C.東洋医学系語呂(15ページ)

C.東洋医学系語呂
1.奇恒の腑
胆・骨・髄・女子胞・脈・脳:
「たんに骨の髄までオナゴに惚れたが、脈がないのう」
たん(胆)に骨(骨)の髄(髄)まで、オナゴ(女子胞)に惚れたが、脈(脈)がないのう(脳)
2.十四経絡の正穴数・開始穴・終了穴
正穴数
開始穴
終了穴
語
呂
1.手の太陰肺経
11穴
中府
少商
1.ハイ(肺経)いちいち(11穴)
チューブ(中府)、少々商い(少商)
2.手の陽明大腸経
20穴
商陽
迎香
2.大人(大腸経)はハタチ(20穴)、
商用(商陽)を迎える(迎香)
3.足の陽明胃経
45穴
承泣
厲兌
3.医(胃経)の仕事(45穴)、
泣(承泣)いていては0点だ(厲兌)
4.足の太陰脾経
21穴
隠白
大包
4.火(脾経)を吹い(21穴)た、
インパクト(隠白)ある大砲(大包)
5.手の少陰心経
9穴
極泉
少衝
5.辛(心経)苦(9穴)
極(極泉)まる小衝突(少衝)
6.手の太陽小腸経
19穴
少沢
聴宮
6.省庁(小腸経)に行く(19穴)
小沢(少沢)は、超級(聴宮)の大物
7.足の太陽膀胱経
63穴
睛明
至陰
7.暴行(膀胱経)無惨(63穴)、
生命(睛明)の死因(至陰)
8.足の少陰腎経
27穴
湧泉
兪府
8.仁(腎経)風な(27穴)
泉湧く(湧泉)湯布院(兪府)
9穴
天池
中衝
9.深紅(心包経、9穴)の
電池(天池)で抽象画(中衝)
10.手の少陽三焦
23穴
関衝
絲竹空
10.山椒(三焦経)風味(23穴)、
甘藷(関衝)とシナチク(絲竹空)
11.足の少陽胆経
43穴
瞳子髎
足竅陰
11.旦那(胆経)の予算(43穴)
どうしよう(瞳子髎)、と芦野教員(足竅陰)
12.足の厥陰肝経
13穴
大敦
期門
12.漢(肝経)の遺産(13穴)は、
敦煌(大敦)の鬼門(期門)
13.督脈
27穴
長強
齦交
13.監督(督脈)不慣れ(27穴)。
調教(長強)うけに銀行(齦交)に
14.任脈
24穴
会陰
承漿
14.人(任脈)気の夫子(24穴)、
会陰(会陰)攻めでヨダレ(承漿)
9.手の厥陰心包経
十四経合計=
354穴
語呂:みんなでミコシ
東医-1
3.末端穴と位置
手指末端の経絡
語呂
は
橈側
肺経(少商)
栄え
母指
尺側
橈側
×
大腸経(商陽)
なく
台帳
示指
尺側
橈側
×
心包経(中衝)
なく
辛抱し
中指
尺側
×
泣く
橈側
×
泣く
環指
尺側
三焦経(関衝)
参照(したら)
橈側
心経(少衝)
神経
尺側
小腸経(少沢)
症
小指
●手の末端経絡の語呂:「栄えなく台帳なく辛抱し、泣く泣く参照したら神経症」
栄(肺経)えなく(×)台帳(大腸経)なく(×)辛抱(心包経)し、
泣く(×)泣く(×)参照、(三焦経)したら神経(心経)症(小腸経)。
足指末端の経絡
語呂
第1指
内側
脾経(隠白)
悲
(足母指)
外側
肝経(大敦)
観
内側
×
なく
第2指
外側
胃経(厲兌)
内側
×
外側
×
内側
×
いい
散髪(3バツ)
第3指
第4指
外側
内側
胆経(足竅陰)
×
丹
波(の)
第5指
外側
足底
膀胱経(至陰)
奉公
腎経(湧泉)
人
●足の末端経絡の語呂:「悲観なく、いい散髪。丹波の奉公人」
悲(脾経)観(肝経)なく(×)、いい(胃経)散髪(3×)。
丹(胆経)波(×)の奉公(膀胱経)人(腎経)
東医-2
4.兪募穴
兪穴
募穴(所属経絡)
肺兪
中府(肺)
ハイ!チューブ
大腸兪
天枢(胃)
大丈夫な点数
3.胃経
胃兪
中脘(任)
胃はおなかの中間
4.脾経
脾兪
章門(肝)
火の証文か!(肝)
5.心経
心兪
巨闕(任)
心にコケにされ
6.小腸経
小腸兪
関元(任)
少々甘言
7.膀胱経
膀胱兪
中極(任)
暴行は、究極(の手段)
腎兪
京門(胆)
仁兄、きもい(胆)
9.心包経
厥陰兪
膻中(任)
辛抱だっちゅーの
10.三焦経
三焦兪
石門(任)
最初の責問
11.胆経
胆兪
日月(胆)
「胆」を、日と月に分解
12.肝兪
肝兪
期門(肝)
肝の別名はキモ→期門
1. 肺経
2.大腸経
8.腎経
募穴の語呂
4.原穴・郄穴・絡穴
手
の
経
絡
足
の
経
絡
原穴
郄穴
絡穴
語呂
1.肺経
太淵
孔最
列缺
はい、大変交際決裂
2.大腸経
合谷
温溜
偏歴
隊長の御恩遍歴
5.心経
神門
陰郄
通里
心身激痛
6.小腸経
腕骨
養老
支正
少々腕白でもよろし
9.心包経
大陵
郄門
内関
心配だ大量のデキモン無いか?
10.三焦経
陽池
会宗
外関
最初は幼稚でエラそうな外観
3.胃経
衝陽
梁丘
豊隆
胃経を小療法
4.脾経
太白
地機
公孫
額白くてチョコン
7.膀胱経
京骨
金門
飛陽
暴行警告!金門飛行
8.腎経
太谿
水泉
大鐘
人体型推薦大賞
11.胆経
丘墟
外丘
光明
探求外交
12.肝経
太衝
中都
蠡溝
漢の大将、中東無礼講
13.督脈
-
-
長強
14.任脈
-
-
鳩尾
※脾の大絡
東医-3
:大包
5.四総穴
原文:肚腹は三里に止め、腰背は委中に求む。頭項は列缺に尋ね、面目は合谷に収む
語呂:「芦の原っぱ、意中の腰元
列の頭で
目を合わす」
肚腹は三里に止め:芦の原っぱ
腰背は委中に求む:意中の腰元
頭項は列缺に尋ね:列の頭で
面目は合谷に収む:目を合わす
※肚腹(とふく)=脇腹
三里は足三里のこと
6.八会穴
臓腑筋骨等の交わり会する経穴のこと。
穴名
会穴
語
呂
説
明
中脘
腑会
①昼間(中脘)部の(腑会)
六腑すべての病の治療点
章門
臓会
②正(章門)蔵は(臓会)
五臓すべての病の治療点
陽陵泉
筋会
③ひょう(陽陵泉)きん(筋会)だけど、 筋肉に関する病(痙攣・麻痺)
絶骨(懸鐘)
髄会
④骨(絶骨)髄(髄会)
骨(骨髄、脳髄)関連の病
膈兪
血会
⑤喀(膈兪)血(血会)。
血液に関する病
大杼
骨会
⑥「骨(骨会)、大丈夫?(大杼)」
骨の病
太淵
脈会
⑦「脈(脈会)は太(太淵)い」と
血管系に関する病
膻中
気会
⑧だん(膻中)吉(気会)
気病(ノイローゼなど)
語呂:昼間(中脘)部(腑会)の正(章門)蔵(臓会)は、
ひょう(陽陵泉)きん(筋会)だけど、骨(絶骨)髄(髄会)喀(膈兪)血(血会)。
「脈(脈会)は大変(太淵)。骨(骨会)は大丈夫?(大杼)」とだん(膻中)吉(気会)
7.下合穴
胆
小腸
胃
大腸
膀胱
三焦
小腸
下巨虚
足三里
上巨虚
委中
委陽
○「合は内府を治す」
○下合穴は、手の腑の経絡だけにある。大腸経→上巨虚
小腸経→下巨虚
三焦経→委陽
○「陽陵泉は下の足、上はいつまでもいーよー」
陽陵泉(陽陵泉)は下(下巨虚)の足(足三里)、上(上巨虚)はいつ(委中)までもいーよー(委陽)
8.五兪主病
井
[部位]経脈の
主
治
榮
兪
経
合
出る所
溜(シタタ)る所
注ぐ所
行く所
入る所
心下満
身熱
体重節痛
喘咳寒熱
逆気而泄
「弟子揃い入る、マネた禅業」
弟(出る)子(したたる)揃(注ぐ)い(行く)入る(入る)、
マ(満)ネ(熱)た(体重)禅(喘)業(逆)
東医-4
9.五兪(行)穴
<陰経>
井
木
榮
火
兪
土
経
金
合
水
木
肝
大敦
行間
太衝
中封
曲泉
燗台と交換。代償は中砲曲線
火
心
少衝
少府
神門
霊道
少海
神経少々、娼婦の心霊紹介
土
脾
隠白
大都
太白
商丘
陰陵泉
金
肺
少商
魚際
太淵
経渠
尺沢
はい、少ない商の魚、大変謙虚に食卓に
水
腎
湧泉
然谷
太谿
復溜
陰谷
自由なねんごろ、体型水太りして遺恨
火
心包
中衝
労宮
大陵
間使
曲沢
心配中傷。老体監視で曲たくさん
卑怯なインド隊、昇給遠慮せよ
<横並び>
肝
:燗(肝)台と(大敦)交換(行間)。代償(太衝)は中砲(中封)曲線(曲泉)
心
:神経(心)少々(少衝)、娼婦(少府)の心(神門)霊(霊道)紹介(少海)
脾
:卑(脾)怯なイン(隠白)ド隊(大都)、昇給(商丘)遠慮せよ(陰陵泉)
肺
:はい(肺)少ない商(少商)の魚(魚際)、大変(太淵)謙虚(経渠)に食卓(尺沢)に
腎
:自(腎)由(湧泉)なねんごろ(然谷)、体型(太谿)水太り(復溜)して遺恨(陰谷)
心包:心配(心包)中傷(中衝)。老(老宮)体(大陵)監視(間使)で曲たくさん(曲沢)
<主な縦並び>
榮火穴:交換(行間)した少(少府)し大(大都)きな魚(魚際)が全国(然谷)で労働(労宮)する。
経金穴:中(中封)が0℃(霊道)のショウ(商丘)ケース(経渠)を、竜(復溜)が監視(間使)。
<陽経>
井
金
榮
水
兪
木
経
火
合
土
足竅陰
足侠谿
足臨泣
陽輔
陽陵泉
火 小腸
少沢
前谷
後谿
陽谷
小海
土 胃
厲兌
内庭
陥谷
解谿
足三里
金 大腸
商陽
二間
三間
陽谿
曲池
隊長は商用で2,3軒余計曲がって池に落ち
水 膀胱
至陰
通谷
束骨
崑崙
委中
暴行が死因と通告、即刻口論注意
火 三焦
関衝
液門
中渚
支溝
天井
三省干渉と中傷された試行錯誤の天声人語
木 胆
担当芦野教員、今日競輪休養保養も要領せん
省庁、小沢、全国後家さん幼少かい?
異例の内定、韓国会計3人
<横並び>
胆
:担(胆)当芦野教員(足竅陰)、今日競(侠谿)輪休(足臨泣)養保(陽輔)養も要領せん(陽陵泉)
小腸:省庁(小腸)、小沢(少沢)、全国(前谷)後家(後谿)さん幼(陽谷)少かい?(小海)
胃
:異(胃)例(厲兌)の内定(内庭)、韓国(陥谷)会計(解谿)3人(足三里)
大腸:隊長(大腸)は商用(商陽)で2,3軒(二間、三間)余計(陽谿)曲がって池に落ち(曲池)
膀胱:暴行(膀胱)が死因(至陰)と通告(通谷)、即刻(束骨)口論(崑崙)注意(委中)
三焦:「三省(三焦)干渉(関衝)だ」と中傷(中渚)された、試行(支溝)錯誤の(朝日新聞の)
「天声(天井)人語」
東医-5
<主な縦並び>
榮水穴:谿(侠谿)谷(前谷)と内庭(内庭)の間(二間)を通(通谷)る駅の門(液門)。
兪木穴:リン(足臨泣)ゴ(後谿)韓国(陥谷)産、束(束骨)ねて昼食(中渚)
ようすけ
経火穴:陽輔(陽輔)と妖(陽谷)怪(解谿)は、よう(陽谿)崑崙(崑崙)山の溝(支溝)にいる。
10.難経六十九難と運用
「虚すればその母を補い、実すればその子を瀉するべし」
虚→自経の母穴・母経の母穴を補す。
実→自経の子穴・子経の子穴を瀉す。
井穴
滎穴
兪穴
経穴
合穴
陰 経
肝木
心火
脾土
肺金
腎水
陽 経
胆金
小腸水
胃木
大腸火
肝経
①補:曲泉(木経の水穴)
(木経)
陰谷(水経の水穴)
②瀉:行間(木経の火穴)
少府(火経の火穴)
心経
③補:少衝(火経の木穴)
(火経)
大敦(木経の木穴)
④瀉:神門(火経の土穴)
太白(土経の土穴)
脾経
⑤補:大都(土経の火穴)
(土経)
少府(火経の火穴)
膀胱土
簡保(肝補)の宿で、曲線(曲泉)印刻(陰谷)
感謝(肝瀉)!
好感(行間)娼婦(少府)
進歩(心補)少々(少衝)、敦(大敦)君
新車(心瀉)、神門(神門)で大破(太白)
日干(脾補)し!
大都(大都)会の娼婦(少府)
⑥瀉:商丘(土経の金穴)
経渠(金経の金穴)
飛車(脾瀉)で昇給(商丘)、景気よし(経渠)。
肺経
⑦補:太淵(金経の土穴)
(金経)
太白(土経の土穴)
肺胞(肺補)は、たいへん(太淵)大破(太白)
⑧瀉:尺沢(金経の水穴)
陰谷(水経の水穴)
歯医者(肺瀉)シャクだ(尺沢)、と深刻(陰谷)
腎経
⑨補:復溜(水経の金穴)
(水経)
経渠(金経の金穴)
人望(腎補)また溜まり(復溜)景気よし(経渠)
⑩瀉:湧泉(水経の木穴)
大敦(木経の木穴)
腎者(腎瀉)湧(湧泉)く敦煌(大敦)
東医-6
11.八宗穴(八総穴)
公孫(衝脈)←→内関(陰維脈)
孫(公孫)のショウ(衝)とは仲(内)がいい(陰維)
帯脈(足臨泣)←→外関(陽維脈)
帯(帯脈)はしない(臨泣)で、容易(陽維)に外(外関)へ
後谿(督脈)←→申脈(陽蹻脈)
後家(後谿)の徳(督脈)さん、よう今日(陽蹻)申(申脈)す
列缺(任脈)←→照海(陰蹻脈)
列(列缺)に任(任脈)せて、隠居(陰蹻)を照(照海)らす
12.主な五臓色体表
木
火
土
金
水
①五臓
肝
心
脾
肺
腎
②五腑
胆
小腸
胃
大腸
膀胱
③五季
春
夏
長夏
秋
④五色
青
赤
黄
白
黒
⑤五主
筋
血脈(血液循環)
肌肉
皮毛
骨髄
⑥五華
爪
面色
唇
毛
髪
⑦五官(=開竅)
目
舌
口
鼻
耳(と二陰)
⑧五液
涙
汗
涎(よだれ)
涕(はなみず)
唾(つばき)
⑨五志
怒
喜
思
憂
恐
⑩五気(五悪)
風
暑
湿
燥
寒
⑪五労
行
視
坐
臥
立
⑫五脈
弦
洪
緩
毛
石
⑬五味
酸
苦
甘
辛
鹹(かん)
冬
⑤五主:「あるじ(五主)は金(筋)欠(血脈)、皮毛(皮毛)骨髄(骨髄)」
⑥五華:「素麺食(爪、面色)で辛(唇)抱すれば,毛(毛)髪(髪)のびて華(五華)やかよ。
五華は、すべて女性が化粧する処
⑦五官と⑧五液:ペアで記憶
木=目に涙。火=(暑いので)舌出し汗出る。土=口から涎(よだれ)。
金=鼻から涕(はなみず)。水=耳から唾(つばき)←ネバネバした液
⑨五志:「ドッキッ!宗教」
⑩五気:そのまま
怒喜思憂恐
フウショシッソウカン
⑪五労:講(行)師(視)はザ(座)ガッ(臥)と立(立)つ労働(五労)
※行=「歩く」の意味
⑫五脈:「原(弦)稿(洪)は関(緩)係(毛)ないし(石)」
⑬五味:中華料理の特徴と同じ。東(上海)=酸、西(四川)=辛、北(北京)=塩辛い、
南(南京)=(ゲテモノ食い)で苦い、
中央=(高貴な物は)甘い
東医-7
13.骨度法
1尺9寸
「一休さん、意中の人は大天使」(委中~大転子)
1尺8寸
「いやん☆恥ずかしないじょ~」(恥骨~大腿骨内側上顆)
1尺6寸
「色ボケ小僧のハイヒール」
1尺3寸
「ケイコさん、内科を訪ねて十三里」
(膝(膝小僧・・・)~踵)
(脛骨内側顆下際~内果)
1尺2寸 「住人は、絵描きと記録。足長くハゲ頭」
(腋窩~季肋部/足の長さ/前髪際~後髪際)
1尺
「肩・肘・手
1尺」(肩関節~肘尖 / 肘尖~手関節)
9寸
「駅で肘テツ、額をぶつけて救急車」(腋窩~肘窩横紋 / 額角間)
8寸
「乳首とへそ上、蜂にさされ」(両乳頭間 / 胸骨下端~臍)
7寸
「七大憲法」
6寸5分
「むごい横骨」
5寸
「出べそで五浪は恥ずかしい・・・」
手の長さ
「夜中は手仕事中」
(大椎~肩峰)
(横骨(恥骨)の長さ)
(恥骨~臍)
(手関節~第3中手骨;4寸。
第3中手骨~中指先端;4寸5分)
<頭部と体幹部>
①前髪際~後髪際= 12寸 (前髪際~百会は5寸)
②左右の額角髪際間(左右頭維間) = 9寸
③大椎~肩峰外端= 7寸
④左右乳中の間= 8寸
⑤横骨長= 6寸5分
⑥胸骨体下端~臍(中庭~神闕)= 8寸
⑦腋窩~第11肋骨尖端(極泉~章門)= 12寸
<上肢>
☆上肢長は、外から測れば10寸、内から測れば9寸
①上腕外側長(肩峰~肘尖)= 10寸
②上腕内側長(極泉~曲池)= 9寸
③前腕長(肘関節横紋~手関節横紋)=10寸
④手の長さ= 8寸5分
<下肢>
☆大腿長は基本的には18寸。←ミニスカートがめくれてイヤ~ン(18寸)と覚える
しかし外から測れば19寸、後ろから測れば14寸。
①大腿前側長(髀関~膝蓋骨外上角)= 18寸
②大腿内側長(曲骨~大腿骨内側上顆上縁)= 18寸
③大腿後側長(殷門~委中)= 14寸
④大腿外側長(大転子~委中)= 19寸
☆下腿長は基本的には13寸。←いざ(13寸)って歩くと覚える。
しかし後から測れば16寸。
⑤下腿前側長(足三里~解谿)= 13寸
⑥下腿内側長(陰陵泉~内果最高点)= 13寸
⑦下腿外側長(陽陵泉~外果最高点)= 13寸
⑧下腿後側長(委中~崑崙)= 16寸
⑨足の長さ= 12寸
東医-8
14.鍼尖の形状
「卵の
安売り
待つ」
タマゴ(卵子)ノ(ノゲ)ヤ(柳葉)スウリ(スリオロシ)マツ(松葉)
15.七表八裏九道の脈(二十四脈)
1)七表の脈:陽証の時に出る脈。元気があって速い。
浮・洪・滑・実・弦・緊・芤
語呂=質屋で不幸確実、現金請う
質(7脈)屋で不(浮)幸(洪)確(滑)実(実)、現(弦)金(緊)請う(芤)
2)八裏の脈:陰証の時に出る脈。元気なく弱々しい。
濇の拡大→濇
微、沈、緩、濇(しょく)、遅、伏、濡(なん)、弱
ちぶさ
語呂=パリの美人の感触は乳房軟弱
パリ(八裏)の美(微)人(沈)の感(緩)色(濇)は、乳(遅)伏(房)軟(濡)弱(弱)
3)九道の脈:病が変動している時に現れる脈。陰陽どちらともえいない。ちょっとヘンな脈。
長、短、虚、促、結、代、牢、動、細
さい
語呂=苦労の頂点、妻、姑息な労働決定
さい
苦労(九道)の頂(長)点(短)、妻(細)、姑(虚)息(促)労(牢)動(動)結(結)定(代)
16.古代九鍼
「鑱」の拡大→
鑱
1)破る鍼:「秘宝山に登る」
(鈹鍼、鋒鍼、鑱鍼)
2)刺入する鍼:「強引に刺入してちょうだい」
(毫鍼、員利鍼、長鍼、大鍼)
3)刺入しない鍼:「庭園に侵入せず」
(鍉鍼、円鍼)
4)現代の小児鍼の原型:鑱鍼
5)小児鍼に相当するのは→円鍼、鑱鍼
東医-9
17.古代三刺法
1)五刺-五臓に応ずる刺法
関刺、豹文刺、合谷刺、半刺、輸刺(肝心脾肺腎の順)
「五目のカンピョウ御飯よ~」
五(五刺)目カン(関)ピョウ(豹)ご(合)飯(半)よ(輸)~
2)九刺-九変に応ずる刺法
遠道刺、巨刺、分刺、経刺、絡刺、輸刺、毛刺、大瀉刺、焠(サイ)刺
①「打順9番、遠藤の子分、経絡から湯気、ダサイ!」
「打順9(九刺)番、遠藤(遠道)の子(巨)分(分)、経(経)絡(絡)から湯(輸)気(毛)、
ダ(大瀉)サイ(焠)」
②「文経の遠藤と代車で遊楽地へ。もう最高」
文(分刺)経(経刺)の遠藤(遠遠刺)と代車(大瀉刺)で遊(輸刺)楽(絡刺)地へ。
もう(毛刺)最(焠)高(巨刺)
③「もう
ゆえんどう
文系の
落第者
最高」
モウ(毛刺)ユ(輸刺)エンドウ(遠道刺)文(分刺)ケイ(経刺)のラク(絡刺)
ダイシャ(大瀉刺)サイ(焠)コウ(巨刺)
3)十二刺-十二経に応ずる刺法
陰刺・偶刺・直鍼刺・傍鍼刺・賛刺・輸刺・短刺・浮刺・揚刺・報刺・斉刺・恢刺
「十二院の愚直な坊さん、湯たんぷ養法で正解だ」
12(十二刺)院(陰)の愚(偶)直(直)な坊(傍)さん(賛)、
湯(輸)たん(短)ぷ(浮)養(揚)法(報)で正(斉)解(恢)だ。
名称
適応症と方法
語呂
傍鍼刺 経過の長い痛み=痛みの中心と傍らに1本ずつ
ぼちぼち刺そうよ、傍らに
さん
賛刺
腫れ物=くりかえし浅刺し血を出す。賛=助けること。
腫れ物がしぼむのを助ける。
三枝、腫れ物から出血
輸刺
熱があり気盛んで有熱=直刺深刺して即抜。深部の熱を
外に運ぶので輸刺という
YOUの発熱、まっすぐ瀉そう
揚刺
広い寒気=中心に1刺、四隅から中心へ水平に、寒気を
浮揚するように4刺
用紙ひろげて四スミ止め
陰刺
寒厥(足腰の冷え)=左右の太谿に同時に刺す
陰は足冷える。太谿に補
直鍼刺 浅い寒気。皮膚をつまんで引っ張り出す
浅漬けつまむ、直立紳士
せい
斎刺
深い寒気=直線状に3本刺す。斉とは等しく揃うこと
妻子と川の字。不快感・・・・・
浮刺
肌肉がひきつり冷える=筋が浮くように斜刺する
ひきつり写真で、ふふふ・・・・・
偶刺
心痺=胸部と背部に一鍼刺す。前後2本で偶数
胸背に挟まる心はグー(GOOD)
短刺
骨痺=骨を擦るように揺らす。短=骨に急迫する
短気、骨こすりまくり
恢刺
筋痺=筋に直刺し方向を変える。恢=緩い
金塊
報刺
動く痛み=動く痛みを順次追って刺針。報=繰り返す
動く一寸法師を追え!
かい
東医-10
18.組み合わせ穴
1)脚気八処の穴
風市・伏兎・犢鼻・足三里・上巨虚・下巨虚・外膝眼・懸鐘
語呂:兎犢、風に懸かって、膝の上下三里
兎(伏兎)犢(犢鼻)、風(風市)に懸(懸鐘)かって、膝(外膝目)の
上(上巨虚)下(下巨虚)三里(足三里)
2)中風七穴
①第1説:足三里・曲池・百会・肩井・風市・曲鬢・絶骨(懸鐘)
語呂:「極地に300件。懸賞でシビン」
極地(曲池)にサン(足三里)ビャク(百会)件(肩井)。
懸賞(懸鐘)でシ(風市)ビン(曲鬢)。
②第2説:足三里・曲池・百会・肩井・間使・大椎・風池
語呂:「極地に300件。漢代風」
極地(曲池)にサン(足三里)ビャク(百会)件(肩井)。
漢(間使)代(大椎)風(風池)
3)小児斜差(すじかい)の灸穴
女子→左脾兪と右肝兪
男子→左肝兪と右脾兪
「女児は淋しさ(左脾兪)が浮か(右肝兪)んでくるわ」
「男は盛ん(左肝兪)でウッヒッヒ♡(右脾兪)」
4)胃の六ツ灸
「左右の
肝を
左右の
比較する」
肝(肝兪)を
左右の膈兪、肝兪、脾兪の計6穴
比(脾兪)較(膈兪)する
19.頭部と季肋部の経穴並び
耳前3穴
門(耳門)の宮(聴宮)で会(聴会)う
巫(三)女(小)たち達(胆)
※上から順に耳門、聴宮、聴会で、所属経絡は順に三焦、小腸、胆。
頭髪髪際の横並び
神(神庭)曲(曲差)に臨(頭臨泣)む本(本神)髄(頭維)
督
膀
胆
胆
胃
頭頂横断経穴の横並び
頭臨泣の後ろ1寸
曲差・頭臨泣の後ろ2寸
通電(通天)奨励(承霊)、と即刻(率谷)書くそう(角孫)。
膀
胆
胆
三
一瞬(1寸)の黙想(目窓)
胆
ニース(2寸)でショウコ(承光)と営む(正営)
膀
胆
曲差・頭臨泣の後ろ5寸
酪(絡却)農(脳空)御殿(5寸)
膀
胆
後頭隆起の横並び
脳(脳戸)のまくら(玉枕)は空っぽ(脳空)
督
膀
胆
季肋部横並び
記録(季肋)する不(不容)規(期門)則象(章門)形(京門)文字
胃
肝
肝
胆
東医-11
20.上肢の経穴並び
手関節の上1寸
1寸の通(通里)経(経渠)
心
肺
手関節の上1寸5分
レ(霊道)レ(列缺)レの1寸5分
心
肺
手関節の上3寸
変(偏歴)な司(支溝)会(会宗)は、間の使い(間使)
大腸
三焦
三焦
心包
手関節の上5寸
真ん中(前腕中央)を恩(温溜)師(四瀆)正(支正)しく門(郄門)くぐる
大腸
三焦
小腸
心包
手関節の上7寸
七(7寸)色工(孔最)場(上廉)
肺
大腸
肘関節の上3寸
「ゴリ(手五里)ラの精霊(青霊)さん(上3寸)
大腸
心
手の三焦経の走行
手関節の上から、三陽絡→上4寸、四瀆→上5寸。つまり+1と覚える
21.下肢の経穴並び
膝の上2寸
2寸で治(血海)療(梁丘)
脾
胃
膝の下3寸
陰(陰陵泉)陽(陽陵泉)合(合陽)わせた膝(膝関)三里(足三里)
脾
胆
膀胱
肝
胃
足くるぶしの上8寸 地(地機)上(条口)、豊(豊隆)かな8月(8寸)
(足三里から下5寸)
脾
胃
胃
足くるぶしの上7寸
7つ上(7寸上)の陽子(陽交)、
胆
中途(中都)半端な費用(飛陽)で外(外丘)へ
肝
膀
胆
足くるぶしの上5寸
光(光明)るチクワ(築賓)は、レイコ(蠡溝)のご飯(5寸上)
胆
腎
肝
足くるぶしの上3寸
検証(懸鐘)不要(跗陽)の三陰交(三陰交)
胆
膀胱
脾
足くるぶしの上2寸
ニ(2寸)アミス!
漏谷
「漏谷(脾)=6谷」と記憶。内果の上6寸
地機
「ハッ地機(脾)」
交信(交信)復活(復溜)
腎
腎
内果の上8寸
東医-12
22.胸腹部経穴の横並び
[喉頭隆起]
--、人迎、扶突、天窓
この人太ってる
[胸骨頚切痕]
天突
テントなく欠乏
[鎖骨下縁]
(烏口突起内側)
旋幾、兪府、気戸、雲門
疝気はゆき子
[第1肋間]
華蓋、或中、庫房
1番の加害者は、アル中
[第2肋間]
紫宮、神蔵、屋翳、周栄
兄さん至急、心臓にお灸すえ
[第3肋間]
玉堂、霊墟、膺窓、胸郷
もう散々、たまには礼をよそう、今日は
[第4肋間]
(乳頭線)
膻中、神封、乳中、天池、天谿
夜ごと旦那が新婦の乳テンテン
[第5肋間]
中庭、歩廊、乳根、食竇
この中庭歩いて、入魂の食卓へ
[臍上7寸]
鳩尾
鳴く鳩、追うものなし
[臍上6寸]
巨闕、幽門、不容
虎穴にいうも不要なり
[臍上5寸]
上脘、通谷、承満
コショウの通商みつる
上官の通告に承満
[臍上4寸]
中脘、陰都、梁門
①夜中に淫蕩、寮も抜け出す
②夜(し)、中(い)に入らんとする寮の門
[臍上3寸]
建里、石関、関門、腹哀
①蜜豆で下痢、赤痢かも腹あわれ
②3回下痢!下痢赤痢かも腹哀し
[臍上2寸]
下脘、商曲、太乙
①逃げた商人太ってた
②かしょうは太る
[臍上1寸]
水分
ひとみ水分飛んで滑らかぁ?
[臍位]
神闕、肓兪、天枢、大横、帯脈
信仰は天台の帯
[臍下1寸]
陰交、中注、外陵
①一羽のインコが宙返り
②淫行中、下痢
[臍下1寸5分]
気海
[臍下2寸]
石門、四満、大巨
①ニセモノの始末を代行
②石門(破れ)四万十川 大洪水
[臍下3寸]
関元、気穴、水道
①ミカンの木に水道水
②関元しないと危険な水道水
[臍下4寸]
中極、大赫、帰来、府舎
①夜中は大嫌いフ~
②中極大学は 嫌い
[臍下5寸]
(恥骨上際)
曲骨、横骨、気衝、衝門
曲がった横気で少々もめた
--
缺盆
--
工房
[胸骨体下縁]
--
--
滑肉門
--
腹結
苺で奇怪なチョイチョイ腹下し
東医-13
23.背腰臀部経穴の横並び
C7
大椎、--、肩中兪
台無しチュ~
T1
陶道、大杼、肩外兪
1番東大圏外か?
T2
--、風門、附分
似ない夫婦
T3
身柱、肺兪、魄戸
お産で心配ハク子さん
T4
--、厥陰兪、膏肓
死がなく結構
T5
神道、心兪、神堂
神の道、心して行く神の堂
T6
霊台、督兪、譩譆
①ろくな例題、監督意気盛ん
②むなしい例題、解くと意気込み
T7
至陽、膈兪、膈関
菜っぱに塩をかくかく
T8
--、--、--
歯無し~
T9
筋縮、肝兪、魂門
9時のチャイムがキンカンコン
T10
中枢、胆兪、陽綱
①・・・・と、ちゅ言ぅたんよ
②中枢が単純な陽子
T11
脊中、脾兪、意舎
いちいち背中の冷えで医者行くかぁ?
獣医、背中の冷えで医者へ
T12
--、胃兪、胃倉
胃にない、いいそう
L1
懸枢、三焦兪、肓門
一見、三高
L2
命門、腎兪、志室、京門
兄さんは名人志して京へ
L3
--
①見ないし機会なし
②見知らぬ機械
L4
腰陽関、大腸兪
四つヨウカンちょうだいゆ
L5
--、関元兪、--
恋ないし関係ないし~
S1
--、上髎、小腸兪
ひとつ上で承知
S2
--、次髎、膀胱兪、胞肓
二児の良母、子を抱く
S3
--、中髎、中膂兪、秩辺
3月なかなか秩父周辺
S4
腰兪、下髎、白環兪
死後、腰の下は白い
S5
長強、会陽
五兆円、得よう
気海兪
--
東医-14
24.臓腑の官職
①肝
将軍の官
②胆
中正の官
③心
君主の官
④小腸
受盛の官
⑤脾
倉廩の官
←食料庫役人
⑥胃
倉廩の官
⑦肺
相傅の官
←相従うの意。君主の補佐官
⑧大腸
伝導の官
⑨腎
作 強の官 ←重労働に耐える強者
⑩膀胱
州都の官
⑪心包
臣使の官
⑫三焦
決瀆の官
そうりん
←公平中立な判断をする役人
そうりん
←食料庫役人
そうふ
さつきよう
←水液を集める処。地方長官
けつとく
←君主の側近
語呂:「焼酎飲んで
苦渋の末
早々に
袖の下
搾取し過ぎて
←溝を切り開き水を流す役人
神経痛」
①ショウ(将軍の官)②チュウ(中正の官)飲んで③苦(君主の官)④渋(受盛の官)の末、
⑤ソウ(倉廩の官)⑥ソウに⑦ソ(相傅の官)デ⑧(伝導の官)の下、
⑨サク(作強の官)⑩シュ(州都の官)し過ぎて⑪神(神司の官)⑫ケイ(決瀆の官)ツウ
25.関連学説と人名
打鍼法
スリオロシ形→御園意斎
「スリオロシ味噌のダシ」
皮内鍼
赤羽幸兵衛
「赤羽神戸市内」
耳鍼
P=ノジェ
「ピアス・ノジェ」
小児鍼
藤井秀二
「習字は小2」
撮鍼点
成田イ助
「隠し撮り成功!」
丘診点
藤田六郎
「六浪して休診」
皮電点
石川太刀男
「秘伝の太刀」
サイバネテックス
ノーバート=ウイナー
「サイボーグ・ウインナー」
エアポケット現象
松永藤雄
「(フジコ)フジオの(四次元)ポケット」
皮膚知覚過敏帯
ヘッドとマッケンジー
「ヘッドに巻けよ過敏帯」
ゲートコントロール説
メルザックとウォール
「ウォール街に止める門(ゲート)」
緊急反応
キャノン
「緊急、逃げなきゃの」
ストレス学説
ハンス=セリエ
「ストレス適応パンツ」
圧発汗反射
高木健太郎
「汗かき高木ブー」
過剰刺激症候群
レイリー
「R指定は過激」
ホメオスタシス
キャノン
「キャノンを誉める」
内部環境恒常性を提唱
クロード=ベルナール
炎症論
メンキン
「メンターム炎症止め」
東医-15