ロボコン2008近畿地区大会 Bチーム優勝!

奈良高専
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アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2008
近畿地区大会において、奈良高専Bチームが優勝しました!
います。
平成 20 年 10 月 5 日(日)に和歌山県御坊市立体育館で開
催されました「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコ
ンテスト 2008 近畿地区大会」主催 高等専門学校連合会、
NHK、NHK エンタープライズ 後援 文部科学省、日本機
械学会、日本ロボット学会、電気学会 において本校の B チ
ーム『ある味覚パイプ(アルミカクパイプ)
』が見事優勝し、
11 月 23 日(日)に両国国技館で行われる全国大会へ出場す
ることが決定しました。また、本校 A チーム『革角鹿然(カ
クカクシカジカ)
』は特別賞(東京エレクトロン FE 賞)を受
賞しました。
優勝そして全国大会進出を勝ち取った B チームの出場メンバ
ーで、電子制御工学科 3 年高橋智也君、同都築匠君、機械工
学科 2 年の丸山泰佑君にお話を聞きました。
Q. 優勝おめでとうございます。すごいマシンですね。大変な
苦労があったのではありませんか ?
A. ありがとうございます。ここまで来るのに 2 年かかりま
した。一昨年から出場していますが、動かないことがあった
り・・・。今年もやっと完成したマシンをはじめてテストラン
させた時、直進するだけで曲がらなかったんです。設計段階
では曲がる筈だったんですが。そこから大幅につくり直しで、
もう夏休みも後半でしたのでとても焦りました。テストもあり
ましたしね。
Q. 印象に残ったことはなんですか ?
A. 決勝前に他高専の皆さんから沢山励ましのメッセージをい
ただきました。同じ志を持つみんなからの励ましは心に響き
ました。みんなの為にも全国優勝しなくてはならないと思って
Q. 今年のルールを教えてください。
A. 題は「ROBO − EVOLUTION 生命大進化」
。今年のテー
マは「歩行」です。競技の間に、ロボットが多足歩行から 2
足歩行へと変身します。
競技は 3 つの課題で構成されます。最初は「多足歩行の障害
物レース」
。生物に見立てたロボットが、4.5m のフィールドを
歩きます。待ち受ける障害物は、
パイロンを一周する「大回転」
と、幅 50cm ×高さ 20cm の「山越え」
。続いて 20 秒間の「変
身パフォーマンス」
。多足から 2 足へ、ロボットが変身する過
程を、オリジナルのパフォーマンスで披露します。
そして最後が「2 足歩行」
。技術を凝らした歩行で 3.5m 先の
ゴールを目指します。競技時間は 3 分間。全長 10m のコース
で 2 チームが対戦し、タイムを競います。 Q.「変身パフォーマンス」が必要なんですね。ストーリーが
あるのですか ?
A. 絶滅したニホンオオカミが、奈良高専の最新技術でよみが
えり、サイボーグとなってロボコンに挑戦したという筋立てに
しました。
サイボーグになって格段に身体能力や知能が向上している上
に、満月の光をあびると本能の奥深くに秘められた獣人とし
ての血が騒ぎ出し、狼人間に変身します。狼人間となったオ
オカミには怖いものなど何もありません。そのままゴールに向
かって突き進みます。
Q. なるほどとても面白いストーリーですね。わくわくします。
ロボットは「多足歩行」から「2 足歩行」
、
難しいテーマですね。
どんな工夫をされたんですか ?
A. 多足歩行時には、足裏に内蔵された多数の小さな足を使っ
て高い機動力を発揮できるようにしました。2 足歩行時には特
にメカメカしい外見や動きを意識して作ることによって、より
サイボーグっぽく見えるように工夫しました。
Q. 頼もしい限りですね。
全国大会も優勝ですね。
全国大会に向けての抱
負を聞かせてください。
A. ここまできたら全国
優勝を目指します。近
畿に初の優勝を!! がん
ばります。
奈良高専 A チームロボット「革角鹿然」
地区大会テレビ放映予定
放送予定日
時間
チャンネル
2008 年
11 月 16 日(日)
午後 1 時 5 分∼
午後 1 時 59 分
NHK総合テレビ
B チームメンバー
1M 北浦聡士 1M 中川僚也 2M 丸山泰祐 1E 柳澤佑太 2E 高田良平 2E 中務裕也
3E 北浦一斗 1S 荒川周造 1S 菅原惇史 2S 柴田耕太郎 2S 中村圭吾 2S 平田佑樹
奈良高専 B チームロボット「ある味覚パイプ」
3S 伊藤淳
3S 大畑直樹 3S 島田健史 3S 高橋智也 3S 高山純一 3S 辻中大和
3S 都築匠
4S 島田奈津子 4S 宮川慎之介
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