DaVinci Resolve 12.5

Press Release
ブラックマジックデザイン、
ブラックマジックデザイン、DaVinci
Resolve 12.5のパブリックベータ版をリリー
のパブリックベータ版をリリー
ス
NAB 2016、アメリカ合衆国ラスベガス 、アメリカ合衆国ラスベガス 2016年
年4月
月18日
日 - Blackmagic Designはこの日、DaVinci
Resolve 12.5のパブリックベータ版がダウンロード可能になったことを発表した。
DaVinci Resolve 12.5は1000以上の改善点、250以上の新機能を含むメジャーアップデート。改善され
たHDRサポート、パワフルなエフェクトなど、編集ツールセットおよびカラー機能の大幅な追加が含
まれる。DaVinci Resolve 12.5のベータ版は、Blackmagic Designウェブサイトからダウンロード可
能。
DaVinci Resolve 12.5は、NAB 2016のBlackmagic Designブース(#SL217)にて展示される。
DaVinci Resolve 12.5は、プロのエディターやカラリストたちがこれまで以上にスピーディに作業し、
より多くのクリエイティブなオプションを選択できるよう設計されている。非常に多くのエディター
たちがDaVinci Resolveを使用している中、Blackmagic Designのエンジニアたちはユーザーからのフ
ィードバックを参考に、彼らが求める機能を追加した。DaVinci Resolve 12.5は、スワップ/シャッフ
ル編集、7つの全く新しいトリム操作、ペーストインサート、リップル上書きおよびアペンド編集に対
応した拡張編集オーバーレイなどの新しい編集およびトリムツールを追加。さらに、タイムライン性
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能が著しく向上したため、よりスピーディに編集が可能となった。新しいCinema Viewerオプション
は、ビデオをフルスクリーンで再生でき、ラップトップや単一ディスプレイのシステムでも容易に編
集を確認できる。
DaVinci Resolve 12.5は、オーディオ波形を使用した新しいクリップナビゲーションを採用。ソースビ
ューアが革新的なオーディオ波形オーバーレイに対応したことで、オーディオ波形とビデオクリップ
を同時に確認できる。これにより、オーディオ波形の密集した部分、平らな部分、その他の視覚的な
要素を元にクリップの様々な部分にナビゲートできる。
またDaVinci Resolve 12.5は、数多くの新しいメディア管理およびメタデータ機能を追加。アシスタン
トやエディターは、大量のメディアを簡単に管理、使用できるようになる。新しいメタデータキーワ
ード・ディクショナリー機能は、一般的なキーワードや以前作成されたキーワードを簡単に選択し
て、直ぐクリップに適用できる。メタデータはCSVファイル経由で読み込み、書き出しが可能。メディ
アプールのメタデータコラムのカスタマイズおよび保存が可能となり、特定のクリップに色付けした
り、マーカーを単一/継続フレームに適用したりできる。ソフトウェアで使用されるディスプレイの名
前は、シーン、ショット、テイク情報などのメタデータ・タグに基づいて自動的に作成されるので、
大量のフッテージを読み込んで作業する際にエディターは何時間もの時間を節約できる。メディアプ
ールの新しいパワービン機能は、プロジェクト間でコンテンツを共有できるので、複数のプロジェク
トで使用されているグラフィックや素材映像、サウンドエフェクト、ミュージックライブラリの管理
に最適である。
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DaVinci Resolve 12.5は、カスタムリタイム・エフェクトや速度ランプの新しい作成方法を導入。フレ
ームポジションおよび再生スピードに別々のカーブが割り当てられる。これにより、任意のフレーム
を任意のタイムポイントに移動させることができ、あらゆるフレーム範囲で様々なスピード変更を実
現できる。これらのパワフルな新しいコントロール機能により、これまで不可能であったユニークな
リタイミング・エフェクトを簡単に作成できるのだ。
タイムラインカーブエディターも改善され、複数のキーフレームのグループを同時に選択、移動、編
集することが可能となる。また新しいビジュアルコントロールでキーフレームを追加、選択でき、メ
ニューで特定のパラメーターやカーブを選んで編集できる。
カラリストたちのために、DaVinci Resolve 12.5はノードエディターを大幅に改善。ノード間のスピー
ディなナビゲート、ノードのスワップ、投げ縄ツールを使った複数ノードの選択、ノードコンテンツ
のコピー、ノードの抽出、マットでのエンベデッドアルファチャンネルの使用などが可能となった。
保存したグレードをギャラリーからドラッグする際、グレードを単一の合成ノードとして、あるいは
完全な拡張ノードツリーとしてドラッグするオプションを選択できる。これらの変更により、プロの
カラリストたちの作業スピードがアップするであろう。同時にResolveの膨大なカラーコレクションツ
ールを習得中のビデオエディターたちは、より直感的に作業を行えるようになる。さらにプライマリ
ーグレーディングツールには、単一ポイントトラッカー、色温度/ティルトスライダーが新しく追加さ
れた。カラーマッチパレットはXRiteカラーチェッカーチャートをサポート。さらにユーザーは、
Power Curve Windowを使って作業している際、複数のコントロールポイントを同時に選択、修正で
きる。
Blackmagic Design URSA Mini 4.6Kなど、HDR作業に必要なラティチュードを撮影できるカメラを使
用するのであれば、他のどのシステムよりも多くのHDRコンテンツのグレーディングに使用されてい
るのはDaVinci Resolve 12である。DaVinci Resolve 12.5 Studioは、HDRグレーディングコントロール
の点で大きく進歩した。特定のノードをHDRモードに設定できることで、Resolveのグレーディングツ
ールを使い、Dolby Vision、HDR10などのHDRデリバラブルに特化して設計された拡張ダイナミック
レンジで作業可能だ。さらに、ProRes 4444XQ、DNxHRなどのフォーマットのキャッシュは、拡張ダ
イナミックレンジをサポートし、非圧縮16-bit floatファイルにとって、効率的な代替ストレージとし
ての役割を果たす。これらの改善により、Blackmagic Designは、セットプロダクションからポストプ
ロダクションまでの完全なエンド・トゥ・エンドHDRワークフローを提供する唯一の企業となった。
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DaVinci Resolve 12.5はまたResolveFXにも対応。これはネイティブGPU、CPUアクセラレート・エフ
ェクト用のパワフルな新しいフレームワークである。今回のリリースには、レンズブラー、光線、エ
ンボス、デント、渦、ミラー、ガウスなどのブラー、グロー、リップルなどの従来のエフェクトはも
ちろん、GPUアクセラレートカラースペース、ガンマ変換などのResolveFXプラグインが含まれる。
DaVinci Resolve 12.5 Studioではフィルムグレイン、レンズブラー、フレアなどの高度なResolveFXツ
ールも使用可能。
さらに高度なビジュアルエフェクトが必要な場合、新しいFusion Connect機能を使用すればクリップ
をFusionに送信してビジュアルエフェクトを追加できる。FusionはBlackmagic Designの最先端ノード
ベース3D合成/ビジュアルエフェクト/モーショングラフィックソフトウェア。Fusionでレンダリング
したシーンは、Resolveのタイムラインで自動的にクリップが置き換わる。エフェクトショットの作業
が完了すると、ResolveタイムラインのFusion Connectクリップが更新され、最新版のショットが表示
される。
デリバーページはデザインを一新。プリセットの検索、レンダー設定のカスタマイズ、ジョブの管理
がより簡単になった。新しいアイコンブラウザーにより、出力プリセットを確認、選択できる。これ
らのプリセットには新しいPremiere Pro書き出し、ProTools、Avid、Final Cut Pro、Vimeo、
YouTubeなどのプリセットが含まれる。また、オーディオをビデオとは別にシングル/マルチ・チャン
ネルとして出力でき、ProRes 4444、ProRes 4444 XQ、非圧縮RGBAなどのサポートコーデックを使用
している場合、クリップをアルファチャンネル付きで書き出しできる。
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上述の機能に加え、DaVinci Resolve 12.5 Studioのユーザーは、さらに劇的に改善された空間的ノイズ
除去を得られる。この機能は、優れたマルチGPUアクセラレートアルゴリズムを使用してディテール
を残したままノイズを除去する。DaVinci Resolve 12.5で改善された時間的ノイズ除去コントロールと
併せて使用すると究極のノイズ除去を実現できるのだ。DaVinci Resolve 12.5 Studioのユーザーはま
た、バレル修正、ピンクッション、遠近レンズの歪みなどに対応した新しい自動コレクションツー
ル、さらに高品質デインターレース、Camara LUTおよびDaVinci Color Transform Language (.dctl)の
サポート、WindowsでProResリモートレンダージョブを作成する機能を得られる。さらに、ターミナ
ルコマンドを使用することで、GUIを使用しないDaVinci Resolveのヘッドレス版を操作し、リモート
レンダリングを実現できる。
「DaVinci Resolve 12の成功は私たちにとって非常にエキサイティングでした。当初のプランでは、
DaVinci Resolve 12.5ではカラリストやエディターがより生産的に作業できるよう、細かな点にフォー
カスを当てようと考えていました。しかし蓋を開けてみるとDaVinci Resolve 12.5は、数多くの画期的
な新機能に対応したメジャーアップデートになりました。」Blackmagic DesignのCEO、グラント・ペ
ティは語る。「皆様からの多大なサポートと有益なフィードバックに非常に感謝しています。今年、
私たちはDaVinci Resolveを毎日のように使用するプロのユーザー、そして同ソフトウェアをこれから
習得する新規のユーザーにとって大きな違いを生み出すような、些細な点やディテールへの対処に時
間を割きました。DaVinci Resolve 12.5は事実上、考え得るほぼすべての編集およびトリムツールに対
応しています!エディターたちがどのようにDaVinci Resolveを活用していくのか、非常に楽しみで
す。今後もDaVinci Resolveが世界最高レベルの編集/カラーコレクションソフトウェアとなるよう、努
力を継続していきます!」
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ご購入と価格
すべてのDaVinci Resolveのユーザーは、Blackmagic Designのウェブサイトから、DaVinci Resolve
12.1およびDaVinci Resolve 12.1 Studioを無償でダウンロードできる。
フォト
DaVinci Resolve 12.5および他のBlackmagic Design製品の写真はこちら
www.blackmagicdesign.com/jp/press/images/
会社概要
Blackmagic Designは、映画、ポストプロダクション、放送業界に向けて世界最先端のビデオ編集製
品、デジタルフィルムカメラ、カラーコレクター、ビデオコンバーター、ビデオモニタリング、ルー
ター、ライブプロダクションスイッチャー、ディスクレコーダー、波形モニター、リアルタイム・フ
ィルムスキャナーを開発している。Blackmagic DesignのDeckLinkキャプチャーカードは、その品質と
価格で放送業界に革命をもたらした。また、エミー™ 賞を受賞したDaVinciカラーコレクション シス
テムは、1984年以降、テレビ、映画業界の中心となっている。Blackmagic Designは、現在も6GSDI、12G-SDI製品、ステレオスコピック3D、Ultra HDワークフローなどの独創的な革新を続けてい
る。世界をリードするポストプロダクションエディターやエンジニアにより設立されたBlackmagic
Designは、現在アメリカ合衆国、イギリス、日本、シンガポール、そしてオーストラリアにオフィス
を構えている。詳細はwww.blackmagicdesign.com/jp
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