予算審査特別委員会(3月19日、22日)(PDF:820.8KB)

熊取町議会委員会会議録
〔平 成 24年 3 月 定 例 会〕
予算審査特別委員会
熊
取
町
議
会
目
次
〔予算審査特別委員会〕
議案第27号 平成24年度熊取町一般会計予算 ……………………………………………………… 3
質 疑 ………………………………………………………………………………… 3
・歳入の総務文教常任委員会の所管第1班(企画部、総務部、会計課)に
属する事項の審査 ……………………………………………………………… 3
・歳出の総務文教常任委員会の所管第1班(企画部、総務部、会計課)に
属する事項の審査 ……………………………………………………………… 10
議案第28号 平成24年度熊取町土地取得特別会計予算 …………………………………………… 25
質 疑 ………………………………………………………………………………… 25
議案第27号 平成24年度熊取町一般会計予算 ……………………………………………………… 25
質 疑 ………………………………………………………………………………… 25
・歳入の総務文教常任委員会の所管第2班(消防本部、教育委員会事務局)
に属する事項の審査 …………………………………………………………… 25
・歳出の総務文教常任委員会の所管第2班(消防本部、教育委員会事務局)
に属する事項の審査 …………………………………………………………… 29
議案第27号 平成24年度熊取町一般会計予算 ……………………………………………………… 43
質 疑 ………………………………………………………………………………… 43
・歳入の事業厚生常任委員会の所管第3班(住民部、事業部)に属する事
項の審査 ………………………………………………………………………… 43
・歳出の事業厚生常任委員会の所管第3班(住民部、事業部)に属する事
項の審査 ………………………………………………………………………… 52
議案第27号 平成24年度熊取町一般会計予算 ……………………………………………………… 74
質 疑 ………………………………………………………………………………… 74
・歳入の事業厚生常任委員会の所管第4班(健康福祉部、上下水道部)に
属する事項の審査 ……………………………………………………………… 74
・歳出の事業厚生常任委員会の所管第4班(健康福祉部、上下水道部)に
属する事項の審査 ……………………………………………………………… 89
議案第27号、議案第28号 ……………………………………………………………………………… 108
意見・要望 …………………………………………………………………………… 108
議案第27号、議案第28号 ……………………………………………………………………………… 111
討 論 ………………………………………………………………………………… 111
議案第27号 平成24年度熊取町一般会計予算 ……………………………………………………… 111
採 決 ………………………………………………………………………………… 111
議案第28号 平成24年度熊取町土地取得特別会計予算 …………………………………………… 112
採 決 ………………………………………………………………………………… 112
議案第29号 平成24年度熊取町下水道事業特別会計予算 ………………………………………… 112
質 疑 ………………………………………………………………………………… 112
議案第30号 平成24年度熊取町国民健康保険事業特別会計予算 ………………………………… 115
質 疑 ………………………………………………………………………………… 115
議案第31号 平成24年度熊取町後期高齢者医療特別会計予算 …………………………………… 122
質 疑 ………………………………………………………………………………… 122
議案第32号 平成24年度熊取町介護保険特別会計予算 …………………………………………… 124
質 疑 ………………………………………………………………………………… 124
目-1
議案第33号 平成24年度熊取町墓地事業特別会計予算 ……………………………………………
質 疑 …………………………………………………………………………………
議案第34号 平成24年度熊取町水道事業会計予算 …………………………………………………
質 疑 …………………………………………………………………………………
議案第29号~議案第34号 ………………………………………………………………………………
意見・要望 ……………………………………………………………………………
議案第29号~議案第34号 ………………………………………………………………………………
討 論 …………………………………………………………………………………
議案第29号 平成24年度熊取町下水道事業特別会計予算 …………………………………………
採 決 …………………………………………………………………………………
議案第30号 平成24年度熊取町国民健康保険事業特別会計予算 …………………………………
採 決 …………………………………………………………………………………
議案第31号 平成24年度熊取町後期高齢者医療特別会計予算 ……………………………………
採 決 …………………………………………………………………………………
議案第32号 平成24年度熊取町介護保険特別会計予算 ……………………………………………
採 決 …………………………………………………………………………………
議案第33号 平成24年度熊取町墓地事業特別会計予算 ……………………………………………
採 決 …………………………………………………………………………………
議案第34号 平成24年度熊取町水道事業会計予算 …………………………………………………
採 決 …………………………………………………………………………………
目-2
126
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127
127
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予 算 審 査 特 別 委 員 会
予算審査特別委員会(第1号)
月
日 平成24年3月19日(月曜)招集
場
所 熊取町役場別館3階委員会室
出席委員 委
員
長
糀 谷 直 人
副 委 員 長
鱧 谷 陽 子
委
員
佐 古 員 規
委
員
江 川 慶 子
委
員
重 光 俊 則
委
員
田 中 正 旗
委
員
白 間 泰 男
議
長
鈴 木
中 西
西 牧
阪 上
小八重
宮 口
副
企
企
総
住
長
長
事
事
長
清
坂
吉
阪
田
欠 席 委 員 なし
説 明 員 町
長
教
育
長
企画部統括理事
総 務 部 長
総 務 部 理 事
住 民 部 理 事
兼美しいまちづ
くり推進室長
住 民 部 理 事
事 業 部 長
事業部理事兼
道 路 課 長
上下水道部長
消防本部理事兼
消 防 署 長
教 育 委 員 会
事 務 局 理 事
企画財政課参事
広報公聴課長
総 務 課 参 事
総合対策室長
税 務 課 長
契約検査課長
にぎわい創造
課
長
環 境 課 長
環境センター
所
長
まちづくり計画
課
長
消防総務課長
警 防 課 参 事
警備第2課長
学校教育課参事
学校教育課参事
生涯学習推進
課
長
研
伸
泰
好
誠
壮
二
彦
行
町
画 部
画 部 理
務 部 理
民 部
水
上
田
上
中
実
正
欽
博
清
豊
弘
也
史
隆
一
下 中 博 之
住 民 部 理 事
田 宮 克 昭
阪 口
泉 谷
肇
徹
緒 方 敏 彦
七 里 英 二
大 西
宏
田 中 信 也
健康福祉部長
事 業 部 理 事
会計管理者兼
会 計 課 長
消
防
長
松 藤 忠 直
教 育 次 長
西 植 裕 益
釈迦戸 葉 子
企画財政課長
阪 上 敦 司
山
南
中
東
山
貝
山
藤
大
中
阪
北
田 中 秀 紀
企画財政課参事
総 務 課 長
総 務 課 参 事
人権推進課長
税務課納税室長
住 民 課 長
にぎわい創造課
参
事
環 境 課 参 事
島 尾
山 下 一 男
福 祉 課 長
木 村 直 義
田 畑
洋
水とみどり課長
川 崎 一 吉
西
保
本 裕 一
浦 治 人
田 茂 昭
栄津子
警 防 課 長
警備第1課長
学校教育課長
学校教育課参事
学校教育課参事
生涯学習推進課
参
事
中
芝
小
池
齊
戸 由紀美
和 仁
谷 能 久
野 秀 毅
本 雅 隆
口 良 夫
田 中 耕 二
大
山
松
吉
林
亀 坂 典 夫
-1-
中 谷 ゆかり
北 川
悟
本 浩 義
原 伸 彦
谷 浩 司
嘉 宏
上
章
川 雄 彦
明 松 大 介
西
野
山
本
藤
学
太
高
勝
貴
正
一
宏
利
英
坂 上 佳 行
事 務 局
生涯学習推進課
参
事
局
長
堀 口 卓 也
図 書 館 長
藤 井 亜希子
田 中 良 彦
書
西 本 美加保
記
──────────────────────────────────────────────
付議審査事件
議案第27号 平成24年度熊取町一般会計予算
議案第28号 平成24年度熊取町土地取得特別会計予算
議案第29号 平成24年度熊取町下水道事業特別会計予算
議案第30号 平成24年度熊取町国民健康保険事業特別会計予算
議案第31号 平成24年度熊取町後期高齢者医療特別会計予算
議案第32号 平成24年度熊取町介護保険特別会計予算
議案第33号 平成24年度熊取町墓地事業特別会計予算
議案第34号 平成24年度熊取町水道事業会計予算
──────────────────────────────────────────────
委員長(糀谷直人君)皆さんおはようございます。本特別委員会における議案の審査に当たりましては、
十分に意を尽くされ、慎重にご審議をいただき、あわせて議事が円滑に運びますようにご協力をお
願いいたします。
なお、議会委員会条例第19条の規定により、町長のほか関係職員の出席を求めております。
ただいまの出席委員は7名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから予算審査特
別委員会を開会いたします。
──────────────────────────────────────────────
(「10時02分」開会)
──────────────────────────────────────────────
委員長(糀谷直人君)それでは、付託審査事件について議事に入ります。
去る3月9日の本会議において、本特別委員会に付託されました案件8件の審査を行います。
なお、審査は、4班に分けて行うものとします。
第1班では、一般会計予算の総務文教常任委員会に関する事項のうち、企画部、総務部、会計課
所管事項及び土地取得特別会計予算に関する事項の審査を、第2班では、消防本部、教育委員会事
務局所管事項の審査を、第3班では、一般会計予算の事業厚生常任委員会に関する事項のうち、住
民部、事業部所管事項の審査を、第4班では、健康福祉部、上下水道部所管事項並びに土地取得特
別会計を除く各特別会計予算及び水道事業会計予算の審査を行います。
議事の都合上、一般会計予算を審査するに当たりましては、既に配付しております平成24年度一
般会計予算事項別明細書の内容に従い審査を行いますので、所管事項が一部、他の班での審査対象
となる場合もございますが、ご了承お願いいたします。
また、審査の順序につきましては、一般会計予算について、第1班から第4班まで順に行い、こ
れらの審査の後、一般会計予算及び土地取得特別会計予算に対する意見、要望を承り、その後、討
論、採決を行います。
次に、各特別会計予算の審査の順序につきましては、下水道事業特別会計から予算書に記載の順
として、最後に、水道事業会計予算の審査を行い、これらの審査の後、本6件の予算に対する意見、
要望を承り、その後、討論、採決を行います。
以上のとおり、議事の進行を行いますので、よろしくお願いをいたします。
それでは、各議案の提案理由並びに内容の説明は既に本会議で行われておりますが、補足説明が
あれば承ります。
補足説明はありませんか。
(な
し)
-2-
補足説明なしと認めます。以上で、補足説明を終わります。
それでは、質疑を行いますが、質疑はページを区切って行います。質疑をされる方は、ページ数
と質問の要旨を簡潔に述べ、3問程度に分けて行っていただきますようお願いいたします。また、
同じ質問の繰り返しは3回以内とするよう、ご協力をお願いいたします。
なお、質疑、答弁をされる方は、必ずマイクを使って発言してください。会議録の作成に支障を
来しますので、よろしくお願いいたします。
それでは、議案第27号 平成24年度熊取町一般会計予算の件及び議案第28号 平成24年度熊取町
土地取得特別会計予算の件を一括議題とします。
まず初めに、議案第27号 平成24年度熊取町一般会計予算の件について、歳入のうち、18ページ
から39ページまでの間、23ページの交通安全対策特別交付金を除く第1班、企画部、総務部、会計
課の所管事項について質疑を承ります。
質疑はありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)21ページですが、21ページでゴルフ場利用税交付金が23年に比べて200万円減、そ
れから、その下の自動車取得税交付金が1,500万円増となっていますが、この理由について教えて
ください。
委員長(糀谷直人君)山本企画財政課参事。
企画財政課参事(山本浩義君)それでは、ゴルフ場利用税交付金の減につきまして。こちらにつきまし
ては、通常、交付金関係につきましては地方財政計画というのが国のほうから示されます。それの
伸び率、増減率を考慮いたしまして交付金関係のほうは積算するんですけれども、熊取町の場合、
ゴルフ場につきましては1カ所ですので、この伸び率を必ずしも直考慮するというわけにはいきま
せんので、23年度の実績をもとに考慮いたしまして、横ばいで考えております。ですので、当初予
算ベースで200万円減というのは、実績で落ちたというところでご了解いただきたいなと思います。
それと、自動車取得税交付金につきましては、先ほどちょっと申しましたけれども、地方財政計
画の伸び率を勘案するんですけれども、この当初予算編成時点で都道府県民税の伸び率、これが国
のほうからその時点では明らかにされておりませんでした。ですので、今回のこの増減率につきま
しては、国が示す地方交付税の積算のもととなる基準財政収入額の伸び率、これは物すごく大きな
差は出ないんですけれども、そちらのほうを採用いたしまして積算いたしました。エコカー減税の
ほうにつきましては継続というところがあります。ですので、それは制度的には何ら変わらないん
ですけれども、実績もしくは国が積算する伸び率、これを考慮いたしまして1,500万円の増となっ
たというところでございます。よろしくお願いいたします。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)わかりました。
委員長(糀谷直人君)質疑はありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)今年度が東日本大震災の影響を受けて、国のほうの地方財政計画が通常収支分と東
日本大震災の二本立てに変わってますね。その辺の影響と熊取町の財政的な影響があるならばご説
明お願いします。
委員長(糀谷直人君)山本企画財政課参事。
企画財政課参事(山本浩義君)東日本大震災が起こりまして、それの影響というところでございます。
国のほうが地方交付税の算定につきまして、通常収支分と東日本大震災分というところで、別枠で
考えていただいておりますので、当初予算ベースでは影響なく、通常の積算に基づいて算定してお
ります。普通交付税で申しますとそういうことになるんですけれども、大きな震災でございますの
で、国庫支出金などにつきましてはおのおの、これは国のほうからもどれだけ影響出るかというの
はまだわかりませんというような通知は来ておりますが、多少なりとも影響は出てくるかもしれま
せん。ですが、当初予算の積算におきましては、こちらのほうは勘案しておりません。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
-3-
委員(江川慶子君)ということで、私のほうも地方交付税、22ページのほうですね、地方交付税につい
ては前年度並みに行われるんだということはお聞きしてるんですが、ここで見ると2億5,000万円
ほど交付税ふえてますね。この増加分というのはどういったものでしょうか。
委員長(糀谷直人君)山本企画財政課参事。
企画財政課参事(山本浩義君)地方交付税で2億5,000万円の増というところでございますが、まず1
つは、普通交付税で昨年、23年度当初予算で19億2,000万円の予算化をしておりました。こちらに
つきましては本算定終わっておりまして、実績が20億6,786万2,000円、20億円強の実績となってお
ります。当初予算の算定につきましては、できるだけ精度の高い数値で積算するんですけれども、
やはりその年度の途中の状況の変化とか、必ずしも国が考えている積算の基礎となるような考え方
をすべて把握するというのはちょっとその予算編成の段階では無理なので、若干の差異が出てくる
かなと思うんですけれども、そちらにつきましては、23年度の予算と実績の差につきましては、社
会福祉費、具体的には障がい者支援の関係の単位費用の増、また高齢者保健福祉費につきましては、
高齢化に伴う単位費用の増、こういった理由に伴いまして当初予算から実績が伸びたというところ
でございます。この伸びにつきましては、当初予算と実績につきましては1億4,800万円ぐらい伸
びております。これが1つ23年度ベースの考え方になるんですけれども、この実績をもとに24年度
の積算をいたします。ですので、23年度の実績をもとに地方財政計画0.5%増、これを勘案し、さ
らに加えて、当初予算であります固定資産税が減収になっております。こういったところ。また、
臨時財政対策債、こちらは問題の先送りではないかというような話もあるんですけれども、交付税
が措置されるというところでございまして、こちらにつきましても元利償還金の増が見込まれるた
め、これらを勘案しまして積算しております。ですので、2億5,000万円という大きな増となって
おります。少し詳細に見積もりを出したところでございますけれども、こちらにつきましてもかな
りその精度につきましては、今回予算を上げている額に近い数字が交付されるという見込みを立て
ております。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ありがとうございます。平成23年度ベースで計算されてて、制度が変わった部分で
増加分が見込まれてるということですね。東日本大震災分の中で、この中にも被災地分と全国分と
いうことで6兆円ほど予算化されてるんですが、その6兆円の中には東日本大震災の教訓を踏まえ
て全国的に実施する防災減災事業をするんだということで計上されてるんですが、その分というの
は今回の予算の中に含まれておりますか。
委員長(糀谷直人君)山本企画財政課参事。
企画財政課参事(山本浩義君)そちらのほうは、具体的に算定の基礎となる算出方法というのが示され
てございませんので、総額の中で、本算定になるこの夏ごろですけれども、明らかにされるかなと
思いますので、この当初予算ベースから24年度の実績につきましては若干差が出てくるかなと思い
ますが、当初予算におきましては、こちらのほうは考慮しておりません。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。白間委員。
委員(白間泰男君)質問させていただきます。18ページの個人、法人の滞納繰越分と、町税の固定資産
の滞納繰越分、先ほど言いました個人町税の滞納繰越分、この繰越分のご説明をお願い申し上げま
す。
委員長(糀谷直人君)答弁を求めます。阪上税務課納税室長。
税務課納税室長(阪上 章君)個人住民税の滞納繰越分でございますが、平成24年度の当初の調定見込
み額としまして1億911万1,000円を見込んでおりまして、その28%は収入になるということで、
3,055万1,000円。それと、法人なんですが、法人につきましても調定額が291万1,000円、その20%
が収入になると見越してまして、58万2,000円を予算化しております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
-4-
委員(白間泰男君)わかりました。この町民税は担税力に応じまして所得課税されると。また、固定資
産におきましても、資産がある、またないにかかわらず課税されるものでございます。滞納してる
方が本町におきましても本当に財政的に厳しい、そしてまた先ほど国の交付金というお話もござい
ましたけれども、この交付金におきましても、国もすごい財政的に厳しい、今後どうなるかわから
ないような状況でございます。その中で、本町として滞納される方につきまして、一体どういう層
で、その理由は何であるか、その辺につきまして、またどういう対策をとっておられるのか、この
辺をお聞きしたいと思います。
委員長(糀谷直人君)阪上税務課納税室長。
税務課納税室長(阪上 章君)まず初めに、滞納になった場合が、納期後20日に督促状を発布します。
その後、1年のうちに2回程度催告書を送付いたしまして、来庁もしくは電話連絡くださいという
ような内容の催告書を送付するわけなんですが、その中で、もし納税交渉に及んだ場合ですが、そ
れまでに財産調査、預金でありますとか固定資産の状況でありますとか収入状況につきまして調査
を行います。その中で、当然その後は滞納処分もしくは分納をやっていただくわけなんですが、分
納額の交渉のときに財産情報、収入状況を勘案しまして分納額を決定するという形でとらせていた
だいてます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)この滞納分をやはり何とかして何らかの形で納めていただくということで、来年度
におきましてこの滞納繰越分の収入につきまして可能なもの、どれぐらいのパーセンテージで取れ
るのかというのは、見通しはございますか。
委員長(糀谷直人君)阪上税務課納税室長。
税務課納税室長(阪上 章君)24年度予算でありますが、滞納繰越全体で25.5%の収納見込みを立てて
おります。なお、平成23年度、昨年度の予算ですが、24.1%の見込みを立てております。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)35ページのふるさと応援基金繰入金なんですけれども、これ共同提案事業のことだ
と思うんですけれど、支出のほうでもたくさん出てくるんですけれども、個人1件、団体7件と書
いてあるんですけれど、どういう内容なのか、各課にわたるので聞けないのかどうかちょっとわか
らないんですけれども、あれですかね、後で聞いたほうがいいでしょうか。
委員長(糀谷直人君)田中にぎわい創造課長。
にぎわい創造課長(田中耕二君)詳細につきましてはそれぞれ歳出のほうで計上しておりますので、所
管の班でご質問いただきたいんですけれども、概略だけ私のほうから。現在、予算計上させていた
だいてます事業が、委員おっしゃるとおり5事業させていただいてます。1つずつ概略だけ説明さ
せていただきます。1点はノルディックウォークの会という部分で、こちらのほうは予算の129ペ
ージのほうに60万円で計上されている分の一部、30万円なんですけれども、いわゆるノルディック
ウォーキング、今徐々に普及しつつある、あれをもう少し指導者をふやすなり大会を誘致するとい
うような形も含めて事業を推進していこうという部分が1点。こちらのほうはノルディックウォー
クの会という会がありますので、そちらのほうからの提案事業という形になっております。
もう1点、129ページのほうで出ております部分で、大阪体育大学の研究部のほうから出ており
ます、いわゆる子どもたちに対していろんなスポーツのイベント等を提供して、自分にどういうス
ポーツが適しているのかというようなことも含めまして、またメンタルトレーニングなんかも導入
しまして広くスポーツを普及したいという事業が30万円で上がっております。あわせて60万円で
129ページに上がっていると。
次に、医療大学のほうから提案されてます事業が63ページのほうで24万円の補助金という形で上
がっております。こちらのほう、いわゆる高齢者に対しまして、また学生のほうとの相互で、例え
ば、学生にとっては看護の演習であるとか、またお年寄りはそちらに出向いていただいて、居場所
-5-
ではないですけれども、そういう参加していただくという意味で、学生と地域のお年寄りとの交流
というような部分も含めて、また公開講座なんかもやっていきたいというようなところでの事業で
す。
次に、前後して申しわけないです。52ページのほうで30万円補助金として上がっております。こ
ちらのほうは国際交流ということで、国際交流のNPO団体のほうから上がっておりまして、いわ
ゆる日本語サロン的なものを定期的に開催して、そちらのほうに外国人の方参加していただいて、
交流を深めるということであるとか、またボランティアの日本語教師を養成するような勉強会とい
うようなものをやっていきたいというような事業でございます。
次に、89ページのほうで、同じく補助金が30万円と。こちらのほうは観光大学のあるゼミのほう
から上がっておりまして、昨年も実施した部分なんですけれども、熊取を中心としたツアーを実施
している。来ていただくお客様は北摂等の方を中心に来ていただきたいというようなものと、もう
一つは従来からやっております連携講座、地域連携講座として、泉州観光学講座というものを、も
う5年ぐらいになるかと思うんですけれどやっておると。こちらのほうの事業でございます。
予算計上させていただいておりますのは以上5事業でございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。白間委員。
委員(白間泰男君)30ページお願いします。30ページの府支出金の中の総務費の関係です。権限移譲推
進特別交付金並びに事務移譲交付金、これにつきましてご説明をお願い申し上げます。
委員長(糀谷直人君)山戸企画財政課参事。
企画財政課参事(山戸由紀美君)ご質問の権限移譲推進特別交付金のほうですが、大阪府版地方分権推
進制度におきまして、大阪府より提示されました熊取町への権限移譲事務76事務のうち38事務の受
け入れを決定しております。平成22年度に9事務、平成23年度には14事務の移譲を既に受けており、
24年度におきましては15事務を予定しております。これに係る推進特別交付金1,192万1,000円でご
ざいます。
続きまして、事務移譲交付金につきまして、これは10万1,000円なんですけれども、これは大阪
府から市町村へ特例市並みの権限移譲に当たり、各原課のほうで受けております交付金でございま
す。
委員長(糀谷直人君)田中にぎわい創造課長。
にぎわい創造課長(田中耕二君)事務移譲交付金10万1,000円のうち7万6,000円、こちらにつきまして
は22年9月1日に大阪府から権限移譲を受けておりますNPO法人の設立認証、こちらに係る交付
金でございまして、新法人の設立認証につきまして1件を見込みまして7万6,000円という形でご
ざいます。
委員長(糀谷直人君)中谷総務課参事。
総務課参事(中谷能久君)私どものほう、事務移譲交付金の10万1,000円のうちの2万5,000円、これに
つきましては平成22年4月から権限移譲をもう既に受けております地方公共団体等の土地の買い取
り希望の届け出受理に関する事務の経常的な人件費2万5,000円を計上させていただいております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)わかりました。これは民生費のほうに、所管が違いますので、そこでも49万9,000
円と出ております。各権限移譲ということで、大阪府のほうからそういう形で交付金が支給されと
るわけでございますけれども、私も会派の代表質問いたしました。その中で、ご答弁いただいた中
で、府としては支出金を出すかわりにそれだけの仕事をしてくださいというお金なんですよね。そ
れに対しまして、ご答弁いただいた回答は、人員の増員やらは考えてないということでございまし
た。ということは、どういう形で今後―76事務ございますよね。どういう形で今後対処してい
くのかなと、このように考えておる次第でございます。その点についてご答弁をお願い申し上げま
す。
-6-
委員長(糀谷直人君)吉田企画部理事。
企画部理事(吉田博史君)今後の権限移譲の関係なんですけれども、まず今大阪版地方分権推進制度に
おいて、先ほど山戸参事のほうから答弁申し上げましたが、76事務が対象のうち、一応38事務受け
入れということになってます。今はこの第1ステージといいまして、平成22年度から24年が第1ス
テージなので、ひとまずこれはこれで終わりということになります。ですから、残りの38事務につ
きましては引き続き大阪府のほうで対応していただくということになります。本町が受け入れしな
かった事務につきましては、今後の本町の体制も勘案いたしまして、受け入れていくのか、あるい
は広域で対応するのか、そのまま大阪府のほうで対応いただくのか、そのあたりは今後の検討とい
うことになろうかと思います。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)確かにこれ大阪府からのいろんな事務業務を受け入れてるということは、それだけ
仕事量がふえてるわけですよね。それに対しまして、一応そういう仕事量を各担当部署で行ってる
と。それを行うためには、やっぱり残業したり時間外勤務ですよね。そういうことで対処してるの
かと思うんですけれども、その点についてはどうでしょうか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)先ほど吉田理事のほうから申し上げましたように、現体制の中で可能な中で選
択して事務の受け入れを行っております。多少なりとも当然事務量というのはふえておりますが、
現状の個人の能力の中で頑張っていきたいと考えております。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)関連して質問させていただきます。権限移譲の推進特別交付金、これ大阪府から出
てるんですが、事務量としたらば年々ふえてきてるんですね。この予算ベースで比べてみると金額
的には減ってるということで、この交付金の算出方法なんですけれども、どのようになっているの
か教えていただけますか。
委員長(糀谷直人君)山戸企画財政課参事。
企画財政課参事(山戸由紀美君)ご質問の交付金の算出方法なんですけれども、平成22年度から24年度
までの3年間限定で、1団体に1億円を上限に交付される交付金となっております。設定額の1億
円を移譲される事務移譲値ですね、熊取町の場合でしたら76事務のうち38事務を受けるという形の
ものと、あとは各年度の進捗率、その38事務を受けるうちのその年度において何事務受けるか、そ
ういった算式で計算されます。ただ、本町におきましては23年度に追加の事務決定を行っておりま
す。この追加分につきましては、本来の交付される交付金の2分の1の額で算出する形になってお
りますので、3カ年のトータルが3,114万4,000円受ける、このような計算方法になっております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)わかりました。ありがとうございます。
あと、事務の手続上で権限移譲したけれども、件数的には市町村で差があると思うんですね。そ
ういった数的なものも計算には含まれてるんですか。受け入れた事務、処理した事務の。
委員長(糀谷直人君)山戸企画財政課参事。
企画財政課参事(山戸由紀美君)そちらがこの算出に出てきます事務移譲値、それが76分の38という形
で計算させていただいております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)吉田企画部理事。
企画部理事(吉田博史君)ちょっと補足させていただきますけれども、やはり大阪府からの特別交付金
の算定なんですけれども、やはりたくさん事務を受けとる市町村により手厚いインセンティブを与
えるというふうになりますから、やはり事務もそれぞれ難易度が中高低と3段階に分かれてる部分
がありまして、そこが1つ差がつくということと、もう一つは、たくさんの事務をとられる割合の
-7-
高いところにもさらに加算というか割り増しというか、そういったところで差がつけられるという
ような状況になっております。
委員長(糀谷直人君)ほかに質疑はありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)既に説明されたと思うんですけれど、私の理解力がちょっと悪かったと思うんです
が、22ページの地方特例交付金が大幅に減になってるんですが、この内容と理由を教えていただけ
ますか。
委員長(糀谷直人君)山本企画財政課参事。
企画財政課参事(山本浩義君)地方特例交付金の大幅な減でございますけれども、地方財政計画の中に
おきましても、67%ぐらいの減となっております。この内容につきましては、この地方特例交付金
というのは子ども手当の特例交付金、自動車の取得税の減収における特例交付金など内訳があるん
です。この内訳につきまして、税制改革の中で個人町民税の年少扶養控除の廃止や特定扶養控除の
見直し、これらを実施するに当たりまして、町民税の増収が見込まれるという中で、この増収分を
地方特例交付金のかわりに振り替えるという国の考えがございましたので、地方財政計画上もマイ
ナスとなってると。これを受けまして、本町もその減額率に合わせて減額したものでございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)わかりました。
もう1点、35ページの繰越金ですが、これは毎年出てるあれなんですが、この繰越金の発生の内
訳と、これは毎年この程度出るものとして考えるんですか。これは使用目的が決まってるものなん
でしょうか。
委員長(糀谷直人君)山本企画財政課参事。
企画財政課参事(山本浩義君)繰越金ですけれども、本町の財政計画におきまして、現在、実質収支黒
字を5,000万円をめどに基金での調整を行いまして、決算を打っているというような状況が続いて
おります。この5,000万円につきましては、この黒字分の翌年度繰越金というふうに理解していた
だいていいのかなと思います。この5,000万円につきましては、最終決算を打ったときに若干増減
が出てくるかもわかりませんけれども、こちらにつきましては決算が9月の議会におきまして決算
報告させていただきますので、その時点で補正をさせてもらうという形になります。22年度の決算
につきましては実質収支黒字が2億円強、23年度の当初予算でも5,000万円ぐらいの見込みを立て
ておりましたけれども、22年度の決算をもちまして2億円ぐらいの黒字が出ましたので、増額の1
億5,000万円ぐらいの補正をいたしております。ですので、この時点で実質収支黒字5,000万円を見
込んでおりますが、決算を打った時点でまた補正をさせていただくという内容でございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)30ページにまた戻るんですけれども、権限移譲の推進特別交付金のとこですね。去
年と数字的には金額が減っているということのご説明、今さっき聞きそびれたなと思ったんですが、
それはどうですか。
委員長(糀谷直人君)山戸企画財政課参事。
企画財政課参事(山戸由紀美君)申しわけございません、額が減っているというのはどういう……
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)予算の数字が減ってるように思ったんやけれど、違いますか。
委員長(糀谷直人君)山戸企画財政課参事。
企画財政課参事(山戸由紀美君)3月補正で最終1,108万9,000円でなっております。ただ、事務数のほ
うが23年度におきましては38事務のうち14事務を移譲した。24年度につきましては38事務のうち15
事務を移譲するということで、少し額のほうが上がる形になります。決算と比べまして。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)すみません、ちょっとしつこく再度聞かせてもらったんですけれど、予算の段階の
-8-
数字と比べたときに、事務がふえてるのに何で数字が減ってるのかなと単純に思ったので聞かせて
もらったんですけれども、決算を見れば納得できたかなと今思いました。ありがとうございます。
続いてよろしいですか。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)37ページの諸収入の雑入についてなんですが、聞いてたかもわからないんですが、
原子炉周辺監視区域管理補償費、これどこからお金が入っているのかというのは教えていただきた
いです。
委員長(糀谷直人君)中谷総務課参事。
総務課参事(中谷能久君)この原子炉周辺監視区域管理補償費につきましては、昭和42年から京都大学
原子炉実験所に隣接いたします坊主池を同実験所の周辺監視区域として、放射線管理のために貸し
付けしております。ですから、その補償費として京都大学原子炉実験所から歳入しておるものでご
ざいます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)37ページの下になるんですけれども、電算機使用負担金というものなんですけれど
も、増額されてるような気がするのですが、電算機を使用して、それをお金をいただいてるという
ことなんでしょうか。ちょっとその辺ご説明お願いできませんか。
委員長(糀谷直人君)南広報公聴課長。
広報公聴課長(南 和仁君)この負担金についてまずご説明申し上げます。本町の電算システムにつき
ましては、住民基本台帳、あるいは国民健康保険料、また税などのそういった住民情報システム等
グループウェアとして庁内ネットワークであるとか財務会計システムといった2つの電算システム
があるんですけれども、そういったシステムの開発であるとか保守、リースにつきましては、私ど
もシステム管理課である広報公聴課で一括して契約してございます。当然のことながら、その支出
も一般会計で行ってるわけでございますが、先ほどお話しさせていただいたように、そういったシ
ステムを使用するのは、一部は当然特別会計も使用してるわけでございます。ですから、この負担
金というのは各特別会計から、その応分に従っていただいてるといった負担金になってございます。
続いて、増減の分につきましては、23年度の当初予算と比較しまして約1,700万円ほど24年度の
当初予算では増額しておりますが、これにつきましては、後期高齢者医療特別会計からは、こちら
のほうシステムの更新の経費として1,200万円ほどいただきます。また、後期高齢システムと住基
台帳法の改正、7月になっておりまして、そういったシステムの開発委託料ということで約400万
円ほど負担していただくことになってます。合計で1,600万円、23年度に比べると増となっており
ます。また、介護保険特別会計からは、介護保険のシステムはこれまで単独で導入しておったんで
すけれども、今回新しい住民情報システムに組み入れるということで、その負担金で大体600万円
ほど増というようになっております。ただ、国民健康保険特別会計からは、今年度の更新に係るデ
ータ移行の分が大体500万円ほど減額しておりますので、その増と減と相殺すれば約1,700万円の増
ということになってるところでございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)大西道路課長。
事業部理事兼道路課長(大西 宏君)この電算機使用負担金2,970万9,000円のうち40万3,000円、これ
は道路課所管に係ります道路積算システム、これに伴います他部からの負担金となってございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)すみません、ちょっとわかったようなわからないような状態なんですけれど、今頭
の中が。これは特別会計からこちらのほうにいただいて、それをまた使ってるというふうな形なん
ですけれど、一般会計からもいただいてる形になるんですか。それは全くなしで。特別会計だけの
分でいただいてしてるということですね。
-9-
委員長(糀谷直人君)南広報公聴課長。
広報公聴課長(南 和仁君)24年度、今回の当初予算なんですけれど、2,974万9,000円のうち、私ども
で負担していただいてるのが2,934万6,000円ということで、大半が一般会計で負担して、各特別会
計からいただいてる分ということでご理解いただけたらというふうに考えております。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)すみません、先ほど聞いた原子炉周辺監視区域管理補償費なんですけれども、出の
ところではどこに出てるのか教えていただきたいんですけれども。
委員長(糀谷直人君)歳入ですので。江川委員。
委員(江川慶子君)6,984万4,000円という金額が大きいので、出のところの……。
委員長(糀谷直人君)中谷総務課参事。
総務課参事(中谷能久君)歳入しております6,900万円については一般財源として、出というのは特に
ございません。財源充当してるだけです。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)39ページの衛生債のことでお聞きしたいんですけれども、広域廃棄物処分場整備事
業債ですね。金額が減額しているんですが、その辺のご説明お願いします。
委員長(糀谷直人君)山本企画財政課参事。
企画財政課参事(山本浩義君)こちらにつきましてはフェニックス分でございます。地方負担という形
で負担額の通知が来まして、それに基づいて積算しております。事業の減少によるものと考えてお
ります。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)これもすみません、確認ですが、37ページの上から7つ目ぐらいの団体事務手数料、
これはどういう団体事務手数料が入ってくるんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)こちらにつきましては職員が生命保険各自入ってございます。それを給与天引
きしておりますが、その給与天引きしている手数料が各生保会社、損保会社から入ってる、3%い
ただいてる分でございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。
(な
し)
質疑なしと認めます。
以上で、一般会計予算歳入のうち、第1班所管事項について質疑を終わります。
次に、一般会計予算歳出の第1班所管事項のうち、まず「40ページから54ページ、56ページから
58ページまでの款1 議会費及び款2 総務費のうち項3 戸籍住民基本台帳費を除く総務費全般
について」質疑を承ります。
委員の各位に申し上げます。
すみやかに手を挙げていただきますようにお願いします。
重光委員。
委員(重光俊則君)今の説明でですね、40ページから54ページ、56ページから58ページを除くと言われ
たのですか。
これは、40ページから54ページが対象になるんですか。
委員長(糀谷直人君)「40ページから54ページ、56ページから58ページまでの款1 議会費及び款2
総務費のうち項3 戸籍住民基本台帳費を除く総務費全般について」です。
重光委員は事項別明細書、手元におもちですか。これを見てページを確かめて下さい。
質疑はありませんか。白間委員。
委員(白間泰男君)44ページお願いします。44ページの上段ですね。町債権電話催促等業務委託料です
-10-
ね。これにつきましては徴収率向上ですね、この事業としてコールセンター等の電話催促通話料と
いうことで聞いておりますけれども、これにつきましてどれぐらいの成果が上がったのか、これに
ついてお伺いをいたします。
委員長(糀谷直人君)東野総合対策室長。
総合対策室長(東野秀毅君)この町債権電話催促等業務委託料、これ先ほど委員からお話がございまし
たコールセンターにかかわる分でございます。このコールセンター事業については平成22年度に半
年、23年度に丸1年間、これふるさと雇用という補助金いただいて実施しております。24年度につ
きましても緊急雇用という補助金の中で、何とか知恵を絞って補助金いただく中で計画させていた
だいて、予算計上させていただいてるものでございます。決算委員会のときにも若干お話しさせて
いただいたんですけれども、成果として、各担当課から未納になってるこの方たちに電話かけてく
ださいという資料いただいて、業務委託してる業者のほうからかけていただいてるというシステム
の中で、まず電話をかけた段階では未納であって、いついつまでに納めていただきますという約束
いただいた分としまして、その分で納付の確認ができている分になるんですけれども、平成22年度
の効果としては、決算委員会のときに1,300万円ぐらいということでお話しさせていただいており
ます。これは当初見込んでいたのが1年間通して大体おおむね2,000万円程度、目標立ててやって
ますというところで申し上げますと、23年度まだ、ちょっと2月末ということで、あと3月も鋭意
努力してるんですけれども、当初の目標であった1年間で約2,000万円というところに何とか達す
ることができる状況でございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)確かに頑張って、これも補助金を利用されまして頑張っておられるということで評
価させていただきます。これ、先ほどお聞きしますとふるさと雇用補助金等々を利用されて事業さ
れてるということですけれども、今後、これどのような形になるんでしょうかね。このまま続けら
れるのか、それとももうそれで終わりなのか、その辺についてお伺いいたします。
委員長(糀谷直人君)東野総合対策室長。
総合対策室長(東野秀毅君)まず、当初ふるさと雇用の補助金については平成22、23年度の2カ年だけ
で、現状もその制度で一たんは終了になります。ただ、24年度の分については緊急雇用ということ
で、これは国の第3次補正ということで、その中で措置された分で、延長かかった分の1年という
ことになりますので、それ以降は、現状今補助金のめどが立ってないという状況です。その中で、
町としてどうしていくかというところになろうかと思うんですけれども、やはり一定補助金いただ
いてるということで、歳出面の経費は100%補助ということでこれはかかってない状態でなるんで
すけれども、今後、町として単独でやっていくのかというところでいえば、委託料が1つの費用で
あれば、それを上回る部分が出てくればやるだけの当然効果があるんだというところであれば、当
然前向きに進めていきたいという話は当初予算編成時からもございました。ただ、3次補正の中で
補助金がいただけたので、そちらのほうに財源を求めたというところでございます。24年度予算で、
次25年度については先ほど申し上げた、重複しますが、今のところ補助金のめどは立っておりませ
んが、単独事業としての取り組みにつきましてもできればやっていきたいなというふうに担当課と
しては考えております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)事業費用として653万円ですか、このように計上されておりますので、ぜひともや
っぱり町単費でもやっていただきたいということを要望しておきます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)42ページの賃金の臨時雇賃金が倍増してる理由と、それから45ページの賃金、臨時
-11-
雇賃金が減少してる理由、それを教えてください。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)まず、総務費の臨時雇賃金につきましては、569万2,000円のうち320万8,000円
が人事所管で臨時雇賃金を計上させていただいております。この人件費につきましては、枠取りと
してとらせていただいておりまして、緊急時に対応するために枠としていただいてる分です。昨年
度は1.5人分を計上させていただきましたが、今年度につきましては3人分を枠取りとしてとらせ
ていただいてる分でございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)それは何を想定されてるんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)突発的な事象に対応するためでございます。例えば、災害であるとか、急に人
が要るようになったとか、休んだとかいうような場合に充てさせていただくものでございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)わかりました。41ページの非常勤職員報酬が大幅増になった理由を教えてください。
41ページ一番下から2つ目の非常勤職員報酬。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)こちらにつきましては事務嘱託員2名を追加したものでございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)これは何の事務嘱託員で、何で今年度から必要になったんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)1名が給与処理担当の事務職員でございます。これは人事で所管しております
負担軽減という形で1名追加させていただいております。もう1名は企画部のほうに配置させてい
ただく予定してます町政総合調整嘱託員、これも事務嘱託員で考えさせていただいております。
委員長(糀谷直人君)東野総合対策室長。
総合対策室長(東野秀毅君)非常勤職員報酬の部分のあとプラスになってる部分といたしまして、総合
対策室のほうで総合相談窓口というものを持っております。その中で、今回の組織の改革の中で総
合対策室の事務が各所管のほうに移る関係がございまして、現在、嘱託員ということで女性の方が
月曜日と金曜日出ていただいてると。その中で、現在、私ども正職2名おるんですけれども、そこ
に従事する職員の人数が減りますので、間の3日間の総合相談窓口を対応していただく嘱託員の方
を雇用するということで、その費用がプラスして計上されております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)わかりました。もう一度企画部の調整業務といいますけれど、これは何をされる業
務なんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)これは新たに24年度から予定してるんですが、まず企画は転入促進策の検討と
か町PR策の検討、この嘱託員については町のOBを考えてございまして、OBを充てさせていた
だいて、全般的なアドバイスをいただいたり、業務を行っていただく予定としております。
委員長(糀谷直人君)中谷総務課参事。
総務課参事(中谷能久君)すみません、答弁遅くなりましたが、最初に重光委員ご質問の45ページの賃
金、臨時雇賃金が減額になってる理由なんですが、今回183万6,000円上げてますのは、庁舎維持管
理に伴うダイヤルインの関係の臨時職員の賃金でございまして、減額になりましたのは65万2,000
円。これについては公用車の維持管理のために、公用車の清掃とかその他雑務の業務をお願いする
ために雇っておりましたが、この費用につきましては来年度は職員で対応するということで減額さ
せていただいております。
-12-
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)42ページから43ページのこっちの一覧表のところに、本町から文部科学省への職員
派遣及び文部科学省から本町への職員派遣に係る経費として91万1,000円計上されてるんですけれ
ども、その職員の分は、予算書には職員分のプラスされてるんでしょうか。その給与の関係、説明
していただけませんか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)この主要施策一覧表に出ております一般管理費の経費でございます。これは給
料でございませんでして、報償金と旅費に当たる部分でございます。文部科学省のほうに今現在1
名派遣しておりますが、現在国の職員という立場で働いていただいておりますが、毎月1回、基本
的には1回来ていただいたときに旅費相当部分を支払う部分ですね。もう一個、旅費として、今後
文科省とやりとり、調整行くための旅費として約48万3,000円計上させていただいてるものでござ
います。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)わかりました。文科省からこちらへいらっしゃるということではないんですね。
総務課長(藤原伸彦君)文科省の現職員ではなしに、現在うちが派遣している職員が戻ってくる際の費
用にかかわるものです。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)44ページですが、機械器具借上料、これ246万円ですが、これは何でしょうか。そ
れから、庁用器具費、これは何でしょうか。一番下のですね。それから、例規システム使用料が24
年度増加してますが、これはなぜでしょうか。教えてください。
委員長(糀谷直人君)中谷総務課参事。
総務課参事(中谷能久君)まず1点目の44ページの機械器具借上料、これにつきましては2種類の器具
を借り上げておりまして、1つは職員が使ってますコピー複写機ですね、この分で199万4,000円ほ
ど。それから、郵便料金計器借上料といいまして、郵便を差し出すときに切手を張らずに、よく白
い切手のかわりのものがあると思うんです。切手を張る手間を省くために使用してる郵便料金計器
の使用料が38万8,500円となっております。
次に、備品購入費のリソグラフ、これにつきましてはいろんな印刷物を印刷するときの印刷機な
んですが、2台今あるんですけれど、そのうちの1台が平成12年に購入しておりまして、老朽化に
よりちょっと不都合が生じておりますので、これの買いかえとして59万9,000円計上しております。
すみません、もう1点。例規システム使用料につきましては、今まで31万5,000円で本町の条例
規則をシステム化してウェブ検索とか庁内のLANでも検索できるんですが、それに加えまして法
令改廃情報提供システムといいまして、これは今まで無料であったんですが、急遽有料となりまし
た。これについて内部で検討しまして、例規の改廃事務には欠かせない必要なシステムであるとい
うことで、この分で25万2,000円増額となっております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)南広報公聴課長。
広報公聴課長(南 和仁君)機械器具借上料の246万3,000円のうち8万円につきましては住民情報コー
ナーにある有料コピー機の借上料の分を計上させていただいております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。白間委員。
委員(白間泰男君)47ページの企画費ですね。企画費についてお伺いいたします。報酬、報償費、旅費
ですね。これは熊取アトムサイエンスパーク構想の推進事業ということで計上されてると確認いた
しましたけれども、私、毎回質問させていたしておりますけれども、本当に予算額が少ないなと、
このように思っております。その点についてどのようなお考えをお持ちでしょうか。
-13-
委員長(糀谷直人君)山戸企画財政課参事。
企画財政課参事(山戸由紀美君)白間委員のご質問のアトムサイエンスパーク構想についての予算額が
低いということなんですけれども、24年度は骨格予算ということで、今現在考えさせていただいて
いる、予算計上させていただいている内容についてまずご答弁申し上げます。
24年の夏ぐらいには加速器による治験のほうも開始されるというようなことも聞いておりまして、
まずBNCTにつきましては研究の進捗状況と合わせながら住民に対してもいろんな形でPRして
いく必要があろうかと思っております。24年におきましては、その治験の開始に合わせてまずシン
ポジウムを行いたいということで、それに係る謝礼金。あとは国際総合戦略特区のほうですね、そ
れの国に対する要望であるとか説明、そういったところの旅費。あるいは本町職員のほうも一緒に
この研究のほうにも参加して、人的なサポートとしても強化していくという内容の中で、庁用器具
費に係るようなそういった内容のものも予算の中に入れさせていただいております。そういった内
容の当初の予算となっております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)私、この件につきまして、先ほど言いましたように中性子の加速器ですね。熊取町
として地域振興のメリットはどこにあるかといいますと、私は病院を建てる以外ないと、このよう
に思っております。そこで、今回東日本大震災で本当に原子力の安全神話が崩れたと、このように
思います。それでまた熊取町の住民にもいろいろお話ししますと、やはりそういう大震災がござい
ました関係上、がん治療のそういう研究炉としてKURを使ってますよという説明をしてもなかな
かご理解いただけないのが現状です。そこで、熊取の住民にもっと身近にがん治療としてのそうい
う施設を理解していただくためには、私も個人的には西牧教育長にもお願いしたり、また本町の中
でがん治療受けられたといううわさも聞いておりますけれども、やはり相談活動ですね。やはり住
民に対して窓口になっていただきたいなと。そういう費用も計上していただきたいなと。例えば、
これ患者さんの認定を京都大学でやっておられて、いろんな大学の病院から紹介状いただいて治療
の対象にされてるということは理解しておりますけれども、本町としてもう少し、この熊取町にこ
ういうすばらしい研究炉があるんだという思いを私も抱いておりますので、住民にももっと身近に
そういうがん治療の研究炉としてこういう成果を上げてるというのを感じていただけるのは、やっ
ぱり泉州の地域の方や熊取の住民をまずそういう方で、がんで悩んでおられる方を治験していただ
くと、こういうことも私は大事ではないかと、このように考えておる次第でございます。その点に
つきましてどのようなお考えでしょうか。
委員長(糀谷直人君)副町長 清水正弘君。
副町長(清水正弘君)今、当初予算としては説明を課長のほうからしていただきましたけれども、白間
委員のご質問はもう少し大きく、今後のことも含めてということでご答弁させていただきます。
まず1つは、7月あるいは8月以降の加速器の治験が始まるぐらいにいろいろ広報の力をその辺
に集めて、予算もかなりとらせていただきたいと思ってます。今その進捗が遅いのではないか、も
っとPRもというようなご内容でもあったと思いますけれども、これはもう我々も痛感してるとこ
ろでありまして、6月補正では逆に予算をかなりお願いしないかんかなと思っております。
もう一つ理解していただきたいのは、4月にまた、今月末にでも組織の変わったもようでありま
すが、課長以上の人事については議会にもご報告申し上げますけれども、BNCT関係につきまし
ては組織をスリムにして、ほかの兼務してる仕事を減らしまして、理事も課長も、あるいは係長以
下のラインも企画戦略グループとしてほぼ独立した形の組織を考えております。そういう意味では、
人件費は相当そこに投資することになりますので、およそ3人の係のグループです。そこに理事が
おり、ほぼ専任でその研究についていただこうと考えております。そういう意味では、かなり投資
することになります。7月を待たずして4月からいろんなことを、いわゆるプレーヤーである京都
大学原子炉実験所の先生にどのようなことを町としてできるか、具体的に今もいろいろ意見をいた
-14-
だいてますので、積極的にやってまいりたいと思ってます。目に見える予算は、当初ではこのよう
なことでございますけれども、今後はかなり、逆にご無理をお願いせなあかんようなことになって
くると思いますので、よろしくお願いいたします。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)どうもありがとうございました。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)今のがん治療の件ですが、これはぜひとも早急に強力なスタッフを入れて進めてい
ただきたいと思います。今、既に14事業が認可され、大阪府下で8事業が認可されてます。これは
もう具体的な計画が出てる。民間企業が主体だからそういうことができるわけですが、熊取町がや
はり主体になって京都大学と一緒にやらなあかんということから見たら、やっぱり6月ぐらいとか
7月ぐらいで、まだ検討していくんじゃなくて、やっぱりもっと早めに力を入れて検討して、いろ
んなケースがあると思いますが、ぜひそういうものを集中的に熊取町民のためになる計画を立てて
いただきたいと思います。
質問に戻ってよろしいでしょうか。
委員長(糀谷直人君)今の何ですか。
委員(重光俊則君)今のは白間委員の応援説明でございました。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)47ページの自動車等購入費ですが、何の自動車を購入されるんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)中谷総務課参事。
総務課参事(中谷能久君)この自動車購入費につきましては、共用公用車2台ですね。軽自動車買いか
え分が2台。それと、公用車を廃止、順次削減しておりますが、それに伴いましてアシスト自転車
を2台購入する。公用車2台とアシスト自転車2台新規購入の経費でございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)わかりました。続けてすみません、49ページですが、町内循環バス運行費補助金が
2,400万円で、これは23年度の予算そのまま来てるんですが、この前の議員全員協議会の中で3,000
万円新たな運行やったらかかるよということが説明されてるわけですが、これはやはり運行開始時
間を8時からにしたということによって費用が多額になってるわけですが、その分だけ後ろを切る
ということで、ぜひともこれは費用を上げることなく、8時からやるんやったら5時に打ち切ると
いうことで十分やないかと思う。それでやってみて、それから次のやり方を考えるということで、
町内循環バス運行費補助金についてはさらなる出費を増加するというのは、やはり今の時点で適切
な費用使用ではないんじゃないかと思います。夕方、特に午後ですね、ガラガラのバスが走ってる
というのは、非常にこれは税金の無駄遣いやなというのはみんなが思って見てるわけなので、8時
からにしたのであれば後ろを切るということはぜひ検討していただきたいが、その辺は、この予算
の位置づけと新たな運行との関連はどうなってるでしょうか。
委員長(糀谷直人君)大西事業部理事。
事業部理事兼道路課長(大西 宏君)この今年度の予算2,470万2,000円、これにつきましては現運行を
想定した中での年間経費でございます。前回、全協のほうでもご説明申し上げましたけれども、見
直し後の運行につきましては7月から予定してございまして、その時点では約500万円程度増額と
なるということでございます。その場でも重光委員のほうから、当然夕方の時間が少ないんだから
1便カットというご提案もいただきまして、その折にも、しばらく状況を見た中で検討してまいり
たいということでご答弁申し上げたかと思います。確かに夕方の便、少ないのは間違いございませ
んので、そこらも状況を見た中で適時対応していきたいと考えてございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)ぜひ検討していただきたいと思います。
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委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)50ページお願いしたいんですけれども、昨年度の人権擁護費の中に大阪人権協会負
担金というのが16万2,000円あったんですけれど、今年度はなくなりました。ずっとお願いしてた
んですけれど、やっとなくなったという感じがしてるんですけれども。ありがたいことなんですけ
れども。これによって何か熊取町で変化があるというのは、そんなことはないでしょうか。
委員長(糀谷直人君)中人権推進課長。
人権推進課長(中
嘉宏君)昨年まで財団法人大阪府人権協会負担金ということで、昨年度は16万
2,000円ということで予算計上させていただきました。そちらのほうにお願いしてました事業とい
うのが大阪府と府内市町村が行う人権啓発事業、それと人材養成事業を実施していたものを、財団
法人大阪府人権協会のほうが事業実施者としてやっていただいておりましたが、平成24年度からは
大阪府財政構造改革プラン案によりまして、その2つの事業が公募制ということで、新たに予算書
のほうで人権啓発・人材養成事業市町村分担金15万3,000円という形に予算の組み替えが行われま
した。直接以前は大阪府人権協会という形でしたが、今年度からこの事業実施するに当たりまして
大阪府と熊取町が協定を結びまして、事業に係る負担額というのは従来と変わりはないんですけれ
ど、業者ですね、やっていただく事業者が直接、人権協会ではなく公募によって業者選定を行うと。
ですから、今回市町村分担金については一たん熊取町から大阪府のほうにお支払いをして、それで
まとまったお金で大阪府と公募で決まった業者と契約締結をしていただくという方法になりました。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)わかりました。そしたら、この人権啓発・人材養成事業市町村分担金という名前に
変わったということで理解していいんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)中人権推進課長。
人権推進課長(中 嘉宏君)そのように変わりましたので、よろしくお願いいたします。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)51ページの計算機絡みのことですが、まず委託料が大幅に減ってる、電子計算シス
テムの開発がほぼ終わったけれども、1,000万円ぐらいは残ってる、これは何なのかということと、
それからその下の電子計算機器等保守管理委託料と電子計算機器管理運営委託料が大幅にふえてま
す。この中身は何なのかということと、それから電子計算機器の賃借料が大幅に上がってます。こ
の中身と、その下の備品購入費、これは計算機と絡んでるのかどうかを含めてこれは何なのか。こ
の辺の詳細を教えてください。
委員長(糀谷直人君)南広報公聴課長。
広報公聴課長(南 和仁君)たくさんいただきましたので、一つずつご説明申し上げます。
まず、電子計算システム開発委託料でございますが、平成23年度は4,132万9,000円計上させてい
ただいてたところ、今年度が927万9,000円ということで、約3,200万円ほど減額となっております。
もともとこの電子計算システム開発委託料というのは、住民基本台帳であるとか税、福祉などの住
民情報システムのソフトウェアやプログラムを関係法令の改正であるとか制度の変更、手続の変更
等に合わせて修正していく作業でございますので、これについては年度、年度でかなりでこぼこ、
増減があるものでございます。したがいまして、23年度との差である3,200万円の主な内容ではご
ざいますが、本年度4月より新しい住民情報システムが本稼働いたします。それに伴いまして、23
年度は現行の住民情報システムから新しい情報システムにデータ移行する作業が発生してまいりま
した。そのデータ同士を今度は連携させるという作業も必要になってきてございます。したがいま
して、このデータ移行で約2,500万円、そのデータを連携させるという作業で大体600万円ほど23年
度は見込んでいたところが、それがなくなったというようにご理解いただけたらというように考え
ております。
次に、電子計算機器等保守管理委託料でございますが、こちらのほうにつきましては約480万円
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ほど23年度の当初予算と比較して増額ということになっております。こちらのほうにつきましては
2点要因がございます。まず1点は、現行の住民情報システムは昨年の9月まで契約期間となって
ございまして、それを稼働させるために再リースを23年度も行っております。今年度も当初の4月
から9月までは住民基本台帳の改正に伴う施行が7月から開始されるということで、旧の今使って
おります情報システムを延長させて保守管理、使用していこうということで、それで約150万円ほ
どの増額になっております。
次に、新しい情報システムの保守管理料で、23年度は880万円ほど計上しておりますが、24年度
では約1,220万円ほど計上してございます。これは、従前は介護保険システムが別でシステム稼働
しておったものを、新しい住民情報システムに、この中に組み込んで一体化させて運用していこう
ということで、大体340万円ほどの増額を見ております。それで約480万円ほどの純増が出たという
ことになってございます。
続きまして、電子計算機器管理運営委託料でございますが、こちらのほうにつきましては約
1,000万円ほどの増額が出ております。この増額の要因でございますが、23年度の約1,600万円の管
理運営費が24年度では約1,450万円ほどの管理運営委託料となっております。これ新しい住民情報
システムの管理運営費ですけれども、ここで大体150万円ほど減額しております。ただ、今回後期
高齢者システムの更新がございまして、そのシステムと住基の情報と連携させていく経費で約400
万円増額になっております。そして、新しく電子申告サービスの追加、eLTAXの電子申告の追
加がございまして、それの管理運営費として約350万円。そして、住民基本台帳、先ほどもお話し
させていただきましたが、住基法の改正の施行がことしの7月となっております。その分、先ほど
またお話しさせていただきましたが、現行の住民情報システムを6カ月延長してリースしておりま
すので、その運営管理費が約400万円となってございまして、先ほど来からお話しした150万円減額
したんですけれども、400万円と350万円、そして400万円が増額になったということで、約1,000万
円増額となったところでございます。
次に、電子計算機器の賃借料でございますが、こちらのほうにつきましては約1,700万円ほど23
年度と比べまして増額になってございます。まず、23年度の予算についてまずご説明させていただ
きます。現行の住民情報システムの賃借料が先ほどお話しさせていただいたように去年の9月で満
了することとなっておりましたので、まず去年の4月から9月までの賃借料で大体1,670万円ほど
計上しておりました。そして、再リースとして去年の10月から本年の3月までの賃借料ですね、こ
れが大体再リースの場合は10分の1から12分の1になるというのが相場ということで、かなり下が
っておりまして、下半期のリース代が117万1,000円でございました。したがいまして、23年度の住
民情報システムの賃借料が1,790万円ほどになったわけでございます。また、住民基本台帳ネット
ワークシステムという賃借料がございますが、その予算で216万7,000円計上しておりました。した
がいまして、23年度の住民情報システムと住民基本台帳ネットワークシステムの合計で2,006万
7,000円ほどの予算を計上させていただいてたところです。そして、新しく24年度の予算ですけれ
ども、24年度は新しい住民情報システムの賃借料で、これ12カ月分です。3,616万円ほど上げさせ
ていただいております。そして、住民基本台帳法の改正の施行が7月になったということで、この
現行の住民情報システムの半年間再リースをかけますので、その分で117万円ほど計上させていた
だいております。また、先ほど後半部分でお話しさせていただきました住民基本台帳ネットワーク
システム、これが本年3月でリース期間が満了しますが、このシステムがまだ再リースかけられる
ということで、こちらのほうが物すごい減額していただきまして、5万2,000円で再リースをかけ
ることができております。その先ほど前半で言いました23年度の予算と24年度の差で約1,700万円
ほどの増額となったところでございます。
次に、機械器具費でございますが、機械器具費については、こちらのほうは1点だけです。後期
高齢者のシステムのハード更新する時期がこの24年度に到来しておりますので、それを1,200万円
程度で購入していきたいというように考えております。この額が差額である1,290万円ほどの主な
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ものということでございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)今ので、電子計算機器賃借料、リース料の件ですけれども、平成23年のリースにつ
いては、上半期が1,600幾らで下半期が117万円ですね。これはまるきり使えなくなって新たに平成
24年は3,616万円のリースを開始せな、契約をせなあかんということですか。その前の23年度の使
用してたシステムはまるきりなくなって、新たなものとして平成24年に3,616万円かけて12カ月契
約しないといけない、そういうものに変わったということですか。
委員長(糀谷直人君)南広報公聴課長。
広報公聴課長(南 和仁君)契約しなければならないと申しましょうか、いわゆる3,614万8,000円とい
うのはこの4月から本稼働する新しい住民情報システムの賃借料ということになりますので、その
点ご理解いただきたいと思います。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)それから、後期高齢者のハードの件ですけれども、これはどういうコンピューター
が入るということですか。
委員長(糀谷直人君)南広報公聴課長。
広報公聴課長(南 和仁君)もともと後期高齢者制度というのは20年度から始まっておりまして、この
ハードシステムというのは19年に購入したものでございまして、5年間今までたって更新するもの
なんですけれども、1つはもう刷新ということでご理解いただきたいと思います。刷新ですね。も
う更新の時期に来たから今更新しますというご理解でしていただければというように思っておりま
す。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)だから、更新せなあかんということですね。それで、こういう機器とかシステムの
再契約のときに、やはりそれを前年度に比べて費用低減させるということはどういう努力をされて
るか、非常に他の業者との比較というのは非常に難しいところもあるし、危機管理についても前と
同じようなもの使っていきたいということがあって非常に難しいところはあるんですが、業者に対
してやっぱり経費削減努力といいますか、そういう要請をしていく必要があると思うんですが、こ
の辺はどういうところを考慮されて経費が上がらないようにされてるのか、どういう検討をされて
ますか。
委員長(糀谷直人君)南広報公聴課長。
広報公聴課長(南 和仁君)まず一例で申し上げますと、システム開発する際の作業として、これすべ
てにわたる金額の妥当性をどう見ていくかというところで共通する部分でございます。私どもは、
まず担当原課、いわゆる国保とか税であるとか介護、後期高齢という担当している職員から、どん
な変更したんや、どういうふうなシステムが欲しいんやというヒアリングを行います。それをもっ
て、次は今度はメーカーと話しします。絶対に一緒に最初はヒアリングはしません。原課からいた
だいた内容をメーカーにお話しして、それができるかどうか、それがどういったものであるかとい
うのをメーカーからお聞きすると。それをもとに私どもで、いろんな自治体がほぼ共通の開発をか
けていきます。法の改正、制度の改正、手続、これは日本全国一律でスタートするものですから、
そういったところの分をほかの自治体の例、あるいは従前に行った同種の業務の事例というものを
十分に勘案しながら見積もり額、ある程度の予定価格を算出させていただきます。その後、再度メ
ーカーに。メーカーがどの金額を出してくるかというものをまた提出させます。それを当然突き合
わせていくわけでございます。その中で、最終の本町の予定価格を算出して、業者による最終の金
額提示、あるいは見積もり競争という形で金額の妥当性を絞り込んで追求していくというような作
業を行っているところでございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
-18-
委員(重光俊則君)今ちょっと言われました見積もり競争されてる、どういうところで見積もり競争さ
れてるんですか。ほぼ1社しかできないような内容だと思うんですが、どういうところで。
委員長(糀谷直人君)南広報公聴課長。
広報公聴課長(南 和仁君)システムの開発であるとか、新しく住民情報システム組み入れるものにつ
いては、これはもうもとの住民情報システムを請け負ってるところと1社随契ということになりま
す。というのは、重光委員もよくご存じやと思いますけれども、それぞれのメーカーにはそれぞれ
の内部的なものがありまして、当然他社では対応できないということになりますので、そういった
たぐいのものについてはすべて1社随契でさせていただいてます。ただ、備品購入する場合は、当
然システムハードの更新であるとか、そういったものについては住民情報システムとは全く関係ご
ざいませんので、そういったものについては見積もりを、指名願い出てる業者の中から見積もり競
争させて価格競争させるという形になろうかと思っております。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。白間委員。
委員(白間泰男君)重光委員の関連質問になりますけれども、今回ご答弁の中で住民基本台帳、これ国
の制度が変わったのでシステム改修をして、そういう予算を計上したと。国のほうでも総背番号制
やないですけれども、国民ナンバー制度みたいなものも検討されております。ちょっと私確認の意
味でお伺いしますけれども、今回子ども手当、これが名称が変わりまして、我々公明党が提案して
おりました児童手当に変わったと、こういうことでございます。このシステム改修はもう終わった
んでしょうかね。
委員長(糀谷直人君)南広報公聴課長。
広報公聴課長(南
和仁君)22年度、23年度前半ですね、これは子ども手当法に基づいて一律1万
3,000円支給していったと思います。去年の10月に今度は子ども手当特例法というものができまし
て、これは1万円であるとか1万5,000円、支給額が変わったという法律の改正なんです。この10
月の改正は終わっております。終了してます。当然それで今現在支給してるところでございますの
で。今後の分についてはこの当初予算で見込んでおります。当然まだ明確にどういったもののシス
テムを改修していくか、法律自体がどうなるかというものはまだ示されておりませんので、それは
今後の対応ということになります。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)私も一般質問でいろいろ質問させていただきました自治体クラウド、これ非常に大
切な問題でありまして、国の制度が変わればその都度システム改修の費用が計上されると。本当に
これは無駄なことやと思ってます。そういうことで、先日も総務文教委員会で佐古議員のほうから
質問がございましたけれども、この自治体クラウドですね、進捗状況について本町としての見通し
ですね、その辺につきましてお伺いをいたします。
委員長(糀谷直人君)南広報公聴課長。
広報公聴課長(南 和仁君)先ほど来から、この4月から新しく住民情報システムが稼働していくとい
うお話をしてきたところでございますが、せんだっての総務文教で佐古議員からも質問があったよ
うに、今回の更新作業の中ではメーカーから提供された標準システムは一切カスタマイズを行わな
い、修正しにいかないというのが全庁的に取り組んでいる1つです。もう一つは、今回地域情報プ
ラットフォームというシステムを導入しております。これは総務省が提言しておりますシステムで
ございまして、今後のいわゆる自治体クラウドにより環境で乗っかっていけるようなシステムとい
うことでこういったものが提示されておりまして、今回本町もこの地域情報型のプラットフォーム
のシステムを採用しております。白間委員ご質問の自治体クラウドについてなんですが、まさにこ
れが自治体クラウドに今後スムーズに乗っかっていける環境整備というようにご理解いただきたい
んです。そしたら、いつ自治体クラウドに乗るのかというお話なんですけれど、一定24、25、26、
27、28の5カ年間はこのシステムで継続契約をさせていただいて、一定この形で個別で契約してや
-19-
っていきたいというように考えております。自治体クラウドに乗っかるタイミングなんです。これ
は本町だけでは乗れませんので、幾つかの団体で乗っていくということになりますので、個々の団
体では、またこういった私どもが今回やっております更新作業というのもあるかと思いますので、
それは時期を逸することなく、タイミングを逸することなく適時適切に対応していきたいというよ
うに考えております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)この件につきましては、広域化の流れもいろいろな形でありますので、それも利用
されるということも必要だろうし、そしてまた先ほど申し上げましたようにシステム改修、国の制
度が変わればその都度大きな金額が計上され、これがほとんど我々熊取町だったら本町の財政で賄
っていかないかんということで、大変な問題やと思ってます。そういう意味でも、先ほど申し上げ
ました自治体クラウドですね、ぜひとも実現して、国のほうも、先ほど申し上げましたけれども、
国民ナンバー制度みたいなものを取り上げていく形なので、いずれそういう形に国の制度は流れて
いくかなと思っておりますので、本町としてもいち早く取り入れまして、そういう形でいろんなそ
ういう問題点をクリアしていただきますようよろしくお願いを申し上げます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)関連質問なんですけれども、後期高齢者医療制度というのは本来廃止されるべき制
度だったんですけれども、まだ残ってまして、また今回も値上がりするということで、また電算の
ほうもシステム改修されるのかと思うんですけれど、その辺の状況について教えていただけますか。
電算の関係だけで。
委員長(糀谷直人君)南広報公聴課長。
広報公聴課長(南 和仁君)先ほど重光委員の質問の中で機械器具費ということで24年度2,765万9,000
円、このうち後期高齢のハードシステムの更新で約1,200万円ほど計上してるという話なんです。
実は後期高齢のシステムについては住民情報システムの中に組み入れたかったんです。私どもとし
ては。ただ、後期高齢がおっしゃるように今後どういう形で姿を変え、名称を変え、内容を変え、
制度そのものがどうなっていくかわからないということで、住民情報システムとは別にシステムを
購入して運用していこうかということで、その対応は一応しているということ、予算の計上上はそ
ういうふうに考えて、住民情報システムとは別個に更新していくという予算計上にしております。
ただ、国の制度がある以上は、当然システムも購入しなければいけないし、運用もしていかないけ
ませんので、予算計上のシステムとしてはそういうような形で計上させていただいとるということ
です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。佐古委員。
委員(佐古員規君)48ページの自治振興費の件なんですが、こちらの一般会計予算附属資料でもよろし
いですか。その内容でも。附属資料を見ましたら18ページです。そこに安全・安心なまちづくり事
業というのがありますけれども、これが35万7,000円減となっておりますが、その内容を教えてく
ださい。
委員長(糀谷直人君)山戸企画財政課参事。
企画財政課参事(山戸由紀美君)予算書のほうの48ページをお開きください。主に35万円の減額としま
して非常勤職員の報酬ですね。23年度予算では933万5,000円計上させていただいております。24年
度については906万8,000円ということで、この報酬に係る減額が26万7,000円ございます。内容に
つきましては、まずパトロール員なんですけれども、統括パトロール員1名と、あとパトロール員
3名の嘱託員計4名でパトロールを実施しております。そのうち統括パトロール員ですが、1週間
の勤務が30時間の勤務となっていたんですけれども、今回嘱託員取扱要綱の改正によりまして週29
時間の勤務に見直しされております。それプラス、4月以降の嘱託員につきましては町内在住者に
-20-
よるパトロール員の任用ということで、これまで報酬の中に入っておりました交通費の見直しによ
り26万7,000円の減額となっております。主にはそれになっております。
すみません、以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)42ページに戻るんですけれども、職員手当等の中で今回退職手当皆減だというご説
明を本会議で受けたんですが、確認のために数を教えてほしいんですが、23年度の退職者数、全体
で何名なのか。それから、24年度新任で入られる方が何名なのか教えてください。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)退職者につきましては14名でございます。国職員含んでおります。採用につき
ましては8名でございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)退職者が14名、新任の方が8名ということで、純粋に計算すると4名減でスタート
するということになるんですよね。非常勤嘱託員、臨時職員の状況というのは23年度と比べてどの
ようになりますか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)嘱託員の数でございますが、23年度に比べ7名ふやさせていただいております。
先ほど企画財政課参事のほうで説明いたしましたが、時間の制限を29時間ということで24年度から
設けさせていただいている関係で、今までローテーション組んでたところが逆に2名体制になって
るというのもございますが、基本的に嘱託員としては7名、予算ベースでございますがふやさせて
いただいております。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)臨時職員のほうはどうですか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)臨時職員については201名減になってます。この臨時職員については保育所の
クラス数の関係によりますので、クラス数決まってからふえる可能性もある。現時点の予算のベー
スでいきますと同数になってございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)恒常的な職務は正職員を基本にしていただきたいなと思ってるんですが、その点で
はどうでしょうか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)確かに正職員による体制というのは非常に住民サービスを行う上で重要だと思
います。ただ、行革の中でも示させていただいておりますように、28年度に向けて職員数を少しず
つ減らしていって、全体の人件費を抑制したいと。その中で、委託であったり嘱託員化を行うこと
で全体の人件費を抑えるというのが現在の目標でございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)後ろに書いてあるのかもわからないですが、24年度のスタートの職員数、正規職員
ね。何名になりますか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)377名でございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)今後、見通しとしてこれをどのぐらいまで削減する予定で今取り組まれてましたか。
確認のためにお聞かせください。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)28年度めどに369名の目標を現在立てております。
-21-
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)52ページですが、税務総務費で一般職がこれ1人分ふえてます。それと、臨時雇賃
金60万円ふえてますが、この増加理由を教えてください。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)まず、一般職給につきましては1名税務課のほうで増員ということになってご
ざいます。
委員長(糀谷直人君)山本税務課長。
税務課長(山本雅隆君)臨時職員の賃金ということで77万6,000円の増となっております。これにつき
ましては、3月15日にご存じのとおり確定申告終了いたしましたけれども、その際、窓口非常に煩
雑になっております。その繁忙期におきまして臨時職員を増員する形で対応したいというふうに考
えておりまして、その分の増ということでございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)一般職員の増加ですけれども、収入の面で税収入とかそういうところはふえてない
し、1名増加するのはなぜ1名24年度から増加する必要があるんですか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)この1名については部長級でございます。一般職はふえてございません。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)部長職をなぜ増加する必要があるんですか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)税全般の中で業務負担を担っていただくということでございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)その部長職の方が新たにふえないと業務が23年度は滞るとか問題があったわけです
か。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)滞るということではございません。より強化したいということでございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)若い人はふえて戦力となる人がふえていくというのはよくわかりますが、税務総務
で一般職ではなくて部長クラスの方が1人ふえるというのは、これはやはり何らかの目的がないと
意味がないですよね。それはどういう理由で、その人は特別に何をされることになるわけですか。
委員長(糀谷直人君)宮口総務部理事。
総務部理事(宮口好行君)課長から説明がありましたように、理事職を税務総務のほうに充てたわけな
んですけれども、理事につきましてはほかの業務を持っておりまして、業務の内容を勘案いたしま
して、割り付けを、税のほうがウエートが高いという判断をいたしまして、税務総務のほうに増員、
数としては1人ふえたという結果になっております。業務の中身を見て1人ふやしたということで
ございます。
委員長(糀谷直人君)小八重総務部長。
総務部長(小八重泰彦君)ウエートを移してる理由の1つが、収納につきましては、今度転入促進など
につきましても税のほうでの対応というのが重要になってまいりますので、そちらの検討。それか
ら、税収確保のためにさまざまな取り組みしておりますので、これらへの対応で先ほどのウエート
がかかっているというものでございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)私自身は不要な人事だと思いますが、実際の活動状況を見させていただきたいと思
います。
委員長(糀谷直人君)小八重総務部長。
-22-
総務部長(小八重泰彦君)現行でも税の担当の理事がおります。これは先ほどの理事の説明のとおりな
んですけれども。ただ、先ほどありましたように、ほかの所管業務とあわせて受け持っております。
23年度におきましては選挙が多数ございましたので、この関係でもほかの部門のウエートも多かっ
たというところでございます。ですから、税の担当理事というのは現行でもおりますけれども、ウ
エートのかかり方をより税のほうへ置いていくというところでご理解いただきたいと思います。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。白間委員。
委員(白間泰男君)53ページの賦課徴収費ですね。ここに報酬、賃金ということで、これは徴税収納整
理事業ということで、徴収事務嘱託員報酬となってますけれども、そのもう少し詳しい説明をお願
いいたします。
委員長(糀谷直人君)阪上税務課納税室長。
税務課納税室長(阪上 章君)徴収事務嘱託員でございますが、平成20年度からこの24年で5年目にな
るわけなんですが、府の税務室のOBを任用しまして、業務の内容としましては累積滞納者の経過
記事を読んでいただいて処分方針の指示をいただいたり、税務署へ出向いたときの決算書の閲覧の
仕方とか、そういうのを手ほどきいただいてるところでございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)ありがとうございます。
続きまして、54ページのコンビニエンスストア収納業務委託料ということで、これにつきまして
利便性の向上ということで、町としてどんな形で利用していただくことを向上させるのか、その辺
の具体的な例がございましたらちょっとお教え願えますか。
委員長(糀谷直人君)阪上税務課納税室長。
税務課納税室長(阪上 章君)もう3月からホームページにも24年度の当初課税からコンビニができま
すという内容の周知はさせていただいてます。それと、固定資産税の納期が始まる5月からまた広
報紙にコンビニ収納が始まりますという内容の記事を掲載予定しております。それと、納付書のほ
うにも今年度からコンビニ収納できますという内容の文言入れる予定でございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)今回、このような形で利便性の向上ということで住民からも利用されやすくなると
いうことです。今後とも広報の周知徹底、これにつきましてよろしくお願い申し上げます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかに質疑はありませんか。
(な
し)
質疑なしと認めます。
以上で、一般会計予算歳出の第1班所管事項のうち、40ページから54ページ、56ページから58ペ
ージまでの款1 議会費及び款2 総務費のうち項3 戸籍住民基本台帳費を除く総務費全般につ
いて質疑を終わります。
審議の途中ですが、ただいまより昼食のため午後1時まで休憩といたします。
──────────────────────────────────────────────
(「12時00分」から「13時01分」まで休憩)
──────────────────────────────────────────────
委員長(糀谷直人君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
小八重総務部長。
総務部長(小八重泰彦君)午前中の重光委員からのご質問への私どもの答弁、少し不足しておりました
ので、改めて説明させていただきます。
税務担当理事の必要性についてでございます。24年度におきましては、税務におきましては特に
-23-
転入促進に係る税の軽減と税務部門での対応の強化、それからアトムサイエンス構想に関係する事
業所の誘致などでの税の側面での新たな取り組み、それから新税検討のためのこれまでの庁内での
検討調整、あるいは今後も庁内での検討調整がございますが、これらに加えまして国、府、他市町
村などとの調整交渉等、これまでよりも税に関する企画的取り組みのために理事級の存在が一層重
要になってまいりますので、従来から税の担当理事はおりましたが、今回給与の予算措置におきま
しても税務総務費に計上するということにいたしまして、取り組みを強化するものでございます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)次に、一般会計予算歳出の第1班所管事項のうち、82ページの款4 衛生費、項
3 上水道費、130ページの款10 公債費、131ページの款13 予備費並びに132ページから144ペー
ジまでの給与費明細書、継続費に関する調書、債務負担行為に関する調書及び地方債に関する調書
について質疑を承ります。
質疑はありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)142ページの債務負担行為の調書の中でお聞きしたいんですけれども、熊取町立小
学校給食調理業務委託、その下の中学校の給食調理業務委託ですね、これについて、22年から23年、
24年と単独で出て、それから143ページには25から27年と書かれてるんですけれど、これの説明を
お願いします。
委員長(糀谷直人君)答弁を願います。西植教育次長。
教育次長(西植裕益君)今現在、小学校、中学校、調理委託をしております。22年から23年、それから、
一応今24年度末までが契約期間となっておりまして、その下の143ページにもございますが、次の
25年度から27年度までの時期についても上げさせていただいておりますが、今までの調理委託の債
務負担行為ということで計上させていただいてるものでございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)そうだと思うんですが、この調理委託ですね、契約したらば何年契約になるんです
か。
委員長(糀谷直人君)西植教育次長。
教育次長(西植裕益君)3年度です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)わかりました。22、23がここには前年度末までの見込みと書かれて、今年度分が別
枠になって2段になってるということですね。
委員長(糀谷直人君)山本企画財政課参事。
企画財政課参事(山本浩義君)債務負担行為の小学校の給食調理等業務委託につきましては、予算は歳
入歳出予算で執行が出てくるのは25から27の3カ年、これは間違いないんですけれども、24からに
なっておりますのは準備期間、業務委託しますので、調理をやっていただく方々の衛生管理上の研
修でありますとかこういう準備期間もありますので、24年度で契約いたしまして、業務の実行につ
きましては25年度からという形になるかと思います。ですので、債務負担行為24から27というふう
に設定してございます。
委員長(糀谷直人君)西植教育次長。
教育次長(西植裕益君)今まで、一応22年度から24年度までは3年間契約と。次回ですが、24年度は24
年度末に次期の契約の準備をしまして、25年度から次の調理委託の事業が始まりますので、24年度
に要は契約の措置をするということで、24年度からですが、予算発生するのは25、26、27と3年間
ということでございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)わかりました。ありがとうございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
-24-
質疑なしと認めます。
以上で、一般会計予算歳出のうち、82ページの款4 衛生費、項3 上水道費、130ページの款
10 公債費、131ページの款13 予備費並びに132ページから144ページまでの給与費明細書、継続
費に関する調書、債務負担行為に関する調書及び地方債に関する調書について、質疑を終わります。
次に、議案第28号 平成24年度熊取町土地取得特別会計予算の件について、147ページから156ペ
ージまでの質疑を承ります。
田中委員。
委員(田中正旗君)この予算を見ますと、去年よりも9万円低く見積もってるわけですが、この議会に
出されてます補正予算を見ますと、23年度は17万3,000円補正でプラスになってるわけですけれど
も、この辺の事情はどうなんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)中谷会計管理者。
会計管理者兼会計課長(中谷ゆかり君)予算につきましては、ゼロ金利政策がとられてございますので、
非常に金利が低いということで、ぎりぎりの、過大評価をしないように見積もりをさせていただい
てございます。ですので、24年度の土地取得特別会計に当たります基金利子につきましても、可能
な範囲での期間という形でさせていただいてる分で計算させていただいての87万3,000円でござい
ます。ただ、23年度、せんだって補正予算で出させていただきました分につきましては、予算と非
常に乖離してるということでございますが、できるだけ金利交渉いたしまして、金利のいいような
もので運用させていただいておりますので、非常に財政が厳しい折でございます。大した金利生む
ことできませんが、少しでも有利な運用ということで努めた結果でございます。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)そうしますと、23年度予算のときの計算した金利と24年度と、利息多分低いと思う
んですけれども、それはどうしてですか。
委員長(糀谷直人君)中谷会計管理者。
会計管理者兼会計課長(中谷ゆかり君)23年度の金利の際には平均金利を0.03%で計算させていただい
てございました。24年度につきましては一部長期運用してございまして、非常に利率の高いものが
ございまして、その分と、0.03で、はじいてございました部分が0.025に引き下がってございます
ので、その辺での数字の差異というのが出てまいってございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上、議案第28号 平成24年度熊取町土地取得特別会計予算の件について質疑を終わります。
これをもって、第1班所管事項についての質疑を終了いたします。
第2班の説明員と交代いたしますので、ただいまから10分後、1時25分まで休憩します。
──────────────────────────────────────────────
(「13時12分」から「13時24分」まで休憩)
──────────────────────────────────────────────
委員長(糀谷直人君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
議案第27号 平成24年度熊取町一般会計予算の件について、歳入のうち、23ページから25ページ、
27ページから29ページ、33ページから34ページ及び36ページから39ページまでの間の第2班、消防
本部、教育委員会事務局の所管事項について質疑を承ります。
質疑はありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)29ページの埋蔵文化財発掘調査補助金なんですけれども、減っているというとこら
辺なんですけれども、29ページの上から3つ目です。埋蔵文化財発掘調査補助金なんですけれど、
減ってるんですけれど、これはどういう理由によるものなんですか。
委員長(糀谷直人君)亀坂生涯学習推進課長。
-25-
生涯学習推進課長(亀坂典夫君)埋蔵文化財発掘調査補助金でございます。前年度と比較いたしまして
35万円減額となっておりますが、これにつきましては本年度をもって終了予定となっております雨
山城跡の調査に係る補助員の賃金でありますとか、印刷製本費、これを除いた金額となっているも
のでございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)雨山城跡についての調査が終了したということなんですけれど、本とかそういうの
を出版されるというような予定はあるわけなんですね。
委員長(糀谷直人君)亀坂生涯学習推進課長。
生涯学習推進課長(亀坂典夫君)現在、調査報告書の取りまとめの最終段階になっておりまして、調査
報告書を発行させていただきます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)わかりました。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)33ページの小学校、中学校の補助金で使える英語プロジェクト事業補助金がありま
すけれども、この補助金に対して実際にどういう内容にどれぐらい費用使うということになってる
んでしょうか。
委員長(糀谷直人君)齊藤学校教育課参事。
学校教育課参事(齊藤貴英君)使える英語プロジェクト事業でございますが、中学校のほうと小学校の
ほう合わせまして150万円府から補助いただいております。英語能力判定テストということも一応
最後にやっておりまして、この英語能力判定テストのほうは府の補助が半分、町の補助が半分とい
うことでございます。いろいろたくさん購入しておるんですが、例えばプリンターのカラーインク
でございますとか紙、画用紙、マジック、あと英語の授業で使うもの、英語で時間割でございます
とか、あとは家庭学習用音声CDでございますとかたくさん英語教育につながるような教材を購入
しております。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。白間委員。
委員(白間泰男君)28ページの私立幼稚園就園奨励費補助金ですね。この内容につきましてご説明をお
願いいたします。
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)私立幼稚園就園奨励費補助金でございますが、こちらほうは私立幼稚園に
就園する3歳、4歳、5歳の児童の保護者に対し、所得に応じ国のほうの基準に基づきまして保育
料を補助しているものでございまして、その歳出に係る部分の3分の1が国から補助金をいただく
ということで計上させていただいてるものでございます。24年度につきましては歳出額で5,680万
3,000円を見込んでいるものでございまして、その3分の1を予算計上させていただいてるもので
ございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)わかりました。本町の私立幼稚園就園奨励費補助金、平成18年から年々上がってご
ざいますけれども、その金額についてお伺いをいたします。
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)私立幼稚園の就園補助金につきましては、今委員からお話いただきました
ように、年々国のほうの補助額がふえてございます。23年度から24年度に比較いたしましても、各
世帯、所得に応じて援助額が変わりますが、ほぼ1人当たり3,000円の増が見込まれてきておりま
して、金額的には国のほうの手当も大きくなってきてるというのが現状でございます。
-26-
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)国のほうで保護者の所得状況に応じて経済的負担を軽減するためを目的として一律
3,000円補助すると。今回、子育て支援の請願が出ております。その中で、乳幼児の補助金の削減
額ということで、園児1人当たり1,000円ということがございました。その点につきまして、どの
ようなお考えをお持ちでしょうか、お伺いをいたします。
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)私どものほうとしましては、この私立幼稚園に対しましては、今委員のほ
うからもお話がございましたように、町の単独費で一律3歳児には月額2,000円、年間2万4,000円、
4、5歳児につきましては月額4,000円で年間4万8,000円という単独費用で補助をさせていただい
ております。この24年度につきましても2,731万2,000円という予算を計上させていただいてるとこ
ろでございます。また、この私立幼稚園就園奨励費につきましても、今委員がお話ありましたよう
に、毎年増額となってございます。先ほど3,000円といいましたのは増額部分でございまして、毎
年3,000円、3,000円というような形で費用も上がってきてるという現状でございますので、我々の
こういった3歳児、4歳児、5歳児、そういったところにも町としては費用的には手厚くさせてい
ただいてるというふうには考えてございます。
委員長(糀谷直人君)質疑はほかにありませんか。佐古委員。
委員(佐古員規君)36ページなんですけれども、諸収入のところの項、受託事業収入、目で教育費受託
事業収入111万2,000円とありますけれども、これは前年度から一緒なんですが、これの内容につい
てお教えください。
委員長(糀谷直人君)亀坂生涯学習推進課長。
生涯学習推進課長(亀坂典夫君)埋蔵文化財発掘調査の受託事業収入111万2,000円、これにつきまして
は、民間の開発等によりまして埋蔵文化財が破壊されるというような場合につきましては、開発者
に開発調査しなければならないということが義務づけされとるんですけれども、一般的には開発者
にはそういった開発調査をする知識であるとか技術等がないために、町が開発者から発掘の調査事
務を受託いたしまして、その費用を開発者に負担していただくというものでございます。ですから、
枠取り的な予算でございまして、そういった現場が生じるかどうかというのは、それはまだわから
ないというような状況でございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。白間委員。
委員(白間泰男君)33ページ、放課後子ども教室推進事業補助金、これにつきまして、平成23年度が76
万6,000円ですね。それで平成24年度が70万8,000円ということでちょっと減額されております。お
伺いしますと、この前私会派の代表で質問しましたら、放課後交流活動として169日ほど、これ日
数はちょっと不明確ですけれど、160日前後の日数を活動されてるとお聞きいたしました。そうい
うことで、その辺のどういう、煉瓦館を使用してというお話もございましたけれども、その辺のち
ょっと内容、もう少し詳しいお話をお聞きいたします。
委員長(糀谷直人君)坂上生涯学習推進課参事。
生涯学習推進課参事(坂上佳行君)放課後子ども教室推進事業についてでございますけれども、まずこ
のねらいにつきましては、子どもたちの安全安心な居場所の確保ということで、地域の方々の参画
を得ながら、体験とか交流活動、あるいは学習活動等の取り組みを推進していくというものでござ
います。主に煉瓦館、あるいは図書館、長池の公園でありますとか、それから北コミュニティルー
ム、それから野外活動ふれあい広場といったところで、毎週水曜日の放課後と土曜日の午前中、東
小学校のほうでも学習活動というのをやっておりますので、東小のほうは木曜日の放課後というふ
うなことで、内容につきましては、昔遊びでありますとか、あるいはものづくり、工作ですね、そ
れでありますとか、体育大学の学生さんたちには広く全般的な遊びでありますとか、あるいはリズ
ムダンスですね、そういったものを一緒に遊びながら、あるいは教えていただきながら放課後、あ
るいは休みのひとときを過ごすというふうになっております。
-27-
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)私どもも今回視察に行きまして、鹿児島県のほうに視察に行きまして、そこで志布
志市へ行きました。そこで、通山保育所、皆さんご存じのように横峯さくらのおじさんになる方が
放課後子ども教室的なことをやっておりまして、自学自習ということで、それで金額をお聞きしま
したら4,000円ということでございました。そういうこともございます。その中で、私1つ思いま
すのは、やはり本町の学童保育は事業としてそれなりに大きな事業やっておられまして、5,268万
1,000円、こういうことで補助金が予算化されて計上されております。そういうことで、これは学
童との関連でお話ししたいんですけれども、やはり今回の放課後子ども教室ですね。これにつきま
しては減額してるわけですよね、平成23年、24年ということでね。私も会派で質問しましたら、図
書室も今後利用して検討していきたいという、前向きに今後考えていきたいと。予算計上されてる
のは前回よりも落ちてるわけですよ、前年度よりも。果たしてこれやる気あるのかなという思いを
私は思ってます。実際に私が理想とするところは、学童保育と放課後子ども教室を保護者の皆さん
に選択してもらうという方向で、今回の子育ての請願出てます保育料の値上げの問題も、トータル
的に考えれば、その辺も見直していけば住民の皆様にご理解していただけるのかなと、このような
思いがございまして、今後の放課後子ども教室の取り組み、どうしていくのかということをお伺い
をいたします。
委員長(糀谷直人君)坂上生涯学習推進課参事。
生涯学習推進課参事(坂上佳行君)少し減額というふうな感じでご指摘をいただきましたけれども、毎
年この放課後子ども教室推進事業におきまして運営委員会というものを開いております。その運営
委員会の中でご協力いただいております団体の方ともご相談させていただきまして、大体年間で何
回ぐらいできるのかなというふうな感じの相談もさせていただいております。それから、ここ2年
間は大阪体育大学の学生さんにご協力いただきまして、1つずつ教室のほうふやしております。ま
た、新たな体制等もございますので、新年度が始まりましたらまた大学等にも依頼しながら子ども
たちのできるだけ身近なところに居場所があるような形で確保してまいりたいと考えております。
もちろん学校ともご相談させていただきながら子どもたちの居場所づくりに努力してまいりたいと
思います。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)先ほど東小の放課後子ども教室、学び舎ということでやっておられますけれども、
ほかの教室、本町にはあと4つの小学校ございますけれども、このような関連と、それともう1点、
図書室を今後利用するということで前向きに検討したいというお話ございましたね。その辺もどう
していくのかご回答いただきます。
委員長(糀谷直人君)西植教育次長。
教育次長(西植裕益君)本会議の中でもご答弁させていただきましたが、図書室につきましても今後活
用が可能かどうかというのは学校とも協議しまして、検討は進めていきたいと思います。そのとき、
すべての学校でそれは可能かというのは今すぐご返事はできませんけれども、前向きにその辺の検
討はさせていただきたいというふうに考えております。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)39ページなんですけれども、指定管理施設使用料というのが870万円とあるんです
けれども、この辺のことちょっと教えていただきたいのと、それから体育館ですね、指定管理して、
利益が出れば還元されるというような話前にお伺いしたと思うんですけれども、その辺についてこ
の中に入ってるのかどうか、ちょっとその辺もお聞かせいただけたらと思います。
委員長(糀谷直人君)堀口生涯学習推進課参事。
生涯学習推進課参事(堀口卓也君)指定管理施設使用料でございます。この870万円というのはオーパ
スシステム、いわゆるインターネット、携帯電話等から体育館等のスポーツ施設を予約し、それか
-28-
ら登録されてる口座のほうからお金のほうが引き落とされるという便利なシステムでございますけ
れども、ご存じのように、平成21年度から私どもの体育館の施設につきましては指定管理にお任せ
しておりまして、そちらの収入になることになっております。ですので、体育館のアリーナの使用
料、それから町民グラウンドにおけますテニスコートの使用料につきましては指定管理業者の収入
になるわけでございますが、オーパスシステムを使用する必要上、どうしてもまずは町の収入で入
ってくるというぐあいになりますので、その部分につきまして取り分けて指定管理者が使用してい
るこれは収入であるよというところで雑入のところに870万円と上げさせていただいてるところで
ございます。
それから、これは決算のほうになるわけですけれども、もし余剰で利益が出た場合、これは基本
協定書の中で利益の半分を返してくださいと、これは翌年度になるわけですけれども、というよう
な協定になってございます。ただ、これにつきましては必ずしも利益が出ると限ったものではござ
いません。損失が出ることも考えられます。ということで、この当初予算にはその部分は計上して
おりません。毎年、それ以降は9月補正、もし利益が出た場合は9月補正の時期に補正させていた
だいて収入するという手続をとっておりますので、よろしくお願いいたします。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上で、一般会計予算歳入のうち、第2班所管事項について質疑を終わります。
次に、一般会計予算歳出のうち、101ページから129ページまでの款8 消防費及び款9 教育費
について質疑を承ります。
質疑はありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君) 113ページの教育振興の中の扶助費で要保護・準要保護児童就学援助費、それか
ら中学校のところが117ページの下でありますが、小学校のほうが小幅増、中学校は大幅増になっ
てますが、この内容と理由を教えてください。
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)要保護・準要保護児童の就学援助費でございますが、こちらのほうは所得
が低いご家庭の方に対しまして、学用品等購入するための費用等につきまして援助させていただい
てるものでございます。特に、今委員のほうからご質問いただきましたように小学校と中学校の費
用的な違いでございますが、小学校のほうにつきましての人数のカウントを24年度行ったところ、
この23年度から24年度につきましては増数としましては20名程度の増ということで考えてございま
す。また、一方、中学校のほうにつきましては23年度から24年度の予算的には40名程度の増と見込
んでございます。特にこの23年度につきましても、中学校のほうにつきましては認定人数が多かっ
たということがございます。といいますのも、中学校につきましては修学旅行費等も当然援助の対
象になりまして、今まで1、2年のときには申請はなかったけれども、3年時には厳しいというこ
とで申請される方が多かったというのもこの23年度の現状でございます。その状況に応じまして24
年度の予算を作成させていただいたというものでございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。白間委員。
委員(白間泰男君)107ページの1つは防災行政無線管理委託料、もう1点は自主防災育成補助金、こ
の2点につきましてお伺いをいたします。
委員長(糀谷直人君)山戸企画財政課参事。
企画財政課参事(山戸由紀美君)ご質問の防災行政無線管理委託料でございますが、本町では固定系の
防災行政無線というものを、親局が1局、支局のほうが34局の計35局持っております。その防災行
政無線に係ります保守点検委託料でございます。このうち親局及び屋外支局の17局分につきまして、
今年度点検のほうを行う形になっております。固定系の親局を含む35局と、あとは移動系といいま
してトランシーバーの形になった防災行政無線のほうも持っておりますけれども、これにつきまし
-29-
ては2年に一度の保守点検になっておりまして、24年度におきましてはこちらのほうの保守のほう
はしないということで、17局分の固定系プラス親局の18局について保守点検を行うものでございま
す。
以上です。
委員長(糀谷直人君)中西警防課長。
警防課長(中西 正君)それでは、自主防災育成補助金についてご説明させていただきます。この560
万円につきましては、結成済みの自治会3団体、そして、これから新たに結成されるであろうとい
う団体4団体、計7団体に対しての自主防災育成補助金でございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)ご答弁ありがとうございました。自主防災組織ですね、東海、東南海地震、これも
いつ起こるかわからないという厳しいそういう情報も出ております。それにつきまして、やっぱり
地域のことは地域で守る、自助、共助、公助ということで、72時間の時間差があるということで、
地域の自主防災はみずからの手でということで、各自治体で運営できる自主防災組織の結成をひと
つ要望しておきます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)113ページの小学校の学校図書費、備品購入費の図書費と、中学校のほうは117ペー
ジにあるんですが図書費、両方とも減額になってるんですが、この内容の説明をお願いします。
委員長(糀谷直人君)林学校教育課参事。
学校教育課参事(林 栄津子君)まず、小学校の図書費202万5,000円となっておりますが、うち学校図
書館に置く図書については201万5,000円となっておりまして、昨年度と同額になっております。ま
た、中学校ですけれども、79万7,000円となっておりますが、74万円につきましては中学校の学校
図書館の図書費になっておりまして、昨年度と同額になっております。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)昨年の予算書を見て比較したんですけれども、その違いというのはどういうことで
すか。
委員長(糀谷直人君)答弁を求めます。小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)学校のほうで購入します教職員等のそういった学習のための図書であった
りとか、そういったところを若干各学校のほうで減額となりまして、トータルの費用として減額と
なったものでございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ぜひともここは整備のほうを拡充してもらうように取り組んでいただきたいなと思
うんですが、平成24年度の国の予算、新規措置の部分で、新聞配備だとか学校図書館職員の配置だ
とか、そういったものが新たにつくられているので、ぜひそういうのも利用してもらって、補正で
もいいのでそういったところに充ててほしいなということを要望しておきます。
委員長(糀谷直人君)池本学校教育課参事。
学校教育課参事(池本勝利君)先ほどの図書費の減額の件ですけれども、平成23年度の当初に道徳の副
読本を小中学校に配備しましたので、これ4年に1回見直して入れておりますので、その分が24年
度は減額になってるということでございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)わかりました。ありがとうございます。ということは、金額は同じだということで
すね。わかりました。
それと、その下の教材費のところもお伺いしたいんですが、小学校と中学校両方ともあるんです
けれども、この中身についてご説明お願いします。
-30-
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)こちらのほうの教材費でございますけれども、学校のほうでいろいろ教科
によりまして必要となる教材がございます。三角定規であったりとかこまごまのものを入れました
ら、算数であればそういったもの、児童生徒の指導に必要になる教材の部分の費用が、これが5校
で約227万円程度、それと一般の理科教材としまして、これは国の補助金もいただきながら補てん
してるものでございますが、これが10万円ずつ、各5校で50万円という予算がございます。それと、
小学校のほうであればエネルギーの教育推進事業としまして、こちらのほうは2校でございますけ
れども、100万円ずつ200万円ということで補てんをする予定でございます。そういった内容でござ
います。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)以前にも図書関連のことで125ページで図書費が1,330万円、毎年このような額にな
ってるわけですが、先ほどの図書の購入では月刊誌、週刊誌等定期刊行物の割合と、新たな図書と
して幼児向けもかなり充実してますけれども、どのような方向の図書を新たな図書としてどれぐら
い見込んでおられるか、あるいは定期刊行物としてどれぐらいの費用になっておるか教えていただ
けますか。
委員長(糀谷直人君)藤井図書館長。
図書館長(藤井亜希子君)まず、定期刊行物、雑誌のほうでございますが、こちらは図書費ではなくて
消耗品費のほうに入っておりまして、23年度に引き続きまして150種類の雑誌を購入する予定で予
算を上げさせていただいております。あと、図書の購入についてですが、こちらも1,330万円で大
体8,250冊の本の購入を予定しておりまして、刊行状況によって変わりますけれども、調査研究な
どの調べ物用の資料を160冊程度、児童書が大きいんですが3,030冊程度の購入を予定しているとこ
ろでございます。
委員(重光俊則君)今の2番目ちょっと聞きとれなかったんですが。
図書館長(藤井亜希子君)レファレンスなど調べ物をする用の辞典類などの資料ですが、そちらが160
冊程度、文学、小説などで2,030冊程度、児童書で3,030冊程度の予定をしております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)これだけ毎年ふえていくと、管理と古いものを処理していくことも必要になってく
ると思うんですが、今の保管状況と処分していく図書と購入する図書の割合といいますか、この辺
はそのバランスというのは問題はないんですか。
委員長(糀谷直人君)藤井図書館長。
図書館長(藤井亜希子君)現在、蔵書のすべての冊数が、22年度末の数字になりますけれども、35万
1,492冊となっております。22年度につきましては、補助金等もございましたので、購入が9,700冊
ございました。除籍した図書が8,116冊となっております。熊取図書館全体では、収容量といたし
ましては40万冊までは収容できるスペースとしてはあると考えておりますけれども、図書について
は随時更新していくことが必要だと考えておりますので、除籍の基準に従って処分というのも随時
毎年行っていきたいと考えております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)小学校、中学校の両方ともなんですけれども、需用費の消耗品費についてお伺いし
ます。小学校のほうが110ページで、中学校のほうが116ページになります。少し増額になってるん
ですが、ご説明のほうお願いします。
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)こちらの小中学校のほうの消耗品でございますが、こちらのほう学校でこ
まごまといろいろ購入するための消耗品でございますが、この中には、例えば保健室で使うような
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医薬品であったり体温計、包帯、そういったものであったり、またトイレットペーパーであったり
蛍光灯であったり、また印刷のための用紙であったり、そういったものが内容でございますが、特
にふえてきておりますのは、小学校であればAEDのバッテリーを、これが導入しまして4年たつ
ということで、交換する予定でございます。そういったところが増額の理由でございます。
中学校のほうにつきましても、内容的には同様ではございますが、こちらのほうはやはり印刷等
でもそういった消耗品がざら紙等も必要になるということで、若干ですが増額をさせていただいて
るというのが現状です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ありがとうございます。以前にも質問したことがあるんですけれども、ふだん必要
なトイレットペーパーだとか石けんだとか、そういった消耗品と、学習するための用紙が同じ消耗
品費に入ってるということで、これどうにか、用紙のほうは学校のほうがすごく節約されると子ど
もたちの教育にもかかわってくるので、ある一定保証してもらえるような予算にしてほしいなとい
うことで以前要望させてもらったんですけれど、若干はしていただけたのかなと今お答え聞いてそ
う思ったんですが、この消耗品費について、各学校に配られるというか配分されるんですけれども、
そのときの配分というのはどのような形になりますか。
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)この配分につきましては、4月以後にまた学校のほうにお示しさせていた
だくことになるんですが、事務局として若干緊急のために残させていただく費用はございますが、
基本的には各学校のほうに振り分けさせていただきまして、使用していただくようには考えてござ
います。先ほど委員のほうからお話ありましたように、この消耗品等につきましては学校でも必要
な費用ということで、十分その辺のご意見も聞きながら、予算に当たりましては組み立てているの
が今の現状でございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)学校によっては児童数も違いますよね。状況も違うので、配分というか積算根拠で
すね。どこそこの学校にどのぐらいとか、そういった積算根拠を教えていただきたいんですけれど。
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)この積算につきましては、今委員おっしゃられましたように、毎年度やは
り生徒数と、あとクラス数、そういったところを考慮しまして振り分けをさせていただいておりま
す。各学校のほうの規模に応じた予算の配分を今現状させていただいてるんですが、今の時点で幾
らというのはちょっと今まだ出してございませんので、すみません、またそういったところは確定
しましたらお教えさせていただきたいと思います。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)そしたらば、確定したときにはまたよろしく教えてください。お願いしときます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)112ページの自動車等購入費なんですけれども、これはどういう目的で購入される
ものなんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)こちらのほうは予算の内容では自動車等購入費と書いてございますが、実
際小学校、中学校のほうで校務員が学校と教育委員会のほうとの連絡便ということでバイクを使用
してございまして、このバイクが、使用しているうち20年以上使用している古いものがございます
ので、小学校につきましてはこの2台を更新するという予算を計上させていただいてるというもの
でございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)別のところ質問させていただきます。110ページ、支援教育介助員臨時雇賃金とい
うのが小学校と、それから中学校のほうは114ページ、中学校費のところで支援教育介助員臨時雇
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賃金というのが、中学校で上がって、小学校で下がってるんですけれど、子どもの進学した状況と
かというのの影響だと思うんですけれども、ちょっとその辺説明していただけませんか。
委員長(糀谷直人君)林学校教育課参事。
学校教育課参事(林 栄津子君)委員今おっしゃってくださってたとおりになります。平成24年度の支
援学級在籍児童は68名おります。それに対して介助員が35名配置の予定です。また、中学校ですけ
れども、中学校の支援学級在籍生徒は27名になりまして、それに対して介助員を11名配置予定して
おります。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。白間委員。
委員(白間泰男君)108ページから109ページですね、学習支援ボランティア派遣事業、この項目がどこ
にあるかわからないのと、それを教えていただきたいのと、この学習支援ボランティアの事業の内
容を詳細にご説明願います。
委員長(糀谷直人君)齊藤学校教育課参事。
学校教育課参事(齊藤貴英君)学習支援ボランティア派遣事業のことでございますが、108ページの08
報償費、謝礼金のところ598万5,000円でございますが、この中に学習支援ボランティアの謝礼金と
いたしまして56万円入っております。それと、109ページの12役務費のところでございますが、傷
害保険料といたしまして、この中に4万円傷害保険料ということで計上しております。学習支援ボ
ランティア派遣事業でございますが、平成21年度からスタートした事業でございまして、地域人材、
大学と連携しまして小中学校にボランティアを派遣するという事業でございます。主に心技体、心
のサポート、学習面でのサポート、あと体のサポートということで、子どもたちを丁寧に支援して
いくというような事業でございます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)わかりました。これで、広報で掲載されておりました学習支援ボランティアを募集
しますということで、平成24年4月当初から派遣希望の方、3月初旬までにご連絡くださいと。こ
れが出ておりました。今の募集人員等教えていただけますか。
委員長(糀谷直人君)齊藤学校教育課参事。
学校教育課参事(齊藤貴英君)平成23年度は約60名が登録して、各小中学校に派遣したんですが、平成
24年度の目標は70名から80名を目標といたしております。今現在、今のところ、きょうも和歌山大
学の学習支援ボランティアを見て、大学回りもしておりまして、和歌山大学、近畿大学生物理工学
部、関西医療大学でございますとか大阪体育大学、あと大阪観光大学でございますとかいろんな大
学回りをこちらのほうでしております。そういったところから大学生さんがちょくちょくと見えら
れて話を聞きにここのほうには来てるんですが、今現在のところは的確な数字は出ていないんです
が、大阪体育大学とも連携しながらやっておりますので、今の段階では約四、五十名かなというふ
うに思っております。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)ありがとうございます。これ学習支援ということで、ボランティアをお願いすると
いうことで結構な数が登録されてるということで、今後ますますこれふやしていただきたいことを
要望しておきますのと、それともう1点、例えば定年退職、団塊の世代の方は、結構こういうボラ
ンティアに関心持っておられると思うんですよね。そういう方についてもやっぱり募集していただ
きたいなと。この前、私学び舎行きましたら、大学の方と地域の方が両方で勉強を教えていただき
ました。そういうようなところで、この事業、確かに大学生に絞ってやっておられますけれども、
地域の高齢者の方でそういう方に力入れたいという方も多分たくさんおられると思うんですよ。そ
ういう形で募集していただくようなことは今考えておられるんですか。よろしくお願いします。
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委員長(糀谷直人君)齊藤学校教育課参事。
学校教育課参事(齊藤貴英君)おっしゃられましたとおり、そういったことも考えております。煉瓦館
のほう、夜にもそういった地域の方の集まりの中でパワーポイントを作成して発表したりとか、そ
ういった地域の方を巻き込むような活動も今現在継続中でございます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)何か広報活動がもうひとつやと思いますね。これたまたま私も広報見てこういう形
でやってるということで、すばらしいということで評価しておりますけれども、地域の方もどんど
んやっぱりそういうボランティア活動したいと思われてる方多分たくさんおられると思うんですよ。
そういう方も何らかの形で広報で周知していただいて募集をしていただくと、こういう1つの方向
で検討していただきたいことを要望しておきます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)101ページの消防費関係でお伺いしたいなと思っています。消防費全体で4億円ぐ
らいになるんですが、財源内訳の中で災害対策費というのは一定国、府からの支出金が入って賄わ
れてるんですけれども、単独でやってる消防自身の消防費の国府支出金が29万6,000円ここに計上
されてるんですけれども、こんなに少ないんでしょうか。ちょっと交付税でもっと消防費関係で何
か措置されてるん違うかなと思ってたんですが、ちょっと現状教えてください。
委員長(糀谷直人君)阪上企画財政課長。
企画財政課長(阪上敦司君)消防につきましては基本的には市町村の事務ということで、補助金等につ
きましては、例えば救急車を更新するであるとか、庁舎を改修するであるとか、そういった場合に
ついては一定補助事業ということになるんですけれども、通常については市町村の事務ということ
で、地方交付税のほうでは人口1人当たり幾らというふうな形で消防に関する費用については措置
されてございます。ですので、地方交付税そのものはここの一般財源の部分に入る部分でございま
すので、基本的には消防に係る費用というのは交付税であったり町税であったりというふうな形で
の財源というふうになってございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)そうでしたね。ありがとうございます。ちなみに、この一般財源の中で1人当たり
幾らということで計算された金額というのは、消防に充てられる費用というのはどのぐらいになり
ますか。
委員長(糀谷直人君)山本企画財政課参事。
企画財政課参事(山本浩義君)交付税の算入額を申し上げたらいいんでしょうか。
委員(江川慶子君)はい。
企画財政課参事(山本浩義君)交付税につきましては、24年度の見積もりで最新の数字といたしまして
6億4,500万円強が交付税という形で算入額としております。ですので、熊取町の消防費と交付税
との差異というのが発生しておりますけれども、一般財源ということで、その枠の中で熊取町の消
防行政を運用しているというふうに理解していただいて結構かなと思います。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)一般財源になってまとまってしまったらば、どこにどれだけ充てられてるのかとい
うのがわかりにくいんですが、担当課のほうはそれはつかんではるんですね。
委員長(糀谷直人君)山本企画財政課参事。
企画財政課参事(山本浩義君)財政部局のほうで交付税の算定というのをいたします。ですが、最近話
によく出てきます広域化の議論が出ておりますけれども、そこの中では交付税でどれぐらいに消防
費の算入がされてるか、こういったところもひっくるめまして、各団体の負担額などを検証してい
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くというような作業しておりますので、大体消防の部局におきましても熊取町の消防費として交付
税算入どれぐらいされてるのかということは把握してるかなと思います。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ちなみに今はその数字というのはお聞きすることはできないんですか。
委員長(糀谷直人君)山本企画財政課参事。
企画財政課参事(山本浩義君)今先ほど申し上げました24年度の算定6億4,500万円ぐらいにつきまし
ては最新の数字です。23年度におきましても同額ぐらい算入されているということで、そこらでご
理解いただければと思いますけれども。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)恐れ入ります。そしたらば、この国府支出金の29万6,000円について、どの部分に
どのぐらい入ってるかというのは説明はいただけますでしょうか。
委員長(糀谷直人君)答弁を求めます。山本企画財政課参事。
企画財政課参事(山本浩義君)財政部局のほうで詳細な内容というものは各事業課のほうになるかなと
思うんですけれども、財源内訳といたしまして事務移譲交付金、これは府補助金という形で入って
きておりますけれども、こちらのほうが28万2,000円入ってきているかなと。今ちょっと調べたん
ですけれども、メーンがその交付金かなと思っております。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。佐古委員。
委員(佐古員規君)112ページの右の真ん中あたり、節19の負担金のところで、日本スポーツ振興セン
ター負担金とありますけれども、これはどういった負担金になりますでしょうか。
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)こちらのほうは日本スポーツ振興センター負担金でございますが、学校管
理下のもとで子どもたちがけがをした場合、そういったときに補てんしていただく保険、そういっ
たことで加入してるものでございます。
委員長(糀谷直人君)佐古委員。
委員(佐古員規君)わかりました。そしたら次、もう一個ですけれども、113ページの節14 使用料の
ところで、電気計算機器賃借料というのが中学校のほうにもありますけれども、これは中身を教え
ていただけますか。
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)こちらのほうは小中学校のコンピューター教室のパソコンの賃借料でござ
います。小学校につきましては20台を配置してございまして、中学校につきましては40台の配置を
してございます。そういった中で、コンピューターの情報教育のほうの一環として賃借しているも
のでございます。
委員長(糀谷直人君)佐古委員。
委員(佐古員規君)これ小学校が恐らく7校分だと思うんですけれども、西小が1年早く入れまして、
西小だけがちょっと型おくれのパソコンを使っとるわけなんですけれども、これはいつごろまでこ
の契約になってるんでしょう。
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)こちらのほうの賃借につきましては、委員おっしゃっていただきましたよ
うに西小学校につきましては少し早い段階で購入してございます。5年前になりますが。そのとき
にパソコンを購入してございまして、ここに上げてる賃借料というのはそれ以外の4校の賃借料で
ございまして、こちらのほうが平成25年1月末でリース契約が切れるという状況でございます。西
小学校のほうにつきましても、5校としてどういうふうに取り扱っていくかというのもまたこの24
年度入りましたらその辺検討していきたいなというふうには考えているところでございます。
委員長(糀谷直人君)佐古委員。
委員(佐古員規君)それに合わせてなんですけれども、例えば110ページのところで修繕料というのが
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かなり予算とってございますので、例えば、今のパソコンというのが生徒から聞きますところによ
るとかなり遅くて使いにくいということで、今現在出てるものよりはかなり古くなってきていると
いうのが現状でして、これをちょっとリビルトというか、少し手を加えると、メモリー追加だった
りとかすればまだまだ使えるはずなんですけれども、それの予算がないとかいうことをお聞きしま
したので、こういった中からそういったことをしていただいて、私の希望ですけれども、小学校5
校、これぜひとも同じ足並みで教育できるようにしていただければ大変ありがたいかなと。西小だ
けがちょっと古いパソコンを使っておりまして、高校に行ってしまえば、中学校に入れば一緒です
けれども、そこでやっぱりちょっと西小の子は差が出てくる可能性もありますので、ぜひともその
辺も考慮していただけたらと思います。これは希望です。
委員長(糀谷直人君)西植教育次長。
教育次長(西植裕益君)先ほども申し上げましたように25年1月で切れるということで、その段階で5
校合わせてそういうふうなことを検討したいなというふうに考えてますので、途中でちょっと修理
費というのは、ちょっと今のところ考えておりません。よろしくご理解お願いします。
委員長(糀谷直人君)池本学校教育課参事。
学校教育課参事(池本勝利君)委員ご指摘のように、パソコンのほう、西小を除く7校がリースという
形で、ウインドウズビスタで平成24年12月で5年のリースが終わることになってるんですが、その
後は譲渡いただくと。西小については19年度にウインドウズXPで買い取りをしておりますので、
機能的には問題はないのかなというふうに思っておりますが、インターネットで学習する際の接続
に若干時間がかかっているということは聞いております。あと、修理についてはその場修理対応と
いうことになっておりますので、ご指摘いただいたところを参考に、今後スムーズに動くようにし
ていきたいなというふうには考えておりますので、ご理解よろしくお願いします。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)117ページについてお伺いしたいと思います。委託料のところなんですけれども、
適性検査等委託料というのと、それから先ほど入のところで重光委員からも質問ありました英語能
力判定テスト実施委託料について、これ全員なのか学年なのか、ちょっとその辺教えていただきた
いのと、それからその下の教職員校外活動負担金というのがちょっとふえてるような感じがしたん
ですが、それについて教えていただけませんか。
委員長(糀谷直人君)答弁を求めます。小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)委託料のほうの適性検査等委託料でございますが、こちらのほうにつきま
しては中学校のほうで適性テストということで毎年実施してる費用でございます。こちらのほう、
教育指導用の生徒心理検査ということで実施しているものでございまして……
委員長(糀谷直人君)齊藤学校教育課参事。
学校教育課参事(齊藤貴英君)英語能力判定テストでございますが、使える英語プロジェクト事業
の……
委員長(糀谷直人君)違う違う、適性。林学校教育課参事。
学校教育課参事(林 栄津子君)適性検査等委託料ですけれども、これは中学1年生から3年生それぞ
れの学年で毎年ですけれども進路のことについて、あなたは今こういう状況やからこういった進路
がありますよとか、職業こんな職業向いてますよというようなことを検査しておりますので、その
委託料となります。
委員長(糀谷直人君)齊藤学校教育課参事。
学校教育課参事(齊藤貴英君)英語能力判定テストでございますが、使える英語プロジェクト事業の研
究指定校ということで、熊取南中学校が対象となっております。平成23年度は1年生だけを対象に
英語能力判定テストを実施し、終了しました。1名当たり1,300円、1、2年生は1,300円でござい
ます。平成24年度でございますが、1年生から3年生まで全員受検予定になっております。熊取南
中学校の生徒は年度末に全員一応受ける予定になっております。
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以上です。
委員長(糀谷直人君)もう1点、教職員の校外活動負担金の部分。小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)教職員の校外活動負担金でございますが、こちらのほうにつきましては、
先生方が修学旅行または校外活動等のそういったところの下見というところで活動する費用が必要
となってございますので、そういったところをこの負担金ということで予算を計上させていただい
たものでございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)わかりました。前年度には適性検査等委託料とか英語能力判定テスト実施委託料と
いうのはなかったような感じがするんですけれど、今回初めてではないというご説明だったんです
けれど、その辺については。
委員長(糀谷直人君)西植教育次長。
教育次長(西植裕益君)英語のほうは、使える英語プロジェクトで今年度からやってますので、前年度
はございません。当初じゃなしに補正になります。今年度途中からということで。
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)適性検査のほうは毎年実施してるものでございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)それは補正ではなしに初めからあったものですか。
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)これは当初から予算としてやっているものでございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)115ページの需用費の中の上のほうですね、教師用指導書代が24年度増額されてま
すが、中学校だけ大幅に増額されてます。これはどういう内容なんでしょうか。それとこれは府と
か国の関連してればそういう補助金は出てるんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)吉田学校教育課参事。
学校教育課参事(吉田茂昭君)教師用の指導書代に関してでございますが、来年度から新しい学習指導
要領のもとで授業のほうが実施されます。それに伴いまして、教科書がすべて全面的に改訂のし直
しということで、教科書が変わりますので、それに伴い指導書のほうを新たに購入させていただく
というものでございます。これにつきましては町単費で上げさせていただいておるという状況でご
ざいます。補助のほうはございません。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)小学校のほうはその割には少ないような気がするので、それはよろしいですか。
委員長(糀谷直人君)吉田学校教育課参事。
学校教育課参事(吉田茂昭君)小学校につきましては平成23年度、本年度より新しい教科書での授業と
なっておりますので、昨年度すべて買いかえをさせていただいております。本年度分の計上につき
ましては、いわゆる足りない分、あるいは新しい先生方が入ってこられた分でありますとか、そう
いったものへの対応ということで予算を計上させていただいております。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)もう1点お願いします。123ページの毎年これ出てるあれなんですが、青少年対策
費の節の08の報償費で謝礼金というのが102万3,000円あるんですが、記念品というのが11万1,000
円、これはどういうものに使うものなんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)坂上生涯学習推進課参事。
生涯学習推進課参事(坂上佳行君)まず、謝礼金につきましてですけれども、まず1つは青少年指導活
動事業としまして、毎年、最近は夏休み前に児童・青少年を考える集いというものを行わせていた
だいております。その謝礼金で15万円。それから、地域活動活性化事業としまして、子ども見守り
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隊の研修会等の講師の謝礼金としまして3万円。それから、成人式の折の手話通訳としまして、そ
の謝礼金で2万円。それから、先ほどご説明させていただきました放課後子ども教室推進事業の安
全管理員という方への謝礼金としまして82万3,000円。合計しまして102万3,000円というふうにな
っております。
それから、記念品費につきましてですけれども、これは成人式の記念品費ということで、記念写
真代というふうになっております。対象者への記念写真、最後に記念写真を撮りますけれども、そ
れの記念品費ということになっております。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)さっきの82万円の使用の目的がちょっと聞きとれなかったので、もう一度お願いし
ます。
委員長(糀谷直人君)坂上生涯学習推進課参事。
生涯学習推進課参事(坂上佳行君)放課後子ども教室推進事業の安全管理員という方への謝礼金で82万
3,000円、これでしょうか。すみません。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)これは何人、だれに対してどれぐらい払われてるんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)坂上生涯学習推進課参事。
生涯学習推進課参事(坂上佳行君)先ほどご説明させていただきました放課後子ども教室推進事業で、
協力してくださってる団体の方すべてにではないんですけれども、1つの教室で2から5名の方に
お一人1,080円支払わさせていただいております。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。白間委員。
委員(白間泰男君)104ページですね、消防団員報酬ということで469万5,000円、この内訳をちょっと
ご説明願えませんか。
委員長(糀谷直人君)大西総務課長。
消防総務課長(大西 保君)消防団員の報酬につきましては、熊取町消防団長以下78名の年間の報酬の
合計額が469万5,000円を予定しておるというところでございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)この金額が適正かどうか、それはちょっと私もわかりませんけれども、実はサラリ
ーマンが非常に多くなりまして、この78名という人数も非常に大変な人数かなと思ってます。そこ
で、やはり消防団員も日ごろ訓練せないかんということですけれども、そういう訓練につきまして
はどのような訓練をされておるのでしょうか。
委員長(糀谷直人君)大西総務課長。
消防総務課長(大西 保君)訓練につきましては、主に消防学校で行われます新任研修や幹部団員の研
修、それと町で単独で実施します春秋の火災予防運動時に実施する訓練、また24年度につきまして
は大阪府の年に1回行われます消防総合大会に熊取町消防団が泉南地区支部代表といたしまして自
動車のポンプ操法の部に出場しますので、24年度につきましてはより一層自動車のポンプ操法とい
う訓練も予定してございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)消防の広域化、これも今後大いに進められますけれども、この消防団員ですね、広
域化されますとどういう位置づけになるのかちょっとわかりません。その辺のところ教えていただ
けますか。
委員長(糀谷直人君)大西総務課長。
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消防総務課長(大西 保君)消防団につきましては、2月末の全員協議会のときにも少し説明させてい
ただきましたが、消防広域化の対象は常備消防のみとなっておりまして、消防団につきましては各
市、各町部局で事務を担当するというような形になっております。ただ、広域化しても火災等の災
害時に協力して防災活動に当たるというところは変わりません。広域化になった後でもより一層消
防団との連携は深め、ともに各市、各町の防災活動に当たるというような形になる予定でございま
す。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)申しわけありません、続いて質問させていただきます。117ページの中ほどの備品
購入費、この中で教材費がございます。教材費が308万6,000円計上されてる、この内容についてお
伺いいたします。
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)備品購入費の教材費でございますが、こちらのほうにつきましては、各学
校のほうで購入する一般的な教材、各教科のほうで使用する教材、また理科振興のための教材、そ
れとエネルギーの教育のために使用する教材等、あと今回使える英語プロジェクトということで、
そこで使用する備品を購入する費用として今回予算計上させていただいてるものでございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。田中委員。
委員(田中正旗君)先ほど消防団の件は広域ではやらないということですけれど、自主防災組織の関連
なんですけれども、今後広域になった場合はどういうふうな形で自主防災のそういった関連をやっ
ていくのでしょうか。
委員長(糀谷直人君)松藤消防署長。
消防本部理事兼消防署長(松藤忠直君)自主防災組織につきましては、現在熊取町のほうでは消防本部
のほうが担当させてもらっておるところですけれども、市町村全体を見せてもらいますと、自主防
災組織というのは市町村のほうの防災担当のほうで担当してるところが多いようでございます。広
域化になって、それが市町村のほうにかわるのかといいますと、今まだ検討されていない状況でご
ざいまして、今後市町村のほうでやっていただくのか、また消防のほうでやるのかというのは検討
することになると思いますけれども、現在、広域化を予定しております6市6町につきましては、
熊取町だけが消防のほうでやってるという状況でございますので、そういった点も踏まえて今後検
討されていくということになってございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。田中委員。
委員(田中正旗君)それはそれで結構なんですけれど、違うことなんですけれど、社会教育の中で生涯
学習なり公民館講座とかの事業なんかの中で、先ほどもありましたパソコンを使ってる講座とかク
ラブとかはどの程度ありますかね。
委員長(糀谷直人君)亀坂生涯学習推進課長。
生涯学習推進課長(亀坂典夫君)公民館のパソコンを使用する講座でございますが、初めての方のIT
講座であるとかワード、エクセルにつきまして、全部で現在のところ8講座行われております。そ
れと、子ども向けということで、子どものIT講座というのも1講座ございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)生涯学習関係ではございませんか。
委員長(糀谷直人君)坂上生涯学習推進課参事。
生涯学習推進課参事(坂上佳行君)本町では熊取ゆうゆう大学というふうなオリジナルの大学が、ご存
じかと思うんですけれども、ちょっとその中で系統的に役割分担をさせていただきまして、今説明
ありました、公民館のほうではパソコン講座等やっておるんですけれども、煉瓦館のほうではパソ
-39-
コン等ございませんので、それにかわりました高齢者を対象とした教室でありますとか、家族を対
象とした教室、あるいは子どもたちを対象とした教室をやっております。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)先ほど公民館で8講座プラス1講座やってるということですけれど、パソコンはど
れぐらい前のパソコンを使用してますか。
委員長(糀谷直人君)亀坂生涯学習推進課長。
生涯学習推進課長(亀坂典夫君)現在使ってるパソコンにつきましてはかなり古いものでございます。
それで、ワードにつきましては2003、エクセルも2003というようなかなり古いソフトでございまし
て、現在持ち込み講座ということで、もう少し新しいパソコンで2007の講座というようなものも始
めさせてはいただいておりますが、またこちらにつきましても更新につきましては順次計画的にし
ていきたいと考えております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)聞くところによりますと、故障したり、今言う違うパソコンだと、やっぱり教える
方もこちらとこちらと同じように説明するということができないとかいうこともあって、何か差が
出るようなことを聞いております。ぜひともそういったパソコンをやっぱりできるだけ新しいもの
を使って、順次、そんな頻繁にはかえられないと思いますけれども、故障もしてるということをお
聞きしますので、その辺をぜひとも更新をよろしくお願いいたしたいと思います。それは要望です。
委員長(糀谷直人君)松藤消防署長。
消防本部理事兼消防署長(松藤忠直君)先ほどの説明の中で広域化6市6町というふうに言ってしまい
ました。3市3町の間違いです。泉佐野市、泉南市、阪南市、熊取町、田尻町、岬町の3市3町で
す。訂正いたします。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)113ページの小学校費の学校給食費のところなんですけれども、増減はそう大して
変わりないんですが、建物の施設自体はかなり古くなってるん違うかなと心配してるんですが、骨
格予算ということで今回入ってないんですが、現状はいかがでしょうか。
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)給食調理場につきましては、委員ご指摘のとおり施設自体も古くなってき
てる学校も多いという現状でございます。修繕等につきましては学校のほうからいろんな調理室の
ほうからも要望ございまして、そういったところは随時修繕をさせていただいているところでござ
います。給食調理室全体となりましたら、今後大きな計画の中でその辺を検討していく必要がある
なというふうには考えてございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)よろしくお願いしときます。建物がだんだん汚くなってくると、おいしいものをつ
くってても何か心配やなと思えるところもありますし、担当の職員の方と相談していただいて、必
要なときにはきちんと修繕費なりかけていただくようにお願いしときます。
それから、お聞きしたいんですけれども、121ページの勤労青少年ホームにかかわってお伺いし
ます。この勤労青少年ホームについては、シルバーに施設管理委託されてると聞いてるんですが、
上の賃金のところで臨時雇賃金というのがあるんですが、この辺のご説明お願いします。
委員長(糀谷直人君)亀坂生涯学習推進課長。
生涯学習推進課長(亀坂典夫君)まず、臨時雇賃金につきましては、こちらのほう臨時職員の方で清掃
業務に携わっていただく方の人件費でございます。それと、シルバー人材センターのほうにお願い
しておりますのが施設管理委託料、こちらのほうになりまして、現在のところ開館日で、例えば日
曜祝日でしたら9時から17時の間、あと月曜日と水曜日から土曜日の間につきましては午後1時か
-40-
ら午後9時までの間、この間にお一人受付業務等していただくためにシルバーのほうから来ていた
だいてるというような状況でございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)清掃のほうに臨時職員が1人ついてるということと、シルバーは窓口のみというこ
となんですね。わかりました。ありがとうございます。
委員長(糀谷直人君)亀坂生涯学習推進課長。
生涯学習推進課長(亀坂典夫君)そのとおりでございます。臨時職員のほうもう少し詳しく言いますと、
清掃を担当していただいておりまして、1日当たり3時間勤務をしていただいております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)先日も議員団3名で勤労青少年ホーム見てきました。雨漏りとか実態がわかったん
ですが、ここにはそういった、骨格予算なので修繕費のところ非常に少ないんですが、その辺につ
いてもこれから話し合われるということなので、使い方によって検討されるということで、また補
正なり入ってくる予定があると思っててよろしいでしょうか。
委員長(糀谷直人君)亀坂生涯学習推進課長。
生涯学習推進課長(亀坂典夫君)勤労青少年ホームとしての供用の廃止につきましては、今議会におい
て条例の廃止の手続をさせていただいておるところですが、以後の使い方につきましてはこれから
一から検討するということでございますので、それが固まり次第また対応のほうさせていただきた
いと思います。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)見たところ、確かにそういう雨漏りだとか穴があいてるとかひびがあるとか、そう
いうところもお見受けしたんですが、できるならば使える施設に改善していただけたらなというこ
とで要望しておきます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)113ページの建設事業費。これにつきましては中央小学校の管理棟の改築にかかわ
る経費と、このように理解しておりますけれども、この財源内訳とこれからの進捗、工事計画、こ
れにつきましてお伺いいたします。
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)こちらのほうの建設事業費でございますが、今委員お話しいただきました
ように、中央小学校の管理教室等の改築工事でございます。こちらのほうにつきましては、3月の
議会の中でご承認いただきまして、本契約としまして4月から実質の工事に入っていく予定でござ
います。工事につきましては、来年2月末を竣工の期限としまして進めていく予定でございます。
こちらのほうにつきましては国のほうの補助金をいただきまして実施するものでございまして、こ
ちらのほうは歳入になるんですが、学校施設環境改善交付金ということで、こちらのほうの補助金
をいただきながら実施していくと。補助率は10分の5.5ということで、原発特措法の適用を受けて
実施を進めていくというものでございます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)来年の2月末完成予定なんですね。毎年行ってます運動会ですね。昨年は変更にな
ったように記憶しておりますけれども、ことしも同じなんですか。その辺のところお願いします。
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)昨年もちょうどプレハブ校舎を建設するタイミングということで、学校の
ほうにもいろいろとご協力いただきながら、昨年は小学校のほうで実施したというのが現状でござ
-41-
います。ことしにつきましてもこの4月以降、運動場については進入路の囲いができ上がっていく、
また現状もプレハブ校舎が建っておりますので、運動場については狭くなっている現状でございま
す。その辺も学校のほうにご協力いただきながら工事を進めていくわけでございますが、どこで実
施をしていくか、どこの学校で行うかというのはまだ学校のほうでもるるご検討いただいていると
ころでございまして、まだ決定していないところでございます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。山本企画財政課参事。
企画財政課参事(山本浩義君)中央小学校の改築事業の財源内訳ということでお話ありました。地方債、
町債も当たっておりますので少しお話しさせていただきます。3,820万円の町債を発行する予定で
ございまして、こちらにつきましては補助裏充当率100%です。原子力発電施設等立地地域振興特
別事業という事業を受けまして、交付税措置、後年度元利償還金の70%が交付税で算入される、こ
ういった地方債を借り入れる予定にしております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)109ページお願いしたいんですけれども、教育総務費の中の19 負担金、補助及び
交付金なんですけれど、一番初めの教員研修会負担金というのは去年度には見当たらなかったよう
に思うんですけれども、新しいものなのかちょっとご説明いただけませんか。
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)こちらのほうにつきましては、教職員の負担金ということでございまして、
昨年は報償費という枠の中で予算をとっておりましたが、こちらのほうの負担金ということで予算
を組み替えさせていただきまして、実施させていただくというものでございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)内容については教えていただけますか。
委員長(糀谷直人君)小山学校教育課長。
学校教育課長(小山高宏君)この参加負担金につきましては、各小学校であればいろんな教科の研究会
というのがございまして、たくさんいろいろ算数であったり社会であったり国語、そういったとこ
ろの研究会に参加させていただくための負担金でございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)123ページの図書館費についてお伺いします。一番下ですね。報酬の非常勤職員報
酬、これ減額になっているんですが、事情のご説明お願いします。
委員長(糀谷直人君)藤井図書館長。
図書館長(藤井亜希子君)嘱託員の制度が24年度から変わりまして、新たに24年度から採用する嘱託員
については週5日から週4日というふうに変更になっております。現在、図書館の嘱託員3人です
けれども、そのうち1名が週4日ということになりますので、その分減額というふうになっており
ます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)制度が変わるということなんですが、その辺もう少し詳しく教えていただけますか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)嘱託員制度につきましては、地方公務員法上明確な時間数等の制限はございま
せん。しかしながら、全国自治体どこでもございますが、非常勤職員がいろいろ入ってる中で、時
間数でございますが、職員の約4分の3に抑えるべきではないかというような判例が少し出てきて
おります。その判例に基づきまして、本町も30時間超える職員もおったわけなんですが、24年4月
から29時間に制限をかけた中で、その判例に従った形の要綱改正をしたものでございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
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委員(江川慶子君)わかりました。それで、図書館のほうはそういった制限によって非常勤職員の配置
が少し変わるわけなんですが、影響はありませんか。
委員長(糀谷直人君)藤井図書館長。
図書館長(藤井亜希子君)嘱託員の日数が週1日減る分についてですけれども、かわりに臨時職員が週
1日分増加ということで措置をいただいております。予算上は、臨時雇賃金のほうが23年度は育児
休業の代替の分がありましたのであらわれておりませんけれども、1日分増加いただいてるところ
です。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)わかりました。そのように充ててくれてるということで理解します。今年度の地方
交付税の上乗せ措置の再編ということで、図書館職員の充実という項目の中に、住民生活に光をそ
そぐ事業、これが活用されるようなことが明記されてましたので、ぜひその辺も利用していただけ
たらと思います。よろしくお願いしときます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。山戸企画財政課参事。
企画財政課参事(山戸由紀美君)申しわけございません。107ページ、先ほど白間委員からご質問いた
だきました防災行政無線管理委託料のご質問に対しまして答弁させていただきました内容に一部訂
正と補足のほうさせていただきます。こちらの委託料ですけれども、防災行政無線の固定系に係る
保守点検委託料ですということで、移動系に係るものにつきましては24年度については実施しませ
んというお話をさせていただきましたが、移動系の防災行政無線には原子力防災活動資機材として
整備させていただいたものもございます。こちらにつきましては保守点検に係るその委託料も含め
て補助金対象となっておりますので、その分につきましては24年度実施するということで、固定系
の54万1,000円の保守点検委託料と15万4,000円の原子力防災資機材に係る移動系の防災行政無線、
これ14局になるんですけれども、この分、15万4,000円を合わせた69万5,000円について予算書のほ
うに計上させていただいておるものです。
以上です。失礼いたしました。
委員長(糀谷直人君)質疑なしと認めます。
以上で、一般会計予算歳出のうち、第2班所管事項について質疑を終わります。
これをもって、第2班の所管事項について、質疑を終了いたします。
第3班の説明員と交代いたしますので、ただいまから3時10分まで休憩します。
──────────────────────────────────────────────
(「14時57分」から「15時11分」まで休憩)
──────────────────────────────────────────────
委員長(糀谷直人君)休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、議案第27号 平成24年度熊取町一般会計予算の件について、歳入のうち、23ページから34
ページ及び37ページから38ページまでの間の第3班、住民部、事業部の所管事項について質疑を承
ります。
質疑はありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)25ページの使用料及び手数料の使用料の土木使用料の中の住宅使用料、町営住宅だ
と思うんですけれども、住宅の使用料及び駐車場使用料についてご説明お願いします。
委員長(糀谷直人君)田畑まちづくり計画課長。
まちづくり計画課長(田畑 洋君)江川委員のご質問でございます。住宅使用料並びに駐車場の使用料
ということでご説明をさせていただきます。
住宅の使用料につきましては、大原住宅の1棟、2棟、3棟、1棟が25軒、2棟が40軒、3棟が
25軒と。計90戸ということになります。その中で、公営住宅法に基づきまして家賃の設定を各個人
の収入基準に基づきまして決定してございます。そういった中で、本年4月から25年3月末ま
-43-
での金額をここに提示させていただいてるということでございます。
続きまして、駐車場の使用料でございます。これにつきましては、先ほど言いましたように大原
の1棟、2棟、3棟、90戸分の駐車場の使用料ということで、駐車場の使用料につきましては、そ
のうちすべてが車をお持ちではないので、その分実績として上げさせていただいてるんですけれど
も、月6,000円の49台分、12カ月ということで、352万8,000円ということで上げさせていただいて
ございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ありがとうございます。住宅のほうなんですけれども、90戸全部使ってるというこ
とでよろしいですか。
委員長(糀谷直人君)田畑まちづくり計画課長。
まちづくり計画課長(田畑 洋君)90戸に関しましては、現在ちょっと裁判を行ってる天神山の入居者
の方用に1戸あけてございますので、現行としては89戸ということになります。ただし、今裁判の
結果、どういう結果になるかわかりませんけれども、一応90戸分の家賃として計算のほうさせてい
ただいてるということでございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)たしか東日本大震災のときに1戸募集があったというふうに記憶があるんですが、
それはどうだったんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)田畑まちづくり計画課長。
まちづくり計画課長(田畑 洋君)東日本大震災の際に住宅の空き家1戸分を他市よりも早くちょっと
させていただいたんですけれども、入居の状況、やっぱり家族の方が近くにおられるとかいう形の
分では田尻町であるとか泉佐野市であるとかあったんですけれども、当方にはなかなか来なかった
というのが現状でございまして、実は23年度、たしか11月に一応募集のほうちょっとやめまして、
新たに24年度からの新規の募集がございましたので、それとの関連で、その分も入居のほうに充て
たということでございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ありがとうございます。一応あけて用意してたということで、ホームページにも載
せていただいて大変好意的でよかったと思っています。
それと、今裁判中ということでちょっと微妙なことかもわかりませんが、今残られた方はまだお
住まいのほうは天神山に残られていて、住宅使用料というのはどのようになっていますか。
委員長(糀谷直人君)田畑まちづくり計画課長。
まちづくり計画課長(田畑 洋君)今現在使用料という形ではなく、裁判行ったところ違約金という形
で、今供託のほう、本人さんから裁判所のほうに供託しているということ、毎月供託しているとい
う状況でございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)関連質問でお願いします。この住宅使用料なんですけれども、前年度に比べて上が
ってるということは、傾斜家賃のような感じやったかというふうな記憶してるんですけれど、その
辺のご説明お願いしたいのと、それから、ちょっと私も聞き違ってるかもしれませんけれど、減免
の見直しとかいう言葉、それは聞き違いですか。あったような気がしたんですが、それは違います
か。上がってる分についてちょっと教えていただきたいんですが。
委員長(糀谷直人君)田畑まちづくり計画課長。
まちづくり計画課長(田畑 洋君)本会議のときの説明でございましたけれども、一応建てかえのとき
の減免というのがございまして、通常の家賃というのが、近傍家賃というのが、近隣の住宅である
-44-
家賃に対して、今回公営住宅法に基づいて家賃を設定するんですが、その差を、だんだん段階的に
5年かけて上がっていきますもので、皆さんの家賃自体が上がってきてるということで、前年度か
らの家賃が相当ふえてるということになります。要はその段階を追っていってますので。今でした
ら24年度の近傍の家賃でございますけれども、一応2DKのほうで、1棟のほうが6万4,200円、
2棟のほうが4万7,800円、それと3棟のほうで5万4,800円。3DKのほうが、1棟が7万6,300
円、2棟のほうが5万6,900円、3棟のほうが6万5,200円と。そのところまで近づけていくので、
その差が上がってきてるという状況、家賃が段階に上がってきてますので、収入が要はふえてきて
るということでございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)収入によって差はあるんですよね。少しずつは上がってるけれど、今おっしゃった
金額に完全になるということではないんですね。
委員長(糀谷直人君)田畑まちづくり計画課長。
まちづくり計画課長(田畑 洋君)建てかえ事業によります建てかえの減免を今までさせていただいて
て、要は1棟、2棟、3棟とございます。要は建てた年度から5年で通常の家賃になるということ
になりますので、1棟と2棟と3棟の建てかえの時期が若干ずれてますので、やっぱりその差とい
うのがどんどん大きくなってきてるというのが現状で、今回のその差というのが出てきてるという
のが今回の収入のほうの家賃の関係の説明かと思いますので、よろしくお願いします。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)そしたら、一番高いところで7万6,300円まで上がっていくということになってい
くんですか、5年かけて。今5年たってるところというのはあるんですかね。
委員長(糀谷直人君)田畑まちづくり計画課長。
まちづくり計画課長(田畑 洋君)個人的に皆さん収入がございますので、収入の基準によって家賃の
単価というのは全部定めますので。ただ、1棟のほうは建ててから5年来ております。2棟のほう
が6年目で最終上がりますので、そこへ到達しますので、1棟のほうは終わってるんですけれども、
2棟、3棟はまだ若干残っておりますので、まだこれから家賃のほうが、皆さん収入基準に基づい
て6年目に上がるということでご理解いただきたいと思います。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)24ページの下と25ページにかけてですが、道路橋りょう使用料ですが、これ前年度
も同じなんですが、それと法定外公共物占用料ですが、これそれぞれ内容について教えてください。
委員長(糀谷直人君)泉谷事業部長。
事業部長(泉谷 徹君)24ページの道路橋りょう使用料、道路占用料につきましては、ガス管とか、あ
とは関電等々の占用料のものでございまして、3,028万8,000円ということになっております。それ
と、次の行政財産使用料なんですけれども、これにつきましては地域の魅力づくりプロジェクト推
進会議が駅前のところに自動販売機2基を設置しております。それらと、あと北駐輪場のほうに電
柱と支線がございます。それらを合わせまして約1万円の計上させていただいております。そのう
ちの7,000円が道路課所管の分でございます。それと、法定外公共物占用料につきましては、里道
水路等の占用がございます。内訳としまして大阪ガスとか関電、ケイ・オプティコム、ソフトバン
クモバイル等でございます。それらを合わせまして35万1,000円の計上させていただいたものでご
ざいます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)田中上下水道部長。
上下水道部長(田中信也君)25ページの一番上の行政財産使用料のうち3,000円ですけれども、下水道
課が今開発に伴って所管をしてます電柱の2本分の使用料でございます。3,000円を予定しており
ます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
-45-
委員(重光俊則君)前回一般質問では服部議員のほうから質問がありましたけれども、電柱ですね。こ
の電柱全部調査してるかどうかというか、調査したらもっとふえるんじゃないかという質問があり
ましたけれども、それ以降時間がたってないんですが、どのように考えておられますか。
委員長(糀谷直人君)泉谷事業部長。
事業部長(泉谷 徹君)電柱については、すみません、年度を忘れましたが、台帳を整理するときに、
一定すべての電柱について職員がチェックに入っております。その後、その台帳と占用申請書が出
てきたとき、また廃止の届が出てきたときに、一定台帳と照らし合わせてすべてチェックを入れて
いるということで、また新しい電柱が建つときには道路占用申請も出てきておりますので、それで
現場確認もさせていただいております。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)電柱については今のところ管理の漏れはないということですね。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)その上の農林水産業使用料のところお伺いしたいんですが、農業使用料、行政財産
使用料、それから法定外公共物占用料、これについて教えてください。
委員長(糀谷直人君)田中にぎわい創造課長。
にぎわい創造課長(田中耕二君)私のほうから、法定外公共物占用料の9,000円、こちらにつきまして
説明させていただきます。いわゆる久保の圃場整備地内、東小の道挟んだちょっと入ったところに
圃場整備したところございますが、そちらのほうにございます電柱に係るものでございまして、本
柱等5本ございますので、その分、1本当たり1,820円、こちらは条例に基づく金額ですけれども、
掛ける5本ということで9,100円分を計上しておるものでございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長。
水とみどり課長(川崎一吉君)農業使用料の行政財産使用料35万3,000円ですけれども、これにつきま
しては三栄商事ということで、スーパー万代のところの手前に口無池がございます。そこの進入路
につきましては三栄商事に占用させておるわけなんです。入り口の信号のところ。それに対する池
と堤の行政財産使用料でございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ありがとうございます。
続いて質問させていただきたいんですけれども、26ページの下の清掃手数料ですね。一般廃棄物
処理手数料、これについてご説明お願いします。
委員長(糀谷直人君)島尾環境課参事。
環境課参事(島尾 学君)一般廃棄物処理手数料についてご説明いたします。これにつきましては、ご
みの指定袋分というものと、ごみの処理券分ということで手数料を納入していただいてる分でござ
います。予定しておりますのは、指定可燃袋45リットル袋、これ1袋200円でございますけれども、
これを10万冊。冊というのは10枚で1つというふうに数えます。1セットですね。これが10万冊を
予定しておりまして2,000万円。20リットル袋、100円でございますけれども、これを8万5,000冊、
850万円。可燃ごみ袋だけで2,850万円を予定しております。それと、指定粗大等ごみ袋、これは45
リットルのものが500円でございますけれども、粗大ごみ袋の場合は1袋で1セット、1袋しか入
ってないものですから、これは3,000冊という形で予定しておりまして150万円。20リットル袋につ
きましては1枚250円、それを500冊予定しておりまして12万5,000円。合わせて162万5,000円。そ
れと、ごみ処理券分、これは1枚500円、袋に入らない粗大ごみに張っていただくものでございま
す。1枚500円で販売しておりますけれども、これを3,000枚予定しておりまして150万円。これを
すべて合計しまして3,162万5,000円。これが環境課の所管分でございます。
以上です。
-46-
委員長(糀谷直人君)山下環境センター所長。
環境センター所長(山下一男君)私のほうからは、環境センターに直接搬入されてくるごみに対して
4,137万円計上させていただいております。内訳といたしまして、平成22年10月から料金が改定に
なっておりまして、30キロまでが300円、以後10キロごとに100円加算させていただいております。
4つのパターンがあるんですけれども、事業系の直接搬入、これ事業者が直接搬入してくるんです
けれども、それについては844トンで、金額として844万円。それと、事業系の許可搬入ということ
で、許可業者が事業者のごみを集めて持ってくる分なんですけれども、これについては2,282トン
で、金額として2,282万円。それと3つ目が、これは住民が直接家庭のごみを搬入してくる家庭系
直接搬入なんですけれども、搬入量が979トンで、金額は979万円となります。それと、最後に4つ
目が、家庭系許可搬入、許可業者が家庭のごみを集めて持ってくる。これが搬入量として32トン、
金額として32万円で、合計4,137万円を計上させていただいております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ありがとうございます。そういった見込みで立ててられるんですけれども、環境セ
ンターのほうは23年度の見込みから計算されてると思うんですが、搬入に対しての車の台数がとて
も気になったりしてるんですが、どうなんでしょう。小型不燃ごみだとか粗大ごみの搬入というの
はふえているのか、状況のほうどのようにとらえているのか教えてください。
委員長(糀谷直人君)山下環境センター所長。
環境センター所長(山下一男君)直接家庭のごみを持ち込まれてる件数ですけれども、21年については
1万2,691件、それと22年度は1万3,419件ということで、5.7%伸びております。それと、この24
年の3月が入ってない分なんですけれども、件数で1万2,507件、これが3月入れたら恐らく1万
3,000、ちょうど22年度と同じぐらいの件数になると見ております。
以上です。
委員(江川慶子君)わかりました。30キロ300円といって金額変更があったので、その辺の効果という
か変化というのはまたこれから出てくるということでしょうか。
委員長(糀谷直人君)山下環境センター所長。
環境センター所長(山下一男君)料金改定を22年10月から行ったわけなんですけれども、その22年10月
から23年9月の1年間と、その1年前、21年10月から22年9月までを比較しますと、件数で1,490
件減です。それと、搬入量についても182トン減です。ただ、搬入料金については741万1,220円。
当然料金上がってますので、741万1,220円増になっております。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)町が考えてる計画による部分では評価できる部分なのかなとは思うんですが、実際
には自宅に、何度もいろんな議員がいろいろ質問なりお話ししてるとおり、たくさん眠ってる分が
あるんですね。それで、やはり大きな粗大ごみは電話かければ自宅まで来てくれるということはす
ごいメリットで助かってるなと思うんですけれども、電池だとか割れたガラスだとか、そういった
小さなものを出さずにまだ家に置いてる方ってたくさんおられるんです。それで、この件について
は何度もお話ししたところ、そんな声住民さんから出てへんよと、町のほうはそういうことを耳に
入っていないんだというようなことも答弁いただいたこともあるんですけれども、この辺について
の検討というのはこれからしていただけるものなのか、それをお聞かせください。
委員長(糀谷直人君)田宮住民部理事。
住民部理事(田宮克昭君)本会議でもご質問ありました。その際にもお答えをさせていただいておりま
すけれども、搬出の支援サービスということで従前からやっておりますふれあいサービスのほうの
PRをまず4月から広報、ホームページを通じまして住民の皆様方にまずお知らせをさせていただ
いて、その辺で需要を見させていただく。本当にお困りの方についてはまずそれをご利用ください
ということで、どの程度お困りなのかというのがその辺である程度はつかめるだろうということで、
-47-
まずこれの周知を徹底させていただきたいというふうに考えております。それで、まだまだ非常に
お困りの方が多いというふうな状況があるのであれば、またいろいろな施策を検討していくという
ふうな形にはなろうかと思いますが、現在のところ私どもが掌握してる範囲の中ではまだそのよう
な状況とは把握しておりませんので、まずは搬出支援サービスのほうのご利用を考えていただけれ
ばというふうに考えております。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)そういうことだろうと思ってお聞きしてるんですけれども、搬出ふれあいサービス
ですか、その分の申し込みというのはどういった形になるんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)島尾環境課参事。
環境課参事(島尾 学君)搬出支援サービスでございますけれども、お困りの方につきましては電話で
お問い合わせくださいということで考えております。代理の方でもこちらのほうでお受けさせてい
ただきますので、電話でまずお問い合わせください。よろしくお願いいたします。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)電話で申し込んでほしいということで理解しました。それで、特によく住民から聞
くのは、やっぱり電話が煩わしいということをよくお聞きしてるんです。電話で事情を説明するの
が大変なんだと。その辺の配慮もして取り組んでいただくようにお願いしときます。
委員長(糀谷直人君)田宮住民部理事。
住民部理事(田宮克昭君)電話ができないとかいうふうなことは通常、余り私らは想定はしておりませ
ん。参事のほうからもご説明申し上げましたように、本人でなくても結構でございます。お知り合
いの方、気の許せる方に私困ってるんやということで、ちょっと電話してよということで役場のほ
うにお電話いただきましたら、本人さんからでなくてもその代理の方がご事情を説明していただい
ても、私どものほうは確認ができましたらちゃんと支援のほうはさせていただきますので、その辺
でご理解いただければと思います。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)24ページお願いします。真ん中辺の01番の保健衛生使用料、葬具使用料なんですけ
れども、前年のA級、B級の使われた状況と、ことしの見込んでる数とかということについてちょ
っと教えてください。
委員長(糀谷直人君)北川住民課長。
住民課長(北川雄彦君)葬具使用料でございますが、22年度の実績からいきますと、A級が4件、B級
が6件で、うち生活保護の方が1件ということで、合わせまして10件。24年度でございますけれど
も、A級を5件、B級を12件ということで見込ませていただいております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)32ページお願いできますでしょうか。商工費の府補助金なんですけれども、大阪府
ふるさと・緊急雇用基金事業補助金というのが減ってるんですけれど、この辺の事情教えていただ
けませんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)田中にぎわい創造課長。
にぎわい創造課長(田中耕二君)大阪府ふるさと・緊急雇用基金事業補助金3,504万1,000円でございま
すが、午前中も若干お話ございましたが、本来この制度につきましては国からの100%補助金とい
う形で、具体的には府のほうに基金を設置してそちらのほうから100%補助をいただくという制度
で、21年から23年の期間という形の制度だったんですけれども、23年度の国の3次補正予算、こち
らのほうで震災等緊急雇用対応事業という形で新たに位置づけられたものです。中身としましては、
基本的にはいろんな分野あるんですけれども、国が指定します7分野、また府が指定します4分野、
こちら重点分野と言われるんですけれど、こちらの重点分野に係る事業について、基本的には東日
本大震災の影響による失業者、具体的には23年3月11日以降の失業者、こちらの方及び23年3月以
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降の卒業者で未就職の方、こういった方を優先すると。優先した形で雇用するという形が1点。も
う1点ございますのが、いわゆる雇用して働いていただくわけなんですけれど、その働く中で、い
わゆるOFF-JT、OJT、いわゆる研修を行っていただいて、一定次の就職に役立つような資
格取得、これに向けた研修等を行うという、大きくはこの2点の要件が加えられたという形での事
業でございます。
本町につきましては、府のほうと協議いたしまして4点の事業を採択受けております。1点は道
路台帳の電子化事業。こちらのほうが額にいたしまして863万4,000円、雇用者は4人を予定してお
ります。次に、午前中もお話がありました徴収率向上事業。こちらのほうが、入のほうの額としま
しては652万2,000円、雇用者は2人を予定してると。次に、有給インターンシップ事業。こちらの
ほうが額で341万3,000円、雇用者は3人を予定しておる。次に、ホームヘルパー2級の養成事業。
入のほうの額が1,647万2,000円、雇用者は16名を予定しておるという形で、合計3,504万1,000円の
入を計上しとるということでございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)4分野ということで熊取町はあれなんですけれど、ホームヘルパーについてなんで
すけれどね。資格をとる方が多いんですけれど、やはり給料が少ないとかハードであるとかという
ことで就職されるという方が少ないというふうに聞いてるんですけれども、熊取町での前年度、そ
れからその前も多分されてたと思うんですけれど、その辺の状況、この前もちょっと説明聞いたん
ですけれど、もう一度お願いできますでしょうか。
委員長(糀谷直人君)田中にぎわい創造課長。
にぎわい創造課長(田中耕二君)23年度も同事業、ホームヘルパー2級養成に係る緊急雇用事業を実施
しておりますが、雇用者は16名でございます。その際の面接実施者は30名となっております。16名
雇用いたしまして、最終、この2月末で終了しておりますが、その時点で7名がパートアルバイト
としてその会社に継続雇用されております。3名が他社への就職を予定しておるという形。あと、
6名についてはその時点では未定という形で返答いただいておるというところです。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)23年度で22年度とかという、その前というのはまだそういうことはされてなかった
んですかね。何年か同じような事業が続いてるように私は感じてるんですけれども、何か介護職員
で勤められてもまたやめられるというケースがかなり多いように聞いてるので、正社員でなかなか
入れるというところが難しいのかと思うんですけれども、ホームヘルパー2級をとられて正社員で
入るような道というのはなかなか難しいんですかね。パートとかそういう形が多いかと思うんです
けれど。
委員長(糀谷直人君)田中にぎわい創造課長。
にぎわい創造課長(田中耕二君)22年度も同様の事業を行っておりますが、現時点ではなくて22年度終
了時点になっちゃうんですけれども、そのときは修了者の方が14名、うち13名が継続雇用という形
になっております。もともとホームヘルパー等の労働条件云々かんぬんというのは、別のテーマと
してはもちろんあるお話なんですけれども、本制度につきましては、少なくとも緊急雇用そのもの
は短期的な雇用を生み出して次の雇用につなげましょうというための国の事業でございますので、
その中で、できれば当該会社に正社員としてというのが一番好ましいとは思いますが、これはまた
会社側の事情等も当然ございますので、ただ、少なくとも継続して雇用をつなげる、もしくはよそ
の会社でもその資格があることによって雇用につなげることができるということを目的としている
という事業としては、この状況でよかろうかなというふうに考えてます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)32ページですが、土木費府補助金で事務移譲交付金、これが増加した内容を教えて
ください。
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委員長(糀谷直人君)田畑まちづくり計画課長。
まちづくり計画課長(田畑 洋君)事務移譲交付金ということで79万2,000円ということになります。
これにつきましては……
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)失礼しました。都市計画費補助金の中の事務移譲交付金の79万2,000円、こちらで
ございます。
委員長(糀谷直人君)田畑まちづくり計画課長。
まちづくり計画課長(田畑 洋君)事務移譲交付金の内訳でございます。23年4月から事務移譲を受け
ております国土利用計画法に基づく事務。それと、平成22年4月から遊休土地に関する事務。それ
と、平成25年1月からの事務移譲につきましては、個人施行者の施行する住宅街区の整備事業に係
る認可指導等、それと住宅街区整備事業に取得した施設住宅の一部譲渡の届け出の受理、それと組
合が行います住宅街区整備事業に係る認可指導、それと土地区画整理促進区域内における土地の買
い取りの申し出、それと再開発事業の認可、それと区画整理会社の土地区画整理事業の認可、指導、
それと個人の土地区画整理事業の認可、指導監督、それと組合の土地区画整理事業の認可、指導監
督、それと防災街区計画整備組合の設立の認可と。今言いました9項目については25年1月から。
最初に言いました1点目、2点目と、それと先ほど言いました9項目については都市計画に関する
業務になります。それと、開発の関係になりますが、都市計画法に基づきます測量等の際の試掘の
許可、それと都市計画施設等区域内における建築の規制、都市計画事業の許可後の事業地内におけ
る建築の許可、それと優良住宅の認定ということで、この4点につきましては平成23年4月からに
なってございます。それと、続きまして25年1月からの分ですが、造成宅地防災区域の指定、それ
と宅地造成工事規制区域等指定ということで、すべて合わせますと17事務ございます。それのトー
タルが79万2,000円となります。この中で、単価的には大阪府から示されてございます単価を採用
させていただいておりまして、それと、あと初期的経費になりますそういった内容のものを含めま
して79万2,000円ということでございます。
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長。
水とみどり課長(川崎一吉君)79万2,000円のうち、水とみどり課に係る分が2万5,000円ございます。
これにつきましては、都市緑地法に基づく特別緑地保全地区に関する事務ということで2万5,000
円が水とみどり課の管轄になります。
以上です。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)金額の算出は熊取町がして出してるので、この交付金の中で非常に事務量としては
多いように思うんですが、事務は交付金の中でできるということでよろしいわけですか。
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長。
水とみどり課長(川崎一吉君)緑地特別保全地区に関する事務は府のほうで割り当てされてます。それ
で、時間どれぐらいかかるかということで、6時間で4,106円、掛けて2万4,636円になります。こ
れが水とみどり課分です。
委員長(糀谷直人君)田畑まちづくり計画課長。
まちづくり計画課長(田畑 洋君)基本的に権限移譲に関しましては本町の事務に現体制で支障のない
形で受け入れるということになっております。その中で大阪府から示された、先ほど川崎課長がお
っしゃった単価に基づきまして算出をさせていただいてると。先ほど、ちょっとご訂正させていた
だきたいんですけれども、まちづくり計画課で金額のほう、先ほどちょっと79万2,000円と勘違い
しましたので訂正のほうさせていただきます。先ほど17項目の説明をさせていただきました内容に
つきましては65万4,000円、それと初期的経費の分で11万3,000円、合計で76万7,000円分がまちづ
くり計画課分ということでございます。すみません。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
-50-
委員(重光俊則君)わかりました。
次に、同じページですが、32ページの同じページです。震災対策推進事業補助金ということで24
年度大幅増となってますが、これは、この補助金の入金によって特別このテーマに沿った支出を考
えておられるんですか。
委員長(糀谷直人君)田畑まちづくり計画課長。
まちづくり計画課長(田畑 洋君)震災対策推進事業補助金につきましては、大阪府のほうから補助金
を25%、まずは耐震診断、本町の診断補助金としましては4万5,000円を診断補助で住民の方にお
支払いをするんですけれど、そのうちの25%、それの15件分、16万8,000円。それと耐震設計、こ
れは今年度の6月から施行させていただいてるんですけれども、10万円に25%の10件分、これが25
万円。それと、耐震改修のほうが60万円の25%の10件分ということで150万円。トータルで191万
8,000円ということでございます。こういった内容で府のほうから25%分歳入をいただいて、歳出
に関しましては、先ほど言いましたトータル4万5,000円、それと10万円、60万円の件数分という
ことでございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)それで今の24年度予測件数を超えたら今年度は打ち切りということになるんですか。
それとも費用を追加して実施するということになるんですか。
委員長(糀谷直人君)田畑まちづくり計画課長。
まちづくり計画課長(田畑 洋君)一応予算につきましては枠取りという形で前年度の実績、昨年度も
追加で補正とか流用とかさせていただいたんですけれども、当然これからPRを行っていく上でそ
ういった状況には順応にやっていきたいというふうに考えております。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)38ページの資源ごみの売却代、雑入ですね。これについて内容のご説明お願いしま
す。
委員長(糀谷直人君)山下環境センター所長。
環境センター所長(山下一男君)資源ごみ売却代930万6,000円でございます。これにつきましては、内
容は古紙、新聞、雑誌、それから段ボール、古布、紙パック、これは古紙類と呼んでるんですけれ
ども、この分と、あと鉄、スチール缶、アルミ、それとペットボトル、それとプラスチック製容器
包装の中に混じってるペットボトルの分をそれぞれ予定単価を掛けて売り払い料を決めて、その合
計が930万6,000円となるものでございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)23年度の実績と現在の売り払い料、単価ですね、どのぐらいになってるのか教えて
いただけますか。
委員長(糀谷直人君)山下環境センター所長。
環境センター所長(山下一男君)そしたら、順番に古紙の新聞からいきます。まず最初、23年の予算が
4円、24年が12円。それと古紙の分のうちの雑誌、23年が1円、24年が10円。それと段ボール、23
年が2円、24年が12円。それから、古布が23年が1円、24年が10円。それと紙パック、23年が1円、
24年が7円。それと鉄、23年7円、24年が同額7円。それとスチール缶が、23年が7円、24年も7
円。それとアルミ、23年が15円、24年も15円。それとペットボトル、23年が15円、24年が30円。そ
れから、プラスチック製容器包装の中に混じってるペットボトル、これが23年が15円、24年も15円。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)紙類がちょっと値上げになるということですね。わかりました。ありがとうござい
ます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)今の関連ですけれど、この資源ごみの売却代についての24年大幅にアップしてる、
-51-
これはいろんな子ども会とか自治会、財源等で使われてるとこ非常に多いんですが、そういうPR
はされてますか。24年度になったらPRする予定がありますでしょうか。これ非常に大きな額にな
るので、資源ごみを各自治体とか大事に出していくということは重要かと思われるんですが、その
辺のPRとかそういうことは考えておられますか。
委員長(糀谷直人君)山下環境センター所長。
環境センター所長(山下一男君)特に自治会とか子ども会とかの収集については町のほうからは特に何
もしてないんですけれども、ただ、この単価が上がったのは、実は23年度から古紙類、段ボール、
古布、紙パックについて指名競争入札にしました。それによって単価が上がったというふうに見て
おります。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかに質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上で、一般会計予算歳入のうち、第3班所管事項について質疑を終わります。
次に、一般会計予算歳出の第3班所管事項のうち、まず54ページから56ページの款2 総務費、
項3 戸籍住民基本台帳費、75ページから76ページの款4 衛生費、項1 保健衛生費、目3 環
境衛生費並びに目4 公害対策費、77ページから82ページまでの款4 衛生費、項2 清掃費、83
ページから90ページまでの款5 農林水産業費及び款6 商工費について質疑を承ります。
質疑はありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)75ページの環境衛生費の修繕料で648万円ですが、この内容を教えてください。
委員長(糀谷直人君)田中環境課長。
環境課長(田中秀紀君)75ページ、修繕料648万2,000円ですが、まず1つは斎場の運営事業でして、2
号炉の耐火材の張りかえと、張りかえと同時に拡張を行いたいと思っておりますので、その分が
511万3,500円。それと、斎場においての緊急修繕用の枠としまして15万円。それと、屋上の換気扇
の取りかえが121万8,000円を予定しておりまして、予算的には633万2,000円の計上になります。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)81ページお願いしたいんですけれども、し尿処理に関しまして、附属資料を見ます
と更新とかという形で書いてあるんですけれども、13ページの82番なんですけれども、し尿処理費
として計装機器とかトラックスケール更新とかガス検知器購入とか書いてあるんですけれど、そう
いうのが委託料とかという感じで、更新料というのがあるのかどうかちょっとわからなかったんで
すけれど、その辺について説明してください。
委員長(糀谷直人君)島尾環境課参事。
環境課参事(島尾 学君)附属資料における13ページの82番、これは修繕料で機器を更新するというも
のでございます。老朽化した機械を新しい機械に乗せかえるというものでございます。ですので、
これにつきましては修繕料という形で出てまいります。それにつきましては予算書の81ページの一
番上ですね、需用費修繕料という形で5,940万3,000円計上させていただいております。これにつき
ましては、通常やっております整備の分と更新の分ということで分けて計上させていただいており
ます。その分につきまして、焼却設備のオーバーホール、あるいはポンプのオーバーホール、ある
いは深井戸の水中ポンプのオーバーホール、こういった経常的なものを3,933万3,000円計上させて
いただいておりまして、附属資料に載せております計装機器の一部更新でありますとか活性炭吸着
塔の電磁弁箱の更新とか、トラックスケールの更新といいますのは2,006万9,175円を予定しており
まして、合計で5,940万3,000円という形で計上させていただいております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)山本企画財政課参事。
企画財政課参事(山本浩義君)ちょっと予算附属資料の主要事業の一覧表なんですけれども、一番左側
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にページ数、予算書と突合できるページ数を打っております。そして、島尾参事のほうからもちょ
っとお話ありましたけれども、予算書上で5,940万3,000円、こちらの額につきましては経常分と臨
時分、これが足されて計上されてるという形になります。主要事業一覧表につきましては臨時的に
24年度特化した事業ということで計上しておりまして、通常、ランニングコスト的に、このし尿処
理場長いこと管理していくという意味で枠的に修繕料を計上しております。その分と足されて計上
しているというところでご理解いただきたいなと思います。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。白間委員。
委員(白間泰男君)76ページの太陽光発電システム設置補助金、これは495万6,000円計上されておりま
すけれども、昨年度より約250万円程度増額されております。これにつきまして、設置目標並びに
件数についてご説明願います。
委員長(糀谷直人君)田中環境課長。
環境課長(田中秀紀君)当初予算比較では委員おっしゃったとおりなんですけれども、2年分の実績を
踏まえまして、平均補助見込みを6万9,800円、71件として算定させていただきまして、495万
6,000円計上させていただいたものでございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)これ71件計上しておりますけれども、それ以上の希望者がおられた場合はまた補正
を組まれるんですか。それともこれで断ち切りということなんですか。
委員長(糀谷直人君)田中環境課長。
環境課長(田中秀紀君)22年度、23年度もそのようにしてまいりましたとおり、補正で対応できる時期
は補正させてもらいます。今の時期になりますともう補正対応というのは無理になってきますので、
財政のほうにお願いして予備費充当ということで対応させていただく予定です。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)ありがとうございます。
続きまして、77ページの廃棄物減量等推進審議会委員の報酬ですね、これについてお伺いいたし
ます。
委員長(糀谷直人君)田中環境課長。
環境課長(田中秀紀君)廃棄物減量等推進審議会につきましては、19年度に答申を受け、20年度にはそ
の答申を受けて実施するということで、可燃ごみの指定袋制、粗大、不燃の電話申し込み有料制、
センターへの搬入手数料の見直しなどを取り組んでまいりました。それで、減量化、再資源化を一
定効果のあるものにしてきたと思っております。それで、平成24年度においては成果を点検して次
の段階に進めるために、より一層のある施策を構築するため、審議会を開催したいと考えておりま
す。21、22、23年度につきましては審議会開催はありませんでしたので、去年だったと思います、
答申のないときは審議会を開かないということで、委員の委嘱もやめるということでさせてもらっ
てます。だから、24年度にまた再開するということでご理解いただきたいと思います。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)これにつきましては、本町におきましても大分定着してきたかなと。いわゆる指定
袋もいろいろ利用されるようになりまして、問題点もある程度クリアしてきたのかなと、そのよう
に思っておりますので、これまた再開するということですけれども、いかがなものかなと。それと
あわせましてゼロごみ推進員ってありましたですわね。これ各地区に、関係者に1万円配ってます
と。そういうところもそろそろ見直されたらどうかなと思ってますけれど、その点についていかが
ですか。
委員長(糀谷直人君)田中環境課長。
環境課長(田中秀紀君)委員ご指摘のとおりでございます。私ども19年度の答申を受けて5年間やって
-53-
きたので、今後どうするのが適切なのか、また理解を得られるものなのかということの審議をして
いただくという考えでおります。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)まず77ページの清掃総務費、これは前年と同じなんですが、これは一般職の人は何
人、給料で1億300万円ですが、何人働いておられますか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)25人で計上させていただいております。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)続きまして、その次のページの78ページの塵芥処理費で非常勤職員が増加しており
ますけれども、非常勤職員の臨時雇いの人数を教えてください。
委員長(糀谷直人君)山下環境センター所長。
環境センター所長(山下一男君)それでは、非常勤職員の報酬ですが、23年度が嘱託員が3名、それと
24年度が5名、2名の増です。
委員長(糀谷直人君)下中住民部理事。
住民部理事兼美しいまちづくり推進室長(下中博之君)この報酬、賃金のうち、美しいまちづくり推進
室に係る経費も入ってまして、嘱託員2名と臨時職員2名の報酬と賃金を計上しております。
委員長(糀谷直人君)島尾環境課参事。
環境課参事(島尾 学君)環境課分も入っております。粗大ごみの電話受け付けということで、嘱託員
の方2名、臨時職員の方1名が環境課所管分でございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)すみませんが、今のもう一回まとめて1人の方でどの課が何人か教えていただけま
せんか。ついていけませんわ。1人でまとめて言ってもらえないですかね。
委員長(糀谷直人君)田中住民部長。
住民部長(田中豊一君)3つの課を合わせてということで、私のほうからさせていただきます。01の報
酬ですけれども、これにつきましては、まず環境センターが正職員が1名減になる関係で、嘱託員
を2名ふやしております。これについてはトータルで7名が9名に、臨時職員はトータルで8名か
ら8名、変わりございません。午前中や2班の議論でもございましたように、24年度から嘱託職員
の時間が29時間以内というふうになった関係上、嘱託職員をふやすということで、今まで35時間と
か36時間とか働いておりましたけれども、29時間以下ということで、週5日ということでしたら3
日の人が2人とか、そういうふうな形に変わっておりますので、そういう人数に変わったのと同時
に、先ほどちょっと議論ございましたけれども、江川委員のご質問の中で、環境センターでは新年
度から祝日を年6日今まで受けておりませんでした。直接搬入ごみの搬入を年に6日の祝日の日を
すべてのごみについて受けるようになりました。これについては4月の広報に、先ほど田宮理事か
ら説明のあったふれあい収集とあわせてPRさせていただきます。特に4月とか8月とか年末とか、
それに合わせて、あとゴールデンウイークであるとか、そういうときに年6回の搬入を祝日も受け
るということでやりますので、そういうものも加味して入ってございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)今おっしゃった中で、明確には全部把握できてないです。美しいまちづくりの担当
が2人いたが、これは塵芥処理費の中で見るということですか。
委員長(糀谷直人君)下中住民部理事。
住民部理事兼美しいまちづくり推進室長(下中博之君)美しいまちづくり推進室の事業といいますと、
公共施設のごみ収集、道路、公園等の清掃、あるいは草刈りという形で、美しいまちづくり推進室
自体では嘱託員5名、臨時職員5名を24年度は考えてます。そのうち塵芥処理費で2名の嘱託員と
臨時職員2名、道路清掃費で嘱託員1名、臨時職員1名、公園費で嘱託員2名、臨時職員2名とい
-54-
う形で予算計上させていただいてます。ですから、今塵芥処理費の報酬には嘱託員2名は美しいま
ちづくり推進室も含まれてるということでお願いします。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)内容的にはわかりますが、これは予算審査をやってる上で非常にわかりにくいです
ね。事業としてまちづくり推進をやるのに、これがそれぞれのところに分かれてると。ところが、
まちづくりと新しい事業始めるのにこの全貌がわからへんという、これいろいろ聞いてやっとこさ
集まってその全貌がわかるという、これは予算審査する上で、費目ごとにやってる以外に、例えば
24年度に実施する主な施策とありますが、この中身の事業ごとにこの事業がどうなってるという説
明がないと、この費目ごとでやって審査終わったよとされると非常に議員にとっては厳しいし、皆
さん方も実際どうなってるのかわかっておられない可能性がありますよね。そういうところでやっ
ぱり、これは今新しい事業が始まると、美しいまちづくりをやるということで8億幾らかかるとあ
るんですが、その8億幾らを探し求めようと思うと非常に多くの内容を見つめないといけないわけ
で、これはやはり少なくとも24年度に実施する主な施策については事業ごとにどういうものが要る
という、何課でどういう事業が発生して何が要るというのをまとめて説明していただかないと、こ
れで費目ごとにやったから予算審査やったと言われるのは非常に問題があると思いますね。明確に
今のものは全然各課でもとらえられてない。それはやっぱり、少なくともこれを費目で従ってやる
ことはやっていきますけれども、予算審査の最終日にはこの事業ごとにどうなってるということは
まとめて説明していただかないと、これは予算審査やったことにならないと思います。
委員長(糀谷直人君)小八重総務部長。
総務部長(小八重泰彦君)基本的には、自治体の予算につきましてはこの予算書に掲げておりますよう
な予算体系に基づいておりますので、これについては一定ご理解いただきたいと思いますが、この
ほか、今回、今ご指摘の点につきましてこれで対応できるという状態ではございませんが、附属資
料の中に、これは企画のほうで事業別というようなものをつけさせていただいておりまして、さら
に一歩進んで対応させていただいておりますけれども、基本的なところが、自治体の構成というの
が款項目節というようなものによって成り立ってるというところをご理解いただきたいと思います。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)今それはこういう構成でなってるというのは理解できます。それでも、予算審査と
いうのはその予算が適切に使われてる、要するにその積み重ねがちゃんとできてるかどうかという
ことを審査するわけですから、そうなると個々に各人件費についての項目についてそれぞれ明確に
一つずつただしていかないといけないと。それはどの組織にくっついてるんやということも確認し
ていかないとできないですわね。これ恐らく総務課長でもこの費目見てどの事業でどれだけ人数か
かってるって言えないと思いますよね。そういう状況で、この内容理解していただきたいのはわか
りますよ。わかりますし、これに沿って予算書についていいかどうかというのはわかりますけれど
も、少なくとも24年の主な施策、事業何億円ってかかってる、集積されてますけれども、それがど
ういうものを足したらこうなるのかというのは提示していただくわけにはいきませんか。
委員長(糀谷直人君)町長 中西 誠君。
町長(中西 誠君)予算というのはこういうものでございまして、それを議会の方は皆理解できてると
私は思ってます。我々議会のときもそういう理解でこういう予算書見た覚えがあります。そういう
ものだということで、理解にかかっていただく必要あるんじゃないかと思います。
以上です。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)ここで余り議論してもあれですが、やはり新しい行政組織というのはわかりやすい
予算を庁内審査してるわけですね。こういう予算書つくって、もちろんベースとして使ってるとこ
ろありますけれども、新たな改革やっていこうという議会は、その事業費に対してどうか、人件費
幾らかかって、その事業の財源は幾らか、どういうものが必要かというのは事業自体が一つにして
-55-
おいたらわかると。それで議論するというのが普通のやり方であって、今の中西町長がおっしゃら
れたような、これがすべての予算ですというのは古い自治体ですよ。新しい自治体は、そういうこ
とをやってるところは非常に少ないです。ぜひともよその地区の自治体を勉強していただいて、ど
ういうぐあいな予算計上してるか、予算計画立ててるかというのはぜひ勉強していただきたいと思
います。
以上、要望で終わります。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。田中委員。
委員(田中正旗君)先ほどごみの搬入ですね、休日6回程度という形をお聞きしたんですけれども、休
日の場合は普通のごみですね、収集は大体普通にやってると思うわけですけれども、休日、搬入を
受けるために必要になる人員というんですかね、それはどれぐらいのプラスになるんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)山下環境センター所長。
環境センター所長(山下一男君)24年度、祝日6回受け入れる予定してるんですけれども、その体制で
すけれども、時間は今祝日受け付けてる時間と全く一緒の時間になるんですけれども、8時半から
11時45分。それから、受付の職員として正職員2名、それと現場の正職員1名、嘱託員が3名、臨
時職員が2名、合計8名の体制で祝日を受け入れると予定しております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)それは受け入れない場合とどんな差異があるわけですか。
委員長(糀谷直人君)山下環境センター所長。
環境センター所長(山下一男君)今、祝日受け入れてるのが普通の可燃ごみだけなんですけれども、そ
の場合は職員2名、それから嘱託員1名、臨時職員1名の4名でやっております。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)だから、今普通の可燃ごみだけしか受け付けてないんですかね、休日は。だから、
それを一般の方の受け入れをするということで、数的にいけば4名が8名になるということですね。
それで金額的にどれぐらいになるんですかね。1日当たり。
委員長(糀谷直人君)山下環境センター所長。
環境センター所長(山下一男君)金額的には1回当たり5万1,165円、これは臨時職員と嘱託員の給料
というんですか、その分だけです。正職員の給料は入っておりません。5万1,165円です。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)結局、正職員は休日出たらどこかで代休をとりはるということで5万1,000円だけ
の支出になるという考えになると思うんですけれど、今6回程度ということなんですけれども、祝
日は私何日あるかわからないんですけれども、それを全部するという考えはなかったんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)山下環境センター所長。
環境センター所長(山下一男君)一応24年度は祝日14回ございます。そのうち6回受け入れる予定して
るんですけれども、全部というか、一応試行的にごみの搬入が多い月がございます。その月をとり
あえず試行的に6回受け入れる予定でやろうと思っております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)試行的にということなのでやっていただいて、土曜日の半日、たしか午前中だけの
搬入しか受け入れてなくて、午後も行きたいんやけれどもという方の意見も聞いてます。だから、
その方は自分がお仕事が休みのときに行きたいということがあったと思うので、祝日6回の施行を
やっていただくということで、今後それを拡大していただいて、祝日プラス土曜日の午後も考えて
いただけたらなと思っておりますので、これは要望にしておきます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。白間委員。
委員(白間泰男君)86ページ、ため池等整備工事費並びにため池堤体草刈補助金、これ青池についての
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工事費用であると思うんですけれども、これについてご説明をお願い申し上げます。
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長。
水とみどり課長(川崎一吉君)ため池等整備工事費2,700万円ですけれども、これは青池の工事でござ
います。青池につきましては、堤190メートル、防災事業として実施しております。これについて
は21年度から25年度まで、今のところ5年間計画で実施するわけなんですけれども、平成24年度分
として2,700万円計上させていただいております。それと、ため池の堤の草刈りの補助金ですが、
ため池68カ所、16の水利組合が実施しております。それについて事業費のおおよそ45%補助をする
というふうになっております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)私、きのう防災士の会合に出席させていただきました。それで、私も今までため池
についてそんなに関心持ってなかったんですけれども、海の津波というのは皆さんご存じやと思い
ますけれども、山の津波ということで、ため池が決壊したら大変な被害を催すというお話もござい
まして、正込池の集中豪雨で盛り土が決壊して池の水があふれたと、こういう事例がございました
ね。これ地震に対しても、大地震に対しましてもため池の問題は重要なことがひそんでるかなと、
このように思っております。
それで、確かにため池の管理につきまして、本町は水利組合にお任せしてるん違うかなと思いま
す。というのは、池でも全くこれが池かなという池がございます。それで、こういう形でため池の
管理者のためのマニュアルとか、いろんな大阪府からはため池の管理についてということで。これ
は定期的に行政としてため池につきまして点検されてるということはどうなんですか。その辺につ
いてお伺いします。
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長。
水とみどり課長(川崎一吉君)ため池の防災ということでは工事を進めてきております。やはり管理と
いう部分で、梅雨前には大阪府と一緒に主要なため池を見回って、やはりそういう指導もやってお
るところなんです。そういったことで、年に1回ということでは不十分とかもありますけれども、
ある一定水利組合もきっちりやってくれてまして、ちょっとおかしいなということであれば私たち
のところにも連絡もくれますし、その辺は水利組合と一体になって管理という部分でやっていかな
あかんかなと思います。
それと、地震ということで、今国のほうでは地震に対するため池の防災ということで、今その辺
のほう調査というふうな方向で補助金等の事業もできておると思うので、今後そういったことで町
も取り組んでいくことが課題ということになろうかというふうに考えております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)年1回管理されてるということでございますね。それでは十分かどうかという思い
がございますけれども、しっかりと管理していただきたい。それとあわせまして、堤体の草刈りで
すよね。私も会派代表で質問いたしましたけれども、本当に農業従事者がどんどん減ってまして、
後継者が大変だと、こういうお話聞いてます。今70代ぐらいの人が一生懸命草刈りやっておらます
よね。あと10年ぐらいしたら大変な時代が来るん違うかなと、このように考えております。それで、
水利権を放棄したら町が管理するというお話でございますけれども、水利権を放棄しないと草刈り
はできないのか、例えば補助金は要らんと、補助金要らんから町のほうで草刈りしてくれと、こう
いうことであればやっていただけるのかどうか、その辺についてお伺いします。
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長。
水とみどり課長(川崎一吉君)やはり地域によっては農業というか宅地に変わっていって、やっぱり従
事する人が少なくなってきているところあります。今の段階では事務局と調整する中でやっていっ
ていただいてるような状態です。大原池なんかも、今回ちょっと議会のほうで質問いただくという
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ことで水利組合長なんかにも相談したら、ちょっと若い方も、若いといっても50、定年前の方なん
ですけれども、そういった方も2名ほどふえたというふうな話もいただいてるところもあるんです
けれども、どうしてもやはりできへんということになれば、その辺は町として考えていかないかん
というふうに思います。
以上です。
委員長(糀谷直人君)泉谷事業部長。
事業部長(泉谷 徹君)草刈りにつきましては、あくまでも水利組合が日常管理をしていただくという
ことになっております。なぜ日常管理をしていただくかといいますと、やはり水利権という権利が
ございます。その中で、池をもしくは売買するとき、売買するときになれば、水利に45%、熊取町
が45%、そして地元区に10%というところで配分が現在決まっております。このようなこともあり
まして、日常分につきましては基本的には水利組合でやっていただくというのが決まっております
ので、そこのところは今後町のほうがするというにはまだまだ検討が必要かなと考えております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)確かに水利組合の関係者にも私聞きました。そしたら、水利組合は水の管理が目的
であって、池の堤体のそういう問題を、割れを検査するとか、そういう意味ありますよ。だけれど、
やはり水利組合のほうにも考え方があるみたいなんですよ。81カ所ある池につきまして、やっぱり
ちょっとこれから先のことも十分協議していただく、このことを要望しておきます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)79ページお願いします。下から6つ目ぐらいなんですけれども、ごみ・不燃物収集
業務委託料というのが700万円ぐらいかと思うんですけれど、ちょっと減ってるんですけれど、こ
の辺の事情について教えていただけますでしょうか。
委員長(糀谷直人君)島尾環境課参事。
環境課参事(島尾 学君)ごみ・不燃物収集業務委託料でございます。これにつきましては、可燃ごみ
の収集業務委託、資源ごみの収集業務委託、粗大、不燃ごみの収集業務委託、これが当たります。
これにつきましては、可燃ごみ収集業務委託が7,407万5,400円、これは前年度97.9%。内訳を申し
ますと、資源ごみにつきましては2地区に分かれておりますので、1つが2,680万200円、もう一つ
が3,827万8,800円というような形で割り振りがありますけれども、これにつきましては基本的には
ごみ量、これで決まってまいります。それと、人件費。これにつきましては地方交付税の単価を使
っておりますので、地方交付税の単価が下がりますと人件費の単価が下がっております。それと、
ごみの量で基本的にはとらえておりますので、ごみの量が下がってくると、どうしても委託料も下
がってしまうというような今設定になってございます。ですので、結果としてその減量分、これに
つきまして要求分は減っておるということになってございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)79ページですが、点検手数料4,200万円ですね。この点検手数料というのは、大体
人がやるのかなと思うんですが、4,200万円かかる理由と内容ですね、点検の内容を教えてくださ
い。
委員長(糀谷直人君)山下環境センター所長。
環境センター所長(山下一男君)4,200万円なんですけれども、これは環境センターですね、ごみ処理
施設の機器分解保守点検ということをやってるんですけれども、それは機器の性能を回復させたり
ごみ処理の適正化を図るとともに、機器の耐用年数を延ばすということも大きな理由でございます。
故障等のトラブルも未然に防ぎ、修繕料等の軽減を図っていくということで、常に保守点検をやっ
ております。
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以上です。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)すべて分解点検をされてるということですが、最近分解点検をせずに済ますものも
考えようというのがありますけれど、そういう考えのものを一部採用されてるようなところはない
ですか。
委員長(糀谷直人君)山下環境センター所長。
環境センター所長(山下一男君)まだ今のところそういうことやっておりません。今までのとおり分解
保守点検をやっております。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)附属資料の14ページの上から2つ目、消費者行政活性化基金事業というのがあるん
ですけれども、この事業について、啓発パンフレットがどういうものなのかちょっとお知らせいた
だけますでしょうか。
委員長(糀谷直人君)田中にぎわい創造課長。
にぎわい創造課長(田中耕二君)事業費386万2,000円になってる分でございますが、啓発パンフレッ
ト・マグネットシートと書いておりますのは、ちょっと時間いただけますでしょうか。基本的には、
こちらのほうの財源内訳にも書いておりますように、国からの補助金、これは100%補助事業でご
ざいますが、21年からもともと23年までの事業だったものが、枠の残があるということで24年度も
100%補助になると。ただし、部分的には対象外が入っておるということで、20万円程度の一般財
源を投入しておるというものでございまして、その中でも一番大きなものとなりますと、24年度は
いわゆるマグネットシート、よく冷蔵庫なんかで消費者相談コーナーは月木金の何時から何時開い
てますよと、こういうようなことで困ったら電話くださいみたいな、すぐ目で見て、張ったりはが
せるマグネットシート、あれを全戸配布100%補助を受けてやりたいなと。この分の予算が175万円
程度、これが一番大きなものとなっております。あと、講座等、例えば中学校等に出前講座等もし
ておりますので、そのときのパンフレット代20万円程度であるとか、高齢者向けの出前講座も実施
しておりますので、そのときの費用がパンフレット代として8万8,000円程度というような、消耗
品的にはそういったものが中心になってまいります。
あと、予算的に大きなものといたしましては、先ほど申し上げました、例えば3中学校への出前
講座であるとか、消費者集中相談ウイークなどの際に弁護士に同席していただいて相談を受け付け
るというような形の謝礼金がトータルで39万円程度ございます。大きなものとしてはそれぐらいに
なってまいります。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)ちょっとお伺いしますけれど、この予算というのはそういうことに使わなければい
けないとおりてきてるということで理解していいんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)田中にぎわい創造課長。
にぎわい創造課長(田中耕二君)先ほど申し上げましたように制度としては21から23までの制度です。
23年度の予算時点でもう既に本町に枠配分されてる額はすべて使っております。ただ、今回枠があ
るのであれば、こういったものも町の金を使わずに国からお金をいただいて使いたいと。なおかつ、
パンフレット等については今後も何年間かは使えるような部数をこの際買っておきたいというもの
でございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)79ページにちょっと戻るんですけれども、資源ごみの処分手数料のとこですね。
3,449万5,000円。多分容器包装、プラスチック関係かなと思うんですが、ちょっと内容の説明お願
いします。
委員長(糀谷直人君)山下環境センター所長。
環境センター所長(山下一男君)資源ごみ処分手数料3,449万5,000円の内訳ですけれども、金属類、い
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わゆる鉄、スチール缶、これに対してはキロ当たり4.4円処分手数料かかっております。それと、
古紙類、古紙、新聞、雑誌についてはキロ当たり5円、段ボールもキロ当たり5円、古布も5円、
紙パックもキロ当たり5円、それから瓶なんですけれども、これについてはキロ当たり18円、それ
からプラ類のペットボトルについてはキロ当たり52.5円、それからプラスチック製容器包装、これ
についてはキロ当たり45.15円の処分手数料がかかります。それと、瓶の中でその他瓶、これは無
色と茶色以外ですね、青とか黄色とか、そういったその他瓶といってるんですけれども、それにつ
いては容器包装リサイクル協会ですね、ここに一応市町村負担として払ってる分、それとプラスチ
ック製容器包装についても容器包装リサイクル協会のほうに熊取町として払ってる分があります。
これ合わせて、すべて3,449万5,000円となります。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)はい、わかりました。容器包装プラスチックの関係ではないということがわかった
んですけれども、先ほど諸収入のほうで資源ごみ売却代のところで値段が出て、入ってくるのもあ
れば、こちらでは処分手数料で約半分、3分の1ですか、が出るということですね。
委員長(糀谷直人君)山下環境センター所長。
環境センター所長(山下一男君)資源ごみの売却で930万6,000円入ってきます。それと、資源ごみの処
分の手数料で3,449万5,000円がかかるということになります。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)そしたらば、容器包装のほうはどうなのかなと思うので教えていただきたいんです
けれども、よろしくお願いします。
委員長(糀谷直人君)山下環境センター所長。
環境センター所長(山下一男君)すみません、どうなのかなというのはどういうことですか。
委員長(糀谷直人君)田中住民部長。
住民部長(田中豊一君)今山下所長が説明した3,449万5,000円ですか、そのうちプラスチック製容器包
装の処分については1,941万4,000円でございます。それだけかかります。実はこの3月補正でも上
げさせていただいてるんですけれども、このプラスチック製容器包装をつくってるメーカーという
のがあるんですけれども、そこが容器包装リサイクル協会のほうに受託ということでお金を預けて、
その分の一部が熊取町に返ってくるということで、この3月の補正にも300万円近くあったと思う
んですけれども、補正を上げさせていただいてます。これは1年おくれで入ってきますけれども。
先ほどの処分をして収入で入ってくるというのは、きれいな形のものです。資源ごみ置き場に出て
るきれいな雑誌であったりとか紙であったり段ボールであったりとか、この処分に出てくる処分費
がかかるものについては、汚れたものであるとか、それからいろいろなもっと混載した中で、こち
らが例えば破砕機で破砕をした鉄がくずのような形で出てきたものとか、焼却灰の中で出てきたよ
うな鉄であるとか、そういうものがございますので、その分については引き取っていただいてお金
が要るというふうになります。割合からしますと、全体の6割ぐらいがプラ容器包装に係るという
ことで、プラ類全部で2,600万円ぐらいかかっております。それ以外が、瓶類が650万円ほど、それ
から古紙類が210万円ほど、それから金属類が110万円ほどの処分代が要るということでございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)容器包装プラスチックの分ですね。処分手数料、皆さんご協力してもらってふえて
るとは思うんですけれども、これはふえればふえるほど処分手数料も上がるというような仕組みに
なっているん違うかなと思うんですけれども、その辺はどうですか。
委員長(糀谷直人君)田中住民部長。
住民部長(田中豊一君)原理的にはそうなんですけれども、これが始まって21年からの状況を見てみま
すと、やはり全国から集まってきて、その単価が、当初はキロ60円とかしてたんですけれども、今
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は45円とか大分安定してきております。ここ数年のこれの経緯を見てみましても、当初21年度とか
は途中で補正をさせていただいて、3,000万円近く、2,800万円ぐらいでしたか、だったんですけれ
ども、だんだん徐々に下がってきて安定化してると。それから、消費者の方も住民の方もやはりこ
のことについて、それだけたくさんのプラ類を出すというようなことがわかってきておりますので、
やはり減量化のためにいろんな無駄なものも省いてくるというようなことも工夫していただいてる
ようですので、量についてはある一定ございますけれども、単価が落ち着いてきてるというような
こととかも含めて、我々では落ち着いてきたなというふうに考えております。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)わかりました。ありがとうございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)79ページですが、13の委託料のところで夜間運転委託料、それからごみ処理事務委
託料、それからその下から2つ目の一般廃棄物埋立処分委託料がそれぞれ増加していますが、その
理由を教えてください。
委員長(糀谷直人君)山下環境センター所長。
環境センター所長(山下一男君)まず、夜間運転委託料4,523万4,000円なんですけれども、前年に比べ
て216万3,000円上がっております。これにつきましては、積算するに当たって労務単価というのが
あるんですけれども、23年の労務単価が22年に対してかなり上がってると。人件費が上がってると
いうことで、工区といいまして、1年間通してこれ業者委託やってるんですけれども、そのやって
いただく工程は変わっておりません。510工程になるんですけれども、その工程は変わっておりま
せんが、先ほど言いました労務単価の増がこの216万3,000円の増加となっております。それと、続
きまして一般廃棄物埋立処分委託料、これにつきましては燃やした後の灰を固めるんですけれども、
灰固化物というんですけれども、それと不燃物、いわゆる燃やした後の、例えば空き缶を燃やした
後のかすというんですか、不燃物として扱ってるんですけれども、この2つを大阪沖、いわゆるフ
ェニックスですね、フェニックスのほうに持っていってるわけなんですけれども、それの持ってい
ってる処分単価が23年までは5,250円だったんですけれども、7,035円、34%アップとなりました。
その関係で増加となっております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)島尾環境課参事。
環境課参事(島尾 学君)ごみ処理事務委託料につきましては、貝塚市飛び地に係るごみ処理経費負担
金でございます。貝塚市と熊取町との間の廃棄物処理事務委託に関する規約に基づき、七山北の区
域に係るごみ処理を貝塚市に委託しているものでございます。これは前々年度の決算額、平成22年
度の決算額に基づきまして、貝塚市のごみ処理経費からその歳入の部分を控除して1人当たりのコ
ストを算出いたします。今回1,561円でございます。この額に対象人員、23年11月1日現在115人で
ございましたので、それを掛けまして、それが1月でございますので、12カ月分掛けまして215万
4,180円となったものでございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)夜間運転委託料の労務単価は、これは認めざるを得なかったんですが、幾らが幾ら
になったんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)山下環境センター所長。
環境センター所長(山下一男君)まず、時間帯によって単価違うんですけれども、まず8時半から夕方
4時45分ですね。これはいわゆる朝から夕方までが、これ保全技師補、3人おるんですけれども、
保全技術員、保全技術員補助でそれぞれ単価が違います。まず保全技師補で1万8,500円が1万
9,200円、700円の増です。それと、保全技術員、1万7,100円が1万7,800円、700円の増です。そ
れと、保全技術員補助、これが1万4,100円が1万5,200円、1,100円の増です。それと、16時45分、
-61-
午後4時45分から零時30分の時間帯ですけれども、これについての保全技師補が、1万9,600円が
2万300円、700円の増です。それと、保全技術員、1万8,100円が1万8,800円、700円の増です。
それと、保全技術員補助、1万4,900円が1万6,100円、1,200円の増です。それともう一つ、零時
30分から朝の8時半までの時間帯についての保全技師補が、2万400円が2万1,200円、800円の増
です。それから、保全技術員、1万8,900円が1万9,700円、これも800円の増です。それから、保
全技術員補助、1万5,600円が1万6,800円、1,200円の増になります。
以上です。
委員長(糀谷直人君)議事の途中ですが、本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめこれを延長い
たします。
重光委員。
委員(重光俊則君)今の単価は、これは大阪府共通ということですか。
委員長(糀谷直人君)山下環境センター所長。
環境センター所長(山下一男君)この単価につきましては、国土交通省の建築保全業務単価の大阪バー
ジョンというんですか、大阪の単価です。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。白間委員。
委員(白間泰男君)85ページの中ほどの農作物鳥獣被害防止対策事業補助金、これアライグマやイノシ
シの対策費と思うんですけれども、これについてもう少し詳細なご説明をお願い申し上げます。
委員長(糀谷直人君)田中にぎわい創造課長。
にぎわい創造課長(田中耕二君)先日の全協で説明申し上げた制度でございまして、基本的には大阪府
の補助制度では賄い切れない小規模な地域を対象にしようというもので、受益農家2戸以上、受益
農地面積が2ヘクタール未満、2ヘクタール以上は大阪府の補助対象になるということで、その未
満を対象とするもので、各地区の実行組合を対象に2分の1補助率で上限40万円としておるもので
す。対象資材につきましては、電気さく、メッシュさく等の設置費用、またアライグマ等の捕獲用
おりの購入費用を対象としておるというところでございまして、予算額182万5,000円につきまして
は、一応枠取り予算と考えていただければと思います。ただ、積算といたしましては、イノシシ対
策としての防護さく設置、こちらのほうの上限額が、先ほど申しました補助額で40万円でございま
すので、これを4地区出てきたものと想定して、40万円掛ける4地区ということで160万円、アラ
イグマ対策用の捕獲おりを購入という地区が9地区と想定しまして、大体1つの捕獲おり1万円程
度でございますので、1万円で9地区、そして1地区当たり5基程度を買うかなというところで、
1万円掛ける5基掛ける9地区の2分の1ということで22万5,000円、合わせて182万5,000円と。
ただし、実要望等はまだつかんでおらないという状況でございますので、今後ニーズ調査、要望調
査等いたしまして、詳細を詰めていきたいというところでございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)本町におきましても、このイノシシとかアライグマによる被害数が物すごい多いと、
このように聞いてます。捕獲数の実績等わかりましたら教えてもらえますか。
委員長(糀谷直人君)田中にぎわい創造課長。
にぎわい創造課長(田中耕二君)まず、イノシシのほうの捕獲頭数から。20年度以降ということで、20
年度が16頭、21年度が25頭、22年度が46頭、23年度はちょっと12月末の数字でございますが36頭と
なっております。アライグマのほうの捕獲頭数ですが、20年度が10頭、21年度が3頭、22年度が9
頭、23年度が同じく12月末で19頭という実績でございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)私もこれ意見書で出させていただいた問題点でありまして、全国的に被害額が物す
ごい膨大な額に上るということで意見書も出させていただきました。それで、殺処分した後はどの
ようにされてるのか、これを教えていただけますか。
-62-
委員長(糀谷直人君)田中にぎわい創造課長。
にぎわい創造課長(田中耕二君)イノシシにつきましては猟友会に処分も含めて依頼しておるという状
況でございます。アライグマにつきましては、捕獲後、泉佐野市のほうにございます府の施設のほ
うで安楽死処分した後に、本町の斎場の動物炉のほうで焼却処分しておるというところでございま
す。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)これ、私テレビで見たんですけれども、イノシシとかシカを調理していただくと、
こういう自治体もございました。本当にただ殺処分して焼却するというだけでは、今後そういうこ
とも含めて検討していただけないかなと、このように思います。
委員長(糀谷直人君)田中にぎわい創造課長。
にぎわい創造課長(田中耕二君)焼却処分してるのはアライグマのほうでございまして、イノシシのほ
うはすべてを猟友会にお願いしてると。実際、例えば北摂のほうの市町では、6次産業という意味
も含めて販売しておるというところはございますが、ただ、いかんせん頭数の問題、また肉質の問
題、いわゆるイノシシというよりもイノブタに近いものでございまして、いわゆるぼたん鍋みたい
なああいう肉質を想定されるとちょっと違うという形になってきますので、なかなかその辺が難し
いところでございますが、検討の余地が全くないかというとそうではないという程度というところ
でご理解いただきたいと。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)おいしくいただくことが供養になると思いますので、よろしくお願いします。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)79ページ絡みなんですが、塵芥処理費関係で、前、委託料の中に不法投棄、散乱ご
み処理委託料という367万円があったんですが、これはなくなったということは、別の管理に変え
たということでしょうか。
委員長(糀谷直人君)島尾環境課参事。
環境課参事(島尾 学君)不法投棄のパトロールということで、3年間100%補助で事業を行ってまい
ったのでございますけれども、今年度から補助がなくなるというところで、事業としては予算書に
は上がってこなくなりました。その後、どうするかということでございますけれども、基本的に美
しいまちづくり室のほうで不法投棄パトロールというのをやっておりますので、そちらのほうへお
願いすると。また、環境課につきましても、いろいろ公害絡みもありまして、巡回とかいたします。
野焼きがあったら野焼きの現場へ急行したりもしております。そのような状況の中で随時パトロー
ルもさせていただきたいというふうに考えております。この中で不法投棄というものを見つけてい
こうというふうに現在のところ考えております。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)商工費はいいんですね。
80ページの一般職給ですけれども、これが人件費が非常に大幅に上がっております。この増の理
由と、何をされるのかということをわかりやすく教えてください。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)この科目につきましては、にぎわい創造課のうち観光グループの対象になって
ます。今回参事と担当者1名つけて2名から4名ということで一般職給が上がってるものでござい
ます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)にぎわい創造課2名から4名ですね。ということは、その2名増加で何をされるん
でしょうか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)以前から全協にも出させていただいておりますように、観光業務のほうを重点
-63-
的に取り組んでいただくということで考えております。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)2名増ということは約800万円年間の人件費が上がるわけですけれども、その800万
円はどれぐらいの効果のある事業をやって回収されようとされてるのか、どういうところでその
800万円の投資が還元されるといいますか役立ってくると考えておられるのか教えてください。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)数字的に客観的にこの800万円が明確に観光業務を今後遂行する中でどれだけ
あるかというのは現在のところ示すことはできません。ただ現在、今後、全協でも本会議でもご説
明しておりますように、煉瓦館を中心とした観光事業を推進していくという中で、将来的な部分を
見込んだ中で人を投資しているということでご理解いただきたいと思います。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)この2名は、先ほど副町長が言われましたアトムサイエンスパークで3人かけると
言われましたけれど、それとは全く別にこれはにぎわいづくりだけをやるという理解で、この実施
する主な施策の中では6ページの活気あふれるにぎわいのあるまちの商工業サービスの振興の中の
上の半分だけ、熊取町にぎわい観光大使など活用したまちのPRと、駅下にぎわい館における地場
商品の販売や観光情報の発信というものだけをやると。アトムサイエンスパークとは関係ないとい
うことで理解してよろしいですか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)ここの4名につきましては、商工業も含めて併任してございます。ふやした理
由が2名観光グループという形の中でふやさせていただいておりまして、既存の分は商工関係の業
務も当然行っております。
委員長(糀谷直人君)宮口総務部理事。
総務部理事(宮口好行君)ちょっと補足説明させていただきます。にぎわい創造課の観光の2人につき
ましては、昨年度の予算では、当初の予算では商工の2人しか組んでませんでした。ですから、当
初予算の比較では今年度は4人になりますので2人ふえてるということです。ですから、去年の4
月には実際4人体制となっておるんですけれども、予算の編成上2人から4人にふえたということ
でございます。
委員(重光俊則君)今のちょっと理解できないんですが、去年から4名でやってたけれども、今2名ふ
やしたのは枠が変わってきただけの話であって、実質的な仕事は4名でやってたという説明だった
んですか。
委員長(糀谷直人君)宮口総務部理事。
総務部理事(宮口好行君)予算編成上、当初予算に間に合わすときには、実際商工振興費は2人で組ん
でおりました。去年は2人でしたので。それが4月の人事編成の中でにぎわい創造に観光を入れる
ということで、参事と担当1人入れまして、4人の体制でスタートしております。6月補正で組み
替えさせていただいてます。4人にふえてます。それがずっと体制続いておりまして、ことしも4
人で、来年度も4人で担当させるということでございます。
委員長(糀谷直人君)田中住民部長。
住民部長(田中豊一君)さらに補足でございますけれども、先日、全協でも再度ご説明させていただき
ましたにぎわい観光のアクションプログラム、この中身を短期分については確実に実施していく、
また重光委員からも質問いただきましたにぎわい観光協会についても設置をさせていただいて、町
と連携しながら民間の活力を活用してやっていくと。たくさんのメニューを考えてございます。こ
れも住民部のにぎわい創造課だけじゃなくて、町のいろいろな観光開発にかかわるような教育委員
会の部分であるとか、それから事業部の水とみどり、公園関係であるとか、そういうところと連携
しながら町の活性化、また商店の活性化につなげていくような事業をやる予定でございますので、
ご理解いただきたいと思います。
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委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)続きまして、19節の商工会補助金で534万6,000円ですが、これはどういう内容に使
われるんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)田中にぎわい創造課長。
にぎわい創造課長(田中耕二君)先日、本会議のほうの会派代表のほうでも答弁させていただいたとお
りでございますが、基本的には二本立ての補助金になっております。1つは商工会運営に対する補
助が517万8,000円、もう一つ、事業費補助といたしまして優良従業員表彰、こちらのほうの事業に
対しまして16万8,000円、計534万6,000円となっております。具体的に24年度事業の中身について
は今後詰めていくということになりますが、どの事業に対して幾らというような事業費補助制度に
はなっておりません。この見直しを始めたというところでございますので、25年度予算反映を目標
に今始めたところでございますというところでございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)わかりました。もう1点、すみません。89ページの下から2段目の08の報償費です
が、報償金が233万7,000円、謝礼金が58万円ですが、これはだれに幾らほど払うものなんでしょう
か。
委員長(糀谷直人君)田中にぎわい創造課長。
にぎわい創造課長(田中耕二君)先ほどの鱧谷委員の質問とも重複する部分なんですが、1点まず修正
させていただきます。先ほど私出前講座であるとか集中相談ウイークの部分が39万円と申しました
が、実はこれ58万円、この部分でございます。まずもって修正させていただきます。申しわけござ
いません。まず、この謝礼金58万円につきましてはそういう出前講座、また集中相談ウイークに来
ていただいたときの弁護士等に対する謝礼金という形になってまいります。こちらの58万円につき
ましては全額100%補助の対象になっておるというところでございます。上の段の報償金の233万
7,000円につきましては、こちらのほうは基本的に二本立てになっております。通常、火木金に消
費者相談コーナー設置しております。午後1時から4時までの間で開設しておりますが、こちらの
ほうの消費者相談員に対しまして日額8,000円という形で支給しておる分のカレンダーでいう開設
日数が170日ございます。そちらと、あと予備も含めましてトータルで149万9,000円をまず経常分
という形で支出しております。もう1点、臨時分ということで83万8,000円、このうち64万6,000円
が先ほど来出てます100%補助の対象になってきます。細かい補助対象、対象外というのがあるの
で大枠だけの話になりますが、いわゆる既存相談員のレベルアップを図るような研修、国選と言わ
れるようなところであるとか、大阪府であるとか、いろんなところに研修やっております。そちら
のほうに参加するときも報償金が出る形になってます。これは当然1日拘束するという形になりま
すので、そういったときの消費者相談員に対する報償費が32万円程度になります。もう1点、今現
在3名の相談員の方がローテーション組んで勤務していただいてるんですけれども、うち1名の方
がちょっと高齢ということで、本人の申し出がございまして交代をできたらということだったんで
すけれども、この24年度1年間かけまして新人を育成したいというところで、新人さんをまず任命
した後に、当然すぐ現場ということにはまいりませんので、新人養成研修というのがまた大阪府や
国選等で開催されますので、そちらのほうに派遣するときに、その新任相談員に支払う報償費と。
こちらのほうも100%補助の対象になっておるというところでございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)同じく89ページの住民提案協働事業補助金30万円なんですけれど、前、歳入のとこ
ろで説明はいただいたんですけれども、昨年度は60万円になってた分が減ってるということで、ど
ういう事業をやめられてどういうふうになってるのか、ちょっと説明していただけますでしょうか。
委員長(糀谷直人君)明松にぎわい創造課参事。
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にぎわい創造課参事(明松大介君)ただいまのご質問、住民提案協働事業補助金のほうが60万円から30
万円に減ってるという内容でございますが、これは住民部のほう、にぎわい創造課のほうで所管し
ております提案制度、23年度事業実施のほうが大阪観光大学から提案されたもので、1つがバスツ
アーでございます。そのバスツアーのほうと、それともう1点が観光マップ、大阪観光大学、これ
も観光大学になるんですが、観光マップの分というこの2本が出ておりました。そのうち、24年度
実施継続申請していただきまして承認されたというものがバスツアーの分ということになっており
まして、そちらのほうは継続と。それで、マップのほうなんですけれども、そちらのほうは再度提
案のほうがなかったと。内容としましては、出されたゼミの大学の教授のほうがちょっと埼玉県の
ほうに転出、戻られるという、そういう諸事情もございまして減ってるというところでございます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)すみません、その観光マップというのはもうつくられて、でき上がって終わられた
ということで理解していいですか。
委員長(糀谷直人君)明松にぎわい創造課参事。
にぎわい創造課参事(明松大介君)このマップのほうなんですけれども、今年度は3本ご提案、実施し
ていただいておるんですが、1本が、ご存じのとおり60周年のスイーツ&グルメ祭りですね、あち
らのマップのほうを作成していただきまして、60周年の当日はあちらを用いてPRさせていただい
たというものが1点と、それから、もう少しさかのぼりまして10月9日、だんじり観光案内マップ
のほうつくっていただきました。それのほうも10月9日なんですけれども、当日、だんじり祭りの
駅前パレードの当日なんですけれども、同大学生、教授も含めまして、そのマップを用いてPRに
努めていただいたというのが2点目でございます。それで、3点目なんですけれども、これが今実
は最終鋭意作成中というところなんですけれども、町全体のマップというものをつくっていただい
ております。こちらのほうのマップのほうなんですけれども、完成は当然この年度内ということで、
3月末までに作成していただくという予定になってございます。またあわせて、町全体の自然、ま
た歴史、それから観光スポットというものをあわせたマップのほうなんですけれども、それを現在
町のオフィシャルマップも合わせてつくっておるんですけれども、そのオフィシャルマップの裏面
にもぜひ活用しようじゃないかということで調整しておりまして、そちらのオフィシャルマップに
つきましてもあわせて作成、またできた際には皆さんのほうにはご提供させていただきたいと思い
ますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上で、一般会計予算歳出の第3班所管事項のうち、54ページから56ページの款2 総務費、項
3 戸籍住民基本台帳費、75ページから76ページの款4 衛生費、項1 保健衛生費、目3 環境
衛生費並びに目4 公害対策費、77ページから82ページまでの款4 衛生費、項2 清掃費、83ペ
ージから90ページまでの款5 農林水産業費及び款6 商工費について、質疑を終わります。
次に、同じく90ページから101ページの款7 土木費及び130ページから131ページの款11 災害
復旧費について質疑を承ります。
質疑はありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)90ページですが、土木総務費で給料で1人増となっておりますが、これはなぜ1人
増となるんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)これ、人事異動によるもので、老人福祉費から1名まちづくり推進課のほう1
名増員したものでございます。
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委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)すみません、もう一度。老人推進担当からまちづくり担当にかわったということで
すか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)国民健康保険の担当からまちづくり、それが老人福祉費の科目からこの科目、
土木総務費のほうへ1名異動によってふえたということでございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)まちづくりのほうは23年の人員では業務が足らなかったわけですか。足らなくなる
んですか、24年。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)この異動につきましては、調整時は1月の段階で調整してます。結果的に23年
4月に1名が異動で動いたというものでございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)98ページお願いします。公園費なんですけれども、544万5,000円ふえております。
99ページの公園整備工事費とか公園等維持修繕工事費とかというのがふえてると思うんですけれど、
その辺についてご説明お願いできますか。
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長。
水とみどり課長(川崎一吉君)まず、99ページの一番中ほどの公園整備工事費ということで、これにつ
いては長池オアシスと、横に長池公園ございます。長池のオアシスで夏にはハスまつりとかいろん
なイベントやっていただいてるんですけれども、そのときに長池公園のほう、一時的に駐車場的な
ものをするのと、勾配つけて障がい者も入りやすいようにそこの進入路のほう改築する予定なんで
す。その工事費が459万7,000円。その下の公園等維持修繕工事費ですけれども、これは中央公園で
す。中央公園につきましては非常に雨水の排水が悪くて、いっときに集中豪雨来ると、自由が丘の
ほうの道路まで行くんですね。だから、それについての排水をきちっとしようということでその工
事費でございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)同じページの草刈工事費、これにつきましてご説明をお願い申し上げます。
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長。
水とみどり課長(川崎一吉君)草刈工事費でございますが、これにつきましては緑地とか公園の草刈り
工事でございます。毎年一定で定期的に刈っているところを工事委託しております。希望が丘の緑
地とか自由が丘、若葉、青葉台のグリーンベルト、自然公園と含めた工事を発注するというふうに
なっております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)私も今回会派で質問いたしましたポケットパークですね、これ大阪府のアドプトロ
ードということで、里親制度ということで。泉佐野市ではアドプトパーク、こういうことを実施さ
れております。これもやはり地域の協力を得て管理すると。ある程度の一定規模の大きな公園です
けれどもね。本町におきましてもそのような対応を今後とっていただきたい、このように思ってお
りますけれども、いかがでしょうか。
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長。
水とみどり課長(川崎一吉君)公園の草刈り等につきましては、一定500平方メートル以上ある公園に
ついては自治会のほうでやっていただいて、それに委託料という形で少しですけれどもお支払いさ
せていただいておるということですので、そういった形で、やはり地区、地区で清掃とかやってい
ただいてますので、今後もそういった方で地区にお願いしていきたいというふうに考えております。
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委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)これにつきましては、ちょっとまた時間の関係もありますので、今後に譲りたいと
思います。
それと、94ページですね。区分の13、測量・設計・監理等委託料並びに物件補償費算定委託料、
それから15の道路新設改良工事費並びに22の物件移転等補償費、これにつきましてご説明お願い申
し上げます。
委員長(糀谷直人君)泉谷事業部長。
事業部長(泉谷 徹君)まず、委託料でよろしいですか。測量・設計・監理等委託料1,354万5,000円に
つきましては、24年度予定としまして、新たに橋梁点検調査及び長寿命化計画の概略検討業務を予
定しております。これが約1,200万円となります。それと、町道小谷穴釜線用地の測量業務が130万
円程度ということで、今回1,354万5,000円を計上させていただいております。
続きまして、物件補償費算定委託料でございます。これにつきましては、町道小谷穴釜線の支障
物件につきまして、再算定を行う予定でございます。その費用を計上させていただいております。
それと、町道貝塚日根野線の拡幅、右折車線の拡幅調査業務ということで、物件移転補償の調査業
務を、これが150万円、小谷が約320万円程度ということで、469万4,000円を計上させていただいた
ものでございます。
続きまして、工事請負費の道路新設改良事業費でございます。これにつきましては、町道小谷穴
釜線の改良工事でございます。現在、ひまわりドーム下の交差点改良を行っているところでござい
ますが、これを引き続き24年度も実施させていただきまして、信号機の設置に向けて工事を進めて
いきたいと考えておるところでございます。それの費用が4,672万5,000円でございます。
次に、物件移転補償費でございます。これにつきましては、町道小谷穴釜線の先行買収を考えて
おりますけれども、そこの物件移転補償費2名分に係る費用でございます。これが約700万円を計
上させていただいてございます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)ありがとうございました。この町道小谷穴釜線ですけれども、ことしは信号機の設
置やら、またひまわりドーム下の交差点改良工事等行われるということでございます。これ、町長
の公約にもございましたけれども、やっぱり中央部ですね、●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●まだまだ立ち退きに許可されない地域がございます。これ、今後につきまして、
やはり町長の公約にもございましたように、やはり一番危険な道路なので、緊急にやっぱりある程
度そういう拡幅工事を進めていただきたい、こう思っとるんですよ。それにつきまして、これから
今後どのような取り組みをされるのか、この点についてお伺いをいたします。
委員長(糀谷直人君)白間委員に申し上げます。先ほど個人名を言われましたけれども、議事録でその
個人名を削除してもよろしいでしょうか。
委員(白間泰男君)申しわけございません。抽象的な言い方にしたほうがいいと思いますので、個人名
につきましては訂正をさせていただきます。よろしくお願いします。
委員長(糀谷直人君)泉谷事業部長。
事業部長(泉谷 徹君)町道小谷穴釜線の改良事業につきましては、これまでも鋭意取り組んできたと
ころでございます。また、議員方々、また地元区、そして地権者の方々等もご協力をいただいて進
めてきているところでございます。残りの方々につきましてもいろんな条件を提示されております。
それらを今後も誠意を持って対応していきたいと考えております。町としてもできるだけ早い段階
でこの道路についてはすべて拡幅を行いたいと考えておりますので、今後とも鋭意努力していきた
いと考えております。よろしくお願いいたします。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)あそこはちょうどつばさが丘から、和歌山から抜けてきたら岸和田に通る一番の近
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道なんです。トラックの交通量も非常に多い。通学路にもなってまして本当に危険な道路でござい
ます。今まで事故がないのが不思議なぐらいであって、これにつきましては本当に早急に拡幅のほ
うを進めていただきたいということを要望しておきます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)先ほどの99ページの草刈工事費の件で、平成23年370万円が569万円で約200万円の
増加になってるんですが、これは今までどおり自治体等に依頼してる内容といいますか、この200
万円の増加したのはどういうところでこれだけ増加したんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長。
水とみどり課長(川崎一吉君)この件につきましては、やはり春先に地区からいろいろ要望いただくわ
けなんです。それで、内容によっては美しいまちづくり推進室のほうにお願いしてたんですけれど
も、やはり要望も多くて、要望から一月ぐらい待ってもらわんなんような事態も出てきましたので、
今回やはりそれを定期的に発注しようということで、予算を200万円余り増額させていただいてお
ります。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)これは各地域で定期的にやられると思うんですが、それについて各地区の面積と実
施対象の時期ですね、それはだから定期的にやるというのは年2回やられるのかということを含め
て、どの地区がどれぐらいの面積があって、今回どれぐらいの地区のどの面積がふえたのか、幾ら
ふえたのか教えてください。
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長。
水とみどり課長(川崎一吉君)今回ですけれども、もともと従来から自由が丘の地区で枯れ松とか10本
ございます。これにつきましては1本4万円で1.05で42万円。それで青葉台のグリーンベルト、低
木等の剪定につきましては650平方メートルで625円の1.05で42万6,563円。それと美熊台の緑地、
ツツジ等の剪定がございます。これが400平方メートルで、掛ける650円の消費税で27万3,000円。
それと、同じく美熊台の緑地でサザンカの剪定、これが250平方メートル、650円の消費税で17万
625円。次に、若葉1号公園の剪定作業です。これにつきましては高所の作業車を含みますので、
それで15万7,500円。次に、長池公園の高木の剪定、約10本、単価が4万円の消費税、42万円。そ
れと、今回増額になった部分です。若葉1号公園で幹回り約80センチ、これが34本、1万2,000円
の消費税で42万8,400円。同じく幹回りが45センチ以下の部分です。これが59本で6,000円の消費税
で37万1,700円。次に、東和苑の児童公園です。幹回りが80センチで15本、単価が1万2,000円の消
費税で18万9,000円。その次に、同じく東和苑の児童公園で45センチ、16本、単価6,000円の消費税
で10万800円。あと、同じく東和苑の低木です。これが85平方メートル、単価650円の消費税で5万
8,013円。次に、中央公園。幹回り80センチ8本、1万2,000円の消費税で10万800円。すみません、
これは草刈りの委託料のほうを説明させてもらった……。すみません、委託料のほう説明させても
らったんですけれども……。すみません、今のは委託料の説明です。
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長、ふえた分だけの説明をしていただいたらいいかと思います
が。
増額分だけ。泉谷事業部長。
事業部長(泉谷 徹君)山の手台3号公園でございます。面積にしましては平地が613平方メートルで
ございます。それと、自然公園の緑地でございます。すみません、ばらばらなのでちょっと細かな
数字となります。ちょっとお待ちください。計算させていただきます。
委員長(糀谷直人君)重光委員、その資料ですけれども、後で提出してもらうわけにいきませんか。
委員(重光俊則君)後の提出で結構です。整理していただいて。
事業部長(泉谷 徹君)5公園の追加となっております。数字については後ほど報告させていただきま
す。すみません。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
-69-
委員(重光俊則君)続けて、上の植木剪定委託料も質問しようと思ってましたので、途中まで説明して
いただきましたので、両方ともあわせて資料をまとめていただければと思いますが。
委員長(糀谷直人君)資料のほうよろしくお願いしておきます。
事業部長(泉谷 徹君)資料後ほど提出させていただきます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)今の関連で工事請負費ですね、これは業者発注になるんでしょうか、それとも自治
会等に委託してるようなものもあるんでしょうか。これは下の草刈工事費は業者に発注してる工事
費、すべてそうですか。
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長。
水とみどり課長(川崎一吉君)草刈工事費につきましては業者発注します。それと、99ページの一番上
の清掃委託料とかは自治会のほうに公園の草刈りとか委託している部分でございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)今の委託料、植木剪定等の委託ですね。これは自治会等に委託してないですよね。
業者がやってますよね。
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長、もう一度説明をお願いします。
水とみどり課長(川崎一吉君)委託料につきましては業者に委託しております。植木の剪定。委託料の
98ページの下から3つ目の委託料につきましては業者委託をしております。植木剪定等委託料398
万7,000円です。これは業者委託しております。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)その下の99ページの一番上の清掃委託料、これも業者ですか。
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長。
水とみどり課長(川崎一吉君)これにつきましては自治会にお願いしている委託料でございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)わかりました。今の大きな木の剪定ですけれども、これは毎年毎年発生して、今額
を聞きますとかなりの額になりますよね。これは落葉樹だからという理由で剪定されてると思うん
ですけれども、いわゆる常緑樹に順次入れかえていくことによって、今すぐは無理ですけれども、
10年ぐらいたてばその剪定がなくなってくるということはありますけれども、そういうのでかなり
費用かかってるということから考えたら、常緑樹に入れかえていくということは考えられるので、
その辺は検討されてないですか。
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長。
水とみどり課長(川崎一吉君)やはり緑地等の木も古くなってくるほどよくなってきて、やっぱり枝も
よくなってくるわけなんですけれど、公園や緑地の木につきましてはやっぱり古くなってくるほど
いい木になってきてるんではないかなということで考えておりまして、今のところ特に常緑樹に植
えかえるとか、そういったところまではまだ考えておりません。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかに質疑はありませんか。佐古委員。
委員(佐古員規君)99ページの中ほどよりちょっと上ですけれど、使用料及び賃借料のところの土地借
上料とありますけれども、前年度よりはかなり減ってるみたいなんですが、実際に何カ所ほどある
んでしょうか。
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長。
水とみどり課長(川崎一吉君)この公園の借地料につきましてはふれあい公園の借地料でございまして、
大久保と七山と五門、3カ所の公園でございます。
委員長(糀谷直人君)佐古委員。
委員(佐古員規君)大久保と七山と五門ですか。そこはもうずっと変わってないということですか。何
でそこだけ借り上げになってるんでしょうか。
-70-
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長。
水とみどり課長(川崎一吉君)このふれあい公園につきましてはずっと借りてるんですけれども、借地
料かなり下がりました。これにつきましては、地主さんといろいろお話しさせていただいて、やは
り公園の部分、必要最低限度でということで、約半分ぐらいにお話しさせてもらいました。経過と
して、やはりあとの部分は、半分は無償で貸すよと。今現状変わらずに借地料だけ下がるような形
で地主さんのほうもいろいろ協力いただいてますので、今回かなり効果額が出ております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)佐古委員。
委員(佐古員規君)将来的なことも考えて買い取り等は検討されてるんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)泉谷事業部長。
事業部長(泉谷 徹君)来年度から、24年度から、今課長のほうが申し上げたとおり、使用料大体半額
ぐらいで地権者の方と協議させていただいて、協力を得たところでございます。今後また町全体を
もう一遍公園の配置を見直した中で、今後必要であれば買い取りも含めて検討していきたいと考え
ております。まだ全体の配置計画がすべて整ってるわけでもございませんので、その辺の見直しも
含めて、買い取りも含めて検討してまいりたいと考えております。よろしくお願いします。
委員長(糀谷直人君)ほかに質疑はありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)96ページお願いします。河川維持費なんですけれども、一番下の維持修繕工事費が
ふえてるんですけれど、どういう工事されるのか教えていただけますか。
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長。
水とみどり課長(川崎一吉君)これは雨山川の護岸の補修工事、24年度1,369万円の事業費を見込んで
おります。昨年度と比較して延長がかなり伸びて、24年度、雨山川につきましては改修最終年度で、
要望のところをきちっとするというふうに考えております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかに質疑はありませんか。白間委員。
委員(白間泰男君)98ページの木造住宅耐震改修補助金600万円及び木造住宅耐震改修設計補助金100万
円。これにつきまして、先ほども私太陽光発電の質問いたしました。その予算の額を超えて申請が
あった場合は対応していただけるんですかね。その辺についてお伺いいたします。
委員長(糀谷直人君)田畑まちづくり計画課長。
まちづくり計画課長(田畑 洋君)歳入のときにもご質問あって答弁させてもらったかと思います。こ
の件につきましては、今年度改修のほうの補助金が10件、診断が15件、設計のほうが10件というこ
とで対応させていただいております。今後、増になれば、当然補正の対応であるとか流用の対応で
あるとか、その辺は財政と協議しながらさせていただきたいというふうに考えてございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)よろしくお願いします。
委員長(糀谷直人君)ほかに質疑はありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)100ページの住宅費ですね。住宅管理費及びその下の住宅整備費、両方とも減額に
なってるんですが、この説明をお願いします。
委員長(糀谷直人君)田畑まちづくり計画課長。
まちづくり計画課長(田畑 洋君)まず、住宅整備費のほうなんですけれども、天神山住宅の除却工事
費分に当たります。平成22年度と23年度に除却のほうさせていただいております。23年度分の金額
がこれに減額としてあらわれてるということでございます。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)一般職の補給につきまして3名から2名でございます。1名まちづくりのほう
で減になってます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
-71-
委員(江川慶子君)はい、わかりました。
委員長(糀谷直人君)ほかに質疑はありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)98ページの委託料の2番目ですが、公園費の中で測量・設計・監理等委託料、これ
は何をやるんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)川崎水とみどり課長。
水とみどり課長(川崎一吉君)測量・設計・監理等委託料ですけれども、これは大原池の横に公園用地
がございます。大原池とあわせて遊歩道を設置する予定なんですけれども、その業務を24年度委託
するということで333万円上げさせていただいております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかに質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上で、一般会計予算歳出のうち、第3班の所管事項について質疑を終わります。
これをもって、第3班所管事項についての質疑を終了します。
お諮りいたします。議事の都合により、本日はこれで延会したいと思いますが、これにご異議あ
りませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決定しました。
本日は、これにて延会します。ご協力ありがとうございました。
──────────────────────────────────────────────
(「17時55分」延会)
──────────────────────────────────────────────
-72-
予算審査特別委員会(第2号)
月
日 平成24年3月22日(木曜)招集
場
所 熊取町役場別館3階委員会室
出席委員 委
員
長
糀 谷 直 人
副 委 員 長
鱧 谷 陽 子
委
員
佐 古 員 規
委
員
江 川 慶 子
委
員
重 光 俊 則
委
員
田 中 正 旗
委
員
白 間 泰 男
議
長
鈴 木
中
西
阪
阪
田
緒
副
町
長
企 画 部 長
総 務 部 長
総 務 部 理 事
住 民 部 理 事
健康福祉部理事
会計管理者兼
会 計 課 長
消
防
長
企画財政課長
総 務 課 長
健 康 課 長
福 祉 課 長
子ども家庭課
参
事
保険年金課参事
上水道課参事
清 水
坂 上
小八重
宮 口
田 宮
中 尾
塩 谷 義 和
永 橋 広 幸
書
西 本 美加保
欠 席 委 員 なし
説 明 員 町
長
教
育
長
企画部統括理事
総 務 部 理 事
住 民 部 長
健康福祉部長
事 務 局
西
牧
上
上
中
方
研
伸
清
豊
敏
誠
壮
二
隆
一
彦
事 業 部 長
泉 谷
徹
上下水道部長
教 育 次 長
企画財政課参事
環 境 課 長
高齢介護課長
田 中
西 植
山 本
田 中
五十君
子ども家庭課長
下 中 昭 三
保険年金課長
上 水 道 課 長
下 水 道 課 長
局
長
林
利
吉 田
山 戸
田 中 良
信
裕
浩
秀
也
益
義
紀
忠
秀
潔
寛
彦
記
実
正
欽
泰
好
克
清
弘
也
彦
行
昭
彦
中 谷 ゆかり
北
阪
藤
三
木
川
悟
上 敦 司
原 伸 彦
原
順
村 直 義
伊 藤 達 哉
──────────────────────────────────────────────
付議審査事件
議案第27号 平成24年度熊取町一般会計予算
議案第28号 平成24年度熊取町土地取得特別会計予算
議案第29号 平成24年度熊取町下水道事業特別会計予算
議案第30号 平成24年度熊取町国民健康保険事業特別会計予算
議案第31号 平成24年度熊取町後期高齢者医療特別会計予算
議案第32号 平成24年度熊取町介護保険特別会計予算
議案第33号 平成24年度熊取町墓地事業特別会計予算
議案第34号 平成24年度熊取町水道事業会計予算
──────────────────────────────────────────────
委員長(糀谷直人君)皆さんおはようございます。
ただいまの出席委員は7名全員であります。定足数に達しておりますので、ただいまから予算審
査特別委員会第2日目を開会いたします。
──────────────────────────────────────────────
(「10時01分」開会)
──────────────────────────────────────────────
-73-
委員長(糀谷直人君)3月19日に引き続き、議案第27号 平成24年度熊取町一般会計予算の件に係る第
4班の審査を行います。
それでは、質疑を行います。
なお、質疑、答弁をされる方は、必ずマイクを使っていただきますようお願いいたします。
議案第27号 平成24年度熊取町一般会計予算の件について、歳入のうち、23ページから24ページ、
27ページから32ページと、35ページ及び37ページから38ページまでの間の第4班、健康福祉部、上
下水道部の所管事項について質疑を承ります。
質疑はありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)23ページの負担金の民生費負担金の保育料についてお聞きします。
2億1,308万5,000円、これについては、今回保育料の値上げが予定されているんですが、この値
上げについて含まれた金額でしょうか。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)保育料につきましては、去る平成22年5月27日、議員全員協議会で保育
料の改定の説明をさせていただき、その後、平成23年2月1日、保育実施規則を改正させていただ
いた後、平成24年当初予算につきましては国徴収金基準額の70%で計算したものを予算計上させて
いただきました。よろしくお願いします。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)昨年の予算案と比較してみて、この差、値上げ分が1,156万円ということなんです
が、実際にはどのぐらいの金額になりますか。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)基本的に、国徴収金基準額ですので、予算額そのものが70%に改定した
影響額と考えていただいてよろしいかと思います。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)その金額はお幾らになりますか。予算というか段階では1,500万ぐらいの金額で聞
いていたと思うんですが、どうでしょうか。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)予算額で比較いたしますと1,156万8,000円でございます。当初、平成23
年5月に議員全員協議会でお示しした資料では約1,500万円ほどでございましたが、その後、保育
料の階層の児童数であるとか、それとあと児童数の変動であるとかいうものが影響いたしまして、
最終1,156万8,000円の改定影響額というものでございます。
委員長(糀谷直人君)中尾健康福祉部理事。
健康福祉部理事(中尾清彦君)課長のほうから差額を中心に説明いたしましたけれども、65%、70%で
その金額を予算で当てはめてみますと、約1,500万余り、1,500数十万出てまいります。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)当初の見込みの金額がここに入っているということですね。わかりました。
それで、保育料値上げについては昨年からの課題でありまして、1年延期していただいたという
ことの経過があるんですが、住民さんの現状としては、子ども手当に伴う年少扶養控除の廃止など
で手取り減が行われているんですが、そういった状況というのは変わりない中で保育料の計算にそ
の辺は加味しているようなことを全協で聞いたように思うんですが、その辺のご説明をお願いしま
す。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)委員ご指摘のとおりでございまして、保育料につきましては所得税の税
額であるとか住民税の税額がかなり影響するということで、当初、年少扶養控除を廃止される際に
-74-
は、控除をあくまで影響を遮断するということでプロジェクトチームが立ち上げられました。その
結果、本年、23年7月15日に厚生労働省のほうからも通知が来まして、その分を扶養を換算して、
あるだろうという見込みを足して、その後計算するということで、簡便方式によって影響を遮断さ
れております。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)その具体的な計算というのはどんな感じになりますか。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)保育所の入所申し込みに当たりまして、給与所得者であれば源泉徴収票
をお出しいただきます。その給与所得にそれぞれ子どもさん、扶養の人数を見まして、それを人数
を計算して、手計算で所得税の額を出していくと。ですので、手計算で扶養の人数を足し込んで控
除していくという方式で漏れなくやっております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ということですので、今回の保育所の募集のときにはそういった計算で通知してい
るということですね。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)実際、申し込みの際には、まず申込書を先に出していただきます。源泉
徴収票であるとか所得については、その後のまた2段階で資料を提出していただきます。ですので、
一たん、年少扶養控除につきましては、国の方針がまだ出ておらなかったものもありますので十分
には伝えておれないかもしれませんけれど、申し込みの際には十分説明しております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)その辺はきちんとしていただきたいと思うんですが、熊取町については子育て支援
に力を入れるまちとしていろんな施策をこれから展開していくわけなんですが、保育料について、
1,156万円の増ということで、これぐらいならば値上げせずにそのままストップすることができる
のではないかと、それぐらいの金額ではないかと思うんですね。子育て支援のまちとして、その辺
はストップすることは可能でしょうか。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)基本的に、保育料はこれからずっと制度が続く限りあるものでございま
して、これからも子育て支援策はどんどんまだまだふえていくわけでございます。その中で、必要
な財源といたしましてやはり受益者負担の適正化というのが必要であろうと考えております。ちな
みに、施行日を1年先送りという形で延期いたしましたものの、当初、保護者のほうから非常にニ
ーズが高かった第1保育所の延長保育、第5保育所の看護師の配置あるいは産休明け保育の実施と
いうことで、それも含めまして必要な経費で約1,000万円弱ほどかかってきております。ですので、
やはり保育サービスの充実、子育て支援の充実とともに受益者負担が必要であると考えております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)阪上企画財政課長。
企画財政課長(阪上敦司君)ちょっと行革のほうの観点からも、子ども家庭課長の答弁にもありました
けれども、やっぱり受益者負担、それぞれの受益に対する負担というものと保育サービスというも
のはちょっと切り離してお考えいただきたいと。国の基準で定められている受益者負担というもの
は、保育料にかかわらず全庁的に適正化を図っていくという中で、保育料だけを別に考えるという
のは行革の観点から難しいかなと。子育て支援という部分については、やっぱりサービス充実とい
うことで、きめ細かな保育サービスという部分で施策として重点的に取り組んでいくというふうな
形でご理解いただけたらなというふうに思います。
-75-
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)若い世代転入策も含めて熊取町に呼び込みたいという取り組みがされるんですが、
そういったお父さん、お母さんたちの世代というのはますます経済的に収入も少なくなり、大変な
世代なんですね。そういうところを考えると、決して去年とそんなに暮らしが改善されたわけでは
ないという部分では、ぜひとも保育料値上げについては中止していただきたいなと思っております。
それと、65%から70%という値上げになるんですが、熊取町としては一定、経費をかけずに保育
所をやってきているという歴史がありますよね。例えば給食の面では、外部搬入でやっているとか
臨時職員の割合が多いとかそういう工夫をされていて、保育所全体の運営費が少ない中でのことで
すよね。しかも第8保育所が閉所になるということで、そういうことも考えると、1,156万円ぐら
いの金額であれば、値上げせずに引き続きやっていきたいなということを要望としてお願いしてお
きます。
委員長(糀谷直人君)ほかに質疑はありませんか。田中委員。
委員(田中正旗君)今の保育料のところと関連といいますか、27ページの下のほうから2番の保育所運
営費負担金9,800万ほど、これは昨年に比べて2,600万ほどふえております。それから30ページの一
番上、これは府負担金ですか、保育所運営費負担金4,900万、これも1,300万ほどふえています。そ
れからその次の31ページの中ほど、府の補助金の中で保育所運営費補助金2,000万、これも1,000万
ほどふえているわけなんですけれども、保育所に関連して、今の保育料とこの3つ以外に何か収入
というんですか、あればちょっと教えていただきたいんですが。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)まず、先にご質問いただきました27ページ、保育所運営費負担金の国負
担と府負担の分と補助金の分ですけれども、それらすべてについては、アトム共同福祉会さんのつ
ばさ共同保育園の民間園に係る分に財源が充てられております。公立園ではないんですけれども、
民間園につきましては国庫負担、支弁費から国徴収金基準額の100%分を引いた2分の1、大阪府
については4分の1で、補助金につきましては、それぞれ延長保育、休日保育分あるいは一時預か
り事業等々も含めましての補助金が当たっております。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)中尾健康福祉部理事。
健康福祉部理事(中尾清彦君)田中委員のお尋ねの分で、これ以外の収入ということであったかと思う
んですけれども、ご存じのように、保育所の負担金につきましては、一般財源化というのが数年前
に行われまして、当然交付税のほうでその辺の振りかえというのがございます。そういう意味で、
交付税のほうに一般財源化として1億数千万入っておると考えております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)そうしますと、ちょっとお聞きしたいんですけれども、先ほど保育料を国基準の
65%から70%に上げたということによって、交付税なり補助金なりがふえるというふうなことはな
いんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)山本企画財政課参事。
企画財政課参事(山本浩義君)交付税の面で保育料との関係を申し上げます。
普通交付税で保育経費の措置をされているんですけれども、算定の基礎となるのが、国の基準の
保育料をとって幾らになるか、国の基準による経費が幾らになるか、この差額によりまして一般的
な保育行政の経費というのを割り出しますので、本来100%とっているという仮定のもとで交付税
が計算されております。ちょっと難しい部分があるかなと思うんですけれども、裏返しに言えば
35%、今の時点ではとれていないというふうになるわけですけれども、この35%分を税で賄ってい
るというふうな考え方に今はなっております。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
-76-
委員(田中正旗君)ということは、保育料を65%から70%に上げて影響はないということだと思うんで
すけれども、先ほどの負担金なり補助金でつばさが丘の分でふえているということですけれども、
つばさができるというか、今の第8保育所をつばさが丘のほうのアトムのに変えるということにお
いて、町としては経費的にはどのぐらいの差額というんですか、そういうのは計算できているんで
しょうか。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)まず、つばさ共同保育園の補助金と先ほど申し上げております委託料の
関係から申し上げれば、歳入が見込まれるのが5,440万6,667円、約5,440万円ほどです。出、本町
から委託料として国の支弁額、決まりのものでございます。それら、あと補助金の分の基本補助金
あるいは延長保育補助金、一時預かり、子育て支援というのがございます。また、あわせて病児・
病後児の体調不良児型というのも補助事業として行われますが、それらをひっくるめますと1億
1,025万円ほどでございます。その差が5,584万5,000円ほど、まだつばさの関係でふえるというも
のでございます。
一方、第8保育所の廃止についてでございますけれども、人件費のとらえ方には、かなり初期の
年齢構成もありますので、福利厚生も含めますとかなり複雑になりますので、一たん700万円程度
として、今現在4.5人、1名が兼務でございますので、総じて経費といたしまして約4,632万円ほど
でございます。ですので、そこからすると町として支出するのは5,584万から4,632万ですので約
952万円ほどまだふえると。しかしながら、つばさ共同保育園の保育サービス、延長保育が8時ま
ででありますとか一時預かりでありますですとか、体調不良児型の対応ですとか地域に広がる子育
て支援だとかいうサービスについてはふえるというものでございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)もう一つ、その今ふえる分を、ちょっと言葉だけではわかりにくいので、具体的に
どういうふうな形の保育サービスがふえるのかというのを細かくわかりやすく教えていただけます
か。
委員長(糀谷直人君)田中委員、資料提出ということですか。今からですか。
委員(田中正旗君)はい。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)まず、延長保育です。本町公立園では第1、第2、第5がやっています
けれど、7時まででございますが、これが8時まで。あと病児・病後児の体調不良児型保育室とい
うことで、保育園に入った後、37度を超えるような熱が出たという時に、急に保護者の方に来てい
ただいて帰るというような措置もあるんですけれど、看護師を配置していただく体調不良児型とい
うのがございます。あと、一時預かりでございます。その保育所、保育園に通っていなくても事前
に登録なりしておけば、急に保護者の方が都合が悪くなった、体調不良になったというときに預か
っていただける制度がございます。あと、子育て支援保育士としまして、園庭開放だとか子育て相
談というふうに当たっている補助事業もございます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)それは、今まで第8保育所ではやっていなかったということでしょうか。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)はい、そのとおりでございます。ただ、公立園では、子育て支援という
ことで毎週水曜日の午前中は園庭開放してございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかに質疑はありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)先ほど負担金の件で説明がありましたけれども、65%を70%にするということによ
-77-
って、それによる交付税といいますか国の補助は幾らアップするんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)山本企画財政課参事。
企画財政課参事(山本浩義君)交付税の件について申し上げます。
結論は変わらないというふうになります。国の基準による保育料と事業費、経費の差額になりま
す。国のあくまでも基準ですので、国の基準どおり本町は保育料を取れていません。保育料の
100%をもとに考えておりますので、それが65%であろうが70%であろうが算定の基礎というのは
変わりませんので、結果的に交付税の額は変わらないというところでご理解いただければと思いま
す。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)そういう意味では、実質的に町への歳入はふえないということですね、65%を70%
にしても。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)保育料のほうでございますので、まず、制度をもう一度説明させていた
だきたいと存じます。
まず、国の決められた費用から国徴収金基準額100%である保育料を引いた分について、差額に
ついて国負担金、府負担金が発生するものでございます。ですので100%を、今まで現行65%でご
ざいますが70%、ですので5%分を単費で支出していた財源が回収できるというものでございます。
ですので、その分が単純に保育料も5%分、換算して上がるというものでございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)だから、それを単費として町民から保育を受けている人からその分だけ町への歳入
がふえるということであって、国からの補助金とかは一切ふえないということですよね。
委員長(糀谷直人君)山本企画財政課参事。
企画財政課参事(山本浩義君)はい、そのとおりです。交付税も変わらないというところです。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)それから、先ほど受益者負担の適正化と子育て支援サービスの充実ということは別
に考えるべきやという発言があったのと、サービスがふえるということで延長保育が7時から8時
になったとか、それから看護師を置いて体調不良児を預かるよというものが、これ今は1,500万の
保育者負担、受益者負担を上げるその金があるからサービスが充実できているんであって、サービ
スを別に考えるということであれば、子育て支援のサービス充実については町独自で考えていって
いるというのが先ほどの発言のように思うんですが、そうじゃなくて、受益者負担の1,500万円分
があるからそれに見合った分をサービスで充実しているという歳出になるという考え方じゃないで
すか。全然別々に考えて、子育て支援サービスを充実しようとしているとお金が足らないから受益
者負担を上げるというのが適切な考え方じゃないんですか。
委員長(糀谷直人君)阪上企画財政課長。
企画財政課長(阪上敦司君)本来、国基準の保育サービスを実施するに当たって国基準どおり保育料を
いただく、これがまず前提でございます。先ほど子ども家庭課長のほうから説明ありました部分に
ついては、国基準を超えて市町村が独自の施策として充実している部分でございますので、当然、
保育需要に対しては受益者負担の考え方、そのサービスを受けるに当たって必要なものについては
そのサービスを受ける方に負担していただく、これがまず受益者負担の考え方の中心でございまし
て、それを超えるサービスについては、本町の魅力あるまちづくりという部分で追加して、いろん
な子育てしやすいまちづくりのためのサービスを実施していると、そういう意味で別に考えていた
だけたらということでございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)それではお聞きしますけれども、今回の保育料の利用者の負担増に合った額のサー
ビスがふえるということで、それぞれのサービスに係る費用ですね、どれぐらいサービスに係る歳
-78-
出が増加されているか、それぞれ先ほど説明された4項目について教えてください。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)まず、このサービスをするから、じゃ何%の改定が必要やということで
は決してございませんでして、本来、受益者負担という中では受益者に求めるべき金額というのは
わかっているわけでございますので、基本的には、やはり保護者の事情が許す限りは受益者負担を
適正に求めていくというものでございます。
ただ、今、保育サービスの充実ということでわかりやすく説明させていただきましたのは看護師
でございます。平成22年度までは公立保育所には看護師はおりませんでした。臨時職員ではござい
ますけれども1人当たり240万円、また、あわせて低年齢児保育、0歳児でございますが、今まで
6カ月以降のお子様でございましたが、これが57日以降の産休明けから保育できる体制をするのに
備品で約60万円ほど、また第1保育所を平成23年度、延長保育所が第2と第5でしかございません
でした、公立保育所につきましては。ですので、第1保育所について、その当時で約200万円でご
ざいます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)今のを足すと1,500万にはならないですね。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)ですので、このサービスに充てるからこれだけ財源が必要やからこのパ
ーセンテージを上げるというものでは決してございません。やはり一般財源でございますので、保
育所運営、今でも6カ所、これから5カ所ということで、名称も変更させていただいて、より地域
に根づく地域の保育所として親しまれる保育所ということで、保育所運営そのものについて必要な
財源ということでございますので、これに幾ら、これに幾らやからこれが足らないからということ
では決してございません。一般財源として保育所を運営していくという、必要な財源でございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)これまでの説明で保育者負担料を上げるかわりに子育てサービスが充実するんです
よということでお話を聞いているわけで、先ほどの看護師の設置にしても、23年度は既に予算とし
ては入っていたという話ですよね。そういうことで、やはり保育者の負担がその分だけふえた分だ
けサービスが充実するんであれば、その分だけ24年度からはお金をかけるべきやし、それから先ほ
どの延長保育とか体調不良の対応についての具体的な費用は、実際にそれを受ける人がその分だけ
負担すればいい話であって、全体的な話として、それだけの1,500万円分の負担を上げる、町の財
政が潤うということはわかりますけれども、本来の子育て支援の増強とか転入促進策から見れば、
これだけの金を転入促進策としての投資と考えれば、いわゆる先ほどサービスの充実でカバーする
んですよとおっしゃっていますけれども、そうじゃなくて、歳入が足らないからその分だけ保育料
のところで負担してよということになるわけですね。
強いて言えば、先ほど一番最初に江川さんが言った子育て世代の支援という面から町の歳出全体
的なところが足りへんから、ここで1,500万円分持ってよと、それで実質的なサービスとして24年
度から追加しているのは、6、7、800万かな、ちょっと明確には言えませんけれども、その今の
明確な費用は把握できていませんけれども、そういうことであって、いわゆる今までの説明と違う
じゃないですかと。だから、保育料を値上げしたらその分だけサービスが充実するんで、それで還
元して、それを理解してくださいというのが今までの町の説明やったやないですか。それが今まで
と違うということが明らかになって、一般的には保育者負担料はいわゆる町の歳入に繰り入れられ
ると、それで長期的に保育所の運営費として今期、追加されるものは数百万円しかないと。そうい
う例えば24年度以降充実して、それを何かサービスを向上させるというようなことは今のところ考
えておられるわけですか。24年度から保育者の負担料が上がるんであれば、当然そういうことは考
えておられる。そうでなければ、いわゆる負担者の支出を上げて町の一般歳入の中に繰り入れると、
-79-
そういうための財源として使うという理解をしてよろしいですか。
委員長(糀谷直人君)阪上企画財政課長。
企画財政課長(阪上敦司君)今回、保育料の5%分の値上げで1,500万という数字が上がってきており
ますけれども、当然、保育料の値上げに伴って1,500万の町税、一般財源が熊取町全体として浮い
てくると。当然、この1,500万については、委員おっしゃるように保育というか広い意味での子育
てに使うということですので、先ほど子ども家庭課長のほうからありました保育所だけに使うんじ
ゃなくて、子育て支援というのは当然、幼稚園へ行っている子どもさんもいらっしゃるし小学校に
通っている子どもさんもいらっしゃるし、まだ保育所に入っていない子どもさんもいらっしゃると。
そういう中で町全体としてトータルで子育てに使っていくと。当然、町長の公約にもありました子
どもらが遊ぶ児童公園の整備であったりとか教育委員会でやっています子育て支援であったりとか、
そういうふうな部分、トータルに活用していくということで、1,500万、当然、受益者負担でいた
だく分については保育事業に充てるべきですけれども、税の負担が軽減された1,500万円について
は、広い意味で熊取町全体の子育て支援に充てるということでご理解いただけたらなと思います。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)説明を補足させていただきます。
当初、保育料改定については平成23年度から予定しておりました。その分で1年延期で24年4月
1日から施行、その間、先行して第1保育所の延長あるいは第5保育所の看護師の配置、産休明け
保育を実施させていただきました。24年度当初予算につきまして、看護師をもう2カ所ふやしまし
て、低年齢児保育、第1と第2のほうにも看護師を2名配置の予定をして、また今後、産休明け保
育に向けた備品の整備に努めていく予定でございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)中尾健康福祉部理事。
健康福祉部理事(中尾清彦君)今回の保育料の値上げに関しましては、サービスの向上というところで
説明が違うのではないかという点なんですけれども、この点に関しましては、保育料の改定の考え
方の一つとして一番大きなものとしては保育所の運営の状況というものがございます。当然、先ほ
ど田中委員からもご質問ありましたけれども、保育所を例えば8園、最大で町立でやっておるとき
には、経費が8億5,000万程度要っておりました。それに対して収入については3億数千万という
ことで、やはり5億何がしかの収入不足が出ておったという状況がございます。今で見てもやはり
5億円ぐらいの持ち出しというのがあるという状況でございますので、これは、基本的なところで
国基準の保育料をまずいただいてというところが基本ではないかと。
ただ、一度に100%というわけにはいきませんので、この辺については近隣市町村の状況あるい
はこれまでの経過等を見ながら65%で収支の改善を図ると。それとともに、社会情勢の変化に伴っ
て各保育ニーズが多様化しておりますので、そういうところでの延長保育であるとか特別保育につ
いてのニーズに対応していくためのサービスも並行して充実していくということでございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)今の説明で、やはり保育料の値上げは保育所に通わせている人に町税の一部を賄っ
てもらうと、そういうことが明確であって、その費用は全体的に子育て支援に使用するということ
で、受益者負担の適正化ということを考えると、保育料全体がやはりかなり今まで長期に町が負担
しているというのはわかりますけれども、23年度まで、それを早急に解消することが大事なのか、
例えば植木の剪定等で500万追加していくことが大事なのか、そういうことを考えていく必要があ
るわけであって、今回の保育料の値上げによる受益者負担の適正化ということではなくて、先ほど
いみじくも説明されましたように、一般財源として繰り入れてトータルとして子育て支援に使って
いくんやということであれば、保育所に通っている人がそういう財源を負担していくということを
押しつけているという理解しかできないですね。
委員長(糀谷直人君)山本企画財政課参事。
-80-
企画財政課参事(山本浩義君)ちょっと考え方の部分でございますけれども、町税の一部を保育所に通
わせている保護者の方々に負担してもらうというところではございません。もともと受益者負担を
していただく保育所に通わせている保護者の方々の保育料を税が負担を逆の転換といいましょうか、
やっているような状況の部分があるというところをご理解いただきたいなと思います。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)それは理解できます。理解できますけれども、やはりトータルとして、いわゆる表
面的には今年度は税負担が保育所に通わせている人の親にかかっているということにならざるを得
ないわけで、保育所の負担料、今まで5億かかっているやつをどうやって解消していくかというの
は、全体的にどういうお金をどこへ投入していくかということの議論になって、それから全体的な
歳出削減をどこでやるかという議論の中でやるべきことであって、今回の保育負担料の値上げにつ
いてはそういう意味では私自身は理解できないということで、意見として述べておきます。
委員長(糀谷直人君)重光委員に申します。先ほどの理事者側の説明は理解されたんでしょうか。重光
委員。
委員(重光俊則君)理解するというのは、町税の収入と歳出について全体的には理解ができますが、保
育所の今年度の値上げについては理解ができません。
委員長(糀谷直人君)ほかに質疑はありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)すみません、関連してちょっとお聞かせいただきたいんですけれども、子どもの扶
養控除がなくなったということで、された状態でことしはされるということですけれども、来年、
再来年についてもしていただけるというふうなことになるんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)まず、昨年度と同様に手計算で扶養の控除をするということで、影響が
排除されてございます。今後につきましては、国の基準がございますので、国の動向を見据えて運
用してまいりたいと、そのように考えてございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)来年度についてはわからないということで理解させていただいてよろしいですか。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)今、実際、保育実施規則のほうで年少扶養控除の取り扱いについて規則
改正をいたしましたので、新たな運用が出ない限りは今のまま、現行でございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)ちょっとそこで聞かせていただきたいのですけれども、大体、0歳児、1歳児、2
歳児、3歳児の保育料というのは、基準額というのは決まっているんですよね。もしよかったら教
えていただけませんでしょうか。前の基準額と今度上がった基準額というのがありましたら。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)保育料徴収基準額というのは、とても金額が高いものでございまして、
そこからは0歳とかは導き出していません。国徴収金基準額まではいってございません。ですので、
前年度の表記に対しての5%の換算でございますので、そこまで至らずに保育料を設定していると
いうものでございます。
国徴収金基準額そのものをちょっと今探しておりますので、後ほど─ございました。すみま
せん。
まず、本来、3歳未満、3歳児、4歳児がございます。ですので、改定が8階層までございます。
すべて申し上げてよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
子ども家庭課長(下中昭三君)3歳未満児でありましたら、第1階層、第2A階層というのが無料でご
ざいます。第2B階層というのが9,000円、第3A階層で1万8,500円、第3B階層で1万9,500円、
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第4階層で3万円、第5階層で4万4,500円、第6階層で6万1,000円、第7階層で8万円、第8階
層で10万4,000円でございます。それが3歳児、4歳児以上ということで分かれてございます。読
み上げる必要はございますでしょうか、申しわけありません、よろしいですか。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)今のは0歳児の保育ですか。
(「3歳児未満」の声あり)
委員(鱧谷陽子君)3歳児未満の保育。3歳児以上はまた別ですね。3歳児未満で全部、同金額という
ことですか。わかりました。
前は0歳児とかありましたよね。なかったですか。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)申しわけございません、大分前はあったんでしょうけれど、ちょっと私、
資料を持ってございません。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)すみません、私の勘違いだったと思います。
大体、平均の階層というのはどのあたりになるんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)議員全員協議会でお示しした当時は、大体、第4階層、第5階層が第4
階層で全体の24%、第5階層で全体の26.8%でございました。平成23年4月現在では、これが全体
の占める割合が第5階層が28.5%、第6階層が23.5%で、若干上がっております。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)すみません、今お聞きした階層が、これが上がった後の金額になるんですね。
(「国基準です」の声あり)
委員(鱧谷陽子君)国基準の額ということは、ここは熊取の額ではないということなんですよね。いや、
熊取の額を聞きたかったんです、私は。
(「それに7掛けしたらええねん」の声あり)
委員(鱧谷陽子君)すみません、ほんならまた聞かせていただきますけれども、大体、4階層、5階層
のところでどのくらいの収入の方がいらっしゃっているのか、その辺、大体わかっていましたら。
(「書いてあるんちゃう。前、資料をもろうた」の声あり)
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)それぞれの方によって扶養の方も控除の額が変わってございますので、
所得税の額で申し上げさせていただきます、恐縮です。
第4階層で所得税納税額が4万円未満の方、あと第5階層で4万円以上10万3,000円未満の方、
第6階層で10万3,000円以上41万3,000円未満の方、第7階層で41万3,000円以上73万4,000円未満の
方でございます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)わかりました。
4万円の税金の方でこれだけの金額を、平均と同じ額ぐらい月に払っているということなんだと
思うんですけれども、やはり生活、若い方にとっては、かなり3歳未満の金額を毎月払っていくと
いうことは、12カ月掛けるということですから、70%掛けしても4万4,500円ですから、3万円以
上の額を毎月払っていくということ。若いお母さん方にとっては、ご主人のお給料もあるかもしれ
ませんけれども、自分の給料としてはパートで10万そこそこの額のところで半分以上が子育てにと
られていってしまうというふうな状況もお聞きしますので、その辺のことは本当に考えていただい
て、なるべく、来年のこともわからないというような状態なんで、今の子育てしにくい親御さんの
-82-
状況を考えれば1年か2年延ばせていただいて、ちょっとでも好転していくという状況が見えたと
きに国基準に持っていただけるような、そういう方法をとっていただけたらありがたいかと思いま
す。
今、仕事がないという方はゼロなんかもしれませんけれども、今まで収入があってことし収入が
なくなって、また昨年度の収入で保育料を払わなければならないというふうな、そういうふうな方
も出てきていらっしゃるだろうと思いますので、またその辺はお考えいただいて、そういう方につ
いては何か控除的なものはあるんですよね。ことしになって収入がゼロになって去年には税金を払
っていたというふうな方につきましては、何か控除の方法というのかそういうのはあるんでしょう
か。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)所得税を計算のベースといたしますので前年所得になります。ですので、
ことし例えば先月、仕事を意に反して離職されたとかいう場合については対応しかねております。
基準上は前年度の所得税で保育料を算出するというものでございます。
ただ、いかんせん保育料につきましては、その家庭の事情もございます。また子ども手当もござ
います。ですので、一たんトータル的にその方の事情、相談に手厚く寄り添いながら納めていただ
くということにしてございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)28ページですが、そこの目の衛生費国庫補助金の中の保健衛生費補助金の中で働く
世代の大腸がん検診推進事業補助金がなくなっている理由、これを教えていただけますか。
委員長(糀谷直人君)三原健康課長。
健康課長(三原 順君)23年度に働く世代の大腸がん検診推進事業というのが現にございました。24年
度につきましては、前からございました女性特有のがん検診推進事業があったんですけれども、こ
の2つの事業が合体して一つのがん検診推進事業補助金ということになっております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)わかりました。
24年度のがん検診推進事業補助金の算出根拠といいますか、どういうぐあいにこれは算出するん
ですか。
委員長(糀谷直人君)三原健康課長。
健康課長(三原 順君)まず、制度の仕組みなんですけれども、先ほど申しました子宮頸がん、乳がん、
それと大腸がん、この3つのがん検診について、子宮頸がんは20歳から40歳までの5歳刻みの方、
乳がん検診、大腸がん検診は5歳刻みの40歳から60歳までの方に対してクーポン券をお送りして、
それで無料で検診を受けていただくという、そういう事業で計算をしております。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)28ページの国庫負担金の中の子ども手当交付金、子ども手当の関係についてお聞き
したいんですが、国庫負担金のところでは28ページで、府のほうは30ページの上から3つ目、子ど
も手当交付金が入っているんですが、今回、制度改正されるということで、現行では子ども手当特
例交付金があったのが、今回、国と地方と2対1ということで見直し案が出ておりますね。それで、
まだ出にはいっていないんですけれども、出のほうと照らし合わせて、町としての子ども手当に出
している実際の負担というのはどういったことになっているのか、ご説明をお願いします。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)総額で申し上げます。また歳出でも子ども手当は出てこようかと思いま
すが、よろしくお願いします。
子ども手当でございます。予算書では71ページでございますけれども、総額8億9,281万円でご
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ざいます。そのうち国庫負担金、7億3,345万77円でございます。大阪府負担金、予算書で申し上
げれば30ページでございます。3段目、9,473万2,000円でございます。その差し引き町負担でござ
いますが、9,473万2,000円でございます。
(「上と一緒なんですか」の声あり)
子ども家庭課長(下中昭三君)ですので、お声がありましたように大阪府と同額でございます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)この金額は引き算すれば出るんですが、平成23年度と比べて負担がふえているのか、
負担割合としてどうなっているのか教えていただけますか。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)負担割合は変わりございません。ただ全体、今回、年少扶養控除も含め
た地方の財源も踏まえて2対1ということで、これが財源振り分けされたものでございまして、当
初から地方負担割合というのは、これまで、23年までは変わってきてございませんでした。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ということは、負担割合は変わらないと、今までどおり熊取町が払う分は同じなん
だということですか。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)ただ、実際に大枠の制度設計の負担割合というものと、今回、それぞれ
各子ども手当法だとかつなぎ法だとか特措法だとか児童手当法の改正やとか、その都度、市町村が
負担していた額に合わせて負担割合というのが設定されてございます。ですので、例を申し上げれ
ば、0歳から3歳未満であれば市町村の負担が45分の4であるとか、被用者であれば6分の1であ
るとか、トータルとしてその制度設計で1対2ということで申し上げられていますけれども、地方
負担はふえないというものでございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ちょっとわかるようなわからないような感じなんですけれども、私のほうの理解が
まだ不十分なんですが、今回、9,400万ほどの熊取町の支出分でということを今さっき答弁でお聞
きしたんですけれども、それと職員の子ども手当分、いろんなところへわたっているんですが、
1,053万円ぐらいということで、全体で熊取町の支出は1億ぐらいということで理解してよろしい
でしょうか。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)私ども子ども家庭課の子ども手当につきましては、本町の住民の皆様、
公務員を除く皆様でございまして、公務員についてはそれぞれの働いている職場から支給されるも
のでございます。
委員長(糀谷直人君)山本企画財政課参事。
企画財政課参事(山本浩義君)地方公務員の子ども手当の財源ですけれども、地方特例交付金、扶養控
除でことしから予算ベースで大幅な減となるということを1班のときにお話しさせていただきまし
たけれども、それは地方税の増収分を充てますよということを国のほうから示されているという中
で、これまで23年度までは、地方公務員への子ども手当の財源としては地方特例交付金が充てられ
ていたというところでご理解いただきたいなと思います。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ということは、地方公務員、職員の分の子ども手当に対する対応として、今までは
子ども手当特例交付金があったけれども、今回からそれがなくなったということで、その分は町で
負担というか、増額になるということで理解してよろしいですか。
委員長(糀谷直人君)山本企画財政課参事。
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企画財政課参事(山本浩義君)ちょっと先ほど言葉足らずで申しわけございません。
地方公務員の子ども手当分及び、これまで児童手当という名称で交付されてきた中での所得制限
があったと思うんですけれども、この枠組みが拡大された分で市町村の負担増となる部分、この2
つを掛け合わせまして地方特例交付金が市町村に交付されてきたという経緯がございます。
24年度からは、年少扶養控除及び特定扶養控除、こちらの見直しによりまして地方交付税のほう
にはね返ってくると。最終的には町税というのは景気の悪化などによりまして減収見込みの部分は
ありますけれども、それは数字としてはすごくわかりやすく出てはきていないんですけれども、地
方税に増収が見込まれている、これを充ててくださいという国の方針でございます。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)先ほどの江川委員への説明で補足を1点させていただきます。申しわけ
ございません。
平成23年度の子ども手当全体を比較いたしますと、平成23年度の当初予算では、総支出、子ども
手当として支給する分が10億6,116万3,000円でございます。国の負担、財源、収入ですね、8億
4,784万2,000円、大阪府の負担が1億665万9,000円、町の負担が1億666万2,000円でございますの
で、総じて端数の差はありますものの負担は同じでございます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ありがとうございます。総額、子ども手当から熊取町で出ている分が1億66万ぐら
いあるということで、その分は年少扶養控除の廃止に伴ってその分だけ税がふえているんだと、そ
ういうことで計算されるんだということですね、わかりました。
それから、制度の中で、年少扶養控除の廃止に伴い、手取り減に対応するために所得制限世帯に
一律5,000円とかいうことが言われているんですが、その辺のことをご説明お願いします。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)所得制限をオーバーする方の5,000円支給でございます。これは、本来
の手当自身は今現行と同じ金額で、附則として当分の間、特例給付として月額5,000円を支給する
というものでございます。ですので、支給基準額の方については児童手当、支給基準額以上の方は
特例給付ということで聞いてございます。詳しい法案の結果というのはまだこちらのほうには来て
ございませんけれども、3党合意による結果として、当分の間、特例給付ということで聞いてござ
います。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ありがとうございます。この分については予算書には反映されていないということ
ですね、特例法案、特例給付については。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)予算編成時はこのような話がございませんでしたので、資料集もなく、
反映してございません。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)27ページの民生費国庫負担金の障害者自立支援給付費負担金と、その下の障がい児
通所給付費負担金についてご説明いただけますでしょうか。
委員長(糀谷直人君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)それでは、まず1点目の社会福祉費負担金の障害者自立支援給付費負担金につ
いてご説明いたします。
こちらにつきましては、障害者自立支援法に基づきます障がい福祉サービスのうち介護訓練等給
付、いわゆる居宅の介護でありますとか生活介護等の介護給付及び就労継続支援等のサービス、ま
た身体障がい者並びに身体障がい児の補装具等の購入費等の助成金あるいは自立支援医療、いわゆ
る更生医療と呼ばれている分なんですけれども、それらの分が対象となっておりまして、それらの
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うち、こちらは国庫負担金として総支出額の2分の1を歳入されるものでございます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)2点目の障がい児通所給付費負担金でございます。これにつきましては、
議案の中でも関連する法案、条例改正があったかと思いますが、障がい者制度改革推進本部等にお
ける検討を踏まえて障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等の地域生活を支援するた
めの関係法律の整備に関する法律を受けまして児童福祉法の改正がございました。これは何かと申
しますと、より身近なところでよりサービスを受けられるようにということで、障がいのある子ど
も、児童については子ども施策でということで児童福祉法のほうに入ったものでございます。子ど
も家庭課の所管するものでございまして、障がい児通所給付というのは、障がい児に通所支援とい
うのを一連で制度設計が改変されました。これまで児童デイサービスというのが市町村のほうの自
立支援法で、これが児童福祉法に、また大阪府、都道府県がやっておりました知的障がい児通園施
設でありますとか肢体不自由児通園施設等につきましては都道府県から市町村におりてくるという
もので、法律改正でこの4月1日に施行されます。そのサービスの再編として障がい児通所支援と
いうものでございまして、これにつきまして通所給付をするものでございます。
また、この国庫負担と府負担につきましては、出のほうでも出てくるかと思いますが、歳出のと
ころで給付費というものがございます。ちなみに70ページでございますけれども、それに伴う給付
費の2分の1を国庫負担として、4分の1を、ページで申し上げれば大阪府負担につきましては30
ページのところでございます。先ほどの子ども手当の1つ上に書いてございます364万4,000円でご
ざいます。
総じて申し上げますと、給付費全体で、ちょっと恐縮ですが、70ページにあります障がい児通所
給付費1,457万8,000円、出のうち国庫負担が70ページ、障がい児通所給付費負担金で728万9,000円、
大阪府の負担分が30ページ、364万4,000円となるものでございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)31ページですが、放課後児童健全育成事業費補助金、これが増額になっていますが、
この増額理由と使用目的、それを教えてください。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)放課後児童健全育成事業費補助金につきましては、学童保育所の運営に
係る府からの補助金でございます。増額につきましては、放課後児童の増加に対応するため、中央
学童保育所で今、1クラブで運営ですが、子どもの数がふえて2クラブの1カ所ふえるというもの
に伴って補助金がふえるというものでございます。
内容につきましてでございますけれども、基本的には学童保育所の運営に当たるものでございま
す。大阪府の基準というのは、出のところでもあろうかと思いますけれども、歳出で町の基準とは
若干異なる基準でございまして、大阪府の基準交付要綱に照らし合わせて換算しているものでござ
います。補助内容を大まかに申し上げれば、基本額と開設日数加算、長時間加算、障がい児受け入
れ推進、安全衛生という区分に沿って補助金に当たっているというものでございます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)わかりました。
それから、35ページの地域福祉基金繰入金ですが、これ前年度なしで本年度入っている理由です
ね。この基金の財源というのは何になるのか、この基金についてちょっと説明してください。
委員長(糀谷直人君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)地域福祉基金繰入金についででございますけれども、前年度当初はゼロとなっ
ておりますけれども、こちらにつきましては、まず9月補正におきまして一たん計上させていただ
いております。また、本3月議会におきましても実績により近い形ということで補正予算のほうに
-86-
計上させていただいてございます。
それで、地域福祉基金なんですけれども、こちらにつきましては、地域福祉基金条例に基づきま
して基金が平成22年度末現在高で約2億9,760万円ございます。23年度につきましては、補正予算
で2,184万円、基金の繰入金として計上させていただいております。その差額分ですので、今のと
ころ23年度末現在高におきましては2億7,658万円ほどの基金という形になってございます。
委員長(糀谷直人君)ほかに。江川委員。
委員(江川慶子君)31ページの下から5番目、衛生費府補助金の大阪府市町村自殺対策緊急強化事業補
助金172万5,000円についてお伺いします。これはどういったものに使われますでしょうか。
委員長(糀谷直人君)三原健康課長。
健康課長(三原 順君)大阪府市町村自殺対策緊急強化事業補助金の内容についてですけれども、平成
24年度は、歳出のほうでも予算計上させてもらっていますが、大きくは民生委員さんあるいは職員
向けのゲートキーパーの養成研修といいますか、そういった部分が1つ。それと2つ目が心と体の
健康教室というのを5回程度のシリーズ物で教室開催をしたいと思っています。それと3つ目が、
街頭キャンペーンあるいは自殺予防に関するパンフレットを全戸配布するという、そういう啓発活
動についての経費を上げさせていただいています。それで、この大阪府の補助金は、基本的には全
額100%の補助ということになっております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)わかりました。
熊取町の自殺の状況というのはつかめているんでしょうか。もしわかるようでありましたら、数
字とここ数年の推移を教えていただきたいんですけれども。
委員長(糀谷直人君)三原健康課長。
健康課長(三原 順君)熊取町の自殺者数の最近の状況ですけれども、ここ数年は10名前後で町での自
殺者が出ております。ちなみに大阪府では、ここ数年は2,000人前後となっております。国は、皆
さんご存じかもしれませんが、3万人を10数年連続で超えているという状況です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ありがとうございます。よろしかったら年齢層もお聞きしたいんですけれども、も
しつかんでありましたらお願いします。
委員長(糀谷直人君)三原健康課長。
健康課長(三原 順君)すみません、年齢層については、手持ちの資料がございませんので、また後ほ
ど個別にご報告させていただきます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)よろしくお願いします。
熊取町でも10名前後いてはるということと、これ自殺とは関係ないかもわからないんですが、孤
独死も今、非常に問題になっていますね。そのために自殺や孤独死を防ぐための活動がこれから必
要だと思うんですが、先ほど言われた民生委員さんのゲートキーパーの研修だとか心と体の健康教
室及び街頭啓発活動ということにこの予算が使われるんですが、そういった自殺や孤独死を防ぐた
めのネットワークとか相談活動というのは今、熊取町では行われているのでしょうか。
委員長(糀谷直人君)三原健康課長。
健康課長(三原 順君)自殺予防あるいは自殺対策に特化した相談事業というのは、熊取町では現在や
っておりません。ただ、組織の中で総合対策室というところで総合相談という形で今取り組んでお
りまして、その中で自殺あるいは自殺予防対策も含めた全体のそういう相談の一元的な窓口体制と
して、本庁の1階で対応させていただいているところでございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
-87-
委員(江川慶子君)わかりました。総合相談まで来られる方というのはまだお元気で、まだ解決しよう
という気持ちを持っておられると思うんです。ただ、もう家の中でひきこもりがちで、またお一人
で病気になって出られないという方の対応というのは、やはりご近所の方やら民生委員さんやらそ
ういったネットワークづくりがこれから課題になってくると思うんですが、その辺、力を入れてい
ってほしいなと思います。要望しておきます。
委員長(糀谷直人君)五十君高齢介護課長。
高齢介護課長(五十君 忠君)実は、介護予防事業、以前、22年度より3年間かけまして、介護認定を
受けておられない全高齢者に対しましてアンケート調査を行っております。それに伴いまして、介
護になる可能性のある方あるいは問題を抱えておられる方、うつになる可能性のある方、こういっ
た方を把握いたしまして、その中で特に独居で見守りが必要やという方につきましては、包括支援
センターのほうで戸別にお電話をかけるなり訪問するなりという形で、問題のある高齢者、介護に
なる可能性のある高齢者についての把握を行っておりまして、見守り活動を継続しているというこ
とでございます。
また、要介護、要支援と認定された方につきましてはそれぞれケアマネジャーさんが担当いたし
ましてそういった方の見守りを行っていただけるということで、包括支援センターといたしまして
も、高齢者全体について何らかの形で見守りが行えるように努めているところでございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)わかりました。高齢者についてはそのように行われているということでありますね。
はい、よろしくお願いします。
あと、やはり青年なり高齢者にまだ満たない世代といいますか、そういうこともありますので、
その方々の対応も力を入れていただきますようによろしくお願いします。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)29ページの一番下なんですけれども、保険基盤安定負担金というのがあちらこちら
にあるんですが、ここのページと30ページの4段目にも保険基盤安定負担金と。その金額と、それ
から後ほど出のほうにも出てくるんですけれども、国保や介護への操出金との関係かと思うんです
が、その辺ちょっと説明していただけませんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)国庫と府費の部分でございますんですけれども、保険基盤安定負担金とい
うのは、要は軽減対策の一環でございまして、これも後期高齢者支援制度に対する部分と国民健康
保険に対する部分、この2つがございます。それぞれについて、要は一般会計から特別会計へ繰り
出すための負担金なんですけれども、これに対して国の補助があったり府の補助があったりという
ことでそれぞれ国と府の負担金のところに載せてあると、概要で言えばそういうことでございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)国保のほうでも軽減されている方の分について町の一般会計から補助しているとい
うお話をよく聞くんですけれど、そのことに対して国と府からもお金が来ているということで理解
していいんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)はい、そのとおりでございます。それに対して府が4分の1、国が2分の
1という形で補助を受けてございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)37ページの雑入の中の下から10個目ぐらいです。緊急通報装置自己負担金が12万円
あります。これは、緊急通報装置の設置者が24年度見込まれていると思いますが、24年度は何人分
見込まれて、23年度までどれぐらいの人数がこれに登録されてこれを設置しているとお考えなのか。
委員長(糀谷直人君)五十君高齢介護課長。
-88-
高齢介護課長(五十君 忠君)こちらの入のほうにつきましては、所得税、住民税課税の方につきまし
ては一部負担という形で求めているものでございまして、こちらのほうを負担いただいている方に
つきましては予算、現在7名でございます。実際の設置者数につきましては現在93名ということで
して、その同数を見込んでいるということでございます。
ちなみに前年度までの実績でございますけれども、23年度が93名、そして22年度が100名、21年
度94名、20年度102名というふうな数字となっております。
委員長(糀谷直人君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)緊急通報装置自己負担金のうち重度の身体障がい者の方についても該当してお
りまして、24年度では新規で1件を見込んでございます。実績といたしましては、平成18年度から
は実績はございません。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)31ページをお願いします。民生費府補助金の一番下、乳幼児医療費補助金2,030万
8,000円なんですけれども、前年度よりも上がっているんですね。ふえているんです。少子化で3
歳児までとお聞きしているんですけれども、少子化で減っていると思っていたんですけれども、ど
のような要因でふえたのか教えていただけますでしょうか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)府の補助金でございますけれども、対象が0から2歳児ということでござ
います。昨年、23年度につきましては、府の都合でございまして、対象月がこれまでは年度で始ま
っていたんですけれども、年に切りかえるということで、昨年は3月診療から12月診療の10カ月間
が対象でございました。24年度につきましては丸1年間ございますので、その差でございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)その下の部分なんですけれども、子宮頸がん等ワクチン接種促進事業補助金という
のがこれも減っているんですけれども、対象者が減っているのか、ちょっとその辺教えていただけ
ますか。
委員長(糀谷直人君)三原健康課長。
健康課長(三原 順君)子宮頸がん等ワクチン接種促進事業補助金の額が下がっているということです
けれども、これは、一言で言えば対象者が減っているということです。23年度、もともと1年限り
の事業という予定で進めておったんですが、中学から高校1年生までの子宮頸がん予防ワクチン、
これについては一定、接種率はかなり高い割合です。ただ、乳幼児に対してのヒブワクチン、それ
と小児用肺炎球菌ワクチンについては、23年度当初に接種による死亡事例が幾つか発生したという
ことで、接種が余り進まないという状況がありました。ただ、1歳未満の小さな子どもに対しては、
ある程度の接種率は上がってきております。
ただ、依然としてやっぱり接種されていない方がいらっしゃるということで、24年度も引き続き
継続実施するということが決まりましたということですので、特に子宮頸がん予防ワクチン、中1
から高1までのワクチン接種については、23年度、おおむね済んでいるような形です。24年度は、
全体の2割から3割程度の方が引き続き受けるんじゃないかというふうに見ております。そのため
にこの補助金についても下がっているという状況です。
委員長(糀谷直人君)ほかに質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上で、一般会計予算歳入のうち、第4班所管事項について質疑を終わります。
次に、一般関係予算歳出のうち58ページから72ページの款3 民生費、72ページから75ページま
での款4 衛生費、項1 保健衛生費、目1 保健衛生総務費及び目2 予防費について質疑を承
ります。
-89-
質疑はありませんか。白間委員。
委員(白間泰男君)66ページの児童相談員報酬につきましてお伺いをいたします。そのちょっと具体的
な内容のご説明をお願い申し上げます。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)児童相談員の報酬でございます。24年度当初予算648万円でございます。
児童相談員の業務でございますけれども、まず勤務時間が9時から5時15分まででございまして、
月曜日から金曜日の週5日の勤務でございます。現在、さまざまな子ども家庭課に入る相談全般で
ございます。その中で、今2名おります。2名と、あと本町の職員と合わせて3名で各中学校区を
担当割しまして、それぞれの担当割地区の中で相談に当たっているというものでございます。
相談の内容につきましても多種多様でございます。生活設計の話も広くございます。もちろん虐
待についての対応も主になるものでございます。またあわせて、子育てにしんどい思いをしている
保護者の方のお気持ちを聞くという相談もございます。また、あわせて春と秋には学校巡回をして、
学校連携との中で綿密に緻密な、きめ細やかな相談に当たっているというものでございます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)児童虐待防止対策ということやらスーパーバイザーの奨励金ということで、本町に
おきまして虐待の具体的な対策につきましてどういう対策をされているのか、ちょっとお伺いをい
たします。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)児童虐待についての対応でございます。
児童虐待の要因というのは、とても複雑多様でございますけれども、主な要因としましては生活
困窮、そして家族の孤立化、それと保護者の親としての育ちの未熟性というのが検証では指摘され
ているところでございます。ですので、やはりケースワーカー的な生活設計がまず基盤が安定しな
いとストレスを抱えているところが弱いところへ行くという構図に変わりございませんので、そう
した対応をしています。ですので、より保護者に寄り添った、まず住民に沿った相談体制で臨むと
いうことと、具体的にはカンファレンスあるいは学校との連携会議を持ち、また課内での関係各課
とのケース会議をより多く持って対応するということに努めております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)わかりました。
続きまして、68ページの学童保育事業補助金、これにつきまして先ほど中央保育所で2クラスほ
ど増加要因があったということで、全体として児童数、どれぐらいふえたのか、その辺につきまし
てお伺いいたします。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)中央学童だけ申し上げますと、今現在、年度末で一クラブでございます。
中央学童保育所というのは中央わくわくクラブと申します。それが年度末で58人ほどおられます、
子どもさん。それが、卒業する子も含めて年度当初では、また新しく新1年生の入る希望も、保育
所やいろんなところを通じて募集を受け付けております。その結果、最大85名、まだ悩んでいらっ
しゃるという方も7名ほどいらっしゃって、78名以上になるというのは確実であるというふうに見
込んでございます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)わかりました。
500万ほど計上がふえているということでございますけれども、これにつきましては私、会議の
代表で質問させていただいたことで、保育料の問題ですけれども、共稼ぎの子どもを持つ世帯の親
-90-
は、子育て費用に加え、2人が働くということで税金も、また社会保険料もともに増加すると。そ
れでありながら税制上の優遇措置はないということで、収入の割合で見たら多額の負担をしている
ということが考えられます。
そこで、学童保育料につきまして協議をされているというお話がございましたけれども、その協
議のいわゆる内容、その辺のところを具体的にちょっと教えていただけませんか。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)基本的に、議会の中で答弁申し上げさせていただきましたように、やは
りNPO法人自身も昨今の経済状況を踏まえて保育所から高いという声を聞いているというのは認
識していると。ですので、まず保育料を下げるためにはどうすべきかということで協議をしている
というものでございまして、まだ申しわけございません、協議に至っていない経過でございまして、
また相手もあるところでございますので、まず方向としては保育料を下げるためにどうするかとい
うふうに協議しているというものでございます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)先ほども、本町の子育ての公立保育所の保育料に関しましていろいろなご意見がご
ざいました。トータル的に、子育てという観点から見ますと、近隣市町に比べまして本町の学童保
育料は割高になっているということでございます。そういう意味でも近隣市町並みにやっぱり学童
保育料というものも見直しをすべきだと、このように考えております。その点につきましてもう一
度お伺いをいたします。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)保育料金額だけ申し上げれば、やはり高いというのは事実でございます。
しかしながら、各市町村の運営方式には若干、これも答弁の中であったかに思いますが、運営方式
が違います。本町にあってはNPO法人に補助を出す形で運営しておりますが、近隣の市町村は直
営でやってございます。そもそも経費の考え方につきまして、1カ所当たりどれぐらい使いなさい、
保育所みたいにどれぐらい要るんですというものがございません。補助金の定額というのはござい
ますけれども、その中で経費をできるだけ安くして保育料を安くするというパターンもございまし
たら、比率から見ても経費も高いけれども保護者の負担割合も高いというものもございます。これ
も答弁でありましたように、人件費をどう考えるかというのもございますので、一概に一律に決め
られるというものではないということでご理解賜りたいと思います。よろしくお願いします。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)学童保育というのは、ちょうど家庭の雰囲気ということで、お父さんお母さんがい
てなくても家に帰る雰囲気を保たせたいということでおやつも出ますし、そういう意味では評価し
ている点もございます。しかし一方、本町におきましては放課後子ども教室、これにつきましては、
予算の関係も私、指摘しましたけれども、もう本当に少な過ぎる。そういう意味で、やはり両立さ
せる方向で、そしてその選択は保護者に決めていただくと。そういう家庭の雰囲気を持たせたいん
やったらそっちのほうへ行かせればいいし、経済的にしんどければ本町の放課後子ども教室を充実
させていくと、こういうことでトータルとして子育てをしていくということが私、大事じゃないか
と思っています。そういう意味で、教育関係の部署と子ども家庭課とちょっと重なりましたけれど
も、そういうことをこれからも随時、私は皆さんにお伝えしていくという気持ちでおりますので、
よろしくお願いします。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)68ページお願いします。先ほどの学童保育所のすぐ下なんですけれども、乳幼児等
医療費公費負担額というのが昨年の予算よりも1,000万ぐらい下がっているかと思うんですけれど
も、23年度の使われたという方がどういう状況になっていて、この金額がどのくらいの方が使われ
-91-
るという形で計算されたのか。そして、さっき入のほうで府からのあれもふえているというような
ことで、これからちょっとまた順次、医療補助のほうを伸ばせていただけるようなこともできるん
かなというふうに思ったんですけれども、その辺のことをちょっとお聞かせいただけますでしょう
か。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)まず、23年度と24年度の月平均の試算の中での対象人数なんですが、就学
前でまず見込んでございます。23年度につきましては月平均で2,552人、24年度で月平均2,385人と
いうことで、お子様の数が減ってきているという部分も影響しまして予算額としては減ということ
でございます。
現在、小学生につきましては入院のほうを補助させていただいてございますけれども、これは人
数ではなくて、実績額をある程度見込みまして加算させていただいているという状況でございます。
ですので、本議会の一般質問の中でもありましたように、今後の拡大部分につきましては当然なが
らこの当初予算の中には入れてはございません。補正対応ということで考えてございます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)61ページの民生費、社会福祉費の扶助費、訪問入浴サービス助成金120万について
お伺いします。
重度の障がい者の方が入浴に非常に困っているということで議会報告会でお話しされたのをすご
く印象的に覚えているんですが、附属資料のほうでは、障がい者地域生活支援事業ということで
国・府から71万7,000円、町から57万6,000円ということで書かれていたんですが、訪問入浴サービ
スの助成金の一つに対して財源の確認をしたいんですが、どのようになっていますか。
委員長(糀谷直人君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)こちらのほうの訪問入浴サービスの助成金につきましては、委員おっしゃりま
すように、障害者自立支援法の規定に基づきます地域生活支援事業のうち市町村の任意事業となっ
てございます。今回、平成24年度より新たに施行するものでございますけれども、補助金といたし
ましては、委員おっしゃるように地域生活支援事業の統合補助金ということで、国が2分の1、府
4分の1以内というふうになってございます。
ただ、この統合補助金につきましては、他のさまざまなメニューがございますので、補助金自体
はこれは実績そのまま丸々という補助割れを現実には起こしてございます。100%そのまま充てら
れているというものではございませんで、ざっと総事業費が地域生活支援事業に係る事業が約二千
五、六百万程度だったと思うんですけれども、そのうち補助対象となっているのは、国から示され
ているのが現在2,000万円程度となってございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ということは、訪問入浴サービス助成金についての120万円の中での国の分という
ものは2分の1とは限らないということですか。
委員長(糀谷直人君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)はい、そういうことになります。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。
(「ごめん、まだ続きが」の声あり)
委員長(糀谷直人君)じゃ、江川委員。
委員(江川慶子君)すみません。ということは、これはもう全く単独でやるということも言えないとい
うことで、どう見たらいいのか、ちょっとどう聞いたらいいのかようわからへんねやけれども、訪
問入浴サービスの助成金についての財源というのは……。お願いします。
委員長(糀谷直人君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)今回の訪問入浴サービス助成金120万以外にも既に実施している事業がござい
-92-
ます。その時点で既にもう補助割れを起こしているような状況になっております。平たく言えば、
確かにその分が補助割れを起こしている上にまた新たに事業を実施するということになりますので、
基本的にはその分が考え方によっては町単費になるということではございますけれども、一応、町
といたしましては、府を通じて国のほうには補助申請のほうはいたす予定でおります。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)町単費でもこういうふうに入れていただいたということなんで、ありがたく思って
おります。ありがとうございます。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)63ページの工事請負費で老人憩の家進入路改修工事費495万9,000円、附属資料を見
ますと成合地区の老人憩の家の進入路改修ということですけれど、どういうふうな工事をされる予
定なんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)こちらの工事につきましては、成合地区のほうからの要望があったものでござ
いますけれども、老人憩の家への進入路が非常に急勾配であるということで、なかなか高齢者の利
用がしづらいし車も上れないという状況でございますので、本町といたしましても検討いたしまし
た結果、利便性の向上ということを踏まえまして、今回、一部地権者等のご協力、また地元の区長
さんのご協力も得ながら、勾配のほうを一定確保いたしまして、ある程度の駐車スペースのほうも
確保したいというふうな工事の内容になってございます。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)ということは、今の道と違うところに道をつけて勾配を緩くするということでいい
んでしょうか。
委員長(糀谷直人君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)今ある進入路のところを拡幅といいますか、ちょっと奥のほうに向かって傾斜
を緩くしていくと。奥には民家もございますんですけれども、そちらのほうにも土地の提供をいた
だいて、できるだけ勾配を緩くしたいというふうな工事内容になってございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)70ページのファミリーサポート事業委託料、これにつきましてご説明をお願いしま
す。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)ファミリーサポートセンター事業委託料でございます。金額にいたしま
して311万円、昨年度当初予算と同額でございます。基本的にはこの金額の設定につきましては、
近隣市町村の資料を参酌しまして金額からはじき出す積算として、おおよそファミリーサポートセ
ンター業務に当たるアドバイザーさんと事務の方を2人合わせて1.5人分で換算いたしまして積算
したもので、昨年度より311万円でNPO熊取こどもとおとなのネットワークに委託しているもの
でございます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)事業実績につきましてはどういうふうになっておりますか。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)年度末でございますけれども、まず子育てを協力してもいいよという方、
困ったときにお願いしたいという方、両方いいよという方の会員登録で運営がなされるものでござ
います。詳しく申し上げさせていただきます。お願いしたいという依頼会員、22年度の年度末のと
きは41名、協力会員49名、両方会員23名の合計113名、平成23年3月でございます。今現在、平成
24年3月の登録会員でございます。依頼会員が73名、協力会員が60名、両方会員が34名、計167名
-93-
ですので、167名に対してですから54名ほど登録会員がふえてございます。
なお、申し上げますけれども、22年度は22年9月から、年度途中からのスタートでございますの
でよろしくお願いします。利用実績でございますが、平成22年度が20回でございました。それが今
年度の利用実績ですが、受け付け件数で291件で成立件数が287件まで、莫大にふえているというも
のでございます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)ちょっと関連になりますけれども、質問をさせてもらいます。
これは2010年11月16日、生まれて5カ月ぐらいの娘さんをファミサポに預けまして、それがうつ
伏せ寝、これが原因で心肺停止の状態で発見されたという事例がございました。その後脳死状態で、
このような悲劇が起こっておるわけでございます、ファミサポでの事例でございます。これにつき
まして行政は、問題発生は個人で解決することということで対応されておりますけれども、本町に
おきましてそういう事例が本当にあったら困るんですよ。そういうことがもしあった場合、対応の
深刻な問題に今、そういう行政は困っておられますよね。そういうことで対応されていますけれど
も、これ非常に大変な問題を抱えていると思うんですよね。何の保育士の免許もない方にお預けし
て、そこで事故が起きた。その対応はファミサポが責任をとってくれるのか。このような問題をや
っぱり事前に考えておかなきゃいけないと思っておりますので、その辺につきまして、その対応の
仕方につきましてお伺いをいたします。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)委員ご指摘のような出来事が大阪府内の市町村であったということで、
これは大阪府内のみならず、全国的にもやはりすごく影響が大きかったところでございます。それ
を受けまして、各協力会員も両方会員も含めて研修というのを充実するということで、今、カリキ
ュラムのほうも改定へ向けて制度を検討されていると。ですので、うつ伏せにつきましてもそうで
すし、やはり小さいお子さんのけがであるとか体調不良というのはかなり慎重にしないとならない
ということで、それに向けて今、制度設計されているというもので、全国的に見直しの方向でござ
います。
ただ、本町におきましても、そういうことのみならず、やはり消防署のご協力をいただきながら、
救急対応であるとかけがの対処であるとか、育児、現場の保育士の先生方が講師になって研修会を
設けてもらうとか、もっと手厚くしてほしいということで協議をしております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)大阪市におきましても待機児童の問題で保育ママということが非常に問題になって
おります。そこで、やはり研修だけでそういうようなことでお預けするということにごっつい不安
を感じている保護者の方もおられますよね。そういう意味で、やっぱり保育士等の免許も必要では
ないかと、このようにも思っておりますけれども、その辺のお考えはないですか。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)一番ファミリーサポートセンターで大事にされている部分というのは、
やはり地域での助け合い、お互いさまやという、そういう高い志の中で地域の中で顔見知りで子ど
もを預けたり預かったりという関係が非常にいいという制度であります。しかしながら、事故につ
いてもまさしくそうでございます。しかし、その中で保育士資格を有する方だけにした場合に、何
かしたいという志の高いお気持ちをどう対応するのかということからすれば、やはり資格を有する
方のみというのについてはしないほうがいいんではないかと。ただ、そういう保育士並みの研修で
すね、今は研修やとか回数やとか実地経験で質を高めていただくほうで考えているというものでご
ざいます。
以上です。
-94-
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)先ほど私が質問した内容にはちょっとお答えしていないかなと。といいますのは、
問題が発生すれば行政として個人で解決せえと、このように行政は対応しているわけですね。本町
におきましてはそういう方向なんですか。その辺のお答えをちょっとお伺いします。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)やはり契約上は預けたい方々と預かる方の個人の契約で成り立つもので
ありますので、事故については当事者間でというものでございます。
しかしながら、それに対応すべく国を挙げての団体がございまして、そういう賠償保険だとか障
害保険についても整備されております。ですので、現在のところは、やはり事故については当事者
間での対応にならざるを得ないというふうに考えてございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)そういうことは保険等で対応するということであれば、それは行政がやるのか、そ
れともファミサポがやるのか、どっちなんですか。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)実際に事故が発生したときの想定というのはなかなか難しいものがござ
いますけれども、一定、委託として町がお願いした事業でありますので、最終的な手続やとか仲介
の部分について行政が入らざるを得ないときがあるかもわかりません。ただ、想定の域内から超え
た部分でございますので、やはり行政として、委託している責任者として対応すべきときがあるか
なと、そのように考えてございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)本当に深刻な問題で、こういうことがあってはいかんと、このように思っておりま
すけれども、そういうときに対処すべき方法というのは事前に検討しておく必要があるかなと思い
まして質問させていただきました。これはファミサポと行政との大きなトラブルの要因になる可能
性もありますので、事前にいろんな形で研究をしていただきたいと、このように要望しておきます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)58ページと59ページですが、社会福祉総務費として、一般職級の一般職の方の人数
は23年どおりですがその上の非常勤職員がふえているということと、節の07で臨時雇いの方がふ
えていると。この増加理由について説明してください。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)まず、社会福祉総務費の非常勤職の報酬でございますが、これは、災害時要援
護者支援策等の事務調整をいただく事務嘱託員を1名追加させていただいたものでございます。
委員長(糀谷直人君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)それでは、59ページの賃金218万7,000円の内訳でございますけれども、まず臨
時職員2名分でございます。1名分につきましては正規職員の育休の代替の臨時職員、それと平成
24年度から新たに事業といいますか、設置いたします手話通訳者の1名分の臨時雇い賃金、この2
名分となってございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)今の一番上の非常勤職員ですが、事務嘱託員を1名追加ということですが、これは
一般職の中でできるような業務ではないんですか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)全般的なお話として、職員数をご存じのように削減させていただいています。
その中で当然、職員と嘱託員、臨時職、それぞれ役割をいろいろ考えた中で、嘱託員にも補完して
いただくとか、また強化したい場合、嘱託員を補充するとかいうような考えもございますので、今
回、福祉全般の体系の整理であるとか災害時の要援護者支援の関係のほうに力を入れて事務嘱託員
-95-
を入れさせていただいたものでございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)今の社会福祉総務費の中ではふえているけれどもほかのところでは減っていると、
そういう理解ですか。その内容について説明していただけますか。
委員長(糀谷直人君)藤原総務課長。
総務課長(藤原伸彦君)嘱託員全般につきましては、19日ですか、お話しさせていただいたように7名
増加させていただいてございます。これは、月曜日もご説明させてもろうたように、時間数の削減
であるとか職員数の削減に伴う補完するものとして補充させていただいているものでございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)わかりました。
59ページも同じようなあれですが、社会福祉費の中で障害者給付認定審査会委員報酬で、これは
減少していますが、何人から何人になったかということと、非常勤の職員報酬と訪問調査員の報酬、
これは何人に対するものでしょうか。
委員長(糀谷直人君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)まず、1点目の障害者給付認定審査会委員報酬の分でございますけれども、昨
年に比べ23年度、対前年度で約100万円減となってございます。こちらにつきましては、委員数の
減数ではございませんで、審査会の開催回数でございますとか出席委員等々の実績を勘案いたしま
して算出したものでございます。
続きまして、非常勤の職員報酬350万4,000円でございますけれども、こちらにつきましてはコミ
ュニティソーシャルワーカー1名分の報酬というふうになってございます。
その下の訪問調査員報酬でございますけれども、こちらにつきましては、障害者自立支援法に基
づきます障がい福祉サービスを利用する前提となるために障がい程度区分認定審査に必要な調査を
行う、並びに認定の審査会用の資料の作成等々を行っていただいております。その者が社会福祉士
1名、精神保健福祉士1名、各1名ずつで2名の報酬というふうになってございます。
委員長(糀谷直人君)議事の途中ですが、ただいまより昼食のため午後1時まで休憩いたします。
──────────────────────────────────────────────
(「11時59分」から「13時00分」まで休憩)
──────────────────────────────────────────────
委員長(糀谷直人君)休憩前に引き続きまして会議を開きます。
質疑はありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)69ページお願いします。69ページの真ん中辺に汚水汲取手数料というのがあるんで
すけれども、この手数料は去年なかったように思うんですけれど、どういうことかちょっと教えて
いただけますでしょうか。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)69ページ、汚水汲取手数料でございます。昨年度は計上しておりません
でしたが、各保育所の調理室のグリーストラップ、油だめのところのくみ取りでございます。状況
を見ながら、たまらない年もありますので、24年度計上して早々にくみ取りを行いたい、このよう
に考えてございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)続いてお願いします。
73ページになるんですが、このページにはないんですけれど、資料のほうに保健総合福祉センタ
ー維持管理というのがありまして、裏口の雨漏りとか4階の研修室のパーテーション修理というの
が載っていました。多分ここのどこかに503万2,000円が計上されていると思うんですけれども、4
階のパーテーション修理というのは、4階のちょっと音がわっと響くんで、その辺直していただけ
るのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思いまして。
-96-
委員長(糀谷直人君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)73ページの需用費のうちの修繕料509万8,000円、そちらの中に含まれておるわ
けなんですけれども、4階研修室、ご存じのように研修室A、B、Cと3つに分かれておりまして、
こちらにつきましては貸し館といいますか、一般に開放しているところなんですけれども、そのう
ち間仕切りをするパーテーションがございます。そちらのほうが、平成11年9月の開館以来修繕を
繰り返しながら維持管理してきたわけなんですけれども、耐用年数、経年劣化によりまして落下の
可能性も、それとあわせて部品の調達もなかなか難しいというところもございまして、今回ちょっ
と新しく入れかえをさせていただきたいという予算でございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)では、音の改善というのではないというわけなんですね。何か音がすごくあそこ響
くんで改善していただけたらなという思いがあったんで。
委員長(糀谷直人君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)そういうご意見は、確かに会議等の開催が多うございまして、確かに音響の設
備が悪いというお声は聞いておるんですけれども、まだ現在のところ、そういった面での改修のほ
うは、今後ちょっと検討はしていきたいと思うんですけれども、今のところ大きく音響設備等に対
する修繕は考えていない状況でございます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)わかりました。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。佐古委員。
委員(佐古員規君)74ページですけれども、泉州広域母子医療センター、ちょうど真ん中辺のちょっと
下ですけれども、この分担金が前回より半分ぐらいになってるんです。その理由等ご説明お願いし
ます。
委員長(糀谷直人君)三原健康課長。
健康課長(三原 順君)泉州広域母子医療センター分担金、これの減額となった理由なんですけれども、
一つは、広域母子医療センターの22年度の決算が確定しまして、その確定に伴う精算金を24年度の
予算で差し引いてくれるといいますか黒字といいますか、22年度で返ってくるお金があったので、
それを24年度で差し引きして負担金を24年度分払うということで、この金額になっております。
委員長(糀谷直人君)佐古委員。
委員(佐古員規君)その内容について、もう少し詳しく教えていただけますか。
委員長(糀谷直人君)三原健康課長。
健康課長(三原 順君)泉州広域母子医療センターのまず設立の趣旨なんですけれども、泉州地域でま
ず医師不足という地域事情がありました。医師不足を解消するためにこのセンターを設置している
というのが一つの理由です。
あとは、地域の分娩─お産ですね。それと婦人科の手術、これが医師不足によって危機的な
状況に、当時19年度ですか、陥っておりましたので、そういう状況を打開しようということで、泉
佐野市民病院、今りんくう総合医療センターです。それと市立貝塚病院、この2病院で一つのセン
ターを組織するということになっております。
負担金については、24年度につきましては24年度の見込み数字に基づく負担金の支払い、それと
22年度、前々年度の精算金、これを差し引いての負担金の支払いということになります。
以上です。
委員長(糀谷直人君)佐古委員。
委員(佐古員規君)これ広域となっていますけれども、何市何町が加盟されているんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)三原健康課長。
健康課長(三原 順君)このセンターの運営については、貝塚市から岬町までの4市3町から負担金を
-97-
集めてセンターを運営しています。もちろん病院での収支もあるんですけれども、基本的にはこの
センターで出た赤字に対して4市3町の負担金で穴埋めをすると、そういうイメージで運営してお
ります。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)75ページをお願い申し上げます。
先ほど検診委託料で300万程度減額になった理由は、やっぱりそういう受ける方が減ったという
ご説明がございました。そこでお聞きしたいのは、子宮頸がんと乳がん、この目標設定につきまし
てちょっとお伺いをしたいと思います。
委員長(糀谷直人君)三原健康課長。
健康課長(三原 順君)乳がんと子宮頸がんの目標なんですけれども、どちらとも基本的には30%以上
を目標にして受診率を高めていきたいというふうに思っています。これにあわせて受診率を高める
ために、まずはクーポン対象者の方のうち特にがんが発見されやすい年齢層に絞って検診の受診勧
奨をしようということで、これは23年度、今年度もやっておるんですけれども、24年度も引き続い
て実施をしていきたいというふうに思っています。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)昨年度の目標のいわゆる答えになっているのが、子宮頸がんが26.6%でして乳がん
が19.7%、それに対して30%以上を目標にすると。やっぱりねらいは僕は50%と思いますけれども、
昨年の課題としまして医療機関の検診する場所の問題が指摘されていましたということで、これは
何か乳がんのそういう施設が少ないということを指していると思うんですけれども、その辺のこと
しの対応につきましてどうされるのか、お伺いをいたします。
委員長(糀谷直人君)三原健康課長。
健康課長(三原 順君)乳がん検診につきましては、大きく2つ検診の方法があります。一つはふれあ
いセンターでの集団検診、それと医療機関での個別の検診、この2種類がございます。
乳がん検診につきましては、基本的には3市3町の中での医療機関で受けていただくことになり
ますが、検診できる医療機関がわずかということで、このわずかな医療機関ということに対しまし
て、ふれあいセンターのほうで実施します乳がん検診の実施回数について、22年度実績では10回だ
ったんですけれども、23、24と12回の集団検診をするということで、あわせて乳がんとセットで子
宮頸がんも受けていただけるようにセット検診ということも実施をさせていただいているところで
す。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)わかりました。
続きまして、前年度より実施されています働く世代の大腸がん検診、これを推進事業として実施
されておりますけれども、本年度の対象者につきまして見込み数をお伺いいたします。
委員長(糀谷直人君)三原健康課長。
健康課長(三原 順君)がん検診推進事業のうち大腸がん検診の無料クーポン券の配布対象なんですけ
れども、平成24年度は2,865人を見込んでおります。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)続きまして、胃がんにつきまして、集団検診のみ実施しているということでござい
ますけれども、受診率アップにつきましてどのような対応をとっておられるのか、お伺いをいたし
ます。
委員長(糀谷直人君)三原健康課長。
健康課長(三原 順君)受診率アップの方法なんですけれども、タイミングとして、先ほどの大腸がん
検診のクーポン事業が始まったということによって23年度の胃がん検診、大腸がん検診とセットで
-98-
受けていただく胃がん検診の受診者数が予想よりもふえております。今、1月時点で胃がん検診は
1,000人を超えておりまして、22年度の実績よりも3割弱ふえております。常に大腸がん検診と胃
がん検診はセットでの検診を実施しておりますので、24年度についても同じような形で、クーポン
が始まる前よりも受診者数のほうはふえるのかなというふうに見ております。
あわせて、大腸がん検診の対象者、クーポン券の対象者の方については、受診勧奨通知、年度の
途中になるかと思いますけれども、未受診の方に勧奨通知をして、ついでに胃がん検診も受けてく
ださいと。これ予約制ですので、大腸がんの検診を予約された方に胃がんもどうですかということ
で、電話での申し込みの際にもそういうふうに勧奨をしているところです。
以上です。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)私は、先ほど前年度に比べて300万円程度減額してるということでありました。こ
れを考えますと、やっぱり減額というのはちょっといかがなものかと。生命を守る、がんというの
は命にかかわる問題ですし、早期発見、また早期治療が本当に大切であります。国保会計に対しま
して抑制するという、またそういう効果も上がるんじゃないかと、こういう思いもございますので、
何とぞ、さっき30%と言ってましたけれども、30%以上ですか、50%を目標にひとつ取り組んでい
ただきたいことを要望しておきます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)白間委員の関連で同じところを質問したいんですが、入のところでもお話があった
んですが、国内のポリオ予防接種の件で経口生ワクチンに対して事故が起こったことにより控えら
れている方がふえているからではないかということもお話であったんですが、現在、不活化ポリオ
ワクチンというのが研究されていまして、この秋には接種に間に合わせるようにしたいということ
で、参議院でそういう答弁が出ているんですが、この不活化ポリオワクチンに切りかわった場合、
現在接種を見合わせている方への対応が問題となると思うんですが、その辺どのように考えておら
れますか。
委員長(糀谷直人君)三原健康課長。
健康課長(三原 順君)ポリオワクチンの不活化への移行については、国のほうで今24年秋をめどに検
討を進めているところというふうに聞いておりますが、今現在、予防接種法上は生ワクチンのみを
接種するということになっております。おっしゃるようにポリオの接種率は、ちょっと手元に具体
の数字はありませんけれども、減っていると、ちょっと落ちているというふうに聞いておりまして、
再三広報紙等で周知をしております。4カ月児健診等においてこういうふうな周知をやっていくこ
とが重要じゃないかなというふうに思っておりますし、重要であることの背景として、今現行の生
ワクチンであってもこのワクチンを接種することによる効果は非常に高いと。ただ、委員おっしゃ
るように、事故といいますか、接種による副反応ということかなと思いますが、これが一部である
ということで、これがクローズアップされている、そういう状況にあるかなと思います。いずれに
しても、ポリオの生ワクチンについては接種していただくように今後も住民さんのほうに周知はし
ていきたいと思っています。ポリオが接種できない状況が広がりますとポリオが感染、流行してい
く可能性があると、そういう危険性があるということで、これをポイントとして広報周知を図って
いきたいと思っています。
白間委員ご指摘の大腸がん検診の300万円が減額されたと、この理由について少し補足なんです
けれども、23年度当初年度が始まる前までは、働く世代の大腸がん検診ということで大腸がん検診
キットを郵送による配布回収というふうに想定して事業を進めておったんですが、郵送に当たって
の制約といいますか、そのキットを採取した上で郵送するということに対して疑義が生じたという
ことで郵送による配布回収がなくなったと。加えて、ふれあいセンターで行う集団検診のみの実施
にならざるを得なくなってきたということがあります。
-99-
もう一つは、問診を専門の職員、健康課でいうと保健師なんですけれども、保健師との面談によ
る問診をすることが必要だということで、郵送による回収のできない理由の一つとして保健師との
面談による問診をするということが重要であるということで、こういうことも含めて当初予定して
いた検診受診率というのが見込めなくなってきたということで、24年度は、23年度そういったこと
を反省を踏まえて、24年度減額をさせていただいたということですので、ご理解をお願いします。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)先ほどの話に戻るんですが、ポリオのことです。事故という言い方は悪かったんで
訂正いたします。予防接種によってその病気を発症する方が少しの割合ですがあるということで心
配されている方がいてて、控えている方もいるんですが、生ワクチンのほうで現行のほうで進めて
いくように声をかけていく、やっていくということですね。わかりました。
それで、将来的に不活化のポリオワクチンがもう寸前に実現しようとするような時期に来ていま
すので、やはりそれができてから受けようという方もいると思うんですが、接種するのに一番望ま
しいという接種時期に受けるのが本来はいいと思うんですが、それを超えてしまうケースも中には
あると思うんです。そういった場合の対応として、希望する人すべてにポリオワクチン接種を受け
られるような手だてをしていただけたらなと思いますので、要望しておきます。
委員長(糀谷直人君)要望でいいんですね。江川委員。
委員(江川慶子君)答えてもらえるんなら。
委員長(糀谷直人君)三原健康課長。
健康課長(三原 順君)ポリオワクチンの接種を含めて、これは予防接種法に基づく定期接種となって
おります。基本的には、定期接種に位置づけられた接種期間を超えるような接種については、法律
を逸脱するという部分がありまして健康被害への影響もあろうかと思いますので、定期接種の枠組
みの中でできるだけ接種をしていただくように広報周知するのが大事なことかなというふうに思っ
ております。
ただ、ポリオの今の生ワクチンの接種年齢が、少し幅広い年齢層で接種していただけます。でき
るだけ小さい時期に接種を済ませるようなそういうお勧めをしております。ただ、不活化ワクチン
になりましたら、その接種の年齢がどのような期間になるかいうこともありますので、それはその
内容が示された時点で改めて検討したいと思ってます。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)60ページと61ページにかけてですが、60ページの節13の委託料の中の福祉タクシー
事業委託料というのがあります。それから61ページの19の負担金、補助金のところに障害者送迎支
援補助金というのがあります。これは、それぞれどういう組織への支払いになるのか、それとどう
いう内容か、教えてください。
委員長(糀谷直人君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)まず、60ページ、委託料の福祉タクシー事業委託料のほうからご説明させてい
ただきます。
こちらにつきましては、在宅の重度の障がい者の方、身障1級、2級でありますとか療育手帳A、
特定疾患等の方の行動範囲を拡大し、社会参加を促進するために、タクシー料金の基本料金を助成
しておるものでございます。基本料金は590円を限度として交付しているものでございます。1人
当たり年間24枚です。590円掛ける24枚で1人当たり1万4,160円のチケット分を交付しているとい
う状況でございます。当然、利用に当たっては、タクシー会社並びに介護タクシー事業所のほうと
契約を結んでおりまして、タクシー事業者と介護タクシー事業所のほうを利用していただいている
というところでございます。
あと、61ページの障害者送迎支援補助金240万円のほうなんですけれども、こちらにつきまして
-100-
は、知的障がい者の通所施設でございますささゆり作業所及びひまわりの里に対する送迎支援です。
そちらのほうに対して、送迎バスが回っておりますので、その送迎に対しての補助金となってござ
います。24年度については240万円、これを1事業所ずつで120万円という形になってございます。
こちらにつきましても、送迎に関する費用ということで、車両の管理費、ガソリン代等々、そうい
ったものがこの補助金に充てられているという形になってございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)わかりました。
下の施設の送迎補助金ですが、施設自体は送迎にどれぐらいの費用をかけていると考えられます
か。
委員長(糀谷直人君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)前の22年度当時の実績では、約480万円程度の費用がかかっておったというふ
うに認識しております。
(「2社、2カ所で480万円ということですか」の声あり)
福祉課長(木村直義君)そうでございます。失礼いたしました。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)わかりました。
続きまして、62ページで介護・訓練等給付費3億8,900万円あるわけですけれども、これの増加
理由と、実際のこれが対象となる組織について教えてください。
委員長(糀谷直人君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)こちらの介護・訓練等給付費、昨年当初予算額との対比で約3,700万円の増額
となってございます。こちらの増加要因なんですけれども、主なものといたしましては、小規模の
通所の授産施設でございます大久保にございますなずなさんが障がい福祉サービス事業所のほうに、
この3月1日にいわゆる新体系移行ということで障害者自立支援法に基づく事業所のほうに移行し
てございます。そうなりますと、そちらのほうでサービスを利用される者がすべて介護・訓練等給
付費という中に含まれてくるような形になりますので、その方々、16名分で約3,490万円の増加を
見込んでおるものでございます。あとは、新規の施設の利用者の方等々を見込んで約3,700万の増
額というふうな形になってございます。
あと、利用者の事業所なんですけれども、特に町内、町外を問わずということになっておるんで
すけれども、いわゆる障害者自立支援法に基づく障がい福祉サービスというのは府のほうできちっ
と認可を受けてるわけでございまして、そういったサービスを提供している事業所、町内でいいま
すと約15事業所程度あるんですけれども、そういう障がい福祉サービス事業所のほうをご利用いた
だいていると、そういった形での給付費という形になってございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)この給付は、受けた人、個人のほうへ給付されるということ。
委員長(糀谷直人君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)こちらにつきましては、国保連のほうから請求が来まして、うちのほうは国保
連のほうに支払っていると。事業所は国保連のほうに請求をしているという形になってございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)これは問題はどうなるかですが、高齢者介護のほうでもまた質問したいと思います
けれども、愛知県の豊橋市の医療法人で、これは、特別入院とかそういう療養入院とかというのを
いわゆる内容を不正に申請して多額受給をしたというのがあります。いわゆる介護訓練の内容とそ
の費用が適切かどうかということのチェックはどのようにされてますか。
委員長(糀谷直人君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)給付につきましては、まずもって午前中にご質問がありました給付を受けるに
当たってのまず認定審査会におきまして、障がい程度区分、認定のほうを受けていただきます。そ
-101-
の障がい程度区分に応じまして、こういう障がい者のおうちの方であればどれだけのサービスの種
類及び支給量が適切であるかというのが審査されてございます。実際、事業所のほうを利用された
サービスの内容でありますとかサービスに対する時間、そういったものが国保連を通じて各利用者
別、事業所別にすべて本町のほうにデータが送られてきます。それをもとに本町のほうで審査をし
ているというところでございます。当然、監査等も府のほうから事業所のほうには、ちょっと回数、
定期的にという形の言い方になろうかと思うんですけれども、そういった監査のほうも事業所のほ
うも受けているというふうに聞いてございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)監査は町でなく府がやると、府だけしかできないということと理解していいですか。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)関連で、同じところなんですけれども、3億8,942万7,000円というのはかなり大き
いんですけれども、この財源の内訳というのはどうなっているか、教えていただけませんか。
委員長(糀谷直人君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)こちらにつきましては、国・府補助金がございます。障害者自立支援給付費負
担金ということで、国が2分の1、府が4分の1の補助になってございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)そしたら町が4分の1ということで、はい、わかりました。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)68ページ、ちょっと保育所のほうへ戻るんですけれども、賃金のところで臨時保育
士賃金1億5,315万3,000円、これ昨年度よりふえているんですが、第一保育所が廃止ということも
あって総額的にどうなるのか、減額になるのかなと思っていたんですが、この辺の事情をよろしく
お願いします。
委員(鱧谷陽子君)伊藤子ども家庭課参事。
子ども家庭課参事(伊藤達哉君)現実的には昨年に比べて賃金のほうが上がっておりますが、それにつ
いては、臨時職員のほうが若干ふえておりまして、それによってふえている金額でございます。
(「それがわからない」の声あり)
子ども家庭課参事(伊藤達哉君)それで、人数ですが、人数においては細かくお話しさせていただきた
いと思います。
育休加配のほうが1名、これは昨年と同様です。それで、次に加配のほう、クラスを担当する臨
時職員のほうが24年度は25名、障がいの加配、7時間30分勤務していただく臨時職員さんを2名、
障がい日勤といいまして5時間45分勤務していただく障がい日勤の者を23名、そして通常の月曜か
ら土曜まで保育の勤務を行いますので、それに当たる代替職員という形で配置しております日勤保
育士、それを各保育所のほうで13名、そして、セットといいまして、朝、早朝のほうの保育士を9
名、それに合わせて午前だけ、やはり朝早くから来てるお子さんもいてますので、それに合わせた
2時間から1時間半程度来ていただく午前の先生を18名、同じく午後、夜7時までやっていただく
時間帯、2時間程度来ていただく午後の先生を18名と、そのほかに今年度は、先ほど課長のほうか
らも説明ありましたように、看護師を新たに配置する予定になっております。第1保育所と第2保
育所のほうに配置する予定の看護師、ですので現在の第5保育所と合わせて3名、計127名ほどの
職員、臨時職員を配置する予定になっております。
委員長(糀谷直人君)中尾健康福祉部理事。
健康福祉部理事(中尾清彦君)臨時保育士につきましては1,980万ほどふえておるんですけれども、人
数で申しますと、昨年度の予算が107人分でして、24年度が131名ということで24人分ふえておりま
す。それで1,980万ふえておるわけなんですけれども、中身的には、年度途中で入所する子どもた
ちもたくさんおられます。その分で約950万ぐらいございますので、1,980万のうち約半分がその要
因でございます。あと、延長保育の児童の増加に伴う職員の対応ということで400万弱、あと障が
-102-
い児の増加に伴います分で850万ぐらいという内訳になってございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ありがとうございます。
今回、1小学校に1保育所ということで延長保育の拡充というんか、時間を延ばすとか、そうい
った部分で保育士、臨時保育士をふやすということと、あと、年度途中の入所に備えてここで予算
をとっているということですね。わかりました。
委員長(糀谷直人君)中尾健康福祉部理事。
健康福祉部理事(中尾清彦君)ちょっと補足しますと、予算の組み方を若干変えておりまして、23年度
は途中でふえる方、子どもたちに対する職員の増加というのは補正対応しておりまして、23年度も
補正をやりまして、補正した部分から比較しますと増額幅というのは370万円ぐらいということで、
1,900万円が1,980万円ふえたように見えていますけれども、実態として23年、24年の比較というの
はそういう形になってございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)70ページをお願いしたいんですけれども、これには載っていないんだけれども、昨
年、ホームスタート事業補助金というのがありました。それはスタートの支援だと思うんですけれ
ども、あとの支援の状況とかそういうのについてどういうふうにされるか、わかりましたら教えて
いただきたいと思います。
委員長(糀谷直人君)下中子ども家庭課長。
子ども家庭課長(下中昭三君)ホームスタートについての補助金でございますが、昨年、試行というこ
とで、立ち上げについて補助をさせていただきました。その間、何件か実際にボランティアの皆様
方が家庭訪問をされた、その結果を踏まえて今年度については本行といいますか、いけるかどうか
の内容については十分検討して、来る当初予算については、骨格予算でございますので、6月の肉
づけ予算のときに政策的な対応をしてまいりたいと、そのように考えてございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
ないようですので、委員長のほうから発言がありますので、議事の進行を鱧谷副委員長に任せた
いと思いますので、鱧谷副委員長、よろしくお願いします。
副委員長(鱧谷陽子君)委員長から指名がありましたので、副委員長の私が議事を進行いたします。で
は、糀谷委員。
委員(糀谷直人君)1点、63ページ、シルバー人材センター補助金の件でお伺いします。
シルバー人材センターに対する補助金は、長年にわたり、もう7、8年、あるいは9年ぐらい続
いているかと思うんですけれども、シルバー人材センターが設立した当時は、自立を旨とすると、
各会員の皆さん並びに理事の皆さんたちの努力で自立をしていくんだということで当初はお伺いし
ていたんです。ずっと1,200万円、同額が続いております。その点のところをご説明お願いいたし
ます。
副委員長(鱧谷陽子君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)シルバー人材センター補助金1,200万円についてでございますけれども、シル
バー人材補助金につきましては、委員おっしゃるように1,200万円ということでずっとこのまま推
移しておるわけなんですけれども、平成22年度でしたでしょうか、国の事業仕分けによりまして国
の補助金のほうが削減されてきておるという状況もございます。あとあわせまして、運営自立する
ためには当然、契約をシルバー人材センターのほうで伸ばしていただくというところも、一つ自主
財源の確保ということでは大きなところでございます。ただ、長引く景気の低迷等によりましてな
かなか契約金額の増加も見込めないといったような状況でございます。
要因といたしましてはそういった形での自主財源を確保していただくというのが本町のほうの趣
旨でもございますけれども、町内にもなかなか事業所数も非常に少ないということもございまして、
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軽作業的な契約が大半を占めておるという状況でございます。そういった意味で、確かにシルバー
人材センターにつきましては、働く意欲がある高齢者の就労の受け皿となっているということで、
生きがい、健康づくりとして有効であるということで事業展開をしていただいているところでござ
いますので、そういった趣旨を踏まえてシルバー人材センターの運営の安定化のためにこの補助金
のほうは増額ということでさせていただいている状況でございます。
副委員長(鱧谷陽子君)糀谷委員。
委員(糀谷直人君)それはよくわかるんですけれども、景気が悪いからうまくいっていないと、注文も
少ないと。それでは、ずっと補助金1,200万円毎年入ってくるんだと、もう確実にね。裏を返せば、
働かなくてもそれだけのお金が入ってくるということにもなろうかと思います。自立するためにど
のような仕事をしているのか、一生懸命やっているのか、あるいは高齢者の居場所づくりというこ
とであるならば、やはり会員の皆さんが心よく働いて、そうすることによって注文もふえてこよう
かと思いますけれども、その点の管理のほうはどうなっておりましょうか。
副委員長(鱧谷陽子君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)管理ということになっておるんですけれども、基本的にはシルバー人材センタ
ーは事務局がございますので、そちらのほうが中心となって仕事のマッチングといいますか、そう
いったことをやっていただいているというところでございます。当然、シルバー人材センターのほ
うにつきましても、自主財源の確保ということで、職員の人件費の削減でありますとかそういった
ことには取り組んでいただいている状況でございます。確かに委員長おっしゃいますように、ただ
単に職業をあっせんするだけではなくて、やはり高齢者の方が気楽に人材センターに来て、いろい
ろサロン的なそういった場の提供というのも必要かなと考えておるところではございますけれども、
そういった趣旨は本町のほうからもシルバー人材センターの事務局のほうには伝えてるところでも
ございますし、今後、そういった趣旨のもとで、認識のもとでシルバー人材センターのほうの事務
局のほうも運営していっていただきたいというのも町としての要望を出しているところでございま
す。
副委員長(鱧谷陽子君)糀谷委員。
委員(糀谷直人君)町の要望をシルバーの事務局側が、はいわかりましたと、そういう形で受け取って
一生懸命取り組んでいただいていたら、自主財源あるいは自分たちの努力で補助金を必要としない
ような、そういうふうな形になっていってるんじゃないかなと思われるんですけれども、それでは
ないと。相変わらずずっと1,200万円払い続けていると。その中身を見たらほとんどが人件費だと
いうことなんです。
その点のことで先ほどお答えがあったんですけれども、人件費の削減をしているというような部
分も少しは見受けられます。職員を減らしている、事務職も減らしているという形ではある程度当
たっているかと思うんですけれども、やはり私が見ていると、1,200万円、町の補助金がありきと
いう形で仕事をしているように思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
副委員長(鱧谷陽子君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)本町といたしましても、基本的にはシルバー人材センターの安定的な運営とい
う趣旨のもとで補助金を支出しておるものでございます。確かに、委員長おっしゃりますように
700万円程度が事務局の人件費として充てられているというのは実情でございます。確かにそうい
うふうな形になってございますけれども、一番の自主財源の確保は何といっても契約件数、契約金
額を伸ばすというところが一番のポイントになってくるのかなというふうに考えてございます。契
約金額のうち7%がシルバー人材センターのほうへの収入ということになっておるわけなんですけ
れども、23年度におきましても対前年、大体9,700万円、1億円をちょっと切れるぐらいの契約件
数になっておるんですけれども、23年度につきましても22年度実績を若干下回るような見込みとな
ってございます。そういったことも踏まえて非常に運営自体も厳しいと、国の補助金も22年度から
減額になっているということも踏まえまして、町としてはシルバー人材センターの安定的な運営の
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ために必要な支出であると、補助金であるというふうに考えてございます。
副委員長(鱧谷陽子君)糀谷委員。
委員(糀谷直人君)それならば、シルバー人材センター側もやはり事務改善、事業改善ということで努
力が必要だと思うんですけれども、町が見ていまして、シルバー側のそういう改善策なり、こうい
うことをしていく、だから補助金が欲しいんだというような前向きの意見といいましょうか、シル
バー側のプランというのは毎年出されているんでしょうか。
副委員長(鱧谷陽子君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)シルバー人材センターは、理事会総会ですか、開かれておりまして、当然事業
計画というのは提示されております。その中では、会員数の増加でありますとか、あと当然のこと
ながら契約件数の増加といったことを事業目標として事業計画として立てているところでございま
す。その中にも、確かに自主財源の確保というような文言もたしか出ていたように記憶はしてござ
います。
副委員長(鱧谷陽子君)糀谷委員。
委員(糀谷直人君)町側の苦しい立場もあろうかと思うんですけれども、じゃ、もう1点聞かせてくだ
さい。町がシルバーに出している仕事ですよね。昨年どれぐらいあったんでしょうか。町がシルバ
ーに対して委託している、あるいは頼んでいる金額を、総額がわかったらちょっと教えてください。
副委員長(鱧谷陽子君)木村福祉課長。
福祉課長(木村直義君)すみません、22年度でよろしゅうございますか。
(「23年度出ていれば」の声あり)
福祉課長(木村直義君)23はまだちょっと……
(「まあ年度途中やさかい」の声あり)
福祉課長(木村直義君)ちょっとまだ23が年度途中ということでございまして、まず参考までに22年度
でいきますと、全体の契約額が9,790万円と約9,800万円、そのうち町からの発注分が約3,000万と
なってございます。約3割ぐらいでございます。例年を見ますと、ほぼ同じような割合で、全体の
契約額の約3割が町からの委託の分という形になってございます。
副委員長(鱧谷陽子君)糀谷委員。
委員(糀谷直人君)これを見ても、シルバー側から見れば熊取町は補助金を出してくれる、それプラス
いいお得意さんというように思われるんですけれども、こういう状態が続けば町はずっとシルバー
さんに補助金を出し続けなければならないというところが見えてきますので、何とぞこの分の補助
金に関しましては改善を、この場をかりまして要望しておきたいと思います。
副委員長(鱧谷陽子君)緒方健康福祉部長。
健康福祉部長(緒方敏彦君)シルバー人材センターにつきましては、どこの市町村さんも補助金という
枠組みをつくっておられまして、本町だけじゃなくて高齢者の生きがいづくりあるいは就労機会を
与えるということで、福祉あるいは雇用面での施策として補助金を出しているという実態がござい
まして、本町だけではございません。
法人化を17年にしましたけれども、法人化のときには、法人化すれば国の補助金も当時ございま
した。今もございますけれども、運営補助金がございました。国の補助金とあわせて町の補助金と
両方立てで運営をしていただけるというふうな形で法人化したところでございます。ところが、国
のほうが民主党政権にかわりまして、これが事業仕分けのほうで国のほうが減額されたと。ところ
が、国のほうが減額されておりますけれども、本町の補助金をそれにあわせて減額いたしますと、
本町のシルバー人材センターは売り上げが1億円に達しないということで、大阪府内でも一番小さ
な規模のシルバー人材センターでございます。同じようなところで大阪狭山市が同じように1億円
を切っているような状況でございまして、経営については非常に規模から言って一番苦しいような
実態でございます。ただし、大きなところにつきましては、例えば泉佐野さんとか貝塚市さんは4
億、5億という売り上げがございまして、その事務費についても約7%あるいは10%というのをも
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らっているところございますけれども、それで換算しますと5億円売り上げあれば10%で5,000万
という形で、それが運営費に回せるという形もございまして、そういう大きな規模になれば当然な
がら補助金については占める割合が非常に少ないということになるんですけれども、今現実には、
本町においてはまだまだそこまでいってないということでございます。
官公庁の分も以前は半分ぐらい占めておりました。そのときは6,000万ぐらいの売り上げでござ
いましたので、それから考えますと3,000万程度というのはずっと変わっていないということで、
それ以降は、法人化した後は民間さんの仕事のほうを今重点的に伸ばしているということで、これ
からも民間の事業者についてのご協力といいますか、発注をふやしていきたいということで頑張っ
ています。
中の経営改革については、先ほど課長が申し上げました職員についての経費を減らすということ
で、いっとき7名、8名臨時職員も含めて事務局職員がおりましたけれど、今5名体制でやってる
ということで経費の節減を図っていると。一方では、会員のほうの会費を集めておりますけれども、
それについても若干の値上げをさせていただいて、会員のご協力も得た中で経営に当たっていると
いうことでご理解いただきたいと思います。
副委員長(鱧谷陽子君)糀谷委員。
委員(糀谷直人君)先ほどで終わっておこうかなと思ったんですけれども、会員さんの数が多いと。ま
あ言えば減っていないということですよね。そして、今までの努力から見ていて、自分たちで生き
ていく努力をしているかどうかなんですよ。居場所づくり、生きがいづくりでその場が始まったと。
じゃ今、皆さん生きがいを持ってその場へ来ているかということですよね。状況を見ると決してそ
ういう状況ではない。中はもめまくっているという状況なんですよ。だから、そこのところで今後、
そういう管理あるいは指導のほうをよろしくお願いしたいということで私はさっき終わったんです
けれども、また何かあれば。
副委員長(鱧谷陽子君)緒方健康福祉部長。
健康福祉部長(緒方敏彦君)今おっしゃられたもめごとが多いというようなご発言でございますけれど
も、会員の中ではいろんな事務局の方といろんな意見の食い違いといいますか、そういう方たちも
おられるというふうに聞いております。その中で、シルバー人材センターというのは会員の組織で
ございますので、会員が自主的に運営するということでございます。それを補助するのが事務局と
いう形でございますので、いろいろな中に委員会がございまして、そこの中で自主的な運営ができ
るような形になっていますので、事務局も含めてそういうふうなことがあれば当然、町としても事
務局のほうに指導監督はしていきたいというふうに考えております。シルバー人材センターが生き
がいづくりで、今、事務局としては、そういう形で順調に運営はしていただいているというふうに
判断しております。
副委員長(鱧谷陽子君)糀谷委員。
委員(糀谷直人君)私が調べるというか私が勉強していく上では、自主的な運営が果たしてなされてい
るのか。部長は先ほど、自主的な運営がなされていると、うまくいっているというふうなお答えが
ありましたけれども、私の目から見ている限りでは、決して自主的な運営がなされていないという
ことです。なぜそう言うかといえば、一つの問題がつい最近起こったんですけれども、その敷地内
にある大木、ずっと昔からある、いわば緑を保っている大木を町の許可もなく切り倒したというこ
とをある会員さんから私の耳に入れてくれました。そういう町に何も許可も得ずに町の財産である
木を切り倒していいものかどうかと、そういうふうな苦情もあったわけなんです。その点、部長ど
う思われますか。
副委員長(鱧谷陽子君)緒方健康福祉部長。
健康福祉部長(緒方敏彦君)基本的には無償で土地建物を提供させていただいておりまして、維持管理
についてはシルバー人材センターでお願いしております。
木の伐採等につきましては、本町におきましても事情はお聞きいたしております。シルバー人材
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センターで、当然いろんな事業、中でいろんな作業をする中で、車の駐車場であるとか、あるいは
作業をするのに邪魔になってくる木があったと、それで一部伐採をしたというふうな形で聞いてお
りまして、むやみに伐採をしているというわけではございませんので、事業に支障があるという判
断をされて伐採をされたというふうにお聞きしております。
副委員長(鱧谷陽子君)糀谷委員。
委員(糀谷直人君)木を一つ切る、それは、町にこういう事情だから木を切りますよという、そういう
事前に報告があったんですか。
副委員長(鱧谷陽子君)緒方健康福祉部長。
健康福祉部長(緒方敏彦君)基本的には、先ほど申し上げましたように、維持管理についてはシルバー
さんにお任せをしているというスタンスでございますので、特に、例えば周りにある木を全部切る
とか、そういうふうな大きなことであると当然ながら町のほうに相談をいただいておりますけれど
も、多分1本だと思うのですけれども、そのときに裏の木が事業の支障になったということでお切
りになったということは聞いております。
副委員長(鱧谷陽子君)糀谷委員。
委員(糀谷直人君)早く終わらそうと思ってたんですけれども、これ見てくれませんか。
先ほどの木の話なんですけれども、伐採した木の写真がそこにありますので、ちょっと部長、見
ていただけますか。
副委員長(鱧谷陽子君)重光委員。
委員(重光俊則君)今、糀谷委員長が木の伐採について、これが妥当かどうかということで長い時間を
使っておられますが、これ、予算審査委員会でこの時間でこういう議論をするのは非常に目的から
外れています。木の伐採についてそれがいいかどうかというのとシルバー人材センターの補助金が
どうかというのはまた別の問題であって、委員長たる人がこういう時間を使って長々と木の伐採の
問題を取り上げて、この予算委員会の審議を行うというのはいかがなものかと思います。この問題
は、先ほどのシルバー人材センターの助成金がどうかというところで打ち切って、これは別の場で
協議していただきたい。
副委員長(鱧谷陽子君)糀谷委員。
委員(糀谷直人君)これはシルバーの運営上の話ですので、このまま続けさせていただきます。
いかがでしょうか。
副委員長(鱧谷陽子君)緒方健康福祉部長。
健康福祉部長(緒方敏彦君)先ほど申し上げましたように、車の駐車あるいは作業に入るのに支障があ
ったということだったと思います。
副委員長(鱧谷陽子君)糀谷委員。
委員(糀谷直人君)もうこの点で長々話をしていても解決つかないと思いますので、結局は、シルバー
人材センターの当初の目標どおりに自立していただくという形のものをつくっていただきたい、た
だそういう思いで発言させていただきました。今後ともよろしくお願いしておきます。
副委員長(鱧谷陽子君)重光委員。
委員(重光俊則君)シルバーの助成金の件で糀谷委員長の指摘がありましたけれども、シルバー人材の
登録した人が、非常に一般的な業務には仕事につきにくい条件がいっぱいあると。だから作業時間
が、1日当たりの作業時間、1週間の作業時間が超えるともうシルバー人材として仕事ができない
という枠組みがあるわけです。そういうところを含めて、短い時間内で仕事ができるというところ
を、いろんな業務を民間のほうで、今言いますと3分の2は民間のほうで仕事を見つけていってい
ると。今3,000万ですが、町の仕事の中でも例えば公園の清掃だとかそういう樹木の伐採とかとい
うのは今もう既に委託があると思いますが、なおさらなる助成をしていくということが大事ではな
いかと思われます。
自立していくということはもちろん大事ですけれども、シルバー人材センターとして作業員登録
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して実際の仕事をとっていくということは非常に難しい状況にあるということも、もちろん町の方
も糀谷委員もご存じだと思いますけれども、この1,000万をさらにできるだけ低減していくという
努力は町もシルバー人材センターもする必要があるかと思いますが、シルバー人材センターに登録
したからといって仕事がなかなかないと、それに適切な仕事がないというのも実情であると。であ
るとするならば、例えば普通の嘱託員だったら1人が受けるのを、それを4、5人ぐらいで分けな
いとシルバー人材センターは仕事ができない状況にあるんです。そういう作業上、就業上の制約と
いう大きな中でやっていかなあかんというのがあって、そういう理解も必要であるということで、
糀谷委員長がおっしゃるように、助成金をできるだけ小さくて済む努力はせなあかんと、そういう
こと、助成金を減らせばええということではなくて、やはりそういう非常に難しい状況にあるとい
う理解も必要だと思います。これは意見です。
副委員長(鱧谷陽子君)それでは、以後の議事の進行は委員長にお願いいたします。
委員長(糀谷直人君)副委員長、ありがとうございました。
審議を続けさせていただきます。
ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上で、一般会計予算歳出のうち、第4班所管事項についての質疑を終わります。
これをもって、議案第27号 平成24年度熊取町一般会計予算の件について質疑を終了します。
それでは、議案第27号 平成24年度熊取町一般会計予算の件及び議案第28号 平成24年度熊取町
土地取得特別会計予算の件、以上2件について、意見・要望を承ります。佐古委員。
委員(佐古員規君)委員長の許可を得ましたので、それでは、平成24年度熊取町一般会計予算に対しま
して、一新の会を代表しまして意見・要望を申し上げます。
1、行財政改革として、第2次行財政改革プラン「アクションプログラム」を着実に実行し、経
常経費の縮減に取り組み、効率的な組織編成や職員数の抑制、職員給与の適正化、町税や国民健康
保険料の徴収に努め、財源確保を図られたい。
2つ目としまして、定住・転入促進策として、近隣市町との差別化を図る新しいまちづくりのデ
ザインをつくり、新世代の人たちが住みよいと思える実効性のあるまちづくりに取り組まれたい。
3つ目、子育て支援として、保育所の待機児童ゼロ、保育時間の拡大、低年齢児保育実施の拡充、
乳幼児医療費助成並びに入院医療費助成を拡大されたい。
4つ目、農商工業振興として、地元で安心して味わえる地産地消を進めるとともに、ブランド商
品の創出と地元農商工業の活性化に努められたい。
5つ目としまして、小型不燃ごみ収集として、ふれあいサービスの啓発と徹底に努められたい。
6つ目です。ひまわりバスについて、住民の皆さんの意見を速やかに取り入れ路線変更されたこ
とは評価するが、今後も、住民の意見に耳を傾け、さらなるサービス向上に努められたい。
7つ目としまして、子どもからお年寄りまで、スポーツを通じて健康で心豊かな熊取ならではの
魅力ある生涯スポーツのさらなる推進と健康増進に努められたい。
8個目、地域コミュニティの強化に努め、イベントなどまちのにぎわいづくりの推進と地域能力
を生かした活力ある協働のまちづくりの推進に努められたい。
9つ目、次世代育成として、学校開放の推進や各種施設の工夫により、子どもやお年寄りの居場
所づくりと安心・安全に子育てできる環境整備づくりの推進に努められたい。
あと2つです。
10個目、長年の懸案事項である貝塚市との飛び地解消の件であるが、住民本意の立ち位置で粘り
強く速やかに解消できるように努力されたい。
最後、11個目です。関西イノベーション国際戦略総合特区に指定されて、BNCT熊取アトムサ
イエンスパーク構想について、しっかりと特区認定されるように、熊取町として最大限の力を発揮
-108-
し、実現に向けての取り組みを加速度的に進めていただきたい。
以上で、一新の会の意見・要望とさせていただきます。
委員長(糀谷直人君)ほかに意見・要望はありませんか。白間委員。
委員(白間泰男君)東日本大震災より1年を経て、ようやく国の復興支援体制も動き始めました。被災
地の皆様の一日も早い再建を祈り願っておる次第でございます。
それでは、議案第27号 平成24年度一般会計予算につきまして、公明党を代表し、意見・要望を
行わせていただきます。
本町におきましては、平成24年度から26年度までの3年間の行財政運営の第3次総合計画、また
第2次実施計画・財政計画に基づいて、子育て・教育まちづくりや協働のまちづくりに積極的に取
り組んでおられます。そこで、これからのまちづくりの財源として、1点目は徴収率向上に関して
です。
地方交付税やその他の代替措置の臨時財政対策債により、ほぼ昨年度並みの予算となっておりま
すけれども、しかし、この交付税措置は不透明な点もございます。今後とも、町税の大幅な税収を
考えますと、町税や固定資産に対しまして漏れなく徴収することは必要不可欠であります。よって
町税収納率向上にさらに努めていただきたい。
2点目として、子育て支援策ですが、本町において現在までも随時拡充してまいりました。しか
し、入院・通院に際しまして、近隣市町村におきましてはさらに力を入れてきているところでござ
います。本町におきましても、中学3年まで入院・通院の拡充策を検討していただきますよう要望
いたします。それとともに、放課後子ども教室につきまして、本町の全児童に対しまして子どもの
居場所づくりの施策、これにつきまして、学習支援ボランティアとして大学生、また自治会、高齢
者のボランティアの方の募集窓口を広げていただきたいことを要望しておきます。
3点目でございます。障がい者福祉施設の充実とともに保健衛生につきまして要望いたします。
先ほどご答弁ございましたけれども、3ワクチン、子宮頚がん、乳がん、また小児用肺炎球菌ワク
チンにつきましても、継続的に公費助成がなされることを評価しております。あくまでも50%の目
標達成に努められたい。また、大腸がんや胃がんの受診啓蒙活動につきましても、さらに推進を要
望いたします。
4点目は、地域防災計画の推進です。熊取中央小学校管理棟の改築工事で全小・中学校の耐震化
率100%の達成は評価いたします。しかし、災害時の避難所となる学校の防災の強化に関しまして
は、緊急物資の備蓄などの見通しが必要であり、防災会議におきましては女性の視点を取り入れる
ことによりまして、さらに災害に強いまちづくりを要望いたします。また、山の津波と言われます
土石流や81カ所のため池の決壊に対しましても、土地改良区や水利組合関係者に対しまして管理の
徹底を要望いたします。
最後でございます。アトムサイエンスパーク構想につきまして、京都大学研究用原子炉(KU
R)に対して、福島原発事故が起きたことで住民は非常に不安を抱いております。がん治療の研究
炉としての啓蒙活動を推進するとともに、患者受け入れの相談窓口を本町に設け、本町住民に対し
ましても、また泉州の地域においても受け入れの態勢を広げていただきたいことを要望いたします。
以上、本年度予算案に対しまして公明党を代表し、意見・要望といたします。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)ほかに意見・要望はありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)それでは私から、日本共産党熊取町会議員団を代表いたしまして、平成24年度熊取
町一般会計予算への意見・要望を述べさせていただきます。
1つ目に、税収確保策について。徴収率向上に努めることは必要な課題であるが、滞納に至った
経過をきちんと調査し、差し押さえなどによって住民が生活困難に陥ることのないように配慮され
たい。また、長期的な税収増対策として転入促進基本方針案が出され、具体的になった。住民が住
み続けたいと思える定住促進も含めた新規施策に取り組み、子育て支援、教育の充実により一層力
-109-
を注がれたい。
2つ目に、大規模地震への対応について。町の地域防災計画を見直し、避難場所にもなる公園の
増設を計画されたい。避難誘導路となる生活道路の点検・補修、水路のふたがけによる幅員確保に
努められたい。役場庁舎を含むその他の公共施設の耐震化も急がれたい。民間住宅耐震改修につい
ては、補助制度のPRに努められるとともに、高齢者世帯についてはより積極的な援助策を検討さ
れたい。
3つ目に、職員体制について。恒常的な職務は正職員を基本とすること。この間、行革推進の一
環として職員数が大幅に減らされてきている。職員の削減は住民サービスの低下を招く危険性と背
中合わせであり、とりわけ地震など大規模災害のときには、救援活動すべき職員が不足すれば大き
な問題となる。これ以上職員を減らすことなく、必要な職員の補充に努められたい。
4つ目に、高齢者施策について。熊取町ふれあいセンターが名実ともに町の保健、福祉、医療サ
ービスの中核施設となるよう、必要な職員の配置、土日開館など機能の充実に努めること。要援護
者の見守り体制の確立に努め、高齢者の生活実態をつかみ相談体制に努めること。
5つ目に、子育て支援策について。保育料の値上げがこの4月から予定されている。転入促進か
ら見ても矛盾するものであり、撤回されたい。各小学校に公立保育所が一つになった。保育事業の
公的責任を果たし、より一層の0歳・1歳児保育、障がい児保育、延長保育の拡充に努められたい。
また、東学童保育所の校区内移設を一日も早く実現されたい。子育て放棄、虐待など子育てに関す
る相談事業のネットワーク、職員体制をさらに充実されたい。子ども医療費通院助成の対象年齢を
小学校卒業まで引き上げられたい。
6つ目に、学校教育について。就学援助の第1回目の支給月を入学・新年度準備に必要な時期に
改善すること。老朽化した給食施設を更新すること。引き続き通学路の安全対策に力を入れること。
7つ目に、会議の公開について。各審議会・委員会の委員公募を広げるとともに、女性の登用を
一層進めること。会議及び会議録は公開とし、会議の開催日を知らせること。また、議会のネット
中継の具体化を議会とともに進めること。
8つ目に、産業振興、景気回復について。熊取町産業振興ビジョンの具体化へ、職員を配置し、
商工業者、農家、消費者の声をよく聞き、推進へ努力すること。地産地消を進め、生産者との交流
や地元産の魅力を伝えること。休耕地をなくすための相談や活用を具体的に進めること。
9つ目に、住民の命と暮らしを守る相談体制とネットワークの強化について。自殺や孤独死を防
ぐためのネットワークを進め、相談体制を強化すること。
10個目に、ごみ収集について。小型不燃ごみのステーション収集を検討されたい。
11個目に、3市3町の広域行政について。消防の広域化は、現状の消防体制が後退しないように
慎重に判断すること。また権限移譲の広域の受け入れについても、費用負担や事務量など熊取町に
とって負担がふえることのないよう慎重に判断されたい。
12個目に、勤労者青少年ホームの活用について。今後の施設利用については、将来、耐震改修を
行い、住民の活動場所として利用できるように検討されたい。
以上です。
委員長(糀谷直人君)ほかに意見・要望はありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)泉州龍馬の会を代表しまして意見・要望を申し述べます。
現在、熊取町の財政状況は非常に厳しい状況にあります。そのような中で、子育て支援、転入促
進を含めた熊取町の将来を担う人たちの人口増加を含めた施策は非常に重要なもので、これは最大
限の努力を行っていただきたい。そういった中で、平成24年度の保育料の値上げについては中止を
再検討していただきたい。
また、現在の予算審査方式におきましては、事業ごとの費用の細目が把握、評価できません。こ
のような状態では、実際にどのようなところに重点投資がされて、それが有効なのかどうかという
判断も非常に難しいものがあります。少なくとも、示されました平成24年度の主要施策として挙げ
-110-
られている事業につきましては、その明細を説明する資料を提示していただき、審議の場にかけて
いただきたいと思います。
また、歳入が厳しい状況の中、歳出削減努力が非常に重要でありますが、現在提示されている予
算書の中で、部・課によって歳出費用削減意識が異なると思われます。義務的費用を少しであるが
微増させている部・課もあり、一部は削減を意識している部・課もあるように見られます。もちろ
ん、町自体で歳出費用削減目標が明確に示されていないのも問題であります。ということで、今後、
本予算の実行に当たっては、すべての部・課において歳出削減の目標、項目を明確にして実施して
いただきたいと思います。
また、細かいことですが、ひまわりバスの運行については、運行費を増大させない方向で住民の
要望にこたえるべく努力していただきたい。
また、樹木剪定等の予算が24年度から大幅に増加されておりますけれども、これにつきましても、
抜本的に将来的にどのように対応するか、落葉樹を常緑樹に変える等の検討を含めてぜひ検討して
いただきたいと思います。
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最後に、BNCTのがん治療を中心としたアトムサイエンスパーク構想の推進ですが、これは熊
取町の将来のために非常に重要な施策でありますので、優秀な人材を投入して、ぜひとも早急に実
現できる計画を明確に立てていただきたいと思います。
以上、泉州龍馬の会の意見・要望を終わります。
委員長(糀谷直人君)重光委員にお尋ねします。
先ほど特会の部分での意見・要望だったと思うんですけれども、現在は一般会計予算に対する意
見・要望でございますので、その点のところをちょっとご説明お願いします。
委員(重光俊則君)特会の予算があるわけですけれども、実際の活動については各部・課での業務活動
があるかと思って意見・要望の中に入れましたけれども、一般予算の審査で今回の審査対象項目と
しては上がっていなかったことを考えますと、最後から2番目の項目は削除させていただきます。
委員長(糀谷直人君)では、先ほどの特会の部分は削除ということでよろしいですね。重光委員。
委員(重光俊則君)そのようにお願いします。
委員長(糀谷直人君)ほかに意見・要望はありませんか。田中委員。
委員(田中正旗君)新政クラブを代表いたしまして、平成24年度熊取町一般会計予算に対し意見・要望
を申し上げます。
1つだけです。子育て支援策については、保育所入所者の世帯だけではなく、子どものいる全世
帯に対し広範囲に行っていただきたいということを要望いたします。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。要望はありませんか。
(「なし」の声あり)
以上で意見・要望を終わります。
次に、議案第27号及び議案第28号の2件について一括討論を行いたいと思いますが、これにご異
議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。それでは、議案第27号及び議案第28号の2件について一括討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
以上で、議案第27号及び議案第28号の2件について、一括討論を終わります。
それでは、議案第27号及び議案第28号の2件について、順次採決を行います。
-111-
この採決は、起立により行います。
初めに、議案第27号 平成24年度熊取町一般会計予算の件を採決いたします。
本件は、原案のとおり決することに賛成の方はご起立願います。
(起立 3名)
可否同数であります。よって、議会委員会条例第15条第1項の規定により、委員長が本件に対し
て裁決いたします。
本件について、委員長は可決と裁決いたします。よって、本件は可決すべきものと決定しました。
──────────────────────────────────────────────
委員長(糀谷直人君)次に、議案第28号 平成24年度熊取町土地取得特別会計予算の件を採決いたしま
す。
本件は、原案のとおり決することに賛成の方はご起立願います。
(起立 6名)
起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
──────────────────────────────────────────────
委員長(糀谷直人君)以上で、一般会計予算及び土地取得特別会計予算の審査を終わります。
次に、各特別会計予算及び水道事業会計予算の審査を行いますが、関係しない説明員の方はご退
出いただきますので、ただいまから2時45分まで休憩いたします。
──────────────────────────────────────────────
(「14時30分」から「14時47分」まで休憩)
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委員長(糀谷直人君)休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第29号 平成24年度熊取町下水道事業特別会計予算の件、議案第30号 平成24年度熊取町国
民健康保険事業特別会計予算の件、議案第31号 平成24年度熊取町後期高齢者医療特別会計予算の
件、議案第32号 平成24年度熊取町介護保険特別会計予算の件、議案第33号 平成24年度熊取町墓
地事業特別会計予算の件及び議案第34号 平成24年度熊取町水道事業会計予算の件、以上6件を一
括議題といたします。
それでは、質疑を行います。
なお、質疑及び答弁をされる方は、必ずマイクを使っていただきますようお願いいたします。
初めに、議案第29号 平成24年度熊取町下水道事業特別会計予算の件について、159ページから
186ページまでの質疑を承ります。
質疑はありませんか。白間委員。
委員(白間泰男君)174ページですね。これにつきまして、下水道建設工事費2億……
(「何ページ」の声あり)
委員(白間泰男君)174ページですね。
委員長(糀谷直人君)白間委員、もう一度おっしゃってください。
委員(白間泰男君)はい、失礼しました。
174ページの一番下に工事請負費とございますね。この件につきましてお伺いをいたします。
トータルで2億ほどの予算を計上されておりますけれども、ちょっと下水道の資料3をごらんい
ただけませんか。ここに総事業費として2億4,235万6,000円、このように計上されておりますけれ
ども、この点につきまして、いわゆる面整備の工事、これで大久保東、五門東、小垣内、また大宮
等もあるみたいなんですけれども。そこで、私が前回質問いたしました東和苑13号線、これにつき
まして載っていないので、ちょっと都合上載らなかったと思うんですけれども、この事業計画を、
本年度の予算を計上されているということでしたので、その辺を具体的に事業内容につきましてご
説明願います。
委員長(糀谷直人君)山戸下水道課長。
-112-
下水道課長(山戸 寛君)それでは、24年度の工事予定なんですけれども、3ページの実施概要につい
ては主なところで、ほかで書いていましたけれども、白間委員おっしゃる東和苑も入ってございま
す。もう一度すべて説明いたします。
工事箇所については、全部で7カ所ございます。
1カ所目が大久保東2丁目地内ほかということで、これは府道泉佐野打田線と町道五門山原線の
あたりでございます。それが1カ所。
次に、東和苑地内、今会議の議案第21号で町道認定を議題で上げております町道東和苑13号線、
これが2つ目。
それから、五門東1丁目地内ほかということで、昨年度予定しておりました町道五門久保小谷線、
中学校の上のあたりの開発地、それは補助金をカットされた分で次年度送りということで、24年度
にこれを計上しております。
それから次に、小垣内1丁目地内ということで、国道170号、小垣内の郵便局のあたりから旧の
国道170号、交差点を越えてしばらく行くと、そういう工事を予定しております。
それから、次に大久保東2丁目、これは、先ほどの町道認定の議案と同じく上げております議案
第21号で町道大久保東3号線ほかということで、名前を言うていいのか、昔のレディバードという
ことで、そこを一部予定しております。
次に、七山3丁目地内、これは旧の第4保育所の横、七山児童公園になっておりますけれども、
その横の里道のあたり、少し残っておりましたので、そこを1カ所予定しております。
それから7つ目、最後に小垣内1丁目、先ほどの小垣内の郵便局の先の交差点を右に入っていく
町道小垣内大浦線というのがあるんですけれども、そこが一部残っておりますので、その7カ所を
予定しておりまして、それからその他汚水ますの設置工事、これは10カ所、一応枠で計上しており
ます。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)わかりました。
特に東和苑につきましては、なかなか町道認定が難しいという案件でございまして、この住民さ
んにとりましていつごろつくんやというお話を聞かせていただいております。その辺の計画がわか
っておりましたらご説明をお願いします。
委員長(糀谷直人君)山戸下水道課長。
下水道課長(山戸 寛君)補助金の手続は大体5月とか6月になってきますので、あそこは祭り等特に
関係がない路線でございますので、夏場あたりに工事にかかれるように一応予定しております。
委員長(糀谷直人君)白間委員。
委員(白間泰男君)本年度の工事、面整備で何%ぐらいに最終的にはなる予定なんですか。
委員長(糀谷直人君)山戸下水道課長。
下水道課長(山戸 寛君)今年度末の人口普及率は76.3%を予定しております。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)169ページ、歳入なんですが、国庫補助金が2億円予算ベースでふえていまして繰
入金が逆に1,400万円ほど少なくなっているという、この理由を教えてください。
委員長(糀谷直人君)山戸下水道課長。
下水道課長(山戸 寛君)国庫補助金の7,000万につきましては、昨年度5,000万一応計上しておりまし
たけれども、実際、交付金の制度としましては、この5,000万円にプラス、今まで末端管渠整備費
ということで、一番起点側の分を今まで町単独費で財源をやっていたんですけれども、その分も効
果促進事業ということで同じ2分の1の交付金をいただけるようになりましたので、昨年度、23年
度は5,000万を当初予定していたんですけれども、国への要望は5,000万プラス効果促進事業費を足
しまして6,160万で要望しておりました。ところが、最終的に約3割カットされまして4,340万円と
-113-
いうことになりました。これは、今まで5,000万というのが基幹事業費なんですけれども、それに
効果促進事業費を足しまして4,340万ということでカットされました。
それによりまして、熊取町の今回の交付金につきましては22年度から24年度の3年間の整備計画
を出しております。3年間で、今までの基幹事業費でいいますと毎年5,000万ベースで1億5,000万
使いますよという3年トータルで要求していたものですから、23年度に削られた分は24年度にオン
するということで、3年トータルで合わせにいってこの数字になっております。
それから、繰入金につきましても、先ほどの効果促進事業費が、単費が一応交付金を使えるとい
うことになりました関係上こういう繰入金が減っていくという、端的にはそういうことでございま
す。
委員長(糀谷直人君)ほかに質疑はありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)歳入のところなんですが、繰入金、一般会計……
委員長(糀谷直人君)何ページですか。江川委員。
委員(江川慶子君)169ページの一般会計繰入金2億9,634万7,000円繰り入れしているわけなんですが、
参考に教えていただきたいんですが、こういった地方債の場合、地方交付税措置を一般会計のほう
でされているのではないかなと思うんです。ここでは一般会計からこれだけの2億9,634万7,000円
が繰り入れられているんですが、その内訳の中に交付税措置されている部分があるようであれば教
えていただきたいんです。
委員長(糀谷直人君)山本企画財政課参事。
企画財政課参事(山本浩義君)この一般会計繰入金の中に交付税措置されているものはございます。当
初予算ベースでは一つ一つの積算というものでは、一班のときの説明の中にありましたように、積
み上げというのはやってございませんが、参考までに、恐らく24年度はこれだけ措置されるであろ
う数字ということで、23年度の決算見込みベースでお答えさせていただきます。
その額というのが2億4,200万円程度、これが交付税措置、算入するための基礎数値として要望
というか、報告する数値でございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)168ページですが、歳出の公債費ですけれども、前年度が6億2,000万、本年度が6
億3,700万ですが、これは、前年度ベースで公債費を抑えておくということにすると何が問題にな
ってくるんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)山戸下水道課長。
下水道課長(山戸 寛君)公債費につきましては、特に抑えているとかそういうあれじゃないんですけ
れど、元利償還金、そういう、前にも申し上げましたけれども、平成29年度が元利償還のピークに
なっておりますので、そこからずっと落ちていくと。そこからは今までの上がり以上に落ちていく
予定でございます。そういう以前の積み重なっている元利償還を返しているということでございま
す。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)例えば、これは一般財源から回す額を減らしてそれを別の用途に使用するというこ
とを考えれば、前年度予算並みの公債費として抑えておいても近々問題にはならないんじゃないで
すか。
委員長(糀谷直人君)山戸下水道課長。
下水道課長(山戸 寛君)先ほども申し上げましたけれども、平成の初期からの借金がずっとございま
すので、今抑えるというのはちょっと難しい。かなりがたっと、ほとんど事業しないぐらい抑えた
らひょっとしたらいけるかわかりませんけれども、そういう性質のものですので、その辺ご理解願
います。
委員長(糀谷直人君)田中上下水道部長。
上下水道部長(田中信也君)課長が申しましたとおり、過去からの起債の償還がずっと続いております
-114-
ので、これを減らすというわけにはいきません。これはあくまでも借り手の契約ですので、決まっ
たとおりの償還金を続けていくということになります。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)それはわかるわけですけれども、下水道事業の費用徴収を改善したということで歳
入が24年度は増収しております。この返還を長期的にどこまでどういう割合で返還していくかとい
うのは、24年度が6億3,700万でないといかんというわけではないわけですよね。例えばこれを6
億2,000万にしておくということは、6億3,700万というのは決まっているんですか。どこかで算出
して、24年度はこれでないといけない、25年度は幾らでないといけないというのは決まっています
か。
(「ローンの返済」の声あり)
委員(重光俊則君)ローン返済で決まっているわけですか。
委員長(糀谷直人君)山戸下水道課長。
下水道課長(山戸 寛君)これは、もうずっと積み上げているものですから、もう決まっているものと
解釈していただけたらなと。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)すみません、これも参考に聞かせていただきたいんですけれども、170ページの雑
入のところなんですが、公共下水道事業負担金、泉佐野からの線をつないでいて、それの分の流入
による負担金が入っているんだということでお聞きしたんですが、参考のために、そういった泉佐
野の方が熊取の管につないでいる場合、その方の使用料というのは泉佐野に入るんでしょうか熊取
に入るんでしょうか、その辺をちょっと確認のために。
委員長(糀谷直人君)山戸下水道課長。
下水道課長(山戸 寛君)これは、うちも逆に出る分も一部ございます。これはまだ発生していません
けれども、将来ございます。これはもうお互いに、泉佐野の住民は泉佐野に使用料を納める、熊取
町は熊取町に納めるということになってございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)171ページの下水道使用料についてお聞きしたいんですけれども、この7,000万円ほ
ど値上がっている分につきましては値上げ分だけなんでしょうか、その辺ちょっと教えていただけ
ますか。
委員長(糀谷直人君)山戸下水道課長。
下水道課長(山戸 寛君)使用料につきましては、23年度に整備した分の使用料を見込んでおります。
先ほど鱧谷副委員長おっしゃられた値上げの分、大体6,200万ぐらい見込んでおりまして、それ
以外は整備に伴う使用料の増加というふうに解釈していただけたらと。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)すみません。175ページの分なんですけれども、公債費のところでお聞きしたいん
ですが、地方債というのが1億1,000万円ですか、これについては借換債か何かの分なんですか、
返すために借りるということは。ちょっとお聞かせください。
委員長(糀谷直人君)山戸下水道課長。
下水道課長(山戸 寛君)これは、いわゆる資本費平準化債の分を計上しております。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上で、議案第29号 平成24年度熊取町下水道事業特別会計予算の件について、質疑を終わりま
す。
次に、議案第30号 平成24年度熊取町国民健康保険事業特別会計予算の件について、189ページ
から227ページまでの質疑を承ります。
-115-
質疑はありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)197ページなんですが、国民健康保険料なんですけれども、2,273万円減額している
その辺について教えていただけますでしょうか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)まず、国保の特会の予算の決め方なんですけれども、まず、出のほうで大
きな割合を占める保険給付費、医療費ですね。その部分が幾らかかるかということを見積もりまし
て、それに対しての入で、国や府の率が決まっておりますので入が固まります。残りが保険料とい
う形になりますので、そういった形で保険料は決めてございます。
出のほうの医療費のほうが、実績枠としては伸びては来てございますんですけれども、伸び率が
年々鈍化してございます。その関係から予算ベースとしては下がってきていると、出のほうが。と
いうことで、小さい出に対しての入という形になりますから全体としては下がってきてございます。
よって、保険料についても比例して下がるという結果になってございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)実績伸び率が下がってきている、その大きな理由としては何かあるのでしょうか。
かかる人が少なくなってきているということですよね、病院にお支払いする額というのが。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)先ほども申し上げましたように、実績額としては伸びてございます。伸び
率としては勾配が低くなってきているということでございます。ですので予算ベースとしては、平
成20年度がたくさん医療費がかかった年度でございまして、いわゆる出は3カ年ぐらいを見積もり
まして予算の見積もりにしておりますので、その3カ年の中で飛び抜けて大きな年度があれば予算
の部分としては反映すると思いますけれども、だんだんと先ほど言いましたように鈍化してござい
ますので、保険料としても下がっているということでございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)214ページですが、保険事業費の13の委託料で特定健康診査等委託料ですが、これ
は何をどこに何人分払っているものになりますか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)これにつきましては、特定健康診査ですね。まず集団健診と個別健診とい
う形で分けてございまして、集団健診につきましては結核予防会というところに委託して年に2回、
春と秋にふれあいセンターのほうで実施してございます。あと個別健診と申しますのは、内容は一
緒なんですけれども、年間を通じて医療機関のほうで個別で予約していただいて行っていただくと
いうことでございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)その関連でお聞きしたいんですけれども、特定健診等の受診者数とか伸び率、金額
的にふえているということで伸びていっているとは思うんですが、その辺のことを教えていただけ
ますでしょうか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)伸び率のほうですが、まだ23年度は途中でございますので個別健診の情報
がまだございませんので、22年度は27%でございました。ちなみに、その前年は28%で1%は減を
しておるんですけれども、ほぼ横ばい状態という形でございます。
22年度につきましては、集団健診のほうが1,470人、あと個別健診のほうが582人という結果にな
ってございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)集団健診のほうが1,470人で多いんですけれど、個別的な特定健康診査というのが
なかなか伸びない感じがするんです。それに対してPRとか、そういうふうなことに関してはどう
いうことをされているんでしょうか。
-116-
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)個別健診につきましては、一定、本年度で申し上げますと、まず全体に案
内を差し上げるのが4月下旬ぐらいなんですけれども、そこで春の集団健診を経まして、秋の集団
健診前にもう一度、春に受けられていない方を対象にご案内を差し上げています。同時に広報もさ
せていただいています。
ただ、余り伸びていないという実績もございますので、今後ですけれども、そういった形で回数
をふやすなり、あるいは医療機関のほうに協力を得るような形で考えてございます。
(「よろしくお願いします」の声あり)
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。田中委員。
委員(田中正旗君)保険料の賦課限度額いっぱい払ってはる人の収入の金額と人数を教えていただけま
すか。
委員長(糀谷直人君)答弁を求めます。林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)今回、来年度に向けて賦課限度額を引き上げたいということでお示しさせ
ていただいたところなんですけれども、賦課限度額に達するいわゆる保険料がふえる世帯について
は199世帯で、保険料が減る世帯については3,884世帯ということでございます。それは、今回、支
援と介護と医療ということで保険料の内訳があるんですけれども……。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)いや、そうじゃなしに国民健康保険だけで結構なんです。ふえる減るじゃなしに、
一番最高に、賦課限度額いっぱいにいってる方の収入の何ぼとか、ありますよね。それと人数。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)すみません、ちょっといろいろ世帯によって異なる分もありますけれども、
まず収入のほう……
(「モデルケースでええわ」の声あり)
保険年金課長(林 利秀君)はい、モデルケースで申し上げますと、3人世帯のほうでいっぱいまでい
ってはる方で基準所得のほうで600万、これが、1万円今回上げさせていただくということでさせ
ていただいています収入で600万。500万円を超え600万以下の世帯で60世帯ございます。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)500万から600万というその線引きは、これは国が指定してきている金額なんでしょ
うか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)これにつきましては、国が指定といいますか基準を設けている部分でござ
いまして、できるだけ市町村についてはこれに合わすようにということのラインでございます。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)そしたら、市町村によってこの額を上げたり下げたりすることは可能なわけですね。
他市町村、この周辺ではこの額は同じなんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)はい。ちなみに岸和田以南で申し上げますと、国基準となっておるところ
が阪南市と岬町です。あと、岸和田市におきましては少し低くて、24年度予定していますのが合計
で73万円です。国が合計で77万円なんですけれども。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)聞いていることはそうじゃなしに、世帯の標準、500万から600万というそのところ
の部分、賦課保険料じゃなしに枠の基準を今言うた3人世帯で500万から600万という、この500万
から600万というのが国が指定してきているのか、そうじゃなしに、これは府下の市町村で例えば
600万から700万とかそういったことがあるのかどうか、それを聞いている。
委員長(糀谷直人君)中尾健康福祉部理事。
-117-
健康福祉部理事(中尾清彦君)保険料の賦課限度額の設定の仕方については、おおむね限度額にかかる
方が5%程度あるところを目安にやっておりますので、所得の高い市町村、低い市町村がございま
すので、大体5%の設定ぐらいで上限の金額を決めております。ですので、600万、500万というの
は各市町村で異なってきます。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)その5%というのは、それは国がそしたら大体おおむね5%以上をしなさいという
指導なんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)中尾健康福祉部理事。
健康福祉部理事(中尾清彦君)国の方針として、限度額を設定するときに一定割合のパーセンテージと
してそういう方針でございます。
委員長(糀谷直人君)田中委員。
委員(田中正旗君)私が言いたいのは、もっと所得のある人はもっと高い保険料を取ったらどうかと、
それが言いたかっただけのことなんですけれどもね。60世帯程度ということが5%に当たるんであ
ればそれはそれでいいのかなと思うんですけれども、というのは、やっぱり収入がたくさんある方
は払う能力があると。それ以上は払わんでええということですよね、賦課限度額が決められている
というのはね。だから、もっと収入がある人はもうちょっと払っていただいたらなということを思
っただけです。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。白間委員。
委員(白間泰男君)204ページ、一般会計繰入金、これについてお伺いをいたします。
国保会計に対する一般会計からの繰り入れについては、本来なら繰り入れがなくても運営できる、
これにこしたことはないと思っておりますけれども、しかし現状は、保険料の負担軽減のためにも
毎年多額の繰り入れがなされております。今回でも大きなお金が動いています。
本町におきましては、ベッドタウンとして勤労者、サラリーマン等が多くございます。それで、
社会保険など職場で保険に加入している方が社会保険で納めた税金をまた国保加入者の負担軽減に
使われていると、こういうことに対しまして、一般財源の繰り入れの合理性と、また限度額、その
辺についてどうなっているのか、お伺いをいたします。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)一般会計から繰り入れ部分につきましては、法定内という部分と法定外と
いう部分がございます。委員おっしゃってはるのは法定外ということで、ここで上がってございま
すその他一般会計繰入金1,500万の部分に当たります。これにつきましては、いわゆる市町村によ
ってまちまちなんですけれども、内訳でいいますと、町単独の保険料減免の補てんであったりとか、
あとは福祉医療の部分で一定医療費助成をする部分について普通調整交付金のほうが減額されてい
ると。その部分を補てんしてもらっているという部分でございます。
一定、考え方がほかの市町村、いろいろございますんですけれども、いわゆる保険財政について
一定、例えば減免であったりとかでしたら、本来、減免しない額を保険財政の中でいただいて運営
していかなければならない財源でございますので、そこら辺を一般会計のほうにお願いして補てん
していただいていると。これは逆に、これを一般会計のほうで補てんしていただかなければ府の調
整交付金のほうで減らされるという反面もございます。そういったことで、最低限の部分で本町と
してはいただいているというふうに考えてございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)今年度から国保に対する国庫と都道府県の負担割合が変更されたということで、
201ページの国庫支出金の中の療養給付費等負担金6億8,910万4,000円の分、給付の定率負担が
34%から32%に引き下げられた減額だということを本会議で聞いたように思うんですが、地方、都
道府県の負担割合も変更されていますよね、7%から9%にということで。その分はどこに書かれ
ているのか教えていただきたいんですけれども。
-118-
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)その部分については府の調整交付金ということになりますので、203ペー
ジの上の表の普通調整交付金、この分がいわゆる7%から9%に上がった部分になります。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)この部分が府の普通調整交付金だというんですが、ここも減になっているのではな
いでしょうか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)この部分については、いわゆる計算するパイのほうが医療費から始まりま
すので、どれだけ医療費がかかるかという部分から計算がスタートします。ですので、冒頭申し上
げたように医療費が予算ベースとして下がってございますので、パイが小さくなっているかげん上、
昨年よりも減という形になってございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)何かちょっとよく理解をまだできていないんですけれども、すみません。
国のほうは34から32に下げたということで都道府県の調整交付金のほうはふえるんかなと思って
いたんですが、計算方法が違うということで減額になるということであれば、熊取町にとってこの
変更というのはマイナスになるということですか。両方減額ということで。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)確かに、率だけでいきますと府が2%上がったから国が2%下げるという
ことなんですけれども、金額で申し上げますと、計算過程からいきますと、単純にその金額に反映
して減になった分、増になるかというところなんです。何度も申し上げますけれども、計算過程が
いろいろ複雑でございまして、医療費がいわば昨年よりも予算ベースでは下がっているということ
になってくると、7%を9%で計算しても、結果としては昨年の実績額と比較すると少し下がって
しまうというような過程になってございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ということは、最後までわからない部分はあるんですけれども、決算のときになら
ないとわからない部分があるんですけれども、パーセント的には国の責任がどんどん弱くなってい
く中で都道府県に任せるという形の仕組みなんですが、余り熊取町にとっては、国のほうが責任を
また弱くしていっているというか、そういうふうにとらえるんですが、その辺はいかがですか。
委員長(糀谷直人君)内容はわかりますか。いけますか。林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)国がなぜ地方のほうにというイメージだと思うんですけれども、いわゆる
広域化を見据えた手段でございまして、いつになるかわかりませんけれども、国保特会としては例
えば府下統一でやっていくんやというようなことを見据えた上でのステップ上の一つだと考えてい
ただいたらいいかと思います。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)またちょっと同じことを聞いて申しわけないんですけれど、保険給付のところ、
208ページのほうです。給付費については減ってきていますよね。大概ずっと伸びてきたのが減っ
ているということは23年度見込みが減っているということだと思うんですけれども、その辺の理由
を教えていただけますでしょうか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)何度も申し上げますが、これ予算ベースでございますので、実績額として
は年々上がってきているんですけれども、予算ベースとしては、過去には大きく見積もっていた部
分もございます。それが年々減ってきまして、実績の3カ年で見積もりますので予算ベースとして
は若干減ってきているというような状況でございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)3カ年で見積もるということは3カ年で割るということですか。ちょっと意味がわ
-119-
からない。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)ちょっと具体な数字を申し上げます。
予算としては、21年度の実績、22年度の実績、23年度の見込み、その3カ年を見込んで予算とし
て立てさせていただいております。
実績でちょっと上がってきていますというのは、21年度につきましては29億9,000万程度、22年
度は31億程度、23年度、見込みですけれども31億5,000万程度という形になってございますので、
対前年度でいきますと、21年度は、前年度は20年度ですけれども10%アップ、22年度は対前年度で
3.5%アップ、23年度見込みは1.6%アップということで、どんどんと鈍化していっているのはそう
いう状況でございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)207ページですが、徴収費のところで臨時雇賃金が109万ですが、これは24年新設に
なっているわけです。業務内容と、どういう効果を期待しているかを聞かせてください。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)これも徴収部門のほうで、内容で申し上げますと、保険料の収納消し込み
事務、口振の事務、保険料の還付、あと督促であったりとか、そういった保険料の納付に対してい
ろんな電算作業であったり事務であったりというような作業をしていただきます、1名で。
以上でございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)これは、新たに業務が増加したということになるんですか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)特に、全く新規の業務ということではなくて、被保険者の方が年々増加傾
向にあるということと、引き続き、申請とか保険料の徴収事務が増加してございます。現状の体制
でしたら日中業務、窓口業務のほうがかなり時間をとられておりますので、そういったデータ入力
とかデスクワークについては補助が必要であるというふうに考えてございまして、1名を任用する
ものでございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)215ページの基金積立金に関連してお聞きしたいんですが、今回1,000円ここで計上
されているんですが、国民健康保険財政調整基金についてご説明をお願いします。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)この基金につきましては、過去からも赤字の特別会計ということでなって
ございまして、ただ、枠としては1,000円上げさせていただいています。
ここの基金につきましては、国民健康保険事業における療養給付費及び老人保健法に基づく老人
保健拠出金の増加その他緊急やむを得ない財政需要の財源に充てるために、国保財政の基金を設置
するというような定義でございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)わかりました。
ちなみに、この基金は今どのぐらいあるんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)先ほど申し上げましたように、赤字の特会でございますので今はございま
せん。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)207ページですが、真ん中辺の電算機使用負担金ですが、これ大幅減となっていま
す。これは、電算機が不要になったということかシステムが合理化されたか、どういう内容なんで
しょうか。
-120-
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)これにつきましてはシステムの変更でございまして、23年度に臨時として
電算のデータ移行費用、ファイルサーバーの更新分、この部分が入ってございました。それが24年
度はないということでございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。佐古委員。
委員(佐古員規君)215ページなんですけれども、人間ドック助成金と脳ドック助成金なんですが、そ
れぞれの予定している人数を教えていただけますか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)人間ドックにつきましては538件見込んでございます。脳ドックにつきま
しては417件見込んでございます。いずれも、過去3カ年の伸び率等を見まして平均値をとってご
ざいます。
委員長(糀谷直人君)佐古委員。
委員(佐古員規君)昨年度から見たら予算が減っているということは、人数がやっぱり減ってきている
というふうに見たらよろしいんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)人間ドックにつきましては減ってございます。
先ほど申し上げましたように過去3カ年の伸びを見てございますので減っている状況なんですけ
れども、ちなみに人間ドックでいきますと、23年度、これはまだ見込みでございますけれども、
595件程度になる見込みです。その前年とか前々年を見まして、若干減ということで見込ませてい
ただいています。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)参考のために教えていただきたいんですけれども、199ページの歳入のところの後
期高齢者支援金分、現年分のところに絡んで聞きたいんです。
支援金の計算方法、算出方法なんですが、後期高齢者医療分はもう大阪府で広域でやられている
んですが、各行政区の中で国保の限度額だとか料率だとか人口の高齢者の割合とかいろんな違いが
ある中で、この支援金というのがどういう計算方法で出されているのか。大阪府から統一で出され
ているのか、それとも計算方法があって各熊取町の金額というのがあるのか、その辺ちょっと参考
に聞かせていただきたいんですけれども。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)後期と介護の保険料の決定の仕方なんですけれども、単価はまず全国一津
でございます。
(「一律ですか」の声あり)
保険年金課長(林 利秀君)はい。保険者ごとに被保険者数掛ける単価ということで決定するんですけ
れども、あと調整率とか前々年度の精算とか、そういうことがございます。
後期の医療費が高いであったりとか介護保険のサービス費が高いと、おのずと支える側も高くな
ってきているというような状況でございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ありがとうございます。
全国一律ということで、この計算は1人当たり幾らになってますか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)前期高齢者納付金という部分があるんですけれども、1人当たりの単価は
62円ということで納付金は62円なんですが、後期高齢者支援金という部分は被保険者全員というこ
とになりますので、全員の被保数で1万2,076円ということでございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)ありがとうございます。
-121-
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)210ページの出産一時金の分なんですけれども、一番下なんですけれども、これは
何人分を予定されているんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)1件当たり42万円ですので54件見込んでございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上で、議案第30号 平成24年度熊取町国民健康保険事業特別会計予算の件について、質疑を終
わります。
次に、議案第31号 平成24年度熊取町後期高齢者医療特別会計予算の件について、231ページか
ら250ページまでの質疑を承ります。
質疑はありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)後期高齢者医療制度なんですけれども、今期から保険料率が上がるということなん
ですけれども、広域でやられているために、私どももいつ決まったのか、どういう審議があったの
か全くわからないような状態で、上がったということだけ先日の議会でお聞きしたんですけれども、
これにつきましてご報告いただけますでしょうか。もう一度、ちょっと早かって、どれぐらいのパ
ーセントが上がってどれぐらいの金額が上がったのかということを。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)後期の保険料につきましては2カ年ずつで決めてございます。24年度が改
定する年ということで、24、25年度につきまして、均等割のほうが5万1,828円です。所得割に対
しての掛けるパーセントですけれども、10.17でございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)均等割ということは、1人当たりに対してすべての方にこれだけの年間の金額がか
かるということで理解したらいいでしょうか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)はい、そのとおりでございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)無年金の方もいらっしゃいますし、こういう上がってくるということは大変な状況
が生まれてくるような気がするんですけれども、後期高齢者にとりまして、払えなかったら資格証
とか短期証になってしまうというふうなことも考えられますし、ある程度収入のある方でも10.17
の収入に対してというのはとてもひどい状態だと思うんです。大体170万から220、230万までの方
が70%を占めている後期高齢者と言われていますので、10.17といいますと200万円の方で年間20万
円の保険料を払うということになると思うんですけれども、そして均等割が来るということで、そ
れでいいんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)一度、年金のみの収入で単身世帯のケースで説明させていただきたいと思
います。
先ほど200万前後のお話が出ましたから、年金収入で203万円、所得に直すと83万円でございます。
こういった方は、所得割については5割軽減がかかります。均等割については2割軽減ということ
で軽減策がかかりますので、具体的に申し上げれば、年間の保険料は6万6,887円、今回の増加す
る率に対して上がる金額というのが4,309円、月額で359円ということになります。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)200万ぐらいの方については年間4,000円前後の金額で済むというお話ですけれども、
これも本当に個人にかかってくるということで、家族にとっては大変な問題だと思うんですね。生
-122-
活にほとんど使わざるを得ないような収入の中でそういう保険料を後期高齢者ということで取られ
ていくということに対しては、年間200万の方で5万ぐらいの金額だとおっしゃってくださいまし
たけれども、でもなかなか家族の方が別に暮らしているお年寄りを支えているというような場合に
は、生活で使ってしまってあと残っていないから家族の人が支払わなければいけないというような
事態もあるようですし、大変なことが、これからまた2年、2年で見直されていくということが、
高齢者がふえればふえるほど保険料も上がっていくという制度になっていますので、この使った分
をみんなで分けるというふうな形─だっていつも国民保険も後期高齢も使った分をみんなで分
けるんだというふうにおっしゃっていただくんですけれども、それぞれの個人の状況というのはい
ろいろとあると思うんです。支払えないとか滞納していらっしゃるとかという後期高齢者の方はま
だいらっしゃいませんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)塩谷保険年金課参事。
保険年金課参事(塩谷義和君)後期高齢者の医療保険料の滞納者につきましては、ほとんどの方はいた
だけておりますが、22年度におきましては収納率が99.7%ということで、0.3%の方が納めていた
だけていないという状況でございます。
なお、国民健康保険と若干取り扱いが異なりまして、資格証明書につきましては当面は高齢者の
方の医療を受ける機会を損なわないという観点から発行しないということで行っておりますので、
本町においても資格証の発行はございません。
一部短期証を発行している世帯につきましては、23年度現在、3月1日現在で2世帯の方に対し
て短期証を発行させていただいて、分割の納付に応じていただいているというふうなことでござい
ます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)わかりました。
ぜひとも、これからも上がるということで、また払えない世帯というのは少しずつふえていくか
と思いますので、温かいご配慮をよろしくお願いしたいと思います。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)後期高齢者医療のほうもたしか賦課限度額があると思うんです。賦課限度額と、あ
とどのぐらいの収入であればそこに達するのか、そのところをご説明お願いします。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)賦課限度額につきましては、24年度から5万円上がりまして55万円でござ
います。
ちょっと今、手持ちの資料で55万円で収入という部分ではございませんので、後ほど提供させて
いただきます。
委員長(糀谷直人君)よろしいですか。じゃ、後でよろしくお願いしておきます。重光委員。
委員(重光俊則君)239ページですが、繰入金で一般会計繰入金があるわけですが、高齢者介護、後期
高齢者の保険で国・府・町の負担割合が国が半分、府4分の1、町4分の1という理解では間違っ
ているのかもわかりませんが、その額がそれぞれ幾ら……。一般財源といいますか一般会計繰入金
として、その各国・府・町の負担はどういう割合になっているか、教えていただけますか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)保険基盤安定繰入金の6,500万の内訳でよろしいでしょうか。はい。
まず、府のほうが4分の3ということで4,880万程度、町が4分の1ということで、残りの1,620
万程度でございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)事務費繰入金はそういうのはないんですか。
委員長(糀谷直人君)林保険年金課長。
保険年金課長(林 利秀君)事務費繰入金につきましては、内訳は広域連合への負担金の部分と、あと
-123-
後期の特会に対しての一般事務費の繰入金という部分ですけれども、これにつきましては国・府か
らの補助はございません。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上で、議案第31号 平成24年度熊取町後期高齢者医療特別会計予算の件について、質疑を終わ
ります。
次に、議案第32号 平成24年度熊取町介護保険特別会計予算の件について、253ページから289ペ
ージまでの質疑を承ります。
質疑はありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)263ページの介護給付費負担金の国庫支出金のほうなんですけれども、国の負担金
がこれも減っているということなんですけれど、そこの理由を教えていただけますでしょうか。
委員長(糀谷直人君)五十君高齢介護課長。
高齢介護課長(五十君 忠君)国・府、それから町の繰出金でございますけれども、これにつきまして
は、歳出の94%を占めております介護給付費、これをそれぞれ一定の割合で負担するというふうな
ルールになっておりまして、実は介護給付費でございますけれども、これも決算ベースでは毎年ふ
えているんですけれども、今年度、予算ベースで去年に比べて減ったということになりますので、
その分、国費、府費、それから繰出金につきましても減少しているものでございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)予算ベースで減っているというのが国保のほうもちょっとよく理解ができていない
んですけれども、これは何かの理由があって、人数が減っているとか使える方が減っているとかと
いうそういうのじゃなくて、予算ベースだけで減っているということなんですか。
委員長(糀谷直人君)五十君高齢介護課長。
高齢介護課長(五十君 忠君)予算の見込み方でございますけれども、国保のときにも説明させていた
だいたとおり、過去3年間の数字、それの伸びをトレンドして求めております。したがいまして、
当初、近年におきましては割と伸びが鈍化してきたということから、結果として減ったということ
になっております。
(「数はふえてきたの」の声あり)
高齢介護課長(五十君 忠君)被保険者数は順調に伸びてきております。前年度に比べて5.9%の伸び
となってきております。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)271ページの認定調査費ですが、訪問調査費の報酬ですけれども、これは何人に対
するものなんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)五十君高齢介護課長。
高齢介護課長(五十君 忠君)認定調査員は、24年度におきましては6人となる見込みでございまして、
そのうち3名につきましてはフルタイム、週5日勤務、そして残りの3名につきましては週4日勤
務というふうな体制となっております。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)認定調査というので、6人で回っている場合に1年間当たりどれぐらい対応処理す
る必要がありますか。
委員長(糀谷直人君)五十君高齢介護課長。
高齢介護課長(五十君 忠君)大体、年間3,000件処理しております。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)わかりました。
それから引き続き、その下の節11の役務費の中の意見書作成費ですけれども、この意見書作成は
-124-
だれが作成するのかということと、その件数は何件になるのか。
委員長(糀谷直人君)五十君高齢介護課長。
高齢介護課長(五十君 忠君)意見書作成費用でございますけれども、これにつきましては、認定審査
を行う際に医師から意見書をつけていただきまして、そしてその意見を認定審査会に反映させると
いうためにつけているものでございます。結果としてはドクターに支払うものでございますけれど
も、直接の支払い先は国保連合会となっておりまして、件数といたしましては来年度2,173件を見
込んでいるところでございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)265ページの財政安定化基金支出金についてお伺いしたいんですけれども、この支
出金というのは今回の介護保険料を上げないために府から来た分やと思うんです。これは3年間に
わたっての支出かなと思うんですけれども、3分の1はまだ残っていると考えていいんでしょうか。
その辺お答えください。
委員長(糀谷直人君)五十君高齢介護課長。
高齢介護課長(五十君 忠君)確かにこれ、府の財政安定化基金を潰して、その分、町に対して入って
くるものでございますけれども、これにつきましては3年分が24年度に一気に入ってまいります。
ただ、計算上においては3年間で使うというふうな形になっておりまして、その分、本町におき
ましても介護給付費準備基金、こちらのほうからの繰り出しも行っていくわけでございますけれど
も、3年間分まとめて財政安定化基金が入りますので、介護給付費準備基金の繰出額につきまして
は多少少な目に見ているところでございます。
委員長(糀谷直人君)鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)ということは、この給付費はここにいただいてどこかへまだ置いておくということ
が書かれているということですか。
委員長(糀谷直人君)五十君高齢介護課長。
高齢介護課長(五十君 忠君)いや、置いておくというか、それにつきましては単年度で使い切ると、
24年度で使い切ると考えております。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)272ページと273ページの介護予防サービス等諸費なんですが、各種サービスの給付
費というのがあります。
朝もちょっと言ったんですが、愛知県で昨年10月に医療法人で介護報酬約25億円の不正受給が明
らかになったとありますけれども、各種サービス給付について、これが妥当かどうかということに
ついて熊取町としてどのような対応、例えば昨年のその問題発生に対してどのような対応とかをす
るという具体的な検討はされていますか。
委員長(糀谷直人君)五十君高齢介護課長。
高齢介護課長(五十君 忠君)不正請求と過誤請求に当たっての考え方ということでございますけれど
も、2種類ございまして、まず施設等その基準を満たしていない、例えば介護職員が少なく配置さ
れているとかいうふうなことにつきましては、本町の場合、地域密着型6施設を所轄しているわけ
でございますけれども、6年に1回更新を行っております。また、それにかかわらず3年に1度監
査を行っておりまして、それによりまして、申請どおりの配置基準であるとか基準が満たされてい
るかどうかを監査しているところでございます。
また、地域密着型以外の施設につきましては、大阪府で同様の処理がなされているというふうに
聞いております。
また、そのほかに実際、不正請求とか過誤請求があるかないかのチェックでございますけれども、
これにつきましては、介護保険の場合、まずケアマネジャーさんが介護度に応じてケアプランを作
成すると。そして、そのケアプランに従って事業所がサービスを提供するというふうな流れになっ
ておりまして、ケアプランの内容と、それから提供されたサービス、これが国保連合会のほうに請
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求が行きますので、そういったことが不一致になっていないかどうか、それにつきましては国保連
合会のほうで審査を行っております。
また、町につきましても、介護給付費通知ということで年に3回でございますけれども、全サー
ビス利用者、およそ1,200名ぐらいおられるわけでございますけれども、こういった方につきまし
て、過去4カ月分に使われたサービスの内容を通知いたしまして、実際に使われた内容と相違ない
かどうかということを確認していただいているということでございます。
このほかにも、ケアプランの縦断点検、ケアプランを3カ月並べまして、突出した日がないかど
うか、あるいはケアプランそのものをチェックすると。それから、住宅改修というのもあるわけで
すけれども、これにつきましても目的外の利用がなされていないかどうか、こういったことを現場
のほうへ行って確認しているところでございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)ちょっとここには書かれていないかと思うんですけれども、4期のときに地域の施
設を建設するということで募集したけれども、応募者がなかったというようなことがありましたよ
ね。そのようなことで、第5期で募集したときには、また予定があるとこちらに補助金とかそうい
うのが出てくるかと思うんですけれども、そういうのはこっちには骨格予算で入っていないという
ことなんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)五十君高齢介護課長。
高齢介護課長(五十君 忠君)地域密着型の小規模多機能でございますけれども、これにつきましては、
第5期におきましては平成25年度の建設、26年度開所というふうな予定をしておりまして、したが
いまして24年度予算には出ておりません。
なお、このほかにも計画の中で位置づけた施設といたしましては特別養護老人ホームがございま
すけれども、これにつきましては大阪府から直接補助があるというふうな形になっておりますので、
町の予算、町から支出することはございませんので、予算書には出てこないということとなります。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)277ページの基金積立金のことを教えてください。
介護給付費準備基金積立金が毎年84万円程度あるわけですけれども、これの目的と、この程度の
額でいいのかどうか、あるいはなくてもいいのかということも含めて教えてください。
委員長(糀谷直人君)五十君高齢介護課長。
高齢介護課長(五十君 忠君)介護給付費準備基金でございますけれども、これにつきましては積極的
な目的を持って蓄蔵している基金ではございません。結果として黒字になった金額を翌期の保険料
を軽減させるために積み立てておくというふうなものでございます。
今回計上しているものにつきましては、現在ある基金の利息額、それと第4期の際に未納となっ
ております保険料滞納繰越分、これは第4期の保険料として徴収することになりますので、そうい
った入を積み立てるといったものでございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上で、議案第32号 平成24年度熊取町介護保険特別会計予算の件について、質疑を終わります。
次に、議案第33号 平成24年度熊取町墓地事業特別会計予算の件について、293ページから303ペ
ージまでの質疑を承ります。
質疑はありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)墓地事業ですけれども、23年度は利用料というのが入っているわけですが、それか
ら、これは5年置くことだったのかと思いますが、この墓地事業ですけれども、これは、今からこ
ういう定期的な利用料の収入があれば現在の支出で十分黒字として採算がとれていく事業と評価し
ていいんでしょうか。
-126-
委員長(糀谷直人君)田中環境課長。
環境課長(田中秀紀君)利用料及び手数料でほぼ経営は成り立っております。
まだ、墓地自体がさらといいますか、まだ6年目なんでそんなに手を加える必要もない、要は植
栽程度の保全で済んでおりますので、基金まで取り崩して墓地を改善しなきゃならないというよう
な事態にはなっていませんので、ここ当分は黒字の経営が維持できると考えております。
以上です。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)ここ当分というのはどれぐらいの年代で、10年ぐらいとか20年ぐらいとか。
委員長(糀谷直人君)田中環境課長。
環境課長(田中秀紀君)造成の部分にまで影響があるような事故があった場合は別ですけれども、一般
的にはまず大きくは10年をめどに、それで、基礎の造成部分になりますとやっぱり30年、40年のス
パンの話になると思います。そう考えています。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上で、議案第33号 平成24年度熊取町墓地事業特別会計予算の件について、質疑を終わります。
次に、議案第34号 平成24年度熊取町水道事業会計予算の件について、質疑を承ります。
質疑はありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)ちょっと企業会計、まだよくわからないんですが、附属資料の2ページのところ、
資本的支出の下の表なんですが、資本的支出が5億5,852万4,000円ということで、その後、下に企
業債償還金、収支不足額というのが3億6,306万1,000円、これをちょっと金額的に見て大丈夫なん
かなと数字を見て思うんですが、本予算書の3ページの上に細かくこのことについて記入されてい
るんですが、この辺を見てもちょっとよくわからないんです。教えていただきたいんですが。
委員長(糀谷直人君)吉田上水道課長。
上水道課長(吉田 潔君)水道事業会計につきましては2つの予算の仕分けをしております。一つは毎
年毎年の経営状態からの収支をまとめた収支的予算と、それから資本的、臨時的なものに対する資
本的収支の予算と二通りになっておりまして、水道事業の主な収入となります水道料金の収入とい
いますのは収益のほうで計上するようになっております。したがいまして、資本の収支につきまし
ては、大きな支払いとなります建設改良費がございますので、必ずと言っていいほど先ほど委員の
指摘のありました収支不足額というのが発生するものでございます。
もちろんこれは、予算書の3ページに書いてありますとおり、補てんする財源がなければこうい
った資本の予算というのは組めないものになっております。
3ページのところで、不足する額3億6,306万1,000円に対しまして当年度分消費税及び地方消費
税資本的収支調整額1,978万9,000円、それと建設改良積立金3,000万円、減債積立金1億円及び過
年度分損益勘定留保資金2億1,327万2,000円で補てんするというものになっております。
まず、消費税の調整額が1,978万9,000円、これはどういうところから出てきたものかご説明いた
しますと、消費税は、借り受けした消費税に対して仮払いした消費税の差額を納付消費税として税
務署に支払ったり還付を受けたりいたします。ですから、この時点で消費税でもうけるとか損をす
るということは発生いたしません。ただ、その計算と申しますのは水道会計全体で処理を行います
ので、水道料金を収入する収益的予算は借受消費税が多くなり、逆に工事費を支出する資本的予算
では常に仮払消費税が多くなり、それと連動して資本的予算では支出額が収入額を大きく上回るた
め、この収支不足額が発生するものでございます。消費税につきましては、資本的予算において消
費税を払い過ぎているため、その分、支払い不足となっている収益的予算の分から不足額に充てる
というものでございます。まず、消費税につきましてはそういうことでございます。
それから、建設改良積立金につきましては、過去の黒字の分で任意に積み立てているものでござ
-127-
いまして、それを今現在、23年度の決算見込みで4,000万の残高を見込んでおりまして、そのうち
の3,000万円を補てん財源とするものでございます。
それから、減債積立金につきましては、これは法定で積立金をするようになっているものでござ
いまして、前年度の積み立てた分を自転車操業的に補てん財源として回していくというもので、22
年度では記録的な猛暑のおかげで1億以上の黒字を達成することができまして、そのうちの積み上
げた1億円を24年度の補てん財源に使用するものでございます。
それから、最後の過年度分損益勘定留保資金でございますけれども、これにつきましては、水道
事業会計は経常的な経営活動から生じる収益をまとめた収益予算と支出の効果が将来の収益に対応
する資本的予算となる資本的予算の2つに分かれているわけでございますけれども、施設整備費の
ような工事費は資本的予算で計上いたしまして執行いたします。支払いを一たんいたしますが、収
益的予算の中で毎年毎年の経費を明らかにさせるため、現金支出を伴わない形で固定資産の減価償
却費としても支出いたします。ダブったような形になってきます。そのため、減価償却費や同様の
資産減耗費は、過年度分損益勘定留保資金として、必ず発生する資本的予算の不足額に充てられる
ものでございます。
こういった形で補てんする財源というものはあるわけでございまして、今年度の不足額の3億
6,300万といいますのも当初から計画している大体予定どおりの額でございます。
委員長(糀谷直人君)江川委員。
委員(江川慶子君)丁寧にありがとうございます。
附属資料のところには収支不足額ということが書かれているんですが、こういったように予定が
あって大丈夫だということで理解しました。ありがとうございます。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)41ページですが、施設整備費で配水管布設替等設計委託と、その下の配水管布設工
事等がありますが、これはどこの工事になりますか。それと、設計と工事の業者はどういう業者に
なりますか。
委員長(糀谷直人君)永橋上水道課参事。
上水道課参事(永橋広幸君)配水管布設替設計委託料になりますが、配水管委託設計料につきましては、
久保地区と川田地区にあります老朽石綿管の布設がえ工事の設計工事となります。
あと2点ありまして、第4水系に伴う整備工事、つばさが丘地区の配水区域を広げます配水区域
の統合に係る設計という形になります。
続きまして、工事管理委託料でよろしかったでしょうか、重光委員。
(「いや、設計委託料です」の声あり)
上水道課参事(永橋広幸君)はい、設計委託はその……
(「じゃ工事費」の声あり)
上水道課参事(永橋広幸君)工事請負費の配水管布設工事費等でよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
上水道課参事(永橋広幸君)続きまして、施設整備の配水管布設工事については10カ所を予定しており
ます。
まず一つは、平成21年度から取り組ませていただいて平成26年度に工事完成を目指しております
南海の送水施設の整備工事になります。6台のポンプ施設と制御関係、配管関係、水道施設の工事
全般になります。
続きまして、23年度に工事を行いました舗装の本復旧工事が4件、大久保西地区、五月ケ丘地区、
大久保北3丁目地区、五門東3丁目地区の4件の舗装工事。続いて、あとの3件は、大久保北地区
の熊取西交差点付近の布設がえ工事、五月ケ丘2丁目地区の続いて工事、五門西1丁目地区の工事
が3件、老朽管の布設がえ工事となります。
もう一件、大久保南5丁目地区なんですが、青葉台地区へのバイパス管の布設がえということで
-128-
新設工事という形になりまして、町道芦谷線付近の工事という形で二重化の工事になります。もう
一件につきましては、成合地区、道路工事の支障になります配水管の撤去工事が1件、計10件とい
う形になります。
業者につきましては、契約検査のほうと事前に協議は進めておるんですが、通常の南海の送水施
設以外につきましては指名競争になると思われます。業者につきましては原課ではございませんの
で、申しわけございません。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。佐古委員。
委員(佐古員規君)同じところの1つ下の工事負担金とあるんですけれども、これはどういった負担金
になるんでしょうか。
委員長(糀谷直人君)永橋上水道課参事。
上水道課参事(永橋広幸君)工事負担金につきましてご説明させていただきます。
先ほど言いました南海送水施設の工事におきまして、大阪広域企業団の受水施設がございます。
そこがこの工事の際に支障となりまして本設が必要となりますので、大阪広域水道企業団へ支払う
工事費という形になります。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。重光委員。
委員(重光俊則君)10ページを見ますと、水道事業というのは非常に収益性の高い事業になっていると
思われるんで、余っているお金をどうするかというのが非常に心配になってくるところなんですが、
有価証券を購入することになっています。これ、有価証券を購入するほうがいいのか、例えば企業
債を償還してしまうということはここではどちらが得になる、あるいはリスクはどうなんですか、
有価証券購入の。
委員長(糀谷直人君)吉田上水道課長。
上水道課長(吉田 潔君)有価証券を購入するか借りた分を一括で先に返したほうが得になるんじゃな
いかというご質問でございますけれども、企業債で一たん借りた分につきましては、基本的にはお
金が余ったからといってまとめて返済するということはできませんので、余ったお金につきまして
は、有価証券で少しでも利息を集めていきたいというふうに考えております。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)これ、有価証券で利息を確保していきたいということですけれども、リスクはない
んですか。
委員長(糀谷直人君)吉田上水道課長。
上水道課長(吉田 潔君)有価証券はあくまでも国債だけに限って購入するようにしておりますので、
リスクは限りなく少ないものと考えております。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)水道事業というのは非常に大きな収益を上げる事業となっており、これを水道事業
以外に使っていくということも町としては考えていいんではないかと思われるんですが、それはど
うなんですか。例えば下水道事業をさらに進めるためにそのお金を使うとか、そういうことを含め
て水道事業での黒字分は別の町の収入として使用することは検討できないものなんですか。
委員長(糀谷直人君)吉田上水道課長。
上水道課長(吉田 潔君)結論的には検討できないものでございます。
公営企業につきましては公営企業法で、うちの場合であれば水道事業に限っただけの会計をする
ということになりまして、基本的には、水道事業につきましては一般会計からの補助金というよう
なものは受けておりません。例外はございますけれども基本的には受けておりません。
それで、毎年赤字になったら大変なわけでございまして、黒字がある程度見込めるものというこ
とで計画を毎年立てるものでございまして、その余った分につきましては施設の更新費用に充てて
まいりたいと思っております。耐震化に備えた施設の整備事業にこれからも莫大な費用がかかって
きますので、その将来的な費用に余剰金を置いておきたいというものでございます。
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また、この1月の使用料からも値下げをいたしましたけれども、また大きく黒字が出た場合には
水道の中で水道料金の値下げというのを考えていきたいというふうに考えておりまして、いずれに
しろ、水道事業会計での収支につきましては水道だけで行うものでございます。
委員長(糀谷直人君)重光委員。
委員(重光俊則君)わかりましたといいますか、今現状がそうであるということですけれども、下水道
費用というのは水道の使用料に比例して支払いをしているわけですけれども、そういう意味で水道
事業と下水道事業は一体化に近いものになってきているんじゃないかと思われるんです。これはも
う将来的にどうしても、水道事業と下水道事業は法律的に絶対に一緒にはできないものになるんで
すか。
委員長(糀谷直人君)田中上下水道部長。
上下水道部長(田中信也君)吉田課長が申しましたとおり、法律が違いますので会計も違いますので、
当分はこの状態になってくると思います。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。江川委員。
委員(江川慶子君)32ページの支出のところでお聞きしたいんですが、1件、営業費用の原水及び浄水
費の中の報酬、嘱託員報酬1,107万6,000円、これ、仕事の中身と減額の理由を教えてください。
委員長(糀谷直人君)永橋上水道課参事。
上水道課参事(永橋広幸君)まず最初に、減額の理由としましては、現在、南海の送水施設6名、永楽
浄水場2名、現員8名で業務をしております。この減額については、交通費の算出が異なりました
ので、前年度満額という形でとっておったんですが、来年度以降、その8名分の交通費が減という
形になっております。単価的には全く変わっておりません。
続きまして、南海の送水施設の6名なんですが、南海の夜間と土日の営業していない時間のポン
プの操作の点検、あとは苦情の対応とか初期の漏水の対応、赤水の対応、料金の夜間の問い合わせ
等々になっております。永楽の2名につきましては、永楽浄水場で日中365日交代で浄水場の運転
管理をさせていただいております。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
質疑なしと認めます。
以上で、議案第34号 平成24年度熊取町水道事業会計予算の件について、質疑を終わります。
次に、議案第29号 平成24年度熊取町下水道事業特別会計予算の件、議案第30号 平成24年度熊
取町国民健康保険事業特別会計予算の件、議案第31号 平成24年度熊取町後期高齢者医療特別会計
予算の件、議案第32号 平成24年度熊取町介護保険特別会計予算の件、議案第33号 平成24年度熊
取町墓地事業特別会計予算の件及び議案第34号 平成24年度熊取町水道事業会計予算の件、以上6
件について、意見・要望等を承ります。
意見・要望等はありませんか。鱧谷委員。
委員(鱧谷陽子君)失礼します。
日本共産党熊取町会議員団を代表いたしまして、平成24年度熊取町特別会計への意見・要望とい
うことで4項目申し上げます。
まず、第1点目は、国民健康保険事業特別会計についてですが、今回、介護分、支援分の限度額
引き上げによって保険料を抑えようとしていますが、このような方法によって保険料を抑えるやり
方はもう限界に達しています。根本的には国保負担の増額などで抜本的な解決が望まれるところで
す。国保料は、滞納が出てきても当たり前のところまで高くなっております。保険料軽減のための
独自の一般会計からの繰り入れ増額も検討されたい。資格証明書や短期証の発行は極力抑え、きめ
細かい納付相談を実施されたいと思います。
2点目は、介護保険特別会計についてですが、第5期の保険料が第4期と同額になったことへの
努力は評価いたしますが、介護時間の短縮や介護職員の医療行為など労働強化、介護職員の処遇改
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善交付金の廃止など国の制度改悪については改善要求、要望を強めてもらいたい。また、保険料減
免制度や社会福祉法人の利用料減免制度について、住民へのお知らせの回数をふやし、PRに努め
られたい。
3点目は、後期高齢者医療特別会計です。25年度にはなくなる予定だったのに、広域連合での議
論も知らされないまま値上げの報告だけがされました。後期高齢者がふえれば保険料が上がるとい
う制度では破綻していきます。国へ、約束どおり後期高齢者医療はやめるよう要望を強められたい。
4点目は、下水道事業特別会計についてですが、下水道整備完了地区における水洗化促進に力を
注いでください。また、未整備区域については計画的に整備促進に努められたい。1月からの値上
げは非常に残念ですが、今の厳しい住民生活を考慮されて、これ以上の値上げは避けられたい。
以上、意見・要望を終わります。
委員長(糀谷直人君)ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
以上で、意見・要望等を終わります。
お諮りいたします。議案第29号、議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第33号及び議案第
34号の6件について一括討論を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。それでは、議案第29号から議案第34号までの6件について、一括討論を行
います。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
討論なしと認めます。
以上で、議案第29号から議案第34号までの6件について、一括討論を終わります。
それでは、議案第29号から議案第34号までの6件について、順次採決いたします。この採決は起
立により行います。
初めに、議案第29号 平成24年度熊取町下水道事業特別会計予算の件を採決いたします。
本件は、原案のとおり決することに賛成の方はご起立願います。
(起立 4名)
起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決すべきものと決定しました。
──────────────────────────────────────────────
委員長(糀谷直人君)次に、議案第30号 平成24年度熊取町国民健康保険事業特別会計予算の件を採決
いたします。
本件は、原案のとおり決することに賛成の方はご起立願います。
(起立 4名)
起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
──────────────────────────────────────────────
委員長(糀谷直人君)次に、議案第31号 平成24年度熊取町後期高齢者医療特別会計予算の件を採決い
たします。
本件は、原案のとおり決することに賛成の方はご起立願います。
(起立 4名)
起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
──────────────────────────────────────────────
委員長(糀谷直人君)次に、議案第32号 平成24年度熊取町介護保険特別会計予算の件を採決いたしま
す。
本件は、原案のとおり決することに賛成の方はご起立願います。
(起立 6名)
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起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
──────────────────────────────────────────────
委員長(糀谷直人君)次に、議案第33号 平成24年度熊取町墓地事業特別会計予算の件を採決いたしま
す。
本件は、原案のとおり決することに賛成の方はご起立願います。
(起立 6名)
起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
──────────────────────────────────────────────
委員長(糀谷直人君)次に、議案第34号 平成24年度熊取町水道事業会計予算の件を採決いたします。
本件は、原案のとおり決することに賛成の方はご起立願います。
(起立 6名)
起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
──────────────────────────────────────────────
委員長(糀谷直人君)以上で、本特別委員会に付託されました案件の審議はすべて終了いたしました。
これをもって予算審査特別委員会を閉会いたします。ご協力ありがとうございました。
──────────────────────────────────────────────
(「16時34分」閉会)
──────────────────────────────────────────────
以上の委員会の次第は議会事務局長の記載したものであるが、その内容が正確であることを証するた
め、ここに署名する。
予算審査特別委員会副委員長 鱧谷陽子
会議録調製中、4月7日糀谷直人委員長
の死亡により、副委員長において署名。
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