遠隔セミナー参加マニュアル

遠隔セミナー参加マニュアル
Ver. 4.0
目次
1.使用環境と推奨条件
・・・ 2
2.Webセミナー参加方法
・・・ 4
3.セミナールーム画面の説明
・・・ 6
4.多人数モードの一般メンバー(聴講者)操作 ・・・ 8
5.文字チャットでサイレント参加
・・・10
ニューロネット株式会社
1
Copyright© 2011 NEURONET Inc. All rights reserved
1. 使用環境と推奨条件
SaasBoardを使用するための環境と条件は下記です。
1-1.使用環境
(1)ブラウザ: 主なブラウザで動作します。
・InternetExplorer 7, 8, 9
・Firefox 3.6+
・Opera 10+
・Safari 4+
・Google Chrome 5+
(2)必要な環境:
①ハードウェア
マイクとスピーカー(音声)、およびWebカメラ。OS上で動作するものであれば、
ハードウェアは選びません。
【ハウリングやエコーを低減するために】
個人として使用される場合はイヤフォーンかヘッドセットをお使いください。
拠点として複数人で使用される場合はスピーカーフォンをお使いください。
もしくは
②ソフトウェア
インターネットを使っていれば自動的に整っている環境です。
・Flash Player Ver.10 以上
・Java Ver.6 以上
もし上記環境となっていない場合、以下のサイトからそれぞれダウンロードが
してください。
Flash:
http://www.adobe.com/jp/products/flashplayer/
Java:
http://www.java.com/ja/download/
1-2.推奨条件
・PC-CPU速度:1.8Ghz以上
・PCメモリ:512MB以上
・ネットワーク:2Mbps以上 (標準映像であれば128kbpsで稼動します)
・Webカメラ:130万画素 Logicool社製品、Buffalo社製品
・ヘッドセット、もしくは、イヤフォーン
2
Copyright© 2011 NEURONET Inc. All rights reserved
1-3.機器のセルフチェック
PCを普段から使っていてる方々も、マイクやカメラとなるとあまり慣れていない場合が多いのではないでしょうか?
そんな状態でビジュアルコミュニケーションサービスを使い始めると、「音が聞こえない」「カメラの映像が映らない」
などの初期トラブルに戸惑われることが予想されます。
こういう状況を回避するために、弊社では [機器のセルフチェック] が出来るように御用意しております。
SaasBoardをお使いになる前に必ずチェックをして、ログインするようにしましょう。
■ 機器のセルフチェックの方法
(1) SaasBoardサイトTopページにアクセスする
SaasBoardの全てのサイトのTopページには [機器のセルフチェック] が出来るように、セルフチェック画面
が表示されています。
http://saasboard.jp
(2) [セルフチェックテストを開始する] ボタンをクリックしてチェックを開始してください。あとの手順はセルフチェック
テストの画面に表示されますので、その手順に従って進めてください。
(3) 5秒間の録画・録音ループバックテストが、あなたの「Webカメラ」と「マイク&スピーカー」のテストとなります。
これでループバックが正常に行われれば、機器が正常に動作することが確認できます。
3
Copyright© 2011 NEURONET Inc. All rights reserved
2.Webセミナー参加方法
2-1.セミナールームに入室
セミナールームに入るにはいくつかの方法があります。今回は一般参加者として参加する方法の、コンファレンス
招待状(招待メール)のURLをクリックして参加する方法をご説明します。
コンファレンス招待状(招待メール)のURLをクリックして参加
セミナーに招待されますと、会議開催者からコンファレンス招待状(コンファレンス招待メール)が届きます。こ
の招待状の中に記載されているURLをクリックすると [ログイン画面] が表示されます。
この [ログイン画面] に御自分の任意のニックネームを入力し、ログインボタンを押すと、[入室] 画面が表
示されますので、[入室]ボタンをクリックし、セミナールームに入室することが出来ます。
セミナールーム入室用URL
[ログイン画面]
[入室画面]
入室ボタン
ニックネーム入力
「ニックネーム」とは会議室に入室した場合参加者名として使用されるもので、自分が呼ばれたい名前を自由に
入力してください。
4
Copyright© 2011 NEURONET Inc. All rights reserved
コンファレンスルームに入室する前に、カメラとマイクが接続されているかどうか確認する画面が開きますので、接
続を確認してから『許可』をクリックします。
カメラは必須ではありませんが、マイクは必須です。カメラが接続されていない場合は、本人の映像ボックスは黒
いままですが、音声だけでコンファレンス参加が出来ます。
カメラとマイクの
接続確認画面
接続を確認したら
『許可』をクリック
2-2.コンファレンスを実施する
コンファレンス(会議)は3つの主機能パネルを使いながら行います。パネルは「パネル選択ボタン」で選択します。
詳細は4項以降をご覧ください。
← パネル選択ボタン (詳しくは次項 図4-⑦参照)
(1)
(2)
(3)
(1) 映像パネル
・・・ 映像と音声で、お互いの顔を見ながらコミュニケーションできます。
(2) Webボードパネル ・・・ ホワイトボードのように記述したり、動画や写真、HTMLを貼ったりしながら
双方向コミュニケーションできます。
(3) 画面共有パネル ・・・ 参加者の画面をみんなのPCに映し出しながらコミュニケーションできます。
映像パネル
Webボードパネル
画面共有パネル
5
Copyright© 2011 NEURONET Inc. All rights reserved
3. コンファレンス画面の説明
自分が入室し、その後他のメンバーが入室した状態が下記の画面です。この状態でメンバー同士の映像を見なが
ら会話をすることが出来ます。ノートPC付属のマイクやスピーカーを使用する場合、マイクにスピーカー音が入リ
込み易く、ハウリング、エコーなどの異音になりますので、ヘッドフォンかイヤフォンを使うことをお勧めします。
⑥
②
③
④
①
⑤
① 映像表示エリア:
自分の映像が左上に、その他の参加者の映像は入室順に表示されます。映像をシングルクリックすると、ウィンド
ウとしてポップアップします。ウィンドウの右下コーナーをドラッグすると拡大、縮小が出来ます。ウィンドウの上で
マウスの左ボタンを押したまま移動させると、自由な位置に動かして配置することが出来ます。また映像をダブル
クリックすると、個人指定のチャットが行えます。
② パネル選択ボタン: ・・・項番3-4参照
コンファレンス(会議)を進める上で必要な3つの主機能パネルを選択するボタンです。左側から、「映像」、「Web
ボード」、「画面共有」、「設定」の各ボタンが並んでいます。前頁「3-4.コンファレンスを実施する」を参照ください。
各ボタンで選ばれる画面モードは以下の通りです。
・映像 ・・・ 映像画面(映像パネル)を表示します
・Webボード ・・・ Webボード画面(Webボードパネル)を表示します
・画面共有 ・・・ 画面共有画面(画面共有パネル)を表示します
・設定 ・・・ 設定画面(設定パネル)を表示します
③ 音声・映像操作ウィンドウ: ・・・ 項番4-5参照
・音声送信:
このチェックボックスのチェックを外せば、自分の音声や周りの音が他のメンバーへ聞こえなくなります(音声OFF)。
自分の周りが騒がしい場所から会議へ参加する場合にお使いください。
・映像送信:
このチェックボックスのチェックを外せば、自分の映像を消すことが出来ます(映像OFF)。自分および周りの映像
を会議メンバーに見せたくない場合などにお使いください。
6
Copyright© 2011 NEURONET Inc. All rights reserved
・ハウリング抑制:
ヘッドセットやイヤフォーン、あるいはスピーカーマイクなどの機器が無い場合、PCから音が漏れるとハウリングや
エコーの原因となります。このハウリング抑制スライダーを『0』(中間位置)もしくは『1』(上方位置)にすればハウリ
ングが抑制されます。『1』の位置がより強くハウリング抑制効果がありますが、声の音質も変化します。越えの音
質を重視したい場合は『-1』下方位置でお使いください。『-1』の場合はハウリング抑制は機能しませんので、
ヘッドセットやイヤフォンもしくはスピーカーフォンをお使いください。
・マイク音量:
あなたがご使用されているマイクの音量を操作できます。参加者から「声が小さい」あるいは「声が大きい」という御
指摘があった場合など、必要に応じて音量を上げ下げしてください。デフォルト(初期状態)は50です。次に説明し
ます「マイク音量インジケーター」の黄色や赤い色がたまに出る状態がベストです。
・マイク音量インジケーター
あなたのマイクが機能していれば、色の変化でマイク音量状態を知らせます。下から「緑」、「黄色」、「赤」の順に上
下します。マイクに向かって話したときに、このインジケーターが動作しなければ、システムにマイク認識がされて
いません。「黄色」から「赤」がたまに出る状態がベストですので、上記の「マイク音量」スライダーで適当な音量に
調整してください。
④ 参加者リストウィンドウ:
参加メンバーの一覧表を表示します。権限が誰にあるのか、各参加者のマイクやカメラの状態を表示します。リス
ト上の参加者名をダブルクリックすると、個人指定のチャットが行える「ダイレクトメッセージ・ウィンドウ(BOX)」が
開きます。会議オーナー(権限者)の場合はさらに、 「ダイレクトメッセージ・ウィンドウ(BOX)」で、その特定参加者
の映像や音声のON/OFFが出来たり、権限の委譲が出来たりします。この参加者「リストウィンドウ」には「コール」
ボタンと「招待」ボタンがあります。それぞれのボタンは以下の機能を持っています。
・コールボタン
権限者と会議オーナーは表示され一般参加者はグレーアウトされて表示されています。一般参加者が「Webボー
ド」や「画面共有」の状態にあっても、権限者がこのボタンを押すと全員の画面が強制的に「映像」画面に戻ります。
・(追加)メンバー招待:
あらかじめ招待したメンバー以外に、必要に応じて会議中に新たな参加者を招待することが出来ます。この招待権
限は会議オーナー(権限者)だけが持っています。
【各画面パネル別 参加者リストウィンドウのタブの表示の違い】
参加者リストウィンドウは、各画面パネルにより次のようなタブが現れます。
・「映像」パネル状態の時 ・・・ 参加者名が一覧表示された「(参加者)リスト」が表示されます。
・「Webボード」パネル状態の時 ・・・ 「リスト」および「メンバー」タブが表示されます。初期状態は「メンバー」タブ
状態で、「メンバー」タブには参加者の小映像が表示されます。(4-6参照)
・「画面共有」パネル状態の時 ・・・ 「リスト」、「メンバー」および「デスクトップ」タブが表示されます。初期状態は
「デスクトップ」タブで、「デスクトップ」タブには共有するPCの画面状態と赤い共有
範囲枠が表示されます。(4-10参照)
⑤ チャットエリア:
音声送信だけでなく、文字(文章)で交信したい場合にお使いください。参加者全員へチャット文章が送信されます。
個人を指定してチャットを行いたい場合は、④のように、参加者リストの参加者名や映像をダブルクリックすると[個
人指定チャットボックス]が開きますので、それをお使いください。
⑥ 録画ボタンと退室ボタン
「録画」ボタンを押すと映像画面の録画が出来ます。再度押すと録画が停止します。この操作は会議オーナーおよ
び権限者だけが可能です。
「退室」ボタンは会議室を退室するときに使用します。会議室を退室すると、プラットホームのあなたのホームサイト
に戻ります。
7
Copyright© 2011 NEURONET Inc. All rights reserved
3-1. エコーキャンセルとマイク音量の設定をしましょう
ボイス会議の音質を安定させるために、まず、エコーキャンセルとマイク音量の設定をします。
一度設定すれば、そのPCでは状態が保持されます。
(1)自分の映像部を右クリックすると、Flash Player設定選択メニューが表示されますので、[設定]を選択。
(2)Adobe Flash Player設定画面が表示されますので[マイク]タブ選択。
(2)まず、『エコーを減らす』チェックボックスにチェックを入れましょう。エコーが減衰します。
(3)次に、マイクボリュームを調節してください。あまり上げすぎるとハウリング(大きなノイズ)が発生します。
また、あまり小さすぎると相手が聞き取りにくくなります。調整スライダー中間くらいにセットしましょう。
中間くらいにセット
チェックボックスに
チェックを入れる
マイク選択
3-2. 映像と音声でコミュニケーションしてみましょう
映像パネルを使って映像と音声でコミュニケーションすることが出来ます。映像は、右上部の赤い「映像拡大ボタ
ン」をクリックするか映像自身をクリックするとウィンドウとしてポップアップし、拡大/縮小できます。(下図)
前記した3項の説明に沿っていろいろ操作してみましょう。
ウィンドウのどの部分でも
つまんでドラッグすると移動。
この参加者の映像をクリック
映像がウィンドウとしてポップアップ。
ウィンドウの右下コーナーをドラッグすると拡大/縮小。
8
Copyright© 2011 NEURONET Inc. All rights reserved
4. 多人数モードの一般メンバー(聴講者)操作
多人数(10人以上)が参加する場合は自動的に多人数モードへ画面が切り替わります。
多人数モードでは、発言希望の参加者を権限者が発言者を許可し、発言枠へ移動、解除しながら操作を
進めてゆきます。
4-1.一般メンバー(聴講者)の発言権の獲得
(1)
聴講者が発言を行いたい場合、
自分の映像下部に表示されて
いる『発言をリクエスト』ボタン
をクリックします。
右図は「まえまえさん」が第1話
者として発言を希望している場合
(2)
権限者があなたの発言希望を
承認するまでは、右図のように
『リクエスト中・・・』『リクエスト取
消』ボタンが表示されます。
9
Copyright© 2011 NEURONET Inc. All rights reserved
(3)
権限者から発言希望が承認さ
れると、右図のように
『発言中・・・』『発言権を手放す』
ボタンが表示され、発言が可能
となります。
発言を終えて一般聴講者に戻る
場合は、 『発言権を手放す』ボタ
ンをクリックしてください。
あなた以外の参加者の画面では、
あなたの映像がサムネイルエリア
へ移動します。
4-2.自分以外の参加者から見た画面
(4)
あなた以外の発言者がある場合、
右図のように、あなたの映像の
右隣の話者枠に表示されます。
右図では「田町サイト」さんが
第2話者として承認された場合
10
Copyright© 2011 NEURONET Inc. All rights reserved
第2話者「田町サイトさん」から
みた画面の表示状況。
「田町サイトさん」の自映像は
左上部に表示されます。
第1話者の「まえまえさん」の映
像は、「田町サイトさん」の右側
に配置されます。
5. 文字チャットでサイレント参加
SaasBoard は、『いつでも・どこでも・誰とでも』 コラボレーションが出来るサービスです。オフィスや自宅や喫茶店
などから参加するとき、声を出せない場合がありますね。そんなときは、文字チャットで参加しましょう。
講師に質問をしたいときなどに使います。
全てのパネルモードでチャットが行えます。画面の左下側がチャットエリアです。
この左下の文字チャットエリアは、
セミナー参加者全員が見ることが
出来ます。つまり、チャット文章を
入力した人の意見が全員へ伝わ
ります。
文字チャット表示欄
文字チャット入力欄
11
Copyright© 2011 NEURONET Inc. All rights reserved
本マニュアルに関するお問い合わせ
ニューロネット株式会社
03-3202-2992
[email protected]
12
Copyright© 2011 NEURONET Inc. All rights reserved