宮殿 と 公園 ・ 庭園 の 見学 - Château de Fontainebleau

公園・庭園
- 4 月から 9 月:
午前 9 時 30 分から午後 6 時まで
-最
終入場は、閉館の 45 分前となっ
ています(ライブラリー・ショップは
除く)。
イギリス式庭園
フランソワ 1 世治世下では『マツの庭』と呼ばれ、
複数の小庭園で構成されていました。ルイ 14 世
によって再設計された後に、ナポレオン 1 世下で
ユ ルトーによって 再 整 備されます。 川や曲 がり
くねった小道、人工岩、エキゾチックな樹木の数々が、
風情あふれる景観を形づくっています。
H
庭園・中庭
開園は下記の通りです。
- 1 1 月から 2 月:
午前 9 時から午後 5 時まで
F
- 3 月、4 月、10 月:
午前 9 時から午後 6 時まで
大花壇
このヨーロッパ最大の花壇は、ツゲ装飾は失われた
ものの、現在もルイ 14 世の造園家であったル ・
ノートルの設計のままに保たれています。花の季節
には、4 万 5 千種の花々が咲き誇ります。
E
- 5 月から 9 月:
午前 9 時から午後 7 時まで
D
特別閉館日についてはサイトでご確認
ください:
www.chateaudefontainebleau.fr
『 大花 壇 』 の向こうには、 公園と運 河が広 がり、
眺 望 が 楽し め ま す。1200m の 運 河 は、 ア ンリ
4 世下に建設されました。
公園
プラス・ダルムの柵格子
一年中、常時入園できます。
中心街
ディアンヌ庭園の
柵格子
A
マチュランの
柵格子
C
マントノン小道の
柵格子
A.ディアーヌの泉水
B.ベル ・ オーの泉水
C.鯉の池
D.カスカードの池
E. 王妃の泉水
東
F. 運河
G.水路
H.ナポレオンの泉水
南
北
西
表紙:©パスカル・クラペ‐フォンテーヌブロー宮殿
正面柵格子
B
入場チケットは終日有効です。
注意:
『ディアーヌの庭園』は上記
時間の 30 分前、イギリス式庭園は
1 時間前に閉園します。
公園
ボワ・ディヴェールの柵格子
展示室内での飲食は禁止されています。
また、喫煙、フラッシュを用いた
写真撮影、展示物へ触れることは、
いずれも禁止されています。
フォンテーヌブロー宮殿
G
- 1 0 月から 3 月:
午前 9 時 30 分から午後 5 時まで
アクセス
グラン・アパルトマンはバリアフリー
です。『マチュランの中庭』(公立劇場
向かい)から、車によるアクセスが便利
です。グラン・アパルトマン内では、
ベビーカーが使用できません。
混雑時を除き、ベビースリング、軽量
ベビーカーを貸し出しています。
宮殿と公園・庭園の見学
白の門
宮殿
毎火曜日、1 月 1 日、5 月 1 日、12 月 25 日を
除き、毎日入場できます。
フォンテーヌブロー宮殿およびその敷地は、
ユネスコの世界遺産リストに登録れています。 ユネスコ世界遺産への登録は、
普遍的価値を持つ文化または自然の貴重な遺産を、
人類のために保護することを狙いとしています。
駅
www.chateaudefontainebleau.fr
ディアーヌの庭園
最も小さな庭園で、その名前の由来となった彫像
『ディアーヌと雌鹿』が、泉水に飾られています。
かつては君主たちの私有庭園でした。17 世紀には、
ツゲの花 壇 が構成し、彫像 が 装 飾されていまし
たが、帝政時代にイギリス式庭園に改築され、今日
でもそれらの特徴を留めています。
お問い合わせ
電話: 01 60 71 50 70
ユースフルインフォメーション
宮殿の歴史
宮殿の自由見学
中世の城
ご自由に見学をお楽しみください。11 か国語のタッチパッド案内画面をご利用いただけます。
1137 年には建てられていたと認められる初期の城
のうちで現存するものは、ドンジョン(主塔)
(1)
のみです。
黄金の門
1
ルネサンス期の城
ナポレオン 1 世博物館
楕円の中庭
1528 年より、フランソワ 1 世が城の再建を始めます。
イタリア建築から着想した『黄金の門』
(2)は、王室が
使っていたアパルトマンおよびアンリ 2 世が完成さ
せた『舞踏会の間』(3)が囲む『楕円の中庭』の
入り口です。この中庭は、
『フランソワ 1 世の回廊』
(4)を介して、第二の中庭(現在『正面中庭』
)へと
つながっています。 プリマティッチョが 設 計した
『美しい暖炉 - ベル・シュミネの翼館』(5)には、
フランス 風にアレンジされ た 典 型 的 なイタリア・
ルネサンス様式の二重螺旋階段が見られます。
グラン ・ アパルトマン
皇帝ナポレオン 1 世 とその一族 が所有していた
素晴らしい家具調度品や美 術品、肖像画などを
紹介しています。
教皇のアパルトマン
3
フォンテーヌの中庭
2
鯉の池
賓客用のアパルトマン。その名は、1804 年、1812 年の
2 度に 渡って 滞 在したローマ 教 皇ピウス 7 世に
由来しています。シーズンにより、閉館すること
もあります。
5
4
ディアーヌの庭園
17 世紀
アンリ4 世も、大々的な城の建築を行いました。
『楕円の
中庭』を開いて拡大し、後のルイ 13 世の洗礼式を
記念して命名された
『洗礼室の門』
(6)を造りました。
門は新しい付属棟『クール ・ デ ・ ゾフィス』(7)に
面して いま す。 アンリ 4 世 の 意 図 で、 二 重 回 廊
(
『ディアーヌの回廊』と『雄鹿の回廊』
)
(8)を擁した
建物や『鳥小屋』(9)、
『ジュー・ド・ポーム遊戯場』
(10)も建てられました。
出口
ジュー・ド・ポーム遊
戯場
18 世紀
追加料金を伴うその他の見学コース
6
7
料金所にてお問い合わせください。
『皇帝の劇場』のガイド付き見学
中国博物館
8
ルイ 15 世の命により、旧『ユリシーズの回廊』
(11)が
より大きな空間に置き換えられ、1750 年にガブリ
エルが構想した『グロ ・ パビヨン』(12)が建てら
れました。
12
9
宮殿入口
10
11
正面中庭
第二帝政の趣に整えられた中国博物館は、中国や
シャムをはじめとする極東の見事な美術品を所蔵
しています。タブレット端末「ヒストパッド」を使った
見学で、コレクションのインタラクティブな検索が
可能です。
19 世紀
フランス革命期には、城の調度類が持ち出された
ものの、建物自体は破壊を免れました。ナポレオン
1 世 が 皇帝 の居 城とし、 家 具 調 度 品を 新 調しま
した。『フェラーレ棟』が解体され、現在の格子門
(13)が設置されます。ルイ = フィリップ王治世下で、
『 鳥小屋 』 が 取り壊されました。 ナポレオン 3 世
治世下の工事は、主に内装に費やされました。
複数の展示室、回廊、アパルトマンを含む見学コース
です。『暦の回廊』と『絵皿の回廊』では、フォン
テーヌブローで起きた歴史的な事件をたどることが
できます。ルネサンス様式の間(『フランソワ 1 世の
回廊』、
『舞踏会の間』)は、フランスで唯一のもの
です。フランソワ1 世、アンリ2 世治世下に、イタリア人の
芸術家ロッソ ・フィオレンティーノとプリマティッチョ
が 構 想したすぐれたフレスコ装 飾と漆 喰 装 飾が
残されています。当時のフォンテーヌブローは、ヨーロッパ
芸術の中心地のひとつでした。『楕円の中庭』と
『ディアーヌの庭園』に面した『王のアパルトマン』
は、 数々の 君 主と宮 廷を 迎 え 入 れてきました。
ナポレオン 1 世のアパルトマンは、皇帝を迎える
ために 1804 年より整備された一連の間で構成されて
います。このアパルトマンで、1814 年 4 月 6 日に
ナポレオンが退位しました。フランソワ 1 世の所望で
着工された『三位一 体の礼拝堂』は、ルイ 13 世
治世下で竣工しました。アーチ型天井の装飾は、
マルタン ・フレミネの作品です。
ガイド付き一般見学コース
13
中世
ルネサンス期
アンリ 4 世、ルイ 13 世
ルイ 14 世、ルイ 15 世、ルイ 16 世
19 世紀に喪失
東
南
北
西
1137
1226
フランソワ1世
1270
1285
マリー = アントワネットの私室『トルコ閨房』で、
アンシャン・レジーム期の東洋趣味を垣間見ること
ができます。革命後、皇后ジョゼフィーヌのために
家具調度品が新調され、専用の寝室となりました。
プライベートなアパルトマン。
フィリップ4世
1180
『トルコ閨房』のガイド付き見学
ガイド付き一 般 見学コースは、毎日行われます。
宮殿の起源から第二帝政時 代までの歴史を発見 『ナポレオン 3 世の執務室』および『ウジェニー后
の漆の間』のガイド付き見学(テーマ別見学コース
できます。
に含まれます)。 皇帝と皇 后の 執 務 部 屋および
私室。
『プティ・アパルトマン』(小居住棟)の
ガイド付き見学
シーズンにより、テーマ別見学も設定されています。
皇帝そして皇后ジョゼフィーヌ、マリー = ルイーズの
サンルイ王
ルイ7世
ナ ポレオン 3 世 の 命により建 設され た『 皇帝 の
劇 場 』 は、 第 二帝 政 下の 宮 廷 の 劇 場 を見 事 に
物語っています。
アンリ4世
アンリ2世
1314
1515
ルイ14世
ルイ13世
ルイ=
フィリップ王
ルイ16世
ルイ15世
1715
ナポレオン3世
ナポレオン 世
1774
1792 1804
1815
1830
1848 1852
1870