事業報告 - 社会福祉法人 徳充会

第 1 号議案
平成 25 年度
事 業 報 告
社会福祉法人
徳 充 会
≪ 目 次 ≫
【障害者事業局】
地域活動支援センター(さいこうえんの障害者生活支援センター)
1
青山彩光苑リハビリテーションセンター
4
青山彩光苑ライフサポートセンター
6
青山彩光苑穴水ライフサポートセンター
9
石川県精育園
11
青山彩光苑ワークセンター田鶴浜
13
【高齢者事業局】
エレガンテなぎの浦・アンジェリィなぎの浦
15
エレガンテたつるはま
18
もみの木苑
19
ふれあいの里
20
【事務局】
健康増進センターアスロン
21
総務部
23
経営企画部
25
アドボカシー室
26
【常任・事業推進委員会】
教育研修委員会
27
福利厚生委員会
28
事例研究大会
29
≪障害者事業局 青山彩光苑≫
さいこうえんの障害者生活支援センター
1.テーマ
『障がい者が、住みなれた地域で暮らすために、安心して就業、生活できるよう頼りにさ
れる支援センターとなる。』
(1)「障がい者が自らの持ち味を知り、就業・生活する力をつける」
(2)「サービスや支援などの社会資源を活用し、生活する力をつける」
2.相談支援事業
(1)サービス等利用計画の作成(計画相談)
①相談支援
月
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
計
相談件数
142
174
169
210
127
135
174
207
197
241
190
253
1328
計画相談
18
18
18
20
22
22
25
33
43
51
63
84
417
【相談内容の傾向】
・日中活動の相談(リハ、ライフ、ワーク利用、他事業所就労継続B利用の相談)
その他(ヘルパー利用、年金申請、身体障害・療育手帳申請、生活保護申請
等)
・計画相談の依頼(県内全域青山利用者の市町 七尾、羽咋、宝達志水、内灘、かほく、金沢、白山、
穴水、能登、輪島などサービス支給更新、区分更新)
・法人のサービス利用に繋げる。平成 25 年度は 37 名が徳充会のサービス利用
②地域移行:定着支援の実施
目標年間1件
☆地域移行:定着支援の相談が3件あるうち、移行支援は0件、定着支援は1件決定。平成26.1月よ
り開始。
(2)地域課題の掘り起こし
相談支援事業所連絡会参加
18回、自立支援協議会参加
35回
地域の課題として
・難病への対応(周知)は勉強会を8月29日に開催
・障害児の支援体制づくり、特別支援学校との連携、担当者会議を開催
2ケース、5回実施(七尾市子育て支援課、七尾児童相談所と介入)
(3)支援体制の強化
・県の虐待対応専門職チーム定例会への出席2ヶ月に1回出席。
・七尾市子育て支援課主催の要保護児童対策地域協議会へ4回参加。
・11月から計画相談従事者を2名体制とし、計画作成を行った。
― 1 ―
3.地域活動支援センター事業
(1)個別支援の充実
・会議開催月に3回 会議実施総計32ケース
41回実施。
・事例1 定期的にグループホームサービス管理責任者、世話人と担当者会議を開き(3ヶ月に1
回)支援の進捗を確認している。
・事例2 自宅での食生活管理について支援、担当ヘルパーとサービス担当者会議を開き、連
携・情報を共有する。
(2)個人の能力、生活力を高めるプログラム
①工賃評価を9月に実施、評価をもとに利用者と面談を行い課題を整理し目標設定を行なった。
②ダスキン 今年度、仲介業者との連携とれず未実施
③エコクッキングと題して材料を無駄にしない調理を実施。3週間のサイクルで調理を行う。38
回開催、延べ115名参加。平均3名参加。センターで調理したレシピをもとに自宅でも繰り返し
調理するようになった。
④しゃべり場 月1回お茶を飲みながら開催、延べ61名、平均5名参加。日頃の思いなどを聴く機
会をもった。センターの活動についての意見、日頃の悩みなど相談する場とした。利用者から
の要望で次年度は月2回の開催とする。
⑤花見会4月、バーベキュー10月、クリスマス会12月、ボウリング大会2月を企画し実施。利用者
主体で話し合いを重ね企画、運営を行なった。
⑥カラオケクラブ毎週火曜日開催。平均6名参加。
⑦健康セミナーは体力測定5月(理学療法士)、栄養セミナー7月(管理栄養士)、感染症セミナ
ー11月(看護師)、防火・防災セミナー12月(七尾消防署員4名)を実施する。スマートクラ
ブは希望者がいないため実施せず。
(3)ニード調査、満足度調査の実施
1月に実施。25名が回答。作業への満足度は高く、行事のニーズも高かった。(花見会、バー
ベキュー、ボウリング大会、クリスマス会、市内散策、クリーン(清掃)活動)意見をもとに26
年度の活動に活かしていく。職員の接遇、話を聴く姿勢も満足度は高かった。
4.就業・生活支援センター事業
(1)障害者からの相談に応じ、就業及びそれに伴う日常生活上の問題について必要な指導及び助
言その他の支援を行う。
①就職に向けた準備
・基礎訓練あっせん件数8件
「スキップ」の開催12回、延べ89名参加、スキップでのチャレンジワーク実施3件
・実習件数 職業準備訓練2件、職場実習29件 合計31件
石川県職場実習制度利用12件
七尾・中能登町地域自立支援協議会「職場体験実習チャレンジワーク」件数(年間目標10件)
⇒17件実施、協力企業数は2社増えて13社となる。
・新規登録者数:28名 紹介経路(ハローワーク:5名 地域障害者職業センター:1名
― 2 ―
特別支援学校:2名 就労移行支援事業所:3名
移行以外の福祉サービス事業所:7名
行政機関:2名 直接利用:5名 上記以外:3名)ケース会議:80件
求職活動支援(当センター目標年間25件)⇒就職件数28件
②就職後の定着支援
職場訪問による職場定着支援:延べ311件(実件数:204件)
ジョブコーチ支援:支援対象者数:7件
職業評価依頼件数:7件
定期開催グループワーク「えーる」の実施年4回開催、延べ34名参加。
(2)事業主に対して障害者の就職後の雇用管理に係る助言等を行う。
支援を行った事業所数:49事業所、相談・支援件数:504件
[登録者数・相談件数および支援件数]
4
登録者
相
利用者
談
事業主
相談合計
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
合計
131 136 135
137 138 141 142 146 149 152 154 156
180 236 195
185 194 190 201 186 132 179 168 182 2228
68
44
40
248 280 235
45
29
29
41
54
40
45
38
36
509
230 223 219 242 240 172 224 206 218 2737
準備訓練実習
3
4
2
1
0
1
1
9
2
2
6
0
31
就職
6
3
1
3
1
2
0
1
6
2
1
2
28
定着支援
49
21
28
29
22
20
21
16
28
35
15
23
307
定着・支援
21
15
18
20
18
15
15
12
16
21
12
20
203
(3)他機関との連絡会議の開催・参加
①さいこうえん障害者就業・生活支援センター連絡会議(2回/年)
9月30日:第1回開催 行政等12機関12名参加、
3月5日:第2回開催
行政、福祉事業所等
23機関23名参加。
②圏域内地域自立支援協議会や関係機関の会議等への参加 参加会議数:78件
(4)当センター広報活動
広報誌オンリーワン、ホームページに6回/年掲載した。就業・生活支援センターの活動、就
職者の紹介を行った。
5.その他
(1)職員のスキルアップ
課内勉強会、伝達講習を開催。中部北陸ブロック経験交流会議(岐阜)、相談支援専門員初任者
研修ファシリテーター、サービス管理責任者ファシリテーター、発達障害者への就労支援研
修、相談支援専門別研修(計画相談)への参加などスキルアップを図った。
― 3 ―
青山彩光苑リハビリテーションセンター
1.テーマ
(1) 入所生活から地域生活への促進
(2) 地域活動の充実
(3) 健全な経営
(4)職員の育成
2.方針
(1) 利用者の生活を充実出来るように支援する
(2) 閉じこもり防止、地域活動に参加できるように立案して実行する
(3) 安定した稼働率の確保、空床活用の増進
(4)施設内外の研修などに参加し自己研鑽する
チームワークを整える
3.具体的方法
(1) 入所利用者の目標に合った退所計画を立案しモニタリングを行いながら利用者家族と情報を共
有し、退所へむけ支援する
会議実施状況 年間 235件
件数
件数
4月
5月
6月
7月
8月
9月
12件
23件
19件
14件
25件
21件
10月
11月
12月
1月
2月
3月
12件
19件
19件
19件
25件
27件
新規利用・退所者状況(H25.4~H26.3)
新規利用者数…8名(在宅2名、病院4名、老人施設1名、ショート1名)
退所利用者数…7名(ケアホーム・グループホーム3名,自宅2名,青山ライフ1名,穴水ライフ1名)
(2)利用者の社会生活、地域活動の意欲を高めるように支援する
①サークル活動の実施
クッキングサークル⇒調理実習を9回実施、定例会議は毎月実施。
カラオケサークル⇒自主活動で実施、外出企画実施/1回(利用者企画)
マージャンサークル⇒自主活動で実施、大会企画実施/1回(利用者企画)
②外出企画:家族やボランティアを交え外出支援を実施する
5月:事例1 社協ボランティアを活用し地域スポーツ大会に参加
1月:事例2 社協ボランティアを活用し遠方の友人に会いに行く
③各種スポーツ大会やイベントへの参加
障害者スポーツ大会(11名)、風船バレーボール大会(県:15名・七尾市:14名)、フライング
― 4 ―
ディスク大会(県:8名・七尾市:9名)
七尾特別支援学校すみれ祭販売活動(2名)、能登観光ツアー(3名)
(3) 目標稼働率の到達と節約に心掛ける
①目標稼働率、日中活動90%以上⇒100%(達成)
入所稼働率55%以上⇒53%(未達成)
②短期入所利用者の目標年間延べ人数を365名に設定⇒499名(達成)
延
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
計
機能(入)
482
513
474
518
506
458
510
422
372
382
314
395
5,346
利
25
機能(通)
452
459
390
398
386
429
443
394
406
451
483
480
5,171
用
年
機能(全)
934
972
864
916
892
887
953
816
778
833
797
875
10,517
者
度
施設入所
666
696
708
702
735
683
716
608
602
613
465
596
7,790
短期入所
17
24
24
63
27
36
24
43
50
50
78
63
499
106
101
103
100
104
93
95
97
97
104
100
104
100%
56
56
60
57
58
56
58
50
49
49
41
48
53%
数
機能
稼働率
施設入所
4.その他
(1)生活訓練の実施にむけて取り組み
4月~5月にかけて、対象者の調査実施
特別支援学校等は、入所施設よりも、通所施設を希望する利用者が多い
その他、病院等への訪問においても知的障害者は該当が無く、利用者確保が難しい状況。現在
の稼働率は、目標を達成しているため、今年度は新規事業の進展はない。
機能訓練のニーズの掘り起こしに力を入れ需要の拡大を行い、稼働率を高めていく(サービス
の見える化※26年度事業計画にて実施)
(2)介護等体験実習(県社協)の受け入れ
8月 サマーボランティア受入
(3)専門職学生の受け入れ
志賀高校1年生
1名
七尾国際医療専門学校より 1 名受け入れ
― 5 ―
青山彩光苑ライフサポートセンター
≪生活介護≫
1.日中活動の活性化
(1)個別支援の強化
生活支援実施書の見直し(3ヶ月に1回)リハ加算を通して実施
(2)活動支援
①作業活動支援
・販売先(食祭市場、スーパーなど)の開拓(新)
→ 新規にアスロン・七尾支援学校祭、精育園園祭、能登島の民宿1件
・定期的な工賃の支給に向け、新作業の開拓(ゴルフボール・ウエスの販売)
・作業場の整理整頓による作業の効率化や利用者能力、作業工程の分析を行い、利用者の能力を生
かす形を目指し実施 (年間
44,800円の利益)
②知的支援(他課と協業)
・運動プログラム(虹の会)
・PECS
週5回実施 実利用者数
19人 延べ人数2485人
対象者3人実施(訓練場面等終了・生活場面での利用へ移行)
・ポーテージ支援
実施3回・相談対象者数7人 職員間の共通認識育成
③スポーツ支援
5月:障害者スポーツ大会
6月:ボッチャ大会
9月:県中病院との交流会、七尾市風船バレーボール大会参加
10月:石川県風船バレーボール大会参加
④余暇支援
・苑内活動:アート、カラオケ、歌の会、リラクゼーション(足湯)女子会
・地域イベント参加、外出等
5/ 5
でか山
6/3
古墳公園
7/27
穴水ライフ夏祭
9/3
ドラゴンゲート観戦
10/30
映画鑑賞
11/1
6/17
10/23
希望が丘公園
和倉足湯
カラオケ外出
・スヌーズレン:女子会で週1回5人実施。その他余暇支援として1名利用。
2.資質向上
(1)マニュアルの作成・見直し
防火・防災訓練の見直しと訓練実施
個別における定着を図る
消火栓・消火器等の取り扱いについて主任以上の訓練実施。
個人記録の実施の定着(リハ加算における記録提出に役立てる形を作る)
預かり金がある利用者家族への情報提供の改善(データー化して即時に対応可能となる)
(2)接遇について取り組みを実施中
「ちゃん」付けの禁止
新人職員による委員会からのアンケート等発信
コール対応時のマニュアル作成(朝礼等に模擬を実施中)
― 6 ―
≪相談支援≫
1.個別支援の重点化
強化ケース10ケースの内、目標達成ケース2ケース。
2.余暇の充実
(1)家族会・自治会との連携・サポート
(2)旅行企画
鍋会企画実施(11月19日、20日)
自治会企画の外出(11月実施)
かほくイオン:2回、能登島水族館、アルプラザ鹿島および周辺での昼食
(3)地域との連携(地域の保育園・小学校との交流等)
5月
高階小学校運動会
8月
高階保育園夏祭
11月
7月
10月
七尾特別支援学校すみれ祭
池崎地区秋祭り見学
高階小学習発表会、高階公民館祭り
(4)新規クラブ活動の創設(シネマクラブ・文芸倶楽部等)
シネマクラブは6月から毎月1回 文芸倶楽部は春・夏・秋・冬の4回実施(俳句、詩、そ
れらに合う挿絵を描いて廊下に掲示)
(5)ふらっとカフェ(健康・栄養と協業) 実施13回
季節を感じるネーミングやメニューの追加を行い、雰囲気を演出した
例:4月花見カフェ(甘酒・抹茶) 5月子供の日カフェ(新聞紙で兜を作って写真撮影実施)8
月:かき氷 10月:リクエスト企画、11月:秋の味覚まつり
3.満足度調査の実施
改善を求めるご意見75件について、追跡調査を実施。結果、39件に関しては改善したとのご意見
をいただく。残り39件の中で個別的な内容は順次対応。
4.虐待防止・権利擁護についての意識啓発
月1回の虐待防止委員会の実施(毎月実施
身体拘束時間の調査結果確認と日頃の対応について
虐待とならないように注意喚起)
年2回の研修参加(12月実施の県研修に
3名参加)
身体拘束時間のデーター化を行い、拘束時間短縮に向けての検討を実施。
≪健康支援≫
1.健康管理
健康診断 81 人実施 (再検及び受診検査の方 15 人)
歯科健診 80 人実施 (治療希望の方 毎週木曜日苑内歯科で治療中)
予防接種(インフルエンザ)
希望者 73 人(12 月に実施)
インフルエンザ罹患者 15 人 2/19 発症後感染し、2/27 以後発生者なし
ノロウイルス罹患者 0 人
感染拡大予防策として、①活動・食事の分離、②面会場所・時間等の制限、③予防薬服用(ご家族
了解のもと利用者 64 人)カテーテル管理(10 人)・排便管理(59 人)
・服薬管理(78 人前後)
・
経管栄養及び管理(10 人)*排便管理は、薬剤使用を減らすことができた。
医師の指示による処置(殆ど全員・常に必要な方 31 人前後)
受診対応(受診人数 493 人・受診科延べ人数 709 人 前年より 17 人増)
― 7 ―
入院状況(年間延べ人数 59 人 前年より3人増)
口腔ケア(歯科衛生士による指導
毎週水曜日実施
生活介護支援と協業)
嚥下評価(訓練士・管理栄養士・相談・看護師で該当者評価実施)協業
*他職種と状況把握が出来、評価判断することができた。
感染予防(10 月職員全員に勉強会実施・冬季期間感染強化期間として対応)
*発生時の対応方法について検討、マニュアル改訂を行う。
2.健康余暇支援
ふらっとカフェ (相談・食事支援と協業で実施)13 回/年
*季節にあったデザートなど提供出来た。
花づくり *手入れ不足があったが、散歩時などの話題作りになった
≪訓練担当≫
訓練と身体状況の評価を定期に実施
苑所有の車椅子管理を実施
台数把握と修理を実施
≪食事支援≫
1.栄養管理(多職種協働で各種加算関連業務の充実)
(1)栄養ケア・マネジメントの実施
(2)療養食の提供
ライフ:84名 リハ:23名
【療養食加算】
ライフ:糖尿病食 10 名、脂質異常症食 19 名、腎臓病食 1 名、貧血食 4 名
心臓病食 2 名
リ
ハ:糖尿病食3名、脂質異常症食5名、腎臓病食1名、貧血食0名
心臓病食2名
(3)経口維持・経口移行支援の実施
【経口維持加算Ⅱ】 ライフ:7 名
(4)栄養教育(セミナー実施)10回(リハ182名、通所188名、ライフ38名参加)
2.食事サービス(委託業者や他職種と連携し、食事サービスの向上を図る)
食事調査の実施や各会議を通して、食事内容の充実を図った
イベント食の実施 (鍋料理企画 海鮮丼
恵方巻き
刺身提供 等)
※災害時非常食対応のマニュアルの周知及び適宜の更新を行った
※業務改善
食事オーダーシステムの改善を図った
≪稼働率目標≫
生活介護:120% 施設入所:100% 短期入所:90%
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
平均
生活介
120
118
119
120
117
102
123
117
113
120
122
124
118
施設入
102
101
101
99.8
99.5
101
102
102
101
101
103
103
101
71
60
61
70
71
90
90
67
68
80
59
63
71
短
期
― 8 ―
≪障害者事業局穴水ライフサポートセンター≫
青山彩光苑穴水ライフサポートセンター
1.年間利用実績
(1)生活介護(入所) 13,216 名(-2.5%)
(2)生活介護(通所) 2,911 名(+655 名)
(3)施設入所
(4)短期入所
17,985 名(-2.4%)
1,453 名(+398 名)
<要因>
・入所の減については、誤嚥性肺炎等による入院者の増加
・通所の増については、短期入所利用者の日中活動利用の増加
・短期入所の増については、定員を増やしたこと(3→5 床)と軽度精神障害者の新規利用の増加
・相談支援事業所との連携強化により、サービス利用ニーズが顕在化
2.地域相談部門(相談支援キララ)
(1)相談件数 1,770 件(前年度 885 件)
(2)サービス計画策定 36 名分(前年度 12 名分)
(3)個別支援会議の企画と開催 45 件(前年度 27 件)
・3項目全てにおいて前年度の数値を上回った。特にサービス計画策定については、20 件の目標
をはるかに上回るニーズがあり、受け入れ体制の整備が必要となった。
3.入所相談・訓練部門
(1)障害程度区分認定調査シミュレーションの実施 11 名分
(2)知的障害者のニーズ整理と行動評価 各 4 名分
(3)通所の中途障害者に対し、利用開始後一週間以内にプログラムを提示 6 名分
(4)職員の腰痛予防への取り組み 勉強会(1 回)
ストレッチ体操(1 日 2 回)
4.介護部門
(1)作業活動(週 5 回:対象 25 名)
・基本工賃を 20 円アップ(70 円)するとともに、県のイベントや精育園祭などで販売の機会を体
験する。慰労会として外食の機会を設けた。
(2)スポーツ(週 5 回)
ボッチャ、風船バレー、ゴロ卓球
・各種大会への参加(風船バレー、ボッチャ、県スポ大会、フライングディスク)
※利用者 1 名が全国ボッチャ大会で 3 位
(3)クラブ活動 カラオケ(週 1 回)、生け花(月 1 回)、ボッチャ教室(月 1 回)
(4)ショッピングセンターへの外出送迎車を運行(述べ 31 名利用)
(5)地域イベント等への参加(自治会主催協力)
・花見、青山夏祭り、長谷部まつり(述べ 42 名参加)
(6)ミニ・レクリエーションの開催(述べ 327 名参加)
― 9 ―
5.看護部門
(1)むくみ、血行障害を抱える利用者に対し足浴を実施 (対象 5 名:44 回)
(2)誤嚥性肺炎既往者および経口維持加算対象者に対する支援(対象 7 名:236 日)
(3)感染予防対策の徹底
うがい、手洗い、車椅子消毒の実施(10 月~3 月)
(4)退院カンファレンスへの出席
29 名分
(5)健康診断結果に対する助言、指導等を全入所者に実施
(6)受診結果の報告を徹底(本人および家族)
(7)受診と入院の状況
・定期受診 896 名、緊急受診 123 名、入院者 31 名、述べ入院日数 750 日
6.食事部門
(1)栄養ケア計画の作成と管理:全入所者 52 名
(2)療養食加算算定者:23 名
(3)経口維持加算算定者:6 名
(4)選択メニューの実施(週 3 回) ※パンとご飯の選択(週 2 回)
(5)アルコールの提供(月 2 回)
(6)食中毒予防に向けた利用者勉強会の実施(1回)
(7)会議:摂食・嚥下栄養ケア会議(月 1 回)、食事支援部門合同会議(月 1 回)
7.行 事
4/14 家族会総会&意見交換会(20 家族 27 名参加)
6/ 9 美化活動&屋外食事会(全利用者、家族 26 名参加)
7/27 夏祭り(21 家族 25 名参加)
10/23 バス遠足(富山五箇山方面:利用者 20 名、家族 3 名参加)
12 月 障害者週間イベント(利用者述べ 46 名参加)
・年間計画作成にあたり自治会役員と協議の場を設け、利用者の意見を反映させた。結果、運
動会と釣り大会を取りやめ、新たに屋外食事会とバス遠足を実施する運びとなる。
8.その他
・委員会活動 安全衛生委員会(隔月) リスク虐待防止委員会(隔月)
摂食嚥下委員会(毎月) シダックスとの給食会議(隔月)
・職員勉強会(年 18 回実施)
― 10 ―
≪障害者事業局精育園≫
石川県精育園
1.利用実績
(1)本体施設
定 員
利用人数
備 考
生活介護
130
129 名
3 名通所
施設入所支援
130
126 名
3 名入所 2 名退所
短期入所
空床利用
4名
延べ 153 日利用
1名
延べ 61 時間
日中一時
(2)自立ホーム穴水(グループホーム・ケアホーム)
定 員
利用人数
備 考
各ホーム
16
14
4 か所運営
体験利用
空床利用
1
体験利用後入所となるがホームで不適
応を起こし、家庭引取りとなる。
2.生活介護(日中活動)支援
(1)日中活動支援(月~金・土)
①自立支援課(あてのき棟)・・・定員 50 名(利用者数 50 名)農産・紙工・園芸の生産活動中
心のグループ活動と趣味的活動を中心としたなごみ班の活動。工賃は、年間の平均 42,235 円
/人。クラブ活動週1回。誕生会月1回。買い物支援(月 2 回)。バス旅行(年 3 回)
②生活支援第 1 課(いぬわし棟)
・・・定員 42 名(利用者数 45 名)身の回りの支援や趣味的な
活動を中心に年齢や能力別に 4 つのグループ分けて支援。誕生会月 1 回。買い物支援(月 2 回)
。
バス旅行(年 3 回)
③生活支援第 2 課(くろゆり棟)
・・・定員 38 名(利用者数 35 名)身の回りの支援や趣味的な
活動を中心に年齢や能力別に 4 つのグループ分けて支援。誕生会月 1 回。お花、習字の会等の
余暇活動支援。買い物支援(月 2 回)。バス旅行(年 3 回)
④個別支援の展開・・・個別支援計画におけるサービス会議の開催及び作業療法士を中心に、体
力測定の実施をした。特に、コミュニケーション支援や音楽活動、調理支援、陶芸活動などや
機能訓練並びに嚥下に関する評価、支援を栄養士、生活支援員、看護師と協働で行った。リハ
加算(評価 126 名)
④部会・委員会活動実績
・いっぷく亭 月2回実施。
・スポーツ地域交流大会の実施
・安全衛生委員会
年 2 回実施(7 事業所参加)
毎月 1 回実施
・広報の発行 年 2 回・号外(記念式典)1 回
― 11 ―
(2)健康支援
①健康管理 ・・・通院支援、入退院支援、服薬管理各種検診の実施
②感染症対策・・・感染症(ノロ・インフル等)研修会 3 回実施
(3)食事支援
①療養食(15 名)、栄養ケアマネジメントの実施(126 名)
②お楽しみ食事会、行事食の提供、保護者による試食会、回転寿司の実施
③給食会議の実施
毎月1回実施
(4)その他
① 避難訓練、通報訓練等の実施・・・穴水ライフとの連携、月1回実施。
② 職員研修・・・伝達講習会の実施及び県内研修(15 回)県外研修(3 回)スヌーズレン研修会(2
月実施)ポーテージ指導(3 月実施)
③ 関係機関との連携(利用者に関する事務連絡・随時)
④ ボランティアの受け入れ(5 団体・4 個人)
⑤ 実習生の受け入れ
(4 名)
※年間行事※
・5 月
日帰り旅行(棟単位) 石川県障害者スポーツ大会(利用者 47 名)
・6 月
第 50 回運動会
・7 月
バスハイク(棟単位)
・8 月
未帰省者日帰り旅行 夏祭り
・9 月
障害者ふれあいフェスティバル(利用者 80 名)
・10 月
家族旅行(棟単位)
・11 月
園祭
・12 月
創立 50 周年記念式典 還暦祝い(対象者 6 名)
・2 月
成人式(対象者 2 名) ボーリング大会(場所 クアトロブーム
能登地区施設交流大会(風船バレー)
穴水町文化祭 能登地区施設交流大会(ペタンク)
20 名参加)
レクリェーション大会(班対抗 ペタンク)
2 相談支援
(1) サービス関係
① 個別支援サービス会議及びモニタリング会議(毎週 3 回 126 ケース内家族参加1ケース)
② GH世話人報告会(月 1 回)GH利用保護者懇談会(年1回)
③ ポーテージ教室(3 か所 登録 32 名述べ 136 名)
(2) 関係機関との調整
① 自立支援協議会への参加(全大会・定例会・専門部会等)
② 知的障害者福祉協会における取組(総会 4 月 運営委員会年 4 回 研修会 4 回)
(3) その他
・GHの避難訓練の実施 年 3 回(土砂災害訓練含む)
― 12 ―
≪障害者事業局ワークセンター田鶴浜≫
青山彩光苑ワークセンター田鶴浜
【テーマ】 原点に立ち返る
1『経営管理部門』 ≪テーマ及び方針≫「3M・5S」にて健全経営を目指す
≪内容≫配送車両の重複、掃除マニュアルの見直しにより
健全経営を目指す。新会計基準への移行準備
(1)就労支援事業部部内会議において事業別予算執行状況を明らかにし、職員間の共通理解
を促した。
2『生活支援部門』 ≪テーマ及び方針≫住み慣れた地域で安定した生活を支援する
≪内容≫①個別支援(生活支援)の充実
③利用者の獲得
②就労支援
④支援及び作業状況確認
(1)工賃判定会議(2 回)、賞与判定会議(2 回)実施し、作業状況の確認を行い情報の共有を
図った。新規利用者(4 名)に対し、法人内の相談支援事業所担当と計画相談を通じ、情
報交換を強化した。自立支援協議会主催の模擬面接会及びチャレンジワークに参加。
安定した施設収入を得るため積極的に新規利用者確保に努めた結果、4 名獲得 3 名退所。
3 月末現在登録人数 38 名。年間 8,160 名が利用。開所日数 255 日。利用率 80.0%であっ
た。
3『就労支援部門』 ≪テーマ及び方針≫安定した作業提供と生産向上への「きづき」
≪各事業別重点取り組み内容≫
(1)
「土耕」・・・・「何が必要で、何が不必要か」の「きづき」
業務に流されることなく、利用者と向き合い、作業は利用者にしてもらうことを心掛け、
3M5Sの実施を守るを掲げ、一部作業ではあるが収穫、調整、袋詰めをして貰った。ま
た、整理整頓や後片づけは一部を除き、叶わなかった。
(2)
「水耕」・・・・「安定生産・品質管理と安定した作業提供」
病害虫防除のための定期的な農薬散布、水質・遮光・通風等による生育環境の保持、需要
期の生産量確保の工夫。地元専業農家の白ネギ皮むき作業等の受託。
5 号棟の 3 ベットを「葉ネギ」に変更し、夏場の需要期に備えたが、「水菜」は酷暑に耐
えきれず、出荷停止を余儀なくされた。能登わかば農協「わかばの里」に新規納品を週 3
回実現することができた。
― 13 ―
(3)
「リサイクル」・・・「個々の目標達成への意識改革」
ハーネス図版解体業務が激減する中で、新規作業を模索し、行政などにも働き掛けたが、
現時点での作業受託は受けられなかった。利用者の高齢化や病状悪化などにより、一部
作業能力の低下も見受けられ、施設全体で考慮する必要あり。
(4)
「布プリント」・・・「きずく・きづく」
年間を通じて各種記念日やイベントなどを利用し、PR活動及び営業活動を展開するも
大きな収益につなげることができなかった。
(5)
「軽作業」
・・・・
「目的意識を持って作業に取り組む」
おしぼり巻きについては、作業マニュアルが有るにも関わらず個々に段取りが違うため
混乱していたため、作業手順書を見直し、マニュアルの周知を図った。
緊急を要する「箱折り」作業が急増し、他事業所で手掛けた製品の検品作業も依頼される
ほど当事業所の成果品が優秀である証拠であった。一部製品に異物の混入が認められ、
厳重注意を受けたため作業場内外の害虫駆除処理を実施した。
(6)
「商品配送」・・・介護用品(主に紙おむつ)の販売
適正在庫の確保と迅速な対応、メーカーとの連携に心掛けお客様の信頼に応えることが
できた。
(7)
「新規事業開拓」
・・・「就労継続支援B型事業所の生き残りをかけて」
恵寿総合病院新病棟オープンに併せ、「清拭タオル等」入院患者様の洗濯業務を請負、実
施の予定で計画を立案したが病院近郊で立地場所が無く、最終的には旧田鶴浜町の「JA
能登わかば農協 A コープ跡地」を賃貸借し、青山彩光苑に入所されている利用者様の着
衣などを洗濯する業務を新年度から開始予定。内部改装工事に着手。
【利用者健康管理】
健康診断の実施・・・5 月 29 日・31 日・6 月 3 日実施
※結果に対し、医師、看護師、栄養士などにより必要なアドバイスを実施
医師による健康診断と健康チェック・・・毎月実施
栄養士による栄養相談の実施・・・・・・毎月実施
【地域との交流】
ボランティアの受入れ・・・田鶴浜中学校、田鶴浜高等学校などの生徒を受入れ
【年間行事】
花見会 4/18(光彩会主催)実施
施設内外大掃除(年 2 回)実施
利用者親睦旅行 10/3 誌援
県障害者スポーツ大会参加支援(6 名)
七尾市風船バレーボール大会 9/27 参加
避難誘導訓練(10 月・3 月)実施
― 14 ―
≪高齢者事業局なぎの浦≫
エレガンテなぎの浦・アンジェリィなぎの浦
1.テーマ
選ばれる施設づくり
(1)専門性のある援助体制の確立
(2)業務改善による効率化及び合理化推進
2.重点方針 新規事業推進のためのベースづくり
(1)連携の充実
(2)人材育成と確保の実践
(3)施設の特色とアピール
(4)業務改革
2.生活介護支援課
25 年度平均稼働率(目標値)
特養:95.5%(98%) 短期入所生活介護:91.9%(90%)ケアハウス:99.6%(100%)
(1)連携の充実
①3 食の食事時間に看護師が待機できるよう勤務時間帯の見直しを行い、食事時間の体制強化を図
った。介護の不規則勤務が不可能(産休、産休明け)対応策として看護師が介護早番業務を行い協
働した。
(2)人材育成
①グループを活用し基本的介護や緊急対応等の勉強会を実施。新人・異動職員教育は、スーパーバイ
ザー指導にて行った。業務リーダー育成のため、指導リスト作成・使用し指導を行った。毎月、課
内目標を決めて日々の終礼時に振り返りを実施し、意識づけを行った。
(3)施設の特色を定める
①利用者及び家族参加のサービス担当者会議は 7 ケース実施(目標:15 ケース)と目標達成出来な
かったが参加意識付けはできた。
②新体制でのグループ支援 1 年目としての土台作りが出来た。「料理の会」
「フラワーアレンジメン
ト」、
「音楽セラピー」
「小学校や保育園外出交流」
「季節(豆まき)行事」等の余暇支援の充実が図る
ことができた。
③ショートの施設内サービス会議の開催回数(目標:月 1 ケース)は達成出来なかったが、適宜、ケ
アマネ主催の担当者会議への参加を行い、担当職員へ状況等を伝え申し送りを行った。
④ショートグループによる「料理」
・「製作」
・「アクティビティ」の 3 本柱で支援を行った。たこ焼
き、チーズフォンデュ作り、日めくりカレンダー製作、足湯外出等を実施し、ショート利用の方を
対象とした楽しみの提供・余暇支援が行えた。
(4)業務改革
①業務の見直しとして、夜間の体位変換介助を自動体交に変更できないか PT に相談し夜勤業務負担
の軽減を図ることが出来、また利用者様の安眠にもつながった。後期にトランスファー見直しを行
っているが、1 件のみで次年度も継続する。その他、日頃の業務においては、ささいな点等も含め、
リーダー・グループ会議等で検討した。2F フロア午前中の見守り体制が不足および来客時にスタ
ッフ不在であったため、洗濯たたみを 2F で行うことでホール待機職員を配置した。
― 15 ―
(5)ケアハウス アンジェリィなぎの浦
①引きこもり防止としてお花見、舞踊ショー、雛人形等を観に行く外出支援を実施した。特養と合同
風船バレーは毎月実施した。
②防災点検を実施し、居室内の危険個所を確認、指導した。個別または利用者間トラブル等について
は、適宜面接を実施した。
③H26 年度 退所者 9 名、入所者 10 名 待機者数 21 名。入所希望者は 1 人暮らしが困難になって来
た方が多くケアハウス+介護保険サービス利用が必要な方が多い。
3.在宅支援課 通所介護
25 年度平均稼働率(目標値) 83.6%(85%)
(1)連携の充実
グループ内での連携については、状況報告等を活用、事業者間での情報共有等行い統一したケアな
ど行えるように心掛けた。
(2)人材育成
効率よく支援できるよう業務内容の見直し及び環境整備行った。各種勉強会等の参加、職務分掌表
にて担当決め、責任を持ってもらい経験につなげていくようにした。
(3)施設の特色
選択できるレクレーション、遠方地区の利用者受け入れで口コミによる新規も増加。
(4)業務改革
共通アセスメントは、恵寿ヘルスケアシステム内での統一したものを利用し情報の共有を充実。
居宅介護支援事業所
困難ケースの積極的受け入れを行った。また、月 1 回、恵寿居宅との合同勉強会を実施し、情報共有
を行った。利用者の確保及び安定した収入の確保。
目標 平均 35 人→30.9 人/平成 25 年新規利用者数
75 人
事業所内で週 1 回の連絡会を行い、情報共有、相談、検討を行い専門知識の向上に努めた。
訪問介護事業
平成 25 年度目標 前年度比
平成 25 年度 総件数
述べ件数 5%up(約 600 件)
13057 人(前年比 724 件プラス)
支援における専門性を向上させ他事業所との差別化を図る。課内での勉強会の実施。月 1 回の会議で
支援の見直し等行い、情報共有、専門知識の向上に努めた。
他部署の応援体制を作りシフト編成の見直しを行った。
4.健康支援課
特養・実地研修評価者1名増員/実地研修評価受け入れ 5 名
褥瘡勉強会の実施・感染予防勉強会・緊急対応勉強会の実施。歯科衛生士と連携し個別に応じた口腔
ケア用品の充実や歯石除去の実施強化
ショート・発熱など異常時には他職員、家族と連携し早期受診などに努めた。
退院カンファレンスに参加し、退院後の状態や対応方法の把握を積極的に行った
共通アセスメントにない不足な情報を他職種、家族の協力を得て情報収集に努めた
通所介護・口腔内評価の継続、更新とケアの向上に努めた。また、機能訓練職員と連携し個々に応じ
た訓練の実施
― 16 ―
5.機能訓練の実施】
通所介護・個別機能訓練加算Ⅱ日曜日算定実施
けいじゅグループ内での他職種・他部署とのスムーズな連携⇒居宅サービス計画書を見直し
し、必要がれば連絡相談した。
特養・介護職員との連携により日常生活の中で活動し、ADL能力の低下を防止する。摂食嚥
下機能評価と訓練の実施⇒定期的な摂食嚥下評価の実施。
短期入所・介護職員(特養職員、通所介護職員)との勤務調整、業務調整等行う。
6.食事支援課
特養 加算取得(目標値)
療養食加算+経口維持加算
77%(70%)
(1)連携の充実
①エレガンテなぎの浦(ショート)療養食加算 24 名
②相談件数―エレガンテ 11 件、ショート 1 件、デイ 1 件、アンジェリィ 59 件
③エレガンテたつるはま(特養)25 床
共通アセスメント―電子カルテに移行して随時訂正。
④食種は糖尿病食や七分菜を統一し、禁食も徐々に減らして献立作成に費やす時間は軽減されている。
(2)
(3)
(4)
①3 日分の非常食の準備と非常時の献立作成や書類の訂正を行い、勉強会開催し、職員周知
行事での協力及び季節食などの提供
②季節食、行事食、鍋料理、寿司献立(月/1 回)
、松花堂を提供(1 回)
③デイ:フルーツの選択
④嗜好(食事)調査及び喫食量調査を行い、常にお客様のニーズに応えられるよう対応。
7.事務課
(1)連携の充実
・「けいじゅ」の介護支援専門員と連携して回収を進めた。未納金額の高額化を避けることができ
たが、完納までには至らなかった。
(2)業務改革
・「けいじゅ」介護システムの更新に伴い、パソコンを更新したことで、機能充実による業務の省
力化や消費電力の削減に繋げていけるよう周知徹底した。
(3)市場の実態調査・把握は、取り組みが不十分で結果を出せていないので、今年度も引き続き実
施していく
(4)
「けいじゅ」事務部会は 2 回実施し、情報の共有を図ったが業務の統一化や見直しまでには至
らなかった。
― 17 ―
≪高齢者事業局たつるはま≫
エレガンテたつるはま
1.エレガンテたつるはま目標平均稼働率 99%とし、収益率を意識した事業運営の結果、目標稼働
率の達成には至らなかったが、ベッドコントロールにて、前年度(96.7%)を上回る稼働率とな
った。
稼働率
4月
5月
6月
7月
8月
9月
特 養
100%
100%
98.3%
94.6%
95.0%
99.2%
短期入所
0
0
1.7%
2.3%
3.8%
0.7%
合計
100%
100%
100%
96.9%
98.8%
99.9%
稼働率
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
平均
特 養
92.8%
91.2%
98.7%
97.8%
98.4%
97.9%
97.0%
短期入所
4.8%
2.8%
0.5%
0.4%
0.7%
1.5%
1.6%
合計
97.6%
94.0%
99.2%
98.2%
99.1%
99.4%
98.6%
(1)病院、老人保健施設、居宅介護支援事業者への待機者情報を随時実施、退所があった際に速
やかな入所利用につながった。
(2)恵寿ヘルスシステム内各事業所の短期入所利用希望者の一覧をネットワーク上で情報を共
有し、空床時の速やかな短期入所利用につながった。
(3)利用者の状態確認、早期発見による対応、健康管理を実施。口腔機能向上への支援を強化
し、入院日数 252 日(前年度 324 日)と減少した。
(4)配置基準の範囲内で、もみの木苑と協力し、効率的人員配置及び運営につながった。
2.エレガンテたつるはま独自サービスとして、利用者、家族、地域との交流をはかる行事を実施。
(1)家族参加の外出行事では、フローリィ(志賀町)へ外出し、4 組のご家族が参加され、楽し
いひと時を過ごした。
(2)喫茶サービスは、地域のボランティアの方が来所され、喫茶や会話での交流が図られた。
(3)家族対象の健康教室を年 2 回(6 月・10 月)開催。主に感染症を中心に理解を促し、感染
予防に取り組んだ。
(4)家族参加型サービス担当者会議の開催を増やす予定であったが、ご家族の都合等により、2
件のみの開催となった。
3.けいじゅ介護保健施設との連携及び研修会の合同開催によって、協力体制の強化を図った。ま
た、田鶴浜部門内での業務の協力体制を強化したことで効率的な人員配置につながった。
4.職員のチャレンジへの取り組みとして、目標管理シート(チャレンジシート)を活用し、目標を
持って仕事を行うことを実践。シートに目標を具体化することで、効果があった。
― 18 ―
デイサービスセンターもみの木苑
1.もみの木苑目標平均稼働率 80%、収益率を意識した事業運営の結果、目標稼働率の達成に至ら
なかったが、営業活動、けいじゅグループ内での情報共有及び連携にて、前年度(73.0%)を上
回る稼働率となった。
4月
5月
6月
7月
8月
9月
70.8%
75.3%
79.4%
73.4%
70.8%
71.0%
稼働率
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
平均
68.7%
73.5%
78.4%
72.5%
78.5%
81.1%
74.5%
(1)営業強化区域を高階地区に加えて、和倉・石崎地区の利用者増により、稼働率が向上。
(2)田鶴浜地区の利用者状況、利用対象者の調査を実施。事前に情報があることで、スムーズな
利用につながった。
(3)田鶴浜地区の店舗、交流館へ「もみの木通信」を活用し広報活動を実施。
(4)配置基準の範囲内で、エレガンテたつるはまと協力し、効率的人員配置及び運営につなが
った。
2.もみの木苑独自の新サービス考案として、田畑作業、制作作業、調理作業を三本柱として、「い
いもん作らん会」の活動を実施。認知症利用者及び田畑経験利用者等が参加。経験を活かすこと
や役割を担うことでの責任感も現れた。この活動があるからと休むことは少なくなり、活気が
みられた。家族、地域には、送迎時やもみの木通信に活動状況を掲載し、周知を図った。家族か
らは、利用者の様子が「元気になった、いきいきしている」との声が聞かれた。
3.けいじゅ介護保健施設との連携及び研修会の合同開催によって、協力体制の強化を図った。グ
ループ内で利用状況の情報共有を行い、利用者の紹介等を行うことで、利用増につながった。
また、田鶴浜部門内での業務の協力体制を強化したことで効率的な人員配置につながった。
4.職員のチャレンジへの取り組みとして、目標管理シート(チャレンジシート)を活用し、目標を
持って仕事を行うことを実践。シートに目標を具体化することで、効果があった。
― 19 ―
≪高齢者事業局ふれあいの里≫
ふれあいの里
1.通所介護事業
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
延利用者数
888
934
936
976
986
925
973
921
932
876
898
954
11,199
稼働率(%)
75.9
76.9
83.2
82.0
82.5
80.8
80.1
80.1
81.4
81.1
83.1
81.5
80.71
(1)平成 24 年度比で、延人数は 1248 名の増加、稼働率は 7.56%増加、増収となった
(2)けいじゅヘルスケアシステム内での利用コントロールシステムの構築
・デイケアからデイサービスの移行実績は 2 名
・訪問入浴利用者のデイサービス利用実績は 1 名
・配食利用者のデイサービス利用実績は 1 名
・福祉風呂利用者のデイサービス利用実績は 1 名
・ふれあいの里のパンフレットの再作成し、居宅支援事業所に配布済み
(3)選択でき、特色のあるレクリエーションの提供
・常時 3~4 種類から選択できるレクリエーションを実施、幅広いレクリエーションのニードに対応
できた、また今年度より認知症予防サービスの『脳トレ』を開始
(4)グランドゴルフ大会、福祉風呂の実施を通して、地域への施設開放。松百町合同納涼祭を通して、
地域交流を図った
2.訪問入浴介護事業
延利用者数
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
98
107
91
119
97
100
102
98
86
94
81
84
1,038
(1)平成 24 年度比で、延人数は 14 名の増加。平成 25 年度よりグループホーム熊木山荘の利用者の訪
問入浴サービス委託契約を締結し、訪問入浴サービスの新たな方向性を見出すことができた
(2)訪問入浴利用から、ふれあいの里デイサービスへ 1 名、もみの木苑デイサービスへ 1 名の通所利
用へのサービス移行調整を実施した
(3)七尾市唯一の訪問入浴サービス事業者として、中島地区、能登島地区、灘地区を均一にサービス提
供が行えるように調整し、実施が行えている
3.配食事業
延利用者数
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
2,665
2,616
2,477
2,702
2,734
2,770
2,701
2,291
2,304
2,243
2,164
2,303
29,970
(1)介護職員が配達員となることで、介護保険サービスの未利用者に対して、ふれあいの里デイサービ
スへ 1 名の通所利用へのサービス調整を実施した
(2)安否確認の実施により、体調不良者の家族や担当介護支援専門員に連絡調整を実施した
― 20 ―
≪事務局≫
健康増進センターアスロン
1.利用状況
利用区分
H24年度利用者数
H25年度利用者数
会員利用
77,831名
82,335名
ビジター
47,309名
42,823名
その他
6,679名
6,464名
合 計
131,819名
131,622名
*今年度は前年度と比較するとほぼ同数である。
平成 26 年度に向けては、利用者様が当施設をより一層活用することで健康の維持・増進へとつ
ながり満足度が高められ利用者数が増加すると考えられる。そこで、今後もソフト面充実のた
めに研修等の参加を促しながら個々のレベル向上を目指したい。
2.会員数の変動(人数)
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
H24
472
479
475
466
471
474
465
464
467
476
468
475
H25
478
479
484
474
468
466
470
468
482
491
501
510
*会員料金の改定や行政との新規事業の取組みもあり会員増となった。
平成 26 年度に向けては、ビジター料金・回数券料金改定を実施しビジターから会員の移行につ
なげる取り組みを考えている。
3.教室参加者数
教室種別
レッスン
H25年度参加者数
前年度比
プール
5,061名
109.5%
スタジオ
3,553名
90.9%
2,951名
86.3%
Jrスイミング
*レッスン数(プール・スタジオ)に関しては H24 年度と同様の本数で行った。
レッスン参加者数(プール)は、前年度より増加している状況であった。
スタジオのレッスン参加者数も前年度より増加はしていたが、まだ受け入れの余裕があるため
レッスン内容の充実等を含め、今後の改善課題とする。
*Jr スイミングは、本数を少なくしたこともあり参加者数が伸び悩んでいる状況である。
― 21 ―
4.外部教室実施状況
転倒・介護・認知予防
介護2次予防事業
七尾市
9回
中能登
18回
七尾市(2クール)
26回
中能登(2クール)
24回
保育園(たんぽぽ・つくし・こすもす・さくら)
25回
はつらつ健康教室(ゆうゆう・天平・憩)
33回
ななおいきいき体操指導
7回
七尾児童センター(子育てママへのプレゼント)
6回
その他
12回
合
計
160回
*今年度は退職者が多かったため、外部教室の本数を抑えた。
平成 26 年度に向けては、外部教室の本数は館内教室の指導・サービスの充実のために調整する
考えである。前年度に講師料 UP(中能登町)の交渉を行った事で昨年同様の収入を確保できる
と考える。また、七尾市・中能登町より新規事業の提案があるため会員増につながるように取
り組みたいと考える。
5.人員配置の変更
役 職
H22年度
H23年度
H24年度
H25年度
施設長
1名
1名
1名
1名
事 務
1名
1名
1名
1名
フロント
3名
2名
2名
3名
トレーナー
8名
7名
6名
6名
機械設備管理
1名
1名
1名
1名
清 掃
8名
8名
8名
8名
合 計
22名
20名
19名
20名
6.徳充会としての取組み
*職員利用促進企画:福利厚生を利用した「個人ナイト会員」
平成 26 年度に向けては、前年度同様アスロンの利用促進・会員増につながる取り組みを期間限
定とし継続する考えである。
7.その他、経営・運営に関わる取組み
(1)灯油・備品・消耗品発注:複数業者の見積りにて選定
(2)自動販売機の台数見直し
*平成 26 年度に向けて、灯油に関しては前年度同様、複数業者の見積りにて選定を行い経費削
減につながるよう取り組みたいと考える。また、自動販売機に関しては前年度の売上を比較・
選定し、電気料金等の経費削減・利益増につながる再契約を実施したいと考える。
― 22 ―
総 務 部
1.労務管理
(1)人事管理制度の運用⇒年 1 回に変更
(2)福利厚生
①ソウェル会員特典の活用と年間情報提供
②職員の親睦業務実施(けいじゅHCS職員感謝祭・新入職員歓迎会)
③労働安全衛生活動 ⇒ 毎月実施
(3)労務相談、健康相談の随時対応
(4)規則の改正、規程の見直し
・人事考課規程一部変更
(5)社会保険事務所、ハローワーク、労働基準監督署関連業務(通年)
2.人事管理
①人事考課制度の考課方法改善
②人事データの構築継続
③人材確保 入職面接(正規・臨時)随時開催、入職試験 3 度開催;結果正規職員 5 名採用
【面接会参加】
面接会
開催日
場
所
福祉・介護の就職フェア
7月6日
石川県地場産業振興センター
福祉・介護の就職フェア
8 月 17 日
ワークパル七尾
合同面接会
10 月 24 日
石川県産業展示館
ふるさと就職フェア
12 月 25 日
石川県産業展示館
のと就職フェア
12 月 26 日
七尾サンライフプラザ
福祉・介護の就職フェア
H26 年 2 月 15 日
石川県地場産業振興センター
3.健康づくり・保健衛生
(1)健 康 診 断
①定期健康診断(生活習慣病予防健診) 受診者 236 名
②付加健診(一般健康診断、腹部超音波、眼底、肺機能)
③夜勤健診者(身体測定、血圧、検尿等) 受診者 86 名
④入職時健康診断 受診者 44 名
( 2 ) インフルエンザ予防対策⇒インフルエンザ予防ワクチンの接種 接種者 264 名
( 3 ) 労働環境整備・環境衛生
①安全衛生委員会活動(通年、七尾労働基準監督署の指導に対応)
②年間を通じ感染予防の促し(感染性胃腸炎、ノロ対策、インフルエンザ予防の注意喚起、
ゴージョー・マスクの設置)、ノロ対策の実施
4.職員研修
研修名
研修日
対
防火・労務研修
7 月 22.23.24.25 日
全職員
人事考課等説明会
H26 年 1 月 21・24 日
石川県精育園臨時職員
人事考課表・昇格規程の解説
新入職員研修
H26 年 3 月 27・28 日
平成 26 年度新採及び平
オリエンテーション、施設見学
成 25 年度中途採用者
講義(理事長、苑長他)
― 23 ―
象
内
容
トラッキング現象他
労務管理(36 協定・休暇の取扱)他
5.事業関連
(1)福祉タクシー事業の運営
(2)健康増進センターアスロンの運営支援
七尾市健康推進課との連絡会議(通年)の開催
(3)教育研修委員会の統括
6.ボランティア及び地域貢献
(1)各種ボランティア活動活用及び受入
※クラブ活動・行事等でのボランティア活用
(2)徳充会ボランティアの研修会及び交流会の企画
「第 12 回徳充会ボランティア感謝の集い」の実施[於;能登食祭市場]講師;武元文平氏
平成 25 年 10 月 18 日(金)17:00~(参加者;77 名、於;能登食祭市場)
(3)ボランティアの受入及び情報の発信管理
(4)実習・見学・各種体験の随時受入
7.広 報
(1)ホームページの管理
- 随時更新(各事業所トピックス、事業収支報告掲載他)
8. けいじゅヘルスケアシステムとの連携
(1)感謝祭・成人式合同開催(福利厚生)
9.施設管理
(1)定期自主点検の実施【全施設】
・設備点検(貯水設備、給湯設備、空調設備、燃料設備、消防設備、車両設備等)
・計器使用量点検(重油、灯油、ガス、電力、水道)
・水質点検(上水、浴槽水、源泉水、空調循環水)
(2)保守修繕作業の実施【全施設】
・設備保守修繕(衛生設備、電気設備、車両設備、建築設備、各種備品等)
(3)各法令に則した検査、点検の実施【対象施設】
・年次検査(水質検査、燃料漏洩検査、煤煙測定検査)
・年次点検(貯水設備点検、消防設備点検、電気設備点検、浄化槽点検)
(4)運転業務
・利用者送迎(通所、受診等)
(5)施設環境整備業務
・衛生管理業務(屋内清掃、道路清掃、除雪、洗濯業務、資源ごみ回収・運搬等)
・緑地管理業務(除草、植樹管理、追肥等)
・白馬町倉庫の定期管理
(6)石川県精育園の施設管理業務全般
― 24 ―
経営企画部
1.石川県精育園関連
(1)精育園の請求業務と会計区分等の追加(4 月)
2.社会福祉法人の新会計基準への移行
(1)新会計基準の移行準備期間で平成 26 年度予算書より施行(3 月)
(2)経理規程の変更(11 月) ※施行は H26.4 から
(3)新会計基準の講習会へ参加(12 月、1 月)
(4)各事業所との貸し借りの精算 (3 月)
(5)予算に対する実績と予算流用管理をネットワークでの活用(毎月)
3.高齢者新規事業
(1)石川県高齢者施設整備事業への応募(7 月)
(2)整備費補助金の申請(2 月)
、サ高住の整備事業補助申請(12 月)
(3)福祉医療機構へ融資申請(10 月)
(4)指名競争入札(2 月)
4.理事会・評議員会
(1)理事会・評議員会開催(4 回開催、5 月、9 月、11 月、3 月)
(2)評議員改選(11 月)
5.定款変更・法人登記手続き
(1)石川県精育園開設に伴う定款変更及び事業登記(4 月)
(2)法人資産総額変更登記(5 月)
6.指導監査の準備及び対応
(1)事前提出資料の準備及び実地監査の準備など
(2)実地指導:法人本部、石川県精育園、青山彩光苑、障害者生活支援センター、
エレガンテたつるはま(9 月)
(3)書面監査:穴水ライフサポートセンター、エレガンテなぎの浦(2 月)
7.その他
(1)経費、コスト削減の為支出先への定期的な見積もり合わせ(随時)
(2)利用料(利用者負担金)の未収金管理(毎月)
― 25 ―
アドボカシー室
1.相談等件数
相 談 件 数
相 談 方 法
利 用 者
家 族
職 員
48
11
8
直 接
間 接
その他
11
48
1
職員の態度・言葉づかいがよくないという指摘が口頭、手紙にて寄せられる。
また第三者委員に電話にて苦情が一件あり。
2.考 察
相談等を傾聴することは可能であったが解決に向けての支援が困難なケースがあり対応にま
で至らなかった。
昨年に比べ相談等ケースが減っていることは現場で聴く体制がとられ対応・解決が図られて
いるのではないかと考えられる。
利用者・家族にとっても言いやすい環境が現場にあるということは解決も早く、相互のコミュ
ニケーションも図られるよい機会と成り得る。
― 26 ―
≪教育研修委員会≫
趣
旨
自己啓発の促進
委員会メンバー
西村(委員長)
、池田(副委員長)、内田、藤井、井上、瀧野、畑中、江沢、一谷
目
①職員個々人の法人職員として、又、社会人としての資質の向上(基本理念・
的
行動規範)
②「生涯教育単位認定制度」取得単位の評価の検討
③人事考課の評価方法の検討
内
容
①例年通り各事業所で年間を通して研修会や勉強会を開催した。職員の資質の向
上を図るには、現人事考課制度のシステムを利用し、チャレンジシートを臨
時・パートを問わず全職員に適用し、目標管理シートとしても活用を試みた。
②「生涯教育単位認定制度」の検討をした結果、当初は制度自体廃止の方向で話
は進んでいたが、存続する結果となった。
評価に関しては、単位認定事項のほとんどが就労時間外の活動なので、このこ
と自体を「人事考課等の職員の評価に活用するのは好ましくない」とのハロー
ワークからの指導を受けた。更に「この制度を存続する場合は、人事考課から
離脱した法人独自のスタイルで行えば可能である」との指導も受け、優秀者に
は図書カード等の副賞を贈ればどうかという意見もあったが、評価方法が課題
として残った。
ただ、チェックのばらつきがあるためチェック及び集計は事務局本部一任とす
ることとした。
③職務基準書の見直しを検討したが、結果、再度活用する結果となった。
人事考課規程の評価者表で部長・局長の評価がなされるべきとなり実施した。
部長・局長は自分たちが評価した課長以下の職員とは一緒になるべきではない
という事で、別枠で行うこととした。
ただ、部長の最終評価者として理事長を希望する意見が多数を占めた。
最終考課方法として、
[事務局集計]⇒[プレ人事委員会]⇒[人事委員会]
の流れを提案し、実施された。
委員会開催状況
開催日
出席数
討議内容
第 1 回 H25.4.25
8/9
人事考課規程の変更について(チャレンジシート等)
第 2 回 H25.5.14
7/9
人事考課、生涯教育単位認定制度他
第 3 回 H26.2. 5
7/9
人事考課(部長考課)
、生涯教育単位認定制度他
今後の方針と課題
①法人全体研修企画や従来の研修情報発信を、担っていく。
②「生涯教育認定制度」の職員への浸透
③「人事考課制度」への提言
― 27 ―
≪福利厚生委員会≫
趣旨・目的
職員へのリフレッシュや、親睦が図られることを目的として実施する
委員メンバー
大林(支援センター)、松下(総務)、小石(リハ)、石田(ライフ)、森山・北村(エレガンテ)、古木
(ワーク)
、宮下(エレたつ)、佐藤(精育園)
、鷹巣(穴水ライフ)
活動内容(委員会開催状況)
【各事業部への行事助成金】各事業所においての行事支援として一人当たり@1,500 円を助成
1.助成予算額 535,500 円(対象職員 357 名分)
2.実績額(助成額) 349,500 円(233 名分)
【レクリエーション企画】
法人予算
実施日
参加人数
事業所対抗ソフトボール大会&
BBQ交流会
50,000
7/6
57 名
参加費
500×57
=28,500
事業所対抗ボーリング大会
30,000
2/1
56 名
1,000×56
=56,000
合計
80,000
法人負担
55,656
29,381
85,037
【旅行企画】
法人予算
実施日
参加人数
自己負担
法人負担
(内、家族)
三井竜王アウトレット
200,000
9/7
29 名(5)
TDR
300,000
10/25-27
18 名(8)
勝山スノーパーク
140,000
2/1
14 名(2)
合計
9,000(9,000)
227,200(127,200)
リフト代など
640,000
158,000
201,440
127,725
487,165
委員会開催状況
開催日
人数
議題内容
第1回
5 月 23 日
5/10
1.各事業部への行事助成金の取り扱いについて
2.今年度の事業予定について(年間予定表)
第2回
6 月 20 日
8/10
1.ソフトボール&BBQ交流会
2.旅行先について
3.その他前回討議の確認事項
第3回
10 月 17 日
6/10
1.東京バスツアーの確認
2.ボーリング大会について
3.日帰り旅行について
第4回
1 月 16 日
6/10
1.ボーリング大会について
2.日帰り旅行について
今後の(方針と)課題
旅行は人数確保が心配されたが、人数が集まり実施することが出来た。レクリエーションは七尾と穴水
との交流が見込まれ、穴水の参加が多い結果であった。今後も予算が可能ならば、レクリエーション企画、
旅行企画により、部署内外との職員と親睦を図るきっかけがあれば良いと考える。
― 28 ―
≪事例研究大会≫
大会テーマ:切磋琢磨 ~選ばれる事業所となる為に~
委
員:芳原・松井・沢村・松柳マ・丹羽・大屋・表・水谷・久保・繰納
顧問:藤井・畑中
目
的:自らの支援を振り返ると共に、他の発表を聞く事で支援に対する見識を深め、職員として
の資質を向上させる。
内容及び委員会開催状況
第1回 平成 25 年 10 月 2 日
今年度の日程・趣旨等について
第2回 平成 25 年 11 月 7 日
発表方法・締切等について
第3回 平成 25 年 12 月 18 日
冊子作り・役割決めについて
第4回 平成 26 年 1 月 22 日
冊子作り
大 会 平成 26 年 2 月 8 日(土)8 時 30 分から 12 時 30 分 [於;青山彩光苑]
第5回 平成 26 年 2 月 12 日
反省会・アンケートまとめ
提出事例数:191 事例(40 事例発表、151 事例紙面発表) 大会参加者:166 名(委員を除く)
選出事例
【最優秀事例】2 事例
誤嚥性肺炎の減少~口腔機能維持管理体制加算を取り入れて~
宮崎恵美子
「口腔体操の取り組み」~誤嚥予防をめざして~坂口奈保美・諸角朝子・岡野みどり・日詰千草
【優秀事例】4 事例
業務改善について~より良いデイを目指して~
柿島栄美子・刀祢千恵
「ここにおればいいがんね」の言葉の意味は…~ひもときシートを活用して~
岡部隼人・幸田 恵・入山外美恵・鎌上 綾
結婚式に出席します~家族の一員として~
松柳満城子
元気アップ教室 ~健康寿命を支援する~
西田さおり
今後の方針と課題
・例年よりも多くの冊子を用意したが、参加人数が予想を上回り不足してしまった。
・参加者にも事前に冊子を配るほうがより多くの質問を引き出せるのではないか。
・マイクがない会場では聞き取りにくいという意見が多数あった。
・発表者に対して、時間制限を知らせるベルなどについて詳しく説明すれば良かった。
・発表者・提出事例が増えてきて、冊子(全事例)を作る労力が大きく作製は難しい。
・冊子作製ではなくデーターで集約し閲覧できる方向で調整してほしい(冊子は有効か?)
(平成 25 年度の事例集※191 事例はデーターでの配布を行う。)
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