2016年 8月発行 第2号 今月の担当:ミサワホーム近畿株式会社 滋賀県市町村職員互助会住宅メーカー協議会からお届けする素敵なくらしレター 滋賀県市町村職員互助会 会員の皆様へ 残暑厳しき折、皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 滋賀県市町村職員互助会住宅メーカー協議会では、皆様の住まいづくりのお役に立てる よう、先月より「マイホームサポート通信」を発刊しております。 第2号となります8月号はミサワホーム近畿の荒木が担当します。 今月は、「子育て応援住宅」を特集します。 昨今は共働き世帯が増加しており、30代・40代は仕事においても旬の世代。 そんな毎日がとても忙しい子育て世代の悩みや、日常生活をサポートする 住まいづくりについてご紹介いたします。 FEATURE OF THE MONTH [今月の特集] 子育て応援住宅 ~子どもの成長にとって大切な「8つの知性」~ 住まいは、子どもの成長を促すもっとも貴重な環境の一つといっても過言ではありません。 子どもたちの健やかで多様な成長を促すために、住まいづくりに応用されているのが、「8つの知性」という考え方です。 これは、アメリカの認知心理学者ハワード・ガードナー氏が提唱したもので、ここでの知性とは単なる知識や結果ではな く、発見し、考え、工夫するといった「心と身体の総合的な知力」を指します。 成長の過程でこの「8つの知性」を育むには、心と体にバランスよく働きかける住環境づくりが大切となります。 <社会的知性> <自然科学的知性> <言語的知性> <論理数学的知性> 良好な人間関係を 築く力 自然との関わりを 考える力 自分の言葉で想いを 表現する力 法則を生活に 活かす力 周りを思いやるなど、良好な 人間関係を築く力を身につ けたり、社会生活に必要な ルールを守ることができる。 自然の移り変わりや生き物 の「生と死」など、自然界の営 みに興味・関心を持ち、考え をめぐらすことができる。 自分の気持ちや感じたことを 表現したり、相手の気持ちを 理解しながら、円滑なコミュ ニケーションができる。 数学や形への関心を深め、 いろいろな出来事に数学的 な法則を見つけたり、筋道 を立てて考えることができる。 <芸術的知性> <空間的知性> <時間的知性> <身体運動的知性> 自由な創作を 楽しむ力 空間を認識して 利用できる力 時間の流れを 理解する力 身体を思い通りに 動かせる力 音楽や絵画、文学などに接し て感心を深めたり、自分で何 かを創り出したいという意欲 を持つことができる。 すべてのものが空間に存在し ていることを理解し、移動や 位置感覚など、日常の知覚 が不自由なくできる。 過去から未来に向けての時 の流れを知り、昔と今を比べ たり、将来を意識して努力で きるようになる。 いろいろな動きができる基礎 的な体力と、適切なバランス 感覚を身につけ、身体を動か す楽しさを知る。 [今月の特集] 子育て応援住宅 「時間」 「ストレス」 「距離感」を考慮した、忙しい家族をサポートする住まい ~ 現代家族の悩み ~ 現代家族の悩みの背景にあるのは、その「多忙さ」にあります。 いかにゆとりをつくってコミュニケーションを楽しむかが課題です。 ママの悩み ・モノが増えて片付かない ・家事をしていると、子どもに 目が届かない ・共働きで、子どもとじっくり 話す時間を作れない ・ついイライラして子どもを 叱ってしまう ・たまには、自分の自由な 時間がほしい パパの悩み ・一人の時間もほしい ・狭くても自分の書斎があると うれしい ・共働きなのに、妻に育児を 任せきりになっている ・妻の仕事への復帰がいいの かどうか、悩んでいる ・妻にも自由な時間をつくって あげたい 子どもの悩み ・お父さん、お母さんが話を 聞いてくれない ・お母さんがすぐに怒る ・一緒に遊びたいのに遊んで くれない ・怒られないように顔色を伺う ・習い事や塾があって忙しい 忙しい子育て世代に必要なのは、毎日の家事を効率的にこなすこと、ゆとりをつくること。 住まいには、家事の時短を図り、家族それぞれがゆとりを楽しむ工夫が求められます。 ~ 住まいにできること ~ 「時間」 家事の時短をしながら、ゆとりと家族との時間をつくる ・キッチンカウンター・・・ダイニング側に食器収納棚を設けることで、子供でも安全にお手伝いができます。 ・室内物干しワイヤー・・・雨天時や夜間にも、洗濯物を干せる工夫を。 ・畳のマルチコーナー・・・リビング隣に畳敷きコーナーがあれば、ちょっとした家事や育児にとても便利です。 「ストレス」 家族の動線と生活シーンに合った適切な収納でストレスをなくす ・パントリー(食品庫)・・・非常食を定期的に使いながら常備する「ローリングストック」にも活躍します。 ・ファミリークロゼット・・・家族の衣類をひとまとめに収納することで、手間が省け家事の時短になります。 「距離感」 家族とのほどよい距離感で、それぞれの時間を楽しむ ・ホームコモンズ設計・・・リビングやダイニングにカウンターデスク(=学びの場)を設けることで、家族が 集まって学んだり、あるいは、互いの気配を感じながらそれぞれの時間を過ごすこともできます。 ・ミニラボ・・・オフィス機能を備えたコンパクトな空間。仕事や趣味にも活用できるワークスペースとなります。 その他、安心安全への配慮など、住まいにできることはまだまだたくさんあります。 ご家族皆様にとって暮らしやすい住環境となるよう、ご計画時には個別にご提案させて頂きます! 【お知らせ】 滋賀県市町村職員互助会を通じて、下記住宅メーカーとマイホームの新築・購入、リフォー ムをされますとお得な特典が受けられます。詳しくは、滋賀県市町村職員互助会まで。
© Copyright 2024 Paperzz