Pro Toolsソフトウェアのインストール前に必要なWindows XPの設定

Pro Toolsソフトウェアのインストール前に必要なWindows XPの設定
★省エネルギー設定
1. システム環境設定を起動します。
2.
システム環境設定にて、「省エネルギー」 を選択します。
3. 「コンピューターがスリープするまでの待機時間」、「ディスプレイがスリープするまでのコンピュータの待機時
間」を共に「しない」に設定し、「可能な場合はハードディスクをスリープさせる」のチェックjをはずして、ウィンドウを
閉じてください。
★ソフトウェアアップデート
1.
システム環境設定にて、「ソフトウェア・アップデート」 を選択します。
2.
「ソフトウェア・アップデート」にて、「アップデートの確認」チェックボックスからチェックを外して、ウィンドウを閉
じます。
この作業は、Pro Tools LEでの正式にサポートが発表される前に、最新のOSバージョンへと自動アップデート
されることを防ぐことが目的です。 OSのアップデートは、必ず動作確認テストが完了し、正式にサポートされ
た後に行うようにしてください。
最新の互換情報は以下のサイトにてご確認ください。
http://www.digidesign.com/index.cfm?langid=5&navid=54&itemid=23954
★「Spotlight」と「Dashboard」
「Spotlight」と「Dashboard」というMac OSの機能とPro Toolsのキーコマンドが重なっているため、Mac側のキーコマ
ンドを再マップし変更する必要があります。必要に応じて、以下の手順で作業を完了してください。
「Spotlight」キーコマンドを再マップ
1. Docからシステム環境設定を選択
2. Spotlightを選択
3. 「Spotlightメニューのキーボードショートカットのチェックボックスからチェックを外す、もしくは他の選択肢を選択
する
「Dashboard」キーコマンドを再マップ
1. Docからシステム環境設定を選択
2.
「DashboardとExpose」を選択
3. ショートカット機能をOffに設定
ノート
実際はDashboardだけでなく、Exposeのキーコマンド(すべてのウィンドウ/アプリケーションウィンドウ/デスクトッ
プ)もPro Toolsの他のキーコマンドと重複しますので、これらもすべてOffに設定しておくことをお勧めします。
(Exposeの機能が必要な場合はホットコーナーへの機能割り当てを使用してください。)
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これより下は、推奨される項目ですが、これを実行しなくてもPro Tools LEシステムを動作させる事は可能です。
ハードディスク周りの設定
★★オーディオ録音専用ドライブ使用のススメ★★
Pro Tools では、システムドライブ(OS がインストールされているドライブ。 起動ディスク/起動ドライブとも呼ぶ)と
は別に、録音した音を保存するために専用のドライブを使用することが推奨されています。これをオーディオドライ
ブと呼び、このドライブにはPro Tools で作成したセッションファイルなどを保存します。なお、Pro Tools は、必ずシ
ステムドライブにインストールします。
なお、追加のオーディオドライブが用意できない場合は、ハードドライブをパーティションし、OS とPro Tools をイン
ストールするための起動パーティションとオーディオ専用パーティションに分けることをお勧めします。
オーディオ録音専用ドライブの使用は、Pro Tools のより良いパフォーマンスのため、ならびにディスク周りでのトラ
ブルを軽減させるためで、これをしないとPro Tools が動作しない、というわけではありません。
フォーマットの方法
Mac OSX
Mac OSXでは、以下のPro Tools LEのバージョンにより、以下のフォーマットがサポートされております。
Pro Tools LE v7.0 以上 ⇒ Mac OS 拡張 (ジャーナリング)
Pro Tools LE v7.0 未満 ⇒ Mac OS 拡張
UNIXファイルシステム、Mac OS 拡張 (大文字/小文字を区別、ジャーナリング)、Mac OS 拡張 (大文字/小文
字を区別)など、他のフォーマットは絶対に選択しないよう気をつけてください。 必ずAppleのディスクユーティリティ
ーを使用し、以下の手順に従いフォーマットを完了してください:
注意
Mac購入直後、工場出荷時状態等で、すでにハードディスクが正しい状態でフォーマットされている状態でも、Pro
Tools LEインストール前には、フォーマットをしなおすことを強くお勧めします。
1. 起動ディスク(OSならびにPro Tools LEがインストールされているドライブ)からアプリケーション・フォルダを選
択し、ユーティリティ・フォルダ内のディスクユーティリティをダブルクリックで起動します。
2.
ディスクユーティリティにて、フォーマットをするドライブを選択し、フォーマットを指定した後、名前を入力します。
最後に「消去」ボタンをクリックしてください。
3. 確認のウィンドウが表示されるので、内容をよく読み、納得した上で「消去」ボタンをクリックし、フォーマットを開
始してください。 消去したくないデータがある場合は、フォーマットの前に必要なバックアップをとるようにしてくださ
い。
フォーマットが完了したら、次はインターフェイスを接続し、Pro Tools LE ソフトウェアをインストールします。