はじめに 1.クレアトゥーラから 2.事例から3つのモデルを学ぶ 3.物語り

はじめに
 約5年前のUSで大学院生に人気のセラピーとは
東北大学大学院教育学研究科
教育学博士 若島孔文
1.クレアトゥーラから
 プレローマとクレアトゥーラ: 畑 正憲博士
 意味は内容と文脈(累積文脈と同時文脈)で構成
 文脈はメッセージを解読するメッセージ(メタ・メッセージ)を供
給し、コミュニケーション・モードを振り当てる
 文脈とは、ある刺激を解読するために用いられるあらゆる情
報
 意味を変えるには、「なぜ」「いつ」「どこで」「だれが」「なにを」
「どのように」を変える
3.物語り
 ナラティヴ(物語り)とは: ストーリーとプロット(ディレーリ
ングの使用)、さるかに合戦から学ぶ視点による物語りの
変更
 ホワイトが教えてくれたこと: 病気や障害に付随する問
題、あるいは問題の問題を扱う(摂食障害の事例から)
 ブリーフセラピー的思考が有効なわけ: どのように呼び
出し、どのようにルートをつけ、誰から介入すればいいか
という理論を持つところ!!
2.事例から3つのモデルを学ぶ
 関係形成のための非言語介入: ステーキの事例
 Th‐Cl関係の3分類(ド・シェイザー)
 長谷川教授のおねだり君に物語をつけた例
 虐待のケースから: 悪循環を切断するために do something different。Do diff. のための2つの介入
 Do diff. を作るためには他のモデルを参考にする
4.構造モデルとPOXモデル
 POXモデルと相称‐相補的関係について
 セラピストのふるまい: ミラン・システミック・アプローチで
いう中立性
 システムから考えると母子密着・母子相互依存への介入
はどうなるか??
5.ユーモア
6.さいごに
 ユーモアとリフレーム
 これからのセラピストは
 ユーモアの例: 微妙さ、ユーモアの許可、そんなの関係
ねー、欧米か!! ジョージ・クルーニー、ドンドン・ロンド
ン! ノストラダムスの大予言、バットとヘルメット、なん
ちゃって、びっくり課題(妄想と抑うつの事例から)
1)柱となるモデルを持つこと(骨がなくては肉がつかない、
統合的アプローチなんてかなりうさんくさい
2)見立てを伝え、見通しを伝えることができること
3)扱えない問題をあたかも扱えるかのように行うことは太木
数の子先生やオーラの先生となんら変わらない
以上