夏期 楽講習会 2015 講師プロフィール

夏期⾳楽講習会 2015 講師プロフィール
新実徳英(にいみ・とくひで)
東京⼤学工学部卒業後、東京藝術⼤学、同⼤学院作曲科修了。1977 年ジュネーヴ国際
バレエ⾳楽作曲コンクールにて史上⼆⼈⽬のグランプリ並びにジュネーヴ市賞受賞。
以後、⽂化庁舞台芸術創作奨励賞並びに特別賞受賞、作品CDがレコードアカデミー賞、
⽂化庁芸術祭⼤賞を受賞。中島健蔵⾳楽賞、別宮賞、佐川吉男⾳楽賞、第 55 回尾⾼賞
などを受賞。
先鋭なオーケストラ作品や室内楽作品を発表しつつ、合唱作品「白いうた
⻘いうた」、
「つぶてソング」などの特⾊ある声楽作品も注⽬を集めている。
現在、桐朋学園⼤学院⼤学教授。東京⾳楽⼤学客員教授。
なかにし あかね(なかにし・あかね)
東京藝術⼤学⾳楽学部作曲科卒業。ロンドン⼤学ゴールドスミスカレッジ⼤学院にて
作曲修⼠号、キングスカレッジ⼤学院にて作曲博⼠号を修める。
第 66 回⽇本⾳楽コンクール作曲部⾨第 1 位及び安⽥賞受賞、国際フランツ・シュー
ベルト作曲コンクール入賞ほか。作曲家、演奏家双方の⽴場からの「ことばと⾳楽」
についての研究を続け、歌曲伴奏者としても充実した活動を⾏っている。現在、宮城
学院⼥⼦⼤学⾳楽科教授。
花岡千春(はなおか・ちはる)
東京藝術⼤学器楽科ピアノ専攻卒業。同⼤学院ピアノ専攻科修了。在学中より NHK-FM 放送、
毎⽇新聞社主催「毎⽇ソリステン」などに出演。故安川加壽⼦⼥史に師事。⼤学院修了直後フ
ランスに留学。パリ・エコール・ノルマル⾳楽院にてコルトーの⾼弟ジャン・ミコー氏に師事。
翌年、審査員全員一致の第一等首席を取得卒業。以後は同院のアシスタントとして後進の指導
に当たりながら、ヨーロッパ各地で演奏。その後イタリアに居を移し、カセッラの⾼弟ピエロ・
グワリーノ氏のもとで研鑽を積む。フィナレ・リグレ国際ピアノコンクール、マリオ・ザン
フィ・リスト国際ピアノコンクール等に上位入賞。帰国後は、ソロリサイタルをはじめ、室内
楽や歌い⼿との共演、CD 録⾳、FM 放送、テレビ放送に活躍。テーマ性の強いリサイタルは、
各方⾯から評価を得ている。1999 年開催した独奏会「パリ、祝祭と狂乱の 1920 年代」で第
54 回⽂化庁芸術祭⾳楽部⾨⼤賞を受賞。2011 年 9 ⽉発売の CD「⽇本の変奏曲」で平成 23 年度(第 66 回)⽂化庁芸
術祭レコード部⾨優秀賞を受賞。ソロ CD 9 枚(ベルウッドレコード)、著書「ピアノを弾くということ。」(フィルムア
ート)、共演の CD は 40 枚以上を数える。楽譜の校訂(春秋社、⾳楽之友社)なども継続的に⾏っている。演奏活動と
共に各地のコンクール審査員も歴任。2002 年より⽂部科学省の新進芸術家海外派遣制度選考委員なども務めている。
現在、国⽴⾳楽⼤学教授並びに同⼤学院教授。
小泉惠⼦(こいずみ・けいこ)
東京藝術⼤学卒業、同⼤学院修⼠修了。在学中に芸⼤メサイアにてソプラノソロ、その後、
米国サンフランシスコ⾳楽院に留学。帰国後、第1回奏楽堂⽇本歌曲コンクール第1位
(1990 年)。山⽥耕筰賞、木下記念⾦メダル受賞。現在、宗教曲から⽇本歌曲、オペラ/
オペレッタ、現代曲など国内外で幅広い演奏活動を⾏っている。サンクトペテルブルグの
スモルヌイ⾳楽堂にて、オブラスツォワとジョイントリサイタル(伴奏:ゲルギエワ、1997
年)。聴衆総⽴ちのスタンディング・オーヴェイションを受け、現地の各新聞批評にて絶賛
された。マリンスキー劇場で開催された第 1 回エレーナ=オブラスツォワ国際声楽コン
クール(総裁:ゲルギエフ、1999 年)の公式ゲスト・特別審査員。開会記念コンサートで
はゴルチャコワらと共演。第4回の同コンクールや、奏楽堂⽇本歌曲コンクール他の審査員も務めている。最近のC
Dは⼤中恩愛の歌曲集「こんな静かな晩は」/ヴォカリーズ集「サン・パロール」がビクター・エンターテインメン
トから又、木下牧⼦歌曲集「⼼の歌をあなたへ」などが発売された。国⽴⾳楽⼤学・同⼤学院教授。⻘の会会員。
佐竹由美(さたけ・なおみ)
東京藝術⼤学⾳楽学部声楽科及び同⼤学院⾳楽研究科博⼠課程修了。博⼠号取得。ロータ
リー国際親善奨学⽣として渡伊。第 53 回⽇本⾳楽コンクール第 2 位、ノバラ市国際声楽
コンクール第 2 位、バッハ国際コンクール第 4 位受賞。その確かな技術に⽀えられた透明
感のある美声と洗練された歌唱が最⼤の魅⼒で常に⾼い評価を得る。2009 年⽂化庁芸術
家在外研修員(ニューヨーク)。
よんでん⽂化振興財団芸術⽂化奨励賞受賞。国⽴⾳楽⼤学非常勤講師。⼆期会会員。
武部聡志(たけべ・さとし)
作・編曲家、⾳楽プロデューサー。国⽴⾳楽⼤学在学時より、キーボーディスト、アレン
ジャーとして数多くのアーティストを⼿掛ける。1983 年より松任⾕由実コンサートツア
ーの⾳楽監督を担当。一⻘窈、今井美樹、華原朋美、ゆず、平井堅、JUJU 等のプロ
デュース、CX 系ドラマ「BEACH BOYS」「⻄遊記」etc.の⾳楽担当、CX 系「僕らの⾳楽
〜OUR MUSIC〜」「FNS 歌謡祭」の⾳楽監督、スタジオジブリ作品「コクリコ坂から」
の⾳楽担当等、多岐にわたり活躍している。
山口博史(やまぐち・ひろし)
⽴教⼤学卒業。1973 年〜80 年パリ⾳楽院留学。シャラン、アンリ、ビッチ、カステレー
ド、コンスタン氏に師事。和声、対位法、フーガで一等賞受賞。1976 年ノエル・ギャロン
賞受賞。1980 年〜2015 年国⽴⾳楽⼤学作曲科で教鞭を取る。1981 年より東京藝術⼤学
ソルフェージュ科で講師を務める。2015 年より上野学園⼤学客員教授。
<主要作品>「魔法の家:男声合唱組曲」(東京⾳楽社 1992)「夏の三重奏曲
バソン、
フルート、ピアノのための」「フルート、バソン、ハープと弦楽のための協奏曲」(2001)
⾳楽之友社よりシューマンの「⼦供の情景」
、全⾳楽譜よりサン・サーンス、プロコフィエ
フ、フランク等の作品分析、解説が多数あり。⽇本ソルフェージュ研究協議会所属。
クラシックピアノ講座
久元 祐⼦(ひさもと・ゆうこ)
東京藝術⼤学ピアノ科卒業、同⼤学院修⼠課程修了。内外のオーケストラや弦楽四重奏団と
共演。
イタリア国際モーツァルト⾳楽祭に出演。歴史的楽器の演奏、研究にも取り組む。「ハイド
ンとモーツァルト」
「⻘春のモーツァルト」など 10 枚の CD をリリース。著書に「モーツァ
ルトのピアノ⾳楽研究」(⾳楽之友社)
「モーツァルトとワルター・ピアノ」(学研パブリッ
シング)など。国⽴⾳楽⼤学准教授。
http://www.yuko-hisamoto.jp/
大津 直規
(おおつ・なおき)
国⽴⾳楽⼤学別科調律専修修了。三新ピアノ調律所でピアノ修理の研修とともに録⾳スタ
ジオとホールの調律を担当。その後ピアノ店などに調律師として勤務。1986 年より自営。
一般家庭から演奏家、スタジオ、ホール等のピアノ管理と、ピアノとリードオルガンの修
理全般についても多数⼿がける。
1999 年 4 ⽉より国⽴⾳楽⼤学非常勤講師(調律実習)。2004 年 4 ⽉より国⽴⾳楽⼤学専
任講師(調律実習)。2006 年より別科主任。
ジャズピアノ講座Ⅰ・Ⅱ
椎名 豊(しいな・ゆたか)
そのダイナミックなタッチとピアノ・サウンド、オリジナル曲が世界から注⽬を集めてい
るジャズ界の逸材。1964 年東京都墨⽥区⽣まれ。父親の影響で3歳より本格的なピアノ
レッスンを始め、国⽴⾳楽⼤学作曲科在学中よりプロとしての活動をスタート。1994 年
ソロ・デビュー・アルバム「ムーヴィン・フォース」を発表。スイング・ジャーナル誌で
も満点の五つ星を獲得して絶賛された。1995 年ジャズ・ディスク⼤賞、最優秀新⼈賞を
受賞。現在までに 6 枚のリーダー・アルバムを発表。世界最⾼峰のドラマー、エルヴィン・
ジョーンズのグループや自己のトリオでアメリカ、ヨーロッパでも毎年⼤成功を収めてい
る。また、東京フィルハーモニー交響楽団と 03 年、05 年、07 年、08 年、09 年にピアノ・
コンチェルト他で共演し⼤絶賛を博した。近年では、⼦ども達のための教育プログラムを展開し⼤好評を博している。
2008 年にはミシガン州⽴⼤学(デトロイト)で招聘教授として講義を⾏う。国⽴⾳楽⼤学夏期⾳楽講習会では 2007
年より好評を博している。
ピアノ指導者のための
トレーニング・オブ・アナリーゼ講座Ⅰ・Ⅱ
鵜﨑庚⼀(うざき・こういち)
東京藝術⼤学作曲科卒業。作曲理論勉強のためフランス国⽴パリ⾼等⾳楽院留学。一等賞
首席(フーガ)。国⽴⾳楽⼤学名誉教授、(社)⽇本作曲家協議会員、(社)⽇本⾳楽著作権協会
員。[作品] 和声もまなぶピアノアルバム(⾳楽之友社)、144 の新曲練習(カワイ出版)、
おさらい会のためのピアノ⼩品集(レッスンの友社)、視唱 73 の練習曲(レッスンの友
社)
、ピアノ⼩曲集「風が歌う歌」(カワイ出版)、トレーニング・オブ・アナリーゼ=ブルク
ミュラー25 練習曲(カワイ出版)、ピアノのための譚詩(JFC)、ピアノのための組曲「夢
の国から」「オーバード」(カワイ出版)、「冬のもてこし」(全⾳楽譜出版社)等歌曲、吹奏
楽のための「カマラード」
(カワイ出版)
、こどものためのピアノ曲集「そよ風が吹いてき
たら」
(カワイ出版)
、⼥声合唱曲集「みづいろの風よ」
、
「⽇本の風景」=「⼥声合唱版・
混声合唱版」
(カワイ出版)、歌曲集「あるがままに」(カワイ出版)
、「バッハ・インヴェ
ンション」<アナリーゼの技法>「バッハ・シンフォニア」<アナリーゼの技法>「ソナチネアルバム」第1巻(クー
ラウ、クレメンティ)<アナリーゼの技法>(学研パブリッシング)他木管⾦管合奏曲、弦楽合奏曲等多数。
河原忠之(かわはら・ただゆき)
国⽴⾳楽⼤学卒業。同⼤学⼤学院修了。1991 年より渡伊。故アルド・プロッティ氏のも
とオペラ伴奏ピアニストを務め数々の演奏会に出演する。またマリア・カルボーネ⼥史の
もとでは伝統的なイタリアオペラの表現にとどまらず、発声法・ディクション等も取得。帰
国後は、サイトウキネンフェスティバル等でコレペティトゥールとして活躍。年間ステー
ジは 100 を超え、リサイタル等のピアニストとしてその幅広い⾳⾊、繊細な⾳楽表現には
定評がある。2006 年江原啓之「スピリチュアル・ヴォイス・カウントダウン」⼤阪城ホ
ールにて⼤阪センチュリー交響楽団を指揮し、指揮者デビューを果たした。また、2008 年
NHK ニューイヤーオペラコンサートにおいて、プッチーニの⽣の映像をバックにプッチ
ーニのピアノ・ソロ曲を演奏し、好評を博した。2009 年国⽴⾳楽⼤学⾳楽研究所公演において、プッチーニのオペラ
「つばめ」を指揮してオペラデビューを果たし、確実にこの分野でもキャリアを伸ばしている。国⽴⾳楽⼤学・⼤学
院准教授。Gruppo Kappa 代表。
岩森美⾥(いわもり・みさと)
国⽴⾳楽⼤学卒業、同⼤学院修了。⼆期会オペラスタジオ第 27 期修了。⽂化庁オペラ研修
所第 5 期修了。⽂化庁派遣芸術家在外研修員としてウィーンへ留学。⼆期会オペラスタジ
オ修了公演でカルメンを演じ特別賞受賞。
「フィガロの結婚」のケルビーノ/マルチェッリー
ナ、
「蝶々夫⼈」のスズキ、
「ワルキューレ」のヴァルトラウテ/ロスヴァイセ、
「神々の⻩昏」
の第2のノルン、
「ラインの⻩⾦」のフリッカ、「カヴァレリア・ルスティカーナ」のサント
ゥッツア、「リゴレット」のマッダレーナ、
「修道⼥アンジェリカ」の公爵夫⼈、
「ジャンニ・
スキッキ」のヅィータ、
「ピーター・グライムス」のセドレー夫⼈、
「アイーダ」のアムネリ
ス、
「ドン・カルロ」のエボリ公⼥、
「ファルスタッフ」のクィックリー夫⼈等、また、⼆期
会 40 周年記念原語初上演でカルメンを演じた。新国⽴劇場では「仮⾯舞踏会」のウルリカ、
「魔笛」の第 3 侍⼥、
「ワ
ルキューレ」のロスヴァイセに出演。2003 年 3 ⽉には「霊媒」フローラ夫⼈、ババ役で出演。ベートーヴェンの「第
9」、
「ミサ・ソレムニス」、ヴェルディの「レクイエム」、モーツァルトの「レクイエム」、ロッシーニ、ドヴォルジャ
ークの「スターバト・マーテル」、メンデルスゾーンの「エリヤ」、ヘンデルの「メサイア」、バッハの「ロ短調ミサ」
等にも出演。東京⼆期会、東京室内歌劇場会員。国⽴⾳楽⼤学・⼤学院教授。
髙岸未朝(たかぎし・みさ)
東京都⽣まれ。明治⼤学⽂学部演劇学専攻卒業。劇団俳優座研究所⽂芸演出部修了。
両親が画家という環境で幼少時から絵筆を持つ⽣活を送り、芸術の道へと⽬醒める。学⽣時
代より舞台活動を開始し、脚⾊・演出を⼿掛けると同時に⼥優として舞台に⽴つ。
銀座みゆき館主催の⼤学演劇フェスティバルでは、ルナティック・シアターの⼥優として主
演、過去最⾼の50余りの応募劇団を抑えて優勝を飾った。その後「フィガロの結婚」の演出
によりその⼒を認められ、活動の場を主にオペラ、オペレッタへと移⾏する。
2004年、⼩劇場オペラシリーズで新国⽴劇場にデビュー。2009年にはモンテヴェルディ作
曲「ウリッセの帰還」(東京⼆期会)をヘンツェ編曲版で⽇本初演、「オペラ演出かくある
べし」と各紙で絶賛される。演出作品は「コジ・ファン・トゥッテ」「カルメン」「ラ・ボエーム」「トゥーラ
ンドット」他、多数。活動の場はオペラに留まらず、演劇やコンサートと幅広く、脚⾊・ステージング・振付と
多岐にわたる。国⽴⾳楽⼤学・⼤学院非常勤講師、東京芸術⼤学オペラ科、劇団俳優座演劇研究所各講師。劇団俳
優座⽂芸演出部所属
今村央⼦(いまむら・ひさこ)
東京藝術⼤学作曲科卒業、同⼤学院ソルフェージュ科修了。伊藤国際教育交流財団の奨学
⾦を得て渡仏。パリ国⽴⾼等⾳楽院エクリチュール科、ピアノ伴奏科卒業。作曲家として
の活動はもとより、ピアノ・リサイタル、レクチャー・コンサート、伴奏、新作初演、雑
誌連載、著書出版等、マルチ・ミュージシャンとして独自の活動を展開。現在、国⽴⾳楽
⼤学准教授、⽇本ソルフェージュ研究協議会理事。
Ⅰ楽典
岩河智⼦(いわかわ・ともこ)
国⽴⾳楽⼤学作曲科首席卒業、同⼤学院⾳楽理論科修了。東京と札幌で、⾳楽理論による演
奏指導・講習会を多数開催。特に札幌室内歌劇場の⾳楽監督として 20 年に渡り⾳楽理論に
⽴脚したオペラ作りを展開。作曲家としては、オペラ「⻘い⿃」
「⼩⼈の靴屋」合唱組曲「か
なしいおとなのうた」
「おとなのための童謡曲集」など多数の作品がある。国⽴⾳楽⼤学・⼤
学院非常勤講師、札幌室内歌劇場⾳楽監督、⽇本歌曲振興会会員。
Ⅱ和声・Ⅲ対位法とコラール
山口博史(やまぐち・ひろし)
⽴教⼤学卒業。1973 年〜1980 年パリ⾳楽院留学。シャラン、アンリ、ビッチ、カステ
レード、コンスタン氏に師事。和声、対位法、フーガで一等賞受賞。1976 年ノエル・ギ
ャロン賞受賞。1980 年〜2015 年国⽴⾳楽⼤学作曲科で教鞭を取る。1981 年より東京
藝術⼤学ソルフェージュ科で講師を務める。2015 年より上野学園⼤学客員教授。
<主要作品>「魔法の家:男声合唱組曲」
(東京⾳楽社 1992)
「夏の三重奏曲
バソン、
フルート、ピアノのための」
「フルート、バソン、ハープと弦楽のための協奏曲」
(2001)
⾳楽之友社よりシューマンの「⼦供の情景」、全⾳楽譜よりサン・サーンス、プロコフィ
エフ、フランク等の作品分析、解説が多数あり。⽇本ソルフェージュ研究協議会所属。
新谷祥⼦(あらや・しょうこ)
国⽴⾳楽⼤学卒業時に武岡賞受賞。アジア⽂化交流基⾦により渡米。ミシガン⼤学打楽器
パフォーマンスで修⼠課程終了。
打楽器奏者としての演奏活動は多岐に及ぶ。2010 年よりオリジナル詞曲による弾き唄い
マリンバの CD をリリース。⽂化庁「次代を担う⼦どもの芸術体験事業」の派遣講師とし
てワークショップを展開。現在、⾼校⽣の⾳楽教科書に作品が掲載中。国⽴⾳楽⼤学非常
勤講師。
宇佐美明⼦(うさみ・あきこ)
東京藝術⼤学⼤学院美術研究科修了。専⾨は美術教育。共著書には「⼦どもの表現を⾒る、
育てる、⾳楽と造形の視点から」「幼児の保育と教育
質の⾼い保育ビジョンを求めて」
「おいつめられる男の⼦・どっちつかずの⼥の⼦」
。⼤学美術教育学会、 美術科教育学会、
⽇本保育学会会員など。国⽴⾳楽⼤学教授。
神原雅之(かんばら・まさゆき)
国⽴⾳楽⼤学教育⾳楽学科第Ⅱ類(リトミック専攻)卒業、広島⼤学⼤学院学校教育研
究科修了(教育学修⼠)。現在、国⽴⾳楽⼤学教授、副学⻑。⽇本ダルクローズ⾳楽教
育学会理事、リトミック研究センター理事他。
著書:「幼児のための⾳楽教育」(教育芸術社)、「⼦どものためのリトミック de 発
表会」、「世界の歌を遊ぶリトミックゲーム 67 選」、「リズム&アクションでつくる
⾳楽鑑賞の授業」、「リズム&ビートにどっぷり!リトミック 77 選」(以上、明治図
書)他多数。
⿊須和清(くろす・かずきよ)
東京教育⼤学教育学部芸術学科卒業後、フリークリエイター。現在、洗足こども短期⼤
学専任教授。聖⼼⼥⼦専⾨学校非常勤講師。
主な著書
「つくってみせるちいさな劇場」「たのしいモノモノショー」(全社協)「ひとあじち
がうおもちゃのレシピ」「壁⾯テーマパーク 12 ヶ⽉」
「かんたん⼈形劇」
「お菓⼦なカ
ードをつくりましょう」
「たのしいおもちゃ屋さん」(すずき出版)
後藤紀⼦(ごとう・のりこ)
国⽴⾳楽⼤学教育⾳楽学科幼児教育専攻卒業後、河合楽器を経て現在、和光⼤学准教授、国⽴
⾳楽⼤学及び聖⼼⼥⼦専⾨学校、東京家政⼤学非常勤講師。他に児童館での指導、保育者研修
会活動、あそび歌の作詞作曲やパネルシアターの創作などの活動を⾏っている。
《主な著書》
「あそびうたハンドブック」(カワイ出版)、ミニカラーパネルシアター「さ〜て、このこは
だ〜れ?」「ママのおけしょう」「森のアイスクリームやさん」「チチンプイプイプリプリン」
(アイ企画)、「つくって
うたって あそべるパネルシアター」(アイ企画)、「いっしょ
にあそぼう!みんなのあそびうた」(アドグリーン企画)
石丸由理(いしまる・ゆり)
国⽴⾳楽⼤学卒。ロンドンにて、ダルクローズ・リトミック 国際ライセンス取得。
ニューヨーク⼤学修⼠課程修了。
ユリ・リトミック教室主宰
http://www.yuri-rhythmic.com/
各地でリトミック・プログラムを展開。
NHKBS≪みんな DE どーもくん!≫⾳楽スタッフ。
国際幼児教育学会常任理事。⽇本⾳楽著作権協会正会員
稲村なおこ(いなむら・なおこ)
国⽴⾳楽⼤学卒業後、 NHK 教育 TV「ワンツー・どん」歌のお姉さんとして 4 年間レギュ
ラー出演。全国展開の『稲村なおこ⼼を紡ぐ 3 世代ファミリーコンサート』は、持前のシル
キーボイスの魅⼒と確かな歌唱、
“春風のように温かく自由な⼈柄”で好評を得ている。代表作
の CM ソングに「救⼼」
「脱臭炭」ほか。尾瀬の郷親善⼤使。第 1 回すこやか⾳楽⼤賞最優
秀新⼈賞、第 28 回⽇本童謡賞特別賞など受賞。歌の会・なおちビレッジ主宰。
井上恵理(いのうえ・えり)
東京藝術⼤学⾳楽学部楽理科卒業。ジュネーヴ・ジャック=ダルクローズ⾳楽院卒業。
(ダルクローズライセンス、ディプロマ取得)その後、同⾳楽院にて専⾨コースのリト
ミック、即興演奏、⼦どものクラスのリトミック講師、及びジュネーヴ⾼等⾳楽院で即
興演奏の講師をつとめる。現在、国⽴⾳楽⼤学准教授。玉川⼤学非常勤講師。⽇本ジャ
ック=ダルクローズ協会副会⻑、全⽇本リトミック⾳楽教育研究会本部講師。「リズム
の森」総合指導主任他。
神原雅之(かんばら・まさゆき)
国⽴⾳楽⼤学教育⾳楽学科第Ⅱ類(リトミック専攻)卒業、広島⼤学⼤学院学校教育研究
科修了(教育学修⼠)。現在、国⽴⾳楽⼤学教授、副学⻑。⽇本ダルクローズ⾳楽教育学
会理事、リトミック研究センター理事、他。
著書:「幼児のための⾳楽教育」(教育芸術社)、「⼦どものためのリトミック de 発表
会」、「世界の歌を遊ぶリトミックゲーム 67 選」、「リズム&アクションでつくる⾳楽
鑑賞の授業」、「リズム&ビートにどっぷり!リトミック 77 選」(以上、明治図書)他
多数。
坂本真理⼦(さかもと・まりこ)
国⽴⾳楽⼤学教育⾳楽学科第Ⅱ類(リトミック専攻)卒業。リトミック⾳楽教室「⼦供
の庭」主宰。NHK ⽂化センター「教師のためのリトミック」講座講師。NHK 教育テレ
ビ、学校放送でリトミックを担当、作詞、作曲と番組制作委員を務める。ラ・フォル・
ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の⽇」⾳楽祭 2009〜2011「キッズプログラム」の講師
を務める。現在、全⽇本リトミック⾳楽教育研究会常任理事、本部指導講師。著書:
「こ
んにちは!リトミック」
「こんにちは!リトミック さあはじめよう」
(オブラパブリケー
ション)
佐藤温⼦(さとう・あつこ)
2004 年国⽴⾳楽⼤学⾳楽教育学科リトミック専修卒業。横浜市公⽴⼩学校、国⽴⾳楽⼤学附属
⼩学校⾳楽教諭を経て 2010 年ジュネーヴ⾼等⾳楽院へ留学。
2012 年学⼠課程(Musique et mouvement)を首席で卒業。2013 年ダルクローズ財団賞(即
興演奏)受賞。モナコ、モンテカルロバレエ財団との共同企画舞台に参加。
2014 年修⼠課程(Rythmique Jaques Dalcroze)修了と同時にダルクローズ学院賞(リトミ
ック)受賞。
リトミック国際ライセンス及び⾼齢者リトミック指導資格取得。
塩原⿇⾥(しおばら・まり)
国⽴⾳楽⼤学教育⾳楽学科第Ⅱ類(リトミック専攻)卒業、ロンドン・ダルクローズス
クール修了(リトミック国際ライセンス取得)、ロンドン⼤学教育研究所博⼠課程修了
(⾳楽教育学 Ph.D)。東京学芸⼤学教授を経て、現在、国⽴⾳楽⼤学教授。⽇本ダルク
ローズ⾳楽教育学会理事、ISME・CMA コミッショナー、アジア・パシフィック CM ネ
ットワーク設⽴メンバー。研究分野は⾳楽と動き、⽇英⾳楽教育比較、⾳楽の⽂化アイ
デンティティー、他。
清水あずみ(しみず・あずみ)
ボストン・ロンジー⾳楽院⼤学院リトミック専攻修⼠課程修了。同ピアノ専攻修⼠課程修了。
ダルクローズ国際サーティフィケイト及びダルクローズ国際ライセンス取得。ボストンの⾳
楽学校やプリスクールでリトミックを指導した後、帰国。⽇本でも幼稚園や⾳楽教室、専⾨
学校などで⼦どもから⼤⼈までリトミックを教える。現在、国⽴⾳楽⼤学非常勤講師、「リ
ズムの森」講師。⽇本ダルクローズ⾳楽教育会会員、⽇本ジャック=ダルクローズ協会常任
理事。
太宰久夫(だざい・ひさお)
玉川⼤学芸術学部パフォーミング・アーツ学科教授、演出家。幼児・児童から⾼齢
者に⾄るあらゆる年齢層の為の表現教育(ドラマ・エデュケーション)活動の理論と実践そし
て指導者養成などを全国各地で⾏う。「地域における芸術⽂化振興市⺠ミュージカ
ル/町⺠劇/市制記念⾳楽劇/町興しイベント等」の企画・監修・演出など多数。
⼿がけた地域は北海道から沖縄まで。NHK教育TV「うたっておどろんぱ」の監
修・演出。NHK教育TV「からだの⼒」出演、NHKラジオ⼣刊「親⼦の表現と
コミュニケーション」出演他、劇団ひまわり、劇団かかし座、劇団⻘芸、楽劇団い
ちょう座等で舞台演出・構成・脚本を数多く⼿がけ、厚労省中央児童福祉審議会特
別推薦を数作品受賞。著書に「⼦どもと創る演劇」玉川⼤学出版部他、ポプラ社の学習絵本「じぶんたんけんたい」
全六巻、芸団協出版「芸能と教育(表現教育)」全五巻、エイデル出版「⼦どもたちの輝く時-ドラマスクールからミ
ュージカルへ-表現教育の実践」、玉川⼤学出版部「⼦どもの表現遊び」
(全 12 巻)他多数。コロンビアレコード「新
しい⼦どもの表現あそび CD 全六巻」の執筆監修など。
丹原 要(たんばら・かなめ)
岡山市出⾝。フランス⾳楽コンクール=関⻄(2004 年)において第1位。NHK ⾼校講座⾳楽
I(2013 年度)において伴奏アシスタントを勤める。筑波⼤学附属桐が丘特別⽀援学校非常勤
講師、⽇本ダルクローズ⾳楽教育学会会員。ジャック=ダルクローズ作品研究会メンバー。⾳
楽講師、合唱団の伴奏を務める傍ら、ダルクローズ作品の演奏や研究、語りと⾳楽のための作
品の上演に⼒を入れている。
中明佳代(なかあき・かよ)
1997 年国⽴⾳楽⼤学⾳楽教育学科リトミック専攻卒業後、2000 年スイス、ジュネーヴ・
ジャック=ダルクローズ⾳楽院に留学。2002 年にリトミック国際ライセンス取得、2007
年にディプロムを取得。同時期にジュネーヴ⾳楽⼤学の作曲科にも在籍し、2008 年作曲デ
ィプロムを取得。2010 年⽇本帰国まで、スイスで⼦どもから⼤⼈までのリトミックのクラ
スを指導。現在、国⽴⾳楽⼤学非常勤講師。
中館栄⼦(なかだて・えいこ)
国⽴⾳楽⼤学教育⾳楽科第Ⅱ類卒業、同⼤専攻科修了。元国⽴⾳楽⼤学准教授、現在 Ensemble
Eurhythmics 代表、全⽇本リトミック⾳楽研究会本部講師。リトミック、プラスティックア
ニメ、歴史的、⺠族的舞曲を通して、⾳楽指導者から幼児までを対象に活動している。⽇本ジ
ャック=ダルクローズ協会理事、⽇本ダルクローズ⾳楽教育学会常任理事、全⽇本リトミック
⾳楽教育研究会理事。著書:「⾳楽研究基礎⽂献集」(⼤空社)、「リトミック研究の現在」「リ
トミック実践の現在」
(開成出版)
藤田佐知⼦(ふじた・さちこ)
国⽴⾳楽⼤学教育⾳楽学科Ⅱ類(リトミック専攻)卒業。和太⿎集団婢弥⿎に所属、国内外
で演奏、指導を⾏う。
「スタジオジャック」
「リズムの森」講師。
リトミック指導者研究会 Atelier de Jaques の研究科 M.I.E.R. de “Atelier de Jaques”にて
⻑年にわたりプラスティックアニメを研究。リトミック国際⼤会(於:ジュネーヴ)にてビ
デオ作品を発表。モスクワ国際ダンスフェスティバルに参加。
蔭山真美⼦(かげやま・まみこ)
東京藝術⼤学⾳楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。同⼤学⼤学院⾳楽研究科応用⾳楽学(⾳楽療
法)専攻博⼠後期課程修了。学術博⼠、⽇本⾳楽療法学会認定⾳楽療法⼠。現在、国⽴⾳楽
⼤学准教授、東京藝術⼤学、放送⼤学非常勤講師。
ふなばし⾳楽療法の会「⾳とあそぼう」主宰。障害のある⻘年たちによる弦楽グループ「ア
ンサンブル・ラルゴ」スタッフ。
<分担執筆>「⼤⼈への階段を登りゆく彼らとともに」
『知的障害のある⼦どもへの⾳楽療法』
遠山⽂吉編著、明治図書、2005 年。
鎌田 東二(かまた・とうじ)
1951 年⽣れ。國學院⼤學⼤学院⽂学研究科博⼠課程単位取得退学。岡山⼤学⼤学院医⻭学
総合研究科社会環境⽣命科学専攻単位取得退学。京都⼤学こころの未来研究センター教授、
NPO 法⼈東京自由⼤学理事⻑、⽂学博⼠。宗教哲学・⺠俗学・比較⽂明学専攻。⽯笛・横
笛・法螺⾙奏者、神道ソングライター、フリーランス神主。著書に『神界のフィールドワー
ク』
『翁童論』
『宗教と霊性』
『宮沢賢治「銀河鉄道の夜」精読』
『聖地感覚』『神と仏の出逢
う国』『超訳古事記』
『古事記ワンダーランド』『現代神道論』
『「呪い」を解く』『歌と宗教』
等。
小宮 暖(こみや・だん)
桐朋学園⼤学ピアノ科卒業、ニューヨーク⼤学⼤学院⾳楽療法科修⼠課程修了。
個⼈開業(横浜)
、⻁の⾨山下医院にて分析的⾳楽療法を提供。ドイツ⾳楽療法センターに
て⼼理療法的な⾳楽療法⼠の育成に携わる。国⽴⾳楽⼤学⾳楽療法専修コース講師。アメ
リカ⾳楽療法協会認定⾳楽療法⼠(MT-BC)
。分析的⾳楽療法⼠(AMT)
阪上正⺒(さかうえ・まさみ)
⾦沢⼤学医学部卒業。1989〜1990 年ウィーン⼤学医学部に留学。同時にウィーン国⽴⾳
楽⼤学⾳楽療法科に学ぶ。国⽴精神・神経センター武蔵病院医⻑を経て現在、国⽴⾳楽⼤
学教授。医学博⼠。精神保健指定医。⽇本精神神経学会精神科専⾨医。著書・翻訳書:
『精
神の病いと⾳楽』
(廣済堂出版)、
『⾳楽療法と精神医学』(⼈間と歴史社)、
『⾳楽療法事典』
(共訳、⼈間と歴史社)、
『⽂化中⼼⾳楽療法』(監訳、⾳楽之友社)など。
野研治(つちの・けんじ)
東京⽣まれ。国⽴⾳楽⼤学附属⾼校を経て国⽴⾳楽⼤学声楽科卒業。NHKおよび⽇本演奏
連盟の新⼈オーディションに合格。2009 年に⽇瑞⾳楽交流プロジェクトを設⽴し、演奏と
⾳楽療法での交流を⾏う。⼤学卒業後に埼玉県内の特別⽀援学校に勤務し⾳楽療法を実践。
⾳楽教育振興賞、下總皖一⾳楽賞を受賞。著書に「⼼ひらくピアノ」「障害児の⾳楽療法」
(春秋社)他がある。現在、⽇本⼤学芸術学部教授。⽇本⾳楽療法学会理事。
牧野 英⼀郎(まきの・えいいちろう)
慶應⼤学医学部および東京藝術⼤学⾳楽学部卒・同⼤学院修了。精神保健指定医、介護⽀
援専⾨員、認定⾳楽療法⼠、武蔵野中央病院理事⻑・院⻑。⾼齢者等の⾳楽性には、⽇本
の伝統的な⾳・⾳楽⽂化の特徴が保たれていることを⽣かした、多くの⽇本⼈に受け入れ
られる⾳楽療法を考究中。「⽇本⽂化と⾳楽療法研究会」代表。バイオリンを使った療法
的活動「流し」や、演歌師「e 楽坊」としての活動も。著作に「⽇本⼈の感性になじむ⾳
楽療法(⾳楽療法学会誌 13 巻 1 号-2013)
」、
「集団歌唱療法を考える〜伝統⽂化の視点か
ら(同・10 巻 1 号-2010)」、
「『替え歌』から『つくり歌』と『歌掛け』へ(『⾳楽療法の現
在』⼈間と歴史社、2007)」等がある。
吉原 奈美(よしはら・なみ)
ラッドフォード⼤学首席卒業、同⼤学院修了。米国認定⾳楽療法⼠。在学中よりボニー式
GIM のトレーニングを始め、2011 年⽇本で数少ないフェローとなる。学校法⼈すみれ学園
⼾塚すみれ幼稚園にて⾳楽療法⼠として働く傍ら、MUSICURE の代表としてボニー式 GIM
や⼦どもや⾼齢者を対象とした⾳楽療法を⾏っている。⽇本においてボニー式 GIM を広め
るため年に数回講義を⾏い、また、⽇本 GIM 学会の設⽴に向けて活動している。
(兼教員免許状更新講習)
足本憲治(あしもと・けんじ)
室内楽、電⼦⾳響⾳楽作品を中⼼とした自作品の発表の他、映画・TV の⾳楽におけるオー
ケストレーション、オペラの⼩規模上演や CD/コンサート用楽曲など、編曲多数。全幕の
編曲を担当した《オルフェオとエウリディーチェ》ではその清新な⼿腕が⾼く評価され、
「第
9 回 三菱 UFJ 信託⾳楽賞奨励賞」を受賞。現在、国⽴⾳楽⼤学准教授。⽇本作曲家協議会、
先端芸術⾳楽創作学会会員。
今藤⻑⿓郎(いまふじ・ちょうたつろう)
1969 年⽣まれ。1979 年今藤綾⼦師に入⾨。1985 年今藤⻑⿓郎の名を許される。1991 年
東京藝術⼤学邦楽科⻑唄三味線専攻卒業。以後、国⽴劇場、歌舞伎座、紀尾井ホール公演、
NHK 等に出演。2014 年スイス・ハンガリー・ポーランドにて国際交流基⾦主催「歌舞伎
舞踊と素浄瑠璃」タテ三味線を勤める。作曲も⼿掛けており、
「うれしやかぶき」(NHKE テ
レにほんごであそぼ、2010 年)、
「みちのく紀⾏」(紀尾井ホール委嘱、2015 年)等がある。
国⽴⾳楽⼤学非常勤講師。
今村 能(いまむら・ちから)
尚美学園⼤学客員教授、国⽴⾳楽⼤学指揮法講師、多摩フィルハルモニア協会⾳楽
監督、今村能指揮教室主宰。ポーランド⽂化功労者。
国⽴⾳楽⼤学卒業。桐朋学園⼤学指揮科研究⽣修了。カラヤン・コンクール・ジャ
パンに入賞、ベルリン・フィルを指揮。カラヤン、⼩澤征爾、秋山和慶、尾⾼忠明、
⾼階正光、フェッラーラ各氏に師事。カンテッリ指揮者コンクール、ザルツブルク
指揮者講習会ファイナリスト、フィテルベルク指揮者コンクール優勝。欧米と⽇本
の主要オーケストラを指揮。ポーランド国⽴歌劇場常任指揮者、OE ⾦沢専属指揮者を歴任。ミラノ・スカラ座、イタ
リア・オランダ・ポーランド・ブルガリアの歌劇場、新国⽴劇場で指揮。
臼井 学(うすい・まなぶ)
信州⼤学教育学部卒業。平成 2 年 4 ⽉より⻑野県公⽴中学校教諭、信州⼤学教育学部附属⻑
野中学校教諭、⻑野県総合教育センター教科教育部専⾨主事、⻑野県中信教育事務所学校教
育課指導主事を経て、平成 26 年 4 ⽉より国⽴教育政策研究所教育課程研究センター研究開
発部教育課程調査官(併任)⽂部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官。
蔭山真美⼦(かげやま・まみこ)
東京藝術⼤学⾳楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。同⼤学⼤学院⾳楽研究科応用⾳楽学(⾳楽
療法)専攻博⼠後期課程修了。学術博⼠、⽇本⾳楽療法学会認定⾳楽療法⼠。現在、国⽴
⾳楽⼤学准教授、東京藝術⼤学、放送⼤学非常勤講師。
ふなばし⾳楽療法の会「⾳とあそぼう」主宰。障害のある⻘年たちによる弦楽グループ「ア
ンサンブル・ラルゴ」スタッフ。
<分担執筆>「⼤⼈への階段を登りゆく彼らとともに」『知的障害のある⼦どもへの⾳楽療
法』 遠山⽂吉編著、明治図書、2005 年。
久保田慶⼀(くぼた・けいいち)
東京藝術⼤学⾳楽学部、同⼤学⼤学院修⼠課程を修了。1999 年、東京藝術⼤学より「博⼠
(⾳楽学)」を授与。ドイツ学術交流会の奨学⽣として、ドイツ連邦共和国のフライブルク
⼤学、ハンブルク⼤学、ベルリン自由⼤学に留学。現在、国⽴⾳楽⼤学教授。
著書に、「バッハキーワード事典」(春秋社)、「エマヌエル・バッハ」(東京書籍)など、多
数。
酒井美恵⼦(さかい・みえこ)
国⽴⾳楽⼤学⾳楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。東京都の公⽴中学校教諭及び指導主事を
経て 2005 年度より国⽴⾳楽⼤学にて教職科⽬を担当。本学准教授。所属学会等として⽇
本⾳楽教育学会、⽇本学校⾳楽教育実践学会など。著作等として「中学⾳楽が魅⼒的に変
わる!授業プランの新モデル」(編著:明治図書)、
「動いてノッて⼦どもも熱中!リトミッ
クでつくる楽しい⾳楽授業」(共著:明治図書)など。⼩・中学校での研究授業講師や教
育委員会主催の授業に関する研究会講師等の取り組みを通して、ねらいの明確な楽しい授
業を現場の先⽣方と一緒に具体的に考えていくことに意欲をもっている。
塩原⿇⾥(しおばら・まり)
国⽴⾳楽⼤学教育⾳楽学科第Ⅱ類(リトミック専攻)卒業、ロンドン・ダルクローズスクー
ル修了(リトミック国際ライセンス取得)、ロンドン⼤学教育研究所博⼠課程修了(⾳楽教
育学 Ph.D)。東京学芸⼤学教授を経て、現在、国⽴⾳楽⼤学教授。⽇本ダルクローズ⾳楽教
育学会理事、ISME・CMA コミッショナー、アジア・パシフィック CM ネットワーク設⽴メ
ンバー。研究分野は⾳楽と動き、⽇英⾳楽教育比較、⾳楽の⽂化アイデンティティー他。
鈴⽊恵⼦(すずき・けいこ)
国⽴⾳楽⼤学教育⾳楽学科卒業後、都⽴特別⽀援学校教諭を経て、都⽴村山特別⽀援学校
副校⻑、同校主幹(再任用)を歴任。わらべうたやブラックライトシアターやパペット等
を取り入れ、聴覚だけでなく視覚でも楽しむ⾳楽づくりを得意とする。ここ数年間、都⽴
特別⽀援学校若⼿教員研修(東京都教職員研修センター初任者宿泊研修)の講師をとおし、
初任者の育成にも取り組んでいる。現在、⽴川市教育委員会事務局教育部教育⽀援課教育
⽀援相談員。
福田
隆(ふくだ・たかし)
東京藝術⼤学⾳楽学部器楽科打楽器専攻卒業。同⼤学院修了。
1973 年以降、パーカッショングループ 72 のメンバーとして打楽器⾳楽の普及に努め、新
作の委嘱、初演等を⾏う。1976 年以降、NHK 交響楽団を始めとする在京のオーケストラ、
室内楽、現代⾳楽祭等で打楽器奏者として活動。その後九州に活動の拠点を移し、熊本ユー
スシンフォニーオーケストラの指導者に就任。以後、九州内のオーケストラ、吹奏楽団、ア
ンサンブル等の指揮者、トレーナーを務める。1986 年ベルリンフィルハーモニーオーケス
トラ・カラヤンアカデミー留学。1993 年熊本市⼈づくり基⾦を得て、ザルツブルグ・モー
ツァルテウム・オルフ研究所留学。
現在、国⽴⾳楽⼤学教授。
丸山智⼦(まるやま・さとこ)
東京都⽬⿊区⽴五本木⼩学校校⻑。国⽴⾳楽⼤学教育⾳楽学科第Ⅰ類卒業。東京都公
⽴中学校教諭、⼩学校教諭及び東京都教職員研修センター指導主事を経て現職。⽇本
学校⾳楽教育実践学会に所属。児童の主体的な⾳楽活動を⽀援するコンピュータの活
用をテーマにした研究、授業実践を得意とする。
山本幸正(やまもと・ゆきまさ)
国⽴⾳楽⼤学教授。東京都⽴⾼等学校教諭、東京都⽴教育研究所指導主事、洗足学園⾳楽
⼤学教授を経て、現職。教育出版⾼等学校⾳楽教科書著者(1985 年〜1995 年、1998 年
〜現在)。全⽇本⾳楽教育研究会⼤学部会監事。⽇本⺠俗⾳楽学会理事。⽇本⾳楽教育学
会、⽇本学校⾳楽教育実践学会会員。全⽇本ピアノ指導者協会正会員。中学校・⾼等学校
の指導内容・方法の開発を得意とする。