使 用 の 手 引 - 三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社

資料番号:NB308667-001
外付ストリーミング・テープ装置(SuperDLT2)
M6700−31
使 用 の 手 引
n この使用の手引、およびその他の使用の手引を
よくお読みになり正しくお使いください。
「安全のために必ず守ること」は、ご使用前に必
ず読んで正しくお使いください。
n 本使用の手引は大切に保管してください。
は じめ に
は
じ め
に
このたびは、三菱サーバコンピュータ用外付ストリーミング・
テープ装置(
Super
DLT2)
をお買い求めいただき、ありがとうござ
います。
外付ストリーミング・
テープ装置(
Super
DLT2)
は、サーバコンピュータと接続することによりシステムのハードディスク装置内
の大切なデータを高速にバックアップできる製品です。
本手引(
以下、本書と呼びます)
では、M6700−31外付ストリーミング・
テープ装置(
Super
DLT2)
における使用方法、使用
上の注意等について説明しています。
本装置を設置・
拡張する際には本書をよく読んでから行ってください。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI )の基準に基づくクラスA 情報技術
装置です。この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起こすことがあります。この場合に
は使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。
本装置は日本国内での使用を前提としているため、当社としては海外各国での安全規格等の適用を
受けておりません。したがって、本装置を輸出した場合に当該国での輸入通関および使用に対し罰
金、事故による保証等の問題が発生することがあっても、当社は直接・間接を問わず一切の責任
を免除させて頂きます。
Quantum のロゴは、Quantum 社の商標であり、米国その他の国での登録商標です。
DLT、DLTtape、Super DLTtape と DLTtape のロゴは、Quantum Corporation の商標です。
他の全ての製品名は、その所有者に帰属します。
【
製品情報】
三菱サーバコンピュータFT8000/FT8600 シリーズに関する情報は、以下のホームページでご覧になることができます。
・
三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社ホームページ
http://www.mdit.co.jp
・
FT8000ホームページ
http://www2.mdit.co.jp/service/ft8000/
・FT8600ホームページ
http://www2.mdit.co.jp/service/ft8600/
1
安全のために必ず守ること
2
安全のために必ず守ること
3
安全のために必ず守ること
4
安全のために必ず守ること
5
安全のために必ず守ること
6
安全のために必ず守ること
7
目 次
目
1
次
製品概要................................................... 10
1.1 ... 主な特徴 ............................................................. 10
1.2 ... データ・カートリッジの互換性 ......................................... 11
2
使用上の注意 ............................................... 12
2.1 ... 本装置使用上の注意 ................................................... 12
2.2 ... データ・カートリッジ使用上の注意 ..................................... 13
2.3 ... データ・カートリッジのご注文について ................................. 14
3
設置....................................................... 15
3.1 ... 本装置の接続(M6700−31外付ストリーミング・テープ装置の場合) . 15
3.1.1
3.1.2
3.1.3
3.1.4
4
製品内容の確認 .............................................................
SCSIコネクタについて ...................................................
SCSI−IDの設定 .......................................................
本装置とサーバコンピュータ本体装置との接続 .................................
15
16
16
17
各部の名称とはたらき ....................................... 19
4.1 ... 本装置前面のLED、および操作ボタンの説明 ........................... 19
4.2 ... 本装置背面のスイッチ、およびコネクタの説明 ........................... 20
5
使用方法................................................... 21
5.1 ... 電源の投入と切断 ..................................................... 21
5.2 テータ・カートリッジのロード ......................................... 21
5.3 ... データ・カートリッジのアンロード ..................................... 22
6
ドライバのインストール ..................................... 23
6.1 BACKUP EXEC をお使いの場合.............................................. 23
6.2 WINDOWS SERVER 2003 をお使いの場合(BACKUP EXEC を使用しない場合) ......... 24
6.3 WINDOWS 2000 をお使いの場合(BACKUP EXEC を使用しない場合)............... 25
6.4 WINDOWS NT 4.0 をお使いの場合(BACKUP EXEC を使用しない場合)............. 26
6.5 ... テープに書き込まれたデータの読み出し互換性について ................... 27
8
目 次
7
メンテナンス ............................................... 28
7.1 ... エラーを未然に防ぐバックアップの方法 ................................. 28
7.2 データ・カートリッジの速やかな取り出し ............................... 28
7.3 ... データ・カートリッジの定期交換 ....................................... 28
7.4 ... ヘッドの定期クリーニング ............................................. 29
7.4.1
7.4.2
7.4.3
7.4.4
クリーニング頻度の目安 .....................................................
クリーニングの追加が必要な条件 .............................................
クリーニング・カートリッジの使用方法 .......................................
クリーニング・カートリッジの交換 ...........................................
29
30
30
30
7.5 ... クリーニング・カートリッジのご注文について ........................... 30
8
本装置の仕様 ............................................... 31
9
1.製品概要
1 製品概要
M6700−31
外付ストリーミング・
テープ装置(SuperDLT2)
主な特徴
1.1
Super
DLT2は、従来のDLTテープ装置で培われたリニアテープ磁気記録技術と、先進のレーザガイドサ
ーボ技術とを組み合わせたSupeDLTテープ装置の新世代製品です。
非圧縮時でデータ・
カートリッジ1巻あたり160GBの大容量と、16MB/秒の高速データ転送を実現し、増
加の一途をたどるサーバのデータバックアップを、高速かつ効率的に行なうことができます。
また、従来のDLTテープ装置で記録されたデータの読み取り互換性を実現(DLTt
apeⅣ使用時)していま
す。
①
②
飛躍的な大容量と高性能
• 非圧縮容量:
110GB/巻
(
従来DLT8000比:
2.75倍、Super
DLT比:
1.45倍)
• データ転送速度:
16MB/秒
(
従来DLT8000比:
1.7倍、Super
DLT比:
1.45倍)
レーザと磁気記録との融合による先進の記録方式
• テープ背面にオプティカルガイドトラックを設けることにより、精密なサーボトラッキングを実現
• 磁気記録面へのサーボ情報記録が不要になったことにより、記録容量の増大を実現
③
新設計のリーダバックリング機構により、確実なテープローディングを実現
10
1.製品概要
データ・カートリッジの互換性
1.2
本装置は、Super
DLT Ⅰ規格のデータ・
カートリッジを使用した場合にのみ、書き込み動作が可能であり、
1巻あたり160GB、データ転送レート16MB/秒の性能を発揮します。
?
Super
DLT規格のデータ・
カートリッジ規格名
: Super
DLTt
apeⅠ(
2003/6現在)
Super
DLT規格以前の従来のDLT装置で書き込まれたデータ・カートリッジとの互換性は下表のとおりで
す。
また、Super
DLT Ⅰ規格データ・
カートリッジがそのまま使用でき、容量とデータ転送速度が向上します。
書き込み装置
DLT4000
DLT7000
DLT8000
SuperDLT
(M6700-23/28)
本装置(SuperDLT2)
書き込み
データ・カートリッジ
規格呼称(ケース色) 容量/巻(非圧縮時)
DLTtapeⅢ(
濃灰)
10GB
DLTtapeⅢXT(
白)
15GB
DLTtapeⅣ(
黒)
20GB
DLTtapeⅢ(
濃灰)
10GB
DLTtapeⅢXT(
白)
15GB
DLTtapeⅣ(
黒)
35GB
DLTtapeⅢ(
濃灰)
10GB
DLTtapeⅢXT(
白)
15GB
DLTtapeⅣ(
黒)
40GB
DLTtapeⅢ(
濃灰)
−
DLTtapeⅢXT(
白)
−
DLTtapeⅣ(
黒)
−
SuperDLTtapeⅠ(
濃緑)
110GB
DLTtapeⅢ(
濃灰)
−
DLTtapeⅢXT(
白)
−
DLTtapeⅣ(
黒)
−
SuperDLTtapeⅠ(
濃緑)
160GB
読み込み
本装置(Super
DLT2)
読み込み
書き込み
×
×
○
×
×
○
×
×
○
×
×
○
○
×
×
○
○
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
○
×
×
×
○
11
2.使用上の注意
2 使用上の注意
2.1
本装置使用上の注意
レシーバエリア
本装置の使用にあたっては、以下の注意事項を守って、正しくご使用ください。
誤った取扱いをした場合、本装置の故障や、大切なデータの消失が発生する場合があります。
① 本装置前面のレシーバエリア内部には手を入れないでください。
② 本装置を移動する時は、必ず装置底面を持ち、前面のレシーバエリアに指をかけて持ち上げないでく
ださい。レシーバエリア内部が破損して、本装置が使用不可能になることがあります。
③ 前面(
フロントベゼル)
部を下にして本装置を立てないでください。
④ 常に水平で安定した場所で使用してください。
⑤ 塵埃の多い場所、高温多湿の場所では使用しないでください。
⑥ 冷却のため、背面は 10cm 以上の空間を確保してください。
⑦ データ・
カートリッジが挿入された状態で電源を切らないでください。
⑧ データ・
カートリッジは、バックアップの直前に本装置に挿入し、終了後速やかに取り出してください。
データ・
カートリッジを長時間にわたって本装置に挿入したままにしておくと、本装置の故障の原因に
なるだけでなく、データ・
カートリッジの磨耗を早めることにもなります。
12
2.使用上の注意
2.2
データ・カートリッジ使用上の注意
データ・
カートリッジは、大切なデータの保管のため、以下の注意事項を守っていただくとともに、
本書の「
メンテナンス」
の章を参照して、正しくお取扱いください。
① 衝撃、振動を与えないでください。
② 磁界を近づけないでください。
③ 直射日光を避け、高温多湿の場所での使用・
保管はしないでください。
データ・
カートリッジの環境条件を下表に示します。
使用時の条件
温度
相対湿度
最大湿温度
10℃∼40℃
20%∼80%(結露なきこと)
25℃
保管時の条件
温度
相対湿度
最大湿温度
輸送時の条件
温度
相対湿度
最大湿球温度
④
記録済
未記録
18℃∼28℃
16℃∼32℃
40%∼60%(結露なきこと) 20%∼80%(結露なきこと)
25℃
-17℃∼49℃
20%∼80%(結露なきこと)
30℃
カートリッジ・ケースに表示をする場合、必ずスライドインタイプのラベルを
使用し、貼り付けるタイプのラベルやポストイット等は絶対に使用しないでく
ださい。
また、表示する面は必ず左図のとおり背面のみとしてください。
⑤ テープ媒体には、手を触れないでください。埃や皮脂が付着すると、トラブル発生の元になります。
⑥ 誤ってデータ・
カートリッジを落とした場合は、必ず外観をチェックし、明らかな破損がある場合、本装
置に挿入しないでください。外観のチェック方法を以下に示します。
・ 外観上、ダメージがないか、破損した部分がないか。
・ データ・
カートリッジを軽く振ってみて、内部で破損した部品の音がしないか。
・2箇所のリールロックが見えているか。
(
1 箇所はデータ・
カートリッジの本装置へ
の挿入面に、もう 1 個所は底面にありま
す)
13
2.使用上の注意
・データ・カートリッジの底面のハブを押してみ
て、スプリングが正常に機能しているか。
・ ライトプロテクト・
スイツチが正常にスライドできるか。
⑦ 使用しないときはプラスチックケースに入れて保管してください。
⑧ 保管時は、保護ケースに入れて垂直に立ててください。
⑨ データ・
カートリッジは、バックアップの直前に本装置に挿入し、終了後速やかに取り出してください。
データ・
カートリッジを長時間にわたって本装置に挿入したままにしておくと、本装置の故障の原因に
なるだけでなく、データ・
カートリッジの磨耗を早めることにもなります。
2.3
データ・カートリッジのご注文について
データ・カートリッジ品名
:
データ・カートリッジ型名 :
Super DLT
tape
Ⅰ
MR−SAMCL−01
補 足
※ テープ・
カートリッジのご購入については、以下の窓口をご利用ください。
(
2003 年 6 月 現在)
日商エレクトロニクス株式会社 コールセンター オーダデスク
納期・
価格の照会
電話:
03 (3544) 8235 、FAX : 03 (3544) 8201
E メール製品お問い合わせ
: [email protected]
製品ホームページ情報
: http://e-biz.nissho-ele.co.jp/
14
3.設置
3 設置
3.1
本装置の接続(M6700−31外付ストリーミング・テープ装置の場合)
3.1.1
製品内容の確認
□ 本装置
□ テータ・カートリッジ
□ RESOURCE CD
□ 保証書(
1通)
15
3.設置
3.1.2
SCSIコネクタについて
本装置では、SCSI
の接続に以下のタイプのコネクタを使用しています。
SCSI
ケーブルの接続にあたっては、コネクタピ
ンに破損や曲がりがないか確認してください。
68ピン高密度コネクタ
SCSI
ケーブルの接続、取り外しは、必ずサーバ
本体装置と本装置両方の電源をOFFしてから行
ってください。
3.1.3
SCSI−IDの設定
本装置背面のSCSI
−I
D設定スイッチにより、設定します。
“
+”
を押すと大きい数値に、“
−”
を押すと小さい数値になります。(
0∼15まで設定可能)
、
ひとつのSCSI
バス上に接続される装置には、ホストアダプタ
(
SCSI
ボード)
を含めすべての装置が0∼15の間で重複しな
い識別番号(
SCSII
D)
を設定する必要があります。
本装置をサーバコンピュータ本体装置に接続する場合、かな
らずサーバ本体装置の内蔵SCSI
機器用とは別のホストアダ
プタ(SCSI
ボード)をご用意ください。(サーバコンピュータ本
体装置内蔵機器とホストアダプタを共用した接続形態での動
作は保証していません)
サーバコンピュータ本体装置から出る1本のSCSI
バス上に、
本装置とは異なる他の種類のSCSI
機器(
MO装置等)
を共用
して接続する形態でも、動作の保証はできませんのでご注意
ください。
本装置のSCSII
Dは、「
4」を推奨しています。(工場出荷時
に4に設定されていますので変更の必要はありません)
本装置のSCSII
Dは、「7」に設定しないでください。(7はホ
ストアダプタに割り付けられています)
サーバコンピュータ本体装置から出る1本のSCSI
バス上に、
本装置を複数台接続する場合は、2台目以降の本装置のSC
SII
Dを、工場出荷時設定の「4」
から、7を除く0∼15の間で
重複しない別の番号に変更してください。
(本装置の性能を発揮させるためには、1台のホストアダプタ
に本装置を1台のみの接続形態を推奨します)
16
3.設置
3.1.4
本装置とサーバコンピュータ本体装置との接続
必ず電源を切って、電源プラグを抜いたことを確認してから作業を開始してく
ださい。
電源ケーブルを抜かないで接続、取り外し作業をすると、感電の原因となり
ます。
① 本装置が1台のみの場合(
下図参照)
• 本装置背面に2個あるSCSI
コネクタのうち、上側のコネクタに付属のSCSI
ターミネータを装着して、
しっかりとネジで固定してください。
• 本装置背面に2個あるSCSI
コネクタのうち、下側のコネクタに付属のSCSI
ケーブルを接続して、し
っかりとネジで固定してください。
• SCSI
ケーブルのもう一方のコネクタを、サーバ本体装置背面のホストアダプタ(
SCSI
ボード)のコ
ネクタに接続して、しっかりとネジで固定してください。
必ずサーバ本体装置と本装置両方の電源をOFFしてください。
本装置の電源ONにあたっては、必ずサーバコンピュータ本体装置の電源ONより先に行ってください。
本装置の電源ONをサーバ本体装置より後に行った場合は、本装置の接続が認識されず使用すること
ができません。
本装置は、床に直置きせず安定した水平の台の上に設置してください。
本装置の設置位置は、コネクタに無理がかからぬよう、ケーブルがピンと張らずに余裕のある位置とし
てください。
17
3.設置
② 本装置複数台をディジーチェイン接続する場合(
下図参照; 2台接続の例)
• サーバコンピュータ本体装置背面のホストアダプタ(
SCSI
ボード)
のコネクタと、1台目の本装置背面
に2個あるSCSI
コネクタのうち下側のコネクタに、1台目の本装置付属のSCSI
ケーブルを使用して
接続し、しっかりとネジで固定してください。
• 1台目の本装置背面i
2個あるSCSI
コネクタのうち上側のコネクタと、1台目の本装置背面に2個ある
SCSI
コネクタのうち下側のコネクタとを、2台目の本装置付属のSCSI
ケーブルを接続し、しっかりと
ネジで固定してください。
• 2台目の本装置背面に2個あるSCSI
コネクタのうち、上側のコネクタに付属のSCSI
ターミネータを装
着して、しっかりとネジで固定してください。
各本装置が、各々重複しない固有のSCSI
−I
D(
7を除く)に設定されていることを確認してください。
本装置の電源ONにあたっては、必ずサーバコンピュータ本体装置の電源ONより先に行ってください。
本装置の電源ONをサーバコンピュータ本体装置より後に行った場合は、本装置の接続が認識され
ず使用することができません。複数台接続されている本装置相互間の電源ON順序には、特に制約
はありません。
本装置は、床に直置きせず安定した水平の台の上に設置し、重ねる場合は2台までとしてください。
本装置の設置位置は、コネクタに無理がかからぬよう、ケーブルがピンと張らずに余裕のある位置と
してください。
18
4.各部の名称とはたらき
4 各部の名称とはたらき
4.1
本装置前面のLED、および操作ボタンの説明
①
②
③
④
⑤
LED
① ドライブ デンシティ
色
橙
状態
点灯
(
Drive Density)
消灯
② ドライブステータス
緑
点灯
(
Drive Status)
③ クリーニング
黄
説 明
ロード中のテープが SDLT220 フォーマットであることを示す。
注:SDLT220 フォーマット;110GB/巻 (非圧縮時)
ロード中のテープが SDLT320 フォーマットであることを示す。
注:SDLT320 フォーマット;160GB/巻 (非圧縮時)
本装置がアイドル状態。
データ・カートリッジが本装置内に挿入されているか否かと
は関係ありません。
消灯
電源OFF状態。
点滅
本装置が動作中を示す。(以下のいずれかの状態)
テープ走行中、ローディング中、アンロード中、
書き込み中、読み出し中、巻き戻し中
点灯
ヘッドクリーニングが必要な状態を示します。
クリーニング・カートリッジを使用して、クリーニングを実施
してください。
消灯
通常の稼動状態。
(
Cl
eani
ng Request
)
ボタン
④
イジェクト
(
Eject)
⑤
赤外線通信ポート
(
Infrared Communication Port)
説 明
本装置からデータ・
カートリッジを排出させるときに押す。
このボタンが押されると本装置は動作中の書き込み処理
を完了させてデープ・カートリッジを巻き戻してから排出し
ます。
保守専用
19
4.各部の名称とはたらき
4.2
本装置背面のスイッチ、およびコネクタの説明
⑥
⑤
④
③
②
①
①
名称
電源スイッチ
説 明
本装置の電源の投入/切断スイッチ
1 : ON、 0 : OFF
②
電源ケーブル接続部
電源ケーブルを接続
(必ず付属のケーブルを使用してください)
③
冷却ファン
冷却空気の吹き出し口です。(ふさがないでくだ
さい)
④
Wi
de−SCSIコネクタ−1 サーバコンピュータ本体装置、または本装置よ
りサーバ本体装置側の装置からのSCSI
ケー
ブルを接続します。
⑤
Wi
de−SCSIコネクタ−2 付属のSCSI
ターミネータ、またはサーバコンピ
ュータ本体装置から見て本装置より遠い方の
装置へのSCSI
ケーブルを接続します。
⑥
SCSII
D 設定スイッチ
本装置のSCSII
Dを設定します。
“+”を押すと大きい数値に、“−”を押すと小さ
い数値になります。
(0∼15まで設定可能)、
20
5.使用方法
5 使用方法
5.1
電源の投入と切断
• M6700−31外付ストリーミング・
テープ装置背面の電源スイッチを「
|」
側に倒してください。
• 本装置前面ドライブステータスLED(中央、緑色)が点滅から点灯状態になったら、使用可能状態で
す。
本装置の電源ONにあたっては、必ずサーバ本体装置の電源ONより先に行ってください。
本装置の電源ONをサーバ本体装置より後に行った場合は、本装置の接続が認識されず
使用することができません。
5.2
テータ・カートリッジのロード
① データ・
カートリッジを本装置前面のレシーバエリア
に静かに挿入します。
② デープ・カートリッジ上面の△マークの方向に注意
してください。
③ データ・カートリッジを本装置前面のレシーバ内に
ゆっくりと押し込みます
l テープローディング動作中は、本装置前面のド
ライブステータスLED(中央)が点滅し、ローデ
ィングが完了すると点灯状態になります。
(
これでテープが使用可能状態になります)。
データ・
カートリッジを強い力で無理に押し込まないで
下さい。ローディング機構の故障の原因になります。
21
5.使用方法
5.3
データ・カートリッジのアンロード
① 本装置前面のイジェクトボタンを押します。
l 本装置は、処理中の動作は完了させます。
② 本装置は、前面のステータスLEDが点滅し、巻き
戻し動作を実行します。
③ 巻き戻し動作が完了すると、本装置はデータ・カー
トリッジを排出し、前面のステータスLEDが点灯状
態になります。
④ データ・カートリッジを持って、静かにまっすぐ水平
に引き出してください。
必ず、本装置がデータ・カートリッジを排出し、前面
のステータスLEDが点灯状態になるまで、待ってく
ださい。
22
6.ドライバのインストール
6 ドライバのインストール
ハードウェアの接続および設定が終了した後、ご使用の環境に合わせたドライバソフトウェアのインストール
が必要ですので、以下の手順に従って、ドライバのインストールを実施してください。
なお、ドライバのインストールにあたっては、サーバコンピュータ本体装置においてOSが既にインストールさ
れ正常に動作していることが前提となります。
Backup Exec 使用の有無
OSの種類
使用する
ドライバの入手
参照先
Backup Exec に付属
6.1 節
Windows Server? 2003
ダウンロード
6.2 節
WindowsR 2000 Server
Resource CD(添付)
6.3 節
WindowsNTR Server Version 4.0
Resource CD(添付)
6.4 節
種類の区別なし
使用しない
(
注:2003/8/10 現在)
装置名称の読替えのお願い
本章「
6. ドライバのインストール」
内の説明においては、
本装置(
Super
DLT2)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ SDLT320
従来の当社製Super
DLT装置 ・・・・・・・・・・・・・・ SDLT220
と読み替えてください。
6.1
Backup Exec をお使いの場合
バックアップソフトウェアとして VERITAS 社製 Backup Exec をお使いの場合は、ご使用の OS によらず
Backup Exec のインストール時に、「ドライバのインストール」
オプションを選択することにより、本装置用の
ドライバが自動的にインストールされますので、別途ドライバのインストールは必要ありません。
インストールの詳細については、Backup Exec のマニュアルを参照してください。
ご注意
Backup Exec V9.0 以降
本装置は、
でサポートされています。
23
6.ドライバのインストール
6.2
Windows Server™ 2003 をお使いの場合(Backup Exec を使用しない場合)
ドライバのインストール作業を実施する前に、ドライバソフトウェアをダウンロードして入手する必要があり
ます。 (
以下の URL からドライバをダウンロードしてください。 2003 年 8 月 10 日現在)
URL:
http://dlt.quantum.treehousei.com/dlt/dltLogindl.asp
Release Version:
2.2
Release Date:
Feb-11-2003
File Name:
QntmDLT_2-2_32-Bit.exe
File Size:
1.06MB
(
注意:
上表の内容は、随時変更されることがありますのでご了承ください)
フォーマット済のFDDシート1枚
をご用意ください。
ファイルをダウンロード後、ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、フォーマット済みFDDシートに
ドライバソフトウェアを解凍して格納します。
FDD シートのラベルに「SDLT320 ドライバ FD (Windows Server 2003 用)」
と記述します。
以降、ここで作成したドライバソフトウェアを格納したFDDシート(
ドライバFD)
を使用し、ドライバをインス
トールします。
① ドライバのインストールは、Administrators 権限のあるユーザが行ってください。
② 本装置の増設後に、Windows 2003 にログオンすると、新しいハードウェアとして
[QUANTUM SDLT320 SCSI Sequential Device]
が見つかり、
新しいハードウェアの検出ウィザードが起動されますので、[次へ]ボタンをクリックします。
※新しいハードウェアの検出ウィザードが自動起動されない場合は、デバイスマネージャの
[その他のデバイス] − [QUANTUM SDLT320 SCSI Sequential Device] のプロパティで
[ドライバの再インストール] ボタンをクリックしてください。
③ 検索方法を選択する画面が表示されますので、「デバイスに最適なドライバを検索する(
推奨)」を選
択し、[次へ]ボタンをクリックします。
④ 検索場所を指定する画面が表示されますので、検索場所として 「
FD ドライブ」 のみをチェックし、
あらかじめ作成したドライバ FD を挿入して、[次へ]ボタンをクリックします。
⑤ ドライバが検出されますので、[次へ] ボタンをクリックします。
⑥ 以上でドライバのインストールは終了です。メッセージに従いウィザードを完了してください。
24
6.ドライバのインストール
6.3
Windows® 2000 Server をお使いの場合(Backup Exec を使用しない場合)
ドライバのインストール作業を行なう前に、本装置に添付されている 『
Resource CD』 からドライバ FD
を作成します。
フォーマット済のFDDシート1枚
をご用意ください。
① ドライバのインストールは、Administrators 権限のあるユーザが行ってください。
② 『
Resource CD』 を挿入します。
③ [Click to view contents] と表示されますので、CD の絵をクリックします。
④ [To enter click the logo of the product your purchased] と表示されますので、SuperDLT のロゴをク
リックします。
⑤ [On this CD]の[Software Drivers] をクリックします。
⑥ [GENERAL OS DRIVERS] で [Windows 2000/XP ? Intel platform] の行にある
[win2k-xp_intel_v1-5.exe]をクリックします。
⑦ [
ファイルのダウンロード] ウィンドウが表示されますので、[保存]ボタンをクリックし、
『
Resource CD』からローカルディスクにファイルを保存します。
⑧ 保存したファイルをダブルクリックし、フォーマット済み FDDシートにドライバを解凍します。
⑨ FDD シートを取り出し、ラベルに「SDLT320 ドライバ FD (Windows 2000 用)」
と記述します。
⑩ 本装置の増設後に、Windows 2000 にログオンすると、新しいハードウェアとして
[QUANTUM SDLT320 SCSI Sequential Device] が見つかり、
新しいハードウェアの検出ウィザードが起動されますので、[次へ]ボタンをクリックします。
※新しいハードウェアの検出ウィザードが自動起動されない場合は、デバイスマネージャの
[その他のデバイス] − [QUANTUM SDLT320 SCSI Sequential Device] のプロパティで
[ドライバの再インストール]ボタンをクリックしてください。
⑪ 検索方法を選択する画面が表示されますので、 「
デバイスに最適なドライバを検索する(
推奨)」
を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
⑫ 検索場所を指定する画面が表示されますので、検索場所として
「
FD ドライブ」 のみをチェックし、作成したドライバ FD を挿入して、[次へ]ボタンをクリックします。
⑬ ドライバが検出されますので、[次へ] ボタンをクリックします。
⑭ 以上でドライバのインストールは終了です。メッセージに従いウィザードを完了してください。
25
6.ドライバのインストール
6.4
WindowsNT® Version 4.0 をお使いの場合(Backup Exec を使用しない場合)
ドライバのインストール作業を行なう前に、本製品添付の 『
Resource CD』 からドライバ FD を作成しま
す。
フォーマット済のFDDシート1枚
をご用意ください。
① ドライバのインストールは、Administrators 権限のあるユーザが行ってください。
② 『
Resource CD』 を挿入します。
③ [Click to view contents] と表示されますので、CD の絵をクリックします。
④ [To enter click the logo of the product your purchased]と表示されますので、SuperDLT のロゴをクリ
ックします。
⑤ [On this CD] の [Software Drivers] をクリックします。
⑥ [GENERAL OS DRIVERS] で [Windows NT 4.x - Intel platform] の行にある [nt4.0_intel_v2-0.exe]
をクリックします。
⑦ [
ファイルのダウンロード] ウィンドウが表示されますので、[保存]ボタンをクリックし、
『
Resource CD』からローカルディスクにファイルを保存します。
⑧ 保存したファイルをダブルクリックし、フォーマット済み FDDシートにドライバを解凍します。
⑨ FDD シートを取り出し、ラベルに「SDLT320 ドライバ FD (Windows NT4.0 用)」
と記述します。
⑩ [
コントロールパネル] − [
テープデバイス] を起動します。
⑪ [
ドライバのインストール] ウィンドウが表示されますので、「
ディスク使用」 ボタンを選択します。
※[ドライバのインストール] ウィンドウが表示されない場合は、 [
テープデバイス]
ウィンドウ上で、
[
ドライバ] ページを選択し、[
追加] ボタンを選択してください。
⑫ [フロッピーディスクからインストール] ウィンドウが表示されますので、ドライバ FD をセットし、
[配布ファイルのコピー元(C)] に " A:¥ " と入力して、[
OK]
ボタンをクリックしてください。
⑬ リストボックス内に 「
QUANTUM DLT/SuperDLT Driver ? for NT 4 ? Ver 2.0」 とドライバ名が表示さ
れることを確認後、[OK] ボタンをクリックします。
⑭ ドライバのインストール確認のメッセージが表示されますので、[OK] ボタンをクリックします。
⑮ ドライバファイルのパスを入力するダイアログが表示されますので、" A:¥ "と入力して、[続行]ボタン
をクリックしてください。
⑯ 以上でドライバのインストールは終了です。メッセージに従い Windows NT を再起動してください。
26
6.ドライバのインストール
6.5
テープに書き込まれたデータの読み出し互換性について
本装置(
SDLT320)
と、当社従来のSuper
DLTテープ装置(
SDLT220)
は、同一のデータ・
カートリッジ
(
Super
DLTt
apeⅠ)
を使用しますので、どちらの装置で書き込まれたデータ・
カートリッジであるかによって、
読み出し可能な装置の種類に制約が生じます。
SDLT220 で書き込まれたデータ・
カートリッジは SDLT320 で読み出し可能ですが、SDLT320 で書き込
まれたデータ・
カートリッジは SDLT220 では読み出しができません。
SDLT320 書き込みが実施されたデータ・
カートリッジを、SDLT220 で再度使用するには、「
クイック消去」も
しくは「
完全消去」
を実施し、テープを消去する必要があります。
(
データは消去されてしまいますのでご注意ください)
読込み装置
SDLT220
SDLT320
書込み
SDLT220
○
○
装置
SDLT320
×
○
○:
リード可能、×:
リード不可
Backup Exec では下図のように不良メディアとして認識されます。
27
7.メンテナンス
7 メンテナンス
データを正しくバックアップし万が一の場合の復旧に備えるためには日頃のメンテナンスが重要で
す。本章の内容を参照して、システムの運用形態に合わせたメンテナンスを実施してください。
補 足
※ ストリーミング・
テープ装置は磁気記録により、データをテープ・カートリッジに保存します。
メンテナンスを怠ると本来の記録状態よりも悪化した状態でデータが保存されることになり
ます。磁気記録状態が極端に悪い場合には、読み出し(データリストア)時にエラーが発生
し、データが復旧できなくなります。
7.1
エラーを未然に防ぐバックアップの方法
バックアップにあたっては、できる限り一度に多くのデータのバックアップを実行し、データ・
カートリッジの
本装置へのロード/アンロード回数を減らすシステム運用をご検討ください。
本装置は、データ・
カートリッジをロードするごとに、テープ媒体の先頭部分にある管理情報領域の書き
換えを行います。 よって小規模データを回数多く分割してバックアップした場合、管理情報領域の書き
換え回数が増大することになり、テープ媒体の特定領域だけ磨耗が進んでしまいます。
7.2
データ・カートリッジの速やかな取り出し
データ・
カートリッジは、バックアップの直前に本装置に挿入し、終了後速やかに取り出してください。
データ・カートリッジを長時間にわたって本装置に挿入したままにしておくと、本装置の故障の原因になる
だけでなく、データ・
カートリッジの磨耗を早めることにもなります。
7.3
データ・カートリッジの定期交換
正しくバックアップを取るために、データ・カートリッジは傷み(磨耗)少ない状態に保つ必要が
あります。この為、データ・カートリッジを定期的に交換する運用が必要です。
補 足
※ 使用中にメディアエラーが発生した場合は、テープ・カートリッジの交換を行なうと同時に、テ
ープ・
カートリッジ交換頻度運用方法の見直しを実施してください。
(1) データ・
カートリッジ交換の目安
傷みや磨耗が進行したデータ・カートリッジは、読み込み時にエラーが発生する可能性が高くな
ります。 700 回使用毎を目安に新しいデータ・
カートリッジに交換してください。
(2) データ・
カートリッジ交換の追加が必要な条件
設置環境や使用頻度によってはデータ・
カートリッジ交換を追加する必要があります 。
適切にクリーニングしていても、使用中にクリーニングLEDが点灯する場合は、テープ・
カートリッジが磨耗していることが考えられます。新しいテープ・カートリッジに交換してく
ださい。
28
7.メンテナンス
7.4
ヘッドの定期クリーニング
データを正しくバックアップする為に、ヘッドは常に汚れの無い状態に保つ必要があります。従って、定期
的にヘッドクリーニングを行なう運用が必要です。
補 足
※ クリーニングを怠ると、テープを傷めるだけでなく、データの書込みや読み出し時間が長くなる
ことや、最悪の場合、書込みや読み出しができなくなる場合があります。
※ 使用中にメディアエラーが発生した場合は、ヘッドクリーニングを行なうと同時に、クリーニング
頻度や運用方法の見直しを実施してください 。
クリーニング・
カートリッジは、Super
DLT規格専用品です。
従来のDLTテープ装置(
DLT4000、DLT7000、DLT8000)
で使用するクリーニング・カートリッジは絶対
に本装置には使用しないでください。 誤って使用した場合、本装置の故障の原因になります。
Super
DLT規格専用品クリーニング・
カートリッジのケース色は、「
淡灰色」です。
従来のDLTテープ装置(DLT4000、DLT7000、DLT8000)用クリーニング・カートリッジのケース色は、
「
クリーム色」
ですので容易に区別できます。
7.4.1
クリーニング頻度の目安
本装置は、クリーニングが必要な状態を検出した場合には、クリーニング LED を点灯させて知ら
せます。使用中にクリーニング LED 点灯しない程度にクリーニングを行なう必要があります。
補 足
※ SuperDLT 規格のストリーミング・テープ装置は、本装置内でテープ・カートリッジからテープを引き
出して、ヘッド部を通過させデータの記録・再生を行ないます。そのため、テープとヘッドの摩擦に
よってテープ表面の磁性粉がわずかにヘッドに付着します。
※ 通常の大気中に浮遊する塵埃(ちり)がヘッドや引き出されたテープメディアに付着することもヘッ
ドの汚れの原因となります。
※ ヘッドの汚れは、書込み/読込み時のメディアエラー発生や、バックアップ性能の低下、さらにはテ
ープ・
カートリッジに保存できる容量が減少するなどの問題を引き起こします。
•
ヘッドを常に汚れのない状態に保つ様に、クリーニング・
カートリッジを使用して定期的にクリーニング
を行なうことが重要です。
•
たまにクリーニング LED が点灯したり、メディアエラーが発生したりする場合は、クリーニングが十分で
ないことが考えられるため、クリーニング LED 点灯の都度ヘッドクリーニングを行ってください。
•
慢性的にクリーニングが不足してしまう場合には、日を決めて運用することを推奨します。
•
毎日 1 回使用する場合で月に1 回、毎日 2∼3 回使用する場合には2週間に1回を目安にクリーニン
グを実施してください。
•
不定期に使用している場合にも、月に 1 回程度はクリーニングを行いヘッドの汚れを防ぐよう心掛け
てください 。
•
長期間(2週間程度)使用しなかった場合は、ヘッドに塵埃が付着していることがありますので、デー
タ・
カートリッジを挿入する前にクリーニング・
カートリッジを使用してクリーニングを行ってください。
29
7.メンテナンス
7.4.2
クリーニングの追加が必要な条件
設置環境や使用頻度によってはクリーニングを追加する必要があります。
•
使用中にクリーニング LED が点灯する場合は、クリーニング頻度が不足しています。使用時間
の目安によらず日を決めてクリーニングを行なう等の運用を行なってください。
•
長期間(二週間程度)用しなかった場合は、使用前にクリーニングを行なってください。
7.4.3
①
クリーニング・カートリッジの使用方法
本装置の電源が投入されている状態で、データ・
カートリッジと同様にクリーニング・
カートリッジを本
装置前面のレシーバエリアに静かに挿入します。
②
クリーニング・
カートリッジ上面の△マークの方向に注意してください。
③
クリーニング・
カートリッジを本装置前面のレシーバ内にゆっくりと押し込みます
④
クリーニング動作中は、本装置前面のドライブステータスLED(
中央)
が点滅します。
⑤
クリーニングが完了すると、自動的にクリーニング・
カートリッジがイジェクト(
排出)
されます。
7.4.4
クリーニング・カートリッジの交換
クリーニング・
カートリッジは、約 20 回で使用できなくなります。使用回数を管理し、使用回数が尽きたク
リーニング・
カートリッジは、新しいクリーニング・
カートリッジに交換してください。
使用回数が尽きているクリーニング・カートリッジを本装置に挿入した場合、自動的にイ
ジェクト(
排出)
されません。 また、クリーニングLEDも消灯しません。
イジェクトボタンを押してクリーニング・カートリッジを手動で排出させた後、新しいクリー
ニング・カートリッジに交換して、再度クリーニングを実施してください。
7.5
クリーニング・カートリッジのご注文について
クリーニング・カートリッジ品名 :
SDLT
Tape
Cleaning
Cartridge
クリーニング・カートリッジ型名 : MR−SACCL−01
補 足
※ テープ・
カートリッジ、クリーニング・
カートリッジ等の消耗品のご購入については、以下の窓
口をご利用ください。(
2001/11/30 現在)
日商エレクトロニクス株式会社 コールセンター オーダデスク
納期・
価格の照会
電話:
03 (3544) 8235 、FAX : 03 (3544) 8201
E メール製品お問い合わせ
: [email protected]
製品ホームページ情報
: http://e-biz.nissho-ele.co.jp/
30
8.本装置の仕様
8 本装置の仕様
質量・
寸法
M6700−31 外付ストリーミング・
テープ装置(
Super
DLT2)
幅
高さ
奥行
質量
温度条件
動作時
保管時
湿度条件
動作時
非動作時
最大湿球温度
175.26mm
160.02mm
325.12mm
6.27kg
10℃∼40℃
−40℃∼66℃
20%∼80% (結露しないこと)
10%∼95% (結露しないこと)
25℃
EMI
規格
VCCIクラスA
電源条件
電圧
消費電力(最大)
100V∼240V AC
(
自動切換)
46W
ホスト インタフェース (
外付型共通)
以下の二つのモードをサポート (
マルチモード Wi
de Ul
t
r
a2 SCSI
)
LVD (
Low Vol
t
age Di
f
f
er
ent
i
al
) : データ転送レート最大80MB/s
SE (
Si
ngl
e−Ended)
: データ転送レート最大40MB/s
記録容量 (
Super
DLTt
ape Ⅰ使用時)
非圧縮
圧縮(平均 2:
1)
データ転送速度 (
Super
DLTt
ape Ⅰ使用時)
テープ媒体 Read/Write 速度 (
非圧縮時)
LVD (
Low Vol
t
age Di
f
f
er
ent
i
al
) (非圧縮時)
SE (
Si
ngl
e−Ended) (
非圧縮時)
装置動作速度 (
Super
DLTt
ape Ⅰ使用時)
ロード時間
アンロード時間
平均アクセス時間
最大アクセス時間
平均リワインド時間
最大リワインド時間
Read/Wr
i
t
eテープ速度
リワイント゛
テープ速度
ファイルサーチテープ速度
160GB/巻
320GB/巻
16MB/s
80MB/s
40MB/s
12秒(記録済テープ)、40秒(ブランクテープ)
12秒
70秒(BOTより)
142秒(
BOTより)
70秒
140秒
122インチ/秒
160インチ/秒
160インチ/秒
31
c 2001 MITSUBISHI ELECTRIC INFORMATION TECHNOLOGY CORPORATION
Printed in Japan
本装置は、落雷等による電源の瞬時電圧低下に対して不具合を生じることがあります。
電源の瞬時電圧低下対策としては、交流無停電電源装置等を使用されることをお勧めします。
(
社団法人日本電子工業振興会のパーソナルコンピュータの瞬時電圧低下対策に基づく表示)
ご
注
意
?
本書の内容の一部または全部を当社に断りなく、いかなる形でも転載または複製することは、固くお断りします。
?
本書の記述内容は、ソフトウェア、ハードウェアの改訂に追従するよう努力しますが、やむなく同期できない場
合も生じます。
資 料 名
三菱サーパコンピュータ (
FT8000/FT8600)
外付ストリーミング・
テープ装置(
Super
DLT2)M6700-31 使用の手引
2003 年 8 月 25 日
資料番号
NB308667-001
第 1 版第 1 印刷発行
発行所
三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社
〒247-8520 神奈川県鎌倉市上町屋 325
http://www.mdit.co.jp/