平成27年度事業報告

平成27年度事業報告
一般社団法人関東信用金庫協会
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[
概 況 ]
平成27年度のわが国経済は、円安、株高の持続により緩やかな回復基調を
続けてきたが、年明け以降中国など新興国経済の減速等により不透明感が広が
っている。一方、中小企業においては、原材料高、人手不足等依然として厳し
い状況が続く中、先行きに対する慎重な見方が多くなってきている。
このような情勢下、会員信用金庫の業容は預金積金、貸出金とも前年度比プ
ラスで推移しているものの、収益面では金利低下により本業である資金利益の
減少が続いており、今後は2月に導入されたマイナス金利の収益に及ぼす影響
が懸念されている。
一方、信用金庫業界をめぐる動きとして、金融行政の方向性を示すものとし
て従来の金融モニタリング基本方針にかえて金融行政方針が示されたほか、ゆ
うちょ銀行預入限度額の1,300万円への引上げが決定した。また、信用補
完制度の見直しについて議論が始まり、中間報告が作成されたほか、マイナン
バー制度も開始された。このほか、ローカルアベノミクスともいわれる地方創
生については、地方公共団体による地方版総合戦略の策定が進められた。
本会では、このような動きに対して情報収集に努めるとともに、理事会、委
員会、部会等の場を活用して会員信用金庫に情報提供を行い、対応等について
意見交換を行った。特に、マイナンバー制度及び地方創生への対応については、
それぞれ2回意見交換会のテーマに取り上げ、会員信用金庫の講演等も交え、
取組状況について意見交換を行なった。また、金融機関に求められている事業
性評価への取組みについては、行政当局の講演、会員信用金庫の事例発表を内
容とした勉強会の開催、取引先の課題解決に向けた会員信用金庫の取組事例集
の作成を行なったほか、取組みを進めるに当たり課題となっている人材育成に
ついて先進事例の紹介を行った。一方、業態間の競争が激化する中、他業態と
の違いをお客様に十分理解してもらうため職員の実体験を基に信用金庫の特性
をPRする短編動画を作成した。
このほか、リスク管理・法令遵守等に関しては、金融庁検査、日銀考査への
適切な対応に向けてそれぞれの担当者による研修会を行なうとともに、顧客保
護態勢の充実・強化については東日本大震災から4年が経過したことから、企
画部会において会員信用金庫が業務継続計画の再点検を行なう場合の参考とな
るよう再点検のポイントについて検討を行った。また、人事教育に関しては、
効果的なOJTの実施をテーマに検討を行い、会員信用金庫の取組事例等を調
査し、還元したほか、人材育成の観点から窓口担当者の顧客対応をテーマにロ
ールプレイング大会を実施した。
以上、本会は、会員信用金庫の協力の下、関係各機関と連携を図りながら2
7年度の事業を実施してきたが、28年度においても事業計画を着実に実施 し 、
会員信用金庫の発展に寄与することができるよう努めていくこととする。
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[ 具体的事業 ]
1.経営基盤強化への対応
(1)課題解決に向けた取組み
イ.取引先拡大に向けた取組み
会員信用金庫の平成28年度におけるビジネスマッチングの開催予定
等をアンケート調査により把握し、会員信用金庫に情報提供を行った。
ロ.業務推進部長会議の開催
従前の企画業務担当者勉強会を今年度から業務推進部長会議に変更し、
貸出金の増強等会員信用金庫が抱える業務推進上の課題等について、対
応策を考える上での参考となるよう以下の内容で開催した。
開催日
平成27年4月23日(木)
参加者
36金庫41名
講 演
「融資特化型の営業戦略」
東濃信用金庫
理事・営業統括部長 佐藤 広実 氏
グループ討議 平成27年度営業推進施策等について
情報交換会
ハ.営業優績者交流会の開催
会員信用金庫間交流の一つとして平成25年度より開催している交流
会を引き続き開催した。
開 催日
平成27年11月24日(火)
参 加者
29金庫47名
講 演
「内外経済情勢と今後の日本経済の見通し」
フコクしんらい生命保険株式会社
取締役 執 行 役員 財 務 部長 林 宏 明 氏
グループ討議
情報交換会
ニ.事業性評価への対応
取引先企業の事業の内容や成長可能性等を適切に評価(事業性評価)
したうえで、それを踏まえた解決策を検討・提案し、必要な支援等を行
っていくことが求められていることから、その対応に資するよう以下の
内容で勉強会を開催したほか、意見交換会のテーマに取り上げ、会員信
用金庫の取組み状況について意見交換を行った。
事業性評価等への対応に関する勉強会
開催日 平成27年12月15日(火)
参加者 49金庫90名
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講
演
「 地 域 金 融 機関 に お ける 事 業 性評 価 等 への 取 組 みに つ い て 」
財務省 関東財務局理財部
金融監督第2課長 矢島 一郎 氏
「技術ノウハウ評価報告制度について」
経済産業省 経済産業政策局
地 域新産業戦略室 参事官補佐 大野 力 氏
事例発表「取引先企業の抱える経営課題に対する対応について」
川口信用金庫 営業推進部
企業支援室長 大山 彰 氏
「外部機関とのコミュニケーション・連携について」
結城信用金庫 融資部 経営支援課
課長 池田 芳伸 氏
「上越創業支援ネットワーク連携支援について」
上越信用金庫 融資部
部長 林
靖 氏
「事業承継支援の取組みについて」
長野信用金庫 融資部
調査役 山 田 義徳 氏
ホ.利用者満足度向上に向けた取組み
取引減少先や未取引先の法人を対象に、資金需要の実態や信用金庫に
対する満足度やニーズを把握し、課題を明確化することを目的に法人満
足度合同調査を実施した。
[調査概要]
・実施金庫・・・・・・・・ 8金庫
・実施時期・・・・・・・・11月
・結果報告・・・・・・・・ 1月中旬
・回収率・・・・・・・・・81.5%
(回収数:1,957 配布数:2,400)
(2)収益力向上への対応
イ.業務部会における検討
前年度からの継続テーマである「収益力の向上~預貸金利鞘拡大策」
のうち「消費者ローン・カードローン等の推進(個人向け施策)」の切 り
口については、最後の検討項目である「未開拓分野への対応」について 、
しんきん情報システムセンター並びにJICC(日本信用情報機構)か
ら、ローン事業における全業態横断的に信用情報が把握できる仕組みの
講演をしてもらった。
もうひとつの切り口である「金利競争からの 回 避 ( 事 業 者 向 け 施 策 )」
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については、コンサルティング機能を発揮した付加価値の高い『課題解
決型営業』を強化することで他業態との差別化を図り、信金らしさに繋
げるといった中長期的な視点に立った取組みについて検討していくこと
となり、検討の基礎資料とするために会員信用金庫に対して、①取引先
の抱える経営課題の抽出(情報収集)、②抽出した経営課題への対応、③
課題解決型営業への取組みにおける課題、④課題解決型営業への取組み
に係る人材育成、⑤取引先の抱える経営課題に対する具体的施策(取組
事例)の内容でアンケート調査を実施した。
アンケート調査結果については会員信用金庫に還元するとともに、特
に⑤の取引先の抱える経営課題に対する具体的施策には228事例を提
供いただいたことから、事例集に取りまとめ会員信用金庫に還元する一
方、この中から業務部会で選定した4事例については平成27年12月
15日に開催した「事業性評価等への対応に関する勉強会」において事
例発表してもらった。
また、アンケート調査結果では、課題解決型営業への取組みにおける
課題として、「取引先企業の経営課題や問題点を見分けるための知識、目
利き力(ヒアリング能力)の習得」が多くの金庫から挙られていること
か ら、「人材確保、育成施策」に焦点を当て、先進的な取組みをしている
信用金庫を招聘し、各金庫で取り組んでいる人材確保、育成施策につい
て事例発表してもらった。
「地域連携担当者の育成によるビジネスマッチングの推進」
しののめ信用金庫 地域応援部
「課題解決型営業の取組みに係る人材の確保、育成施策」
横浜信用金庫 業務推進部
「地域経済活性化支援機構(REVIC) と の連 携 」
長野信用金庫 融資部
「せとしんプロボノプロジェクト」
瀬戸信用金庫 総合企画部
以上の検討内容については報告書に取りまとめ、会員信用金庫に還元
するとととしている。
このほか、部会では、「シニア(年金受給者)層への取組み」、「 貸 出 金
増加信用金庫の取組み施策」、
「地方創生への取組み」、
「空き家対策」、
「地
方銀行における創業支援」等について意見交換を行った。
ロ.企画部会における検討
前 年 度 か ら の 継 続 テ ー マ で あ る 「 5~ 10 年 先 を 見 据 え た 対 応 策 に つ い
て」は、事務局でとりまとめた「10 年先を見通した環境変化と信用金庫
への影響について」を基に順次検討を行った。
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①人口減少・高齢化への対応策について
部会金庫に実施した「年齢別取引に関するアンケート調査結果」
では、①相続関連業務のさらなる充実、②当面の強みである 60 歳 以
上顧客の維持、③若年層への取組みの強化が必要であるとの意見が
出されたことから、相続関連業務の充実について、しんきん信託銀
行から「高齢化の進展と信託商品-遺言代用信託について-」と題
し、講演してもらい、講演内容を会員信用金庫に還元した。
②地区内への訪問客増加策について
昨年度に検討した地区内への訪問客の増加を図るための施策とし
て、28金庫から提供いただいた旅行情報(観光地、イベント・祭
事)と22金庫から提供いただいた旅行行程(行程・チラシ)につ
いて、会員信用金庫間で情報の共有化を行った。
なお、当初金庫間のみで情報共有を行う予定としていた旅行情報
については一般の方にも本会ホームページを通じてPRすることと
した。
③共同化による事務効率化策について
電子記録債権の取扱いが始まり、手形流通量の減少が予想される
中、単独金庫では効率化が図りにくいことや担当者の属人化かつ高
齢化という問題を解決するため、手形管理業務の共同化に取り組ん
でいる一般社団法人静岡県信用金庫協会より講演をしてもらい、講
演内容を会員信用金庫に還元した。
④創業支援事例コンテストの開催
昨年開始した創業支援事例コンテストに本年度は管内全県から昨
年を6事例上回る23事例の応募があった。コンテストは昨年同様、
会員信用金庫が創業あるいは第二創業に当たって支援した事例を対
象に、企画部会における第一次の書類審査で上位5事例を選定し、
当該5事例を経営対策委員会で各金庫によるプレゼンテーションを
受けて審査する形式で行った。審査結果は以下のとおり。
最優秀賞 しののめ信用金庫 生パスタの製造販売業
優 秀 賞 かながわ信用金庫 インフラ設備保守点検サービス業
敢 闘 賞 足利小山信用金庫 アメリカンスタイル・カフェ
敢 闘 賞 埼 玉 縣信用金庫 越生梅の栽培,及び冷凍梅加工販売
によるアグリ事業の6次産業化
敢 闘 賞 松
本信用金庫 モミガライト製造販売
また、今回応募のあった全23事例については事例集に取りまと
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め、会員信用金庫に還元した。
このほか、部会では「信用金庫におけるインターネット支店の開設状
況 」、「 地 方 創 生 に 対 す る 管 内 金 庫 事 例 」、「 マ イ ナ ス 金 利 政 策 に 対 す る 県
内地銀・信金動向」について意見交換を行った。
ハ.地方創生への対応
平成26年末にまち・ひと・しごと創生長期ビジョン並びに総合戦略
が決定され、その推進に向けて金融機関の協力が要請されているが、「 地
方創生への取組みについて」として平成27年5月及び11月に開催し
た意見交換会のテーマに取り上げ、会員信用金庫の取組みについて講演
等をしてもらうとともに、それぞれの取組状況について意見交換を行っ
た。また、業務部会、企画部会においても会員信用金庫の取組事例につ
いて報告を行うとともに、意見交換を行った。
(3)信用金庫ネットワークを活用した諸施策の実施
平成23年度より取り組んできた諸施策については次のとおり実施した。
イ.意見交換会の開催
会員信用金庫が抱える課題の検討や今後の業務運営等に資するた
め、次のとおり意見交換会を開催した。
第31回(平成27年4月27日開催)34金庫45名
テーマ:「創業支援に係る取組みについて」
①報告「創業支援事例コンテスト」結果報告 事務局
②事例発表「創業支援に係る取組みについて」
埼 玉 縣信用金庫
足利小山信用金庫
③意見交換
第32回(平成27年5月28日開催)38金庫48名
テーマ:「地方創生への取組みについて」
①報告「地方版総合戦略の策定等に向けた取組み状況」に関 す
るアンケート集計結果(関東地区抜粋) 事務局
②講演「まち・ひと・しごと創生総合戦略と信用金庫の取組み
について」 信金中央金庫
③事例発表「地方創生に向けた当金庫の取組みについて」
かながわ信用金庫
④意見交換
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第33回(平成27年6月12日開催)44金庫68名
テーマ:「地域金融機関による事業性評価について」
①講演「地域金融機関による事業性評価について」
関東財務局
②講演「REVIC の活用等について( 連携事例・事業性評価・
特定支援等について )」
(株)地域経済活性化支援機構
③意見交換
第34回(平成27年8月25日開催)39金庫47名
テーマ:「法人向け IB の不正送金対策と補償規定について」
①講演「法人向け IB の不正送金被害に係る金融機関の対応」
三井住友海上保険株式会社
株式会社インターリスク総研
②意見交換
第35回(平成27年9月28日開催)33金庫43名
テーマ:「マイナンバー制度への対応(金融業務関連)について」
①報告「テーマに関する事前アンケート調査 と り ま と め 結 果 」
事務局
②意見交換
第36回(平成27年10月19日開催)15金庫16名
テーマ:「OJTへの取組みについて」
①講演「若手渉外担当者の育成策について」信金中央金庫
②意見交換
第37回(平成27年11月6日開催)38金庫47名
テーマ:「地方創生への取組みについて」
①報告「地方創生モニタリング調査結果_関東地区」事務局
②講演 地方創生への取組み状況について
三
条信用金庫
柏
崎信用金庫
諏
訪信用金庫
鹿沼相互信用金庫
③意見交換
第38回(平成27年12月17日開催)20金庫20名
テーマ:「資金運用の課題と今後の取組について」
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①講演「最近の市場環境を踏まえた今後の運用について」
信金中央金庫
②意見交換
第39回(平成28年2月9日開催)22金庫27名
テーマ:「監査部監査の取組みについて」
意見交換
第40回(平成28年3月8日開催)42金庫54名
テーマ:「マイナンバー制度への対応(事務関連)について」
①報告「テーマに関する事前アンケート調査 と り ま と め 結 果 」
事務局
②意見交換
ロ.職員視察・派遣について
意見交換会の開催等を踏まえ、取組内容をさらに詳細に把握するた
め、他金庫を視察したい、あるいは職員を派遣したいとの要望等(2
9件)に基づき、調整を行ったが、仲介の実績はなかった。
ハ.規程・マニュアルの共有化について
会員信用金庫が新たに規程・マニュアル等を作成する場合や既 存 の
規程・マニュアル等の内容を変更、修正する場合の参考となるよう構
築した規程・マニュアル共有スキームに基づき、本会より提供依頼( 既
に依頼しているものを含む)を行った12種類の規程・マニュアル等
に対して、2金庫から提供いただき、要望のあった24金庫に送付し
た。
ニ.業務Q&Aスキーム
業務に関する簡単な質問事項を本会が仲介して会員信用金庫に回
答してもらうスキームで、4件の仲介を行った。
ホ.しんきん自動集金サービス検討会の開催
しんきん自動集金サービスについて、各金庫で抱えている課題・問
題点等を抽出し、システム・事務・推進面から、よりお客様が使い や
すく、担当者の事務リスクや負担を軽減し、推進しやすいサービスに
することを目的に、平成27年7月より次のとおり検討会を開催し、
現行のサービス全体を俯瞰して事務の効率化や運用方法等各種課
題・問題点の改善について検討を行い、報告書をとりまとめた。
第1回
平成27年 7月13日(月)
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第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
平成27年 9月 8日(火)
平 成27年10月15日(木)
平 成27年11月17日(火)
平成28年 1月18日(月)
平成28年 3月 3日(木)
へ.預金口座振替業務への対応
会員信用金庫の事務負担の軽減及び効率化を図るため、本会が 会 員
信用金庫に代わり代表契約を締結している預金口座振替業務にお い て 、
次のような対応を行った。
①東京食品販売国民健康保険組合の国民健康保険料等の預金口座
振替契約に係る秘密保持条項及び暴力団排除条項の追加並びに
データ授受方法の変更
②三菱電機クレジット株式会社との預金口座振替契約におけるデ
ータ授受方法の変更並びに秘密保持条項及び暴力団排除条項 の 追
加
③明治安田生命保険相互会社との預金口座振替契約に係る暴力団
条項の追加並びにデータ授受方法の変更
④三生収納サービス株式会社との預金口座振替契約における秘密
保持条項及び暴力団排除条項の追加並びにデータ授受方法の変更
⑤ヤマトクレジットファイナンス株式会社との預金口座振替契約に
おける秘密保持条項及び暴力団排除条項の追加並びにデータ授受
方法の変更
⑥第一生命保険株式会社との預金口座振替契約における守秘義務、
反社会的勢力の排除、契約の解除に係る条項追加並びにデータ 授
受方法の変更
⑦ジャックス・ペイメント・ソリューションズ株式会社との預金口
座振替に係る通帳摘要印字の変更
⑧シティカードジャパン株式会社の商号変更に伴う預金口座振替
契約に係る通帳摘要印字の変更
⑨富士火災海上保険株式会社の預金口座振替業務の収納代行導入
に 伴う契約の解除
(4)リスク管理・法令遵守等内部管理態勢の強化
イ.金融庁検査・日銀考査等への対応
金融庁の「平成27事務年度金融行政方針」並びに日本銀行の「20
15年度の考査の実施方針等について」に適切に対応するため、関東財
務局の担当者による「金融庁検査講座」、日本銀行の担当者による「日銀
考査講座」を実施した。
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(参考)平成27年度中の検査、考査状況
金融庁検査
9金庫
日本銀行考査
8金庫
ロ.常勤監事連絡会の開催
常勤監事連絡会世話人会において時宜に適したテーマを選定し、定期
的に開催しており、今年度は監事監査基準、信用金庫業界の業界課題に
関する講演やグループ討議を行った。
第1回 平成27年8月7日(金)
○講演「監査役監査基準の改訂について」
公益社団法人 日本監査役協会
企画部企画課長 佐藤 秀和 氏
○グループ討議
第2回 平成27年12月2日(水)
○講演「当面の業界課題について」全信協
第 3回 平 成28年3月18日(金)
○講演「総代選任手続きに関する実務対応並びに所在不明会
員の除名手続きに関する留意事項等について」全信協
○グループ討議
新任常勤監事を対象とした勉強会
○開催日 平成27年9月2日(水)
○テーマ ・常勤監事の心構えと日常の取り組み
・監事監査実務の事例
○講 師 常勤監事連絡会世話人
ハ.不祥事件防止ビデオ(DVD)の斡旋
中国銀行が作成した『不適切事案防止ビデオ~「ターニング・ポイン
ト 」』について、営業店職員や新入職員向け研修用として購入斡旋を行っ
た。
(参考)購入実績
14金庫
ニ.反社会的勢力排除への対応
反社会的勢力情報の共有化については、既に共有化を開始している埼
玉県内信用金庫及び東京都内信用金庫に対して制度運用を行うとともに、
神奈川県信用金庫協会との間で、平成27年4月1日付で「反社会的勢
力情報共有化制度にかかる協定書」を締結し、神奈川県内信用金庫にお
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いても、平成27年6月末データより反社会的勢力情報の共有化を開始
した。
2.業界課題への対応
「ガバナンス強化に向けた業界における自主的取組み」を始め、「郵政 民 営
化 の 動 向 」、「 バ ー ゼ ル Ⅲ の 動 向 」、「 信 用 補 完 制 度 の 見 直 し 」 等 の 業 界 課 題 に
ついて、全信協理事会・経営対策委員会での検討状況や地区別役員協議会に
おける報告を、逐次本会委員会、部会において説明し、意見交換を行った。
また、マイナンバーについては、平成28年1月以降、法定調書(支払調
書や特定口座年間取引報告書等)への記載が必要となったことから、「 マ イ ナ
ンバー制度」の概要を含め、制度対応にあたって留意すべき事項について、
以下のとおり「金融所得課税の一体化への対応に係る説明会」を開催すると
ともに、平成27年9月及び平成28年3月に開催した意見交換会のテーマ
に取り上げ、制度対応について意見交換を行った。
「金融所得課税の一体化」への対応に係る説明会
○開 催 日
平成27年8月21日(金)
○参 加 者
43金庫66名
○講
演
「平成28年 1 月以降の制度改正のポイントについて」
株式会社 フィナンシャル・ラボ
○質疑応答
3 . 顧 客 保 護 態 勢 の 充 実 ・ 強化 へ の 取 組 み
東日本大震災の発生から4年が経過したことから、
「 業 務 継 続 計 画( B C P )
の再点検」をテーマに企画部会で検討を行った。企画部会では、会員信用金
庫がBCPの再点検を行なう場合の検討のポイントを提示することを目的に
協議を行なうこととし、先ず会員信用金庫における東日本大震災後のBCP
に関する取組みについて把握するため、安 否 確 認 方 法 、営 業 店 へ の 権 限 委 譲 、
訓練方法等についての見直し状況、訓練の実施状況、BCPの実効性を高め
るための地公体等との連携状況についてアンケート調査を実施した。調査結
果については具体的な内容も含め、会員信用金庫に還元するとともに、部会
において安否確認方法、営業店への権限委譲、訓練方法、地公体等との連携
の切り口で、再点検に当たっての検討のポイントについて協議を行い、取り
まとめた報告書については会員信用金庫に還元することとしている。なお、
連携については、管内の数県において県内金庫間の相互支援協定が締結され
ているが、例えば首都直下型地震等被災地が広範囲になると想定される場合
の関東管内における県を超えた連携の必要性について意見が出され、引き続
き検討を行っていくこととなった。
また、平成28年5月に施行される改正保険業法等では、保険販売業務に
も新たな義務が課せられることから、それに対する適切な実務対応が行える
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よう、平成27年9月及び平成28年3月に保険窓販研究会を開催した。
一方、今年度は信用金庫におけるインターネットバンキングの不正送金事
犯が増加したことから、その発生状況や対策について部会等の場で報告する
とともに、意見交換会のテーマにも取り上げ、対応策等について意見交換を
行った。また、疑わしい取引や振り込め詐欺の状況とも合わせ、県協会に報
告し、情報の共有化を図るとともに、本会ホームページを活用して一般顧客
にも注意喚起を行った。
4 . 信 用 金 庫 の イ メ ー ジ ア ップ の た め の 広 報 活 動 の 推 進
(1)PRコンクールの実施
平成27年度PRコンクールは、昨年同様、信用金庫会館京橋別館に出
展全作品を展示し、PR担当者勉強会参加者と京橋別館に勤務する関連団
体役職員等から一般の人に近い視点で審査をしてもらい、その結果を業務
部会部員による一次審査に加えた。一次審査で選定された作品に対して広
報委員会委員による最終審査を実施した。
①応募作品状況(47金庫 1県協会 248作品)
(一般審査部門)
カレンダー部門
(29金庫1県協会 35作品)
ポスター部門
(29金庫1県協会 53作品)
チラシ・パンフレット部門(33金庫
80作品)
頒布品部門
(29金庫
52作品)
(特別審査部門)
地域密着部門
(17金庫
23作品)
(参考展示)
( 4金庫
5作品)
②審査方法
審査基準
ⅰ作品・活動のねらい(意図)
ⅱ表現力(訴求力)
ⅲ共感度(反応)
ⅳ信用金庫らしさ(オリジナリティ・親切さ・身近さ)
ⅴコスト的観点
ⅵ独自性
第一次審査 平成28年1月14日 業務部会部員
第 二次審査 平成28年1月15日 広報委員会委員
③作品展示
ア.全作品(審査)
期間 平成28年1月13日(水)~1月15日(金)
会場 信用金庫会館京橋別館3階大会議室
イ.入賞作品(一般PR)
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期間 平成28年2月16日(火)~2月19日(金)
会場 信用金庫会館京橋別館1階ロビー
このほか全入賞作品を協会ホームページに掲載するとともに、作 品 展
示について本会ホームページにおいて告知した。また、展示した作品
については希望者に抽選でプレゼントすることとしているが、28金
庫の49作品に108件の応募があった。
④表彰
通常審査部門では部門毎に選定した「最優秀賞」、「優秀賞」、「 入 賞 」
を、また特別審査部門では「関東信栄懇話会賞」を、平成28年6月
開催の本会総会で表彰する。
一般審査部門
カレンダー部門
表 彰
最
優
優
秀
秀
入
金
賞
埼玉縣
信用金庫
賞
栃
木
信用金庫
水
戸
信用金庫
足利小山
信用金庫
飯
能
信用金庫
長野県
信用金庫協会
賞
ポスター部門
表 彰
最
優
優
秀
秀
入
金
利根郡
信用金庫
賞
飯
能
信用金庫
高
崎
信用金庫
埼玉縣
信用金庫
三
信 用金 庫
賞
優
入
優
秀
秀
庫
賞
条
チラシ・パンフレット部門
表 彰
最
庫
金
庫
賞
埼玉縣
信用金庫
賞
利根郡
信用金庫
しののめ
信用金庫
上
越
信用金庫
飯
田
信用金庫
賞
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頒布品部門
表
彰
最
秀
優
入
優
秀
金
庫
賞
かながわ
信 用金 庫
賞
上
田
信用金庫
賞
アルプス中央
信用金庫
特別審査部門(関東信栄懇話会賞)
地域密着部門・・・・・・鹿沼相互信用金庫
⑤全作品を紹介したCDの作成・配布
会員信用金庫における今後の広報活動の参考となるようPRコンク
ールに出品された全作品を紹介したCDを作成し配布した。
(2)PR担当者勉強会の開催
①開催日時
平成28年1月13日(水)
②開催場所
信用金庫会館京橋別館11階会議室
③内容
ア.作品閲覧及び審査
イ.講演・・・「感性としんきんらしさ絡み合う広報活動
~丸投げしない独自製法への挑戦~」
東京東信用金庫
秘書室上席特別秘書役 石毛 弘之 氏
ウ.意見交換
討議テーマ
(ア)スマホ、HP、SNS、メルマガの活用方法、課題点
(イ)金庫ブランドイメージの向上策
(ウ)PRチラシ、頒布品の作成について
(エ)キャラクター戦略 等
④参加人員
31金庫37名
( 3)Facebook ページ「しんきん地元の魅力」の活用
昨年度開始した Facebook ページを活用し、会員信用金庫の職員から応募
していただいた写真を通じて、会員信用金庫の地元の魅力のPRに努め た 。
また、応募作品の中から優秀作品 1 作品、入賞作品4作品を選び粗品を贈
呈したほか、優秀作品をホームページに掲載し、PRコンクール入賞作品
とともに展示した。
①応募金庫
24金庫
②応募作品数 221作品
- 15 -
優秀作品
信用金庫名
平成27年
4月
山
梨
信用金庫
作 品 名
富士河口湖町桜満開です
5月
村
上
信用金庫
日本一の夕陽
6月
村
上
信用金庫
こだわりの塩引き鮭
7月
利根郡
信用金庫
初夏の尾瀬
8月
山
梨
信用金庫
昇仙峡
9月
利根郡
信用金庫
初夏のマチガ沢
10月
加
茂
信用金庫
小京都を楽しむ会
「AKARIBA」
11月
長
野
信用金庫
第110回長野えびす講煙
火大会
利根郡
信用金庫
吹割の滝
長
信用金庫
第13回長野灯明まつり
12月
平成28年 1月
2月
3月
野
(4)信用金庫の特性をPRする短編動画の作成
信用金庫と他業態との違いをお客様に十分理解してもらうためのPR方
法について、広報検討会を設置し検討を行った結果、職員の実体験に基づ
いた信用金庫の特性をPRする短編動画を作成することになり、3編の短
編動画を作成した。短編動画を会員信用金庫に配布するとともに他地区に
案内した結果、29金庫2地区協会1県協会から申込みがあった。また、
会員信用金庫へ短編動画の利用に関するアンケート調査を実施し、店頭で
のテレビ放映、HPへの掲載、新人研修や職員採用での活用等の利用状況
を還元することで短編動画の利用促進を図るとともに、本会ホームページ
に短編動画を公開し、会員信用金庫のホームページからリンク設定をお願
いした。
短編動画
エピソード1 「地域の絆づくりが私たちの仕事です」
エピソード2 「共に創る地域の輪」
エピソード3
「満足から感動へ」
( 5 )「信用金庫の日」における活動の実施
会員信用金庫の統一社会貢献事業として平成10年度より実施している
献血・募金活動を平成27年度も実施し、集めた募金については県毎に社
会福祉協議会等に寄贈した。
- 16 -
献血実施人員
募金額
平成27年度
2,294人
4,898,431円
平成10年度からの累計
53,974人 88,509,580円
また、社会貢献、環境保護をテーマに会員信用金庫が独自に実施した活動
結果を集約し、献血・募金活動と合わせて本会ホームページに掲載しPRし
た。
(6)金融教育活動に関する勉強会の開催
本年度は幅広い世代を対象に金融リテラシーを含めた金融教育活動の実
施内容についてアンケート調査を実施し、調査結果を基に勉強会を開催し
た。
①開催日時
平成27年11月24日(火)
②開催場所
信用金庫会館京橋別館11階会議室
③内容
ア.事務局報告 「しんきんストーリー~いつまでも支えていきたい
~」の紹介
イ.事例発表
「東濃信用金庫における金融教育活動」
東濃信用金庫 とうしん地域活力研究所
所長 佐藤 金吾 氏
ウ.講演
「金融リテラシー向上に向けた取組みについて」
関東財務局 理財部金融調整官 鈴木 博 氏
理財部証券監督第1課長
髙橋 智 氏
エ.意見交換
④参加人員
15金庫16名
(7)ファミリー映画上映会の実施
27年度はメイン作品として、「リトルプリンス 星の王子さまと私 」、
「ミニオンズ」、「サミーとシェリー2」、「ひつじのショーン」を紹介
するとともに、昨年度映画上映会を実施した金庫の活用事例を報告し、5
金庫が実施した。
金庫数
上映回数
人数
5金庫
7回
5,030名
(8)アニメキャラクター「それいけ!アンパンマン」の推進
等身大の「アンパンマンフィギュア」
(アンパンマン2体、バイキンマン、
ドキンちゃん各1体)については、開店・周年記念のPRや地域のイベン
ト等に14金庫に対して計25回の無料貸出しを行った。
子育て世代等の来店を促進するプロモーションイベント「アンパンマン
- 17 -
スタンプラリー」については、4金庫で実施され、お客様から好評を 得 た
ほか、新規口座の開設や定期・定積の獲得に結びつけた金庫もあった。
採用金庫から寄せられた情報等を基に作成している「アンパンマンレタ
ー」を2回発行し、推進事例を紹介した。
毎年開催しているプロモーション協議会については、11月13日に1
6金庫から総勢31名が出席し開催した。富山信用金庫よりオリジナルキ
ャラクター「とみたん」の活用状況について講演が行われたほか、本会か
ら、新たな企画として、「子どもたちに愛と勇気と夢を与え続ける」とい
うアンパンマンの理念に基づき、地域内から全国、世界に挑戦する若者、
地域に根ざした伝統文化を継承する若者並びにそれらを支援する団体等を
応援する『「アンパンマンのしんきん」地域応援活動』の説明、卓上フィギ
ュア・店舗用ステッカーのお客様の反響、アンパンマンスタンプラリーの
実施状況、アンパンマンフィギュアの活用状況について報告を行った。
プロモーションイベントのアイデア募集については、全国から応募のあ
った63点の中から、審査の結果、「アンパンマンのマネー版ライフプラ
ンシートをつくろう!!」が最優秀賞に選ばれ、次年度の具体化に向けて
検討が行われることとなった。
なお、採用金庫のイメージアップ、店頭での営業推進に活用できるよう、
以前配布した「アンパンマン等身大パネル」に経年劣化が見られることか
らを再度配布した。
このような取組みを積極的にPRしたところ、新たに1金庫で採用さ れ 、
採用金庫数は全体で51金庫となった。
5.苦情・相談業務への対応
本会では全信協で制定した「信用金庫業務の苦情・紛争解決促進に関する
規則」を基に規則等を定め、苦情・相談を受け付けている。
(1)平成27年度の苦情・相談取扱件数
平成27年度の取扱件数は次のとおりとなっている。
苦情
相談
合計
預金業務
4
0
4
貸出の内容
0
0
0
貸出業務
貸出の姿勢
0
0
0
回収関係
1
1
2
その他
2
1
3
為替業務
0
1
1
手形不渡
0
0
0
証券業務
0
0
0
その他
3
4
7
合計
10
7
17
- 18 -
(2)しんきん相談所全国連絡会議への参加
しんきん相談所全国連絡会議に参加し、全国、各地区協会しんきん相談
所と苦情相談の受付状況や特徴的な内容について情報交換を行った。
①日 時
平成27年 8月27日(木)
②場 所
信用金庫会館4階 会議室
③参加者
全国しんきん相談所・各地区協会しんきん相談所
(3)担当者向け研修の開催
クレーム応対の実践としんきん相談所に寄せられる実例の説明を内容と
した苦情相談担当者講座を開催した。
6.人材育成事業の実施
(1)研修講座の実施
会員信用金庫の研修ニーズ等を把握し、次のとおり実施した。
①理事長・役員を対象とする講座
○日銀考査講座
平成27年6月9日(火) 46金庫 68名
「金融システムレポートについて」
講師:日本銀行 金融機構局
金融2課 企画役
稲村 保成 氏
「2015年度の考査の実施方針等について」
講師:日本銀行 金融機構局
考査企画課 企画役 小林
太 氏
○金融庁検査講座
平成27年9月17日(木) 49金庫 79名
「平成27事務年度 金融モニタリング基本方針等について」
講師:関東財務局
理財部 検査監理官
椋 正寛 氏
「検査結果事例等の解説について」
講師:関東財務局
理財部 上席金融証券検査官 杉山 茂 氏
○経営管理者講座
平成28年2月12日(金) 31金庫
「最近の金融行政について」
講師:関東財務局
理財部 金融監督官 村上
- 19 -
40名
佳子
氏
「信用金庫を取り巻く諸課題と今後の経営戦略について
~FinTech 時代における地域銀行の非対面チャネル強化策~」
講師:信金中央金庫 地域・中小企業研究所
上席調査役
刀禰 和之 氏
②本部スタッフ・管理者層を対象とする講座
○管理者のためのメンタルヘルス講座
平成27年10月9日(金) 11金庫 11名
「メンタル疾患問題、パワハラ・セクハラ問題への実務対応の
留意点」
講師:弁護士
伊藤 昌毅 氏
「企業におけるメンタルヘルス対策のポイント」
講師:ティーペック株式会社
臨床心理士
松永 祥世 氏
「ストレスチェックの義務化で求められる範囲とは」
講師:(株)ダイモス
代表取締役
片桐 美津子 氏
○苦情相談担当者講座
平成27年10月15日(木) 10金庫 10名
「2次クレーム応対の実践とクレームに強くなる組織の体質作り」
講師:マネジメントサポート 工藤 アリサ 氏
「全信協に送られた相談・苦情事例紹介と苦情解決手続き等につ
いて」
講師:全国しんきん相談所
並木 和夫 氏
○リスクマネジメント講座
平成27年11月18日(水) 26金庫 30名
「システムリスクに係る監督指針・金融検査マニュアルの改正点
に関する取組みについて」
講師:日本アイ・ビー・エム
セキュリティ事業部
小幡 学 氏
「システムリスク削減に向けた取組みについて」
講師:(株)しんきん情報システムセンター
取締役 営業企画部長
櫻井 隆 氏
③スキルアップを目的とした講座
〇女性職員スキルアップ講座
「セールス力向上編」
- 20 -
平成27年5月22日(金) 19金庫
講師:日本ビジネスドック(株)
主任 竹岡 聡子 氏
「融資入門編」
平成27年7月17日(金) 16金庫
講師:日本ビジネスドック(株)
理事 明沼 博道 氏
41名
35名
〇専門知識習得講座
「金融機関における相続問題について」
平成27年5月27日(水) 12金庫 13名
講師:経済法令研究会
瀬戸 祐典 氏
〇融資法務講座
平成27年6月3日(水)~4日(木) 12金庫
講師:経済法令研究会
顧 問 瀧浪 武 氏
〇新規事業先開拓講座
平成27年7月8日(水)~10日(金) 12金庫
講師:T&K経営コンサルティング(株)
代表取締役 遠藤 高明 氏
〇若手渉外職員養成講座
平成27年10月7日(水)~8(木)
講師:川口信用金庫
会長 山口
日本マネジメント協会 江原
15金庫
泰男 氏
真意 氏
21名
28名
39名
〇融資審査・管 理講座
平成27年11月17日(火)~19日(木) 10金庫
講師:日本ビジネスドック(株)
理事 明沼 博道 氏
15名
④定年を控えた役職員を対象とした講座
〇ライフデザインセミナー
平成27年6月25日(木) 18金庫
66名
平成27年7月 2日(木) 18金庫 125名
「 定 年 後 の 生 活 を 考 え る 」、「 社 会 保 険 ・ 公 的 年 金 の あ ら ま し と そ
の手続き」、「定年後の家計プラン」
講師:住友生命保険相互会社 法人総括部
- 21 -
上席部長代理 杉本 則也 氏
住友生命保険相互会社 法人総務部
セミナーグループ
渉外担当課長 伊藤 昭子 氏
「信用金庫年金の給付について」
講師:全国信用金庫厚生年金基金
部長 篠嵜 幸雄 氏
課長 大野 幸良 氏
業務部
⑤海外研修
○米国金融経済事情視察
平成27年7月5日(日)~11日(土)
7金庫 事務局 計13名
○東南アジア金融経済事情視察
平成27年11月8日(日)~14日(土)
4金庫 3団体 事務局
計14名
⑥勉強会
専 門 家に よ る 講演 並 び に所 管 業 務に 係 る 意見 交 換 を 内 容 に 実 施 し た 。
○人事担当者勉強会
平成28年2月8日(月) 27金庫 28名
・講演「女性活躍推進に関する取組みについて」
三菱UFJリサーチ&コンサルティング
女性活躍推進・ダイバーシティ マネジメント戦略室
塚田
聡 氏
尾島 有美 氏
・意見交換
○店長情報勉強会
平成28年2月17日(水) 12金庫 24名
・講演「中国リスクと複雑化する国際情勢」
フコクしんらい生命保険株式会社
取締役
・意見交換
執行役員
財務部長
林
宏明
氏
⑦保険窓販研究会の実施
保険窓販に関する法令遵守及び改正保険業法等への実務対応につい
- 22 -
て全信協保険業務部より講師を招き研究会を実施した。
○第29回保険窓販研究会
平成27年10月20日(火) 43金庫 63名
「改正保険業法及び関連政府令等に対する信用金庫の体制整
備と情報連携について」
・改正保険業法及び関連政府令等の概要について
・保険販売業務における体制整備支援について
・業界制度の取扱状況について
○第30回保険窓販研究会
平成28年2月5日(金) 46金庫 75名
「保険販売業務に係る内部監査等の実務対応について」
・保険販売業務取組みにあたって必要な弊害防止措置対応等
・保険販売業務の内部監査・法令点検等実施にあたってのポ
イント
「改正保険業法を踏まえた体制整備支援について」
意向把握アンケート、弊害防止関連帳票類、事務取扱要 領
等の改定について
(2)人事教育に関する課題への対応
今年度は効果的なOJTの実施をテーマに検討を行なった。業務の多様
化・効率化による職員の時間的な余裕の減少や採用抑制による中間管理職
層の不足等から、職場においてOJTを十分に実施することが難しくなっ
ており、若手職員の指導、育成並びに金庫理念の共有化等に支障を来たす
状況となっていることから、会員信用金庫におけるOJTの実態や課題に
ついてアンケート調査を行い、取りまとめ結果並びに収集した先進事例を
理事会、人事教育委員会に報告するとともに、会員信用金庫に還元した。
また、意見交換会のテーマに取り上げ、若手渉外担当者の育成策について
信金中央金庫より講演をしてもらうとともに、会員信用金庫におけるOJ
Tへの取組状況について意見交換を行った。
(3)関東地区ロールプレイング大会の実施
今年度は窓口担当者の顧客対応をテーマに以下のとおり実施した。ま た 、
大会の模様については会員信用金庫における人材育成の参考となるようD
VDに収め全金庫に配布した。
① 開 催 日 平成27年11月7日(土)
② 会
場 信用金庫会館京橋別館3階大会議室
③ 参
加 出 場者 12金庫 24名
見学者 26金庫 217名
- 23 -
④ テ ー マ
⑤ 審 査 員
⑥ 審査結果
窓口担当者の顧客対応
本会人事教育委員会委員
(敬称略)
金 庫 名
優
勝
準優勝
第3位
銚
子
しののめ
水
戸
担
当
所属・役職
氏
名
担当者
干潟支店主任
加瀬
久美
顧客役
干潟支店支店長
山口
克成
担当者
本店営業部
推進主任
顧客役
前橋西支店支店長
駒井
英樹
担当者
酒門支店事務係
菅井
麻子
顧客役
酒門支店支店長
加倉井
島畑
絵梨佳
慎治
7.金庫役職員の福利厚生制度の充実・強化
(1)グループ保険等の推進
会員信用金庫役職員の福利厚生事業の柱として、本会共済会が長年にわ
たって制度の充実と伸展に努めてきた結果、高加入率による低廉な保険料
と安定した配当金が確保されている。今年度も会員信用金庫の協力を得て
新入職員の全員に加入してもらうことを中心に募集を行なった。
①27年度募集結果
(単位:人、百 万 円 、千 円 )
保険制度名
本人
前年比
保険金額
前年比
加入者数
月額保険料
A型グループ
12,333
△57
59,885
△718
B型グループ
15,881
△174 179,647 △8,211
セカンド
14,759
△266
21,626
△494
3,947
78
7,734
90
547
226
558
212
3,625
△66
11,995
△373
147
20
363
38
退職後保障
1,100
△ 113
14,896 △ 1,641
個年控除型
2,320
△ 113
26,729
△960
三大疾病
1,840
2
6,368
81
グループ医療
基本型
グループ医療
充実型
C型医療終身型
がん保障
注:A型、B型、セカンドは保険金額で百万円単位。それ以外は月額保険料
で千円単位。
②B型グループ保険加入率等推移
平成24年度
平成25年度
- 24 -
(単位:人、%、千円)
平成26年度 平成27年度
役職員数
23,025
22,831
22,663
22,519
本人加入率
71.4
(80.9)
70.8
(78.6)
70.8
(81.3)
70.5
(80.4)
支払保険金額
222,680 389,155 268,000
63.725
配当率
注 :本人加入率の(
45.106
57.121
件
数
金
額
注: (
定
未
定
)内は新入職員の加入率
③26年度支払状況
B型グループ
未
(単位:件、千円)
死亡保険金
障害給付金及び
災害入院給付金
合計
19
(26)
38
(35)
57
(61)
260,000
9,640
(383,000) (6,155)
269,640
(389,155)
)は25年度
④事務手数料等の還元について
会員信用金庫に対して、B型グループ保険の本人加入人数に応じて、
事務処理費1,000万円、保険募集活動事務費560万円、また、B
型グループ保険新規本人加入者一人当たり3,000円の新規獲得推進
費293万円、総額1,853万円を還元した。
(2)野球大会の実施
会員信用金庫役職員の健康増進と技量の練磨、並びに連帯と親睦を図る
ことを目的に次のとおり野球大会を開催した。
第56回野球大会
開 催 日
平成27年9月5日(土)~6日(日)
球
場
水戸 市「総合運動公園市民球場」
笠間市「総合公園笠間市民球場」
結
果
優
勝
湘
南 信用金庫チーム
準 優 勝
山
梨 信用金庫チーム
また、東北地区の野球大会が今年度第60回大会であることを記念し、
両地区の優勝チーム(関東-湘南信用金庫チーム、東北-宮城第一信用金
庫チーム)による親善交流野球大会を開催した。
開 催 日
平成27年10月24日(土)
球
場
宮城県亘理町「亘理公園野球場」
- 25 -
(3)福利厚生事業の推進
①ニッポンレンタカーとの提携
レンタカー割引制度ワンデイクーポンを紹介した。
平成27年度実績:7枚、72,576円
②東京ディズニーリゾート、マジックキングダムクラブとの提携
会員信用金庫役職員・家族の余暇活動の一助として割引チケットを
斡旋した。
(単位:回、人)
東京ディズニーランド
東京ディズニーシー
使用回数
548
481
来園人数
2,099
1,698
③会員信用金庫保養施設との提携
会員信用金庫役職員に5金庫の保養施設を仲介した。
平成27年度実績:2件、10名
<参考>提携保養施設(平成28年3月末現在)
施設名
金庫名
バイスバーデン月夜野
しののめ
霧降高原荘
川口
軽井沢山荘60(シックスオー) 湘南
リゾート21SHONAN
湘南
信用金庫京都イン201号室
さがみ
④(株)セレモアつくばとの提携
会 員信用金庫役職員に葬祭施設を仲介した。
平成27年度実績:3件
(4)メンタルヘルス等相談サービスの実施
(株)保健同人社と契約し、会員信用金庫の役職員並びに家族を対象に
メンタルヘルス等相談サービスを実施しており、本年度の利用状況は以下
のとおりとなっている。また、本年度は新入職員への周知を図るためチラ
シの配布を行なった。
①電話(専用フリーダイヤル)によるメンタルヘルスカウンセリング
・・93件
②面接によるメンタルヘルスカウンセリング・・・・・・・・0件
③電話(専用フリーダイヤル)による健康相談・・・・・105件
- 26 -
(5)会員信用金庫取引先商品のお取り寄せ情報の提供
会員信用金庫取引先商品のお取り寄せ情報については、会員信用金庫役
職員が加入する関信協共済会を通じて共済会会員に提供することにより、
役職員の福利厚生の増進を図るとともに、金庫取引先の販路拡大、売上増
加並びに金庫の新規取引先の開拓等に繋げることを目的に昨年度から実施
しており、本年度は新たに4月と10月の年2回、合計28金庫33先7
9商品を掲載した冊子を作成し、会員信用金庫の全営業店に配布した。今
後も年2回(5月、11月)改定を行なう予定である。
8.しんきん経営者協議会事業等の推進
(1)しんきん経営者協議会事業
①しんきん経営者協議会事業の推進
しんきん経営者協議会事業は、昭和62年の制度発足以来、信用金庫
の主要取引先である地元中小企業の発展に寄与するため、経営者年金
口座の獲得による顧客のメイン化を進めてきたが、その後の環境の変
化と年金支払者の出現等により加入者数は減少傾向を辿っている。
<しんきん経営者協議会加入状況>
平成25年9月
平成26年9月
平成27年9月
事業所数
13,176先
12,185先
11,351先
加入者
16,747人
15,499人
14,431人
加入口数
31,651口 29,694口 28,008口
この傾向を抑え、制度の維持を図っていくため、窓販商品との差別
化を行ないながら、会員信用金庫の多大な協力を得て積極的に推進を
図ってきた。平成27年度は平成22年度より始めた本会職員による
直接募集を了解が得られた9金庫で行なったが、新規に獲得できたの
は前年度比135口減の122口にとどまった(49金庫全体では8
9口減の319口を獲得)。また、追加・増口では、前年度比29口減
の629口の獲得にとどまった。
なお、本年度は推進策検討の参考にするため、新規加入者に対して
アンケート調査を行い、加入の経緯や動機を把握するとともに、当該
加入者から知り合いの事業所に本制度を紹介していただくことも行っ
た。
②情報誌「ALONG」の発行
会員信用金庫の地元の風景、行事、伝統工芸等の写真、情報のほか、
取引先企業の情報など地域に根付いた情報の提供を目的に年2回発行
し、しんきん経営者協議会会員のほか、会員信用金庫の顧客に配布し
ている。
- 27 -
③無料電話健康サービスの実施
(株)保健同人社と提携し、協議会会員がフリーダイヤルで「電話
健康相談」が受けられるサービスを行なっている。利用者拡大のため
経営者年金制度既加入者宛のDMにチラシを挿入し周知を図った。
④会員信用金庫経営者協議会等への支援
会員信用金庫経営者協議会及び金庫に対して、総額で年会費227
万円、新規口座開設費68万円、追加・増口募集費135万円並びに
口座振替手数料1,756万円を還元した。
(2)団体信用生命保険制度
信用金庫の証書貸付債権保全のため、本会の代表契約によりスケールメ
リットを図っているが、加入者数は減少傾向を辿っている。
①平成26年度(26年7月~27年6月)の状況
実施金庫数
48金庫
期末人員
5,636人
期末保険金
62,430百万円
死亡件数
33件
死亡保険金
351,768千円
保険料率
6.26円
※ RCC扱いを含む。
②配当金
25年度は39金庫とRCCに総額8,582万円の配当金を分配し
た。
本年度は保険料率が若干低下したものの、残 高 の 減 少 と 加 入 者 の 平 均
年齢が上昇しているため、商品認知度の向上とPR活動の見直しを図り、
加入者の増加を推進する必要がある。
9.調査・統計資料の作成
①信用金庫決算概況の発行
②預金積金、貸出金等報告書の発行(毎月)
③関東地区・県別主要業況の発行(毎月)
④県別要求払預金・定期性預金・大口定期預金・公金預金増減表の発行
(毎月)
⑤県別業種貸出残高報告書の発行(四半期)
⑥各種経済動向調査の関信協管内のとりまとめ
・東京商工リサーチ「企業倒産情報」(毎月)
・関東財務局「経済情勢報告」(四半期)
- 28 -
・関東財務局「法人企業景気予測調査」(四半期)
・日本銀行「企業短期経済観測調査」(四半期)
10.理事長勉強会の開催
理事長勉強会は信用金庫を取り巻く様々な問題について関係当局者や各
界の有識者を招いて開催しているが、27年度の開催状況は次のとおりで
ある。
第24回 平成27年9月11日(金)「如水会館」
「最近の金融行政等について」
関東財務局長
乙部 辰良 氏
関東財務局検査監理官
椋
正寛 氏
関東財務局金融監督官
村上 佳子 氏
第25回 平成28年3月4日(金)「如水会館」
「生き残る中小企業の条件」
神戸国際大学経済学部教授 中村 智彦 氏
11.総会の開催
第68回:平成27年6月5日(金)
長野県長野市「ホテル国際21」
議案
1.平成26年度事業報告承認の件
2.平成26年度会計決算書承認の件
3.役員補選の件
第69回:平成28年3月4日(金)
東京都千代田区「KKRホテル 東京」
議案
1.平成28年度事業計画決定の件
2.平成28年度収支予算決定の件
3.平成28年度会員経費分担方法決定の件
12.理事会・委員会等の開催
理事会
第1回
平成27年5月8日(金)
【協議事項】
1.第68回通常総会に上程する議案について
2.しんきんカードの役員の推薦について
3.諸規程の改正について
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【報告事項】
1.グループ保険の新入職員募集結果について
2.Facebook ペ ー ジ 「 し ん き ん 地 元 の 魅 力 」 の 応 募 状 況 と
入賞作品について
3.お取り寄せ情報の更新について
4.委員会等における検討状況について
5.関東地区しんきん相談所の取扱い状況について
第2回
平成27年8月3日(月)
【協議事項】
1.消費税の支払いについて
2.グループ保険会計について
(1)平成27年度グループ保険会計収支予算書(案)に
ついて
(2)平成27年度グループ保険募集結果並びにシェア改
定について
3.短編PR動画の作成について
4.厚生年金基金代議員の補欠選挙について
5.東北地区との親善野球試合について
【報告事項】
1.会員信用金庫の役員異動状況について
2.平成27年度野球大会について
3.関信懇総会並びに理事長勉強会について
4.決算概況について
5.Facebook ペ ー ジ 「 し ん き ん 地 元 の 魅 力 」 の 応 募 状 況 と
入賞作品について
6.委員会等における検討状況について
第3回
平成27年9月25日(金)
【協議事項】
1.平成26年度グループ保険会計決算書(案)について
2.台風第18号による水害に対する見舞金の贈与について
【報告事項】
1.第56回関東地区信用金庫野球大会の結果について
2.Facebook ペー ジ「しんきん地元の魅力」の応募状況と入
賞作品について
3.地方創生への取組状況に係るモニタリング調査結果 に つ
いて
4.委員会等における検討状況について
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第 4回
平成27年10月26日(月)
【協議事項】
1.短編PR動画について
2.諸規程の改正について
3.予算総会の日程について
4.平成28年度理事会等の日程について
【報告事項】
1.仮決算の状況について
2.東北地区との親善野球試合の結果について
3.Facebook ペ ー ジ 「 し ん き ん 地 元 の 魅 力 」 の 応 募 状 況 と
入賞作品について
4.お取り寄せ情報について
5.委員会等における検討状況について
6.関東地区しんきん相談所の取扱い状況について
第5回
平成27年11月20日(金)
【協議事項】
1 .短編PR動画について
2.アンパンマン事業の収支について
3.平成28年度研修計画(案)について
【報告事項】
1.平成27年叙勲並びに国家褒章受章者について
2.平成27年度一般会計収支計算書(見込み)について
3.第3回ロールプレイング大会の結果について
4.平成27年度アンパンマンプロモーショ ン 協 議 会 に つ い
て
5.Facebook ペ ー ジ 「 し ん き ん 地 元 の 魅 力 」 の 応 募 状 況 と
入賞作品について
6.創業支援事例コンテストの応募金庫について
7.委員会等における検討状況について
第6回
平成27年12月18日(金)
【協議事項】
1.平成28年度事業計画(案)について
2.平成28年度予算(案)について
3.平成28年度グループ保険改定(案)について
【報告事項】
1.平成27年度仮決算概況について
2.Facebook ペ ー ジ 「 し ん き ん 地 元 の 魅 力 」 の 応 募 状 況 と
- 31 -
入賞作品について
3.委員会等における検討状況について
第7回
平成28年2月5日(金)
【協議事項】
通常総会上程議案について
【報告事項】
1.平成27年度PRコンクールの審査結果について
2.平成27年度お客様満足度合同調査結果について
3 . Facebook ペ ー ジ 「 し ん き ん 地 元 の 魅 力 」 の 応 募 状 況 と
入賞作品について
4.アンパンマン事業について
5.委員会等における検討状況について
6.グループ保険の推進について
7.関東地区しんきん相談所の取扱い状況について
第8回
平成28年3月25日(金)
【協議事項】
1.第70回通常総会の開催概要について
2.第71回通常総会の開催日について
3.役員等候補者推薦のお願いについて
【報告事項】
1.平成27年度関信協一般会計収支決算見込みついて
2.管内信用金庫の平成27年度決算見込みについて
3.PRコンクール優秀作品の展示結果等について
4.アンパンマンの取組状況について
5.しんきん自動集金サービス検討会報告について
6.委員会等における検討状況について
関東地区しんきん経営者協議会理事会
第1回
平成27年8月3日(月)
しんきん経営者年金の推進結果(4~6月)について
第2回
平成27年9月25日(金)
1.しんきん経営者年金口座振替(保有)状況について
2.しんきん経営者年金の追加加入・増口推進のお願いについて
第3回
平成27年10月26日(月)
しんきん経営者年金の推進結果(7~9月)について
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第4回
第5回
第6回
監事会
第1回
平成27年12月18日(金)
【協議事項】
平成28年度関東地区しんきん経営者協議会予算(案)につ
いて
【報告事項】
しんきん経営者年金の平成26年度決算報告について
平 成28年2月5日(金)
しんきん経営者年金の推進結果(10~12月)について
平成28年3月25日(金)
【協議事項】
平成28年度関東地区しんきん経営者協議会事業の推進につ
いて
【報告事項】
平成27年度関東地区しんきん経営者協議会収支決算見込に
ついて
平成27年5月8日(金)
1.概況説明
2.帳票監査
3.講評
第 2回
平成27年9月25日(金)
1.概況説明
2.帳票監査
3.講評
第 3回
平成27年10月26日(月)
平成28年度の監事会開催日程について
経営対策委員会
第1回
平成27年7月29日(水)
【報告事項】
1.決算概況について
2.業界ネットワークスキームの実施状況について
3.反社会的勢力に関する情報共有化制度について
4.企画部会報告
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5.業務部会報告
【協議事項】
1.創業支援事例コンテスト(案)について
2.利用者満足度合同調査(案)について
第2回
平成27年12月22日(火)
1.仮決算概況について
2.業界ネットワークスキームの実施状況について
3.業務部会の検討状況について
4.企画部会の検討状況について
第3回
平 成28年3月28日(月)
1.平成27年度決算見込みについて
2.業界ネットワークスキームの実施状況について
3.しんきん自動集金サービス検討会報告について
4.平成28年度ビジネスマッチング実施情報について
5.部会実施報告について
6.創業支援事例コンテスト二次審査
広 報委員会
第1 回
第2回
平成27年7月28日(火)
【報告事項】
1.フェイスブックの実施状況について
2 . 平 成 2 7 年 度 P R コ ン ク ー ル等 に 係 る ア ン ケ ー ト 調 査 結
果について
3.平成27年度県協会における広報活動について
4.「信用金庫の日」の活動について
5.金融教育活動に関する勉強会開催要項(案)について
【協議事項】
短編PR動画の作成について
平成27年10月15日(木)
【報告事項】
1 . フ ェ イ ス ブ ッ ク ペ ー ジ 「 し んき ん 地 元 の 魅 力 」 県 別 応 募
状況について
2.2015年信用金庫映画会開催報告について
3.「しんきんおすすめの地方観光情報」のPRについて
【協議事項】
1.短編PR動画について
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2.金融教育活動に関する勉強会開催概要(案)について
3.関東地区信用金庫PRコンクールの実施要領(案)につ
いて
4.
「 関東甲信越地区の信用金庫が選ぶ地元のとっておき写真
展」実施概要(案)について
第3回
平成28年1月15日(金)
1.平成28年度事業計画(案)について
2.短編PR動画について
3.Facebook ペ ー ジ 「 し ん き ん 地 元 の 魅 力 」 の 応 募 状 況 と 入
賞作品について
4.PRコンクール受賞作品の展示について
5.PR担当者勉強会の報告について
6.金融教育活動に関する勉強会の報告について
7.平成27年度献血・募金活動の実施結果について
8.アンパンマンの推進について
9.PRコンクール二次審査
10. 平成27年度PRコンクールの講評
人事教育委員会
第1回
平成27年7月30日(木)
1.関東地区ロールプレイング大会について
2.「OJT」に関するアンケート調査結果について
3.取引先のお取り寄せ情報について
4.平成27年度グループ保険推進結果とシェア配分につい
て
5.平成27年度(7月現在)本会主催研修参加状況について
第2回
平成27年11月7日(土)
1.関東地区ロールプレイング大会について
2.平成27年度本会主催研修計画(案)について
3.「OJTに関する意見交換会」の実施結果について
4.ストレスチェックに関するアンケート結果について
5.取引先のお取り寄せ情報について
6.関東地区ロールプレイング大会審査
第3回
平成28年1月28日(木)
1.人事教育に係るアンケート調査について
2.平成28年度人事教育事業計画(案)について
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3.関東地区ロールプレイング大会について
4.効果的なOJTの実施について
5.平成28年度グループ保険等加入促進について
6.取引先のお取り寄せ情報について
企画部会
第6回
平成27年6月2日(火)
1.事務局報告
2.相続関連業務の充実について
講演:「遺言代用信託について」
(株)しんきん信託銀行
3.団体旅行情報共有化スキームについて
4.年金顧客への推進の強化について
第7回
平 成27年8月5日(水)
1.事務局報告
2.共同化による事務効率化策について
講演:「共同化による事務効率化策について」
信金静岡共同センター
3.創業支援事例コンテストについて
4.利用者満足度合同調査について
5.講演録「相続関連業務の充実」について
6.年齢別取引に関するアンケート調査結果について
7.団体旅行情報共有化スキームについて
8.業務継続計画(BCP)の再点検の切り口について
第8回
平 成27年10月20日(火)
1.事務局報告
2.台風18号に係る災害状況について
3.業務継続計画(BCP)の再点検に関するアンケート調
査結果について
4.大規模災害時における相互援助を目的とした協定締結状
況について
第9回
平成27年12月16日(水)
1.事務局報告
2.業務継続計画(BCP)の再点検の切り口について
3.クラウドファンディングと農業女子プロジェクトについて
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第 10 回
業務部会
第6回
平成28年2月10日(水)
1.事務局報告
2.創業支援事例コンテスト審査
3.業務継続計画(BCP)の再点検の切り口について
平成27年5月27日(水)
1.事務局報告
2.未開拓分野(対象先)への対応について
講演:「JICC の 活用による新たな顧客開拓 」
しんきん情報システムセンター
3.シニア(年金受給者)層への取組みについて
第7回
平成27年7月17日(金)
1.事務局報告
2.金利競争からの回避(事業者向け施策)について
第8回
平成27年9月15日(火)
1.事務局報告
2.金利競争からの回避(事業者向け施策)について
第 9回
平成27年11月25日(水)
1.事務局報告
2.課題解決型営業への取組みに係る人材育成への取組施策
について
講演:「 地 域 連 携 担 当 者 の 育 成 に よ る ビ ジ ネ ス マ ッ チ ン
グの推進について」 しののめ信用金庫
「課題解決型営業の取組みに係る人材の確保、育
成施策」 横浜信用金庫
「地域経済活性化支援機構(REVIC)と の 連携 に つ
いて」 長野信用金庫
3.地方創生への取組みについて
第 10 回
平成28年1月14日(木)
1.PRコンクール一次審査
2.事務局報告
3.課題解決型営業への取組みに係る人材育成への取組施策
について
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第 11 回
平成28年3月15日(火)
課題解決型営業への取組みに係る人材育成への取組施策につ
いて
講演:「せとしんプロボノプロジェクトについて」
瀬戸信用金庫
総務部長会議
平成28年3月9日(水)
1 . 講 演 :「 総 代 選 任 手 続 き に 関 す る 実 務 対 応 並 び に 所 在 不 明
会員の除名手続きに関する留意事項等について」
全国信用金庫協会
2.事務局報告
3.意見交換
1 3 . 全 信 協 ・ 信 金 中 金 及 び県 協 会 等 と の 連 携 強 化
円滑な業務遂行を図るために、従来にも増して全信協・信金中金及び県
協会等との緊密な連携強化による総合力の発揮に努めた。
特に、地区協会と県協会が従来以上に綿密な連携を図るために県協会事
務局長会議を開催するとともに、本会が県協会主催会合に積極的に参加し
た。
(県事務局長会議)
第1回 平成27年6月25日(木)
1.関東地区信用金庫野球大会について
2.短編PR動画の作成について
3.フェイスブックの実施状況について
4.金庫独自の社会貢献事業について
5.主な行事予定について
6.平成26年度決算状況について
7.意見交換会実施状況について
8.反社会的勢力に関する情報共有化制度について
9.創業支援事例コンテストの実施について
10.団体旅行情報共有化スキームについて
11. カードローンの利用率向上について
12. シニア向けローンの取扱い状況について
13. ロールプレイング大会について
14.アンパンマンの推進について
15.経営者年金の推進について
16.グループ保険について
17.会員金庫取引先商品のお取り寄せ情報の提供について
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第2回 平成27年12月21日(月)
1.短編PR動画について
2 .Facebook ページ「しんきん地元の魅力」の応募状況と入賞 作
品について
3.関東地区信用金庫PRコンクール実施要領について
4.写真展の開催について
5.行事予定について
6.仮決算概況について
7.業務部会の検討状況について
8.企画部会の検討状況について
9.人事教育委員会の検討状況について
10. 第3回ロールプレイング大会の結果について
11.平成28年度関東信用金庫協会研修講座・勉強会について
12. お取り寄せ情報について
13.経営者年金について
14. 平成28年度グループ保険の改定について
15.平成27年度アンパンマンプロモーション協議会について
(県協会主催会合への参加 但し、総会、理事会、役員会を除く)
埼玉県協会
9月18日
総務部長会議
10月 2日
営業推進部長連絡会
11月19日
人事部長会議
2月23日
営業推進部長連絡会
千葉県協会
4月17日
4月 22日
6月18日
7月24日
9月16日
9月17日
10月22日
12月11日
2月12日
3月17日
人事担当者会議
営業担当役員等情報交換会
システム担当者会議
営業担当役員等情報交換会
システム担当者会議
総務担当役員等情報交換会
営業担当役員等情報交換会
システム担当者会議
営業担当役員等情報交換会
システム担当者会議
神奈川県協会
10月 1日
2月 4日
2月25日
しんきんカード推進会議
しんきんカード推進会議
反社会的勢力に関する情報共有化制
度に係る打合せ
- 39 -
新潟県協会
7月 2日
7月15日
1月15日
2月12日
山梨県協会
10月 6日
2月 16日
業務推進委員会
業務推進委員会
長野県協会
9月 8日
10月27日
~28日
業務推進部長会議
甲信越3県合同業務推進部会
- 40 -
営業部会
融資部会
監事連絡会
営業部会
(附属明細書)
平 成 2 7 年 度 に お い て は 、 一 般 社 団 法 人及 び 一 般 財 団 法 人 に 関 す る 法 律 施 行
規則第34条第3項に規定する事業報告の内容を補足する重要な事項はないの
で作成しない。
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