世界優先証券ファンド201409 (ヘッジあり) (愛称)ゆうせん君201409

交付運用報告書
第3期末(2016年3月25日)
基準価額
9,773円
純資産総額
2,065百万円
第3期
騰落率
△2.1%
分配金
20円
*騰落率は収益分配金(税込み)を分配時に再投資したものと
みなして計算したものです。
*単位型投資信託は実際には分配金は再投資されませんのでご
留意ください。
◆運用報告書(全体版)は、受益者のご請求により交付
されます。交付をご請求される方は、販売会社までお
問い合わせください。
◆当ファンドは、投資信託約款において運用報告書(全
体版)に記載すべき事項を電磁的方法によりご提供す
る旨を定めております。運用報告書(全体版)につい
ては、以下の手順で閲覧およびダウンロードすること
ができます。
<閲覧方法>
下記ホームページアドレスにアクセス⇒「ファンド情
報」を選択⇒「ファンド検索」を選択⇒「ファンド名
で検索」にファンド名を入力⇒該当のファンドを選択
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体版)」を選択
世界優先証券ファンド201409
(ヘッジあり)
(愛称)ゆうせん君201409
単位型投信/内外/その他資産(優先証券)
第3期 2016年3月25日決算
作成対象期間(2015年9月26日~2016年3月25日)
受益者の皆様へ
毎々、格別のお引き立てにあずかり厚くお礼申し
上げます。
さて「世界優先証券ファンド201409(ヘッジあ
り)(愛称:ゆうせん君201409)」は、このたび、
第3期の決算を行いました。
当ファンドは、世界優先証券マザーファンド
201409への投資を通じて、主に世界の金融機関等が
実質的に発行する優先証券を中心に投資することに
より、高水準の利息収益の確保と信託財産の成長を
目指して運用を行いました。
ここに、当作成対象期間の運用経過等をご報告申
し上げます。
今後とも一層のご愛顧を賜りますようお願い申し
上げます。
ホームページアドレス
http://www.daiwasbi.co.jp/
お問い合わせ先
受付窓口:(電話番号)0120-286104
受付時間:午前9時から午後5時まで(土、日、祝日除く。)
※お客様のお取引内容につきましては、ご購入された販売会
社にお問い合わせください。
東京都千代田区霞が関三丁目2番1号
世界優先証券ファンド201409(ヘッジあり) 愛称:「ゆうせん君201409」
運用経過
【基準価額等の推移】
(円)
10,100
10,000
(億円)
120
純資産総額(右目盛)
基準価額(左目盛)
分配金再投資基準価額(左目盛)
100
9,900
80
9,800
60
9,700
40
9,600
20
9,500
第2期末
2015.9.25
0
第3期末
2016.3.25
*当ファンドの運用方針に対し適切に比較できる指数がないため、ベンチマークおよび参考指数はありません。
*分配金再投資基準価額は、期首の基準価額を基準に算出しております。
*分配金再投資基準価額は、収益分配金(税込み)を分配時に再投資したものとみなして計算したもので、ファンド運用の実質的なパフォーマンスを示す
ものです。
*単位型投資信託は実際には分配金は再投資されませんのでご留意ください。
第3期首:10,000円
第3期末: 9,773円(既払分配金 20円)
騰落率 : △2.1%(分配金再投資ベース)
【基準価額の主な変動要因】
当ファンドは、世界優先証券マザーファンド201409への投資を通じて、主に世界の金融機関等が実質的に
発行する優先証券を中心に投資を行いました。
(上昇要因)
各国の中央銀行による緩和政策により金利が低下する中、より高い利回りを求める投資家からの需要が相
場を下支えしたことが上昇要因となりました。また、新型のティア1優先証券の発行が相次ぎ、従来型の
ティア1優先証券の期限前償還(コール)や買入消却(テンダー)といった負債などを管理する取引が引き
続き活発となり、保有する優先証券にとってプラスになったことも上昇要因となりました。
(下落要因)
中国の景気減速への懸念が強まったことをきっかけにコモディティ価格が下落し、世界的にデフレ圧力へ
の警戒感が強まったことや欧州の銀行の業績不安などが下落要因となりました。また、コールまでの期間が
短い保険銘柄がコールのスキップなどのリスクを嫌気されたことも下落要因となりました。
1
世界優先証券ファンド201409(ヘッジあり) 愛称:「ゆうせん君201409」
【1万口当りの費用明細】
項 目
信託報酬
当 期
2015年9月26日~2016年3月25日
項目の概要
金額
比率
82円
0.822% 信託報酬=期中の平均基準価額×信託報酬率
期中の平均基準価額は9,948円です。
(投信会社)
(販売会社)
(受託会社)
その他費用
(保管費用)
(監査費用)
合計
(43)
(37)
( 2)
1
( 1)
( 1)
83
(0.430)
(0.376)
(0.016)
0.011
(0.006)
(0.005)
0.833
ファンドの運用等の対価
購入後の情報提供、運用報告書等各種書類の送付、口座内でのファンドの管理等の対価
運用財産の管理、委託会社からの指図の実行の対価
その他費用=期中のその他費用÷期中の平均受益権口数
海外における保管銀行等に支払う有価証券等の保管及び資金の送金・資産の移転等に要する費用
監査法人等に支払うファンドの監査に係る費用
*「比率」欄は1万口当りのそれぞれの費用金額を期中の平均基準価額で除して100を乗じたものです。
*期中の費用(消費税等のかかるものは消費税等を含む。)は、解約により受益権口数に変動があるため、簡便法により算出した結果です。
なお、その他費用は、このファンドが組み入れている親投資信託受益証券が支払った金額のうち、このファンドに対応するものを含みます。
*各項目ごとに円未満は四捨五入しています。
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世界優先証券ファンド201409(ヘッジあり) 愛称:「ゆうせん君201409」
【最近5年間の基準価額等の推移】
(円)
10,400
10,200
(2014年9月30日~2016年3月25日) (億円)
100
純資産総額(右目盛)
基準価額(左目盛)
分配金再投資基準価額(左目盛)
80
10,000
60
9,800
40
9,600
20
9,400
2011.3
2012.3
2013.3
2014.3
2015.3
0
2016.3
*当ファンドの設定日(2014年9月30日)より表示しております。
*設定日の基準価額は設定価額を、純資産総額は当初設定元本を表示しております。
*当ファンドの運用方針に対し適切に比較できる指数がないため、ベンチマークおよび参考指数はありません。
*分配金再投資基準価額は、収益分配金(税込み)を分配時に再投資したものとみなして計算したもので、ファンド運用の実質的なパフォーマンスを示す
ものです。
*単位型投資信託は実際には分配金は再投資されませんのでご留意ください。
基準価額
(円)
期間分配金合計(税込み)
(円)
分配金再投資基準価額騰落率
(%)
純資産総額
(百万円)
3
2014年9月30日 2015年3月25日 2016年3月25日
設定日
決算日
決算日
10,000
10,104
9,773
-
100
60
-
2.0
△2.7
2,300
2,316
2,065
世界優先証券ファンド201409(ヘッジあり) 愛称:「ゆうせん君201409」
【投資環境】
当期の優先証券市場は上昇しました。2015年9月には、コールのスキップなどのリスクへの懸念や中国の
人民元の実質的な切り下げをきっかけとした世界的な株式市場およびコモディティ価格の下落が売り圧力と
なりました。その後、10月から11月にかけては、欧州中央銀行(ECB)が量的緩和の拡大を示唆したこと
や、米国の10月雇用統計が予想を上回り好調だったことなどの影響を受けて優先証券市場は上昇しました。
しかし、12月には米連邦準備理事会(FRB)が利上げ開始を決定したことなどから、再び相場は下落(利
回りは上昇)しました。2016年1月から2月にかけては、原油価格の大幅な下落や中国での景気減速、欧州
の銀行の業績不安などの懸念を背景に世界のリスク資産のボラティリティ(価格変動性)は高まり、優先証
券市場もさえない展開となりました。しかし、3月に入ると世界景気の先行きに対する行き過ぎた懸念が後
退し、優先証券は値を戻しました。
【ポートフォリオ】
■世界優先証券ファンド201409(ヘッジあり)
主要投資対象である世界優先証券マザーファンド201409を期を通じて高位に組み入れ、期末の実質的なハ
イブリッド証券(優先証券)組入比率は91.3%としました。
また、為替ヘッジを行い、為替変動リスクの低減を目指しました。
■世界優先証券マザーファンド201409
当期の騰落率は、△6.9%となりました。
保有していた上場市場の優先証券は上昇しプラスに寄与した一方、組入比率の高かった店頭市場の優先証
券の下落がマイナスに作用しました。特に、BNPパリバやスタンダード・チャータードなどの銀行が発行
したティア1優先証券が下落し、マイナスに作用しました。また、リンカーン・ナショナルやカトリンなど
コール日までの期間が短い保険銘柄がコールのスキップなどのリスクを嫌気されて下落し、マイナスに作用
しました。一方、期中にコールされたロイズ・バンキング・グループおよびドイツ銀行、テンダーされたG
Eキャピタル・トラストおよびバークレイズはプラスに寄与しました。さらに為替要因では、米ドルなどが
対円で下落したことが円ベースでのパフォーマンスに影響を及ぼしました。
【ベンチマークとの差異】
当ファンドの運用方針に対し適切に比較できる指数がないため、ベンチマークおよび参考指数はありませ
ん。
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世界優先証券ファンド201409(ヘッジあり) 愛称:「ゆうせん君201409」
【分配金】
収益分配金は、分配可能額、基準価額水準等を勘案し、1万口当り20円(税込み)とさせて頂きました。
なお、留保益につきましては、運用の基本方針に基づき運用を行います。
今後の運用方針
■世界優先証券ファンド201409(ヘッジあり)
引き続き、運用の基本方針に従い、マザーファンドへの投資を通じて、主に世界の金融機関等が実質的に
発行する優先証券を中心に投資することにより、高水準の利息収益の確保と信託財産の成長を目指して運用
を行います。
■世界優先証券マザーファンド201409
優先証券市場は、足元でリスク資産全般のボラティリティが落ち着くにつれ、底堅く推移すると考えてい
ます。組入比率が一部の発行体に偏らないよう注視しながら、負債などを管理する取引の一環として、近い
将来コールやテンダーが行われる可能性の高い銘柄やクーポンの高い銘柄については保有を継続、または必
要に応じて新規に購入を行います。一方、投資妙味の薄れた銘柄や、相対的にデュレーション *が長い銘柄
については売却を行うほか、コールのスキップなどのリスクが高い銘柄については十分に注視していく方針
です。
*デュレーションとは、「投資元本の平均的な回収期間」を表す指標で、単位は「年」で表示されます。また、「金利の変動に対する債券価格の変動性」
の指標としても利用され、一般的にこの値が長い(大きい)ほど、金利の変動に対する債券価格の変動が大きくなります。
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世界優先証券ファンド201409(ヘッジあり) 愛称:「ゆうせん君201409」
お知らせ
該当事項はございません。
当該投資信託の概要
商品分類
信託期間
運用方針
主要投資対象
当ファンドの運用方法
分配方針
単位型投信/内外/その他資産(優先証券)
2014年9月30日~2018年3月26日(約3年半)
マザーファンドへの投資を通じて、主に世界の金融機関等が実質的に発行する優
先証券を中心に投資することにより、高水準の利息収益の確保と信託財産の成長
を目指して運用を行います。
当ファンド
世界優先証券マザーファンド201409受益証券
世界優先証券マザー
主に世界の金融機関等が実質的に発行する優先証券
ファンド201409
・運用はファミリーファンド方式で行います。
・世界を代表する金融機関(G-SIFIs)およびその他の金融機関等が実質的に発
行する優先証券等を投資対象とします。
・優先証券等への投資にあたっては、流動性、発行状況、償還条項、発行体の信
用力やバリュエーション等を勘案しつつ、主として信託期間の終了前後に繰上
償還等が期待できる銘柄に投資します。
・実質組入外貨建資産については、原則として対円での為替ヘッジを行います。
毎年3月、9月の25日(休業日の場合は、翌営業日)の決算日に、原則として以
下の方針に基づいて分配を行います。
分配対象額の範囲は、元本超過額または経費控除後の利子・配当収益のいずれか
多い金額とします。収益分配金額は、基準価額水準、市況動向等を勘案して、委
託者が決定します。ただし、分配対象額が少額の場合等には分配を行わないこと
があります。
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世界優先証券ファンド201409(ヘッジあり) 愛称:「ゆうせん君201409」
【当ファンドと他の代表的な資産クラスとの騰落率の比較】
当ファンド:2015年9月~2016年2月
代表的な資産クラス:2011年3月~2016年2月
(%)
80
平均値
最大値
最小値
43.7%
65.7%
65.0%
60
47.4%
34.9%
40
20
0
16.2%
20.0%
1.6% 0.4%
7.7%
-40
10.3%
2.3%
6.3%
0.4%
-3.2%
-20
5.1%
-7.5%
-17.0%
-15.6%
-17.4%
-27.4%
当ファンド
日本株
先進国株
新興国株
日本国債
先進国債
新興国債
●上記期間の各月末における直近1年間の騰落率の平均値・最大値・最小値を、当ファンドおよび他の代表的な資産クラスについて表
示したものです。
*当ファンドと代表的な資産クラスのデータの期間が異なりますので、ご留意ください。
*全ての資産クラスが当ファンドの投資対象とは限りません。
*当ファンドは分配金再投資基準価額の騰落率です。
*騰落率は直近前月末から60ヵ月遡った算出結果であり、当ファンドの決算日に対応した数値とは異なります。
<各資産クラスの指数について>
資産クラス
日本株
先進国株
新興国株
日本国債
先進国債
新興国債
指数名
TOPIX(配当込み)
MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円ベース)
MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円ベース)
NOMURA-BPI国債
シティ世界国債インデックス(除く日本、円ベース)
JPモルガンGBI-EMグローバル・ダイバーシファイド(円ベース)
権利者
株式会社東京証券取引所
MSCI Inc.
MSCI Inc.
野村證券株式会社
Citigroup Index LLC
J.P.Morgan Securities LLC
(注)上記指数に関する著作権等の知的財産権およびその他一切の権利は、各権利者に帰属します。各権利者は、当ファンドの運用に関して一切の責任を
負いません。
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世界優先証券ファンド201409(ヘッジあり) 愛称:「ゆうせん君201409」
当該投資信託のデータ
<<当該投資信託の組入資産の内容>>
【組入ファンド】
第3期末(2016年3月25日)
組入比率
100.7%
世界優先証券マザーファンド201409
*組入比率は純資産総額に対する評価額の割合です。
【資産別配分】
【国別配分】
(2016年3月25日現在)
【通貨別配分】
(2016年3月25日現在)
(2016年3月25日現在)
親投資信託証券
(%)
120.0
100.7%
100.0
80.0
60.0
40.0
20.0
日本
100.0%
0.0
*純資産総額に対する評価額の割合
*ポートフォリオ部分に対する評価額の割合
日本円
100.0%
*ポートフォリオ部分に対する評価額の割合
【純資産等】
項目
純資産総額
受益権総口数
1万口当り基準価額
当期末
2016年3月25日
2,065,591,008円
2,113,568,655口
9,773円
*当期中における解約元本額は73,385,380円です。
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世界優先証券ファンド201409(ヘッジあり) 愛称:「ゆうせん君201409」
<<組入ファンドの概要>>
■世界優先証券マザーファンド201409
【基準価額の推移】
【1万口当りの費用明細】
(2015年9月26日~2016年3月25日)
金額
その他費用
1円
(保管費用)
(1)
合計
1
(円)
13,000
項目
12,000
*費用項目については、2ページの項目の概要をご参照ください。
*期中の費用(消費税等のかかるものは消費税等を含む。)は、追加・解
約により受益権口数に変動があるため、簡便法により算出した結果です。
*円未満は四捨五入しています。
11,000
10,000
9,000
2015.9.25
2016.3.25
【資産別配分】
【国別配分】
(2016年3月25日現在)
その他
9.3%
【通貨別配分】
(2016年3月25日現在)
ベルギー
5.5%
その他
3.5%
オランダ
12.8%
イギリス
22.8%
アメリカ
16.9%
ハイブリッド証券(優先証券)
90.7%
*純資産総額に対する評価額の割合
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
ジャージィー
18.2%
アメリカドル
92.7%
*ポートフォリオ部分に対する評価額の割合
(2016年3月25日現在)
通貨名
アメリカドル
アメリカドル
アメリカドル
アメリカドル
アメリカドル
アメリカドル
アメリカドル
アメリカドル
アメリカドル
ユーロ
比率
6.8%
5.9%
5.9%
5.2%
5.0%
4.6%
4.3%
4.1%
3.6%
3.6%
(組入銘柄数 45銘柄)
*比率は純資産総額に対する評価額の割合です。
*全銘柄に関する詳細な情報等につきましては、運用報告書(全体版)に記載されています。
※基準価額の推移、1万口当りの費用明細は組入ファンドの直近の計算期間のものです。
※資産別配分、国別配分、通貨別配分、組入上位銘柄は組入ファンドの直近の計算期間末日のものです。
9
イギリスポンド
2.3%
ユーロ
5.1%
フランス
20.4%
【組入上位銘柄】
銘柄名
BNP PARIBAS FL PERPETUAL
HSBC CAPITAL FUNDING LP FL PERPETUAL
LLOYDS BANKING GROUP PLC FL PERPETUAL
CREDIT AGRICOLE SA FL PERPETUAL
AG INSURANCE SA/NV FL PERPETUAL
QBE CAP FUNDING II LP FL PERPETUAL
RABOBANK NEDERLAND FL PERPETUAL
STANDARD CHARTERED PLC FL PERPETUAL
HARTFORD FINL SVCS GRP FL 06/15/38
RBS CAPITAL TRUST C FL PERPETUAL
(2016年3月25日現在)
*ポートフォリオ部分に対する評価額の割合