Interplay | MAMを設定する

Avid MediaCentral | UX
アドミニストレーション・ガイド
バージョン 2.5
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ることができます。本書は、その部分、全体を問わず、本書のコピーの販売、サポートの提供、第三者への教育サービスなど、商用目的で複製、配布する
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以下の免責事項は、Apple
Computer, Inc. により要求されるものです。
APPLE COMPUTER, INC. は、本製品に関して、黙示・明示を問わず、商品性、特定目的適合性に対する保証をしないことを含む一切の保証もいたし
ません。黙示の保証の例外を許可しない州もあります。上記の例外が適用されない場合もあります。この保証により特別な法的権利が認められます。州に
よっては他の権利を所有することもあります。
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Leffler と Silicon Graphics, Inc. により要求されるものです。
Copyright © 1988–1997 Sam Leffler
Copyright © 1991–1997 Silicon Graphics, Inc.
(1)本ソフトウェア(TIFF ライブラリ)とその付属文書の全コピーに上記の著作権通知とこの許可通知が記載されている場合、および(2)Sam Leffler
と Silicon Graphics からの書面による事前の許可なく本ソフトウェア製品に関する広告または広報に Sam Leffler と Silicon Graphics の名称が使用さ
れることがない場合に限り、本ソフトウェアと付属文書の使用、複製、変更、配布、および販売が無償で許可されます。
本ソフトウェアは、何等保証のない現状有姿のままで提供されるものであり、商品性、特定目的に対する適合性、およびその他いかなる事項についても、
明示であると黙示であるとを問わず、一切保証されません。
いかなる場合においても、Sam Leffler または Silicon Graphics は、本ソフトウェア製品の使用または性能から生じる特別、間接的、偶発的、結果的損害、
または、使用不能、データまたは利益の逸失を含むいかなる損害に対しても、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。たとえ、Sam Leffler または
Silicon Graphics がこのような損害について知らされていた場合でも同様です。
以下の免責事項は、Independent
JPEG Group により要求されるものです。
本ソフトウェアは、一部において、Independent JPEG Group の著作物をベースとしています。
本ソフトウェアは、以下の条件に基づいて使用許諾を受けたコンポーネントを使用している場合があります。
Copyright © 1989 The Regents of the University of California. All rights reserved. 無断転載・複写を禁じます。
上記の著作権表記およびこのパラグラフが、すべての文書、広告素材、および配布や使用に関係するその他の素材において、本ソフトウェアがカリフォル
ニア大学バークレー校により開発されたことを認知させる形式で複製されている場合に限り、再配布およびソース形式およびバイナリ形式での使用を許可
します。事前の書面による許可を受けることなく、本ソフトウェアから派生した製品の保証およびプロモーションのために大学の名称を使用することを禁
じます。本ソフトウェアは、何等保証のない現状有姿のままで提供されるものであり、商品性、特定目的に対する適合性、およびその他いかなる事項につ
いても、明示であると黙示であるとを問わず、一切保証されません。
Copyright © 1989, 1991 by Jef Poskanzer.
本ソフトウェア製品の全コピーに上記の著作権通知が記載され、付属文書に上記の著作権通知とこの許可通知が記載されている場合に限り、本ソフトウェ
アと付属文書の無料での使用、複製、変更、および配布が許可されます。本ソフトウェア製品は、なんら保証のない現状有姿のままで提供されるものです。
Copyright 1995, Trinity College Computing Center. Written by David Chappell.
本ソフトウェア製品の全コピーに上記の著作権通知が記載され、付属文書に上記の著作権通知とこの許可通知が記載されている場合に限り、本ソフトウェ
アと付属文書の無料での使用、複製、変更、および配布が許可されます。本ソフトウェア製品は、なんら保証のない現状有姿のままで提供されるものです。
Copyright 1996 Daniel Dardailler.
2
本ソフトウェア製品の全コピーに上記の著作権通知が記載され、付属文書に上記の著作権通知とこの許可通知が記載されている場合、および書面による事
前の許可なく本ソフトウェア製品の配布に関する広告または広報に Daniel Dardailler の名称が使用されることがない場合に限り、本ソフトウェアと付属
文書の無料での使用、複製、変更、配布、および販売が許可されます。Daniel Dardailler はいかなる目的においても、本ソフトウェア製品の適合性につ
いて述べるものではありません。本ソフトウェア製品は、何等保証のない現状有姿のままで提供されるものです。
Modifications Copyright 1999 Matt Koss, under the same license as above.
Copyright © 1991 by AT&T.
本ソフトウェア製品の全コピーに上記の著作権通知が記載され、付属文書にこの法的通知が記載されている場合、および書面による事前の許可なく本ソフ
トウェア製品の配布に関する広告または広報に Daniel Dardailler の名称が使用されることがない場合に限り、本ソフトウェアと付属文書の無料での使用、
複製、変更、および配布が許可されます。
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本製品には、カリフォルニア大学バークレー校およびその協力者によって開発されたソフトウェアが含まれています。
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本ソフトウェア製品の一部は、Paradigm Matrix からライセンスを取得しています。
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「Install-It」は Ray Sauers Associates, Inc. からライセンスを取得しています。エンドユーザーは、
「Install-It」のソース・コードまたはそのコピーを取
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たは特許侵害を含むいかなる理由においても、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。たとえ、Ray Sauers Associates がこのような損害につい
て知らされていた場合でも同様です。
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Inc. が必要とするものです。
「Videomedia, Inc. は、本製品に関して、黙示・明示を問わず、商品性、特定目的適合性に対する保証をしないことを含む一切の保証もいたしません。
」
「本ソフトウェア製品には、Videomedia, Inc. が開発した V-LAN ver. 3.0 製品、および Videomedia, Inc. からのライセンス契約に基づいて第三者が開
発した V-LAN ver. 3.0 互換製品と通信するための V-LAN ver. 3.0 コマンド・プロトコルが含まれています。本ソフトウェア製品を使用することにより、
適用可能なビデオテープ・レコーダー・デッキ、ビデオディスク・レコーダー / プレーヤー、およびそれに類するものの正確なフレーム編集制御を行うこと
ができます。
」
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© 1993–1998 Altura Software, Inc.
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Inc. により要求されるものです。
一定の波形およびベクトル・モニター機能は、3Prong.com Inc. からのライセンス契約に基づき提供されています。
以下の免責事項は、Interplay
Entertainment Corp. が必要とするものです。
「Interplay」の名称は、Interplay Entertainment Corp. の許可に基づいて使用しています。Interplay Entertainment Corp. は、Avid 製品に関して、
いかなる責務も負いません。
本製品には、GmbH 社の Alloy Look & Feel ソフトウェアの一部が含まれています。
本製品には、Apache Software Foundation(http://www.apache.org/)が開発したソフトウェアが含まれています。
© DevelopMentor
本製品は、JCifs
library を含む場合があり、以下の法的通知が適用されます。
JCifs © Copyright 2004、The JCIFS Project は、LGPL(http://jcifs.samba.org/)による使用承諾を受けて使用しています。インストール CD の
Third Party Software ディレクトリにある LGPL.txt ファイルをご参照ください。
Avid Interplay には、LavanTech から使用許諾を受けたコンポーネントが含まれます。これらのコンポーネントは、Avid Interplay の一部として、および
Avid Interplay に関連してのみ使用することができます。
本製品には、GNU Lesser General Public License に保護された FFmpeg が含まれています。
本製品には、一部において、FreeType Team の著作物をベースとしたソフトウェアが含まれています。
本ソフトウェアは、一部において、Independent JPEG Group の著作物をベースとしています。
3
本製品には、wxWindows Library License に保護された libjpeg-turbo バージョン 3.1 が含まれています。
Portions copyright 1994, 1995, 1996, 1997, 1998, 1999, 2000, 2001, 2002 by Cold Spring Harbor Laboratory. Funded under Grant
P41-RR02188 by the National Institutes of Health.
Portions copyright 1996, 1997, 1998, 1999, 2000, 2001, 2002 by Boutell.Com, Inc.
Portions relating to GD2 format copyright 1999, 2000, 2001, 2002 Philip Warner.
Portions relating to PNG copyright 1999, 2000, 2001, 2002 Greg Roelofs.
Portions relating to gdttf.c copyright 1999, 2000, 2001, 2002 John Ellson ([email protected]).
Portions relating to gdft.c copyright 2001, 2002 John Ellson ([email protected]).
Portions relating to JPEG and to color quantization copyright 2000, 2001, 2002, Doug Becker and copyright © 1994, 1995, 1996,
1997, 1998, 1999, 2000, 2001, 2002, Thomas G. Lane. 本ソフトウェアは、一部において、Independent JPEG Group の著作物をベースとし
ています。詳しくは、README-JPEG.TXT をご参照ください。Portions relating to WBMP copyright 2000, 2001, 2002 Maurice Szmurlo
and Johan Van den Brande.
ユーザーが利用できる付属文書に本通知が記載されている場合、商用を含むどの用途でも、gd の複製、配布、および変更が無料で許可されます。
これはユーザーの二次的著作物自体の所有権には影響せず、この目的は、ユーザーによる gd の生産的な使用を干渉することではなく、gd の作者にふさわ
しいクレジットを付与することにあります。ご質問がございましたら、どうぞお問い合わせください。
「二次的著作物」には、ライブラリを利用するすべて
のプログラムが含まれます。クレジットは、ユーザーが利用できる文書に提供する必要があります。
本ソフトウェアは「現状のまま」提供されています。著作権保有者は、本規約と付属文書に関して、明示であるまたは黙示であるを問わず、商品性および
特定の目的への適合性についての保証を含むがこれに限定されないすべての保証を放棄します。
これらの規約は gd に表示されていませんが、著者は David Koblas、David Rowley の各氏、および Hutchison Avenue Software Corporation のこ
れまでの貢献に感謝の意を表します。
本製品には、OpenSSL Toolkit(http://www.openssl.org/)で使用するために OpenSSL Project が開発したソフトウェアが含まれています。
MediaCentral は OpenLDAP を 使 用 す る 場 合 があ り ま す。Copyright 1999-2003 The OpenLDAP Foundation, Redwood City, California,
USA. All rights reserved. 無断転載・複写を禁じます。OpenLDAP は OpenLDAP Foundation の登録商標です。
Media | Distribute を使用すると、特定の YouTube 機能にアクセスでき、YouTube の API を Avid のライセンス版で使用できるようになります。
Media | Distribute の使用に伴う課金は、YouTube ではなく Avid が行います。YouTube では、YouTube API から YouTube サイト機能にアクセスし
てもユーザーには課金されません。
Media | Distribute は Bitly API を使用しますが、Bitly によって開発および承認されたものではありません。
Android は Google Inc. の商標です。
政府機関の ユーザーへの留意事項。権利の制限
アメリカ合衆国の権利の制限:本ソフトウェア製品とその付属ドキュメンテーションは、商業コンピュータ ソフトウェアまたは商業コンピュータ ソフト
ウェア ドキュメンテーションです。このようなソフトウェアまたはドキュメンテーションをアメリカ合衆国政府の機関または部署が取得する場合、本ソフ
トウェア製品とその付属ドキュメンテーションに関するすべての権利は、FAR §12.212(a)または DFARS §227.7202-1(a)に従って、このライセ
ンス契約の拘束を受けます。
商標
003、192 Digital I/O、192 I/O、96 I/O、96i I/O、Adrenaline、AirSpeed、ALEX、Alienbrain、AME、AniMatte、Archive、Archive II、Assistant
Station、AudioPages、AudioStation、AutoLoop、AutoSync、Avid、Avid Active、Avid Advanced Response、Avid DNA、Avid DNxcel、
Avid DNxHD、Avid DS Assist Station、Avid Ignite、Avid Liquid、Avid Media Engine、Avid Media Processor、Avid MEDIArray、Avid Mojo、
Avid Remote Response、Avid Unity、Avid Unity ISIS、Avid VideoRAID、AvidRAID、AvidShare、AVIDstripe、AVX、Beat Detective、
Beauty Without The Bandwidth、Beyond Reality、BF Essentials、Bomb Factory、Bruno、C|24、CaptureManager、ChromaCurve、
ChromaWheel、Cineractive Engine、Cineractive Player、Cineractive Viewer、Color Conductor、Command|24、Command|8、Control|24、
Cosmonaut Voice、CountDown、d2、d3、DAE、D-Command、D-Control、Deko、DekoCast、D-Fi、D-fx、Digi 002、Digi 003、DigiBase、
Digidesign、Digidesign Audio Engine、Digidesign Development Partners、Digidesign Intelligent Noise Reduction、Digidesign TDM Bus、
DigiLink、DigiMeter、DigiPanner、DigiProNet、DigiRack、DigiSerial、DigiSnake、DigiSystem、Digital Choreography、Digital Nonlinear
Accelerator、DigiTest、DigiTranslator、DigiWear、DINR、DNxchange、Do More、DPP-1、D-Show、DSP Manager、DS-StorageCalc、
DV Toolkit、DVD Complete、D-Verb、Eleven、EM、Euphonix、EUCON、EveryPhase、Expander、ExpertRender、Fader Pack、Fairchild、
FastBreak、Fast Track、Film Cutter、FilmScribe、Flexevent、FluidMotion、Frame Chase、FXDeko、HD Core、HD Process、HDpack、
Home-to-Hollywood、HYBRID、HyperSPACE、HyperSPACE HDCAM、iKnowledge、Image Independence、Impact、Improv、iNEWS、
iNEWS Assign、iNEWS ControlAir、InGame、Instantwrite、Instinct、Intelligent Content Management、Intelligent Digital Actor Technology、
4
IntelliRender、Intelli-Sat、Intelli-sat Broadcasting Recording Manager、InterFX、Interplay、inTONE、Intraframe、iS Expander、iS9、
iS18、iS23、iS36、ISIS、IsoSync、LaunchPad、LeaderPlus、LFX、Lightning、Link & Sync、ListSync、LKT-200、Lo-Fi、MachineControl、
Magic Mask、Make Anything Hollywood、make manage move | media、Marquee、MassivePack、Massive Pack Pro、Maxim、Mbox、
Media Composer、MediaFlow、MediaLog、MediaMix、Media Reader、Media Recorder、MEDIArray、MediaServer、MediaShare、
MetaFuze、MetaSync、MIDI I/O、Mix Rack、Moviestar、MultiShell、NaturalMatch、NewsCutter、NewsView、NewsVision、Nitris、NL3D、
NLP、NSDOS、NSWIN、OMF、OMF Interchange、OMM、OnDVD、Open Media Framework、Open Media Management、Painterly
Effects、Palladium、Personal Q、PET、Podcast Factory、PowerSwap、PRE、ProControl、ProEncode、Profiler、Pro Tools、Pro Tools|HD、
Pro Tools LE、Pro Tools M-Powered、Pro Transfer、QuickPunch、QuietDrive、Realtime Motion Synthesis、Recti-Fi、Reel Tape Delay、
Reel Tape Flanger、Reel Tape Saturation、Reprise、Res Rocket Surfer、Reso、RetroLoop、Reverb One、ReVibe、Revolution、rS9、
rS18、RTAS、Salesview、Sci-Fi、Scorch、ScriptSync、SecureProductionEnvironment、Serv|GT、Serv|LT、Shape-to-Shape、ShuttleCase、
Sibelius、SimulPlay、SimulRecord、Slightly Rude Compressor、Smack!、Soft SampleCell、Soft-Clip Limiter、SoundReplacer、SPACE、
SPACEShift、SpectraGraph、SpectraMatte、SteadyGlide、Streamfactory、Streamgenie、StreamRAID、SubCap、Sundance、Sundance
Digital、SurroundScope、Symphony、SYNC HD、SYNC I/O、Synchronic、SynchroScope、Syntax、TDM FlexCable、TechFlix、Tel-Ray、
Thunder、TimeLiner、Titansync、Titan、TL Aggro、TL AutoPan、TL Drum Rehab、TL Everyphase、TL Fauxlder、TL In Tune、
TL MasterMeter、TL Metro、TL Space、TL Utilities、tools for storytellers、Transit、TransJammer、Trillium Lane Labs、TruTouch、UnityRAID、
Vari-Fi、Video the Web Way、VideoRAID、VideoSPACE、VTEM、Work-N-Play、Xdeck、X-Form、Xmon、および XPAND! は、アメリカ
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Adobe および Photoshop は、アメリカ合衆国あるいはその他の国における Adobe Systems Incorporated の登録商標または商標です。Apple および
Macintosh は、アメリカ合衆国およびその他の国における Apple Computer, Inc. の商標です。Windows は、アメリカ合衆国あるいはその他の国にお
ける Microsoft Corporation の登録商標または商標です。その他このガイドに含まれるすべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。
Avid MediaCentral アドミニストレーション・ガイド • 作成 1 26 , 2016 • 本書は Avid から電子版としてオンラインでのみ配布
されており、印刷物としては販売されていません。
5
目次
はじめに
........................................................ 9
シンボルと表記法
困ったときには .
......................................................... 9
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
Avid トレーニング・サービス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
章
1
管理とシステム設定
管理者のアカウント .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11
MediaCentral UX へサインインする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
システム設定を構成する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
MediaCentral のシステム設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
画像の品質を設定する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
ファイルベースの再生を設定する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
セッションタイムアウトを設定する
メッセージ共有の Interplay
| Production を設定する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24
メッセージ・アーカイブを設定する
電子メール転送を設定する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
再生サーバーに送信を設定する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
「再生サーバーに送信」のコンポーネントと処理を理解する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
[再生サーバーに送信プロファイルを作成]または編集する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
[再生サーバーに送信プロファイル]の例
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39
再生サーバーに送信されたビデオ内の黒いギャップを検出する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 45
Interplay | Production Administrator の設定を構成する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 46
Interplay | MAM を設定する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50
Interplay | MAM ユーザー・マネージャーの設定を構成する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 52
[システム設定]ペインの Interplay
| MAM を設定する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 53
Interplay | MAM の Central Index を構成する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57
進行ペインとタスク・ペインの更新を有効にする
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 58
MediaCentral で Interplay | MAM ユーザーを作成する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 58
6
章
2
ユーザー管理
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59
[ユーザー]レイアウトを開く
[ユーザー]レイアウト .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 60
ユーザーとグループについて理解する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 62
使用可能なレイアウト:管理者とユーザー .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 65
MediaCentral ゾーンを使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 66
マルチゾーン環境を設定する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 66
マルチゾーン環境を管理する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 66
MediaCentral ゾーンを設定する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68
ユーザーとグループを管理する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69
ユーザーをインポートする .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69
新規ユーザーを作成する、またはユーザー詳細を編集する
安全なパスワード要件をオフにするには:.
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
新規グループを作成する、またはグループ詳細を編集する
ユーザーをグループに追加する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 82
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 84
ユーザーをグループから削除する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 84
グループをグループから削除する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 85
[アサインされていない]グループについて理解する .
ユーザーとグループを削除する .
パスワードを変更する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 87
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 88
ロールを作成、削除、割り当てる .
デフォルトのロール
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 86
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 89
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 89
MediaCentral | UX クライアント・ライセンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 90
ロールを作成・削除する
ロールを割り当てる
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 93
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94
ロールにレイアウトを割り当てる
[詳細]ペインに情報を表示する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 98
アクティブ・セッションの表示と編集 .
章
3
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 97
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 99
モニタリングとトラブルシューティング
ログ・ファイル .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 101
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 101
再生サーバーに送信時のトラブルシューティング
ミックスダウンのトラブルシューティング .
付録
A
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 105
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 105
User Management Utility ツール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 106
7
MediaCentral 用語集 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 108
索引
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 126
8
はじめに
このガイドは、Avid MediaCentral | UX システム(旧 Interplay Central)の設定とメンテナンスを行
うすべての Avid MediaCentral | UX 管理者を対象としています。このガイドでは、MediaCentral UX
の製品機能、およびシステム設定やユーザー管理などの管理手順を説明しています。
最 初 の イ ン ス ト ー ル と 設 定 に つ い て は、『Avid MediaCentral Platform Services Installation and
Configuration Guide』をご参照ください。詳しくは、『Avid MediaCentral | UX ユーザー・ガイド』
をご参照ください。
シンボルと表記法
この文書は、以下のシンボルや表記法を使用しています。
シンボルまたは表記法
意味または操作
n
c
w
重要な関連情報、注意事項、および推奨事項を示します。
>
このシンボルは、メニュー・コマンド(およびサブコマンド)の選択順序を示します。
(Import)の場合は、
[ファイル]
(File)
たとえば、
[ファイル]
(File)>[インポート]
メニューを開いてから[インポート]
(Import)コマンドを選択することを意味します。
コンピューター障害またはデータ損失を防ぐための注意事項が記されています。
人身事故を防ぐための警告が記されています。電気機器を扱う際は、本書または機器本
体に記されている指示に従ってください。
このシンボルは、単独の手順を示します。リストに複数の矢印がある場合は、リストさ
れている作業の 1 つを実行します。
(Windows)、
(Windows の このテキストは、情報が Windows または Mac OS X のどちらか特定のオペレーティン
み)、
(Macintosh)、または グ・システムのみに適用されることを意味します。
(Macintosh のみ)
斜体フォント
斜体フォントは、特定の用語を強調したり、変数を示したりする場合に使用されます。
モノスペース・フォント
モノスペース・フォントは、オペレーティング・システムのコマンド・ラインに表示さ
れるテキストおよび入力するテキストを識別します。
Ctrl+ キーまたはマウスの 最初のキーを押しながら最後のキーを押したり、マウス操作をしたりします。たとえば、
操作
Command キーと Option キーを押しながら C を押したり、Ctrl キーを押しながらドラッ
グしたりします。
|(縦線またはパイプライン) 縦線は、一部の Avid の製品名に使用されます。「Interplay | Production」などです。
このガイドでは、見出しまたは本文で最初に使われる場合、製品名に使用されます。
困ったときには
困ったときには
Avid 製品の使用中にトラブルが生じた場合は、以下の手順に従ってください。
1. 実行した操作について、このガイドに記載されている指示を注意深く読み、同じ操作を再試行して
ください。特に重要なのは、ワークフローの各手順を確認することです。
2. 本書発行後に利用できるようになった最新情報がないか、確認してください。オンライン版は随時更
新されますので、最新のリリース・ノートや ReadMe は、ぜひオンラインでご確認ください。オンラ
イン版をご覧になるには、
[ヘルプ]メニューで[ReadMe]を選択するか、www.avid.com/support
のナレッジベースにアクセスしてください。
3. 保守またはハードウェア関連の問題については、ご使用の Avid アプリケーションまたはハードウェ
アに付属の文書をご確認ください。
4. オンラインのナレッジベース(www.avid.com/support)もご参照ください。オンライン・サービ
スは、日時を問わずいつでもご利用いただけます。このオンライン・ナレッジベースでは、答えの
検索、エラー・メッセージの参照、トラブルシューティングのヒントへのアクセス、アップデート
のダウンロード、オンライン・メッセージボード・ディスカッションなどのサービスを提供してい
ます。
Avid トレーニング・サービス
Avid は、生涯学習、キャリア・アップ、個人の能力開発をお手伝いします。Avid は、差別化に必要と
なる知識は常に変化することを理解しています。常にコースの内容を更新し、プレッシャーの高い競争
的な職場環境に合わせた新しいトレーニング受講方法を提供しています。
コース / スケジュール、トレーニング・センター、検定、教材などについての詳細は、www.avid.com/support
およびトレーニングのリンクをご覧いただくか、最寄りの Avid ディーラー(800-949-2843)にお問い合
わせください。
10
1 管理とシステム設定
以下の項目では、MediaCentral
UX のコンポーネントの設定について説明します。
•
管理者のアカウント
•
MediaCentral UX へサインインする
•
システム設定を構成する
•
MediaCentral のシステム設定
•
画像の品質を設定する
•
ファイルベースの再生を設定する
•
セッションタイムアウトを設定する
•
メッセージ共有の Interplay
•
メッセージ・アーカイブを設定する
•
電子メール転送を設定する
•
再生サーバーに送信を設定する
•
Interplay | Production Administrator の設定を構成する
•
Interplay | MAM を設定する
| Production を設定する
管理者のアカウント
MediaCentral UX のインストール中に、「Administrator(管理者)」という名前のユーザーが作成され
ます。このユーザーはデフォルトで管理者グループのメンバーに設定され、管理者権限を持っています。
インストール時、管理者のデフォルトのパスワードは Avid123 と設定されています。ユーザー名
「Administrator」で初めてサインインする場合、このパスワードを入力する必要があります。このパスワー
ドはコンテキスト・センシティブ(文脈依存)ですのでご注意ください。安全保護のため、パスワードは
後ほど変更してください。詳しくは、パスワードを変更するおよび「User Management Utility ツール」
(106 ページ)をご参照ください。
初めてサインインした後、管理者は、Avid iNEWS、Interplay Production、Interplay MAM システ
ムなどの情報について、システム設定を構成する必要があります。詳しくは、「MediaCentral UX へサ
インインする」(12 ページ)および「システム設定を構成する」(14 ページ)をご参照ください。
MediaCentral UX へサインインする
追加の管理者アカウント
管理者は他のユーザーを管理者グループに追加できます。管理者グループのすべてのメンバーに、同様
の管理者権限が与えられます。詳しくは、「新規グループを作成する、またはグループ詳細を編集する」
(82 ページ)をご参照ください。
管理者のみが利用できるレイアウト
管理者のタスクは MediaCentral UX のレイアウト内で実行されます。次のレイアウトは MediaCentral UX
の管理者のみが利用できます。
•
システム設定
•
ユーザー
MediaCentral UX へサインインする
対応ブラウザーを使用して MediaCentral UX サーバーに接続し、サインインします。対応ブラウザー
のリストについては、『Avid MediaCentral ReadMe』をご参照ください。
MediaCentral UX では、1 つのユーザー名とパスワードを使用して、アカウントが設定されているすべ
ての Avid システムにアクセスできます。ジャーナリストは Avid iNEWS データベースと Interplay
Production データベースの両方にアクセスでき、ロガーは Interplay Production データベースのみにア
クセスできます。MediaCentral UX の認証情報(ユーザー名とパスワード)は、ユーザー・レイアウトの
MediaCentral UX 管理者が作成します。アクセスは、ユーザーのロールによって決定されます。詳しくは、
「デフォルトのロール」(89 ページ)をご参照ください。
•
Interplay MAM ユーザーは、Interplay MAM システムに設定された情報と一致する MediaCentral
UX の認証情報を使用してサインインする必要があります。
•
iNEWS と Interplay Production のユーザーには、iNEWS および Interplay Production の認証情
報とは異なる MediaCentral UX の認証情報を使用するオプションがあります。
MediaCentral UX に初めてサインインする場合は、MediaCentral UX の認証情報を使用する必要
があります。MediaCentral UX の認証情報を使用して iNEWS および Interplay Production にサ
インインするオプション、または別の認証情報を使用するオプションが表示されます。使用する認
証情報は、iNEWS または Interplay Production に直接サインインする時に使用するユーザー名と
パスワードです。これらの認証情報を提供すると、それ以降は MediaCentral UX のユーザー名と
パスワードを入力するだけでサインインできます。
ご使用の iNEWS と Interplay Production 認証情報は、ユーザー設定ダイアログ・ボックスの
iNEWS または Interplay Production セクションに設定されています。このダイアログには[ホーム]
メニューからアクセスします。この認証情報はいつでも変更できます。
12
MediaCentral UX へサインインする
(Chrome バージョン 44 以前のみ)初めて認証情報を入力した後、MOS プラグインを使用するかどう
か尋ねるダイアログ・ボックスが表示されます。詳しくは、
『MediaCentral | UX ユーザー・ガイド』の
「プラグインと MOS 統合を使用する」をご参照ください。
(MediaCentral UX 2.4 以降)初めて認証情報を入力した後、MCS サーバーからの通知を許可するかブ
ロックするかを確認するダイアログ・ボックスが表示されます。
[許可]または[ブロック]をクリック
します。この設定は後で変更することができます。詳しくは、
『MediaCentral | UX ユーザー・ガイド』
の「ペインのデスクトップ通知を表示する」をご参照ください。
MediaCentral UX にサインインするには:
1. 対応ブラウザーを開き、MediaCentral サービス・サーバーの URL を入力します。
URL はサーバーのコンピューター名です。
2. サインイン画面で、ユーザー名とパスワードを入力します。
(Sign In)をクリックするか、Enter キー(Windows)または Return キー(Macintosh)
3.[サインイン]
を押します。
数秒後に MediaCentral UX アプリケーションが開き、最後に使用したレイアウトが表示されます。
n
MediaCentral UX にサインインすると、ご使用の iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システム、
Interplay MAM システム、Interplay Production システム、または 3 つすべてに自動的にサインインし
ます。ただし、いずれかの統合システムのセキュリティ設定に間違いがあると、アプリケーションがサ
インイン名とパスワードを認証できないことを知らせる警告メッセージが出る場合があります。このメッ
セージが出たら、リンクをクリックし、セキュリティ設定を確認してください。
4.(オプション)ご希望のレイアウトが表示されない場合は、レイアウト・セレクターからお好きなレ
イアウトを選択します。
左:[サインアウト]ボタン 右:レイアウト・セレクター
サインアウトするには:
t
メニュー・バーの[サインアウト](Sign
13
Out)をクリックします。
システム設定を構成する
システム設定を構成する
MediaCentral UX の管理者は、ユーザーが MediaCentral UX を使用する前に構成情報を設定する必要
があります。これらの設定は、管理者のみが利用できる[システム設定]レイアウトで行います。
[シス
テム設定]レイアウトには、設定グループを選択する[設定]ペインと、設定を指定する[詳細]ペイ
ンがあります。
これらの設定について詳しくは、「MediaCentral のシステム設定」(14 ページ)をご参照ください。
MediaCentral UX システム設定を構成するには:
1. 管理者として MediaCentral UX にサインインします。
2. レイアウト・セレクターから[システム設定](System Settings)を選択します。
[システム設定](System
Settings)レイアウトが開きます。
3.[設定](Settings)ペインで設定グループを 1 つ(たとえば[一般](General))を選択します。
[詳細](Details)ペインにそのグループの設定が表示されます。
4.[詳細](Details)ペインで、この手順の後にある表に記載された設定から、1 つまたは複数を指定
します。
5.[適用](Apply)をクリックして新規設定を保存するか、[もとに戻す](Revert)をクリックし、
変更した情報を前に保存した設定と置き換えます。
MediaCentral のシステム設定
この項目では、システム設定レイアウトの設定について説明します。設定へのアクセスと保存方法につ
いて詳しくは、「システム設定を構成する」(14 ページ)をご参照ください。
ロード・バランサー
サーバーのノードと接続を表示します。詳しくは、
『Avid MediaCentral Platform Services Concepts
and Clustering Guide』の「Monitoring Load Balancing」をご参照ください。
再生サービス
MediaCentral Playback サービスの設定とユーザー認証情報です。このサービスでメディアの圧縮と再
生 を 行 い ま す。詳 し く は、『Avid MediaCentral Platform Services Installation and Configuration
Guide』の「システム設定を構成する」をご参照ください。
14
MediaCentral のシステム設定
プレーヤー
設定
説明
サーバー
MediaCentral Platform サーバーのコンピューター名です。MediaCentral Player
はこの設定を使用して MediaCentral Platform サーバーと連携します。
Media Composer | Cloud
Media Composer Cloud が、Media Central Player と連携するために使用する認証情
報です。このユーザーは、
「Playback-Only Client」という特別な Media Composer
Cloud ユーザー・ロールに自動的にアサインされます。ユーザーとロールはユーザー・
レイアウトに一覧表示されます。
ユーザー
このユーザー名とパスワードを使用するには、Media Composer Cloud を設定する必
要があります。詳しくは、
『Media Composer | Cloud Installation and Configuration
Guide』をご参照ください。
可変速再生
可変速再生(J-K-L)で、L キー(送る)と J キー(戻る)の速度をコントロールし
ます。初期設定は次のとおりです。
•
2 回押す:標準速度の 2 倍
•
3 回押す:標準速度の 3 倍
•
4 回押す:標準速度の 4 倍
値を変更するには、フィールドに直接数字を入力します。また、キーボードの上矢印
キーと下矢印キー、またはフィールドの上下矢印を使用して、
「.10」ごとに値を増減
できます。値には小数点を含めることができます。小数点以下 2 桁以上入力すると、
アプリケーションは値の小数第 3 位を四捨五入します。可能な最大値は 9.99 です。
新しい設定を保存するには、[適用](Apply)をクリックします。これらの設定は
すべてのユーザーに適用されます。
画像の品質設定
ユーザー・グループ向けに画像の品質を設定します。詳しくは、
「画像の品質を設定
する」(20 ページ)をご参照ください。
Media | Index
管理者はこれらの設定を使用して Media Index を構成します。
詳しくは、
『Avid Media Index Configuration
Guide』をご参照ください。
一般
設定
説明
システム ID
Avid サポートに必要な、MediaCentral システムの ID 番号管理者は、MediaCentral
のインストール時にこの番号を入力する必要があります。システム ID を入力す
ると、ID 番号は Home > About box に表示されます。
検索ペイン:最大数
ペインに表示できる最大アイテム数。さらにアイテムを表示するには、[さらに
結果を表示]
(Show More Results)ボタンをクリックします。アイテム数の範
囲は 5 ∼ 1,000 です。
15
MediaCentral のシステム設定
設定
セッションのタイムアウト
タイム・ゾーン
説明
[有効]
(Enabled)を選択すると、ユーザーのセッションが切断されるまでの非
アクティブ時間(分)が表示されます。セッションのタイムアウトはデフォルトで
は有効で、デフォルト値は 30 分です。10 ∼ 1440 分(24 時間)を設定できます。
詳しくは、
「セッションタイムアウトを設定する」
(23 ページ)をご参照ください。
MediaCentral UX サーバーにサインインしているユーザー向けのデフォルトの
タイム・ゾーン。この設定は、ユーザーのタイムゾーンに応じて日付などの書式
設定されたデータを正確に表示するために MediaCentral UX のインデックス作
成済み検索によって使用されます。ユーザーは、[一般ユーザー設定](General
User Settings)でこの設定を上書きすることができます。
一覧を表示して最適なタイム・ゾーンを選ぶには、下矢印をクリックしてください。
デフォルトでは[システムのタイムゾーンを使用]が設定されています。この設
定では、ご使用中のコンピューターの OS で設定されているタイムゾーンを使用
します。
インデックス作成済み検索においてタイムベースの値を含む条件を使用した場
合は、デフォルトのタイムゾーンにおけるタイムスタンプに加え、協定世界時
(UTC)からの時差が検索結果に表示されます。例えば、ニューヨークで使用して
いるシステム上で、検索結果のリストに「04:30:00 AM -4:00」というタイムスタ
ンプが表示された場合は、東部現地時間(EDT)に属するニューヨークと UTC で
4 時間の時差があることを示します。中央ヨーロッパ現地時間(CEST)に属する
パリでは、同じアセットのタイムスタンプが検索結果に「10:30:00 AM +2:00」
と表示されます。
日付のフォーマット
管理者は[一般システム設定]でデフォルトの日付と時刻のフォーマットを設定し
ます。この設定は、MediaCentral | UX で表示されるすべての日付と時刻に適用さ
れます。ユーザーは、
[一般ユーザー設定]でこの設定を上書きすることができます。
MediaCentral | UX v2.4 以降では、システム管理者およびユーザーは、日付と
時刻のフォーマットとして、次に挙げるもののうちから一つを選択できます。
•
MM/DD/YYYY hh:mm:ss A Z(米国式)
•
DD/MM/YYYY HH:mm:ss Z(ヨーロッパ式)
•
YYYY-MM-DD HH:mm:ss Z(国際標準規格 ISO 8601)
•
DD.MM.YYYY HH:mm:ss Z(その他の方式)
hh = 12 時間表示
A = AM または PM
HH = 24 時間表示
Z = タイムゾーン(UTC との時差)
n
時間表示のフォーマット(12 時間または 24 時間)は、OS の設定に依存する
一方で、ブラウザによっても制限されます。例えば、
[検索]ペインで編集
できる時刻の値([修正日]など)は OS で選択されているフォーマットで
表示されますが、検索結果は MediaCentral | UX の設定にしたがって表示
されます。OS が 24 時間表示に設定されている一方で MediaCentral | UX
が 12 時間表示に設定されている場合、編集可能フィールドでは 24 時間表示
方式が、また検索結果では 12 時間表示方式がそれぞれ使用されます。
16
MediaCentral のシステム設定
iNEWS
設定
説明
iNEWS サーバー:
システム ID
iNEWS /site/system file に設定された iNEWS クラスターのシステム ID です。この
ID を使用し、必要に応じてバランシング読み込みとフェイルオーバーを確認します。
-a や -b といった接尾辞を含めないでください。すべての MediaCentral サーバーが
systemID-a、systemID-b、さらに systemID-c(存在する場合)の IP アドレスを
解決できるようにします。アドレスの解決は DNS またはホスト・ファイルを通じて
行われます。
シーケンスを次に関連付ける
ときにタイミング・フィール
ドを更新:タイミング・
フィールド
シークエンスをストーリーに関連付ける際の iNEWS のタイミング・フィールドの
更新方法を指定するための値。
シークエンスを次に関連付け シークエンスをストーリーに関連付ける際に、シークエンス Tape-ID の更新に使用
する iNEWS フィールド・ネーム(例 video-id)。
るときに Tape-ID を更新:
Tape-ID
ページ付け:最大数
キュー / ストーリー・ぺインとプロジェクト / ストーリー・ペインに表示できる最大
アイテム数。表示数以上のアイテムを見るには、
[さらに結果を表示]
(Show More
Results)ボタンをクリックします。アイテム数の範囲は 5 ∼ 255 です。
Interplay MAM
設定
説明
Interplay | MAM システム
MediaCentral UX に表示される Interplay MAM システムの名前と、MediaCentral
UX で有効な Interplay MAM システムのバージョン・スタック。バージョン・スタッ
「[システム設定]ペインの Interplay | MAM
クおよびその他設定について詳しくは、
を設定する」(53 ページ)をご参照ください。
レジストリ・サーバー
以下の情報を指定します。
•
Interplay MAM Configuration Service WS が稼働しているサーバーのコン
ピュータ名
システム接続ステータス
•
Configuration Service WS の URL
•
Configuration Service WS のバージョン情報
•
システム ID とバス領域
•
Configuration Service WS のランタイム状況
MediaCentral の接続に関する最も重要な設定が、Inrterplay MAM 構成プロファイル
で正しく構成されていることを確認します。
[Interplay MAM System Administrator]
内で解決されるべき設定ミスに関する情報を提供します。
17
MediaCentral のシステム設定
設定
説明
認証情報
Interplay MAM サーバーに接続するためのユーザー名とパスワード ユーザー名は、
Interplay MAM User Management で作成された MediaCentral システムのユー
ザー ID と一致する必要があります。詳しくは、「Interplay | MAM ユーザー・マ
ネージャーの設定を構成する」(52 ページ)をご参照ください。
検索
検索動作を指定します。ワイルドカードの自動付加を設定すると、各検索用語には
送信前にアスタリスクが付加されます。これにより、Interplay Production および
iNEWS と同様の検索動作が可能です。ワイルドカードの自動付加は、デフォルトで
は選択されていません。
[結果セットの制限]
(Limit Result Set)を設定した場合、Interplay MAM はヒッ
ト数の制限を超える数を返すことはありません。この数字はゼロよりも大きい数で
ある必要があります。デフォルト値は 1000 です。これは、ユーザーが "*" という
アーカイブを検索した場合に、MediaCentral サーバーがメモリ不足を回避できるよ
うに設けられた、検索結果に対する技術的な制約です。
Interplay Production
設定
説明
Interplay Production
Interplay Production データベースをホストするサーバーのコンピューター名また
サーバー:ホスト名
は IP アドレス。
MediaCentral Distribution 「再生サーバーに送信」の操作に使用される、MediaCentral Distribution サービ
サービス:サービス URL
ス( MCDS )をホストするサーバー用の安全な URL です。ポート番号を含む以
下 の フ ォ ー マ ッ ト で URL を 入 力 し ま す: https://hostname:port 。例 え ば、
https\://localhost\:8443 など。ホスト名の代わりに IP アドレスを使用できます。
Interplay Production ワークグループが複数の MCDS サーバー用に設定されてい
る場合、コンマとスペースを使って複数の URL を区切ります。最初に表示される
サーバーが、アクティブな MCDS サーバーです。複数の MCDS サーバーはフェイ
ルオーバー機能を提供します。「複数の MCDS サーバーのフェイルオーバー機能」
(33 ページ)をご参照ください。
スクリプト・シークエンスの
場所:パス
iNEWS スクリプトの一部として作成されたシークエンスを保存する、Interplay
Production データベースのフォルダーへのパス。キュー名、日付、ストーリー名の
うち、どれでサブフォルダーを作成するか選択します。
アセット・ペイン:最大数
ペインに表示できる最大アイテム数。さらにアイテムを表示するには、[さらに結
果を表示]
(Show More Results)ボタンをクリックします。アイテム数の範囲は
5 ∼ 1,000 です。
18
MediaCentral のシステム設定
メッセージと共有
設定
説明
メッセージ・アーカイブ
メッセージがアーカイブする場所に移動するまでの間隔(日)、最近のアーカイブ日、
「メッ
およびアーカイブされたメッセージ数です。デフォルトの間隔は 7 日間です。
セージ・アーカイブを設定する」(24 ページ)をご参照ください。
電子メール転送
電子メール転送を有効にして設定します。MediaCentral UX を設定して、ユーザーが
MediaCentral UX にログ・オンしていないときにもメッセージを受信できるように、
「電子メール転送
電子メール・アカウントにメッセージを転送することができます。
を設定する」(26 ページ)をご参照ください。
「メッセージ共有の Interplay
| Production を設定する」(24 ページ)もご参照ください。
モジュール
名前、バージョン、場所、状態、フラグメントを表示する、MediaCentral UX で使用されるモジュール。
参照のみです。
再生サーバーに送信
「[再生サーバーに送信プロファイルを作成]または編集する」(34 ページ)をご参照ください。
統計
[統計]設定は、将来ご利用いただけるようになります。この機能により、管理者は MCS の操作に関連
する多数の統計を追跡することができます。
[統計]の機能を有効にするには、ソフトウェアの追加と設
定が必要です。詳しくは、Avid の担当者にお問い合わせください。
ゾーン
管理者はこれらの設定を使用して、2 つまたはそれ以上のシングルゾーン・システムをマルチゾーン環境
「MediaCentral ゾーンを使用する」
(66 ページ)および『Avid MediaCentral
に統合できます。詳しくは、
Platform Services Installation and Configuration Guide』をご参照ください。
19
画像の品質を設定する
画像の品質を設定する
プレーヤーのシステム設定には、メディア・ビューアーに表示される画像の品質を向上させるオプショ
ンが含まれます。
•
プロキシ・ビデオの最大サイズ。ピクセル幅を選び、表示された画像のピクセルのサイズを選択で
きます。これは、大きいメディア・ビューアーで作業したい場合、特に役に立ちます。デフォルト
のピクセル幅は 480 です。メディア・ビューアーを拡大すると、画像のピクセル・サイズも最大サ
イズまで拡大されます。
•
高解像度ビデオを表示するオプション(マルチ解像度アセット用)。メディア・ペインのボタンをオ
ンにし、アセットに利用できる最高解像度でビデオを見ることができます。ビデオが 1 つの解像度
でのみ利用可能な場合、ビデオはその解像度で表示されます。
このボタンで、STP のターゲット解像度でアセットを見ることもできます。アセットがターゲット
「メディアがオフ
解像度で利用できない場合(選択した STP プロファイルで指定されている通り)、
ラインです」と表示されます。
このオプションは、Interplay Production アセットのフレーム・ベースの再生およびファイル・ベー
「ファイルベース
スの再生の両方で使用可能です。Interplay MAM アセットには使用できません。
の再生を設定する」(22 ページ)をご参照ください。
画像の品質設定には、メディア・ペイン出力モードでロードされたシークエンスの MP4 ビデオ・ファイル
をエクスポートするオプションも含まれます。詳しくは、
『Avid MediaCentral | UX ユーザー・ガイド』
の「MP4 ファイルをエクスポートする」をご参照ください。
これらのオプションは、ユーザー・レイアウトで定義されたユーザー・グループ用に設定します。
以下の図は、「Journalists-Advanced」という名前のグループに対して有効化されたすべてのオプショ
ンを表示しています。
20
画像の品質を設定する
以下の事項にご注意ください。
•
これらの設定は、グループの最上位のユーザーにのみ適用されます。これらはサブグループのユー
ザーには適用されません。
サブグループを含むグループに画像の品質設定を割り当てる必要がある場合、高品質設定のみに対
して特別グループを作成し、このグループに画像の品質設定を割り当てることができます。続いて、
該当するユーザーをこのグループに追加します。ただし、サブグループは使用しないでください。
ユーザーは複数のグループのメンバーであってもよいので、他のグループからユーザーを削除する
ことなく新しいグループに割り当てることができます。
•
ユーザーが 1 つ以上のグループのメンバーで、異なるピクセル・サイズが複数のグループに関連し
ている場合、ユーザーは最大ピクセルのサイズにアサインされます。
•
この設定はリモート・アセットには適用されません。
c
施設のワークステーションがプロキシ・ビデオや高解像度ビデオ用に拡大した画像を定期的に使用する
『MediaCentral
場合、MediaCentral インフラストラクチャに変更を加えることをお勧めします。詳細は、
Platform Services Hardware Guide』をご参照ください。
n
プロキシ・ビデオの圧縮も設定できます。[メディア]ペイン・メニューで[再生品質]を選択します。
詳しくは、
『Avid MediaCentral | UX ユーザー・ガイド』の「再生品質を選択する」をご参照ください。
画像の品質設定を行うには:
1. 管理者として MediaCentral UX にサインインします。
2. レイアウト・セレクターから[システム設定](System Settings)を選択します。
[システム設定](System Settings)レイアウトが開きます。
3.[設定](Settings)ペインで[プレーヤー](Player)を選択します。
4.[詳細](Details)ペインの[画像の品質設定](Image Quality Settings)セクションで、以下の
いずれかを行います。
t
(プラス)ボタンをクリックし、
[ユーザー グループ]
(User
新規グループを追加するには、
[+]
Group)メニューからユーザー・グループを選択します。
t
既存のグループの設定を編集するには、ユーザー・グループ名をクリックします。
5. 画像のサイズを設定するには、[最大サイズ](Maximum Size)メニューからピクセルの幅を選択
します。
6. 高解像度ビデオを見るボタンを有効にするには、MultiRez を選択します。
この設定を適応した後、選択したグループのメンバーであるユーザーは、MultiRez ボタンから[STP
のターゲット解像度]
(STP Target Resolution)または[最高解像度]
(Highest Resolution)を選
択できます。MultiRez ボタンは、
[メディア]ペインのアセット・モードとアウトプット・モードに
表示されます。
21
ファイルベースの再生を設定する
7. MP4 ファイルを作成するオプションを有効にするには、MP4 を選択します。
8.[適用](Apply)をクリックします。
ファイルベースの再生を設定する
MediaCentral UX より前のバージョンでは、フレームベースの再生のみが使用されました。MediaCentral
UX v2.1 以降では、ファイルベースの再生を使用するオプションが含まれています。ファイルベースの再
生を選択すると、メディアがワークステーションにダウンロードされ、そこから再生されます。ファイル
ベースの再生は、低帯域幅で良好な品質を提供します。
アセット・モードでロードされたアセットまたはアウトプット・モードでロードされた基本シークエンス
には、ファイルベースの再生を選択できます。詳しくは、
『Avid MediaCentral | UX ユーザー・ガイド』
の「ビデオ・メディア」の章をご参照ください。
n
ファイルベースの再生は、Interplay MAM アセットではデフォルトモードになっています。ユーザー
がファイルベース再生を選択できるかどうかは、
Interplay MAM のルールに準じます。Interplay MAM
データベースのサインインに使用する認証情報により、フレームベースの再生が許可されるかどうかが
決まります。
MediaCentral の管理者は、ファイルベースの再生にビット・レートを設定できます。利用可能なプロ
ファイルは次の 2 つです。
•
低帯域幅:ファイルベース再生のデフォルト設定 このオプションは、Interplay Production および
Interplay MAM アセットのファイルベースの再生に使用可能です。デフォルト設定は、ビデオが
512 Kb/ 秒、オーディオが 96 Kb/ 秒です。
•
高帯域幅:高帯域幅の設定は、高品質メディアを再生する MultiRez オプションに適用されます。この
「画像の品質を設定する」
オプションは、Interplay Production アセットの再生のみに使用可能です。
(20 ページ)をご参照ください。デフォルト設定は、ビデオが 5Mb/ 秒、オーディオが 128Kb/ 秒です。
これらのプロファイルについて、ビット・レートのデフォルト設定を変更するには、MediaCentral
Platform サーバーにある設定ファイルを編集する必要があります。
ファイルベース再生のビット・レートを設定するには:
1. MediaCentral Ptatform サーバーのユーザー root としてログインします。
2. 以下の編集用ファイルを開くには、vi テキスト・エディタを使用します。
/usr/maxt/maxedit/etc/fl_xmd.cfg
3. 以下のラインを配置:
<render_profile_low>video_bitrate=512000,audio_bitrate=96000,
max_width=480</render_profile_low>
<render_profile_high>video_bitrate=5000000,audio_bitrate=128000,
max_width=960</render_profile_high>
上記の例では、ビット・レート(ビット毎秒)のデフォルト値を使用しています。
22
セッションタイムアウトを設定する
4. ビデオおよびオーディオの適当なビット・レートを設定した後は、ファイルを保存し、閉じます。
有効な値は以下のとおりです。フル・ビット・レートを入力
ビデオのビット・レート
ファイルの値
オーディオのビット・レート
ファイルの値
256 Kb
256000
64 Kb
64000
512 Kb(低プロファイル・デフォルト) 512000
96 Kb(低プロファイル・デフォルト) 96000
1 Mb
1000000
128 Kb(高プロファイル・デフォルト) 128000
3 Mb
3000000
156 Kb
156000
5 Mb(高プロファイル・デフォルト) 5000000
512 Kb
512000
10 Mb
10000000
異なるビット・レートで転送可能なメディアの量を見積もるには、以下の表を参照します。これは、
以下の仕様で転送されたメディアに基づく情報です。
DNxHD 36 HD_1920x1080@25p@16:9、最大幅 969 ピクセルで転送
ビデオのビット・レート /
オーディオのビット・レート
おおよそのメディア転送量
(毎分)
256 Kb/128 Kb
2.72 MB
512 Kb/128 Kb
5.6 MB
1 Mb/128 Kb
8.8 MB
3 Mb/128 Kb
22.8 MB
5 Mb/128 Kb
32 MB
10 Mb/128 Kb
32.4 MB
セッションタイムアウトを設定する
デフォルトでは、MediaCentral UX はセッションのタイムアウト用に構成されます。非アクティブに
なってから 30 分後に、ユーザー・セッションの接続が解除されます。管理者は、時間を変更するかオプ
ションを無効にすることができます。
この設定はすべてのユーザーに適用されます。設定を変更、適用する場合は、ユーザーがレイアウトを
ロードした次の起動時に新しい設定が有効になります。
タイムアウトは、ユーザーが MediaCentral UX からサインアウトせずに 1 日経過した場合にシステム・
ライセンスが解除されるようにする、便利な方法です。ストーリーやシークエンスの自動保存を実装す
ると、任意の未保存の変更が回復ファイルに保存されます。詳しくは、『 Avid MediaCentral | UX
ユーザー・ガイド』をご参照ください。
23
メッセージ共有の Interplay
| Production を設定する
セッションのタイムアウトを設定するには:
1. 管理者として MediaCentral UX にサインインします。
2. レイアウト・セレクターから[システム設定](System Settings)を選択します。
[システム設定](System
Settings)レイアウトが開きます。
3.[設定]ペインで[一般]を選択します。
4.[詳細]ペインの[セッションのタイムアウト]セクションでは、[有効化]が選択されていること
を確認し、ユーザーのセッションが切断されるまでの非アクティブ時間(分)を指定します。
10 ∼ 1440 分(24 時間)を設定できます。
メッセージ共有の Interplay
| Production を設定する
MediaCentral UX から Media Composer または NewsCutter にメッセージを送信する前に、Interplay
Production データベースを設定して、メッセージング・サービスで正しい MediaCentral UX サーバー
を使用できるようにします。
Interplay Production を設定して、メッセージを Avid 編集アプリケーションと共有するには:
1. Interplay | Administration アプリケーションを開始し、該当する Interplay Production ワークグ
ループのサーバーへログインします。
[Application Database
2. Interplay Administrator ウィンドウの[Application Settings]セクションで、
Settings]アイコンをクリックします。
3.[Editing Settings]タブをクリックします。
4. 左側のデータベース・ツリーで、Interplay Production データベースに使用するサーバーを選択し
ます(ほとんどの場合は、トップレベル・データベースである AvidWG です)。
5. MCS 設定セクションで、MediaCentral の[Messaging]ペインをホストする、以下のサーバーの
URL を入力します:https://[MediaCentral サーバーホスト名 ]。
6.[適用](Apply)をクリックします。
メッセージ・アーカイブを設定する
[メッセージ]ペインを使用して送信された MediaCentral UX メッセージをアーカイブすることができ
ます。メッセージはアーカイブされ、サーバーに保存されます。Messenger Archive ツールを使用して
アーカイブされたメッセージを表示できます。
次の範囲を使用して、MediaCentral UX メッセージをアーカイブする間隔を指定することができます:
1 日、3 日間、7 日間、14 日間、30 日間。この期間が経過した後、MediaCentral UX はユーザーのビュー
からメッセージを削除します。
n
メッセージのアーカイブは、
[メッセージ]ペインを使用して送信されたメッセージにのみ適用されます。
24
メッセージ・アーカイブを設定する
Messenger Archive ツールを使用して、メッセージ・アーカイブに関する次の情報を取得できます。
• アーカイブのメッセージ数
• アーカイブのサイズ
• アーカイブの最も古いメッセージ(メッセージの日付を含む)
• アーカイブの最新メッセージ(メッセージの日付を含む)
Messenger Archive ツールを使用して、アーカイブをカンマ区切り値(CSV)ファイルにエクスポー
トすることもできます。これにはファイル圧縮やサーバーからエクスポートされたメッセージ・アーカ
イブの削除オプションも含まれます。
Messenger Archive ツールは次のフォルダーに配置されます:/opt/avid/bi アーカイブ・ユーティ
リティ・プログラムをコマンド・ラインから root として実行する必要があります。クラスター設定の
任意の Linux ノードでツールを実行できます。
メッセージ・アーカイブを設定するには:
1. 管理者として MediaCentral UX にサインインします。
2. レイアウト・セレクターから[システム設定](System Settings)を選択します。
[システム設定](System
Settings)レイアウトが開きます。
3.[設定]ペインで[メッセージと共有](Messages & Sharing)を選択します。
[詳細](Details)ペインにそのグループの設定が表示されます。
4. テキスト・ボックスにアーカイブ間隔(日)の値を入力します。
メッセージ・アーカイブのデフォルトの間隔は 7 日間です。指定された間隔よりも古いメッセージは、
メッセージ・リストからアーカイブする場所に移動します。
5.[適用](Apply)をクリックします。
25
電子メール転送を設定する
Message Archive ツールを使用するには:
1. クラスター設定のいずれかのノードで標準 Linux コマンドを使用して、Messenger Archive ツール
を含むディレクトリに移動します。
cd opt/avid/bin
2. acs-messenger-archive-tool を入力して、ユーティリティを実行し、次の表から適切なオ
プションを選択します。
オプション
説明
-c
コマンドを追加します。次の値を使用できます。
•
情報(メッセージ数、アーカイブのサイズ、最初と最後のメッセージをリストに示します)
•
エクスポート(アーカイブのすべてのメッセージを含む CSV ファイルを作成します)
-o
エクスポートされた CSV ファイルの出力フォルダーを指定します。初期設定のフォルダーは
/opt/avid/share/message_archives です。
-p
エクスポートされたメッセージの時間を指定します。次の値を使用できます。
•
日
•
週
•
月
•
半年
•
年
•
すべて
デフォルト値はすべてです。
n
-z
CSV 出力ファイルの圧縮ファイル(.zip)を作成します。
-d
メッセージ・アーカイブからエクスポートされたデータを削除します。
どのオプションも指定しない場合は、コマンドは Messenger Archive ツールのヘルプ・テキストを表示
します。
電子メール転送を設定する
MediaCentral UX を設定して、ユーザーが MediaCentral UX にログ・オンしていないときにもメッ
セージを受信できるように、電子メール・アカウントにメッセージを転送することができます。Secure
Sockets Layer(SSL)を使用して、Transport Layer Security(TLS)プロトコルを使用または無視
して、電子メールの暗号化に使用されるプロトコルを指定することもできます。
電子メール転送には、MediaCentral UX の管理者が電子メール転送を有効にして、有効な SMTP サー
バーを割り当てることが必要です。管理者が[システム設定]で電子メールの転送を有効にした場合、
MediaCentral UX ユーザーは[ユーザー設定]を使用して、アカウントへの電子メール転送を有効にして
MediaCentral UX にログ・インしていない場合に転送する電子メールアドレスを指定することができます。
26
電子メール転送を設定する
電子メール転送を有効にして設定するには:
1. 管理者として MediaCentral UX にサインインします。
2. レイアウト・セレクターから[システム設定](System Settings)を選択します。
[システム設定](System
Settings)レイアウトが開きます。
3.[設定]ペインで[メッセージと共有](Messages & Sharing)を選択します。
[詳細](Details)ペインにそのグループの設定が表示されます。
4. 電子メール転送を選択します。
5. ホスト側の電子メール・アプリケーション用の有効な SMTP サーバー名を入力して、適切なポート
番号を入力します。
[SSL を使用する]
(Use SSL)
6.(オプション)Secure Sockets Layer プロトコルを使用する場合は、
を選択して、管理者の電子メール・アカウントのユーザー名とパスワードを入力します。
7.(オプション)Transport Layer Security を使用しない場合は、[TLS を無視する](Ignore TLS)
を選択します。
8. 受信者の電子メール・フィールドに、有効な電子メールアドレスを入力し、テスト電子メールメッ
セージを送信します。
9.[検証](Validate)を選択して、SMTP 設定が正しいことを確認します。
指定したアドレスにテスト電子メールが送信されます。
確認に失敗した場合、エラーメッセージが通知されます。エラー・メッセージを受信した場合は、
設定情報の入力を再び試してください。
10.[適用](Apply)をクリックします。
27
再生サーバーに送信を設定する
再生サーバーに送信を設定する
シークエンスは、表示または放送用に、再生デバイスまたはプレイアウト・サーバーに転送できます。この
プロセスは「再生サーバーに送信」
、または STP と呼ばれます。ユーザーは、Interplay Production デー
タベースに保存されたシークエンスを再生サーバーに送信することもできます。
以下の項目では、シークエンスを再生デバイスへ送信するための管理者のタスクについて説明しています。
• 「「再生サーバーに送信」のコンポーネントと処理を理解する」(28 ページ)
• 「[再生サーバーに送信プロファイルを作成]または編集する」(34 ページ)
• 「[再生サーバーに送信プロファイル]の例」(39 ページ)
• 「再生サーバーに送信されたビデオ内の黒いギャップを検出する」(45 ページ)
以下の項目では、トラブルシューティング情報を説明しています。
•
再生サーバーに送信時のトラブルシューティング
再生サーバーに送信する方法についての詳細は、
『Avid MediaCentral | UX ユーザー・ガイド』の「再生
サーバーに送信する」の章をご参照ください。
「再生サーバーに送信」のコンポーネントと処理を理解する
「再生サーバーに送信」処理には、MediaCentral UX システムと Interplay Production システムが必要
です。
必要なコンポーネント
以下のコンポーネントが正しくインストールおよび設定されていることを確認してください。
•
n
MediaCentral
-
MediaCentral Middleware サービス
-
MediaCentral Common Playback サービス
-
MediaCentral Distribution サービス。Distribution サービスは、「再生サーバーに送信」とミッ
クスダウン操作を連携させ、監視します。そして事前処理が必要かどうか判断します。オーディ
オ・ミックスダウンが必要と判断された場合、トランスコード・ミックスダウン・リクエストが
提出されます。Long GOP メディアが必要な場合、STP Encode リクエストが提出されます。
複数の MCDS 用にワークグループを構成できます。
MediaCentral Distribution サービスは他の Interplay Production Service と連携しますが、Interplay
Production Service そのものではありません。
これらの コン ポーネ ント のイン ストー ルと 設定に つい ての詳 細は、『MediaCentral
Services Installation and Configuration Guide』をご参照ください。
28
Platform
再生サーバーに送信を設定する
•
Interplay | Production
-
Interplay | Production Service エンジン:このコンポーネントは、すべての Production Service
の 仲 介 と し て 機 能 し ま す。Interplay | Transcode サ ー ビ ス と STP Encode サ ー ビ ス は、
MediaCentral UX の「再生サーバーに送信」操作に使用されます。
Production Service Engine と Production Service のインストールと設定についての詳細は、
| Production Services Setup and User’s Guide』をご参照ください。
『Interplay
-
Interplay | Transcode サービス:このサービスは、スクリプト・シークエンス用にオーディオ
をミックスダウンし、シークエンスを Interplay | Engine にチェックインします。スクリプト・
シークエンスを再生デバイスに送信する場合、ビデオ・ミックスダウンは必要ありません。
•
-
Interplay | STP Encode サービス:このサービスは Long GOP メディアのエクスポートとエ
ンコードをし、
「再生サーバーに送信」操作用にメディアを Transfer Engine に渡します。STP
Encode サービスは様々な XDCAM メディア・フォーマットに対応しています。
-
Interplay | Engine:このコンポーネントは Interplay Production データベースを管理します。
再生サーバーに送信されたシークエンスは、Interplay Production データベースの[再生サー
バーに送信]フォルダーにチェックインされます。
-
Media Indexer:このコンポーネントは、Interplay Production アセットで利用できる解像度情報
の保存に使用されます。特定の解像度にクリップを再リンクできます(ダイナミックリリンク)
。
-
Avid System Framework(ASF):このコンポーネントは Interplay Production のさまざま
な相互作用に使用されます。
「再生サーバーに送信」では、このコンポーネントは、再リンクに
使用される Media Indexer を含む High Availability Group(HAG)を確認します。
-
Interplay | Transfer Engine:このコンポーネントは、シークエンスを再生デバイスへ送信し
ます。Avid AirSpeed、Avid AirSpeed Multi Stream、または Avid AirSpeed 5000 サーバー
へ送信する場合、Transfer Engine は、AirSpeed Multi Stream サーバーのコンポーネントと
して搭載されているため、別途必要ありません。インストールと設定について詳しくは、
『Interplay | Transfer Setup and User’s Guide』をご参照ください。
再生サーバー
-
AirSpeed 5000、AirSpeed Multi Stream:HD メディアなどの様々なフォーマットを扱う再
生サーバー。インストール可能なコンポーネントとして、Transfer Manager が付属しています。
-
AirSpeed(Classic):さまざまなフォーマットを扱えるが、一度に扱えるのは 1 種類のみの再
生サーバー。
-
サードパーティ製再生サーバー
詳しくは、以下の項目をご参照ください。
• 「「再生サーバーに送信」ワークフロー:I-Frame シークエンス」(30 ページ)
• 「「再生サーバーに送信」ワークフロー:Long GOP シークエンス」(30 ページ)
• 「異なる解像度が混在する Long GOP シークエンスを再生デバイスに送信する」(31 ページ)
• 「STP プロセスを監視する」(32 ページ)
• 「複数の MCDS サーバーのフェイルオーバー機能」(33 ページ)
29
再生サーバーに送信を設定する
「再生サーバーに送信」ワークフロー:I-Frame シークエンス
以下の図は、I-frame(Long
フローを表示しています。
T
MediaCentral
クライアント
(ブラウザ)
MediaCentral
ミドルウェア
サービス
GOP ではない)シークエンスの典型的な「再生サーバーに送信」ワーク
H
Z
共有されたISIS
ストレージ
MediaCentral
配信
サービス
U
Z
W
制作
サービス
エンジン
\
Interplay
トランスコード
X
Interplay
転送
Media Indexer
L
再生
サーバー
1. ユーザーが MediaCentral UX の STP プロセスを開始します。
2. MediaCentral Middleware サービスは、Media Indexer を通じてメディアの状態をチェックします。
3. MediaCentral Middleware サービスは STP ジョブを作成し、MediaCentral Distribution サービス
(MCDS)に送信します。MCDS はシークエンスの分析を行い、オーディオ・ミックスダウンかビ
デオ・ミックスダウン、またはその両方が必要かどうか判断します。
4. MCDS は MI を使用して、ターゲットの解像度でシークエンスをメディアに動的に再リンクします。
5. MCDS は必要なミックスダウンのリクエストを Production Service エンジンに送信します。その後
Production Service エンジンは、ジョブを Interplay | Transcode プロバイダーに送信します。
6. Interplay | Transcode はミックスダウンを行い、メディアを Avid ISIS システムに保存します。
7. MCDS は、Interplay | Transfer を通じて再生サーバーへの転送を開始します。
8. Interplay | Transfer はシークエンスを再生サーバーに転送します。
「再生サーバーに送信」ワークフロー:Long
GOP シークエンス
以下の図は、Long GOP シークエンスの典型的な「再生サーバーに送信」ワークフローを表示しています。
MediaCentral
クライアント
(ブラウザ)
T
MediaCentral
ミドルウェア
サービス
Z
共有されたISIS
ストレージ
H
MediaCentral
配信
サービス
W
X
\
制作
サービス
エンジン
U
Z
L
Interplay
トランスコード
STP
エンコード
R
Interplay
転送
Media Indexer
30
再生
サーバー
再生サーバーに送信を設定する
1. ユーザーが MediaCentral UX の STP プロセスを開始します。
2. MediaCentral Middleware サービスは、Media Indexer を通じてメディアの状態をチェックします。
3. MediaCentral Middleware サービスは STP ジョブを作成し、MediaCentral Distribution サービス
(MCDS)に送信します。MCDS はシークエンスの分析を行い、ミックスダウンまたは Long GOP
エンコーディングが必要かどうか判断します。
-
オーディオ・ミックスダウンまたはビデオ・ミックスダウンが必要な場合、MCDS は Transcode
ミックスダウン・ジョブを Production Service エンジンに送信します。その後 Production
Service エンジンは、ジョブを Interplay | Transcode プロバイダーに送信します。
-
トランスコーディングが不要な場合、MCDS は STP Encode ジョブを Production Service エ
ンジンに送信します。その後 Production Service エンジンは、ジョブを STP Encode プロバ
イダーに送信します。
4. MCDS は ASF と MI を使用して、ターゲットの解像度でシークエンスをメディアに動的に再リン
クします。
5. MCDS は必要なミックスダウンのリクエストを Production Service エンジンに送信します。その後
Production Service エンジンは、ジョブを Interplay | Transcode プロバイダーに送信します。
Transcode ジョブの送信後、MCDS は Production Service エンジンを定期的に確認し、エンコー
ディング・ジョブをいつ STP Encode プロバイダーに送信するかを決定します。
6. Interplay | Transcode は必要なジョブを実行し、メディアを Avid ISIS システムに保存します。
7. トランスコード・ジョブが完了すると、MCDS はエンコーディング・ジョブを STP Encode プロ
バイダーに送信します。
8. STP Encode は Long GOP OP1a メディアを作成して ISIS システムに保存し、Interplay | Transfer
を通じてプレイアウト・サーバーへの転送を開始します。
9. Interplay | Transfer はシークエンスを再生サーバーに転送します。
異なる解像度が混在する Long
GOP シークエンスを再生デバイスに送信する
通常、シークエンスで使用されているすべてのメディアは、STP 操作を開始するためにターゲット解像
度で利用できなければなりません。
ただし、ターゲット解像度として Long GOP 解像度を選択した場合、フレームレートが一致すれば異な
る解像度のメディアを混在させることができます。例えば、ターゲット解像度が XDCAM-HD 1080i
の場合、XDCAM 1080i のクリップと DV25 411 NTSC のクリップの両方を同一のシークエンスで使
うことができます。両方とも実際のフレームレート 29.97fps を使用します。
DV25 のクリップは、STP 操作が始まる前に XDCAM 1080i にトランスコードする必要はありません。
Long GOP シークエンスに必要なトランスコーディングは、STP 操作の最中に実行されます。
詳しくは、
『Avid MediaCentral | UX ユーザー・ガイド』の「異なる解像度が混在する Long
クエンスを再生デバイスに送信する」をご参照ください。
31
GOP シー
再生サーバーに送信を設定する
STP プロセスを監視する
[進行]ペインは、「再生サーバーに送信」プロセスの開始時にプロセスをモニタリングするために使用
『Avid MediaCentral | UX ユーザー・ガ
されます。シングル STP プロセスが表示されます。詳しくは、
イド』の「進行ペイン」の項目をご参照ください。
再生サーバーに送信(STP)ジョブは、Interplay Transcode および STP Encode を使用して転送用の
STP ジョブを準備する場合があります。この場合、トランスコード・ジョブおよび STP エンコード・ジョ
ブは、処理中に[プロダクション・サービス]
(Production Services)ウィンドウと[転送ステータス]
(Transfer Status)ウィンドウに表示されますが、処理が完了するとジョブ一覧から削除されます。この
動作は、処理が完了した後もジョブが存続する典型的なジョブ・ステータス・レポートとは異なります。
以下の図は、[プロダクション・サービス](Production Services)ウィンドウと[転送ステータス]
(Transfer Status)ウィンドウ(左)の個々のジョブと、[進行](Progress)ペイン(右)の STP ジョ
ブの全体を表示しています。
T
Z
T
H
T
U
T
1
オーディオ・ミックスダウン・ジョブ([プロダクション・サービス] 3
(Production
2
Services)タブに表示)
ビ デ オ・ミ ッ ク ス ダ ウ ン・ジ ョ ブ([プ ロ ダ ク シ ョ ン・サ ー ビ ス] 4
(Production
n
STP
エ ン コー ド・ジョ ブ([プ ロ ダ ク シ ョ ン・サ ービ ス]
(Production
Services)タブに表示)
プレイアウトへの転送ジョブ(
[転送](Transfer)タブに表示)
Services)タブに表示)
同様の状況が、マークインからマークアウトを使用する配信ジョブでも発生します。これらのジョブは、
Interplay Consolidate および Interplay Production Services Automation を使用して配信用のファイ
ル を 準 備 し ま す。Interplay Consolidate ジ ョ ブ は、処 理 が 完 了 す る と 削 除 さ れ ま す。Interplay
Production Services Automation ジョブは存続します。
32
再生サーバーに送信を設定する
複数の MCDS サーバーのフェイルオーバー機能
Interplay Production ワークグループは、複数の MediaCentral Distribution サービス(MCDS)サー
バー用に構成できます。複数の MCDS サーバーは、可用性の高い構成とフェイルオーバー機能を提供し
ます。インストールと設定について詳しくは、『MediaCentral Platform Services Installation and
Configuration Guide』および「システム設定を構成する」(14 ページ)をご参照ください。
MediaCentral Middleware サービス(MCMS)は、利用可能な MCDS サーバーの順序を維持し、その
順序が再生サーバーに送信(STP)に利用されます。アクティブなサーバーは、Interplay Production
設定(「システム設定を構成する」(14 ページ)参照)に表示されている順序によって決まります。最初
は、一番目に表示されているのがアクティブなサーバーです。ユーザーが STP ジョブを送る度に、MCMS
は、現在アクティブなサーバーが利用可能か確認します。一番目のサーバーが利用可能でない場合、リ
ストにある次の利用可能なサーバーがアクティブなサーバーとして設定されます。表示されているどの
サーバーも利用できない場合、ジョブは失敗します。
例
以下の例は、MCDS の High Availability 向けに構成されたサーバー、MCDS サーバー A、MCDS
サーバー B、MCDS サーバー C を示しています。
1. サーバー A は一番目に表示されており、最初
のアクティブなサーバーです。
2. サーバー A が応答を停止すると、すべての新
規ジョブはサーバー B へ移ります。
3. サーバー A はバックアップとなり、ジョブは
サーバー B に入り続けます。
4. サーバー B が応答を停止すると、すべての新
規ジョブはサーバー C へ移ります。
5. サーバー C が応答を停止すると、すべての新
規ジョブはサーバー A へ移ります。
6. サーバー A が応答を停止し、サーバー B が応
答しない場合、すべての新規ジョブはサー
バー C へ移ります。
q
w
q
e
q
r
q
t
q
y
q
33
再生サーバーに送信を設定する
構成の変更
[システム設定]に表示されているサーバーを変更し、現在アクティブな MCDS サーバーが新しいリスト
に表示されると、フェイルオーバーで可用性が確認された順番は、現在アクティブなサーバーから(リス
ト内のどの位置にあっても)始まります。
例 1:
1. サーバー A、B、C は、最初は MCDS High Availability 向けに構成されていた。
2. サーバー B は現在アクティブな MCDS である。
3. サーバー D、B、E を使用するために、設定リストを再構成する。
a.
サーバー B(D ではなく)はアクティブなサーバーのままである。
b.
フェイルオーバー・テストのシークエンスは B
> E > D となった。
例 2:
1. サーバー A、B、C は、最初は MCDS High Availability 向けに構成されていた。
2. サーバー B は現在アクティブな MCDS である。
3. サーバー D、E、F を使用するために、設定リストを再構成する。
a.
サーバー B はリストに無いため、もはやアクティブではない。
b.
フェイルオーバー・テストのシークエンスは D
> E > F となった。
[再生サーバーに送信プロファイルを作成]または編集する
「再生サーバーに送信」操作には、MediaCentral UX の管理者が[再生サーバーに送信]設定の[詳細]
ペインで作成するプロファイルが必要です。
一 部 の フ ィ ー ル ド に 表 示 さ れ る 値 は Interplay
Production シ ス テ ム か ら 検 索 さ れ た も の で す。
MediaCentral UX でプロファイルを作成する前に、Interplay Production の「再生サーバーに送信」が
正しく設定されていることを確認してください。
以下の方法は、再生サーバーに送信プロファイルを作成または編集する一般的な手順を示しています。詳
しくは、「[再生サーバーに送信プロファイル]の例」(39 ページ)をご参照ください。
n
初めてサインインすると、プロファイルを作成するのための情報が入手できない場合があります。この
場 合、一 旦 サ イ ン ア ウ ト し て か ら MediaCentral UX に サ イ ン イ ン し 直 し て く だ さ い。す る と
MediaCentral UX は Interplay Production エンジンから「再生サーバーに送信」の情報を取得し、再
生サーバーに送信プロファイルを作成できます。
34
再生サーバーに送信を設定する
再生サーバーに送信プロファイルを作成または編集するには:
1. 管理者として MediaCentral UX にサインインします。
2. レイアウト・リストから[システム設定](System Settings)を選択します。
[設定](Settings)ペインと[詳細](Details)ペインが開きます。
3.[設定](Settings)タブで、[再生サーバーに送信](Send to Playback)を選択します。
[詳細](Details)ペインの上部には[再生サーバーに送信プロファイル](Send
Profiles)が表示され、下部にはプロファイルの詳細が表示されます。
c
to Playback
[サーバー]
(Servers)メニューからデバイスを選択できない場合、Interplay Production 管理者ツー
ルの[Interplay 転送設定](Interplay Transfer Settings)を確認してください。設定に含まれる
Transfer Engine が 正 し く な い か、含 ま れ て い な い 可 能 性 が あ り ま す。[Interplay 転 送 設 定]
(Interplay Transfer Settings)が正しいが、それでもメニューに値が表示されないときは、Interplay
Production との接続に問題がある場合があります。一旦サインアウトしてからサインインし直すか、
MediaCentral
UX と Interplay
Production の 間 の 設 定 を 確 認 し て く だ さ い。詳 し く は、
『MediaCentral Platform Services Installation and Configuration Guide』をご参照ください。
35
再生サーバーに送信を設定する
4. 以下のいずれかの操作を行います。
t
新規プロファイルを作成するには、[再生サーバーに送信プロファイル](Send
Profiles)セクションの[+](プラス)ボタンをクリックします。
to Playback
「新規プロファイル」が[再生サーバーに送信プロファイル]
(Send to Playback Profiles)セク
ションに作成されます。
t
既存のプロファイルを編集するには、
[再生サーバーに送信プロファイル]
(Send
Profiles)セクションにあるプロファイルを選択します。
to Playback
5.[詳細](Details)タブで、この手順の後にある表に記載された、必要な設定を指定します。
6. [適用](Apply)をクリックし、プロファイルを保存します。ファイルを編集する場合、[もとに戻す]
(Revert)をクリックし、元の設定に戻ります。
以下の表には各グループの設定が記載されています。
再生サーバーに送信設定
説明
名前
プロファイル名。この名前はユーザーに表示されるので、意味が分かり、説明を含む名
前を選択します。
個別のデバイスまたは
プロファイルが、プレイアウト・サーバー 1 つか AirSpeed
るか特定します。
Studio
Studio のどちらに適用す
個別のデバイスを選択した場合、以下のフィールドが表示されます。
•
サーバー:プロファイル用のトランスファー・エンジン・サーバーを選択します。
こ の リ スト に は、Interplay Production ワ ー クグ ル ー プ の す べ て の Interplay |
Transfer Engines、AirSpeed Transfer Engines、AirSpeed Multi Stream
Transfer Engines が含まれます。「Transfer サーバーを選択する」(39 ページ)を
ご参照ください。
•
再生デバイス:プロファイル用の再生デバイスを選択します。このリストには、
Interplay | Transfer Engine、および個別に名付けられた AirSpeed と AirSpeed
Multi Stream サ ー バ ー で 作 成 さ れ た デ バ イ ス の プ ロ フ ァ イ ル が 含 ま れ ま す。
Interplay | Administrator の Interplay | Transfer 設定ビューで以下のオプション
が選択されている場合、このリストには AirSpeed Studio の個別のデバイスも含ま
れます:「Show individual studio hosts in Send to Playback choices」
AirSpeed Multi Stream サーバーを選択した場合、サーバー名の付いた再生デバイ
スと、末尾に「-HD」を含むサーバー名の付いた再生デバイスから選択できます。
HD デバイスは XDCAM-HD Long GOP メディアのみに使用できます。「再生デ
バイスを選択する」(40 ページ)をご参照ください。
Studio を選択した場合、以下のフィールドが表示されます。
•
Studio:プロファイル用の AirSpeed Studio グループを選択します。このリストには、
Interplay Production ワークグループの AirSpeed Studio グループが表示されます。
•
再生デバイス:プロファイル用の再生デバイスを選択します。サーバー名の付いた再
生デバイスと、末尾に「-HD」を含むサーバー名の付いた再生デバイスから選択でき
ます。HD デバイスは XDCAM-HD Long GOP メディアのみに使用できます。
36
再生サーバーに送信を設定する
再生サーバーに送信設定
説明
ビデオ・オプション
Long GOP:このプロファイルが Long GOP メディア(例えば XDCAM HD)の転
送に使用される場合、Long GOP を選択します。Long GOP メディアは STP Encode
サービスを通じて転送されます。
AirSpeed:このプロファイルが Avid AirSpeed または AirSpeed
バーへの転送に使用される場合、AirSpeed を選択します。
Multi Stream サー
アクセラレート STP:Long GOP と AirSpeed の両方を選択した場合、アクセラレー
ト STP オプションが有効になります。プロファイルを AirSpeed Multi Stream サー
バーのバージョン 1.7 以降と使用する場合、このオプションを選択します。この機能に
より、AirSpeed Multi Stream ユーザーは、メディアを転送中に再生することができ
ます。
Dalet:このプロファイルが、Dalet オーディオ・システムで再利用するためにストー
リーのシークエンスまたは他のシークエンスのオーディオ部分の転送に使用される場合、
Dalet を選択します。この機能を完全に有効にするには、本ワークフロー向けに Dalet
が特別に開発した dll ファイルをインストールする必要があります。dll ファイルを入手
するには Dalet にご連絡ください。
n
このオプションを選択するとオーディオの転送のみが可能になります。現在ビデ
オの転送には対応していません。
ビデオ・ターゲット解像度 再 生 デ バ イ ス に 送 信 す る シ ー ク エ ン ス の 解 像 度 を 選 択 し ま す。こ の リ ス ト に は、
Interplay Production ワークグループで対応しているビデオの解像度が含まれます。
ビデオ・オプションとして Long GOP と Long GOP(XD CAM)解像度を選択した
場合、MediaCentral Distribution サービスは、メディアがターゲット解像度で利用で
きない場合、Interplay Production のダイナミックリリンク・テクノロジーを使用して、
最も近い解像度でメディアにリンクします。
ビデオ・オプションとして Long GOP を選択せず、メディアがターゲット解像度で利
用できない場合、
「再生サーバーに送信」操作は、エラー・メッセージが出て失敗します。
いずれの場合も、オーディオは最も近い解像度にリンクします。
ビデオ・フレームレート
選択したビデオ・ターゲット解像度に一致するフレームレートを選択します。フレーム
レートを指定している解像度もあります。このフレームレートは、さらに正確な値です。
例えば、XDCAM-HD 50 mbps 1080i 60 には、29.97 を選択します。
オーディオ・ターゲッ
ト・サンプルレート
48kHz(唯一の選択肢です)。
オーディオ・ターゲッ
ト・ビット・デプス
16 ビットまたは 24 ビットのいずれかを選択します。
オーディオ・ターゲット・フォーマットは、常に PCM です。
37
再生サーバーに送信を設定する
再生サーバーに送信設定
説明
オーディオ・ターゲッ
ト・ミックスダウン・
モード
ステレオまたはダイレクト・アウト(Direct Out)のいずれかを選択します。
「再生サー
バーに送信」に対応した最大オーディオ・トラック数は 16 です。
Interplay ISIS
Workspace
•
ステレオ:左右振り分けパン(奇数トラックを 1 つのチャンネル、偶数トラックを
もう一方のチャンネル)にマップして、すべてのオーディオ・トラックのステレオ・
ミックスダウンを作成し、再生に送信された 2 つのチャンネルに、2 つのトラック
を出力します。結果としてオーディオは 2 チャンネルになります。
•
ダイレクト・アウト:オーディオの結合をまったく行いません。すべてのオーディ
オ・トラックはソース・メディアの状態のままで、再生に送信された場合、ソース・
メディアの各オーディオ・トラックに別の出力チャンネルが作成されます。ソース・
メディアを再生に送信した後もオーディオの操作を行うために柔軟性を残す場合
は、このオプションを選択します。
オーディオ・ミックスダウンまたは STP
ワークスペースを選択します。
Encode 操作から生じたメディアを保存する
プロファイルを削除するには、削除するプロファイルを選択し、
[再生サーバーに送信プロファイル]セ
クションにある[-](マイナス)ボタンをクリックします。
「再生サーバーに送信」操作の実行について詳しくは、
『Avid
参照ください。
38
MediaCentral | UX User’s Guide』をご
再生サーバーに送信を設定する
[再生サーバーに送信プロファイル]の例
以下の[再生サーバーに送信プロファイル]の例は、様々な解像度と再生サーバーの設定を示しています。
Transfer サーバーを選択する
[再生サーバーに送信プロファイル]でサーバーを選択する際、サーバー・リストには、Interplay
Production ワークグループで指定されたすべての Interplay | Transfer Engines、AirSpeed Transfer
Engines、AirSpeed Multi Stream Transfer Engines が含まれています。以下の図は、サーバー・リス
トと、対応する Interplay | Administrator の Interplay | Transfer 設定を示しています。
スタジオの個別の AirSpeed Multi Stream サーバーは、Interplay | Administrator の Interplay Transfer
設定で「Show individual studio hosts in Send to Playback choices」のオプションが選択されている場
合に表示されます。
39
再生サーバーに送信を設定する
再生デバイスを選択する
[再生サーバーに送信プロファイル]で再生デバイスを選択する際、再生デバイスのリストには、選択し
た Interplay | Transfer サーバーと関連した再生デバイスが含まれています。
•
•
AirSpeed サーバーには、サーバー名と一致する選択肢 1 つのみリストされます。
AirSpeed Multi Stream サーバーには、以下の 2 種類の選択肢がリストされます。
- サーバー名と一致するもの。XDCAM-HD Long GOP メディア以外のすべての解像度には、
この再生デバイスを選択します。
-
•
サーバー名に「-HD」を追加したもの。接尾辞「-HD」は、AirSpeed Multi Stream サーバー
に HD ボードが搭載されていることを示しています。XDCAM-HD Long GOP メディアには
この再生デバイスを選択します。
Transfer Engine サーバーには、選択した Transfer Engine サーバー用に構成されたすべてのデバ
イスがリストされます。以下の図は、Transfer Engine サーバーの[再生デバイス]リストと、
Transfer Engine の構成ウィンドウの対応リストを示しています。
40
再生サーバーに送信を設定する
AirSpeed Multi Stream の XDCAM-HD
この AMS1-XDCAM1080i60_50mb という名前のプロファイルは、XDCAM-HD メディアに対応する
AirSpeed Multi Stream サーバー用の設定を指定します。
以下の事項にご注意ください。
•
サーバー:Airspeed Multi Stream には Transfer Engine が含まれているため、A51-WG1-AMS1
が AMS サーバーのコンピューター名となります。
•
再生デバイス:このプロファイルは XDCAM-HD
名の末尾には「-HD」が付いています。
•
このプロファイルには Long GOP と AirSpeed を選択する必要があります。これらのオプションが
選択されているとアクセラレート STP(再生サーバーに送信)が選択可能になり、またこの場合
AirSpeed MultiStream サーバーのバージョンが 1.7 以降であるため使用できます。
•
残りのメディア・オプションでは、ターゲット・ビデオ解像度とオーディオ解像度が具体的に示さ
れています。ミックスダウン・モードはステレオ用に設定され、特定された ISIS ワークスペースは
ミックスダウンしたメディアを維持します。
41
Long GOP メディア対応のため、再生デバイス
再生サーバーに送信を設定する
AirSpeed Multi Stream Studio の XDCAM-HD
次の AMS_studio という名前のプロファイルは、前のプロファイルに似ていますが、AirSpeed
Stream Studio 用に構成されているものです。
Multi
以下の事項にご注意ください。
•
Studio:Studio オプションが選択され、サーバー・リストが Studio リストと入れ替わっています。
A51-WG1-AMS[3] は、AirSpeed Multi Stream Studio グループのコンピューター名です。
•
再生デバイス:このプロファイルは XDCAM-HD
名の末尾には「-HD」が付いています。
•
このプロファイルには Long GOP と AirSpeed を選択する必要があります。これらのオプションが
選択されているとアクセラレート STP(再生サーバーに送信)が選択可能になり、またこの場合
AirSpeed MultiStream サーバーのバージョンが 1.7 以降であるため使用できます。
•
残りのメディア・オプションでは、ターゲット・ビデオ解像度とオーディオ解像度が具体的に示さ
れています。ミックスダウン・モードは Direct Out 用に設定され、特定された ISIS ワークスペー
スはミックスダウンしたメディアを維持します。
42
Long GOP メディア対応のため、再生デバイス
再生サーバーに送信を設定する
AirSpeed Multi Stream の SD
以下の AMS2 という名前のプロファイルは、DV
バー用設定です。
25 SD メディア対応の AirSpeed Multi Stream サー
以下の事項にご注意ください。
•
サーバー:A51-WG1-AMS2 はこの AirSpeed Multi Stream サーバーのコンピューター名です。
•
再生デバイス:このプロファイルは SD メディア対応のため、再生デバイス名はサーバー名と一致し、
接尾辞「-HD」は付いていません。
•
このプロファイルには、AirSpeed を選択する必要があります。
•
残りのメディア・オプションでは、ターゲット・ビデオ解像度とオーディオ解像度が具体的に示さ
れています。ミックスダウン・モードはステレオ用に設定され、特定された ISIS ワークスペースは
ミックスダウンしたメディアを維持します。
43
再生サーバーに送信を設定する
一般的な FTP プロファイル
以下の Omneon という名前のプロファイルは、Transfer Engine サーバーを通じて一般的な FTP 設定用
に構成されたサードパーティ製サーバーの設定を指定します。
以下の事項にご注意ください。
•
サーバー:A51-WG1-TM2 は Transfer
•
再生デバイス:a51-wg1-tm2:6534/OMN_SD は、Transfer
パーティ製サーバーです。
•
残りのメディア・オプションでは、ターゲット・ビデオ解像度とオーディオ解像度が具体的に示さ
れています。ミックスダウン・モードはステレオ用に設定され、特定された ISIS ワークスペースは
ミックスダウンしたメディアを維持します。
44
Engine サーバーのコンピューター名です。
Engine を通じて構成されたサード
再生サーバーに送信を設定する
再生サーバーに送信されたビデオ内の黒いギャップを検出する
ユーザーは、意図せずにビデオ・トラックにギャップを取り込んでしまうことがあります。これが、ビデ
オ・アウトプットでは黒いギャップとなります。これにより、シークエンスが再生サーバーに送信され
る際に問題が生じる場合があります。MediaCentral UX v2.1.2 以降では、シークエンスのビデオ内の
黒いギャップをチェックするオプションが含まれます。システムが黒いギャップを検出すると、そのオ
プションがどのように設定されているかによって以下のいずれかが生じます:
•
なし:メッセージが表示されず、シークエンスは再生デバイスに送信されます。
•
警告:警告メッセージが表示され、ユーザーは操作を続行するかキャンセルするかを選ぶことがで
きます。
•
エラー:エラー メッセージが表示され、処理がキャンセルされます。
警告またはエラーが表示された後、ユーザーはシークエンスを編集して黒いギャップを削除し、STP 操
作を再試行することができます。
n
この機能は詳細シークエンスにのみ適用されます。
このオプションを設定するには、管理者がアプリケーション・プロパティ・ファイルを編集する必要が
あります。SSL 証明書を使用している場合は、アプリケーション・プロパティ・ファイルがすでに存在
します。あるいは、vi を使用してファイルを作成し、以下の手順に示された行を追加します。
n
以 下 の デ ィ レ ク ト リ で デ フ ォ ル ト・フ ァ イ ル の 内 容 を 確 認 す る こ と が で き ま す:
/opt/avid/avid-interplay-central/config. ただし、ファイルを変更しないでください。MCS を更新する
際に上書きされます。/opt/avid/etc/avid/avid-interplay-central/config で確認または作成したファイル
を変更するには、以下の手順に従ってください。
デフォルト・ファイルをモデルとして使用する場合、作成するファイルには上書きする値だけが含まれ
ます。
警告メッセージを有効にするには:
1. MCS のマスター・ノードにルートとしてログインします。
2. アプリケーション・プロパティ(application.properties)ファイルを作成するか開いて編
集します:
vi /opt/avid/etc/avid/avid-interplay-central/config/
application.properties
3. 以下の行をファイルに追加します:
system.client.stp.video-gap-warning=WARNING
操作をキャンセルするエラー・メッセージを希望する場合は、
「WARNING」のかわりに「ERROR」
を入力します。メッセージを表示したくない場合は、
「WARNING」のかわりに「NONE」を入力
します。
45
Interplay | Production Administrator の設定を構成する
4. application.properties ファイルを閉じて保存します。
5. クラスターを設定する場合は、Linux scp コマンドを使用して、アプリケーション・プロパティ・
ファイルをマスター・ノードからスレーブ・ノードに確実にコピーします。
scp root@<destination_hostname>:/opt/avid/etc/avid/
avid-interplay-central/config/application.properties./
6. マスター・ノードで、(avid-interplay-central サービスをコントロールする)AvidIPC リソースを
再起動し、MediaCentral が新しい設定を見つけ出せるようにします。
crm resource restart AvidIPC
単一ノード設定の場合は、かわりにサービスを直接再起動します:
service avid-interplay-central restart
7. MCS サーバーにサインインしているユーザーは、自動的に MediaCentral UX からサインアウト
され、この機能を使用するには再度サインインする必要があります。
Interplay | Production Administrator の設定を構成する
Interplay Production Administrator アプリケーションには、MediaCentral UX に適用される設定が含ま
れています。初期構成については、
『MediaCentral Platform Services Installation and Configuration
』に記載されています。初期構成の後、この設定を変更したい場合があります。
Guide
MediaCentral UX に適用される設定は、次の画面の通りです。
n
•
アプリケーション・データベース設定:オーディオ設定など
•
Instinct/Assist ユーザー・オプション:マーカー(ロケーター)および制限設定
Media Composer v6.0、Avid Symphony v6.0、NewsCutter v10.0 では、ユーザー・インターフェー
スと文書の両方で「ロケーター」という用語が「マーカー」に変更されています。MediaCentral UX は
「マーカー」という用語を使用します。Interplay Production では現在「ロケーター」という用語を使用
しています。
Interplay | Administrator のアプリケーション・データベース設定を確認または変更するには:
1. Interplay | Administration アプリケーションを開始し、該当する Interplay Production ワークグ
ループのサーバーへログインします。
2. Interplay Administrator ウィンドウの Application Settings セクションで、[Application Database
Settings]アイコンをクリックします。
3.[編集設定](Editing Settings)タブをクリックします。
4. 左側のデータベース・ツリーで、設定を適用するフォルダーを選択します。(ほとんどの場合は、
トップレベル・データベースである AvidWG です)
5. 必要な設定を選択して、[適用](Apply)をクリックします。
以下の表には、MediaCentral
UX に適用できる設定が記載されています。
46
Interplay | Production Administrator の設定を構成する
セクション
形式
設定
ビデオ・フォーマット
(Video Format)
Audio Patching Natural Sound
説明
この設定は、Interplay Production シークエンスのデフォルトのビデ
オ・フォーマットを決定します。フォーマットを選択するか、[選択し
な い](Any)を 選 択 し ま す。[選 択 し な い](Any)を 選 択 す る と、
MediaCentral UX が、ユーザーがシークエンスに追加した最初のク
リップのフォーマットを使用してビデオ・フォーマットを決定します。
ユーザーがシークエンス・タイムラインのクリップを右クリックした
場合、Audio Patching セクションで選択したものが、オーディオのコ
ンテキスト・メニュー・オプションに表示されるチャンネル数(NAT
または SOT 用)を決定します。
この設定は、ナチュラル・サウンドのチャンネル数です。1 チャンネル
または 2 チャンネルから選択できます。
Audio - Track
labels
Sound on Tape
この設定はサウンド・オン・テープのチャンネル数です。1 チャンネル
または 2 チャンネルから選択できます。
Natural Sound label
この設定は、Audio ペインにあるナチュラル・サウンドのトラック・コ
ントロールのラベルとして使用される言葉と文字、およびスクリプト・
エディターのシークエンス・タイムラインにあるナチュラル・サウンド・
コラムのヘッダーを決定します。デフォルトでは、NAT が使用されます。
Sound on Tape label この設定は、Audio ペインにあるテープ上のサウンドのトラック・コン
トロールのラベルとして使用される言葉と文字、およびスクリプト・エ
ディターのシークエンス・タイムラインにあるテープ上のサウンド・コ
ラムのヘッダーを決定します。デフォルトでは、SOT が使用されます。
Voice Over label
この設定は、Audio ペインにあるボイスオーバーのトラック・コントロー
ルのラベルとして使用される言葉と文字、およびスクリプト・エディター
のシークエンス・タイムラインにあるボイスオーバーのサウンド・コラ
ムのヘッダーを決定します。デフォルトでは、VO が使用されます。
Audio - Source Natural Sound tracks これらの設定で、ソース・メディアからどの 2 つのトラックをナチュラ
audio patching 1 & 2
ル・サウンドに使用するかを決定します。
Sound on Tape tracks これらの設定で、ソース・メディアからどの 2 つのトラックをサウン
1&2
ド・オン・テープに使用するかを決定します。
Voice Over track
これらの設定で、ソース・メディアからどの 2 つのトラックをボイス
オーバーに使用するかを決定します。
Natural Sound tracks これらの設定で、どの 2 つのトラックを出力シークエンスのナチュラル・
Audio Storyline audio 1 & 2
サウンドに使用するかを決定します。ナチュラル・サウンドとサウンド・
patching
オン・テープのトラックは、それぞれ固有である必要があります。たと
えば、サウンド・オン・テープの最初のトラックがすでに A1 に設定さ
れている場合、ナチュラル・サウンドの最初のトラックを A1 に設定し
ないでください。
47
Interplay | Production Administrator の設定を構成する
セクション
設定
説明
Sound on Tape tracks これらの設定で、どの 2 つのトラックを出力シークエンスのテープ上の
1&2
サウンドに使用するかを決定します。ナチュラル・サウンドとサウン
ド・オン・テープのトラックは、それぞれ固有である必要があります。
たとえば、ナチュラル・サウンドの最初のトラックがすでに A1 に設定
されている場合、サウンド・オン・テープの最初のトラックを A1 に設
定しないでください。
Voice Over track
Audio - General Media Creation
settings
workspace
これらの設定で、どの 2 つのトラックを出力シークエンスのボイスオー
バーに使用するかを決定します。
MediaCentral UX がボイスオーバー・ファイルを作成する、ISIS での
場所の名前です。
Sample bit depth
MediaCentral UX では、これを 16 に設定します。
Ducking [-db]
重複するトラックのためにオーディオをダッキングする必要がある場合、
この設定(デシベル単位)がオーディオ・レベルのリダクションを決定
します。
Dynamic
Relink
Dynamic Relink
Enabled
この設定は、Interplay | Administrator アプリケーションのこの場所にあ
る MediaCentral UX 用に構成されていません。MediaCentral UX シス
テム設定レイアウトの Playback サービス・グループで構成されています。
Audio Effects
Dissolve Duration
[frames]
オーディオ・トラック間の短いディゾルブは、オーディオ編集のサウン
ドをスムーズにするために使用されます。オーディオ編集間でディゾル
ブを継続させたいフレーム数を、ここで設定します。
Center-Panned
Sound on Tape and
Voice Over
設定が有効の場合、VO トラックをセンターパンにマッピングします。
(両チャンネルで再生)この設定はモノ・モードおよびステレオ・ミッ
クスダウン・モードに適用されます。MediaCentral UX では、この設
定は VO トラックにのみ適用されます。設定が無効の場合、VO は奇数
トラック=左、偶数トラック=右にマッピングされます。
自動保護
デュレーション
この機能により、管理者が設定した期間にわたって、アセットが削除さ
れないように保護することができます。この設定は、MediaCentral |
UX から Interplay | Production へチェックインされた新規または修正
済みのシークエンスに対して適用されます。任意のフォルダに自動保護
をかけたくない場合、自動保護の期間の値をゼロに設定します。デフォ
ルトでは、自動保護の期間は 24 時間に設定されています。
[アセット]ペインの[予約]列では、保護の対象になっているアセッ
トに数字の「1」が表示されます。保護されていないアセットには数字
が表示されません。
MediaCentral
Playback
これらの設定は Media Composer Cloud で使用します。MediaCentral
UX では使用しません。
サービス
ホスト名
ユーザー名
パスワード
MCS 設定
Messaging URL
MediaCentral の Messaging ペインをホストするサーバーの URL を以下
の構文を使用して入力します:https://MediaCentral サーバー ホスト名。
48
Interplay | Production Administrator の設定を構成する
Interplay | Administrator でマーカーと制限の設定を確認、または変更するには:
1. Interplay | Administration アプリケーションを開始し、該当する Interplay Production ワークグ
ループのサーバーへログインします。
[Instinct/Assist User]
2. Interplay Administrator ウィンドウの Application Settings セクションで、
アイコンをクリックします。
3. 左側にあるユーザー・ツリーで、個人ユーザーまたはユーザーのグループを選択します。
選択したユーザーまたはユーザー・グループ・エリアの設定は、右側のペインで表示されます。
4. 必要な設定を選択して、[適用](Apply)をクリックします。
以下の表には、MediaCentral
UX に適用できる設定が記載されています。
セクション
設定
説明
権限の設定
ロケーターの作成 「はい」であれば、選択したユーザーまたはグループのマーカー作成を
を許可
許可します。「いいえ」であれば、Avid 編集アプリケーションのユー
ザーはアセット用のマーカーは作成できますが、アセットのみチェッ
ク・インすることができ、マーカー・メタデータにはチェック・インで
きません。(エラー・メッセージが表示されます)
ほとんどの場合、ユーザーにマーカーを作成させる場合は「ロケーターの
作成可」および「ロケーターの変更可」の両方に「はい」を選択します。
テキストの追加はマーカー修正の 1 つの要素であるため、両方の設定が
必要です。
管理者およびオーナーは、デフォルトでマーカーを作成することができ
ることになっています。その他のユーザーは、「ロケーターの作成可」
が「はい」になっていて、さらに、最低でもアセットを含む 1 つのフォ
ルダーで、読み取り / 書き込み、または読み取り / 書き込み / 削除ロール
を持っている必要があります。
権限の設定
ロケーターの修正 「はい」であれば、選択したユーザーまたはグループのマーカー変更ま
を許可
たは削除を許可します。
「いいえ」であれば、Avid 編集アプリケーショ
ンのユーザーはアセット用のマーカーは変更できますが、アセットのみ
チェック・インすることができ、マーカー・メタデータにはチェック・
インできません。(エラー・メッセージが表示されます)
管理者およびオーナーは、デフォルトでマーカーを修正することができ
ることになっています。その他のユーザーは、「ロケーターの修正可」
が「はい」になっていて、さらに、最低でもアセットを含む 1 つのフォ
ルダーで、読み取り / 書き込み、または読み取り / 書き込み / 削除ロール
を持っている必要があります。
49
Interplay | MAM を設定する
セクション
設定
説明
権限の設定
制限の作成を許可 「はい」であれば、選択したユーザーまたはグループが制限マーカーでク
リップのセクションをマークすることを許可します。ほとんどの場合、
ユーザーに制限を作成させる場合は、「制限の作成可」および「制限の
変更可」の両方に「はい」を選択します。テキストの追加は、制限の変
更と見なされます。
管理者およびオーナーは、デフォルトでこの権限を持っています。この
権限を持っているその他のユーザーは、さらに、最低でもアセットを含
む 1 つのフォルダーで、読み取り / 書き込み、または読み取り / 書き込み /
削除ロールを持っている必要があります。
権限の設定
制限の修正を許可 「はい」であれば、選択したユーザーまたはグループの制限の変更を許
可します。
管理者およびオーナーは、デフォルトでこの権限を持っています。この
権限を持っているその他のユーザーは、さらに、最低でもアセットを含
む 1 つのフォルダーで、読み取り / 書き込み、または読み取り / 書き込み /
削除ロールを持っている必要があります。
Interplay | MAM を設定する
MediaCentral UX を Interplay MAM とともに使用するには、管理者は Interplay MAM と MediaCentral
の構成アプリケーションにあるいくつかの構成設定を確認および調整する必要があります。
必須条件
MediaCentral に Interplay MAM を設定・使用する前に、以下を実行する必要があります。
•
MAM.Core.MediaCentralConnection パッケージを MAM システムにインストールします。この
パッケージには、Interplay MAM を MediaCentral(BPMController と SyncCentralIndex Service)
に接続するために必要なコンポーネンツや設定が含まれています。
•
MAM コネクターを MediaCentral Platform サーバーにインストールします。詳しくは、『Avid
MediaCentral Platform Services Installation and Configuration Guide』をご参照ください。
•
Interplay MAM プロキシを含むファイル・システムを MCS サーバーにマウントします。詳しくは、
『Avid MediaCentral Platform Services Installation and Configuration Guide』をご参照ください。
50
Interplay | MAM を設定する
必要手順
MAM.Core.MediaCentralConnection パッケージと MAM コネクターをインストールし、ファイル・
システムをマウントした後、以下を実行します。
1. MediaCentral システム・ユーザーが Interplay MAM User Management で有効かどうかを確認
します。「Interplay | MAM ユーザー・マネージャーの設定を構成する」(52 ページ)をご参照く
ださい。
「[システ
2. MediaCentral UX の[システム設定]ペインに Interplay MAM の構成設定を入力します。
ム設定]ペインの Interplay | MAM を設定する」(53 ページ)をご参照ください。
3. Central Index が Interplay MAM と使用できるよう適切に設定されているかを確認します。
「Interplay | MAM の Central Index を構成する」(57 ページ)をご参照ください。
4. Interplay MAM を有効化し、MediaCentral UX の[進行]ペインおよび[タスク]ペインでプロ
「進行ペインとタスク・ペインの更新を有効にする」
(58 ページ)をご参照
セス情報を更新します。
ください。
5. MediaCentral に Interplay MAM ユーザーを作成またはインポートします。「MediaCentral で
Interplay | MAM ユーザーを作成する」(58 ページ)をご参照ください。
6. (オプション)MediaCentral | UX で[アクション]サブメニュー・アイテムおよび[クイック送信]
機能を使用するには、『Interplay | MAM Process Reference』で説明する手順にしたがってそれ
らの設定を行います。
(オプション)マルチゾーン環境
複数の MCS サーバー(例えば、1 つの Interplay MAM システムと複数の Interplay Production システ
ムが各システム専用の MCS サーバーを持っているセットアップなど)と同じ Interplay MAM システム
を使用するには、MAM システムの接続先であるすべての MCS サーバーを含むマルチゾーン環境を作
成する必要があります。MAM システムで設定されている MCS システム(バス・アクセス用)は、こ
の環境の一部である必要があります。
これには以下の手順が必要です。
•
•
•
ゾーン・リンクを使用してすべての
MCS サーバーを接続します。システムを使用するための
MediaCentral User Management および Central Index を構成します。マルチゾーン・セット
ア ッ プ の 作 成 に つ い て 詳 し く は、『Avid MediaCentral Platform Services Installation and
Configuration Guide』
をご参照ください。マルチゾーン・セットアップには MediaCentral User Management も含まれ
ま す。マ ル チ ゾ ー ン Central Index の セ ッ ト ア ッ プ に つ い て 詳 し く は、『Avid Media | Index
Configuration Guide』をご参照ください。
MAM に接続する各 MCS サーバーに MAM コネクターをインストールします。個々の MAM シス
テムにも同じ手順を実行します。
•
•
Interplay MAM プロキシを含むファイル・システムを各 MCS サーバーにマウントします。個々の
MAM システムにも同じ手順を実行します。
MediaCentral でシステム設定を構成し、MAM に接続する。個々の MAM システムにも同じ手順
を実行します。
51
Interplay | MAM ユーザー・マネージャーの設定を構成する
Interplay | MAM ユーザー・マネージャーの設定を構成する
MediaCentral UX にサインインするユーザーが、自動的に Interplay
するには、以下を行います。
MAM にサインインできるように
1. MediaCentral システムのユーザーが Interplay MAM User Management で有効であるかを確認
します。(デフォルト ID:Service-Ics、デフォルト・パスワード:Avid123)有効ではない
場合は、本セクションに記載されている手続きに従って MediaCentral システムのユーザーを作成
します。詳しくは、『Interplay | MAM User Manager User’s Guide』をご参照ください。
2. MediaCentral システムのユーザー ID とパスワードを、[システム設定]レイアウトで、Interplay
MAM 設定の[認証情報]エリア(Credentials area)の認証情報として使用します。「[システム
設定]ペインの Interplay | MAM を設定する」(53 ページ)をご参照ください。
MediaCentral UX で Interplay MAM の認証情報を指定する前に、Interplay MAM で MediaCentral
のユーザー設定を構成します。
MediaCentral システムのユーザーを作成するには:
1. Interplay MAM のコントロール・センターに管理者としてサインインします。
2. MAM のコントロール・センター内から[Interplay MAM Administrator]を起動します。
(User Manager)を開きます。
3.[Interplay MAM Administrator]内から[ユーザー・マネージャー]
4.[ユーザー](Users)ビューを開きます。
(Users)ペインで[新規ユーザーを追加]
(Add New User)ボタンをクリックします。
5.[ユーザー]
[ユーザーを追加](Add User)ダイアログ・ボックスが開きます。
6. 以下の必須項目にデータを入力します。
a.
Id:ユーザー・アカウントの ID
ID は一意である必要があり、変更はできません。Avid は
Service-Ics の使用を推奨します。
b.
パスワード:ユーザー・アカウントのパスワード
c.
確認:ユーザー・アカウントのパスワードの確認
7.[OK]をクリックします。
新規ユーザー・アカウントはデータベースに追加され、ユーザー ID は[ユーザー](Users)ペイ
ンに表示されます。
8.[ユーザーの権限を編集](Edit User Rights)ボタンをクリックします。
[ユーザーの権限を編集](Edit User
Rights)ダイアログ・ボックスが開きます。
(Available Rights)ボックス内にある、
[UserManagement/LoginAsMandate]
9.[使用可能な権限]
権限をクリックします。
[UserManagement/LoginAsMandate]権限が[許可済み権限]
(Granted
動します。
52
Rights)ボックスに移
[システム設定]ペインの Interplay
| MAM を設定する
権限の割り当てが適用されます。割り当てられた権限は[ユーザーの権限](User
されます。
Rights)に表示
10.[OK]をクリックします。
11.[グループ・メンバーシップを変更](Change Group Membership)ボタンをクリックします。
[ユーザー・グループを編集](Edit
User Groups)ダイアログが開きます。
[使用可能なグループ]
(Available Groups)
12. MediaCentral グループにユーザーを割り当てるには、
ボックス内で MediaCentral グループをクリックします。
13.[OK]をクリックします。
グループの割り当てが適用されます。割り当てられたグループが[グループのメンバー]
(Member
of Groups)ペインに表示されます。
14.[ユーザー・マネージャー](User Manager)を終了します。
[システム設定]ペインの Interplay
| MAM を設定する
MediaCentral UX を Interplay MAM と一緒に使用する前に、MediaCentral の管理者は、Interplay
MAM の構成情報を指定する必要があります。
これらの MAM システムが MediaCentral インスタンスのバスに接続されている場合は、MediaCentral
サーバーに 2 つ以上の MAM システムを構成することができます。また、各 MAM システムについて、
[Interplay MAM System Administrator]内で固有のデフォルト・レルムを設定する必要があります。
Interplay MAMInterplay MAM 設定を構成するには:
1. 管理者として MediaCentral UX にサインインします。
2. レイアウト・リストから[システム設定](System Settings)を選択します。
[設定](Settings)ペインと[詳細](Details)ペインが開きます。
3.[設定](Settings)ペインで[Interplay | MAM]を選択します。
[詳細](Details)ペインの上部には、接続されている Interplay MAM システムと、[Interplay |
MAM Systems]セ ク シ ョ ン 内 で の そ れ ら の シ ス テ ム の ス テ ー タ ス が 表 示 さ れ ま す。[詳 細]
[Interplay | MAM Systems]セクションで選択されている Interplay
(Details)ペインの下部には、
MAM システムの詳細が表示されます。
53
[システム設定]ペインの Interplay
| MAM を設定する
4. 以下のいずれかの操作を行います。
t
新しい Interplay MAM システムを追加するには、
[Interplay
[プラス](+)ボタンをクリックします。
| MAM Systems]セクションで
新しいシステムである「New Interplay | MAM」が、
「有効」ステータスで[Interplay
Systems]セクションに追加されます。新しいシステムが選択されます。
t
既存の MAM システムの設定を編集するには、
[Interplay |
のシステムを選択します。
[詳細]
(Details)ペインの下部には、
[Interplay | MAM
Interplay MAM システムの詳細が表示されます。
54
| MAM
MAM Systems]セクションでそ
Systems]セクションで選択されている
[システム設定]ペインの Interplay
| MAM を設定する
5. Interplay MAM System 設定を構成する:
a. [システム名]フィールドでシステム名を変更します。
b.
接続するには、
[バージョン・スタック]
(Version Stack)をクリックし、MAM system のバー
ジョン番号を選択します。
c.
MAM システムを MediaCentral UX で有効にするには、[有効](Enabled)を選択します。
MAM システムにユーザーが一時的にアクセスできないようにするには、[有効](Enabled)
の選択を解除します。
6. レジストリ・サーバー設定を構成する:
a.
Configuration Service WS が稼働しているサーバーのホスト名、または IP アドレスを入力し
ます。[サーバー名](Server Name)のフィールドから離れると、URL に自動的にサーバー
名 <servername> が挿入されます。
b. (オプション)自動生成された URL http://<servername>:9910/ControlCenter/
ConfigurationService/Naming.asmx. のサーバー名を変更します。
サーバー名を変更する場合、URL フィールドから離れると、
[サーバー名]
(Server Name)の
フィールドが更新されます。[サーバー名](Server Name)または URL のフィールドから離
れると、[バージョン](Version)、[システム Id](System Id)、[バス領域](Bus Realm)、
[ステータス](Status)フィールドが自動入力されます。
7.[システム接続ステータス]をチェックします。[レジストリ サーバー]設定後、基本のシステム接
続ステータスのチェックが開始されます。このクエリにより、MediaCentral の接続に最も関連す
る設定が、Inrterplay MAM 構成プロファイルで正しく構成されているかどうか確認されます。
-
識別子:[システム
確認します。
ID]および[バス領域]の設定が存在し、同じ値を共有しているかどうか
-
バス設定:
[グローバル]または[バス]セクションで、バス・アクセス用の設定がすべて完了
しているかどうか確認します。
-
通知:
[進行]ペインおよび[タスク]ペインを更新する設定が存在し、すでに構成されている
かどうか確認します。
-
BPM アクセス:BPM コントローラーでバス・アクセスが可能かどうか確認します。
-
インデックスの構成:Central Index にデータをプロパゲートする設定が存在し、有効になって
いるかどうか確認します。
設定の問題が検出された場合、赤いエラーアイコンが表示され、影響がある設定に関する情報がメッ
セージとして表示されます。[Interplay MAM System Administrator]内でメッセージの指示に
したがって設定エラーを解決します。
55
[システム設定]ペインの Interplay
| MAM を設定する
8. MediaCentral UX を自動的に Interplay MAM サーバーに接続するために必要な認証情報を設定
します。
n
ユーザー名およびパスワードは、Interplay MAM User Manager で作成された MediaCentral システム
の認証情報と一致する必要があります。詳しくは、「Interplay | MAM ユーザー・マネージャーの設定
を構成する」(52 ページ)をご参照ください。
a.
ユーザー名を入力(デフォルト:Service-Ics)
b.
パスワードを入力(デフォルト:Avid123)
9. MediaCentral UX における MAM の検索動作を設定する:
c
デフォルト設定を変更すると、動作が遅くなったり、メモリー不足エラーになったりする場合があります。
Avid はデフォルト設定の変更は推奨していません。
a.
ワイルドカードの自動付加を設定すると、各検索用語には送信前にアスタリスクが付加されます。
これにより、Interplay Production および iNEWS と同様の検索動作が可能です。しかし、イル
ドカードの自動付加を設定すると、MAM アセットの検索動作が大幅に遅くなります。
b.
MAM の検索ヒット数をすべて返すには、[結果セットの制限](Limit Result Set)の設定を
解除します。しかし、“*” を検索する場合、Interplay Central はメモリ不足になる可能性があ
ります。結果セットの制限のデフォルト値は 1000 です。
10.[適用](Apply)をクリックします。
11.[レイアウト](Layout)リストから[リサーチ](Research)を選択します。
リサーチ・レイアウトのペインが開きます。新しい Interplay
ペインに表示されます。
MAM システムが[起動](Launch)
MediaCentral UX から Interplay MAM システムを削除するには:
1.[Interplay | MAM Systems]セクションで削除するシステムを選択します。
2.[Interplay | MAM Systems]セクションで[マイナス](-)ボタンをクリックします。
3. 開いた確認プロンプトの[OK]をクリックします。
システムが[Interplay |
n
MAM Systems]セクションから削除されます。
MediaCentral UX に現在サインインしている Interplay MAM ユーザーは、セッションが無効になるか、
サインアウトするまでは、
[起動]
(Launch)ペインで削除されたシステムを表示したり、それらのシス
テムにアクセスしたりすることができます。
4. MediaCentral UX からログアウトします。
56
Interplay | MAM の Central Index を構成する
Interplay | MAM の Central Index を構成する
MediaCentral UX で Interplay | MAM の Central Index を使用するには、Interplay MAM Administrator
で以下の設定を確認し、調整します。これらの設定は、MAM.Core.MediaCentralConnection パッケー
ジをインストールする際に構成されているため、正しい数値が表示されます。
Interplay | MAM の Central Index を構成するには:
1. Media | Index サービスがインストールされ、MediaCentral に正常に構成されていること、また、
システム・データ・インデックスが生成されていることを確認します。詳しくは、
『Avid Media | Index
』をご参照ください。
Configuration Guide
2. Interplay MAM のコントロール・センターに管理者としてサインインします。
3. MAM のコントロール・センター内から[Interplay MAM Administrator]を起動します。
(System Administrator)を開きます。
4.[Interplay MAM Administrator]内から[システム管理者]
(Configuration)タブで、プロファイル[グローバル]
(Global)>セクション[バス]
(Bus)
5. [構成]
を選択し、以下の設定を確認します。
-
ホストネーム(HostNames):ICS ホスト名を示す必要があります。
-
デフォルト領域(DefaultRealm):システム領域名を示す必要があります。
6.[システム情報](SystemInfo)セクションを選択し、主要な[システム Id](SystemId)が有効な
値を示しているかを確認します。この ID は一度設定されると変更できません。
7. 必要に応じて、プロファイル[DataManagerWS]>セクション[CentralIndex]を選択し、主要な
[MarkForSynchronization]を真値に設定します。
8. 必 要 に 応 じ て、プ ロ フ ァ イ ル[SyncCentralIndex]> セ ク シ ョ ン[設 定]を 選 択 し、主 要 な
[EnableDataPropagation]を真値に設定します。
9.[Interplay MAM Administrator]で、[Sync Service Administrator]を開きます。
10.[モニター](Monitor)タブで、オプションの[すべてのオブジェクトを同期](Synchronize all
objects)を選択し、[同期](Synchronize)ボタンをクリックします。
Interplay MAM のすべてのオブジェクトが Central Index と同期します。この処理には時間がかか
ります。これは、同期を有効にした後で一度だけ必要なステップです。同期が有効になっている場合、
『Interplay | MAM Sync
変更はすべて自動的に Central Index にプロパゲートされます。詳しくは、
Service Administrator User’s Guide』をご参照ください。
57
進行ペインとタスク・ペインの更新を有効にする
進行ペインとタスク・ペインの更新を有効にする
Interplay MAM に MediaCentral UX の[進行]ペインおよび[タスク]ペイン上のプロセス情報を更
新させるには、
[Interplay MAM Administrator]で次の設定を確認し、調整します。これらの設定は、
MAM.Core.MediaCentralConnection パッケージをインストールする際に構成されているため、正しい
数値が表示されます。
進行ペインおよびタスク・ペインでプロセス情報の更新を有効にするには:
1. Interplay MAM のコントロール・センターに管理者としてサインインします。
2. MAM のコントロール・センター内から[Interplay MAM Administrator]を起動します。
(System Administrator)を開きます。
3.[Interplay MAM Administrator]内から[システム管理者]
4. 必要に応じて、[構成]タブで[DataManagerWS]プロファイルから[通知]セクションの順に
選択し、次のキーの値を真に設定します。
-
EnableProcessEvents
-
EnableUserTaskEvents
MediaCentral で Interplay | MAM ユーザーを作成する
MediaCentral UX と連携するには、Interplay MAM のすべてのユーザーが MediaCentral でも有効で
ある必要があります。ユーザーが MediaCentral と Interplay MAM に 2 度サインインするのを回避す
るために、両システムの User Management を同じ[アクティブ・ディレクトリ](Active Directory)
に接続します。これにより、Interplay MAM ユーザーを MediaCentral にインポートすることも可能
(Active Directory)に対するランタ
になります。MediaCentral 側では[アクティブ・ディレクトリ]
イム認証はありません。
MediaCentral で一度作成されると、Interplay MAM ユーザーは、Interplay MAM の認証情報を使っ
て MediaCentral UX にログインすることができます。MediaCentral User Management は、システ
ム・ユーザー「Service-Ics」を使用して、Interplay MAM User Management のユーザーを強制ログ
インさせます。
MediaCentral で MediaCentral ユーザーを作成するには:
1.「ユーザーをインポートする」(69 ページ)に記載されているとおり、Interplay MAM ユーザーを
インポートします。
2.(オプション)「新規ユーザーを作成する、またはユーザー詳細を編集する」(78 ページ)に記載さ
れているとおり、新規ユーザーを作成します。
3.「ロールを割り当てる」(94 ページ)に記載されているとおり、ユーザーにロールを割り当てます。
58
2 ユーザー管理
以下の項目では、MediaCentral ユーザーとグループの管理について説明します。
• [ユーザー]レイアウトを開く
• [ユーザー]レイアウト
•
ユーザーとグループについて理解する
•
使用可能なレイアウト:管理者とユーザー
•
MediaCentral ゾーンを使用する
•
ユーザーとグループを管理する
•
ロールを作成、削除、割り当てる
• [詳細]ペインに情報を表示する
•
アクティブ・セッションの表示と編集
[ユーザー]レイアウトを開く
[ユーザー]レイアウトは、MediaCentral UX の管理者がユーザーとグループのインポート、作成、管理
に使用するレイアウトです。
[ユーザー]レイアウトを開くには:
(Users)
1. MediaCentral UX に管理者としてサインインし、レイアウト・セレクターから[ユーザー]
を選択します。
レイアウト・セレクターに現在のレイアウトの名前が表示されます。リストに、サインインしたユー
ザーのロールと、そのロールがアクセスできるレイアウトが表示されます。以下の図では、サイン
インしたユーザーのロールは管理者で、7 つのレイアウトが選択可能になっています。
[ユーザー]レイアウト
[ユーザー]レイアウト
[ユーザー]レイアウトは、以下の 7 つのペインで構成されています。
[アクティブ・セッション]
、
[詳細]
、
[ロール]、
[ユーザー・ツリー]以下の図は、デフォ
[ヘルプ]、
[レイアウト]、
[MediaCentral ゾーン]、
ルトのレイアウトで、いくつかのペインが表示されています。図では、
[ジャーナリスト]グループが選
択されており、[詳細]ペインにグループについての情報が表示されています。
T
U
Z
W
H
1
表示とコントロール
説明
メニュー・バー
他の MediaCentral UX レイアウトのメニュー・バーと同じ項目が含まれています。ペイン・
メニューのコンテンツは、[ユーザー]レイアウト固有のものです。
2 [ユーザー・ツリー]ペイン ユーザー・データベースの内容を表示します。詳しくは、「[ユーザー ツリー]ペイン」(61
ページ)をご参照ください。
[Media
ペイン
Central ゾ ー ン] 登録された MediaCentral ゾーンが一覧で表示されます。MediaCentral サーバーを MediaCentral
ゾーンとして構成すると、サーバーは中央の User Management サービス(UMS)を共有で
きるようになります。またユーザーは、複数のゾーンにわたってアセットを検索し、ローカ
ル・ゾ ー ン に 送 信 さ れ た リ モ ー ト・ア セ ッ ト を 利 用 す る こ と が で き ま す。詳 し く は、
「MediaCentral ゾーンを使用する」(66 ページ)をご参照ください。
3 [ロール]ペイン
[レイアウト]ペイン
[ロール]ペインには、デフォルトのロールと任意で作成されたロールが一覧で表示されます。
詳しくは、「ロールを作成、削除、割り当てる」(89 ページ)をご参照ください。
[レイアウト]ペインには、デフォルトのレイアウトが一覧で表示され、ユーザーまたはグルー
プにアクセスを割り当てることができます。詳しくは、「ロールを作成・削除する」(93 ペー
ジ)および「ロールにレイアウトを割り当てる」(97 ページ)をご参照ください。
60
[ユーザー]レイアウト
表示とコントロール
説明
4
レイアウト・セレクター
レイアウト・セレクターには、他の MediaCentral UX レイアウトと同じオプションが含まれ
ていますが、
[システム設定]と[ユーザー]レイアウトにアクセスできるのは管理者だけです。
詳しくは、「使用可能なレイアウト:管理者とユーザー」(65 ページ)をご参照ください。
5
詳細ペイン
[詳細]ペインには、ユーザー・ツリー内でダブルクリックしたグループまたはユーザーにつ
いての情報が表示されます。トップレベルのグループ([ユーザー])をダブルクリックすると、
選択した認証プロバイダーの情報をペインで指定できます。[詳細]ペインは、選択したロー
ルまたはゾーンについての情報も表示します。
[アクティブ・セッション][アクティブ・セッション]ペインは、現在 MediaCentral UX Web アプリケーションにサイ
ンインしているユーザーのリストを表示します。詳しくは、「アクティブ・セッションの表示
ペイン
と編集」(99 ページ)をご参照ください。
ペインのサイズと位置は、他の MediaCentral UX レイアウトと同じ操作で調整できます。詳しくは、
『Avid MediaCentral | UX ヘルプ』をご参照く
『Avid MediaCentral | UX ユーザー・ガイド』または、
ださい。
[ユーザー ツリー]ペイン
[ユーザー ツリー]ペインには、ユーザー・データベースの内容がグループとユーザーの階層として表
示されます。階層内の各エントリはアイコンで示され、以下のように表示されます。
\
T
Z
H
U
W
表示とコントロール
説明
1
ユーザー・ツリー・ツール ユーザー・ツリー・ツールバーには次のボタンが含まれます。
[更新]、
[すべて展開]、
[すべて
バー
折りたたむ]、
[ユーザーを追加]、
[グループを追加]、
[削除]ペイン・メニューには同じコマ
ンドが含まれています。
2
フィルター・フィールド
3
フィルター・フィールドでは、ユーザーおよびグループのリストにフィルターを適用するため
のテキストを入力できます。入力されたテキストにより、リストにフィルターが適用されます。
このフィールドは、ユーザー・ツリーの他に以下のペインでも利用可能です。
[ロール」
、
[レイア
ウト]
、
[アクティブ・セッション]フィールドを有効にしてテキストを入力するには、Ctrl-F
を押します。フィルター・フィールドからペイン・エントリーに移動したり、フィルター・
フィールドに戻るには、上下の矢印キーを使用します。
トップレベルのグループ ユーザーおよびグループのトップレベルのグループとして機能するフォルダー
(ユーザー)
61
ユーザーとグループについて理解する
表示とコントロール
説明
4
ユーザー
MediaCentral アカウントのサインイン名 図に示すのは、デフォルトの「管理者」ユーザーです。
詳しくは、「ユーザーとグループについて理解する」(62 ページ)および「ユーザーとグルー
プを管理する」(69 ページ)をご参照ください。
5
グループ
ユーザーのグループを代表する名前 詳しくは、
「ユーザーとグループを管理する」
(69 ページ)
をご参照ください。
6
ペイン・メニュー・ボタン オプションのリストを表示します。以下のリスト参照ください。
有効なペイン・メニューの項目は、以下の一覧のとおり、ユーザー・ツリーで選択されているエントリ
により異なります。
ユーザー・ツリー内で選択されているエントリ:
トップレベルのグループ
グループ
ユーザー
更新
更新
更新
ユーザーを作成
ユーザーを作成
ユーザーを作成
グループを作成
グループを作成
グループを作成
グループから削除(子グループのみ)
グループから削除
すべて展開
すべて展開
すべて折りたたむ
すべて折りたたむ
削除(
[管理者]
、
[インポート]
、
[アサインされていない]を除く)削除
ユーザーをインポート
ユーザーをインポート
ユーザーをインポート
ヘルプ
ヘルプ
ヘルプ
ユーザーとグループについて理解する
ユーザーとグループは、MediaCentral UX での管理における基本構成要素です。以下では、理解してお
くべきユーザーとグループに関する概念を説明しています。
•
MediaCentral User Management は、以下の機能を備えているサービスです。
-
ユーザーとグループの作成
-
ユーザーとグループの管理
-
iNEWS と Interplay Production のユーザーの認証
-
ユーザーがアクセスできる MediaCentral
UX ライセンスの管理
MediaCentral User Management は、MediaCentral サービス・サーバーで実行される MediaCentral
サービスのひとつです。
62
ユーザーとグループについて理解する
•
ユーザーとは、実在のユーザーを示す構成要素です。ユーザーは、MediaCentral
サービスにより認証されます。
•
グループとは、ユーザーの一群を示す構成要素です。たとえば、「管理者」という名前のグループ
は、管理者権限を持つユーザーのまとまりを指します。管理者(Administrators)グループ、管理
者(Administrator)ユーザー、自動インポート(Auto Import)グループは、デフォルトで作成さ
れます。詳しくは、
「新規グループを作成する、またはグループ詳細を編集する」
(82 ページ)をご
参照ください。
•
ユーザーは、あるグループのメンバーになっています。ユーザーが属するグループを、親グループ
と呼びます。新規ユーザーは、トップレベルのグループ([ユーザー])のメンバーとして作成され、
「新規ユーザーを作成する、また
1 つまたは複数のグループに割り当てることができます。詳しくは、
はユーザー詳細を編集する」(78 ページ)をご参照ください。
•
グループは、別のグループのメンバーになっています。グループが属するグループを、親グループ
と呼びます。
•
ユーザーは 1 つまたは複数のグループのメンバーとなることができ、グループは 1 つまたは複数の
グループのメンバーとなることができます。ユーザーとグループは、直近の親グループのメンバー
として認識されます。
以下の図は、許可されている関係を示します。
B
A
w
C
q
X
1 ユーザー X は、グループ A とグループ B のメンバーです。
2 グループ C は、グループ A とグループ B のメンバーです。
63
User Management
ユーザーとグループについて理解する
ユーザーまたはグループは、1 つのサブツリー内の 2 つ以上のグループのメンバーとなることができ
ます。以下の図のように、ユーザー X はグループ B とグループ C の両方のメンバーとなることがで
きます。
B
A
C
q
X
1 ユーザー X は、グループ C とグループ B の両方のメンバーとなることができます。
関係は階層的です。以下の図に示すような循環的関係は許可されせん。
w
A
B
e
q
C
1 グループ C は、グループ A のメンバーです。
2 グループ A は、グループ B のメンバーです。
3 グループ B は、グループ C のメンバーになることはできません。
•
ユーザーまたはグループがすべての親グループから削除されると、そのユーザーまたはグループは
[アサインされてない]グループから削除されます。詳しくは、
「[アサインされていない]グループ
について理解する」(86 ページ)をご参照ください。
•
ユーザーとグループにはプロパティがあります。プロパティとは、ユーザーまたはグループについ
て説明する、定義フィールドです。プロパティは、値のみ変更できます。プロパティには、グルー
プ名、ユーザーの姓と名、説明などがあります。
64
使用可能なレイアウト:管理者とユーザー
使用可能なレイアウト:管理者とユーザー
MediaCentral UX で選択可能なレイアウトは、ユーザーが属するグループにより異なります。
•
管理者グループ:管理者グループに属するユーザーは、システム設定と[ユーザー]レイアウトに
アクセスでき、レイアウトで選択可能な管理者動作を実行できます。管理者は、他のレイアウトに
もアクセスできます。
•
その他のグループ:管理者グループ以外のグループに属するユーザーは、[カット]、[ログ]、
[Media | Distribute]、[リサーチ]、[ランダウン]、[ストーリー]のレイアウトにのみアクセスで
きます。
以下の表は、選択可能なレイアウトをリストしたものです。いくつかのレイアウトはプラグインがイン
ストールされている場合に限り使用できます。
レイアウト
使用可能なユーザー
カット
構成に応じてすべてのユーザー。
ログ
構成に応じてすべてのユーザー。
リサーチ
構成に応じてすべてのユーザー。MAM コネクターをインストールする必要があります。
ランダウン
構成に応じてすべてのユーザー。
ストーリー
構成に応じてすべてのユーザー。
Media | Distribute
構成に応じてすべてのユーザー。Media
システム設定
管理者のみ。
ユーザー
管理者のみ。
Distribute をインストールする必要があります。
管理者は、役割にレイアウトとライセンス・タイプを割り当てます。詳しくは、「ロールを作成、削除、
割り当てる」(89 ページ)および「ロールにレイアウトを割り当てる」(97 ページ)をご参照ください。
65
MediaCentral ゾーンを使用する
MediaCentral ゾーンを使用する
MediaCentral ゾーンは以下で構成されています。
•
•
MediaCentral サーバー 1 つまたは MediaCentral クラスター・サーバー 1 つ
Interplay | Production エンジン 1 台、iNEWS データベース 1 つ、Interplay MAM システム 1 つ
以上、またはすべて
•
1 つ以上の ISIS ストレージ・システム
デフォルトでは、MediaCentral システムはシングル・ゾーンとして設定されています。大規模な施
設では、2 つまたはそれ以上のシングルゾーン・システムをマルチゾーン環境に統合できます。詳しくは、
以下の項目をご参照ください。
• 「マルチゾーン環境を管理する」(66 ページ)
• 「MediaCentral ゾーンを設定する」(68 ページ)
マルチゾーン環境を設定する
管理者は、
[システム設定]レイアウトの[ゾーン]設定でマルチゾーン環境を設定します。マルチゾー
ン環境の設定について詳しくは、『Avid Media | Index Configuration Guide』をご参照ください。
マルチゾーン環境を管理する
大規模な組織では、単一の施設または複数の施設に地理的に分散した場所に、複数の MediaCentral ゾー
ンが設置されている場合があります。MediaCentral v2.0 以前は、各ゾーンは個別のワークグループと
して機能していました。ユーザーはシングル・ゾーンの認証情報のみを保有し、他のゾーンのアセット
を検索するために別のゾーンにサインインする方法はありませんでした。
MediaCentral v2.0 以降は、以下のワークフローで、管理者が 2 つ以上の MediaCentral ゾーンを一緒
に使用できるようになりました。
•
マルチゾーン・ユーザー管理
•
マルチゾーン中央インデックス検索
•
マルチゾーン・メディア・アセット配信
マルチゾーンは、MediaCentral Platform バスを通してつながって(または、統合されて)います。マル
チゾーンの構成について詳しくは、Avid Media | Index Configuration Guide をご参照ください。
66
MediaCentral ゾーンを使用する
マルチゾーン・ユーザー管理
マルチゾーン・ユーザー管理とは、シングル・ユーザーの認証データベースが、複数の MediaCentral
ゾーンにわたる複数のユーザーを管理するために使用されるワークフローです。1 つのゾーンにサインイ
ンしている管理者が、他のすべてのゾーンのユーザーとロールを管理できます。マルチゾーン環境のユー
ザーらは中央管理されていますが、ユーザーのロールはゾーンによって異なります。マルチゾーン・ユー
ザー管理があれば、複雑なマルチゾーン環境に直面した時、管理者の役割が軽減されます。
ユーザーは、ゾーンにサインインする前に、少なくとも 1 つのゾーンで 1 つのロールを持つ必要があり
ます。詳しくは、「ロールを作成・削除する」(93 ページ)をご参照ください。
User Management サービスは、マスター・ゾーンとスレーブ・ゾーンで構成されています。マスター・
ゾーンが何らかの理由で利用できなくなった場合、ユーザーはスレーブ・ゾーンを使用してサインインし、
作業を続けることができます。ただしこの状況では、スレーブ・ゾーンのデータベースは自動的に読み
取り専用モードに切り替わることにご注意ください。従って、データベースで作業することはできません
(例えば新規ユーザーの追加やロールの変更など。マスター・ゾーンが再び利用可能になると、データ
ベースは自動的に読み取り / 書き込みモードに切り替わります。
マルチゾーン検索
1 つのゾーンにサインインしたユーザーは、マルチゾーン環境全体のアセットを検索できます。ユーザー
は自分のローカル・ゾーンでシーケンスの作業や作成をしますが、リモート・ゾーンのメディア・アセッ
トを検索し、それらを取得してローカルの作業に含めることができます。2 種類の検索が利用できます。
•
統合検索:マルチゾーン環境で各ゾーンを検索します。
•
インデックス作成済み検索:中央のインデックスを検索し、元のデータ・ソースからデータを受信
して、インデックス付けを行うサービスにそのデータを送ります。
マルチゾーン検索により、スタッフは、ネットワーク全体のメディア・アセットにすばやく幅広くアク
セスできます。詳しくは、
『Avid MediaCentral | UX ユーザー・ガイド』の「アセットを検索する」を
ご参照ください。をご参照ください。
マルチゾーン・メディア・アセット配信
マルチゾーン・メディア・アセット配信で、リモートのメディア・アセットをローカル・ゾーンへ転送
できるようになります。ゾーン全体の Interplay Production データベースを検索し、リモート・アセッ
トを表示してローカルの Interplay Production ワークグループに送信できます。
マルチゾーン・メディア・アセット配信なら、ネットワーク上のすべてのメディア・アセットを、ローカ
ル・プロジェクトで使用できるアセットと同じように扱えます。詳しくは、『Avid MediaCentral | UX
ユーザー・ガイド』の「アセットとメディアを配信する」をご参照ください。をご参照ください。
n
これらの各ワークフローは、個別に設定して使用できます(マルチゾーン中央インデックス検索とマル
チゾーン・メディア・アセット配信は別々にライセンスを取得して有効にします)。
67
MediaCentral ゾーンを使用する
MediaCentral ゾーンを設定する
管理者は、
[システム設定]レイアウトの[ゾーン]設定でマルチゾーン環境を設定します。マルチゾー
ン環境について詳しくは、『Avid MediaCentral Platform Services Installation and Configuration
Guide』をご参照ください。
サーバーで設定した後、MediaCentral ゾーンが[MediaCentral Zone]ペインに一覧表示されます。
マルチゾーン環境を作成するゾーンです。各ゾーンの情報は[詳細]ペインに表示されます。
サーバーでゾーンが設定されていない場合、[MediaCentral
されます。これ以上設定は必要ありません。
Zone]タブにデフォルトのゾーンが表示
複数のゾーンが設定された場合、[MediaCentral Zone]ペインに表示されます。
[詳細]タブに以下のフィールドが表示されます。
•
ID:選択したゾーンの UUID です。ゾーンが MediaCentral サーバーに作成されたときに割り当て
られます。このフィールドは編集できません。この ID は、ログのデータを理解するなど、トラブル
シューティングに役立ちます。
•
名前:
[システム設定]のレイアウトで[ゾーン]設定した時のゾーン名です。ゾーン名は UMS に
保存されており、簡単にゾーン名を特定できます。管理者はゾーン名を編集でき、変更された名前
は[ユーザー]レイアウトで使用されます。名前の変更は[ゾーン]設定でも行うことができます。
MediaCentral ゾーンの名前を編集するには:
t
[名前]
(Name)のフィールドをクリックし、名前を編集して[適用]
(Apply)をクリックします。
68
ユーザーとグループを管理する
ユーザーとグループを管理する
MediaCentral UX は、独自のユーザー・データベースを必要とします。Windows ドメインからユー
ザーをインポートしたり、個別にユーザーを作成したり、またその両方ができます。
MediaCentral UX のユーザー・データベースは、Interplay Production のユーザー・データベース、
Interplay MAM ユーザー・ベース、Avid iNEWS のユーザー・データベースとは別のものです。しかし、
MediaCentral UX のデータベースは、MediaCentral User Management サービスを経由し、Interplay
Production、Interplay MAM、iNEWS のユーザー・データベースに対して、MediaCentral UX ユー
ザーを認証するパスワード・マネージャーとして機能します。
最初に MediaCentral UX にサインインした場合、ユーザーは、iNEWS データベースまたは Interplay
Production データベースあるいはその両方にアクセスするために、表示された認証を承認または変更す
る必要があります。Interplay MAM ユーザーは、Interplay MAM システムに設定された情報と一致する
「MediaCentral UX
MediaCentral UX の認証情報を使用してサインインする必要があります。詳しくは、
へサインインする」(12 ページ)をご参照ください。
以下の項目では、ユーザーとグループの管理のタスクについて説明します。
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
「ユーザーのグループをインポートする」(70 ページ)
「新規ユーザーを作成する、またはユーザー詳細を編集する」(78 ページ)
「安全なパスワード要件をオフにするには:」(81 ページ)
「新規グループを作成する、またはグループ詳細を編集する」(82 ページ)
「ユーザーをグループに追加する」(84 ページ)
「ユーザーをグループから削除する」(84 ページ)
「グループをグループから削除する」(85 ページ)
「[アサインされていない]グループについて理解する」(86 ページ)
「ユーザーとグループを削除する」(87 ページ)
「パスワードを変更する」(88 ページ)
ユーザーをインポートする
Windows ドメイン認証がオンの場合、Windows ドメインからグループや個々のユーザーをインポート
できます。この認証は、LDAP プロトコルを使用しています。Windows ドメインからインポートされ
たユーザーは、Windows ドメインのユーザー名とパスワードを使用して MediaCentral UX にサインイ
ンすることができます。最初にユーザーをインポートした後は、追加されたユーザーは自動的にインポー
トされます。詳しくは、以下の項目をご参照ください。
• 「ユーザーのグループをインポートする」(70 ページ)
• 「個々のユーザーをインポートする」(77 ページ)
n
MediaCentral_UX ユーザーは、将来ワークフローで使用するシステム上でもアカウントを所有する必
要があります:Interplay Production、Interplay MAM、または iNEWS。アカウンと MediaCentral UX
の連動について詳しくは、「MediaCentral UX へサインインする」(12 ページ)をご参照ください。
69
ユーザーとグループを管理する
ユーザーのグループをインポートする
ユーザーのグループのインポートは、2 段階の処理で行います。
c
•
認証プロバイダーに関する情報を提供する。
•
実際のインポートを実行する。
インポート中は認証要求を処理できません。現在サインインしているユーザーは作業を完了できないこ
とがあります。他のユーザーはサインインできません。アクティブなユーザーに、システムが使用不可
になることを通知しなければなりません。
Windows ドメインに追加された新規ユーザーは、MediaCentral UX のユーザー・データベースに続けて
「個々のユーザーをインポートする」
(77 ページ)
インポートされません。新規ユーザーを追加するには、
に記載されているとおり、別のインポートを実行するか、個々のユーザーがサインインする必要があり
ます。
Windows ドメインから削除されたユーザーは、MediaCentral UX のユーザー・データベースから自動
的には削除されず、また別のインポートを実行しても削除されません。Windows ドメインから削除され
たユーザーは認証を受けることができないため、サインインすることはできません。このユーザーのア
カウントを削除したい場合、アカウントを手動で削除する必要があります。
組織には、いくつかのドメインを含む Active Directory が含まれている場合があります。MediaCentral
UX は、複数のサブドメインからのユーザー認証を許可します。この場合、特定のドメインの Base DN
の代わりに、このドメインの共通ルートを設定します。すると、MediaCentral User Management が
ディレクトリ全体を認証し、インポートされたすべてのドメインのユーザーがログインできるようにな
ります。
管理者は、ユーザー認証に使用する Windows ドメイン・サーバーを 2 つ以上設定できます。この機能は、
ミラーの LDAP サーバーを使用している施設で役立ちます。この機能により、一方のサーバーがオフラ
インになっても、バックアップが可能になります。
[ユーザー]レイアウトの[認証プロバイダー]セク
ションで、複数のサーバー・コンピューター名を[ホスト名]テキストボックスに入力します。各コン
ピューター名の区切りには、スペースではなくカンマを使用します。
n
ユーザーが MCS にインポートされると、ユーザー・データがローカル・ユーザー・データベースにイン
ポートされます。このデータベースのフィールドに入力できる文字数は、最大で 255 文字です。LDAP
により、
「Distinguished Name」
(DN)などのフィールドに 255 文字を超える文字列を入力することが
可能になります。一部のユーザーが MCS にインポートされていないことが分かった場合、ドメイン・
ユーザーに関連する各フィールドがすべて 255 文字未満になっていることを確認します。
認証プロバイダーに関する情報を提供するには:
(Users)
1. MediaCentral UX に管理者としてサインインし、レイアウト・セレクターから[ユーザー]
を選択します。
2. ユーザー・ツリーで、トップレベルのグループ[ユーザー](Users)をダブルクリックします。
(Details)ペインの[認証プロバイダー]
(Authentication Providers)セクションで、
[Windows
3. [詳細]
ドメイン認証](Windows Domain Authentication)オプションを選択します。
70
ユーザーとグループを管理する
n
「脆弱なパスワードを許可」のオプションは、Active Directory からインポートされたユーザーには適用
されません。MediaCentral UX は、Active Directory で使われるのと同じサインイン認証情報をイン
ポートして使用します。
71
ユーザーとグループを管理する
4.[サーバー](Server)セクションで、以下の情報を入力します。
- (オプション)Active Directory が SSL(セキュア・ソケット・レイヤー)を使用する場合、
[SSL 接続を使用する](Use SSL Connection)を選択します。
- [ホスト名](Hostname)にデータベースが保存されている Windows ドメイン・サーバーの
ホスト名を入力します。
ユーザー認証に 2 つ以上の Windows ドメイン・サーバーを使用している場合は、各コンピュー
ター名をスペースではなくカンマで区切って入力します。
(Port)にドメイン・サーバーのポートを入力します。デフォルトのポートは 389 です。
- [ポート]
接続の場合、デフォルトのポートは
SSL
636 です。
- [Base DN]に、ユーザー・ツリーのインポートが保存される Base DN(ルート・ロケーション)
を入力します。インポート処理を開始すると、ユーザー・ツリーが表示され、インポートした
いサブグループを選択できます。
Base DN の入力方法は、Active Directory の構成と認証元のドメインにより異なります。複数の
サブドメインから認証したい場合、特定のドメインの Base DN ではなく、サブドメインの共通
ルートを設定します。
たとえば、複数のドメインを持つ Active Directory の共通ルートを「company.com」と名付け、
ドメイン要素を DC=company と DC=com に分割することができます。これらのエントリを、
空白なしのコンマ区切りで入力します。
DC=company,DC=com
特定のサブドメインには、次のように入力します。
DC=company,DC=division,DC=com
5.[サインイン認証情報](Sign-In Credentials)セクションで、以下のいずれかを行います。
(Use Anonymous Access)を選択します。このオプションを選択す
- [匿名アクセスを使用する]
(Password)フィール
ると、このセクションの[ユーザー名]
(User Name)と[パスワード]
ドが非アクティブになり、必要でなくなります。
-
ドメイン・サーバーへのアクセスのあるドメイン・ユーザーのユーザー名とパスワードを入力
します。
ユーザー名の入力方法は、Active Directory の設定により異なります。たとえば、
「ユーザー」
グループの「管理者」ユーザーを指定するには、空白なしのコンマ区切りで次のとおり入力し
ます。
CN=administrator,CN=Users
Active Directory は、ユーザー名のみを使用するよう設定することもできます。このような場合、
ドメインおよびユーザー名を以下のように入力します。
DOMAIN-NAME\administrator
パスワードはアスタリスクで示されます。
ユーザー名とパスワードが正しいかをテストするには、
[テスト接続]
(Test
クします。
72
Connection)をクリッ
ユーザーとグループを管理する
6.(オプション)施設で新しいアクティブ・ディレクトリ・プリンシパル名ではなく SAM アカウント
名を使用する場合は、
[プリンシパル名の代わりに SAM アカウント名を用いてユーザーをインポート]
を選択します。この構成は、古い Windows Domain スタイルのログインを使用して Interplay
Production にログインするのに慣れているユーザー用です。
後でプリンシパル名を変更する場合、ユーザーを再インポートする必要があり、現在の設定は失わ
れます。
7. Windows ドメイン・コントローラーの名前を表示しない場合は、[ユーザー・ツリーでドメイン・
コントローラーを隠す](Hide domain controllers in the user tree)を選択します。
このオプションを選択すると、ドメイン・コントローラーが隠され、一体化します。その時、ユーザー
のフォルダーを削除しようとすると、正しいドメイン・コントローラーが識別されず、エラー・メッ
セージが表示されます。フォルダーを削除するには、このオプションを解除する必要があります。
8. Windows ドメインから新規ユーザーを自動的にインポートする場合は、[自動インポートを使う]
(Use Auto Import)を選択します。詳しくは、「個々のユーザーをインポートする」(77 ページ)
をご参照ください。
9.[適用](Apply)をクリックします。
[適用]をクリックすると設定が保存されますが、ユーザーはインポートされません。
73
ユーザーとグループを管理する
Windows ドメインからユーザーをインポートするには:
[ユーザーをインポート]
(Import Users)
1. [ユーザー ツリー]ペインのメニュー・ボタンをクリックし、
を選択します。
[ユーザーをインポート]ダイアログ・ボックスが開きます。
認証プロバイダーが指定されていない場合、次のメッセージが表示されます。
「認証プロバイダーが
設定されていません。」(You have no authentication providers configured.)[ユーザー認証プロ
(Details)ペ
バイダーへ移動]
(Go to Authentication Providers)ボタンをクリックして[詳細]
インを表示させ、前の手順を完了させます。
2. 同じユーザー名を持つ既存のユーザーに上書きするかどうかを選択します。
ほとんどの場合(特に再インポートの場合)
、
[同じ名前のユーザーを上書きしない]
(Do not overwrite
existing users that have the same names.)を選択します。このオプションは、既存のユーザー設定を
維持します。
3.[ユーザー ツリーを読み込み](Load User Tree)ボタンをクリックします。
ユーザー・ツリーの読み込み中、進捗バーが表示されます。読み込みが完了すると、ユーザー・ツ
リーのルートが表示されます。
74
ユーザーとグループを管理する
4. 必要に応じて、三角形をクリックしてグループを展開し、サブグループを表示させます。最大化ア
イコンを使用してペインを展開することもできます。インポートするグループを選択し、
[インポート]
(Import)をクリックします。
インポートの進捗を示すメッセージ・ボックスが表示されます。Active Directory サーバーへの接
続の失敗など、何らかの原因によりインポート処理に失敗した場合、メッセージ・ボックスに問題
が記述され、再試行することができます。
インポート手順が正常に終了すると、ユーザー・インポート結果ダイアログ・ボックスが開きます。
75
ユーザーとグループを管理する
4 つのタブがあります:
-
All:すべてのユーザーとグループ、およびそれらのステータスをリスト表示します。
-
Failed:インポートできなかったユーザーとグループ、およびそれらのステータスをリスト表
示します。
-
Skipped:「同じ名前のユーザーがすでに存在した場合は上書きしない」を選択していた場合、
ユーザー・データベースに同じ名前がすでに存在していたためにインポートされたなかった
ユーザーおよびグループをリスト表示します。
-
Successful:正常にインポートされたユーザーおよびグループをリスト表示します。
次の表では、正常なインポートを回避する可能性があるメッセージを記載しています。この問題を
解決するには、Active Directory 管理者に確認をとってください。
メッセージ
原因
必須属性の「userPrincipalName」が設定 ユーザ ーの 必 須属 性 の「userPrincipalName」が空 で す。こ れ は、
されていません。
Windows 2000 以前のユーザーの移行や、この属性を入力せずにユー
ザーを作成したことによって発生する場合があります。
アクセス権が不十分です。
インポートに提供されたユーザー・アカウントに、このユーザー情報
を読み取るのに十分なアクセス権限がありません。
76
ユーザーとグループを管理する
5.[OK]をクリックします。
選択したグループは、ユーザー・ツリーの、Users/Import/Microsoft/full_qualified_name という
名前のフォルダーにインポートされます。その後、インポートされたユーザーを別のグループに割
り当てることができます。
個々のユーザーをインポートする
Windows ドメイン認証によってユーザーのグループが正常にインポートされた後は、追加されたユー
ザーを MediaCentral UX のサインイン画面から自動的にインポートすることができ、グループ全体を
再びインポートする必要はありません。この処理が完了すると、ユーザーは「自動インポート・ユーザー」
(Auto-Import users)グループに追加されます。次の図に表示されているのは、TU11 というユーザー
名のグループです。
このグループにはどんなロールでも割り当てることができます。このグループに追加されたユーザーは、
グループに割り当てられたロールや許可を継承します。
個々のユーザーをインポートするには:
1.[ユーザー詳細](Users Details)ページで[自動インポート](Auto Import)オプションを選択し
「ユーザーのグループをインポートする」
(70 ページ)をご参照ください。
ていることを確認します。
2. サインイン画面で、MediaCentral ユーザー・データベースにユーザー名がないユーザーは、適切な
Windows ドメイン・ユーザー名とパスワードを使用して MediaCentral にサインインします。以下
の図に示すように、別のサインイン画面が表示されます。
77
ユーザーとグループを管理する
3.[インポートとサインイン](Import and Sign-In)ボタンをクリックします。
メッセージが表示され、ユーザーは[自動インポート・ユーザー](Auto-Import users)フォル
ダーにインポートされます。ユーザーがサインインすると、[自動インポート・ユーザー]フォル
ダーからロールを継承します。
ユーザー名が Windows ドメインに存在している時に、ユーザーが間違った Windows パスワードを
入力した場合、ユーザーはインポートされますが、サインインはできません。ユーザーは正しいパ
ス ワ ー ド で 再 度 サ イ ン イ ン す る こ と が で き ま す。ユ ー ザ ー が Windows ド メ イ ン、あ る い は
MediaCentral のユーザー・ベースのいずれにも存在しないユーザー名を入力した場合、ユーザー
はインポートされず、サインインはできません。
新規ユーザーを作成する、またはユーザー詳細を編集する
ユーザーから成るグループをインポートする代わりに、ユーザーを個別に作成することもできます。ユー
ザーは、管理者グループを含む 1 つまたは複数のグループに割り当てることができます。
MediaCentral UX v2.1 では、より安全なパスワード要件を導入しました。MediaCentral UX v2.2 か
「安全なパスワード要件をオフ
ら、管理者がこの要件をオフにするためのオプションが追加されました。
にするには:」(81 ページ)をご参照ください。
n
管理者グループ内にユーザーを作成した場合は、まず作成したユーザーとしてログインし、管理者権限
を直接割り当てます。続いて[グループ]から管理者グループを削除し、
[適用]をクリックします。する
とシステムによってサインアウトされるので、別のユーザーとして再度サインインする必要があります。
作成したユーザーが管理者グループから削除され、割り当てられていないグループに移動します。
78
ユーザーとグループを管理する
新規ユーザーを作成するには:
(Users)
1. MediaCentral UX に管理者としてサインインし、レイアウト・セレクターから[ユーザー]
を選択します。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
ユーザー・ツリーで、新規ユーザーを追加するグループを選択し、右クリックから[ユーザー
作成](Create User)を選択します。
新規ユーザーが選択したグループに追加されます。
t
[ユーザー作成]ボタンをクリックします。
t
[ペイン・メニュー]ボタン(Pane Menu button)をクリックし、
[ユーザー作成]
(Create User)
を選択します。
3.[詳細](Details)ペインで、新規ユーザーのプロパティを入力します。
[ユーザー名]
(User Name)、
[パスワード]
(Password)、
[パスワードを確認]
(Confirm
は必須項目で、小さな白い星印が付いています。その他のフィールドは任意です。
79
Password)
ユーザーとグループを管理する
以下の制限事項にご注意ください。
-
ユーザー名の最小長:1 文字です。
-
パスワードの最小長は
-
ユーザー名とパスワードの最大長は
-
パスワードでは大文字小文字が区別されます。
-
パスワードにユーザーアカウント名のすべてまたは一部を含めることはできません。
-
パスワードに空白のみを使用することはできません。
-
パスワードには、次の 4 つのカテゴリーのうち 3 つから文字を含める必要があります。
6 文字です。
-
英語大文字(A から Z)
-
英語小文字(a から z)
-
10 進数(0 から 9)
-
非英数文字(e.g.,
255 文字です。
!, $, #, %)
(User must change password at next
4.[ユーザーは次回のサインイン時にパスワードを変更する。]
sign-in.)など、必要なオプションを選択します。
5.(オプション)新規ユーザーをグループに追加します。
グループを選択してから[ユーザーを作成]を選択した場合、選択していたグループが[グループ]
(Groups)セクションにリストされます。ユーザーを別のグループに追加するには、ユーザー・ツ
リーからグループ・アイコンを[グループ]セクションにドラッグします。
ユーザーをグループに割り当てない場合、この新規ユーザーはトップレベルのグループ([ユー
ザー]
)に追加されます。
6.(オプション)1 つまたは複数のロールをユーザーに割り当てます。
デフォルトでは、ユーザーは割り当てられているグループのロールを継承します。このデフォルト
のロールは、新規ユーザーを保存するまでの間は表示されません。マルチゾーン環境で作業してい
る場合、各ゾーンにふさわしいロールを割り当てます。
詳しくは、「ロールを作成、削除、割り当てる」(89 ページ)をご参照ください。
7. ユーザーを作成したくない場合、[キャンセル](Cancel)をクリックします。
この操作により、[詳細](Details)ペインがクリアされます。
8. 情報が入力できたら、[保存](Save)をクリックします。
指定したグループにユーザーが追加されます。
[キャンセル]
(Cancel)または[保存]
(Save)をクリックしないで[詳細]
(Details)ペインから
別のペインへ移動すると、変更を適用するかどうかを尋ねるメッセージ・ボックスが表示されます。
適用する場合は[はい](Yes)を、無視する場合は[いいえ](No)をクリックします。また、
[詳細]ペインに戻って変更を続けるには[キャンセル](Cancel)をクリックします。
80
ユーザーとグループを管理する
ユーザー詳細を変更するには:
1. ユーザー・ツリーでユーザーをダブルクリックするか、ユーザーを選択して Enter を押します。
ユーザーを見つけるには、フィルター・フィールド(Ctrl-F)を使用できます。フィルター・フィー
ルドからユーザー・ツリーに移動したり、フィルター・フィールドに戻るには、上下の矢印キーを
使用します。
2. プロパティ、オプション、メンバーシップ、ロールを変更します。
パスワードの変更について詳しくは、「パスワードを変更する」(88 ページ)をご参照ください。
(Revert)をクリックします。
3. 変更をキャンセルして前回保存した情報に戻したい場合は[もとに戻す]
4. 情報が入力できたら、[適用](Apply)をクリックするか、Ctrl+S を押します。
安全なパスワード要件をオフにするには:
MediaCentral UX v2.2 から、管理者が UMS でパスワード複雑性要件を完全にオフにするためのオプ
ションが追加されました。これは主に、ユーザー認証に Interplay Production、iNEWS、Interplay MAM
を使用しており、ユーザ−が MediaCentral UX v2.1 のパスワード強度要件に適合しないパスワードを
使用している施設向けです。
このサイト設定は、Active Directory により認証されたユーザーを除くすべてのユーザーに影響します。
c
このオプションを有効にすると、システムをセキュリティ・リスクにさらす脆弱なパスワードが許可さ
れます。
n
施設の複数のシステム間でパスワードを同期する場合、複数の場所でパスワードを手動で入力するので
はなく、Windows Active Directory を設定してすべてのシステムを Active Directory と同期させるこ
とをお勧めします。
安全なパスワード要件をオフにするには:
(Users)
1. MediaCentral UX に管理者としてサインインし、レイアウト・セレクターから[ユーザー]
を選択します。
2. ユーザー・ツリーで、トップレベルのグループ[ユーザー](Users)をダブルクリックします。
(Details)ペインの右側のコラムで、
[脆弱なパスワードを許可]
(Allow Weak Passwords)
3.[詳細]
を選択します。
4.[適用](Apply)をクリックします。
81
ユーザーとグループを管理する
新規グループを作成する、またはグループ詳細を編集する
新規グループを作成するには:
(Users)
1. MediaCentral UX に管理者としてサインインし、レイアウト・セレクターから[ユーザー]
を選択します。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
ユーザー・ツリーで、新しいグループに追加するトップレベルのグループ(ユーザー)、または
別のグループを選択し、右クリックから[グループ作成](Create Group)を選択します。
新しいグループが選択したグループに追加されます。
t
[グループ作成](Create Group)ボタンをクリックします。
t
[ペイン・メニュー]
(Pane
選択します。
[グループ作成]
(Create Group)を
Menu)ボタンをクリックし、
3.[詳細](Details)ペインで、新規グループのプロパティを入力します。
[グループ名]
(Group Name)は必須項目です(白い星印が付いています)。その他の項目は任意です。
82
ユーザーとグループを管理する
4. ユーザーをユーザー・ツリーから[メンバー](Members)セクションにドラッグして、メンバー
を新規グループに追加します。
複数のユーザーを選択するには Ctrl+ クリック(Windows)または Command+ クリック(Macintosh)
を、隣り合うユーザーを選択するには Shift+ クリックを使用します。
グループからユーザーを削除するには、以下のいずれかの操作を行います。
n
-
ユーザー名の隣にある x をクリックします。
-
1 人または複数のユーザーを選択して、右クリックから[グループから削除](Remove from
Group)を選択します。
-
1 人または複数のユーザーを選択して、右クリックし、Backspace キーまたは Delete キーを押
します。
これらの操作でユーザーを削除しても、データベースからは削除されません。データベースからユーザー
またはグループを削除するのは、ユーザー・ツリーでのみ行うことができます。
「ユーザーとグループを
削除する」(87 ページ)をご参照ください。
5. 1 つまたは複数のロールをグループに割り当てます。
デフォルトでは、このグループは、親グループがトップレベルの[ユーザー]グループに属してい
ない限り、親グループに割り当てられているロールを継承します。トップレベルのグループをロー
ルに割り当てることはできません。
デフォルトでは、グループのメンバーは、グループに割り当てられているロールを継承します。
マルチゾーン環境で作業している場合、各ゾーンにふさわしいロールを割り当てます。詳しくは、
「ロールを作成、削除、割り当てる」(89 ページ)をご参照ください。
6. (オプション)このグループを別のグループのメンバーにしたい場合、この新規親グループを、ユー
ザー・ツリーから[グループ]
(Groups)セクションにドラッグします。親グループを削除するには、
グループ名の隣にある x をクリックします。
(Details)ペインをクリアして閉じるには、
[キャンセル]
(Cancel)
7. グループを作成しないで[詳細]
をクリックします。
8. 情報が入力できたら、[保存](Save)をクリックします。
グループ詳細を変更するには:
1. ユーザー・ツリー内グループをダブルクリックします。
2. プロパティ、メンバーシップ、ロールを変更します。
(Revert)をクリックします。
3. 変更をキャンセルして前回保存した情報に戻したい場合は[もとに戻す]
4. 情報が入力できたら、[適用](Apply)をクリックするか、Ctrl+S を押します。
83
ユーザーとグループを管理する
ユーザーをグループに追加する
既存のユーザーをグループに追加するには、以下のいずれかを行います。
t
ユーザー・ツリーでユーザーをダブルクリックし、グループを[詳細]
(Details)ペインの[グルー
[適用]
(Apply)をクリックするか、Ctrl+S を押します。
プ]
(Groups)セクションにドラッグし、
t
ユーザー・ツリーでグループをダブルクリックし、ユーザーを[詳細](Details)ペインの[メン
[適用]
(Apply)をクリックするか、Ctrl+S を押します。
バー]
(Members)セクションにドラッグし、
複数のユーザーを選択するには Ctrl+ クリック(Windows)または Command+ クリック(Macintosh)
を、隣り合うユーザーを選択するには Shift+ クリックを使用します。
ユーザーをグループから削除する
ユーザーをグループから削除し、そのユーザーがその他のグループのメンバーでもない場合、そのユー
ザーは[アサインされていない]グループに移動します。ユーザーを[アサインされていない]グルー
プから別のグループまたはトップレベルのグループ([ユーザー])に再割り当てすることもできます。
詳しくは、「[アサインされていない]グループについて理解する」(86 ページ)をご参照ください。
n
これらの操作でユーザーを削除しても、データベースからは削除されません。データベースからユーザー
またはグループを削除するのは、ユーザー・ツリーでのみ行うことができます。
「ユーザーとグループを
削除する」(87 ページ)をご参照ください。
メニュー・コマンドを使用してユーザーをグループから削除するには:
1. ユーザー・ツリー内で、矢印をクリックし、ユーザーを削除したいグループを開きます。
2. 削除するユーザーを選択します。
複数のユーザーを選択するには Ctrl+ クリック(Windows)または Command+ クリック(Macintosh)
を、隣り合うユーザーを選択するには Shift+ クリックを使用します。
3. 以下のいずれかの操作を行います。
t
右クリックから[グループから削除](Remove
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[グループから削除]
(Remove from
択します。
from Group)を選択します。
Group)を選
ユーザー詳細を使用してユーザーをグループから削除するには:
1. ユーザー・ツリー内で、矢印をクリックし、ユーザーを削除したいグループを開きます。
2. 削除したいユーザーをダブルクリックします。
3.[詳細](Details)ペインの[グループ](Groups)セクションで、ユーザーを削除したいグループ
を選択します。
84
ユーザーとグループを管理する
4. 以下のいずれかの操作を行います。
t
グループ名の隣にある x をクリックします。
t
右クリックから[グループから削除](Remove
t
Backspace キーまたは Delete キーを押します。
from Group)を選択します。
5.[適用](Apply)をクリックするか、Ctrl+S を押します。
グループ詳細を使用してユーザーをグループから削除するには:
1. ユーザー・ツリーで、ユーザーを削除したいグループをダブルクリックします。
2.[詳細](Details)ペインの[メンバー](Members)セクションで、グループから削除したいユー
ザーを選択します。
3. 以下のいずれかの操作を行います。
t
グループ名の隣にある x をクリックします。
t
右クリックから[グループから削除](Remove
t
Backspace キーまたは Delete キーを押します。
from Group)を選択します。
4.[適用](Apply)をクリックするか、Ctrl+S を押します。
グループをグループから削除する
グループをグループから削除し、そのグループがその他のグループのメンバーでもない場合、そのグルー
プは[アサインされていない]グループに移動します。グループを[アサインされていない]グループ
から別のグループまたはトップレベルのグループ([ユーザー])に再割り当てすることもできます。
詳しくは、「[アサインされていない]グループについて理解する」(86 ページ)をご参照ください。
n
これらの操作でグループを削除しても、データベースからは削除されません。データベースからユーザー
またはグループを削除するのは、ユーザー・ツリーでのみ行うことができます。
「ユーザーとグループを
削除する」(87 ページ)をご参照ください。
メニュー・コマンドを使用してグループをグループから削除するには:
1. ユーザー・ツリーで、矢印をクリックし、グループを削除したいグループを開きます。
2. 削除するグループを選択します。
複数のグループを選択するには Ctrl+ クリック(Windows)または Command+ クリック(Macintosh)
を、隣り合うグループを選択するには Shift+ クリックを使用します。
3. 以下のいずれかの操作を行います。
t
右クリックから[グループから削除](Remove
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[グループから削除]
(Remove from
択します。
85
from Group)を選択します。
Group)を選
ユーザーとグループを管理する
グループ詳細を使用してグループをグループから削除するには:
1. ユーザー・ツリーで、削除したいグループをダブルクリックします。
2.[詳細](Details)ペインの[グループ](Groups)セクションで、グループを削除したいグループ
を選択します。
3. 以下のいずれかの操作を行います。
t
グループ名の隣にある x をクリックします。
t
右クリックから[グループから削除](Remove
t
グループを選択して、Backspace キーまたは Delete キーを押します。
from Group)を選択します。
4.[適用](Apply)をクリックするか、Ctrl+S を押します。
親グループの詳細を使用してグループをグループから削除するには:
1. ユーザー・ツリーで、グループを削除したいグループをダブルクリックします。
2.[詳細](Details)ペインの[メンバー](Members)セクションで、グループから削除したいグ
ループを選択します。
3. 以下のいずれかの操作を行います。
t
グループ名の隣にある x をクリックします。
t
右クリックから[グループから削除](Remove
t
Backspace キーまたは Delete キーを押します。
from Group)を選択します。
4.[適用](Apply)をクリックするか、Ctrl+S を押します。
[アサインされていない]グループについて理解する
[アサインされていない]グループは、デフォルトでは、トップレベルのグループ([ユーザー])にメン
バーとして含まれています。
[アサインされていない]グループには、他のすべてのグループから削除さ
れたユーザーとグループが含まれています。
[アサインされていない]グループはシステム・グループであるため、名称変更、移動、削除、別グルー
プのメンバーとして設定することはできません。また、ユーザーまたはグループを手動で追加または削
除することはできません。ユーザーやグループは、他のグループに割り当てるときと同じ要領で、再び
(78 ページ)
割り当てることができます。
(「新規ユーザーを作成する、またはユーザー詳細を編集する」
および「新規グループを作成する、またはグループ詳細を編集する」
(82 ページ)を参照)。ユーザーま
たはグループを再び割り当てると、それらは[アサインされていない]グループから削除されます。
グループが[アサインされていない]グループに移動すると、このグループに含まれるメンバーも[アサ
インされていない]グループに移動します。このグループに含まれるメンバーは、別のグループのメン
バーになることが可能です。つまり、このグループのみ「アサインされていない」状態になります。
86
ユーザーとグループを管理する
ユーザーとグループを削除する
ユーザーまたはグループを削除すると、そのユーザーまたはグループは、メンバーであるすべてのグルー
プから恒久的に削除されます。インポートされたユーザーを削除した場合、次のインポート同期操作中に、
そのユーザーを再びインポートすることができます。
グループを削除した場合、グループのメンバーは削除されません。他のグループに属するメンバーは、そ
のままそのグループのメンバーとして残ります。他のグループに属さないメンバーは、
[アサインされて
いない]グループに移動します。
1 つまたは複数のサブグループを含んでいるグループを削除した場合、サブグループはユーザー・ツリー
内に残ります。サブグループは、別のグループのメンバーとして残すことができます。また、そのサブ
グループが別のグループの一部ではない場合、[アサインされていない]グループに移動します。
Windows ドメインからユーザーをインポートした場合、ユーザーは MediaCentral UX のユーザー・
データベースから自動的には削除されず、また別のインポートを実行しても削除されません。アカウン
トを手動で無効にするか削除する必要があります。
管理者は、Active Directory システムからインポートされたドメイン・コントローラーのグループは削
除できません。グループに所属するメンバー全員を削除できますが、グループそのものを削除すること
はできません。
ユーザーを削除するには:
1. ユーザー・ツリーでユーザーを選択します。ユーザーを見つけるには、フィルター・フィールド
(Ctrl-F)を使用できます。フィルター・フィールドからユーザー・ツリーに移動したり、フィル
ター・フィールドに戻るには、上下の矢印キーを使用します。
複数のユーザーを選択するには Ctrl+ クリック(Windows)または Command+ クリック(Macintosh)
を、隣り合うユーザーを選択するには Shift+ クリックを使用します。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
削除ボタンをクリックします。
t
右クリックして、[削除](Delete)を選択します。
t
t
n
[ペイン メニュー]ボタンをクリックして[削除]を選択します。
Ctrl+Delete を押します。
ユーザー・ツリーで 1 名のユーザーが選択されており、別のユーザーが[詳細]ペインに表示されている
場合、ユーザー・ツリーで選択されているユーザーが削除されます。
グループを削除するには:
1. ユーザー・ツリーでグループを選択します。グループを見つけるには、フィルター・フィールド
(Ctrl-F)を使用できます。フィルター・フィールドからユーザー・ツリーに移動したり、フィル
ター・フィールドに戻るには、上下の矢印キーを使用します。
複数のグループを選択するには Ctrl+ クリック(Windows)または Command+ クリック(Macintosh)
を、隣り合うグループを選択するには Shift+ クリックを使用します。
87
ユーザーとグループを管理する
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
t
t
t
n
削除ボタンをクリックします。
右クリックして、[削除](Delete)を選択します。
[ペイン メニュー]ボタンをクリックして[削除]を選択します。
Ctrl+Delete を押します。
ユーザー・ツリーで 1 名のグループが選択されており、別のグループが[詳細]ペインに表示されている
場合、ユーザー・ツリーで選択されているグループが削除されます。
パスワードを変更する
MediaCentralUX v2.1. で は、よ り 強 固 な パ ス ワ ー ド 要 件 が 導 入 さ れ ま し た。こ れ ら の 要 件 は、
MediaCentral UX v2.0.x 以前で作成されたアカウントを持つ MediaCentral ユーザーに影響を及ぼす
ものではありません。新要件は、MediaCentral UX v2.1 でユーザー・パスワードを変更または作成す
る際に求められます。
これらの要件は、Active Directory からインポートされたユーザーのパスワードには適用されません。
これらのユーザーは、Active Directory の認証情報を使用します。
ユーザーのパスワードを変更するには:
1. ユーザー・ツリーで、パスワードを変更したいユーザーをダブルクリックするか、ユーザーを選択
して Enter を押します。
ユーザーを見つけるには、フィルター・フィールド(Ctrl-F)を使用できます。フィルター・フィー
ルドからユーザー・ツリーに移動したり、フィルター・フィールドに戻るには、上下の矢印キーを
使用します。
2.[詳細](Details)ペインで、[パスワードを変更](Change Password)をクリックします。
3. [パスワードを変更]ダイアログ・ボックスで、新規パスワードを入力してから、[パスワードを確認]
(Confirm Password)テキスト・ボックスにもう一度入力します。
以下の制限事項にご注意ください。
-
ユーザー名の最小長:1 文字です。
パスワードの最小長は
6 文字です。
ユーザー名とパスワードの最大長は
255 文字です。
パスワードでは大文字小文字が区別されます。
パスワードにユーザーアカウント名のすべてまたは一部を含めることはできません。
パスワードに空白のみを使用することはできません。
パスワードには、次の 4 つのカテゴリーのうち 3 つから文字を含める必要があります。
-
英語大文字(A から Z)
英語小文字(a から z)
10 進数(0 から 9)
非英数文字(e.g., !, $, #, %)
4.[OK]をクリックするか、Enter を押します。
88
ロールを作成、削除、割り当てる
ロールを作成、削除、割り当てる
[ユーザー]レイアウトには、[ロール]ペインがあります。
MediaCentral UX では、ロールとは、MediaCentral UX 管理者によりユーザーに割り当てられている
機能、権限、レイアウトの一式を指します。管理者は、組織内での役割に基ずいて MediaCentral UX
ロールを作成できます。以下の項目では、ロールの管理方法について説明します。
• 「デフォルトのロール」(89 ページ)
• 「MediaCentral | UX クライアント・ライセンス」(90 ページ)
• 「ロールを作成・削除する」(93 ページ)
• 「ロールを割り当てる」(94 ページ)
• 「ロールにレイアウトを割り当てる」(97 ページ)
デフォルトのロール
MediaCentral UX には、次のデフォルトのロールが含まれます。
ロール
デフォルトのレイアウト
Administrator
カット、Media | Distribute(インストールされている場合)、ログ、ランダウン、
ストーリー、システム設定、ユーザー
Journalist
リサーチ、ランダウン、ストーリー
Media Logger
ログ
Media | Distribute のインストールおよび設定プロセスでは、追加ロールを作成します。詳しくは、
| Distribute Installation and Configuration Guide』をご参照ください。
『Media
「ロールを作成・削除する」
(93 ページ)を
管理者は、ロールのレイアウトを変更することができます。
ご参照ください。
89
ロールを作成、削除、割り当てる
MediaCentral | UX クライアント・ライセンス
MediaCentral UX では、ユーザーは次のライセンスのうち 1 つを割り当てられている必要があります。
•
ベース・ライセンス:次のシステム・タイプの 1 つにのみアクセスできます:iNEWS、Interplay
MAM、Interplay Production
•
アドバンス・ライセンス:次のシステム・タイプの 1 つまたはすべてにアクセスできます:iNEWS、
Interplay MAM、Interplay Production
MediaCentral UX v2.1 以降は、ライセンスの種類による製品の特徴、機能の制約はありません。これは、
ウェブとモバイルの両方のアプリケーションに適用されます。ユーザーが 1 つのシステムにのみアクセ
スが可能な場合、別のシステム固有のレイアウトおよびペインは使用できません。
n
n
MediaCentral 環境内で複数のシステムに接続する際、インデックス作成済み検索を使い、Central Index
にアクセスするには、アドバンス・ライセンスを使用する必要があります。ただし、インデックスにシ
ステムが 1 つしかなく、このシステムはローカル・システムであり、さらにインデックスのシステム・タ
イプに対してベース・ライセンスを使用する場合、Media Index をベース・ライセンスと一緒に使用で
きます。
MediaCentral UX の以前のバージョンでは、ライセンスの割り当て方法が異なります。Interplay Central
v1.5 以降は、ロールに基づいてライセンスを再度アサインする必要があります。
MediaCentral | UX と Interplay Production を同時に実行する
クライアント・ワークステーションは、1 つのライセンスを使用して MediaCentral UX と Interplay
Production クライアント・アプリケーションを同時に実行することができます。例えば、ユーザーは、
MediaCentral UX と Interplay Access の両方を、MediaCentral UX ライセンス 1 つを使用して実行
することができます。詳しくは、
『Interplay | Engine and Interplay | Archive Engine Configuration
Guide』をご参照ください。
n
1 つのライセンスでアプリケーションを同時に実行するには、クライアント・ワークステーションが
MediaCentral サーバーと同じ LAN に接続している必要があります。クライアント・ワークステーショ
ンには、正しい DNS エントリがあり、MediaCentral サーバーがクライアント・ワークステーションの
ホスト名を同期するように設定されている必要があります。
インストール
ライセンスは、iNEWS サーバー、または Interplay Production、または両方にインストールされます。
ライセンスは、MediaCentral サービス・サーバーにはインストールされません。Interplay Production
のライセンス・タイプは、Key-J(ベース・ライセンス)および Key-G(アドバンス・ライセンス)です。
ライセンスのインストールに関する情報については、『MediaCentral
and Configuration Guide』をご参照ください。
90
Platform Services Installation
ロールを作成、削除、割り当てる
ライセンスの割り当て
ライセンスがインストールされると、MediaCentral UX の管理者がロールにライセンスを割り当てます。
2 つのライセンス・タイプが、[ユーザー]レイアウトの[詳細]ペインに表示されます。
•
アドバンス・ライセンス
•
ベース・ライセンス ベース・ライセンスにはドロップダウン・メニューがあり、Interplay Production、
Interplay MAM、iNEWS のいずれかを選択することができます。
管理者は、1 人のユーザーに複数のロールを割り当てることができます。複数のロールを割り当てて、
完了する必要がある作業や、使用可能なライセンスに応じてユーザーにベース、またはアドバンス・ラ
イセンスを消費させることで、ライセンス管理に役立てることができます。
次の図は、複数ロール割り当ての例を示しています。デフォルトでは、ジャーナリストのロールにはア
ドバンス・ライセンスが、メディア・ロガーのロールにはベース・ライセンスが関連付けられています。
管理者は次の図が示すように、ジャーナリストのロールとメディア・ロガーのロールの両方をユーザー
に割り当てることができます。
91
ロールを作成、削除、割り当てる
どのライセンスをユーザーが消費するかは、ユーザーがサイン・イン後に選択したロールによって決定し
ます。この選択は、どの MediaCentral UX アプリケーションを使用しているのかによって異なります。
•
MediaCentral UX Web アプリケーションでは、ユーザーはレイアウト・セレクターでそのロール
に割り当てられたレイアウトを選択して、別のロールを選択します。
•
MediaCentral UX iOS アプリケーションでは、ロール・スイッチャーでロールを選択して、別の
ロールを選択します。
次の図では、MediaCentral UX Web アプリケーションのレイアウト・セレクターを示しています。レイア
ウト・セレクターではジャーナリストとメディア・ロガーの 2 つのロールを表示し、各ロールには異なるレ
イアウトが割り当てられます。
ユーザーがストーリー・レイアウトを選択した場合、ユーザーはジャーナリストとして作業をし、アドバ
ンス・ライセンスが消費されます。ユーザーがログ・レイアウトに切り替えた場合、ユーザーはメディア・
ロガーとして作業をし、ベース・ライセンスが消費されます。
現在使用しているライセンスで使用可能なペインのみを開くことができます。例えば、リセット・レイア
ウト・コマンドなどを使用した時に、
「pane_name はお使いのライセンス・タイプでは使用できません。」
というメッセージがペインの中央に表示され、ペインが開かない場合、
管理者は別のライセンスを使用するロールを、同じレイアウトに割り当てることができます。別のライ
センス・タイプに変更すると、一部のペインが使用できなくなる場合があります。
ユーザーが別のロールに変わる場合、新しいロールに割り当てられたライセンスによって[起動]
(Launch)ペインに表示されるシステムも変わります。たとえば、ユーザーがアドバンス・ライセンス
を割り当てられた(また、2 つ以上の Interplay MAM システムにアクセスできる)ロールからベース・
ライセンスを割り当てられたロールに切り替わった場合、[起動](Launch)ペインに表示される
Interplay MAM システムは 1 つだけになります。
こ の 動 作 は、Interplay Production リ ン ク を MediaCentral UX Messenger か ら 受 信 し た 場 合 に、
Interplay Production データベースへのアクセスが許可されていない場合にも適用されます。「このア
セットを表示する権限がありません」というメッセージが表示されます。
92
ロールを作成、削除、割り当てる
ロールを作成・削除する
デフォルトでは、
[Administrator]、
[Media Logger]、
[Journalist]の 3 種類のロールがあります。
必要に応じて追加ロールを作成し、名前を付けることができます。
[Administrator]ロールについては、
名前の変更や削除はできません。
n
Interplay Central v1.2.x 以前では、ロール名は大文字と小文字を区別します。そのため、[Journalist]
と[JOURNALIST]はそれぞれ別のロールとして扱われます。Interplay Central v1.3 以降では、
ロール名は大文字と小文字を区別せず、重複させることはできません。Interplay Central to v1.3 より
前 の バ ー ジ ョ ン か ら ア ッ プ グ レ ー ド し た 場 合、重 複 す る ロ ー ル の 名 前 は 変 更 さ れ ま す(例:
JOURNALIST DUPLICATE_d8abb)。このようなロールは、より意味のある名前に変更できます。
ロールを作成するには:
1. レイアウト・セレクターから[ユーザー](Users)を選択します。
2.[ロール](Roles)ペインをクリックします。
3. 以下のいずれかの操作を行います。
t
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[ロールを作成](Create
[新規ロール](New
Role)を選択します。
Role)ボタンをクリックします。
4.[詳細](Details)ペインで、新規ロールの名前を入力します。
このフィールドは必須項目です。
5.(オプション)新規ロールの説明を入力します。
6. ロールのライセンス・タイプを次から 1 つ選択します。
-
アドバンス
-
ベース
ライセンス・タイプについて詳しくは、
「MediaCentral
ジ)をご参照ください。
| UX クライアント・ライセンス」(90 ペー
7.[レイアウト]ペインをクリックし、ロールを割り当てたい 1 つまたは複数のレイアウトを選択後、
レイアウト・セクションにドラッグします。
そのレイアウトが[レイアウト]リストに追加されます。
8.[保存](Save)をクリックするか、Ctrl+S を押します。
そのロールが[ロール]ペインのリストに追加されます。
93
ロールを作成、削除、割り当てる
ロールを削除するには:
1. レイアウト・セレクターから[ユーザー](Users)を選択します。
2.[ロール](Roles)ペインをクリックします。
3. 削除するロールを選択します。
4. 以下のいずれかの操作を行います。
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[ロールを削除](Delete
t
右クリックして、[ロールを削除](Delete
t
Backspace キーまたは Delete キーを押します。
Role)を選択します。
Role)を選択します。
選択されているロールを削除するかどうかを尋ねる確認ボックスが表示されます。
5.[はい](Yes)をクリックするか、Enter を押します。
ロールが削除されます。
ロールを割り当てる
ロールを割り当てる方法には 2 種類あります。
• [ロール]の[詳細]ペインで
• [ユーザー]または[グループ]の[詳細]ペインで
ロールはドラッグ & ドロップで割り当てることができます。
マルチゾーン環境で作業している場合、ユーザーは、ゾーンのサーバーにサインインするには少なくと
も 1 つのゾーンの 1 つのロールが必要です。同じユーザーが複数のゾーンで複数のロールを持つことが
できます。
[ロール]の[詳細]ペインでロールを割り当てるには:
1. レイアウト・セレクターから[ユーザー](Users)を選択します。
2.[ロール](Roles)ペインで、以下のいずれかを行います。
t
ユーザーまたはグループに割り当てたいロールをダブルクリックします。
t
矢印キーを使ってロールを選択し、Enter を押します。
ロールの情報が[詳細](Details)ペインに表示されます。
3.[ユーザー ツリー](User Tree)ペインをクリックします。
4. ロールを割り当てたいユーザーまたはグループを選択し、[詳細]ペインの[ユーザー](Users)ま
たは[グループ](Groups)セクションにドラッグします。
以下の図は、ジャーナリスト・グループがロール Journalist に割り当てられたことを示しています。
94
ロールを作成、削除、割り当てる
以 下 の 図 は、ジ ャ ー ナ リ ス ト・グ ル ー プ が news-ipc1 と news-ipc4 の 2 つ の ゾ ー ン で ロ ー ル
Journalist に割り当てられたことを示しています:。
5.[適用](Apply)をクリック、または Ctrl+S を押して変更を保存するか、[もとに戻す](Revert)
をクリックして変更をキャンセルします。
95
ロールを作成、削除、割り当てる
[ユーザー]または[グループ]の[詳細]ペインでロールを割り当てるには:
1. レイアウト・セレクターから[ユーザー](Users)を選択します。
2. ユーザー・ツリーでユーザーをダブルクリックするか、ユーザーを選択して Enter を押します。
ユーザーを見つけるには、フィルター・フィールド(Ctrl-F)を使用できます。フィルター・フィー
ルドからユーザー・ツリーに移動したり、フィルター・フィールドに戻るには、上下の矢印キーを
使用します。
3.[ロール](Roles)タブをクリックします。
4. ユーザーまたはグループに割り当てたいロールをを選択し、[詳細]ペインの[ロール](Roles)セ
クションにドラッグします。
以下の図は、ジャーナリスト・グループがロール Journalist に割り当てられたことを示しています。
以下の図は、ジャーナリスト・グループがマルチゾーン構成の両方のゾーンでロール Journalist に
割り当てられたことを示しています。
5.[適用](Apply)をクリック、または Ctrl+S を押して変更を保存するか、[もとに戻す](Revert)
をクリックして変更をキャンセルします。
そのロールが直接割り当てられている場合(グループに直接割り当てられている場合)、または親グ
ループから継承されている場合、
[グループから]列に表示されます。ロールが継承されている場
合は、親グループが[グループから]コラムにリストされます。
n
管理者グループ内にユーザーを作成した場合は、まずその作成したユーザーとしてログインし、管理者
権限を(継承するのではなく)直接割り当てます。続いて[グループ]から管理者グループを削除し、
[適用]をクリックします。するとシステムによってサインアウトされるので、別のユーザーとして再度
サインインする必要があります。作成したユーザーが管理者グループから削除され、アサインされてい
ないグループに移動します。
96
ロールを作成、削除、割り当てる
ロールを削除するには、ロールを選択し、以下のいずれかを行います。
t
ロールの右側にある[x]をクリックします。
t
右クリックして[ロールを取り消し](Revoke
Role)を選択します。
[ロールを取り消し]オプションは複数の選択肢に使用できます。このオプションは、削除できない
ロ ール を スキ ッ プし ま す。削 除 で きな い ロー ル とは、例 えば、管 理 グル ー プの デ フォ ル トの
Administrator ロールまたはグループから継承された他のロールなどです。
n
グループから継承されたロールを削除する唯一の方法は、そのグループからユーザーまたはグループを
削除することです。
t
Backspace キーまたは Delete キーを押します。
ロールにレイアウトを割り当てる
[ユーザー]レイアウトには、[レイアウト]ペインがあります。レイアウトは MediaCentral UX プラ
グインによって定義されるため、インストールされるプラグインによってリストは異なります。例えば、
MAM コネクターをインストールするとリサーチ・レイアウトが追加されます。レイアウトの一覧につ
いては、「使用可能なレイアウト:管理者とユーザー」(65 ページ)をご参照ください。管理者または
ユーザーは新しいレイアウトを作成できません。
「ロールを作成・削除する」
(93 ページ)で説明したとおりに新しいロールを作成する場合、ロールに少
なくとも 1 つのレイアウトを割り当てる必要があります。後でロールに追加のレイアウトを割り当てる
ことができます。ロールにレイアウトを割り当てるのであり、個々のユーザーに割り当てるわけではあ
りません。
ロールにレイアウトを割り当てるには:
t
[レイアウト]ペインをクリックし、ロールを割り当てたい
レイアウト・セクションにドラッグします。
そのレイアウトが[レイアウト]リストに追加されます。
97
1 つまたは複数のレイアウトを選択後、
[詳細]ペインに情報を表示する
[詳細]ペインに情報を表示する
[詳細]ペインのユーザー、グループ、またはロールをダブルクリックすると、[ユーザー ツリー]ペイ
ンで同じ項目が選択され、[詳細]ペインにその項目の情報が表示されます。たとえば、以下の図では、
[Journalist 2]をダブルクリックすると、[詳細]ペインでユーザー[Journalist 2]が表示されます。
98
アクティブ・セッションの表示と編集
アクティブ・セッションの表示と編集
A MediaCentral UX の管理者は、現在 MediaCentral UX Web アプリケーションにサインインしてい
るユーザーのリストを、IP アドレス、ログイン日および最終操作日などの情報と合わせて見ることがで
きます。ユーザーがブラウザーで 2 つ以上のセッションを開いている場合、すべてのセッションが表示
されます。次の図は、[セッション ID]コラム(Session ID column)でユーザー名で並べ替える例を
示しています。Osprey-user という名前のユーザーが 2 つ以上のセッションを開いています。
管理者はオプションで、1 つ以上のセッションを終了することができます。ユーザーが 2 つ以上のセッ
ションを開いている場合、管理者は個々のセッションまたはすべてのセッションを終了する選択ができ
ます。
n
ユーザーには複数のロールをアサインできますが、一度に 1 つのみがアクティブになります。ユーザーは、
レイアウト・セレクターでそのロールに割り当てられたレイアウトを選択して、別のロールを選択する
ことができます。ユーザーがロールを切り替えた場合、古いセッションは 5 分後に自動的にタイム・ア
ウトするまでアクティブなままとなります。これにより、そのユーザーの複数のセッションがアクティ
ブ・セッションに表示されることがあります。
c
ユーザーがすべての変更を保存していない場合、ユーザー・セッションを終了することにより、データ
の損失が発生するおそれがあります。例えば、自動保存機能はストーリーやシークエンスには作動しま
せん。
アクティブ・セッションを表示するには:
1.[ユーザー](Users)レイアウトを開きます。
2. [アクティブ セッション](Active Sessions)ペインをクリックします。ペインが開いていない場合、
[ペイン](Panes)>[アクティブ セッション](Active Sessions)を選択します。
3.[更新]ボタンをクリックして、最新の情報を表示します。
フィルター・フィールド(Ctrl-F)を使って、セッションに、ユーザーログインまたはユーザー名、
ログイン日、最終操作日のフィルターを適用することができます。コラム・ヘッダーをクリックし
て各コラムを並べ替えることができます。
99
アクティブ・セッションの表示と編集
ユーザーの詳細を表示するには、以下のいずれかの操作を行います。
t
t
セッションを右クリックし、[ユーザー詳細を表示](Show
User Details)を選択します。
セッションを選択した後、[ペイン・メニュー]ボタン(Pane Menu
[ユーザー詳細を表示](Show User Details)を選択します。
button)をクリックして、
1 つまたは複数のセッションを終了するには:
1. 1 つまたは複数のセッションを選択します。
ユーザー名をクリックし、すべてのセッションを選択します。複数のセッションを選択するには
Ctrl+ クリック(Windows)または Command+ クリック(Macintosh)を、隣接するセッション
を選択するには Shift+ クリックを使用します。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
t
t
t
[セッションの終了](End
Session)ボタンをクリックします。
右クリックして、[セッションの終了](End
[ペイン・メニュー]ボタン(Pane
Session)を選択します。
Session)を選択します。
[セッションの終了]
(End
Menu button)をクリックして、
Ctrl+Delete を押します。
確認ボックスが表示されます。
3.[セッションの終了](End Session)ボタンをクリックするか、Enter を押します。
サーバーでセッションが終了します。この操作は終了できないセッションをスキップします(ユーザー
のセッションなど)
。
短いディレイ(最大 1 分)のあと、選択したクライアントに「セッションが終了しました」という
メッセージ・ボックスが表示されます。サインイン画面に移動します。
4. ユーザーは、[サイン アウト]ボタンをクリックする必要があります。
100
3 モニタリングとトラブルシューティング
以下の項目では、モニタリングとトラブルシューティングに役立つ情報について説明します。
•
ログ・ファイル
•
再生サーバーに送信時のトラブルシューティング
•
ミックスダウンのトラブルシューティング
ログ・ファイル
以下のセクションでは、役に立つログ・ファイルを一覧表示しています。すべてのログ・ファイルが表
示されているわけではありません。
サーバー・クラスターに関連したログ・ファイルについて詳しくは、『Avid
Services Concepts and Clustering Guide』をご参照ください。
MediaCentral Platform
MediaCentral Middleware サービス
MediaCentral Middleware サービスのログ・ファイルは、MediaCentral サービス・サーバーの以下の
フォルダーにあります。
/var/log/avid/avid-interplay-central
ログ・ファイルは数セットあります。以下の表で説明します。
ログ・ファイル
説明
interplay_central_n.log
主要なログ・メッセージが含まれています。このフォルダーには、
0(最新のもの)から 10 まで番号が付けられた最大 10 ファイルが含
まれています。
ログ・ファイル
ログ・ファイル
説明
client/client-yyyy_mm_dd.n.log
クライアント・アプリケーションに関連するログ・メッセージが含
まれています。このフォルダーには、0(最新のもの)から 10 まで
番号が付けられた最大 10 ファイルが含まれています。
Interplay Central v1.5 以前の情報は、interplay_central_n.log file
にあります。
必要に応じて、次のアプリケーション・プロパティ・ファイルにプ
ロパティを追加して、クライアント・ロギングを無効にすることが
できます。
/opt/avid/etc/avid/avid-interplay-central/config/
application.properties
以下のラインを追加:
system.clientLoggingEnabled=false
アプリケーション・プロパティ・ファイルが存在しない場合は、作成
する必要があります。詳しくは、
『MediaCentral Platform Services
Installation and Configuration Guide』をご参照ください。
jetty-yyyy_mm_dd.request.log
Jetty へのすべての HTTP リクエストが含まれています。
performance/performance.yyyy-MM-dd.csv.log
有効時の HTTP のパフォーマンス統計が含まれています。ロギング
performance\performance.yyyy-MM-dd.csv.tree.log はデフォルトで無効となっています。有効化の方法については Avid
までお問い合わせください。このフォルダーには過去 7 日間のログ・
ファイルが含まれています。
MediaCentral User Management サービス
MediaCentral User Management サービスのログ・ファイルは、MediaCentral サービス・サーバーの
以下のフォルダーにあります。
/var/log/avid/avid-ums
これらのログについては、以下の表で説明します。
ログ・ファイル
説明
audit.log
ユーザーが作成された場合などの、ロールおよびグループの変更についての情報が含まれています。
importer.log
インポートに関する問題についての情報が含まれています。
service.log
User Management Service の一般的なログのアウトプットと問題が含まれています。
session.log
ユーザー・セッションについての情報が含まれています。
102
ログ・ファイル
MediaCentral Distribution サービス
MediaCentral Distribution サービスのログ・ファイルは、MediaCentral Distribution サービスをイン
ストールしたサーバーの以下のフォルダーにあります。
C:\ProgramData\Avid\MediaCentral Distribution Service
これらのログについては、以下の表で説明します。
ログ・ファイル
説明
STPService_nn.log
MediaCentral Distribution サービスからのログ・メッセージが含まれています。
STPTimerTask_nn.log
MediaCentral Distribution サービスのジョブ・ステータスの自動クリーンアップからのロ
グ・メッセージが含まれています。
MediaCentral Playback サービス
MediaCentral Playback サービスのログ・ファイルは、MediaCentral サービス・サーバーの以下のフォ
ルダーにあります。
/var/log/avid
最も有用なログについて、以下の表で説明します。
ログ・ファイル
説明
edit.log
ストリーミング・サービスについての情報が含まれています。
isis.log
ISIS 共有ストレージへのアクセス情報が含まれています。
jips.log
Interplay ゲートウェイの情報が含まれています。
spooler.log
ダイナミック・リゾルバー・サービスについての情報が含まれています。
また、vid
AAF サービスのログ・ファイルが次のサブフォルダに作成されます。
/var/log/avid/avid-aaf-gen
サービスのインスタンスごとにログ・ファイルが次のサブフォルダに作成されます。
ログ・ファイル
説明
/log_n/avid_aaf_gen_n.log
サブフォルダーに作成された Avid
103
AAF サービスに関する情報を含みます。
ログ・ファイル
MediaCentral の共通サービス
MediaCentral 共通サービスのログ・ファイル(メッセージングおよびメール転送)は、MediaCentral
サービス・サーバーの以下のフォルダーにあります。
/var/log/avid/acs
これらのログについては、以下の表で説明します。
ログ・ファイル
説明
avid.acs-messenger.log
MediaCentral メッセージング・サービスからのログ・メッセージが含まれています。
avid.acs-mail.log
メール転送サービスからのログ・メッセージが含まれています。
ICPS Manager Service
MCPS Manager Service のログ・ファイルは、MediaCentral サービス・サーバーの以下のフォルダー
にあります。
/var/log/avid/avid-icps-manager
これらのログについては、以下の表で説明します。
ログ・ファイル
説明
avid-icps-manager.log
MCPS Manager Service からのログ・メッセージが含まれています。
avid-icps-manager-err.log
サービス起動エラーが含まれています。
MediaCentral | UX iPad および iPhone アプリケーション
MediaCentral UX の設定を開いてロギングの設定をオンにすることによって、MediaCentral UX iPad
または iPhone アプリケーション用のログ・ファイルを作成し、Avid サポートへ送ることができます。
• オンに設定すると、MediaCentral UX はセッションの作業内容のログを保存するので、トラブル
シューティングに使用できます。ログ・レベル設定を使って、ログされる情報量を決定します。
アクション・ボタンをタップするとログ送信オプションが現れます。これによって直接 Avid にログ
を電子メール送信できます。
•
OFF(デフォルト)に設定するとロギングおよびログ送信オプションは使用できません。
ログ・ファイルが 15MB 以上の場合、直接送信できません。iTune ファイルの共有機能を使用:
1. デバイスを Macintosh コンピュータに接続する:
2. iTune を開き、[デバイス]>[アプリケーション]に移動します。
3. Avid Central Documents リストでログ・フォルダーを選択します。
4.[保存]をクリック、もしくはフォルダーをコンピュータ内の保管場所までドラッグします。
5. ジップ・フォルダーを作成し、電子メールへ添付して Avid に送ります。
104
再生サーバーに送信時のトラブルシューティング
再生サーバーに送信時のトラブルシューティング
[再生サーバーに送信]
(STP)の問題に対するトラブルシューティングについては、Avid ナレッジベー
スの以下のページをご参照ください。
http://avid.force.com/pkb/articles/en_US/Troubleshooting/Troubleshooting-MediaCentral-UX-S
end-to-Playback
ミックスダウンのトラブルシューティング
以下の表を、MediaCentral
|UX のシーケンス・ミックスダウンの問題解決にお役立てください。
問題点またはエラー・メッセージ
考えられる原因
メ ッ セ ー ジ:「Not all source media
found or needed transcoding.」
Interplay Transcode プロファイルが、 ミックスダウン・モードを指定するプ
ミックスダウン・モードではなくトラ ロファイルを使用します。
ンスコード・モードを指定する。
105
解決方法
A User Management Utility ツール
MediaCentral User Management Utility ツールは、User Management サービス、avid-ums を実行
している Linux サーバーのコマンド・ラインから管理者が root として実行するプログラムです。
特殊文字
このコマンドライン・ユーティリティを使用して、パス名に特殊文字を使用する際および管理者パスワー
ドをリセットする際はご注意ください。一部の文字は正しく処理されません。
"/[/]:;|=,+*< > ? & などの特殊文字または空白をパラメーターに使用する必要がある場合、パラ
メーターを一重引用符(')または二重引用符(")で囲みます。たとえば、para*meter とするには、
"para*meter" と入力します。
パラメーターに引用符を使用する必要がある場合、以下を行います。
•
二重引用符内に二重引用符を使用する場合、エスケープ文字としてバックスラッシュを使用します。
例えば、"para\"meter" は para"meter となります。
•
一重引用符内に一重引用符を使用する場合、エスケープ文字として一重引用符とバックスラッシュ
を使用します。例えば、'para'\''meter' は para'meter となります。
•
囲 む 引 用 符 と 一 致 し な い 引 用 符 に は、エ ス ケ ー プ 文 字 を 使 用 し な い で く だ さ い。例 え ば、
"para'meter" は para'meter となります。
コマンド
ユーティリティ・
ツール・コマンド
avid-ums-resetadmin-password
オプション
説明
NEW_PASSWORD
デフォルトの MediaCentral 管理者
アカウントのパスワードをリセッ
トします。
avid-ums-statistics
MediaCentral User Management
サービス統計値を返します。
avid-ums-createrole
ROLE_NAME
ROLE_DESCRIPTION
LICENSE
[LAYOUT1][LAYOUT2]...[OPTIONS]
-p, --admin-password <arg>
ロールを作成して、ライセンスとレ
イアウトをそのロールに割り当て
ます。1 つまたは複数のレイアウト
の指定はオプションです。
ユーティリティ・
ツール・コマンド
オプション
説明
avid-ums-backup
BACKUP_FILE [options]
UMS データベースのバックアップ
を行い、後で復元するためのファイ
ルを作成します。このコマンドは、
手動バックアップ、または自動バッ
クアップの一部として使用するこ
とができます。
-pp, --postgres-superuser-password <arg>
-pu, --postgres-superuser-name <arg>
MediaCentral データベースのバッ
クアップと復元の手順について詳
し く は、『MediaCentral Platform
Services Installation and Configuration Guide』をご参照ください。
avid-ums-restore
BACKUP_FILE [options]
-pp, --postgres-superuser-password <arg>
-pu, --postgres-superuser-name <arg>
特定のコマンドに関する情報を得るには、次を入力します。
[root]# avid-ums-[UTILITY_TOOL_NAME]
107
供 給 さ れ た フ ァ イ ル か ら、UMS
データベースを復元します。ユー
ザー・データベースがすでに存在す
る場合は、復元データベースで上書
きされます。
MediaCentral 用語集
E
EDL(エディット・ディシジョン・リスト)
Interplay MAM Desktop で作成された基本シーケンスです。基本シーケンスをご参照ください。
F
Frame Chase 編集
ライン・フィードまたはインジェスト・デバイスからのキャプチャー中にメディアを表示・編集できる
機能です。キャプチャー中編集(EWC)とも呼ばれます。
J
J-K-L 再生
キーボードの J キー、K キー、L キーを使用すると、素材をさまざまな速度で再生およびシャトルできます。
この機能は、3 ボタン再生や可変速再生と呼ばれることもあります。
L
L カット
2 つのクリップ間の分割編集で、ビデオ・トランジションとオーディオ・トランジションは同時に発生し
ないものを指します。オーディオ・トランジションがビデオ・トランジションの前に生じるか、ビデオ・
トランジションがオーディオ・トランジションの前に生じるかのいずれかになります。
M
MediaCentral Platform
MediaCentral 製品とサービスに対応するソフトウェア・インフラストラクチャです。
108
MediaCentral User Management サービス(UMS)
MediaCentral Platform サービスのひとつです。ユーザーとグループを作成および管理し、複数のシス
テムにわたってユーザーを認証する機能を提供します。
MediaCentral ゾーン
MediaCentral ゾーンは以下で構成されています。
•
MediaCentral サーバー 1 つまたは MediaCentral クラスター・サーバー 1 つ
•
Interplay | Production エンジン 1 台、または iNEWS データベース 1 つ、または両方
•
1 つまたは複数の ISIS ストレージ・システム
デフォルトでは、MediaCentral システムはシングル・ゾーンとして設定されています。大規模な施
設では、2 つまたはそれ以上のシングルゾーン・システムをマルチゾーン環境に統合できます。
MediaCentral Distribution サービス(MCDS)
Interplay Production サービスのひとつで、Interplay Production Service のジョブを調整し、再生サー
バーに送信します。
Media Distribute レイアウト
複数のプラットフォームにパブリッシュするための別のオプションを表示するレイアウトです。レイア
ウトには、ソーシャル・メッセージ・ペイン、Web ストーリー・ペイン、パッケージ・ペインが含まれ、
メディア・パッケージのパブリッシュに使用されます。
Media | Index
複数のゾーンにわたって、複数の Interplay Production データベースの中央インデックスを検索できる
検索エンジンです。詳しくは、インデックス作成済み検索もご参照ください。
N
NAT(ナチュラル・サウンド)
ビデオと同時に録音されたオーディオのことで、多くはカメラに内蔵のマイクで録音された場合を指し
ます。SOT(サウンド・オン・テープ)もご参照ください。
S
STP(再生サーバーに送信)
放送するために再生デバイスまたは再生サーバーにシーケンスを転送するプロセスを指します。
109
SOT(サウンド・オン・テープ)
ビデオと同時に録音されたオーディオのことで、多くはカメラ内蔵でないマイクで録音された場合を指
します。NAT(ナチュラル・サウンド)もご参照ください。
U
User Management サービス(UMS)
MediaCentral User Management サービス(UMS)をご参照ください。
W
Web ストーリー・ペイン
Web コンテンツ・マネージメント・システムにパッケージをパブリッシュする際に作成できるようにす
るクライアント・アプリケーションのペインです。
あ
アウトプット・モード
メディア・ペインのアウトプット・ボタンをクリックすると、現在読み込まれているシーケンスのメディ
アを確認し、ボイスオーバー・コントロールなど、シーケンスに適用されるコントロールを使用できます。
アセット・モードもご参照ください。
アクティブなアングル
グループ・クリップでは、シングルアングル・ビューで選択されたカメラ・アングルおよびシーケンス
にクリップを追加した場合は表示されるアングルです。
アサインされていないグループ
MediaCentral UX のユーザー管理で使用されるデフォルトのグループで、グループから削除されている
が他のグループには属していないユーザーが含まれます。
アセット
ストーリーやシーケンスの作成に使用するオブジェクトです。アセットには様々な種類があり、ビデオ・
メディア、オーディオ・メディア、グラフィック、イメージ、テキストなどが含まれます。アセットは
通常、オブジェクトだけでなく、アセット管理データベースに保存されるランダウンなどのオブジェク
ト・リストのことも指します。
110
アセット・ペイン
クライアント・アプリケーションのペインで、アセットを表示します。これらのアセットは、検索また
は参照から得ることができます。アセットは、表示されたアセットに適用される場合、フォルダー階層
で表示されます。
アセット・モード
メディア・ペインのアセット・ボタンをクリックすると、現在読み込まれているアセットのメディアを
確認し、イン / アウト位置の設定など、アセットに適用されるコントロールを使用できます。アウトプッ
ト・モードの定義もご参照ください。
アングル
グループ・クリップでは、個別のクリップで、それぞれに異なるカメラ・アングルがあります。
い
インデックス作成済み検索
複数のデータベースと同期した中央のインデックスに問い合わせ、インデックスに保存されたものを見
つける検索です。Interplay Production データベースは直接検索しません。Media | Index もご参照く
ださい。
う
ウィンドウ
アプリケーションの主要なユーザー・インターフェース要素です。
え
エッセンス
Interplay MAM では、「エッセンス」は詳細メタデータのない、アセットの純粋なメディア・データを
意味します。例えば、ビデオ・ファイルはエッセンスと呼ばれます。エッセンスはエッセンス・パッケー
ジに編成されます。ファイル情報ペインでエッセンスを表示したり、そのプロパティを編集したりでき
ます。
111
エッセンス・パッケージ
Interplay MAM では、エッセンス・パッケージは意味的に分類されたエッセンスのグループを意味します。
各エッセンスには、同じコンテンツを意味し、同じ一般的な用途を共有するエッセンスのクラスが含
まれます。エッセンス・パッケージは、アセットの代表的なエッセンス・パッケージと定義することが
できます。代表的なエッセンス・パッケージにはアセットの用途を意味するエッセンスが含まれます。
ファイル情報ペインでエッセンス・パッケージを表示したり、そのプロパティを編集したりできます。
エリア
MediaCentral UX Web アプリケーションのセクションです。アプリケーションをカスタマイズし、
エリアの数を増減できます。
お
オーディオはビデオに従う
グループ・クリップのトラックにオーディオをマップして、アクティブなアングルの変更を自動的に
「フォロー」して、新しいアクティブなアングルからオーディオを使用することができる、オーディオの
設定です。
か
管理者グループ
MediaCentral UX ユーザー管理に使用するデフォルトのグループで、管理者権限を持つユーザーが含ま
れます。
関連
Interplay MAM アセットの構造化に役立つアセット間の相互関係。また関連では、アセット間を簡単に
素早く(検索をせずに)移動できます。使用可能な関連は、基底となる Interplay MAM データ・モデ
ルによって決定されます。
関連ペイン
このクライアント・アプリケーションのペインは、選択されている Interplay MAM アセットと関連付
けられたすべてのアセットを表示します。表示される関連をレビュー、変更、削除することができます。
また、関連付けられたアセットを移動および参照できます。
112
き
起動ペイン
クライアント・アプリケーション上のペインで、ここからさまざまな場所に移動できます。このペイン
には、リモート・ファイル・システム、ローカル・ファイル・システム、アセットの他の場所が表示されます。
基本シーケンス
MediaCentral UX で作成するシーケンスで、1 つのビデオ・トラックと 1 つのオーディオ・トラックを
伴うタイムラインを含みます。このオーディオ・トラックは、すべてのソース・オーディオ・トラックを
表します。一般的に、シンプルなシーケンスの作成に使用されます(カット・リスト、ショットリスト、
EDL と呼ばれることもあります)。
キャプチャー中編集(EWC)
Frame Chase 編集をご参照ください。
キャリア
Interplay MAM では、エッセンス・ファイルを保存する物理メディアを意味します。キャリアの形態は、
ディスクやテープの他、テープのアーカイブ・システム全体も可能です。キャリアの範囲はエッセンス
にアクセスするために必要となる粒度によって異なります。
キュー
ストーリーを含む iNEWS データベースのサブフォルダー。
キュー / ストーリー・ペイン
クライアント・アプリケーション内のペインで、キューの内容を、ストーリー・フォームを含むストー
リーの内容とともに表示します。
キュー・リスト
スクリプト・エディター内のエリアで、キャラクター・ジェネレーター(CG)用のプロダクション・
キューとマシン・コントロール・イベントなどの追加と編集をジャーナリストが行えるエリアです。
く
グループ・クリップ
Media Composer またはその他の Avid 編集アプリケーションで、共通のソース・タイムコード、AUX
タイムコード、または素材にあるマークに基づいて作成されたマスター・クリップです。
113
クローズド・キャプション・ペイン
このペインは、メディア・ペインにロードされる Interplay Production アセットのクローズド・キャプ
ションを表示します。クローズド・キャプション・ペインは、タイムコードおよびクローズド・キャプ
ションのテキストを一覧で表示します。また、インポート、エクスポート、編集、および位置のコント
ロールが可能です。
け
検索バー
クライアント・アプリケーション内のセクションで、特定の基準に一致するアセットを検索できます。
検索ペイン
1. ユーザーが情報やアセットを検索できるペインです。
2. ユーザー・レイアウトのペインで、管理者は MediaCentral UX グループとユーザーを検索できます。
こ
コンタクト・リスト
メッセージ・バーに表示される iNEWS ユーザーのリストで、ここからメッセージの受信者を選択でき
ます。
さ
サイドバー
iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システムなどの MediaCentral UX と統合されたさまざま
なシステムに移動できる、MediaCentral UX モバイル・アプリケーションの機能です。
再生サーバーに送信(STP)
放送するために再生デバイスまたは再生サーバーにシーケンスを転送するプロセスを指します。
サブクリップ
マスター・クリップ内でイン点およびアウト点をマークし、点間のフレームを保存することによって作
成されたクリップのことです。サブクリップには、メディア・ファイルへのポインターは含まれません。
サブクリップはマスター・クリップを参照します。メディアファイルへのポインターはマスター・クリッ
プだけに含まれます。
114
サムネイル・ペイン
[メディア]ペインの[アセット]モードにロードされるアセットの小さな画像を表示するペインです。
画像は、タイムコード、マーカー、またはその両方で表示されます。
し
シーケンス
ビデオ、イメージ、オーディオ・クリップ、またはそれらの任意の組み合わせを一連に並べたものです。
基本シーケンスと詳細シーケンスもご参照ください。
シーケンス・ズーム・バー
シーケンス・ズーム・バーは水平方向のシーケンス・タイムラインの下、または垂直方向のタイムライ
ンの右側に配置されています。長いシーケンスが見やすくなるよう、または正確に編集できるようにズー
ム・バーを使用してシーケンス・タイムラインのセクションを拡大できます。詳しくは、メディア・ズー
ム・バーもご参照ください。
シーケンス・タイムライン
ビデオ・クリップとオーディオ・クリップが置かれる、シーケンス・ペイン内のエリアです。シーケン
ス・タイムラインには、1 つのビデオ・トラック、1 つまたは 3 つのオーディオ・トラック、1 つのタイ
ミング・トラックが含まれます。
シーケンス・ペイン
ビデオおよびオーディオのクリップを使用して、シーケンスを作成または編集できるペインです。作成・
編集したシーケンスは、スクリプト・シーケンスとして新しいストーリーと関連させたり、独立したア
セットとして Interplay Production データベースに保存できます。
システム設定レイアウト
MediaCentral UX 管理者が使用するレイアウトで、さまざまな構成設定を指定します。
シャトル
メディアをリアルタイムより遅いまたは速いスピードで表示することを指します。MediaCentral
では、J、K、L キーを使用してクリップまたはシーケンス内をシャトルできます。
UX
詳細シーケンス
MediaCentral UX で作成するシーケンスで、1 つのビデオ・トラックとユーザー指定の複数のオーディ
オ・トラックを伴うタイムラインを含みます。デフォルトでは、これらのトラックは iNEWS ストーリー
での使用にあわせて NAT、SOT、または VO と名付けられます。しかし、名前を変更し、iNEWS ス
トーリーから切り離して使用することができます。
115
詳細ペイン
ユーザー・レイアウトとシステム設定レイアウト内のペインで、選択されている項目に対する情報と設
定が表示されます。
進行ペイン
クライアント・アプリケーション内のペインで、シーケンス・ミックスダウンや再生サーバーへの送信
などの MediaCentral UX のプロセスの進捗と状態を表示します。
シンプルなシーケンス
基本シーケンスをご参照ください。
す
スクリプト
放送で読まれるテキストです。機能を編成するためのコンテンツでもあります。
スクリプト・エディター
キュー / ストーリー・ペイン内のセクションで、ジャーナリストはここでストーリーの要素を作成・整理
します。スクリプト・エディターには、ストーリー・フォーム、キュー・リスト、ストーリー、シーケ
ンス・タイムラインの 4 つのサブセクションがあります。
スクリプト・シーケンス
一連のビデオ、オーディオ、イメージで、シーケンス・ペインで作成し、メディア・ペインで再生します。
スクリプト・シーケンスは、Interplay Production データベース内に保存され、再生デバイスへと送信
できます。
ストラタ
Interplay MAM アセットのロギングの基礎を構築する注釈レイヤーです。各ストラタでは、特定の観点
からアセットに関する情報を表示できます。
ストーリー
要素を集めたもので、テレプロンプターに送信され放送されたスクリプト、スクリプトとともに放送さ
れたビデオとオーディオ、キューに関連するプロダクション・キューとマシン・コントロールの指示を
含みます。ストーリーは機能として作成することも可能で、スクリプトを使用して機能を編成すること
ができます。
116
ストーリー・フォーム
スクリプト・エディター内のセクションで、データベース内の各キューに対して iNEWS システム管理
者があらかじめ定義したフィールド内にストーリーの情報を提供します。
ストーリー・レイアウト
ジャーナリストがビデオやオーディオを含むストーリーの作成や編集に使用するレイアウトです。
ズーム・バー
メディア・ズーム・バーおよびシーケンス・ズーム・バーをご参照ください。
せ
制限
2 つのマーカーからなるセットで、知的財産権管理やコンテンツ・コンプライアンスなど、なんらかの形
で使用が制限されているクリップを示します。
セグメント
1. ランダウンでは、コマーシャルの間に放送される番組の一部を指します。
2. ストーリー / テキストの一部です。ジャーナリストは、セグメントを使用してテキストのタイミン
グをとり、テキストをビデオ、オーディオ、プロダクション・キューと一体化させます。複数に分
割されたセグメントが組み合わせられ、ストーリー全体を形成しています。
3. シーケンスでは、トラックに含まれるメディアの一部を指します。
4. ストラタでは、イン点とアウト点で定義されたメディアの一部を指します。セグメントには、フレー
ムのシーケンスに関連付けられた注釈が含まれます。
設定ペイン
システム設定レイアウト内のペインで、ここから設定を選択して表示または編集できます。
そ
送信ボタン
メッセージ・バーにあり、このボタンをクリックしてメッセージを送信します。
ソーシャル・メッセージ・ペイン
Facebook や Twitter などのソーシャル・メディア・サイトにパッケージを投稿する際に作成できるよう
にするクライアント・アプリケーションのペインです。
117
ソース・クリップ
シーケンスの一部として使用されるビデオ・クリップまたはオーディオ・クリップです。
た
タイムコード表示
メディア・ペインにあるディスプレイで、読み込まれているアセットまたはシーケンスのタイムコード
情報を提供します。
タイムコード・マスター
Interplay MAM では、タイムコード・マスターはタイムコードを決定するために使用されるエッセンス
内のエッセンス・パッケージを意味します。このエッセンスはビデオ分析済みであるか、もしくはビデ
オ分析がトリガーされたときにビデオ分析されます。タイムコードのリクエストまたはタイムコードの
計算は、タイムコード・マスター・エッセンスによって応答されます。ファイル情報ペインでタイムコー
ド・マスターを表示したり設定したりできます。
タイミング・ブロック
ストーリー・セグメントのリード・レートまでの長さに応じたスクリプト・シーケンスのセクションです。
アクションの編集用のコンテナとして機能するタイミング・ブロックです。
タスク
自動的(ワークフロー・スクリプトに基づいて)またはユーザー操作によって実行されるプロセス内の
基本手順です。
タスク・ペイン
ユーザー自身が作成した Interplay MAM プロセスのユーザー・タスクや、他のユーザーから割り当て
られたユーザー・タスクを表示、編集できるペインです。
と
統合検索
MediaCentral Platoform の検索機能を使い、個々のデータベースが提供する全検索機能を使用できる
検索です。
トラック・セレクター
オーディオ・ペインのドロップダウン・メニューで、グループ・クリップのオーディオ・トラックを、
対応するグループ・クリップ内の、別のアングルのオーディオ・トラックにマップできます。
118
トリム・インジケーター
シーケンス・タイムラインで、マウス・ポインターをビデオ列またはオーディオ列に重ねるとクリップ
の先頭または末尾に表示されるマークです。ビデオとオーディオは、一緒にトリムしたり、別々にトリ
ムして L カットを作成することができます。
ドロップ・ゾーン
エリアの一部分で、そこにペインを移動させることができます。各エリアには 5 つのドロップ・ゾーン
(中央、上、下、左、右)があります。
に
認証プロバイダー
ユ ー ザ ー の 認 証 情 報(ユ ー ザ ー 名 と パ ス ワ ー ド)を 確 認 し、ア ク セ ス を 許 可 す る サ ー バ ー で す。
MediaCentral UX 管理者は、インポートされたユーザーに対して、Windows ドメイン・サーバーなど
の認証プロバイダーを指定します。
は
パッケージ
Media Distribute では、テキスト・コレクション(メッセージまたはストーリー)、画像、ビデオおよ
び音声は、すべて共通の iNEWS のストーリーと Interplay Production のマスター・クリップまたはシー
ケンスに関連付けられています。
パッケージ・ペイン
クライアント・アプリケーションのペインで、パブリケーションの準備が整っているパッケージや既に
パブリッシュされているパッケージの履歴を表示します。ペインを使用すると、パッケージのパブリッ
シュ送信の際のレビューと承認に使用することもできます。
ふ
ファイル情報ペイン
ファイル情報ペインはクライアント・アプリケーションのペインです。ビデオ、オーディオ、イメージ、
およびテキスト・ファイルに関する情報を提供します。Interplay MAM では、このようなファイルは
エッセンスと定義されます。ファイル情報ペインには、このペインで開いているアセットに属するエッ
センス・ファイルがどのように編成されるか詳細に表示されます。
119
ファイルベースの再生
メディアが再生のためにワークステーションにダウンロードされる再生モードです。ファイルベースの
再生は、低帯域幅の状況で良好な品質を提供します。
ファセット
iNEWS プロジェクトのサブトピックで、追加の粒度を提供します。ファセットに関連付けられたストー
リーはすべて、そのファセットの親プロジェクトに自動的に関連付けられます。詳しくは、プロジェクト
もご参照ください。
プール
Interplay MAM では、1 つ以上のキャリアを保有するデバイスまたはデバイスの一部がプールと呼ばれ
ます。キャリアをご参照ください。
プレゼンター・モード
MediaCentral UX タブレット・アプリケーションでは、ユーザーがページごとのレイアウトで番組のス
クリプトを、ニュース・プレゼンターが使用する印刷されたスクリプトと同じように確認できます。
フレームベースの再生
メディアが再生のためにサーバーから直接ストリーミングされる再生モードです。フレームベースの再
生は、高品質を提供しますが、ファイルベースの再生よりも高い帯域幅を必要とします。
プロジェクト
トピックでカテゴリに分けられたストーリーのグループを表す iNEWS の用語で、これにより特定の
トピックで使用されている用語に関連するすべてを、一か所から検索することができます。詳しくは、
ファセットもご参照ください。
プロジェクト / ストーリー・ペイン
クライアント・アプリケーション内のペインで、プロジェクトの内容、プロジェクトのファセット、関連す
るストーリーを表示します。
プロセス
Interplay MAM で、具体的な目標を達成するために定義された一連の自動ワークフローと手動作業です。
目標を達成するために使用される状態、タスク、制御フローを定義します。
プロダクション・キュー
iNEWS ストーリーのオブジェクトで、重要な情報と文字ジェネレーターなどのデバイス用マシン・コ
ントロール・コマンドを技術スタッフに提供します。
120
へ
ペイン
MediaCentral UX Web アプリケーションの 1 セクションです。1 つまたは複数のペインを含むエリア
です。複数のペインは、1 つのエリアに重ねて表示させることができます。各ペインの名前がタブに表示
され、タブをクリックするとペインが表示されます。
ペイン・メニュー
各ペインで選択可能なコマンドのメニューです。メニューを操作するには、ペイン・メニュー・ボタン
をクリックします。
ページ付け
システム設定です。キュー / ストーリー・ペインまたはプロジェクト / ストーリー・ペインにリストされ
る項目の最大数を指定します。
編集できないシーケンス
Media Composer またはその他の Avid 編集アプリケーションで作成され、レンダリングされたエフェ
クトを含むシーケンスなど、MediaCentral UX で編集できないシーケンスです。編集できないシーケン
スは、シーケンス・タイムラインで暗い赤で表示されます。詳しくは、読み取り専用シーケンスもご参
照ください。
ほ
ボイスオーバー・コントロール
ボイスオーバーを録音し、そのボリュームを調整できるコントロールです。
ポジション・インジケーター
メディア・タイムライン上の垂直のバーで、メディア・ビューアーに表示されているフレームの位置を
示します。シーケンス・タイムラインには、
[シーケンス]ペインの方向によって水平方向または垂直方
向であるポジション・インジケータも含まれます。ポジション・インジケーターをドラッグし、クリッ
プまたはシーケンス内をスクラブできます。
ま
マスター・クリップ
実際のデジタル・ビデオとオーディオ・データが保存されているメディア・ファイルへのポインターを
含むメディア・オブジェクトです。
121
マーカー
選択されているフレームに追加されるインジケーターで、クリップ、サブクリップ、シーケンス内の特
定の位置に印を付けます。マーカーにはさまざまな色があり、ユーザー定義のテキストを付加すること
もできます。マーカーはメディア・タイムラインに表示され、マーカー・テキストはメディア・ビュー
アーにオーバーレイとして表示されます。以前はロケーターと表記されていました。
マッチ・フレーム
ソース・クリップを読み込める機能で、ソース・クリップの一部分はシーケンス内に含まれます。
み
ミックスダウン
複数のビデオ・トラック、複数のオーディオ・トラック、エフェクトを組み合わせて、1 つのビデオ・ト
ラックと少数のオーディオ・トラックを含む 1 つの新しいマスター・クリップを作成するプロセスを指
します。
め
メタデータ
アセットを説明するデータです。メタデータには、プロパティ、予約、制限、その他の情報が含まれます。
メタデータ・ペイン
開始タイムコード、コメントなど、Interplay MAM または Interplay
されたアセットに関連するプロパティを表示するペインです。
Production データベースで選択
メディア・コントロール
メディア・ペイン内のコントロールで、アセット内を再生・移動したり、シーケンスの作成に使用する
ためにアセットを編集したりできます。表示されるコントロールは、選択されているアセットにより異
なります。
メディア・ズーム・バー
メディア・タイムラインの下にあるメディア・ペインのコントロールで、メディア・タイムラインのセ
クションを拡大表示し、長いクリップでの作業をしやすくします。詳しくは、シーケンス・ズーム・バー
もご参照ください。
メディア・タイムライン
メディア・ペイン内のグラフィック表示で、アセットまたはシーケンスの長さと時間範囲を示します。
122
メディア・ビューアー
メディア・ペインのセクションで、アセットの表示に使用します。
メディア・ペイン
クライアント・アプリケーション内のペインで、メディア・コントロールを使用してメディア・アセッ
トを表示・編集できます。
メッセージ・バー
クライアント・アプリケーションの 1 セクションで、メッセージの送受信を行います。メッセージ・バー
には、[送信先]フィールド、[メッセージ]フィールド、[送信]ボタンがあります。
メッセージ・ペイン
クライアント・アプリケーションのペインで、テキスト・メッセージおよびメディア・アセット・リンクの
両方を他の MediaCentral UX ユーザーに送信するためのメッセージ・ボックスを表示します。受信し
たすべてのメッセージもリストに表示します。
メッセージ履歴
メッセージ・バーにあり、矢印ボタンで直近のメッセージ数件を読むことができます。複数の未読メッ
セージが存在する場合、数値インジケーターが表示されます。
メニュー・バー
クライアント・アプリケーションの 1 セクションで、ここからさまざまなメニュー・オプションを選択
します。
ゆ
ユーザー・タスク
ユーザー操作を必要とし、ユーザー操作によって完了するタスクです。タスクをご参照ください。
ユーザー・ツリー・ペイン
ユーザー・レイアウト内のペインで、グループとユーザーを階層レイアウトで表示します。
ユーザー・レイアウト
MediaCentral UX のユーザー管理のレイアウトで、管理者はユーザーとグループをインポート、作成、
管理できます。
123
よ
読み取り専用シーケンス
1. Interplay Production フォルダーから開き、ただしこのフォルダーでの読み取り / 書き込みロールが
ないために編集および保存できないシーケンスです。
2. このシーケンスは、書き込み権限がない Interplay MAM データベースから開かれたか、外部シー
ケンスです。
シーケンスの再生はできますが、編集や保存はできません。詳しくは、編集できないシーケンスもご参
照ください。
ら
ランダウン
スクリプトの項目表またはタイミング・リストで、ニュース放送中の放送順序を示します。
ランダウン・レイアウト
ジャーナリストがストーリーの作成や編集に使用するレイアウトです。
れ
レイアウト
ジャーナリスト用、管理者用など、特定の目的に対してデザインされた複数のペインから構成される 1
つのまとまりです。
レイアウト・セレクター
リストから、使用したいレイアウトを選択できます。
ろ
ロギング
1. Interplay Production:クリップ、サブクリップ、シーケンスに情報を追加することを指します。この
情報には、マーカー、制限、テキストが含まれ、ストーリー作成やメディア編集中に参照として使
用されます。
2. Interplay MAM:ストラタをセグメント化し、それに情報を追加することを指します。この情報には、
テキストやその他のプロパティが含まれます。
124
ロギング・ペイン
Interplay Production アセットまたは Interplay MAM アセットのロギングでの使用に合わせて定義さ
れたコントロール配置を、メディア・ロガーやジャーナリストに提供するペインです。ロギング・ペイ
ンのレイアウトは、開いたアセットに応じて自動的に変化します。
ログ・レイアウト
メディア・ロガーやジャーナリストがマーカーの表示と作成に使用するレイアウトです。
ロケーター
マーカーをご参照ください。
ロール
MediaCentral UX 管理者により、ユーザーに割り当てられている機能、権限、レイアウトの一式です。
管理者は、組織内での役割に基いて、MediaCentral UX ロールを作成できます。
125
索引
A
AirSpeed Multi Stream
送信する 28
Avid
オンライン・サポート 10
トレーニング・サービス 10
MediaCentralUser Management サービス
説明 62
MediaCentral ゾーン
管理する 66
使用する 66
せっていする 68
MultiRez ボタン 20
I
P
ICS Zone
説明 60
iNEWS 設定 14
Interplay MAM
Production Service
説明 28
システム設定を構成する
53
Interplay Production
Interplay Administrator で設定を構成する 46
MediaCentral で設定を構成する 14
Interplay Production Service
説明 28
Interplay Transcode サービス
説明 28
Interplay Transfer Engine
説明 28
Interplay|MAM
Interplay MAM ユーザー・マネージャーの設定を構成
する 52
IPUMUtils.exe ユーティリティー 106
M
Media Index
設定 14
ライセンス 90
MediaCentral Distribution サービス
説明 28
S
STP Encode サービス
説明 28
T
Transcode サービス
説明 28
Transfer Engine
説明 28
U
User Management Utilities ツール
オプション 106
User Management サービス
説明 62
W
Windows ドメイン
ユーザーをインポートする
70
索引
プロファイル 34
プロファイルの例 39
ワークフロー 28
再生サーバーに送信設定 14
再生サービス設定 14
サインインする 12
あ
アクティブ・セッション
終了する 99
表示する 99
アサインされていないグループ
86
い
一般設定
し
シークエンス
再生サーバーに送信する
システム設定
構成する 14
システム設定レイアウト 14
詳細ペイン
情報を表示する 98
14
お
オンライン・サポート
10
か
28
せ
画像の品質
設定 20
管理者
使用可能なレイアウト 11
デフォルト・アカウント 11
セッションのタイムアウト
設定 23
そ
く
グループ
管理する 69
グループから削除する
削除する 87
作成する 82
詳細を編集する 82
説明 62
黒いギャップ
STP 前に検出する 45
ゾーン
管理する
使用する
設定 14
85
と
トラブルシューティング 10
トレーニング・サービス[とれーにんぐさーびす]10
に
さ
再生サーバーに送信(STP)
Long GOP のワークフロー 30
黒いギャップを検出する 45
構成 28
異なる解像度が混在する Long GOP 31
説明 28
のモニタリング 32
複数の MCDS サーバーのフェイルオーバー機能
66
66
認証プロバイダー
指定する 70
は
パスワード
変更する
33
127
88
索引
ユーザー・ツリー・ペイン
説明 60
ユーザー・レイアウト
説明 60
開く 59
ひ
ビデオ・ブラック
STP 前に検出する
45
ふ
ファイルベースの再生
を設定する 22
プレーヤー設定 14
プロキシ・ビデオ
最大サイズ 20
プロキシ・ビデオの最大サイズ
ら
ライセンス
使用可能なレイアウト 90
タイプ 90
ロールに割り当て済み 89
ロールに割り当てる 93
割り当てる 94
20
ま
れ
マルチ解像度
設定する 20
マルチゾーン環境
管理する 66
レイアウト
アクセス 65
管理者 11
システム設定
ユーザー 59
め
メッセージ
電子メール転送を設定する 26
メッセージ・アーカイブを設定する
メッセージと共有設定 14
ろ
ロードバランサー設定 14
ロール
削除する 93
作成する 93
定義 89
デフォルトのライセンスとレイアウト
ログ・ファイル 101
24
も
モジュール
14
14
ゆ
ユーザー
インポートする 70
管理する 69
グループから削除する 84
グループへ追加する 84
削除する 87
作成する 78
詳細を編集する 78
説明 62
パスワードを変更する 88
128
89
2
アビッド テクノロジー株式会社
テクニカル・サポート
製品情報
〒 107-0052
オンライン・サポート・センター
会社情報および製品情報については、
東京都港区赤坂 2-11-7
ATT 新館ビル 4F
(www.avid.com/jp/support)
にアクセスしてください。
www.avid.com/jp をご覧ください。