レ ベ ル ア ッ プ ク ロ ー ル

 2009年 9月
豆 知 識
レベルアップクロール
今月は今年の4月、5月の豆知識で行ったクロールのレベルアップを図ります。先月の背泳ぎに引き続き、
効率の良いストローク動作を練習し進みの良い泳ぎを身につけましょう♪
★先月同様、大きな筋肉を意識し、脇を閉める動作に意識をおき、泳いでみましょう★
ドリル① ダブルアームプル(ストレートアーム)
水平姿勢で浮いている状態をとります。両腕を真横に動かし腿を触るまで水をしっかり押していきましょう。
動作中、水をとても重たく感じますが、途中で肘や手首を曲げないようにしましょう。腿を触った後、
水中からリカバリーし、最初の姿勢まで戻します。
このドリルは腕の力に頼らず体幹部の大きな筋肉(主に広背筋)を使って腕を閉める(脇を閉じる)
ように意識して行いましょう。(写真2のように肩から腕にかけては一直線になります。)
ドリル② ダブルアームプル
ドリル①と同じ状態からスタートします。まずは水を押す準備です。いきなり水を押さずに、肘を曲げて掌・
前腕を後方に向けましょう(キャッチ)。水を押す準備が出来ましたらドリル①と同じように脇を閉める
要領で水を押していきます。この時前腕・掌の向きが変わらないようにすることと、肘の軌道がドリル①の
時と同じになるように注意してください。
脇が閉まった後、肘を伸ばし掌で水を最後まで押して行きましょう。
この形を習得することに多くの
時間を割いて下さい。
最も遠くから、最も重い水を、
最も長く押せるように何度も
何度も繰り返し練習しましょう。
ドリル③ 片手クロール
最後は片手だけでストロークをします。使わないほうの腕は体側に伸ばしましょう。
ローリングを伴いながらドリル②の動きを片手ずつ行ってみましょう。
ここで如何に腕の動きを変えずに出来るかが今月最大のポイントになりますので、ゆっくりあせらず
取り組んでください。
■そのまま同じ意識でスイムも試してみましょう。
いかがですか?腕に意識をおきすぎず、大きな筋肉を意識するストロークを練習してみましょう!
常に効率よく進むストロークを心がけましょう♪