●市内保育園の待機児童解消について Q. 私は、市外在住で新発田市で仕事をしています。 育児休暇後職場に復帰する際、新発田市内の実家近くの保育園に入園させたいと思い こども課と話をさせていただきましたが入園させていただけませんでした。 回答は、「新発田市内は待機児童数が多いため市外在住者の子どもは新発田市内の保 育園には“絶対に”入園できない」とのことでした。実際新発田は多くの待機児童を抱 えており、それを解消することは優先課題課と思いますが具体的な方策が全く示されて いません。 また、病児保育についても保育園同様市外在住者は受け入れられないということも知 りました。 この件に関してぜひ二階堂市長ご本人のお考えをお聞かせください。 (平成 23 年 2 月受付) A. 少子化にもかかわらず、核家族化や長引く景気の低迷等を反映して、当市においても 保育園の入園希望者が増加しております。特に近年は 0 歳児及び 1 歳時の入園希望者が 著しく増加している状況にあります。 当市といたしましても、これまで公立保育園の改修や私立保育園のご協力をいただき ながら定員の拡大を図り、受入園児の増員及び待機児童の解消に努めてきたところであ ります。 今年度は市街地において新たに私立保育園 2 園を新設し、平成 23 年 4 月の開園に向 けて、現在、準備を進めているところであります。また、来年度には私立三の丸保育園 を移転、新築し、さらに定員の拡大を図ることとしております。これらにより合計 260 名の定員の拡大が図られる予定であり、待機児童の解消につながるものと考えておりま す。 当市といたしましては、従来から保育園に余裕があり受入れが可能な場合については、 市外の方からの入園希望にも可能な限り対応しておりますが、保育園によっては入園を 希望し空き待ちをしている市内の保護者の方もおりますことから、ご希望に応えられな いこともありますのでご理解をお願いいたします。 また、病後児保育事業については、平成 21 年 8 月から市内のキッズ陽だまり園にお いて実施し、対象児童については県内他市の事例を参考に基本的には市内の居住者を対 象としております。しかし、市外の児童であっても特別な事情がある場合は、個々の案 件について検討し利用を認めることも可能であると考えております。 新発田市の方であっても市外の方であっても、保護者の皆様が希望する保育園に希望 通り入園することができ、また、各種の保育サービスを利用できることが望ましいこと ではありますが、基本的には新発田市民を優先に対応しなければならないことについて 重ねてご理解くださいますようお願い申し上げます。 (平成 23 年 4 月 5 日回答) ※上記の回答内容はすべて回答日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。
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