概要
代表: 圓川隆夫 (東京工業大学)
エクゼクティブ・シニア・フェロー(事務局長):: 高井英造 (フレームワークス)
シニア・フェロー:藤野直明(野村総研)、市川隆一(日本ロジスティクス研究所)、
中山健(日立東日本ソリューションズ)、 鈴木定省(東京工大)
●賛同する個人メンバー、企業メンバーの会員とする
●原則、会費は無料とする
●会員には、事業や SCM の動向等に関するニューズを定期的に Web で配信する
●SCM 及び SCM に関連した各種管理技術(OR,IE,QC)や IT 活用の問い合わせに関するナビゲーター
の役割の機能をもたし、わが国の関連するSCMに関連した組織の事業への橋渡しの役割も果たす
●特にコンサルティングへ導く相談窓口のための機能を充実させる。
●研究機能ももたせる
研究機能の例:SCM改革をもたらす各種スコアカードの運用と開発等
大学との共同研究窓口、企画、推進、マネジメント等
●教育支援委員会による、SSFG の理念に基づく、サプライチェーン戦略スクール(SSS、トリプル S)の
教育支援、各種セミナー、特にストラテジック SCM 講座の企画、推進などの役割
●企業会員のためのエクゼクティブ・セミナーなどの企画、運営
●SSS の修了生も、会員とする
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日本型SCM
日本型SCMコンソーシアム
SCMコンソーシアムで
コンソーシアムで検討した
検討した日
した日本におけるSCM
におけるSCMの
SCMの問題点の
問題点の深層
(CRTによる分析結果)
高コスト体制を
強いられている
(ガラパゴス化)
経営者をして根本的解決を避けて「現場の
知恵で市場に適合させる」というミクロの部
分最適に「任せておく」ことにつながった
テーマ:なぜ日本ではSCMが経営の柱になりにくいのか
SCMが日本の
経営の柱になりにくい
カテゴリマネジメントなど
ムリ
SCMに「売り」につなが
る
指標がない
経営者の認識が弱い
再度SCMへの取り組みに
大きな抵抗がある
2000年以降
多くのSCMへの取り組み
が失敗におわった
経営において
SCMのニーズがない
必要性は
感じていても
戦略性がない
文系的な指標の下に
経営されている
SCM部門の人も
圧倒的文系出身
横の調整ができていな
い
なかなかダイレクトに
優秀な人材が
集まらない
経営者の大多数が文系
グローバル化により
問題が顕在化してきた
これまでは問題が顕在化
してこなかった
グローバル化による
物流の複雑化
物流子会社が
人事のはけ口的に
取り扱われてきた
経緯がある
共通認識が醸成されな
い
卸の弱体化
(経営者が)SCMを物
流の延長線上に考えて
いる
製造業が小売りに
合わせすぎる
卸の収斂
国内の物流範囲では
上手くいっていた
SCMが自己優位に
導くための方法論
としてみなされている
各分野からのSCMの見方
が統一されていない
ITを効率的、効果的に使いこなすための
標準化ができていない
科学的なSCMに対して小売
りが関心がない
”それ”に過剰適応してきた物流、生産
現場が強いので、これまでなんとかなって
きた
製造業が優秀である
過剰なロジスティクスコス
トに
疲弊してしまう
地方は商店街が
なくなってしまう
小売り側の行儀の悪さ
小売りは売ることにしか興
味がない
地方都市は米国型に
近くなっている
POSデータすら活用されな
い
現場が強いので
なんとかなっている
カスタマイズばかり
進んでしまう
各プレイヤーに関する
共通的な指標がない
花王ぐらいしか
POSデータを活用できない
大きなショッピングモール
さえ出来れば良しとされる
かつての一時的な
成功体験を
流用しようとする
ディベロッパー事業が
利益の源泉
新しい業態ほど
購買力依存型
(センターフィー)
日本の小売の能力
(コスト・横並びの競
争)
工場出荷価格よりも安価な
特売品
SCM構造のブラックボック
ス化
欧米ではトップダウンで
(まず設計図を描いてか
ら)
前に進むのに対し,
我が国はボトムアップ,
あるいは部分から
前に進むことに長けている
顧客を盾にした小売りの
販売方式
多品種化のコストを小売り
側が負担しない
標準化・リスクマネジ
メント
が弱い
標準パッケージ
が使えない
現場レベルのSCMに対する
理解が少ない
日本の消費者性行に過剰適応した日本の小売り業態、
システムとして
捉えることができてい
ない
取引契約があいまい
海外企業は概ね
日本市場から撤退してしま
う
SCMに関するコストは
川上が負担するものという
考えが定着してしまった
マイカル等、破綻した
ところからの人材移転
POSデータのフォーマット
すら
標準化されていない
特売品に慣れ切った消費者
ITベンダーがビジネスを
把握していない
物流・営業分野は
文系がほとんど
消費者購買構造の
過剰な細分化
日本市場の優先度低下
消費者としては選択肢が豊
富
SCMが
体系化されていない
規制に守られている現状
業務設計を行うITベン
ダーのSEに文系出身者
が多い
日本市場に魅力がない
中国市場への重点化
アプリケーション側は
文系
科学的・戦略的な
SCMが醸成されない
これまでの流通政策の間違い
市場規模
日本の流通構造に
問題がある
中国でのビジネス成功
に向けた土壌の存在
現在の文系教育のもとでは科学的
SCMリタラシー育成に対応できない
バラツキの概念すら
理解されない
高校程度の数理すら
経営層が理解していない
流通政策の間違い
(流通保護)
ウォルマートの6倍の品種
が要求されている
確率論的な
取引モデルが
理解されない
細部にわたる
マニュアルの整備
中国市場での詳細なるビジ
ネスモデルの標準化
学ぶ場所
(研究科)がない
SCMに関する
共通認識を醸成する
仕組みの存在
理工系大学に
SCMの講座がない
物流は文系の学問領域
と
見なされてきた
海外ではMBAにORなど
理系的な観点を
一つの柱とする
カリキュラムが存在する
日本の顧客の
要求品質が過剰
(厳しすぎる)
安全在庫などの
理論的な理解ができな
い
日本における
MBAのメインは財務と組
織論
MBAコースにおいても
理系は軽視されている
理工系大学にSCM講座が
欠けていることへの
認識がない
サプライチェーン戦略フォーラム日本(SSFJ) にご参加下さい
SSFJ では、設立の主旨をお読みいただき、ご賛同いただける企業を SSFJ 企業メンバーとして募集しています。社員の方の
サプライチェーン戦略スクールへのご参加や、将来ご案内する各種の研究会やイベントへの積極的なご参加などをお願いす
ることはあり得ますが、その他、会費などのご負担はありません。
ご賛同いただける企業につきましては、パンフレット裏表紙に、社名、あるいはロゴを掲載させていただきたく思います。
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企業メンバーとしてご参加頂ける企業は、下記の項目を、SSFJ 事務局までメールにてお送り下さい。その他、ご質問があり
ましたら、事務局にメールにてお問い合わせ下されば、ご返事をさせていただきます。
①企業名:②代表者氏名:③代表者役職:④連絡担当者氏名:⑤担当者役職:⑥所属:⑦連絡先住所:⑧Tel. Fax.:⑨e-mail:
⑩社名掲載の形態:(社名、あるいはロゴのいずれかをご指定下さい) (ロゴは後ほど添付にてお送り頂きます。サイズについ
てはご一任願います)。
SSFJ 事務局: [email protected]
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SSFJ 事務局
[email protected]
詳細が決まり次第、順次情報を発信させていただきます。