家族経営が牧場の経営理念 福岡県/永田ブルースカイファーム様

18
2013
7
家族経営が牧場の経営理念
福岡県/永田ブルースカイファーム様
永田ブルースカイファーム様は福岡県久留米市、九州自動車道の広川インターから西へ約 10km の場所
にあり、周りはイチゴ(福岡産あまおう)、レタス、お茶(八女茶)畑が広がり農業が盛んな所です。
今回は後継者の永田雄斗様(年齢 33 歳)にお話しを伺いました。約 15 年前に繋ぎ牛舎から、アブレスト
ミルカーを使用したフリーバーンに牛舎を改造され、現在は後継者ご夫婦も含め家族 4 名で酪農に従事さ
れています。
周りには耕種農家の若い後継者が多く、家族経営を経営理念に地域に密着した酪農経営を目指しておら
れます。
【牧場概要】
所 在 地:福岡県久留米市
飼養頭数:搾乳牛 68 頭、乾乳牛 12 頭、育成牛 6 頭
牛舎形態:フリーバーン牛舎 アブレストミルカー8 頭シングル
出荷乳量:約 688t
草
地:イタリアン(7 町歩)、飼料米(17 町歩)
今年 1 月にミルカーの自動離脱装置を OCR2000B(真空シリンダー)から新製品 MMD500(乳量計付自動離脱
装置)に更新していただきました。
【永田ブルースカイファーム様の声】
MMD500 は更新前の簡易乳量計と比較し乳量精度が高く、正確な乳量を把握することができ、治療
や乾乳にするタイミングの判断に活用しています。また同時に導入した飼養管理ソフトは、操作が容
易で、毎朝家族 4 人全員がパソコンで繁殖カレンダーを確認することにより、発情牛を見つける意識
が向上。繁殖の見方が変わってきました。
今後の目標は、75~80 頭をコンスタントに搾り、家族全員が Best の環境で酪農を続けることです。
月 1 回巡回のルートマンは依頼した事に対し、熱心に一生懸命に対応してくれています。
牧場風景
飼養管理ソフト
永田様ご夫婦
お客様の声
このコーナーでは現地取材した『お客様の声』を皆様にお届けします。
20代で酪農経営に就農
(中国オリオン㈱大阪営業所:ルート担当者 梶ケ山
現
記)
将来MMDのデータを活用し
給飼も自動化!
奈良県葛城市
吉村牧場様
吉村牧場様は、南阪奈道路の葛城 IC から車で約 10 分の所にあります。東にはロープウェイで有名な葛城
山がそびえ立ち、牧場のすぐ隣には、酪農物産展があり、買い物客で賑わっています。
吉村 誠一様は、近畿大学を卒業され、95 年の歴史ある吉村牧場の 5 代目として、就農されました。
現在は、自家育成はしないで導入牛一本。全て購入飼料で経営をしています。
【牧場概要】
経 産 牛 頭 数 :40 頭
牛 舎 形 態 : 木造平屋 対尻式
ミ ル カ ー : 乳量計付自動離脱装置
MMD500 4 台
PMH-51SE UCR75
バルククーラー:BRS1000SA
5 代目
吉村誠一様
【牧場様の声】
幼いころの経営と比較すれば、糞尿処理・搾乳作業
が全て自動化になっており、非常に楽になりました。
今後は MMD500 の搾乳データを活用し、唯一自動
化さてれない給飼装置の導入を考え、省力化、無駄エ
サの削減、牛の健康増進を目指したいと思います。
MMD500
ルートマンリレー通信
暑い季節がやってきました。九州地区では、13 名のルート
マンが、北は福岡から南は沖縄まで酪農家様をサポートして
います。昨年度、西日本オリオン㈱福岡営業所の 2 階に、サ
ービススキル向上を目的とした「オリオントレーニングセン
ター」が開設されました。 そこでは定期的に九州地区のル
ートマンが集結し、実機を使ってルート技術の向上、スキル
アップを目的とした講習会を開催しています。
また、各地区の情報交換、問題点の改善にもルートマン全
員で取り組み、日々のルート活動に役立てています。
九州地区では、月ごとにテーマを決めて、チラシを作り酪
農家様への情報提供を行っています。
九州地区のルートマンの特徴は、若い(?)力とチームワ
ークです。
九州地区の熱きルートマンは、今後もお客様に喜ばれるル
ートマンを目指して、日々頑張って行きたいと思います。
よろしくお願いいたします。
次回は北海道オリオン様にバトンタッチします。
牧場風景
(西日本オリオン株式会社:ルートリーダー
吉村 晴信 記)
オリオントレーニングセンター
酪農家の皆様に役立つコラム
乳質向上・改善いつしますか? 『今でしょ!!』
●キット部品の定期的更新で緊急な修理を減らし、安心して安全に搾乳をしましょう
●牛乳が触れる部品はメーカー指定の交換期限を厳守しましょう
■ 受乳装置消耗品キット組立
●細菌増殖防止
●風味異常・異物混入防止
●エアー漏れによる真空圧低下防止
洗浄チューブ
蓋パッキン
モイスチャートラップ
下部蓋
ストレート
ゴム継手
ノズル
ホルダ
フロート
スイッチパッキン
モイスチャー
トラップ蓋
スプレーノズル
ノズルホルダーパッキン
■ ミルクポンプ消耗品キット組立
ミルクポンプはミルカーの心臓部です
い
Iつも
ク
Cリーンな
ミ
Mルクを
お
Oくるために
安心
安全
安価
余計な出費を抑えます
正しく送って、乳質維持
安く交換が出来ます
ミルカー定期メンテナンスを勧めます!
M=メカニカル
シール
O=Oリング
I=インペラ
C=チェックバルブ
新商品紹介
子牛の下痢発生率を防止するのは、カウアップ ORION が最高!
■ 子牛の疾病第一位は、消化器病であることをご存知ですか?
なんと、搾乳牛の子牛では 39%、肉用牛の子牛の場合は 56%も発生しています。
子牛を下痢で失うことは、経済損出につながります。
予防として、分娩後 4 時間以内に初乳を給与することが重要ですが、それでも 24%が下痢を起こす
危険性がありますので、タウリン配合のカウアップORIONを予防剤として、給与することを
お勧めいたします。
子牛の死廃事故割合と出生後の初乳給与時間における下痢の発生
■ 下痢を見つけたら!
カウアップORION
下痢の発生初期で、元気および
哺乳欲があり、脱水程度の軽い
こんな時にも給与してください
子牛や経口摂取が可能な子牛に
●栄養性の下痢発生時
対しては、
●軟便発生時
牛乳や人工乳の給与を中止し、
●長距離輸送時
経口補液で水分と電解質を補い
●暑熱時・夏バテ時
脱水予防を行いましょう。
●分娩前後
●子牛の生後 1 ケ月間
予防剤として
ご用命は下記へ