Web情報航海術 - 千葉科学大学 図書館

情報航海術入門
Webの海で宝を見つけよう
googleへ接続して下さい。
http://www.google.co.jp/
アドレスバーに上のURLを打ち込ん
で下さい。
判らない人は手を挙げて下さい。
1.情報を探すには
1)何のために使う?
①暮らしのための情報
料理のレシピ、バスの運行時間、上映している映画・・・
②学習のための情報
レポートを書く、試験勉強
③研究のための情報
先行論文を調べる
2)どんな形で入手する?
①本・雑誌・CD
全体の把握が簡単
内容の信頼性が確認しやすい
利用するのに特別な技術がいらない
安定性が比較的高い
本のあるところでしか利用不可
検索性が低い
データの更新が不便
②インターネット
検索性が高い
情報量が多い
ネット環境があれば特別な経費不要
技術革新がどんどん進んでいる!
全体の把握がしにくい
不要な情報が大量にある
ネット環境が必要
常に動いている
③学術データベース
検索性が高い
情報はチェックされている
(情報の信頼度が高い)
技術革新は比較的ゆるやか
情報の所在を示すものが中心
利用料が必要なものが多い
2.インターネットで情報を探す
1)サーチエンジン
①ホームページの数は年々激増
・膨大な量の情報がある
2006年2月時点で、350億ページ!
⇒ 1日当たり700万ページ増加
・多様な情報が公開されている
⇒ 個人のHP・ブログ、企業のHP、政府や大学・研究機関のHP・・・・・
どのホームページに情報があるか探すのが大変!!
インターネット上のデータを探す仕組み→サーチエンジン(検索エンジン)
Google, Yahoo! Japan, Goo,MSN Japan,
2)サーチエンジンを賢く使おう!
①検索オプションやmoreを使う
【検索オプション】
a.AND検索、OR検索、NOT検索、のすべ
てが、検索オプションでできる。
b. 言語やファイルタイプ、更新日付や、ドメ
イン名での絞り込みができる。
3)複合的な検索
銚子電鉄以外の濡れ煎餅の情
報
濡れ煎餅という言葉だけで良い?
ぬれ煎餅
銚子電鉄の記事を除くには?
(濡れ煎餅 OR ぬれ煎餅) NOT
銚子電鉄
google
=http://www.google.co.jp/
4)選択的検索
http://www.google.co.jp/
<政府が運営している
HPだけ選ぶ>
検索オプションで、ドメイ
ン名を選ぶ
go.jp ac.jp co.jp
<ブログだけ選ぶ>
more のメニューから、
ブログ検索を選ぶ
5)自己責任=Googleは責任を負わな
い!
6)ホームページの情報の利用
①HPの問題点
誰が書いた?
誰の責任?
いつまである?
系統的に並んでいない。
②取捨選択が必要
匿名性が高い。無責任、
不正確な情報もある
官公庁・教育機関のHPは信頼
度が高い
③学習としては補助的に
学習や研究のためには、ホームページは
概容を調べることに使い、学術データベース
や図書・雑誌できちんと調べることが必要で
ある
3.学術データベース
1)学術デ−タベースとは
JDreamⅡ
• 学術論文等を電子化し
て集め、コンピュータに
よる検索を行えるように
したもの。
• 学術論文とは、研究の
結果をまとめた論文。
• 論文そのものを見るも
のも増えてきたが、論
文のあり場所を探すも
のが主流
医中誌Web
2)学習に使える学術データベース
運営主体
検索できるもの
JDreamⅡ
科学技術振興
機構
自然工学・医薬情報
http://pr.jst.go.jp/jdream2/index.html
有料
図書館で契約しての
で学内からは無料
医中誌Web
医学中央雑誌
刊行会
医学(薬・臨床)
http://login.jamas.or.jp/
有料
図書館で契約してい
るので学内からは無
料
理科年表プレミ
アム
丸善
国立天文台編
著
理科年表に掲載されている暦、天文、気
象等
http://www.rikanenpyo.jp/member/?mo
dule=Member&action=Login
有料
図書館で契約
聞蔵(DNA)
朝日新聞
朝日新聞の記事
http://www.lib.cis.ac.jp/lib/DNA.html
有料
図書館で契約
3)サーチエンジンの結果との比較
サーチエンジンの結果
学術データベース
責任
不明確
明確
料金
原則的に無料
有料が多い(官庁作成の無料の物あ
る)
情報量
膨大
精選されている
正答率
低い(利用する時注意が必要) 高い
その他の特色
・全文を見ることができるもの
も多い
・原則的に印刷物と無関係
・全文を見ることができるものも増えて
いるが、所在を調べるものの方が多い。
・印刷物としてスタートしたものが多い
4.まとめ
• 初めは本や雑誌で基本的な知識や考え方を
身につけよう!
• ざっと調べるのには、インターネットが便利
• きちんと調べるには学術データーベース
情報の探し方
テーマの決定
事項調査
何を知りたいか
−これが明確でないと調
査がうまくいかない−
・辞典類を調べる(インターネット上の辞書
含む)
・ホームページを調べる。
・データベースを調べる
今日説明した所
NO
文献を読む?
情報の評価
利用
・必要な情報か?
・情報源の信頼性は高いか?
・レポートを書く場合は、
「参考文献」として記載
YES
文献入手
文献調査
・どんな文献があるか?
・どこにあるか?
・図書館で利用する
・他の機関から借りる
・コピーを取り寄せる
・図書館に購入要望を出す
・自分で購入する
演習問題
1)銚子駅周辺の食堂を探そう!
2)ジギタリスについて書いた大学
のサイトを探す
http://www.google.co.jp/