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学びの最前線 ②ゲーム開発教育
学外発表
レポート
Media Science
東京ゲームショウで学びと研究の成果を世界に発信!
2014 年 9 月18 日∼21 日に幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2014」に、
東京工科大学メディア学部はブースを出展。ゲーム開発に関する学修と研究の成
果を発表しました。
東京ゲームショウは世界三大ゲームイベントのひとつとされる、
わが国ゲーム業界最大の祭典で、メディア学部は 8 年連続の出展となります。
ブース正面には、学生が企画段階から手掛けた 4 つのオリジナルゲームを展示。
市販ゲームにない斬新なアイデアにこだわり、AR の活用や kinect でのマルチ
プレイなど多彩な技術を盛り込んで作った作品の特長や遊び方を、制作に携
わった学生が来場者に説明。実際にプレイしてもらうことで、多くのリアルな感
想や評価、今後のゲーム制作の参考になる貴重な意見を得ることができました。
また、ブース内の別コーナーでは、ゲームの可能性を広げる新しい技術に関す
る多彩な研究成果を発表。ゲーム開発教育の先端を行くメディア学部らしい研
究内容は、国内外のゲーム業界関係者から注目を集めました。
4 日間の会期中の総来場者数が 25 万人を超えたビッグイベントで、作品・研
究成果の展示からブースの PR、来場者への応対、デモンストレーションや解
説まで自分たちの手で担当した経験は、学生ひとり一人に大きな自信を育みま
した。
主役は私たち! 在学生の REAL VOICE
子どもたちの笑顔に感激! メディア学部4年 大塚 義弥 県立山口高校出身(山口県)株式会社Dimpsに内定
東京ゲームショウへの出展は、昨年に続き 2 度目になります。前回、子どもたちが自分の作ったゲーム
で楽しそうに遊ぶ姿に感激。あの笑顔をまた見たくて、今回は短い時間でも楽しんでもらえるよう配慮し
デジタル・サイネージ(英
: Digital Signage=電子看板)とは、表示と通信に
た、
より完成度の高い作品を用意しました。卒業後は、
第一志望のゲーム会社への内定が決まっています。
現場で自分を高めつつ、世界中の人に喜ばれるゲームを作っていきたいですね。
デジタル技術を活用して平面ディスプレイやプロジェクタなどによって映像や情
メディア学部3年 瀧 香織 明治学院東村山高校出身
(東京都)
リーダーを経験して成長できた
報を表示する広告媒体である。内蔵記憶装置に多数の表示情報を保持すること
幼いころからゲームとともに成長してきた私。大好きなゲームを自分の手で作りたくて、東京工科大学
で必要ならば秒単位で表示内容を切り替えたり動画表示を行うなど、多様な映
メディア学部を選びました。東京ゲームショウという憧れのイベントに出展でき、入学して本当に良かっ
像広告を展開することができる。ネットワーク対応機の場合は、デジタル通信
たと思っています。私は今回、チームリーダーを担当。スタッフをどうサポートすればいいか、お客様
に喜んでもらうにはどんな工夫が必要かなど、将来、きっと役に立つ大切なことをたくさん学べました。
で表示内容をいつでも受信可能である。薄型テレビには無い、新たな技術の
メディア学部3年 内田 敏樹 県立大磯高校出身(神奈川県)
大学院でスキルを高めたい
実験場となる可能性が高い。立体映像技術や映像に合わせた香りを放つ装置、
ゲームを作りたいけれどデザインが苦手な私が、特に力を入れて取り組んできたのはプログラミング。
今回の制作チームでもリードプログラマーを務めました。制作途中で問題が発生し、スタッフの士気
が下がることもありましたが、この難局を経験することでチームワークの重要性を理解できました。将
来の志望はゲーム業界ですが、その前に大学院に進学して知識とスキルを高めたいと考えています。
OB からの
メッセージ
本学ブースにて。
左から、
大塚義弥、
瀧香織、
内田敏樹
ゲーム開発の最先端で卒業生が活躍中!
優れたアイデアは、人と会い、話をすることで生まれてきます
ゲームプロデューサーとして、ゲームの企画からリリース、プロモーションまで全工程を担当するほか、メディア対応や海外との打ち合わせ
など幅広い仕事に関わっています。
ゲームのアイデアは机にかじりついていても湧いてはきません。いろいろな人と会ったり、話をしたりし
ているときこそ発想のチャンス。常に頭のどこかでゲームのことを考えているという感じですね。私がメディア学部で学んで良かったと思う
ことは、経済や心理、数学、
コンピュータなど多彩な分野を扱うカリキュラムを通して、幅広い知識や視点を養えたこと。
これは今の仕事に生
きています。
この学部が毎年、東京ゲームショウに出展しているのは素晴らしいことです。学生の皆さんには、ぜひ、他のブースも訪ねて、
ゲームの世界の最先端を体感してほしいですね。
自分に足りないことや新しい目標がきっと見えてくるはずです。
(株)
ソニー・コンピュータエンタテインメント
JAPAN スタジオ エクスターナルデベロップメント部 プロデューサー
伴 哲さん
2003 年 3 月メディア学部卒業 県立宇都宮北高校出身
(栃木県)
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●ゲーム開発教育に関するお問い合わせは
東京工科大学 広報課
0120-444-903
[スマホ・PC]http://www.teu.ac.jp/ [E-mail][email protected]
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メディア学部
〒192 - 0982 東京都八王子市片倉町 1404 - 1