競争力ランキング、日本の順位が上昇 - weforum.org

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競争力ランキング、日本の順位が上昇
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世界経済フォーラムの「国際競争力レポート 2010-2011 年版」で、日本、中国、その他アジア数カ国の順位が向
上
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米国は 2 位から 4 位へ後退し、スウェーデンが 2 位、シンガポールが 3 位に
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スイスは 2 年連続で首位を維持
139 の国と地域の情報、注目点、順位などレポートの全文はhttp://www.weforum.org/gcrからダウンロードできます。
2010年9月9日、中国、大連-中国天津で開催される2010年度ニュー・チャンピオン年次総会に先立ち、世界経済フォーラ
ムは本日、国際競争力レポート2010-2011を発表しました。アジアの先進国と発展途上国の数カ国が好調に推移し、 シン
ガポールは3位、日本は6位、香港は11位と、トップ20にランクインしています。中国は昨年から2ランク順位を上げて27位へ
と躍進し、引き続き発展途上国を先導しています。一方、インドは51位でした。インドネシア(44位)、ベトナム(59位)、スリラ
ンカ(62位)が、今年最も成長したアジア諸国となる一方で、タイ(38位)およびパキスタン(123位)は、今年も順位を下げる結
果となりました。
スイスは首位を維持しました。昨年首位の座を明け渡した米国は、さらに2ランク順位を下げて4位となり、スウェーデンが2位
に浮上、シンガポールが3位となりました。米国では、長期にわたり蓄積されたマクロ経済の不均衡に加え、公的機関と民間
機関の弱体化、さらには金融市場の現状に対する懸念が続いています。北欧諸国では、スウェーデンに加え、フィンランド(7
位)、デンマーク(9位)がトップ10にランクインし、ノルウェーも14位と引き続き好位置につけています。
近年、順位を落としていた英国は、昨年より1ランク順位を上げて12位となりました。中南米諸国では、チリ(30位)が最高位
につけ、パナマ(53位)、コスタリカ(56位)、ブラジル(58位)と続いています。ランキングの上位半分には、中東と北アフリカ
諸国数カ国が名を連ねています。カタール(17位)を筆頭に、サウジアラビア(21位)、イスラエル(24位)、アラブ首長国連邦
(25位)、チュニジア(32位)、クウェート(35位)、バーレーン(37位)など、湾岸諸国の大半が近年の上昇基調を維持していま
す。サハラ以南のアフリカ諸国では、南アフリカ(54位)とモーリシャス(55位)が上位半分にランクインし、二番手として同地
域で最も成長を遂げたナミビア(74位)、ボツワナ(76位)、ルワンダ(80位)が続いています。レポートの概要は、こちらをご覧
下さい。
GCI 2010
国/経済体
スイス
スウェーデン
シンガポール
米国
ドイツ
日本
フィンランド
オランダ
デンマーク
カナダ
順位
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
得点
5.63
5.56
5.48
5.43
5.39
5.37
5.37
5.33
5.32
5.30
GCI 2009
2009-2010
推移
順位
1
4
3
2
7
8
6
10
5
9
→
↗
→
↘
↗
↗
↘
↗
↘
↘
0
2
0
-2
2
2
-1
2
-4
-1
- 国際競争力ランキングの全文のダウンロード(PDFまたはExcel)
世界経済フォーラムの創設者兼会長であるクラウス・シュワブ氏は次のように述べています。「政策立案者は、不確実性とバ
ランスのシフトを特徴とする将来の経済環境における経済発展の素地を形成すると同時に、当面の経済的課題に対処しよう
と苦慮しています。このような国際経済環境の下では、経済の成長と発展を支えるファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)
を実現することが、これまで以上に重要です。」
レポートの共同執筆者である米国コロンビア大学のザビエル・サラ=イ=マーティン経済学部教授は次のように述べていま
す。「国際経済の見通しが懸念される中で、政策立案者は短期的な課題に取り組みながらも長期的な競争力に関わるファン
ダメンタルズを見失ってはなりません。国家の競争力を維持するには、生産性の向上を促す要因を確実に整える必要があり
ます。それこそが、現在そして将来の繁栄を築く土台となるからです。競争力を支える経済環境は、国家経済が景気低迷を
乗り切る助けとなり、将来に至る堅実な経済発展を可能にするメカニズムを実現します。」
国際競争力レポートの総合的な競争力ランキングは、サラ=イ=マーティン教授が世界経済フォーラムのために開発し、
2004 年に導入された、国際競争力指数(GCI)にもとづいています。GCI は競争力を 12 の柱に分類し、あらゆる発展段階
にある世界中の国々の競争力を包括的に捉えています。12 の柱は制度、インフラ、マクロ経済環境、保健衛生および初等
教育、高等教育および職業訓練、商品市場効率、労働市場効率、金融市場の成熟度、技術発展、市場規模、ビジネスの先
進度、技術革新で構成されています。
順位は公表されているデータにくわえ、本調査で取り上げた国々の提携機関(大手研究機関や業界団体)と世界経済フォー
ラムが共同で実施する年に 1 度の総合的な経営者意見調査にもとづいて算定されます。本年度は 139 カ国の 13,500 人を
超えるビジネスリーダーを対象に調査が実施されました。調査の目的は、各国の経済に影響を与える様々な要因を特定する
ことです。レポートには各国の主な長所や短所が総合的に取り上げられ、政策改革の優先課題を見極めることが可能です。
レポートには調査対象となった 139 カ国それぞれに関する詳細情報を盛り込んだ広範なデータ項目が含まれており、ランキ
ングの総合順位のほか、110 を超える指標のグローバルランキングを定めたデータ表が記載されています。
また、本年度のレポートでは、特定の地域とトピックに関する考察を掲載しています。これには、欧州連合加盟国の競争力分
析(特別執筆者:ホアキン・アルムニア欧州委員会委員)、ブラジルを中心として中南米が抱えるインフラ問題の論考、マクロ
経済の安定と長期的な競争力の関連性に関するタイムリーな考察、統計上のロバスト性と健全性を取り上げた欧州連合共
同研究センターによる GCI 分析が含まれています。
編集者注記:
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