パリ現地レポート: 12 月 8 日(火)

パリ現地レポート:
12 月 8 日(火)
本日はまず午前中にシャンゼリゼ大通りを歩きましたが、
平日ということで交通量が多く通勤者の姿が目立ちましたが、警察や軍人などの姿は
見られませんでした。
≪シャンゼリゼ大通りの様子≫
その後凱旋門近くに到着したところ、中国人グル-プの数が非常に多く(3~4 グループ)、
欧米人が少し、日本人はいませんでした。
また、凱旋門のふもとには警察 2 名が警備に当たっておりました。
≪凱旋門の様子≫
エッフェル塔もテロ前に比べると観光客が少なくなっているようで、展望台へ上がるには
通常 1~2 時間待ちが当たり前のところ、今回は約 30 分待ちでした。
≪エッフェル塔の様子≫
凱旋門では屋上へ上がり、エッフェル塔では 3 階の展望台まで上がりましたが、
パリの街の上からの眺望はすばらしく、ツア-ではなかなか時間が取れないため
組み込んでいないケ-スがほとんどですが、パリの滞在時間を長くしてでもなんとか
お客様にご覧頂きたいと強く思いました。
≪エッフェル塔からの展望≫
ここで現地旅行会社の方とお会いしてお話を伺いましたが、テロ後は企業や学校などの
視察、研修、招待旅行のキャンセルが多くなっている。また、中国人のキャンセルは
少なく、日本人のキャンセルが顕著とのことでした。
その方はヴェルサイユ在住とのことで、今朝のヴェルサイユ宮殿のオ-プン直後の様子は
観光バスが 2 台、入口の観光客もまばらだったとのことです。
ただし一昨日は第一日曜日で無料開放であったこともあり観光客は多かったとのことです。
また、ストラスブ-ルが現在クリスマスマ-ケット時期ということもあり観光客の数が
増えているとのことでした。
オルセ-美術館にも行きましたが、スタッフの話によりますとテロ後の観光客は一時期
5 割程度まで落ち込んでしまったが現在は 8 割程度まで回復しているとのことです。
また、セキュリティ-を強化しており 4 つあった入口を 2 つ閉鎖し、金属探知機及び
スタッフ数を増やして対応し、美術館周辺及び下の駅などでは軍人の警備が行われている
とのことでした。
オルセ-美術館では閉館時間の遅い木曜日 18:30 からの限定となりますが、
美術館見学+美術館内レストランでの夕食というプランがあり、レストランの内装は宮殿風
で雰囲気も非常に良く、ツア-への組み込み又はオプショナルツアーとしてご案内しても
おもしろいのではないかと思いました。
≪オルセー美術館の様子≫
本日の報告は以上とさせて頂きます。