マルチメディア実習 ~音楽や写真を自在に操る~ 伊藤 裕二

マルチメディア実習
~音楽や写真を自在に操る~
年次
時期
単位
フィールド
コース
卒業
1・2 年
前期
1
コース専門科目
情報・メディア
選択
担当教員
伊藤
裕二
授 業 概 要
本実習では、我々が日常的に接することの多い音声、画像などのマルチメディアデータを PC を使
って処理、創作するための知識や技術について指導する。前中段では音声・楽曲データの加工、静止
画像データの加工、動画像の編集について指導する。後段では、習得した知識・技能を活用して各種
マルチメディア作品を制作する応用課題に取り組む。
授 業 計 画
第 1 回 導入、音声・音楽・画像メディアの応用例紹介
第 2 回 音声加工ソフトを用いた音声データの加工 1:基本操作
第 3 回 音声加工ソフトを用いた音声データの加工 2:抽出、変換
第 4 回 音声加工ソフトを用いた音声データの加工 3:音響効果、合成
第 5 回 レタッチソフトを用いた画像データの加工 1:基本操作、抽出
第 6 回 レタッチソフトを用いた画像データの加工 2:抽出
第 7 回 レタッチソフトを用いた画像データの加工 3:描画
第 8 回 レタッチソフトを用いた画像データの加工 4:フィルタ、装飾
第 9 回 レタッチソフトを用いた画像データの加工 5:トレース
第 1 0 回 動画編集ソフトを用いた動画像メディアの編集 1:基本操作
第 1 1 回 動画編集ソフトを用いた動画像メディアの編集 2:編集
第 1 2 回 マルチメディア作品の制作:応用課題 1
第 1 3 回 マルチメディア作品の制作:応用課題 2
第 1 4 回 マルチメディア作品の制作:応用課題 3
第 1 5 回 マルチメディア作品の制作:応用課題 4
第 16 回 実技試験(60 分)
到 達 目 標
・各種加工ソフトを用いて音声・画像データの基本的な加工操作を単独で行うことができる
・動画編集ソフトを用いて音声・画像データを統合し、動画の編集を単独で行うことができる
履修上の注意
履修者は Windows PC の基本操作に習熟している必要がある。講義には各自 Windows PC を持参し、
事前に学内 LAN に接続できることを確認しておくこと(資料配布、課題提出は専用 Web サイト経由で
行う)
。30 分以上の遅刻及び早退は欠席として取り扱う。また、30 分未満の遅刻・早退 3 回をもって
欠席 1 回とみなす。
予習・復習
実習では複数のアプリケーションソフトウェア(フリーソフトウェア)を履修者自身が PC にイン
ストールして利用する。このためPC上でのファイル操作、ソフトウェアのインストール手順等基本
操作に習熟しておく必要がある。また、資料配布、課題提出は専用 Web サイト経由で行うので、IE
等の Web ブラウザを使ってファイルをダウンロード・アップロードする手順に慣れておくこと。
評 価 方 法
履修状況(出席回数を含む)及び授業中に出す課題の成績(60%)と定期試験の成績(40%)に基づいて
評価する。提出された課題は主に技術要素を評価する(高度な芸術性は問わない)。毎回講義に出席
し、授業中に出す課題を全て提出した時点で合格点に達する配点設計となっている。
使用教科書名
特になし(必要な教材、資料、データは専用 Web サイト経由で配布する)。