今回の音楽コラムでは、独断と偏見で夏に聴きたいCDを選んでみました。 ①『MOON DANCE』/An Sally 今年4月にリリースされたこのアルバムはいわゆる カバーアルバム ですが、洋楽のカバー中心かと思いきや、70 年代の楽、しかもポップ ス(佐野元春、吉田美奈子など) 。透き通ったボーカルにマッチしていて、心地よい仕上がり。夏のドライブやビールに合う1枚。 ②『 MILES AHEAD』/Miles Davis 夏が来ると聴きたくなるアルバムというのが誰にでもあるでしょう。自分はこの作品をオススメします。数あるアルバムの中で、マイルスとし ては聴き易い仕上がり。夏のブランチタイムにムーディなひと時を演出してくれるでしょう。 (舟口聡) 最、ؼ思春期(ো春)をテーマにした 映 画 を続 け て 観た 。『 ライ 麦 畑 をさ が し て』 『ベッカムに恋して』 『北京ヴァイオリ ン』 『8 マイル』の 4 本。中でもオススメ は『ベッカムに恋して』。ベッカムのよう 今回は調布の歴史が年代別に展示されて なサッカー選手になりたいインド系少女 いる、調布市ؚ土博物պを紹介します。来 が、家族の反対を乗りѠえ頑張る話で、明 年の NHK 大河ドラマに新撰組が取り上げ るくウイットに富んでいる。『ライ麦畑を られる事もあって、最ؼでは「ゆかりの物 さがして』は、サリンジャーの小説『ライ はないか?」と訪れるファンも多いとか (局 麦畑でつかまえて』を聖書のように愛読す ସのؼ藤勇は調布出身)。博物պの片隅に る少年のロード・ムービー。スノッブな人 は古びた映写機と、その他幾つかの機材が や物事を拒否し大人になれない感性に、ヒ ひっそりと飾られています。これは 10 年 ントになるかも。『北京ヴァイオリン』は 程前まで、大映(現・Ԓ川大映)の撮影所 ヴァイオリンの天才少年と父親の話だが、 内ࠟ写室や、関連施০で実際に使われてい 清らかな作りでした。最後に『8 マイル』 。 たもの。映写機のフィルムロールをよく見 白人ラップ・アーティスト、エミネムのো ると昔懐かしい、大映オープニングロゴフ 春時代を自伝的に綴った作品で、富める国 ィルムが今でも装_ されています。 アメリカの一面=ドロ沼のような貧しい労 (調布市ؚ土博物պ)所在地:調布市小島 働者の姿を知った。暗い情熱で昇華するエ 町3−26−2/話:0424−81−7656/開 ミネムだが、日本の若者はどう受け止める պ時間:9時 のか?興味津々である。 (夏井紀久子) 日(祝祭日の場合はその翌日)/入場料: 16 時/休պ日:毎週月曜 無料/交通:京王相模原線・京王多摩川 駅から徒歩約5分( 駅前から案内板あ り) (Լ志田裕史)
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