イビデン株式会社 CSR レポート 2009 Contents P1 P5 P7 P9 P11 トップメッセージとイビデンの CSR 社員座談会 地球環境との共存 イビテクノの弛まざる進化 顧客優先 P13 P15 P17 P19 P21 人間尊重 国際、地域社会への貢献 イビデンの CSR マネジメント 2008 年度の活動の自己評価と 2009 年度の目標 会社情報 トップメッセージとイビデンのCSR 2012年から、 次の100年に向けて─ イビデンウェイを軸に、 「人」 と 「地球環境」 を 大切にするCSR経営を 推進します。 イ ビ デ ン ウェイ イ ビ デ ン ウェイ 私たちは人と地球環境を大切にします。 私たちは人と地球環境を大切にします。 人間尊重 顧客優先 イビデングループの歩みは、地域の発展 とともに 共有すべき 4つの価値観 地球環境 との共存 「イビテクノ」 の弛まざる 進化 企業理念 私たちは人と地球環境を大切にし、 イビデングループの歴史は、明治末期、地元・大垣の振興を 顧客とともに常に新しい価値を創造し、 社会の持続的な発展に貢献していきます。 図るため、揖斐川の上流に水力発電所をつくり、その電力を供 給することで産業を誘致しようという構想から始まります。 1912年には、前身である揖斐川電力株式会社として設立され ますが、時代の変化とともに、電力を利用した電気化学工業会 現地現物 果敢に挑戦 社に転進します。以来、カーバイドやカーボン、建材、セラミ 全員参加 ック製品、電子関連製品と事業を拡げ、地域とともに発展を遂 共有すべき 3つの行動精神 げてきました。現在、大垣市は、岐阜県のなかでも工業が盛 んな地域となっています。事業活動を通じて地域社会に貢献す るという先人たちの思いを受け継いできた当社は、2012年に 社員行動基準 創立100周年を迎えます。創業以来、現在も稼動する水力発 電所のように、私たちも次の100年に向けて、受け継がれて いくものを残したいと考えています。 経営理念「イビデンウェイ」は CSRそのもの 私は、2007年に代表取締役社長に就任しましたが、その前 年には、当社の企業理念である「イビデンウェイ」の策定に深 く関わりました。企業理念を明文化するという重要な作業です から、社内で1年間、徹底的に議論を交わしました。 長い歴史において「幾多の困難を乗り越え、会社を存続さ せてきた力」と「近年の飛躍的な成長を実現させた英知と活 力」。これを世代や国籍を越えて受け継がれるように体系化し たものがイビデンウェイです。国内外のイビデングループ全従 業員が、このイビデンウェイの理念のもとに結集し、心をひと つにして永続的な成長が可能な企業グループを目指していま す。 イビデンウェイは、当社グループと社会の関わりについて、 「社会の持続的な発展に貢献する」と端的に表しています。イ ビデンウェイは当社のCSR(企業の社会的責任)そのものと も言えます。そして、2012年度を最終目標年度とする連結 中期経営計画「Global IBI-TECHNO 100 Plan」の中にお いては、 「CSR経営の実践」を活動の柱の1つとして明文化し、 その実現を目指して、全員参加で取り組んでいます(P4図参 照) 。 代表取締役社長 01 IBIDEN CSR Report [ 社是 ] 誠実・和・積極性 従業員が共有する4つの価値観 イビデンウェイでは、私たちが共有すべき4つの価値観とし て、「人間尊重」、「地球環境との共存」、「イビテクノの弛まざ る進化」、「顧客優先」を定めています。 4つの価値観の中に「顧客優先」を盛り込んだのは、ビジ ネスにおいて最も重要なことは、お客様の満足度を高めること であり、常にお客様にとってのナンバーワンを目指すべきとの 考えに基づいています。当社の経営のベースとして、まず「人」 と「地球環境」があり、これを尊重した上で顧客満足度を最 大化していくことが、イビデンのビジネスモデルです。 4つの価値観の中で最も特徴的なのが、「イビテクノの弛ま ざる進化」です。これは、イビデングループのテクノロジーを 常に改善し、進化させていくことを意味します。まず、「人間 尊重」「地球環境との共存」を通じて、従業員としての心構え を育みます。そして、「イビテクノの弛まざる進化」を「技」 として、顧客満足度の向上を追求していきます。このような 「技」を表す概念を含んでいることが、イビデンウェイの大き な特徴と言えます。 P1 ンのCSR ジとイビデ ー セ ッ メ トップ P5 社員座談会 P7 の共存 地球環境と 進化 の弛まざる イビテクノ P11 顧客優先 P9 AY IBIDEN W 人間尊 重 国際、地域 P13 献 社会への貢 P15 P17 メント SRマネジ C の ン デ イビ 目標 09年度の 評価と20 己 自 の 動 の活 2008年度 P21 会社情報 P19 IBIDEN CSR Report 02 トップメッセージとイビデンのCSR 全員参加による CSR経営を 実践します。 連結中期経営計画 イビテクノをグローバルに進化させ、持続的な成長を目指します。 2007年から創立100周年にあたる2012年に向けた連結中期経営計画 「Global IBI -TECHNO 100 PLAN」では、イビテクノを更に進化させグロー バルに通用する『イビデン独自のビジネスモデル』を構築し、さらなる競争力 の強化を図っていきます。また、CSR経営を実践することで、当社グループが 永続的に存在し、社会の発展に貢献することを目指しています。 CSR経営の実践 電子、セラミック に続く、第3の収益 事業の育成 コア事業の 競争力強化 連結中期経営計画 活動の柱 環境負荷低減に役立つ社会的に有用な技術・製品を提供し ていきます。 「活き活き職場づくり」を目指して 当社が事業を展開し、社会に価値を提供する主体は「人」、 つまり「従業員」です。この従業員を活性化するため、明るく、 活き活きと働ける職場環境を目指した活動を展開しています。 一人ひとりが経営方針や事業戦略をよく理解し、会社の成長 と社会に貢献できる役割を持っていれば、従業員は自分から 積極的に仕事に取り組むことができます。従業員が自らチャレ ンジすることで、大きな満足感や達成感が得られると考えて います。こうして、従業員がやり甲斐を感じながら日々の業務 に取り組んでこそ、顧客満足度の高い製品やサービスが提供 できます。顧客満足度が高くなれば、企業価値も向上し、結 果として株主をはじめとする多くのステークホルダーの満足度 も高められます。 一人ひとりが活き活きと働く職場を実現するには、家庭や 趣味、ボランティア活動など仕事以外の時間も充実させる。 つまり、ワークライフバランスにも配慮しなければなりませ ん。精神的にも肉体的にも健全で、活性化された従業員に支 えられた企業グループになれば、必然的にモラルも向上し、 地域社会、グローバル社会から信頼される企業グループにな ることができます。 地域の森を守り、地球環境と共存する 「地球環境」と共存した生産活動のために、水力発電など のクリーンエネルギーの利用、地球温暖化ガス排出量の削減 につながる省エネルギー・省資源活動などの基盤活動に加え、 「全員経営によるCSRの実践」を目指して さらに2008年度には、地球環境保全と地域社会との交 水の恵みによる発電事業から出発し、地域とともに発展し 流を目的に、イビデングループ発祥の地である東横山水力 てきた当社グループは、世界各地に拠点を持つ、グローバル 発電所付近で「イビデンの森」という森林再生活動をはじ な企業へと成長し、ステークホルダーも多岐にわたるようにな めました。今後10年間にわたり、自治体、地元NPO団体 りました。 と協力して、揖斐川上流の森林を再生していく活動を続け 2012年に100周年を迎えるイビデンが、次の100年も ていきます。 ステークホルダーの期待に応えていくためには、イビデンの 世界的に森林資源が急激に失われているのが現状です。 CSR、すなわちイビデンウェイを実行できる「人材」を育成 日本は国土の7割以上が森林と言われますが、私たちは森の することが必要です。全ての従業員がイビデンウェイを実践し 大切さをもっと認識することが必要だと思います。私自身 た時、真のCSR経営が実現します。2012年を目標として、 も、2008年度と2009年度の植樹活動に参加し、自然と イビデングループの全従業員が、日常業務の中でイビデンウェ 触れ合うことの大切さを実感しました。今後、従業員やそ イを理解し行動する「全員経営によるCSRの実践」を目指し の家族、地域の皆様など、より多くの方が森林再生活動に ていきたいと考えています。 参加し、自然の恵みを体感してもらえることを期待してい 私たちの取り組みを本レポートでご一読の上、ご意見、ご ます。 感想などをお寄せいただければ幸いです。 CSR 方針 イビデンの責任ある誠実な行動が持続可能な事業に CSR推進責任者を選定し、月次でPDCAを回す、CSR推進 イ」と強く結びついているとの認識のもと、ステークホル つながるという認識を深め、経済的項目・環境的項目・ 社会的項目で、バランス良く責任を果たし、すべての ステークホルダーと共生することによって企業価値を 向上させます。 責任者会議を開催しました。 ダーの皆様の関心事や、 「共有すべき4つの価値観」をもと CSR体制 CSR関連の委員会として、コンプライアンス全社推進委員 会、リスクマネジメント全社推進委員会、全社環境委員会、 社会貢献委員会を設置しています。これら4委員会で決定さ れた基本的な活動方針は、事業部門、グループ会社へ徹底さ れ、各部門で具体的な活動を推進しています。 としたテーマ別に内容をフォーカスしてまとめています。 外部からの企業評価 報告は、個々に対象範囲を記載しています。一部の環境データに関しては、 イビデンの国内事業場を対象としており、イビデン株式会社単体と一部国内グ 企業の収益性などの業績・財務状況だけでなく、環境や社 ジェスト版として編集しています。より詳細な情報について ループ会社を含み、 「イビデン国内事業場」 と表記しています。 会への貢献などの側面を考慮し、社会的責任を果たしている は当社Webサイトで開示しています。 企業に投資を行う「SR I(社会的責任投資) 」 Web版:http://www.ibiden.co.jp/csr/ ● が近年注目されています。当社もSRI評価 機関から評価を受け、FTSE4Goodの構成 銘柄に選定されています。 FTSE4Good Index への組み入れ 編集方針 ● 本レポートは、イビデングループのCSRを、ステークホル WEB 【報告対象期間】 2008年度(2008年 4月 1日から 2009年 3月 31日まで)の活動を中 心に、一部それ以前からの取り組みや、直近の活動報告を含んでいます。 詳細データがWebサイ トで WEB http://www,ibiden.co.jp/csr/... ごらんいただける部分に 【発行時期】 2009年7月 (前回:2008年11月 次回:2010年7月予定) WEB ) ) • http://www.ibiden.co.jp/csr/... マークを設 け、その旨を記載しており ます。 【参考にしたガイドライン】 環境省 「環境報告ガイドライン (2007年度版) 」 ダーの皆様に分かりやすく報告することを目的に発行してい 活動を、推進体制と活動進捗の会議体を一本化し運営するこ 03 IBIDEN CSR Report 原則としてイビデン株式会社(=当社、イビデン) 及び国内・海外グループ会社 を対象としています。イビデングループ (=当社グループ) を対象としていない access 利便性と読みやすさを重視して、重要性の高い事項をダイ 2008年度からは、コンプライアンスとリスクマネジメント ととしました。 そして、事 業部 門、グループ会 社ごとに、 【報告対象組織】 ます。 ● 本レポートは、当社のCSRが企業理念である「イビデンウェ IBIDEN CSR Report 04 discussion meeting 社員座談会 CSR推進室 室長 座談会 参加メンバー 技術開発本部 セラミック開発部 ファシリテーター 長谷川 一夫 木村 朋美 きむら ともみ なかむら か ず き 知財・法務部 APKG開発 プロジェクト 人事部 海外事業統括部 いとう なおや やまざき い お り と み た りょうた くわばら ゆ う こ は せ が わ 伊藤 直弥 CSR推進室 かずお 冨 田 良太 山 﨑 伊織 冨田: 僕は、お客様や自分以外の方に対して、付加価値、味 考えて、 気づく。 つなげる。 当社は共有すべき4つの価値観の一つに「人間尊重」をあげ、「全員経営」によるCSR活動を進めています。当社のCSRの担い手である 従業員自身が「イビデンの未来の姿」を考え、そこからどのように行動していったらよいかを探るために、有志6人が集まりました。 20年後のイビデンをどんな会社に 成長させたいか。 長谷川:今回はイビデンの未来の姿を考えるのですが、具体 的に考えてもらうために、まずは20年後をイメージしてみてくだ さい。どんな会社でありたいですか。 冨田: 僕は友人に、会社で何を作っているのかをよく聞かれ ます。残念ながら、今は、会社自体を知ってもらえていない気がす る。地域の方々にも、イビデンのことをもっとよく知ってもらいた いです。 桑原: 地域の方など社外に良いイメージを持ってもらうの も大切ですね。でも、まず働いている従業員にとって楽しいとか、 やりがいがあるとか、魅力的な会社であることが必要だと思いま す。 伊藤: 企業としては利益を出すことが、大前提になると思い ます。その上で地域にも認められて、働きがいがある。そして自 分の子どもを入社させたいと思うような会社にしたいです。自分自 イビデンがよりいい会社になるために、 どのように行動したら良いか。 長谷川:会社は「人」 の集まりです。 一人ひとりが会社を作 っています。「働きがいのある会社」 を目指す上で私たちにはど んな行動が必要なのでしょうか。 木村: 私は、同僚や同期同士で一緒に学んでいけるようにな りたいと思っています。それで私自身がまず、積極的に学んでいく 意思を持つようにしています。まずは、自己啓発で業務以外の知 中村: 人にやさしい企業を目指したいですね。従業員全員が 自分の仕事に誇りを持って笑顔で取り組める働きがいのある会社を 目指したいです。 識の勉強を始めました。 伊藤: 自己啓発はとてもいいことだと思います。仕事の専門 分野に目がいきすぎると、視野が狭くなるような気がします。いろ 出し、従業員同士で課題を共有し合 い。そうなると自分でもやってよかったと感じられる。でも、現実 い意識を高める活動を行っています。 はなかなか難しいですけどね。(笑) 2008年度は新人社員同士で、 山﨑: 面白いですね。僕は、自分が持っている工程のことば し、当社の現在の課題を考える研修 かりに目が向きがちです。だから今の話であったように、相手のこ を行いました。また有志で集まり 「い 入社したときと現在のギャップを話 い会社」とは何かをはじめ、当社の将来について話し合い、実現に とや、視野をもっと広くして、工程全体を考える必要を感じていま 向けての活動を考える場の提供などを実施しています。 す。そのために、幅広い知識を身につけたり、さまざまな人と情 報交換したりして、視野を広く持つように努めています。 最初の一歩を踏み出すためには。 長谷川: 「自分の価値を生み出す」、「知識、視野を広く持つ」 伊藤: 今日の座談会が開かれたこと自体、これからの成長 に向けて、着実に進んだ証拠だと思います。会社をもっと良くし ていくために、社内で情報を共有していきたいですね。 さらには、 社外の方ともネットワークが組めるようにして広げていきたいで す。 ことの大切さに気づくことができました。 それは社内だけでなく、 社外にも目を向けることにつながります。しかし、それが「働きが す。この会を今日だけのものにするのではなくて、次につなげて いのある会社」 のための行動だとしても、なかなか最初の一歩と いく仕掛けが必要だと思います。そして、仲間を増やしていきた いうのは、踏み出せないのではないでしょうか。 いですね。 中村: 「働きがいのある会社」を目指すためには、まず、自 中村: 私は、考え行動し続けることが大切だと思っていま 座談会を終えて 分自身がイビデンを好きになることが最初の一歩だと思います。そ 今回は「20年後のイビデン」をテーマに、若手を中心としたメン れからイビデンや従業員の未来を明るくポジティブに描くことが必 バーに意見を交換してもらいました。予想以上に活発な意見交換が 要だと思います。また、一人の力で「働きがいのある会社」は到 底作れません。人と人とのつながりを大切にし、どんどん人を巻き 込んで仲間を作っていきたいですね。 木村: 昨年からCSR推進室では、さまざまな部署の方々が集 まり、いろいろな意見を交わす場の提供を始めています。このよ うな機会を生かして、社内で人と人とのネットワークを広げていき、 なされ、非常に意義深い場になったと思います。 まず皆さんと未来をイメージした行動を話しあいました。それは、 自分自身の課題から、職場の課題、そして社会とのつながりまで話 題がふくらんでいきます。こうして意見を交換するだけで終わらずに、 問題に気づき一人ひとりの行動につなげていく必要があります。一 人ひとりが行動することが、当社がよりいい会社になることにつなが っていきます。 この座談会を一つのきっかけとして、まず一歩を踏み出さなければ 自分の仕事だけではなく、会社全体を知り、会社について話し合え なりません。これからも、一人ひとりが会社の未来を考え、いい会社 になるための活動を継続的に行っていきます。そして、それは社会を いろな人の考え方を聞いたり、見たりして、自分の中に持っている るようにしたいと思っています。 みづくりがあるといいです。会社としての基礎的な仕組みが整って と強くなれる。専門的な人の意見をまとめられるように、専門知識 いる中で働きたいですね。 に加えて周りの動向を把握できるセンスを身につけることが必要で 方でも会社の全体を考えて、高い関心を持っている方がたくさんい はないでしょうか。 るということがよくわかって驚いたのと同時に、うれしく思いました。 05 IBIDEN CSR Report 会社や従業員の抱える課題を洗い 付いて、仕事を受ける相手に「任せてよかった」と感じてもらいた 山﨑: 実務的な面で言うと、仕事を効率よく行うための仕組 従業員コミュニケーション と片付けるという感覚ではなくて、僕が手がけることで付加価値が 身が納得していいなと思えないと、地域の人にも「いい会社です」 と自慢できないですね。 桑原 佑子 To p i c を付ける仕事をすべきだと思っています。ただ目の前の仕事を淡々 次のイビデンのために今始めること─ 中村 一 輝 桑原: 私も、その集まりに参加したことがあります。他部署の よくすることにもつながると考えます。 CSR推進室 室長 長谷川 一夫 IBIDEN CSR Report 06 共存 地球環境との 省エネルギー活動 2008年度上期は、設備の改善を中心に行ってきましたが、 地球温暖化防止に取り組むには、全ての部門が地球環境に た。全社をあげた固定エネルギーの見直しを行い、徹底して その後の急激な経済低迷に見舞われ、原単位が悪化しまし かかわりを持つことを認識し、グループ全体で取り組まなけれ 不要なエネルギーの削減をすることで、大きな改善成果をあ ばなりません。そこで毎月、地球温暖化防止合宿を開催し、 げることができました。 全員参加による省エネルギー活動を推進しています。全ての 生産部門、および関連する機能部門が集まって議論を重ね、 活動計画の作成、進捗の報告、改善情報の共有を目的とした ● 空調条件の見直しによる、固定エネルギー削減 ● 生産設備の断熱 省エネルギー活動での CO2 削減効果 合計 15.4千t-CO2 大に対しては、購入電力よりもクリーンな電力を利用するため、 1992年からコージェネレーションシステムを導入し、エネル ギーの供給を拡大してきました。このシステムは、燃料の燃焼 によりタービンを回転させることで発電を行い、同時に廃熱を 利用して蒸気を発生させます。そ の蒸気を工場で利用するためエネ ルギー効率に優れたシステムです。 コージェネレーションシステム 総合効率75%以上の施設を5基導入 ● ●● ●●● 最近は再生可能エネルギーの :発電所まで水を送るためのトンネル *隧道(ずいどう) 利用が求められており、当社では 燃料転換の取り組み 大規模な太陽光発電システムを、 2005年11月に本社屋上、2008 年 3月に大垣中央事業場に導入しま した。クリーンエネルギーの取り組 みにより、使用電力のCO2排出係 数は、購入電力と比較して半分程 太陽光発電(大垣中央事業場) 定格発電出力 600kWh 太陽電池パネル 3,234 枚 ● CO2 度になっています。 0.2 0.1 0.10 05 06 07 08(年度) 0 ※イビデン単体 ※CO 排出係数:電力供給1kWhあたりにどれだけCO を排出するかを表す指数 05 06 07 08(年度) 2 2 ※CO2排出係数:電力供給1kWhあたりにどれだけCO2を排出するかを表す指数 07 IBIDEN CSR Report ※イビデン単体 ● ●● 用(Reuse) 、再生利用(Recycle)の3R活動を推進し、資 源効率の向上を目指しています。2004年以降、固形廃棄物 のゼロエミッション*を継続しています。 *当社のゼロエミッションは、「生産工程から発生する固形廃棄物埋め立て ゼロ」と定義しています。 資源循環の主な活動事例 PF事業での新工法の開発により、組み立てユニッ ● D トの 削減に成功 (イビデン DPF事業部) 品生産における過程で、廃棄物の肥料化を実施 (イビ ● 食 デン物産) 従来型の工法 ネットシェイプ工法 今後は、資源循環のプロセスとして、DPF に含まれる触媒 回収プロセスを確立し、DPF 搭載車のライフエンドに伴うリサ イクルネットワークを構築することにより、安定した資源回収が できるようにしていきます。 ※廃棄物、物質収支、揚水排水量などの環境データは、ホームページに 公開しています。 廃棄物リサイクル量、揚水排水量 http://www.ibiden.co.jp/csr/environment/effort/index.html 2007年と比較して、2008年の燃料比率全体におけるガス系 環境会計、物質収支などの環境データ 燃料の使用割合は、 2.1%改善しました。2009年度は大垣中央、 http://www.ibiden.co.jp/csr/environment/data/index.html T O P I C 神岳ダムおよび川上発電所周辺隧道の補修工事 長年にわたり当社の事業を支えてきた水力発電が、今後も安定してクリーンなエネルギーを供給 37.2 49.6 53.0 49.6 53.0 32.9 25.4 24.8 24.0 33.4 25.4 25.0 38.8 33.4 24.8 22.2 25.0 22.2 07 08 08 32.9 05 05 0 (年度) の写真では25%のユニット数の削減につながっています。 (100 %) 0.4 0.3 0.3 0.2 08 組んでいます。資源循環として、抑制削減(Reduce) 、再利 し、LNG使用体制を構築し、ガス系燃料の使用を進めています。 33.7 07 スのゼロ化を実現しました(ネットシェイプ工法 P10参照) 。下 ます。2006年に地元ガス会社と共同でLNGサテライトを建設 33.7 06 20 177 ト形状を変更することにより、ユニット数を大幅に削減し、原料ロ ●( %) 使用電力割合の推移 CO2排出係数 (購入電力) CO2排出係数 CO2排出係数 (購入電力) (イビデン総合) CO2排出係数 CO2排出係数 (イビデン総合) (自家発電) CO2排出係数 (自家発電) 05 252 (DPF)の活動では、製造プロセスの製品組み立て時のユニッ クルに成功 (イビデン AF事業部) 料から、CO2排出量の少ないガス系燃料への転換を進めてい 100 80 80 60 60 40 40 20 20 0 0 213 185 の大きな責任と考え、当社はグローバルに省資源の活動に取り http://www.ibiden.co.jp/csr/environment/effort/index.html 0.6 0.5 0.5 0.4 0 40 地球環境における限られた資源を有効に利用することも企業 電力使用量、使用燃料の内訳 0.6 2/kWh) (kgCO 60 当社の主力事業であるディーゼル・パティキュレート・フィルター 動車のエンジンに使用されるシール材の端材のリサイ ● 自 よりクリーンなエネルギーの利用を進めるために、石油系燃 排出係数の推移 56.3 CO2 循環型社会の実現 資源循環活動について 河間の2つの事業場で、ガス系燃料への転換を進めていきます。 (kgCO2/kWh) 59.3 ※イビデン単体 水力発電は、隧道*および発電機を、 常に最新で最大の発電力が保てるよう に、計画的に更新して効率向上に努 めてきました。その結果2008年度 に、届出出力の見直しを行い、定格 出力が12,100kWから13,600kW イビデン東横山発電所発電機 にあがり、過去10年間の平均発電量と比較して、 3,178MWh 発電量が増加する改善効果がありました。 これは1.53千t-CO2 の削減効果にあたります。当社の水力発電とコージェネレーショ ンシステムを中心とした自家発電の取り組みにより電力の自給 率は6割以上になります。また、自家発電量をすべて購入電力 にした場合と比較すると約93千t-CO2の削減効果になります。 ルギーの供給を続け、事業を支えています。近年の事業の拡 60.6 300 100 ● 省エネベルトへの変更 他 当社は現在、岐阜県の揖斐川上流に、東横山、広瀬、川上 ンエネルギーです。創業以来100年近くにわたりクリーンエネ 80 200 ● 生産設備の動力の負荷連動化 クリーンエネルギーの最大化の取り組み ネルギーを利用しており、地球温暖化ガスを排出しないクリー (tCO2/億円) 売上原単位 ︵売上原単位︶ ● 生産設備の待機モード見直しによる固定エネルギー削減 クリーンエネルギーの供給 の3つの水力発電所をもっています。水力発電は水の位置エ CO2 排出量 排出量︶ ︵ 地球温暖化防止の取り組み (千t-CO2) 66.8 2008年度省エネルギー活動での主な改善項目と実績 ●●● 排出量と売上原単位 400 事例発表を行っています。 当社のルーツは水路式の水力発電です。脈々と受け継がれてきた自然を尊ぶ心は、 地球環境と共存しようという思いとして大切にしていきます。 地球温暖化の防止と循環型社会の実現を目指して全員参加による環境負荷低減活動 により、事業活動において発生する地球環境への影響を緩和し、次の世代へと受け継 いでいく企業としての役割を果たし、地球環境との共存を目指します。 ● CO2 06 06 07 37.2 24.0 38.8 できるように、計画的な補修作業を行っています。2007年度までに、東横山発電所の発電機を更 購入電力 自家発電 購入電力 (コージェネ) 自家発電 自家発電 (コージェネ) (水力) 自家発電 (水力) (年度) ※イビデン単体 新し、隧道をはじめ水路設備の補修を完了しました。引き続き2008年度は神岳ダム、および川上発 電所に至る隧道の補修工事を行いました。計画的な補修を実施することで、効率的な発電を行い クリーンエネルギーの供給を続け、地域の皆様にも安心していただけるよう進めています。 隧道内補修工事の様子 (年度) ※イビデン単体 IBIDEN CSR Report 08 ●●● イビテクノの弛まざる 進化 また環境規制強化に伴い、自動車排気系部品の市場は今 除去フィルター)や触媒担体保持・シール材などの自動車排気 後、拡大が予想され、次世代に向けた高性能製品の開発や環 系部品の需要が拡大しています。ディーゼル車の排気ガスに 境負荷低減に取り組んで 含まれるPM(粒子状物質:大半は黒煙、スス) を99%以上捕 います。 集することができるSiC (炭化ケイ素) -DPFは、 その性能や信頼 性の高さから業界のスタンダード品に成長しました。 ●●● マネジメント力 ものづくり力 開発力 営業力 調達 DPFのライフサイクルごとの環境負荷低減 地球環境との共存 製品価値 環境効率 = 環境負荷 製造 ● ●● 合・融合させながら、常に最先端技術を市場に提供し、発展を これまでに培ってきた技術の蓄積をもとに、イビデン独自の全く 遂げてきました。 新しい技術を確立し、高い付加価値を生み出しています。 イビテクノの進化とともに、社会の持続的な発展に貢献する 当社ではその精神を 「イビテクノ」と呼んでいます。90年以 ことを目指す取り組み事例として、技術開発と環境への貢献が 上にわたる歴史の中で技術開発型企業として、独自技術を複 融合したセラミック事業についてご紹介します。 00 Management Capability 事業を構築して実行し利益を 上げるところまで実現する力 <全てのベースになる力> ・事業の企画力・運営力 ・管理力 ・マネジメント・システムの運用 OS(Oct-Square)セル構造の開発 SiC-DPF実用化 2000年に、熱膨張係数の高いSiCをDPF 材料に利用することに成功しました。 04 (年度) 08 09 IBIDEN CSR Report ものづくり力 Management of Technology Total Productive Management お客様のニーズを的確に把握 しタイムリーに提供できる力 3保全活動を中心に展開する TPM*活動 *TPM:Total Productive Management エネルギー原単位の変化率 輸送 使用 回収リサイクル 04 05 06 81 07 70 08(年度) ※イビデン単体 DPF生産拠点を、お客様の納入先に近い拠点へシフトしています。また、材料調達先も生産拠点に近い取引先様に シフトしています。これによりCO2削減を進めています。 OS構造により、フィルターの小型化、低燃費化を達成しています。 DPFを搭載した、 クリーンディーゼル車とガソリン車を比較すると、 約20%のCO2削減効果を生み出します。 120 DPFに含まれる触媒(白金)回収プロセスを確立しました。今後のDPF搭載車のライフエンドに伴うリサイクルネットワー 100 クを構築することにより安定した資源回収を目指します。 80 化学物質管理 開発力 DPFの入り口側のセル(孔)を八角形に拡大し、アッ シュを溜められる量を増やすことで、DPFの体積が削 減され、使用材料、エネルギーの削減につながります。 40 20 0 営業力 マネージ メント力 今後の開発 ・NOx浄化用触媒担体 ・車載エレクトロニクス 2)ものづくり― エネルギー原単位を指標 (2004 年度を 100 とした指数) 省エネ改善や生産改善により、エネルギー原単位を削減しています。 120 100 91 84 また、国内のDPFの製造は、当社の水力発電によって供給されるク 100 80 リーンエネルギーを中心とした電力を利用して生産されています。 60 イビデンの人材育成手法とビジネス創造の手法であり、イビテ Management of Business 進化 1.6 1.4 1.0 更なる進化を目指したIPM活動 (IBIDEN Profit Management) クノ4と全員経営を統合した活動です。 ● ●● ネットシェイプ工法 従来工法から周辺パーツを作成し組 み立てる新成型工法にすることで、 ユニット本数の削減と原料ロスのゼロ 化、工程の簡素化が進みます。 の クノ テ イビ 当社は、揖斐川の水力を利用した発電からスタートして以来、 SiC-DPF外観 DPFの原料であるSiC原料の製造は、国内海外ともに水力発電などのクリーンエネルギーを利用して生産されています。 環境効率の改善 イビテクノのテクノロジーの領域は、 従来の領域である「営 業」 、 「開発」、 「ものづくり」 に加え、 「マネジメント」 にまで広げて います。それを全員参加の改善・改革活動を通じて強化・進化 させます。そして、階層間、社員間で対話と情報の共有化を進 めることで、 全員が事業戦略・背景から自分の役割までを理解・ 行動し、 成果につなげるという「社員の活性化」 を進めます。 イビテクノの弛まざる進化 排ガス浄化イメージ 1)製品開発 ― 環境効率を指標 当社では、 技術の進歩を捉える指標として環境効率を、 製品価値 (お客様の要望に基づいた性能を数値化) と環境負荷 (構成 材料の製造過程を含めた製品1個あたりのC02排出量などの環境負荷) で算定し、 環境への貢献度を表しています。 全員参加の改善・改革活動 ●●● ● ●● 世界的な環境問題への高まりから、DPF (ディーゼル車黒煙 イビテクノの 4 つの技術の進化 イビデン独自のコア技術が新しい技術と出会い、融合して進化し 続けることを大切にします。そして、進化のなかから、新しい技 術を創造し、お客様に新しい価値を提供し続けます。 イビテクノと環境の融合 60 40 当社グループは、電子事業のメッキ工程を中心として、 欧州では、2008年6月からREACH規制*の運用が始まりまし 製造工程で約500種類の様々な化学物質を使用します。これ た。欧州でビジネスを展開する当社グループは、化学物質管 らは、環境汚染また人体へ影響を及ぼす可能性があるため、 20 理に関する部会を立ち上げ、生産部門、グループ会社が連携 0 適切な管理が求められています。当社は化学物質が引き起 して対応を実施しました(2008年11月予備登録完了) 。今後、 こすリスクを未然に防ぐため、全廃、削減する対象の化学 部会を通じて化学物質の管理に関する社会の要請をすばやく 物質を定めて適切な管理に取り組んでいます。 捉え、適切に対応していきます。 * REACH規制: Registration( 登 録 ) 、Evaluation( 評 価 ) 、 Authorization(認可)and Restriction(制限)of Chemicalsの略語で、欧州連合(EU)における人の 健康や環境保護のための法律です。 PRTR法対象物質の排出量、 及び移動量に関するデータの詳細 http://www.ibiden.co.jp/csr/environment/data/index.html IBIDEN CSR Report 10 ●●● お客様満足と品質の向上への取り組み お客様との信頼関係の構築 顧客優先 APKG事業本部 第1事業部 営業企画グループ 矢島 直彦 グループ マネージャー グローバルで同一の高品質を目指して 当社製品がお客様とのより深い 世界中に生産拠点を持つ私た 信頼関係を構築していくために、 ちDPFの事業では、各拠点から 顧客満足度ナンバー1を目指して 同一の高品質の製品を提供する 取り組んできました。実際に、お ことも重 要な課 題 の 一つです。 客様の声が届いているかを確かめ そのためには3拠点を統一管理 るために、日本・フィリピン工場そ し、高い品質を確保するために標 れぞれで自己採点を実施し、お客 準化する必要があります。それぞ DPF事業本部 れの国にあった方法で、検査員の 品質保証部 様の声とのギャップを埋める活動 を進めてきました。その結果、お レベルを高い水準で合わせる取り 客様からの満足度スコアで非常に 組みを行い、一人ひとりのレベル を底上げしていきます。今後も品質への高い評価を受けられ 信頼される製品・サービスの提供をしていきます。 るよう、情報共有と標準化のしくみを強化していきます。 顧客の満足 顧客優先を支える品質管理 安心・安全で地球環境にやさしい製品の提供 ● ●● 当社グループはイビデンウェイに掲げる「顧客優先」の価 お客様のニーズを見据えた開発と設計段階から製品の品質 値観のもと、お客様の要求に独自の技術と地球環境に配慮し を作りこむ姿勢、ものづくり段階での品質を保持するしくみと た設計で応え、常に安心・安全な製品を安定して提供し続け これらを支えるマネジメントシステムを構築し、高い顧客満足 ることを最大のミッションと考えています。 の獲得に取り組んでいます。 ●●● 鈴木 歩 部長 高い評価をしていただきました。今後もお客様の全部署から お客様との約束は何よりも優先します。お客様の価値が最大になる 製品・サービスを提供していきます。 ●●● ● ●● 製品の品質保証体制 製品の品質を通じて、お客様、そして社会に貢献するために、 顧客優先の ための活動 当社は先端技術の開発、製品企画、設計、量産までのプロセ し、設計、仕様の検討を行っています。 D S 品質 設計・開発 C ● ●● SiC-DPF 評価用エンジンベンチ 強化される自動車関連の排気ガス環境規制に対 応できるよう、エンジンベンチをはじめとした 新しい評価設備で、次世代の高性能製品の開発 を行っています。 スの中の各段階で、デザインレビューと品質保証会議を開催 P A 源流からの つくりこみ EMS (Environmental Management System) D C A 環境 マネジメント P=Plan S=Standard D=Do C=Check A=Action ものづくり 品質 マネジメント TPM活動 (Total Productive Management) QMS (Quality Management System) 基本システム ●●● TPM活動 ● ●● 1989年より始まったTPM活動は、現在グローバルに活動 2008年度は、イビデンフィリ を実施しています。5S3K*活動を基礎として、品質保全、自 ピンをはじめとした5部門でTPM 主保全、計画保全が融合した3保全活動を進め、加工点の良 優秀賞を獲得しました。 品条件を作り、これを自主管理する活動を展開しています。 *5S:整理・整頓・清掃・清潔・躾 *3K:決められたことを・決められたとお り・きちんと守る 当社グループの好事例を紹介しあうTPMワールド大会を年1 回開催し、この活動を盛り上げています。 ●●● 顧客優先を支える人材の育成 ● ●● 職場の英知を結集し、新たな価値を創造できる人材を育成 法を活用し進化させていきます。ステップごとに進度を指標化 することを目的に、全従業員を対象とした階層別のCS*教育を して、スキルとモチベーションの向上を目指した取り組みを実 体系的に実施しています。 施していきます。こうして進化する当社の事業活動の価値を、 今後は、顧客優先を実践する人材を育成するために、営業・ 顧客満足度としてお客様の視点で正しく評価をいただき、成 開発・ものづくり・マネジメントの4つのイビテクノをTPMの手 長・発展し続ける会社を目指します。 顧客優先を 支える仕組み インテルコーポレーションよりプリファード・クオリティー・サプライヤー賞を受賞 内部統制 安全・衛生 マネジメント ISMS (Information Security Management System) IC (Internal Control) OHSAS (Occupational Health and Safety Assessment Series) お客様と共に歩む設計開発 * CS:Customer Satisfactionの略で顧客満足のこと T O P I C 情報 セキュリティー DPF事業本部 技術部 設計グループ お客様に喜んでいただけるものづくり お客様の満足のためには、要 顧 客 満 足 度 の 向 上を事 業 の 望を的確に把握し、それに応え 柱として、 事 業 部 一 丸 となり、 る提案を迅速に行うことが不可 TPM活動を通じて取り組んでき 欠です。設計開発においては、 ました。ものづくりでは、物と情 求められている製品を提供する 報の流れを把握し、プロセスの ために必要な基材や寸法などの 見える化に取り組みました。お客 各種条件を、迅速に洗い出しま 様にとって価値を生み出すものと 電子回路事業本部 生み出さないものを洗い出して、 プリント板事業部 す。そして、製品立ち上げの評 価時は、使用条件に限り無く近 ムダのない生産体質にしていくこ 生産グループ い状態で評価を行うことで、お とを全部門で展開してきました。 2009年3月4日、 イビデン株式会社はインテルコーポレーションに対し大きく貢献したと認められ、 2008年プリファード・クオリティー・サプ 山村 範彦 グループ マネージャー ライヤー (PQS)賞を受賞しました。 イビデンは、 インテルにフリップチップパッケージを提供しており、 この製品がインテルの成功に寄与 客様の信頼につなげていきます。今後も源流からの作りこ 競争が激しくなる中で、さらなる飛躍のために全員参加で知恵 しました。 2008年のPQS賞は、 イビデンのほか25社が受賞しました。 みの中で、お客様の価値が最大になる方法を模索していき を出しあい工夫をして、開発工場として海外の手本になれるよ ます。 うに、さらにムダのない生産体質づくりを進めていきます。 11 IBIDEN CSR Report 長谷川 晴久 グループ マネージャー IBIDEN CSR Report 12 働きやすい職場環境づくり ●●● ● ランス推進のための行動指針「就労によ 1.89 (%) 2.0 1.5 30 10 従業員一人ひとりの創造性と個性を尊重し、多様な人材が 知恵・能力をフルに発揮できる企業風土を大切にしていきます。 ● 0 27 29 31 04 05 06 障がい者雇用数 39 35 1.0 0.5 0.0 (名) 社員行動基準の改定 当社では人事上の明朗かつ公正な取り扱いはもちろん、従 当社では、「人間尊重」の基本理念のもと、多彩な個性を持 業員一人ひとりが、性別、国籍、人種、宗教、年齢などを理 つ人々が、性別やさまざまな属性の違いを理解し、尊重し合え 由とした不当な差別や嫌がらせをしないよう徹底し、快適で安 るよう、社員行動基準に人権に関する項目を盛り込んでいま 全な職場環境づくりに努めています。 す。2008年度は拡大を続ける当社事業のグローバル化を意 2008年度は3回にわたって管理者に対する人権教育(セク 識して、社会やお客様の期待を踏まえた上で人権に関する条項 ハラ・パワハラ・差別の禁止など)を実施し、約80名が研修を を一部改定しました。 受講しました。また、人権に関する社外研修への積極的な参加 2008年度の改定では、「セクシャル・ハラスメントの禁止」 を「非人道的扱いの禁止」に修正し、新たに「児童労働・強 今後は、セクハラ・パワハラを含む人権教育全般を人材育成の 制労働の禁止」を追加しました。 社員行動基準 行う予定です。 http://www.ibiden.co.jp/csr/csr/compliance/index.html ●●● 従業員の能力を向上させる環境づくり 当社は、多様性を尊重し、従業員一人ひとりの創造性と多彩 な個性が発揮されるような制度や研修を取り入れています。特 に、グローバルな視点に立ち、異文化と融合し、現地をマネジ メントできる人材を育成することに取り組んでいます。 グローバルという視点以外にも、従業員一人ひとりの能力向 上をサポートするため、さまざまなメニューから選択受講でき る自己啓発制度も整備しています。 ● ●● 取り組み例 グローバルな視点をもった人材育成 ● 選抜した社員を対象に実践語学 研修 ● 海外出向者向け異文化、 マネジメント、語学研修 ● 海外出張者向け危機管理、 ビジネスマナー研修 ● 海外会社のコア人材育成(日本型マネジメント研修)を イビデンフィリピンにて実施 人材育成の方針、教育体系 http://www.ibiden.co.jp/JPN/saiyou/environment/education.html 13 IBIDEN CSR Report 1.94 1.96 1.91 1.89 作業環境の改善 20 31 2.0 1.5 39 35 (名) うな体制を整備します。 1.96 1.94 1.91 40 (%) 1.89 1.80 2.0 1.5 39 1.0 0.5 1.0 29 27 当社は、全ての従業員に、 「安心し 0.5 10 05 06 障がい者雇用数 08(年度) 07 業員を募り、健康管理推進センターが 全面的に支援しました。 健康管理支援 「e-診断システム」導入 当社はメンタルヘルスによる長期欠勤 ※雇用率は、年間平均 ※イビデン単体 私生活を充実させることと、従業員の 者の減少に向けた活動に取り組んでいま す。2008年度は、自分のストレス状況 を確認し、早期に対処できるしくみとし て、「e-診断システム」を導入しました。 今後は同システムが従業員の心の健康 管理に活用されるよう、さらなる周知徹 底を図ります。 心身の健康増進に取り組むことが重要 (%) 30 や、人権に配慮した採用面接官の育成にも取り組んでいます。 カリキュラムに盛り込み、より多くの従業員に対して意識付けを ︵障がい者雇用数︶ 人権研修の取り組み 1.80 ※イビデン単体 充実させ、より柔軟に対応ができるよ 04 労働安全衛生 ●●● ︵障がい者雇用率︶ 40 介護休業 障がい者雇用数 障がい者雇用率 場環境の実現には、過重労働をなくし 障がい者雇用率 2004年度より定年後の再雇用制度 ● ●● 2 08 (年度) 07 0.0 0 従業員が明るく活き活きと働ける職 豊富な経験を持つ従業員が、貴重な 人権の尊重と差別の禁止 育児休業 06 20 戦力として力を発揮できるように ●●● 05 35 Health100 プラン 31 29 27 10 障がい者雇用率 ※雇用率は、年間平均 ※イビデン単体 働き方の支援 04 19 17 30 08(年度) 07 11 2 6 ︵障がい者雇用率︶ 20 18 5 4 3 2 1 0 2009年度は、ストック休暇制度を ︵障がい者雇用数︶ ︵障がい者雇用数︶ 1.91 ︵障がい者雇用率︶ 人間尊重 障がい者雇用 (名) ︵介護休業者数︶ ︵育児休業者数︶ 25 20 15 10 5 0 す。 1.96 健康づくりのための支援活動を実施し ています。禁煙や減量を考えている従 (名) や制度の構築、運用に取り組んでいま 1.94 えに基づき、禁煙やメタボ対策などの 休業制度に関する実績 るグローバル企業として相応しい仕組み 1.80 り、会社はそれをサポートするという考 る制度を整備しています。 択」に対して積極的に取り組み、責任あ 40 育児・介護支援制度 従業員の仕事と家庭の両立を支援す ための時間の確保」「多様な働き方の選 障がい者雇用推移 た。健康は“自ら守る”ことが基本であ 育 児休業・介護休業の制度を設け、 る経済的自立」「健康的で豊かな生活の (名) Health100プランに取り組み始めまし 名の方が制度を利用しました。 当社では、国が定めたワークライフバ ● です。 そこで当社では、2008年より を策定しています。2008年度は5 多様な働き方の支援 ● ●● ● ●● 労働災害の発生状況 労働時間管理 2008年度の労働災害発生件数は、 当社では従業員の時間管理意識の向 て、活き活きと働くことができる職場 2007年度と比較して減少しましたが、 上を図るため、正確な労働時間管理の 04 05 06 07 08(年度) 環境」を提供できるよう取り組みます。 労働時間の減少の中で、労働災害の法 チェックと指導を実施しています。また そのために、作業環境中の有害因子 ※雇用率は、年間平均 定度数率は悪化する結果となりました。 2008年度は労働時間管理の一環とし 0.0 0 障がい者雇用数 障がい者雇用率 ※イビデン単体 (有害物質や騒音など)を調査する目 また、労働災害の内訳は、微傷災害 て、「活き活き職場パトロール」を実施し 的で、定期的な現場パトロールを実施 が全体の52%を占め、次いで不休災害 ました。このパトロールは、過重労働者 しています。2008年度は、2007年 33%、休業災害15%となっています。 の多い職場の従業員一人ひとりに対し 度比で41%改善しました。また、労 2009年度は労働災害ゼロを目標に、 て管理職が直接声掛けすることで、「残 働安全衛生マネジメントシステムの運 作業および設備の安全化に向けた自主 業することが当たり前」という従業員の 用や労働安全衛生カードなどにより、 基準を見直し、より一層の作業環境の 考え方を払拭し、管理職側でも、どうい 従業員一人ひとりの労働安全衛生に対 安全確保に努めます。 った仕事で残業をしているのかなどの残 する意識の向上を図り、継続的な改善 労働災害度数率 * の推移 業の実態を把握することを目的として行 を推進していきます。 2.50 われました。活動の結果、過重労働者 2.00 有害因子の作業環境測定結果 119 100 131 100 0.00 144 119 100 50 が 変 わるな 0.50 163 144 150 0 理職の意識 1.00 200 100 が減っただけでなく、パトロールした管 1.50 (%) 63 04 05 イビデン* 全国電気機械器具製造業 06 07 08(年度) 全国窯業・土石製品製造業 全国法定度数率 *労働災害度数率:100万延実労働時間あたりの労働災害による死傷者数をもって表したもの *イビデンおよび一部国内グループ会社 労働災害発生件数の推移 04上 04下 05上 05下 06上 06下 07上 07下 08上 08下(年度) ※04 年度上期を 100 とした割合の推移 ※イビデン国内事業場 労働安全衛生方針 http://www.ibiden.co.jp/csr/csr/safety_ manage/index.html どの 効 果 が 出ています。 2009年 活き活き職場パトロール 度は、著しい過重労働となった場合に 有給休暇を取得させる制度を導入し、 (件) 従業員の健康面に配慮していきます。 40 30 20 25 10 11 0 04 05 34 17 06 07 29 08 (年度) *イビデンおよび一部国内グループ会社 IBIDEN CSR Report 14 ●●● 国際、 地域社会への貢献 地域の子どもたちとともに ● ●● 地域の資源を見つめて ものづくり体験教室 当社グループでは、将来を担う子供たちを対象にした社会貢 この体験教室を通じて、イビデンの創立者ら が地域の資源を見つめ社会の将来像と繁栄 献活動を行っています。2008年度は、子供たちが歴史や地 を構想した一端を子供達も経験できたので 域の可能性、ものづくりの楽しさを学ぶ場として、産業振興団 はないでしょうか。子供の驚く表情や笑顔を 体、NPO団体、大学講師の方々が主催した「ものづくり体験教 見ると、新しい企業の地域貢献の姿を提示 室」に協賛しました。 小学生を できたものと考えています。 今後とも地域 対象として保護者も含めた約50 名の方が、当社の発電所の見学 社会とのつながりを得ることで新たなネットワークを構築しソリュー ション創出につながってゆくイビデンであってほしいと願います。 早稲田大学WABOT-HOUSE研究所副所長 小笠原 伸様 をし、水力発電の仕組みや働き (企画・連携担当) について学びました。 私たちは「人と地球環境」を大切にし、 「社会の持続的な発展に貢献する」 当社の企業理念の実現を目指します。 ●●● ●●● 社会貢献チームの発足 ● ●● 当社は、各国や各地域の文化、風土に合わせたグローバ ルな企業市民活動を行うことで、国際社会から信頼される 企業になることを目指して社会貢献活動を展開してきまし た。2008年度から更に活動を浸透させるために、専門の 組織として企画、運営を行う社会貢献チームを発足させ、 活動の柱を設けて推進しています。 ●●● 当社グループでは、2008年度より地球環境保護活動の一 つとして、当社の起源である水力発電事業のゆかりの地を中心 拠点とした「森林づくり」活動の計画を進めました。2008年8 月に岐阜県および揖斐川町、NPO法人揖斐自然環境レンジャー と共に、「生きた森林づくり協定」を締結しました。 今後10年間にわたり揖斐川町の東横山地内「イビデンの 森 東横山」、同町の鶴見地内「イビデンの森 ふじはし」の 約40haの地域で植樹や間伐、除伐などを行い、CO2 の削 減による温暖化防止の役割を担い、地域住民や当社グルー プ社員、家族、OBと共に将来に持続可能な地球環境との共 会の一員として、ボランティア活動 「ボランティア奨励制度」を設けております。この制度は社員の を通じてやりがい、達成感を味わえ ボランティア活動の支援を目的とし、社員の活動の促進と支援 るように、社員のボランティア活動 先への助成を行い、活きた地域貢献活動につなげています。 2008 年度は、9名の社員がこの制度を活用しました。 社内募集でのボランティア (大垣市水門川清掃活動) ● イビデングループ社会貢献委員会 (2)次世代育成活動 (3)社会福祉地域貢献活動 (4)社会貢献ボランティア推進活動 ボランティア奨励制度 ● ボランティア特別休暇(特別有給休暇 年間最大7日間) ● ボランティア奨励制度 ● ボランティア助成金 ● 各事業場に収集ボランティア用の回収箱を設置 ● ボランティア表彰 ● イントラネットでのボランティア募集システム その他の社会貢献活動 http://www.ibiden.co.jp/csr/contribution/index.html ● ●● 記念式典/第1回植樹祭 2008年11月16日(日)、揖斐川町東横山地内「イビデン の森 東横山」において当社グループの社員およびその家族、 OB、地域住民、スタッフを含めた総勢約200名が参加して、 記念式典および第1回植樹祭が行われました。記念式典では 当社の竹中裕紀社長が「東横山では当社の水力発電所が稼動 しており、非常に縁の深い土地です。当社も全力をあげて森 林づくりを実行していきます」とあいさつして、地球環境保全 活動への意気込みを示しました。植樹祭では参加者が、ヤマ ザクラ、ハナモモ、ヤマボ 存の実現を目指す活動を ウシの大苗を一本一本てい 展開していきます。 ね い に 植 えました。 また、 参加者の名前や思いを記し た木製プレートを据え付け、 木々の成長を全員で祈りま 「生きた森林づくり協定」調印 当社グループは、ボランティア活動支援と促進を目的とした を支援、奨励しています。 (1)地球環境保護活動 ● ●● 当社グループは、社員が地域社 活動の柱 イビデンの森 社員活動の支援 第1回植樹祭の様子 した。 みんなで支え、 みんなで応援 私が所属する「生命(いのち)の水と森の活動センター」は、揖斐川上流水源地域の保全のため、パトロ−ルや植栽、水源地 を活用した体験学習を通じて下流域の皆さんと交流するなど、新たな活動を展開しています。「イビデンの森」の森林づくりは、 CO2の削減による地球温暖化防止効果はもとより、水源地域の森林の持つ「水源涵養機能の向上」に大きく貢献します。この意 義ある活動に、行政、地元のNPO、地域住民が参画して、みんなで汗を流しながら「みんなで支え、みんなで応援」しております。 ●●● 海外拠点での活動 ● ●● イビデンハンガリー美化活動 イビデンハンガリー地域交流 Earthday およびWaterday の一環として工場近くの市有 地に不法投棄されたゴミの撤去作業を、企画し実施しました。 Waterday の活動では、従業員ボラン ティアと地元小学校の児童・教職員、 市役所職員の総勢91名が参加しまし た。また、 この活動を機に不法投棄禁止 を呼びかけるメモリアルボードが市によ り設置されました。 環境問題への関心の向上や地域社 会と親密な関係構築を目的として、 地元高校生や職業訓練学校生を工場 見学会に招待しました。生産ライン 見学、廃棄物・汚水処理システムに 関するプレゼンテーション、施設見学を実施しました。参 加した生徒らと交流を深め、工場の生産ラインや汚水処理 システムへの高い評価を得ることができました。 イビデンフィリピン 地域へのクリスマスプレゼント 揖斐電電子 (北京) 有限公司 四川大地震募金 イビデンフィリピンでは、 2008 年度より社会貢献委員会 を開催し、 積極的な活動を展開しています。地域ニーズを踏ま えた社会貢献活動の企画・推進、 工業団地の他企業と共に地 域ボランティア活動への参加・支援などを行っています。 その中でも地元バダンガス州の 小学校への 167 足のビーチサン ダルの寄付はたいへん喜ばれ、と ても良いクリスマスプレゼントと なりました。 「一方有難、八方支援」 の精 神で、会社全体で募金活動を実 施し、会社から約 750 万円、社 員から約 175 万円、合計 925 万円の義援金寄付を行いました。 地震発生後は、従業員が社内掲示板に震災関連新聞記事を 掲示し、被災の現状を伝えました。地震を契機に、食べ残し、 浪費を無くす運動を開始し、「命を大切に、食料を大切に」 をうたったポスターで啓発活動を行っています。 イビデンの森づくり実行委員会 委員長 成瀬 富士一様 15 IBIDEN CSR Report IBIDEN CSR Report 16 イビデンの ●●● CSR マネジメント 情報セキュリティ対策 (情報漏えいの防止)● ● ● 当社グループの事業に関する情報やお客様の情報は、 当社に ともに、一人ひとりの とって大切な資産です。事業の運営にあたり情報保護は重要な スキルアップにも取り 課題です。 組みました。 パソコン端末での対策として、パソコン端末の暗号化やデー 当社グループのタッ タのファイルサーバへの移行を進めてきました。2008年度は ク株 式 会 社は、ソフト パソコン操作のログ管理ソフトの導入をグループ全体で進める ウェア開発、 ネットワー など、 不正使用やネットワーク上での情報漏えいのリスクの低減 ク設計・施工を行って に努めました。盗難や紛失などによる情報漏えいを防ぐために、 おり、お客様・当社情 情報機器の持ち出し管理を事業場ごとに徹底しました。 報の漏えい対策、個人情報保護を重視しています。2002年に ●●● コーポレート・ガバナンスの取り組み ISMS(現在のISO/IEC27001)の認証、2006年にはプラ 上を兼ねた情報セキュリティアンケートを実施し、 現状の把握と イバシーマークの付与認定を受けています。 外関連会社の社内規程を、制定および整備しました。国内では 動」を積極的に展開することで内部統制機能を強化し、取締役 毎月のグループ情報交換会を通じて、推進活動の状況を確認 会による経営監視機能と監査役の監査機能を充実・強化させる しています。また内部統制システムの構築の必要性について、 ことにより、株主や社会からの信頼に応える透明な企業統治体 背景と目的を理解するために社内での勉強会を開催しました。 グループガバナンス体制の強化のために、社内での決裁基 準の明確化など、内部統制上必要と判断される国内および海 ●●● 内部統制システムの模式図、方針 http://www.ibiden.co.jp/csr/csr/governance/index.html コンプライアンスを徹底するための取り組み ● ●● 当社は、 コンプライアンスを「国内外の法令、 定款、 社内規程 そして、一人ひとりの意識向上を目的に、階層別、職場単位な および企業倫理の遵守」 と幅広く定義しています。コンプライア どで様々なコンプライアンス教育を行いました。今年度はケー ンスを徹底するためには、 一人ひとりが意識して行動することが ススタディを導入し、 「イビデン社員行動基準」に違反する行為 重要です。そのために、事業場単位では、 「モラル」 「セキュリテ について、その原因、対策をグループで討議しました。このよう ィ」 「人権尊重」を特に重要なコンプライアンステーマとして全 な実際の場面に応じた対応を、一人ひとりが意識して考える訓 員参加の活動を推進しています。また事業場ごとに、 定期的なコ 練を今後も展開していきます。 ンプライアンス推進委員会を開き、 現状の問題点と今後の活動 について話し合い、 各事業場に即した取り組みを進めています。 http://www.ibiden.co.jp/csr/csr/compliance/index.html 社内通報制度 従業員が日常業務においてコンプライアン 潜在的な課題をより早期に抽出するしく スに関する不正に気づいた際、職場で報告 みを整備しました。2008年度は60件 や相談がしにくい場合に備えて、当社グルー の相談があり、ハラスメントの問題、労 プでは問題を察知した従業員が、コンプライ 務管理に関する相談が多く寄せられまし アンス担当部署や弁護士、第三者機関に直 た。問題の発生した職場では、個別で 接連絡できるコンプライアンス相談窓口を設 研修や対話集会を実施するなど、再発 置しています。 相談窓口ポスター また、国内外グループ会社でも、独自の相談窓口を設け、 17 IBIDEN CSR Report の防止、問題意識の向上に努めました。 リスクマネジメント活動を進めています。昨今、経営環境に重 エンザ」への対応を展開しました。この活動は、事業縮小継続 大な被害をもたらす恐れのある事象が増加しています。そこで、 を念頭に、感染予防措置および社内感染者発生時の対応とと 当社グループを取り巻くリスクを103項目抽出し、市場環境の もに、物流、資材調達などについても検討を重ねました。 変化に早期に対応するため、その中から重点的な30項目を選 また、未曾有の経済悪化に伴い、最適人員体制化、棚卸資 び出し、3ヶ月に一度の頻度でリスクの見直しを実施しています。 産の圧縮、設備投資の再審議を実施し、ムダのないものづくり 2008年度はリスク項目に対して、機能部門が推進責任部署 のしくみの再編に取り組みました。 相談窓口カード リスクマネジメント方針、推進体制 むリスクの2つの切り口でリスクマネジメント活動を進めました。 http://www.ibiden.co.jp/csr/csr/risk_manage/index.html 2008年度のリスクマネジメント活動の一つとして、世界的 ●●● 貿易管理の取り組み ● ●● 当社グループは売上高に対して製品輸出の占める割合が高 貿易管理体制の整備の結果、税関より輸出者の「AEO認証*」 く、貿易管理を徹底することが、重要な課題になります。基本 の認証を受けることができました。また社員に貿易管理の重要 方針に、「貿易関連の業務の遂行に際しては、貿易関連法令を 性を身近に感じてもらうために、社員ポータルサイトに「週刊 遵守し、違法行為は行わない」「貿易関連法令遵守のため必要 貿易マガジン」を公開し、意識の向上に努めています。今後は、 な社内体制の整備を図る」ことを明記し、適正な貿易関連業 当社グループ全体に貿易管理の仕組みを展開していきます。 務が行われるよう推進しています。 *AEO認証:国際物流におけるセキュリティ確保と円滑化を目指し、コンプライアン 2008年は、統括管理する部門として貿易・物流部が発足 し、社内の規則・規程の整備、貿易管理研修(2008年度研 修実績435名)を体系化するなど管理体制を構築しました。 ●●● コンプライアンス方針、推進体制 ● ●● な感染拡大の懸念があるH5N1に代表される「新型インフル となる全社推進リスクと、事業部門が事業機会に対して取り組 当社は、「コンプライアンスおよびリスクマネジメント推進活 制を構築します。 リスクマネジメントの取り組み 当社グループでは、安定的な事業活動の継続を目的として、 ● ●● プライバシーマーク また、 セキュリティ対策の浸透度と、 従業員の意識・知識の向 ●●● 当社グループは「CSR経営の実践」を中期経営計画Global IBI-TECHNO 100 Planのひとつの柱としています。 CSRを経営そのものと捉え、透明性と信頼性を持った企業運営を実現して いきます。 ISO/IEC 27001 スに優れた輸出入関連事業者に対して税関が認定し、輸出入通関手 続きにおけるインセンティブを与えるAEO(Authorized Economic Operator)制度による。 サプライチェーンにおけるCSRの推進 ● ●● 社会的責任を果たしていくためには、当社だけでなくサプ んだ「お取引先様へのお願い」を、 ライチェーン全体でCSRに取り組むことが必要です。 国内主要取引先様へ送付し、ホー 当社は、まず環境への取り組みとして 2005年に 「グリーン ムページ上に公開しました。 調達基準書」を定め、グリーン調達を推進してきました。 今後は、取引先様の理解と協力 2008年は、当社の購買活動への姿勢をより明確にするた を得ながら、取り組みを進め、健 めに「具体的な購買活動取組み指針」を制定しました。その 全なパートナーシップを構築して 上で、サプライチェーンの中でCSRを推進するために、取引 いきます。 先様に協力をお願いする事項を整理しました。2008年12月 に「法令と社会規範の遵守」「環境への配慮」などを盛り込 調達情報 http://www.ibiden.co.jp/company/procure/index.html IBIDEN CSR Report 18 COrPORATE RESPOnsibiliTy goal SummAry 2008年度の活動の自己評価と2009年度の目標 CSR 方針 項目 コーポレート・ガバナンス イビデンの責任 中期の目指す姿 (成果イメージ) 2008 年度の主な実施項目 および実施結果の管理指標 自己評価 掲載 ページ 2009 年度の重点実施項目と目標 責任ある誠実な行動 内部統制機能を強化し、取締役会による経営監視機能と、監査役 の監査機能を充実・強化させる 株主や社会からの信頼に応える透明な企業統治体制の構築をする グループ会社を含めた内部統制システムの構 築を実現する 内部統制システムの強化 グループ会社の管理規程の整備 「国内外の法令、定款、社内規程及び企業倫理の遵守」を徹底 する オープンでフェアな企業活動を通じて国際社会から信頼される 会社となる 法令・企業倫理を遵守する推進体制と教育の しくみづくり 事業場単位、全員参加のコンプライアンス活動 コンプライアンス教育の推進 アンケート調査による意識の調査 貿易管理の体制整備と意識の醸成 従業員・取引先の安全・健康及び経営資源の保全 株主・顧客・地域/国際社会の安全・健康及び利益を損なわない 活動 リスクが顕在化した場合には、責任ある行動をとり、速やかな対 応と復旧を図る リスクに関する社会的要請をリスクマネジメントに反映する 事業の円滑な運営に重大な影響を及ぼすリス クの低減や再発防止のしくみづくり リスクの早期抽出と予防、対策のしくみづく り 事業部門・独自展開会社が事業特有の事業機会リスクに対して活動 を推進 機能部門(リスクカテゴリー責任部署)が全社横断的に全社推進リスク に対して活動を推進 CSR推進責任者の選定、リスクマネジメント教育の実施 情報資産を地震などの災害や情報漏えい、不正侵入など故意的 な脅威から守る 情報システムの可用性、完全性、機密性、社会的信用性の四 要素を保つ 顧客、技術情報を保護する適切な情報漏えい 対策の実践 情報漏えい対策、ネットワーク不正利用対策の実施 社内情報セキュリティ意識調査の実施 顧客満足度の向上 安定した高品質商品の提供 イビテクノの進化と顧客優先の先端技術によるサポート 製品情報の適切な開示と提供 高い顧客満足度を獲得し、次世代、次々世代 開発のパートナーになる 品質マネジメントシステムのレベルアップ推進 TPM活動による人材育成の推進 教育体系に基づく階層別CS研修の実施 株主・投資家様への責任 企業価値の維持増大を図る 適時適切な情報を公平に開示する 公正、正確、理解しやすい情報の開示 株主・投資家とのコミュニケーションの強化 ホームページ・IRサイトの充実 21 株主向け冊子、株主総会における情報開示の充実 ホームページ・IRサイトの更新・充実 取引先様への責任 CSR調達方針の周知と取引先様の支援 オープンな取引機会の提供と取引先様の公正な選定 取引先様のCSR推進と取引満足度をモニタリ ングするしくみづくり CSR視点を取り入れた調達方針、指針の整備 インターネット上での購買方針の公開 18 従来のサプライヤー評価を刷新する 国内サプライヤーへの定期的な評価の実施 従業員への責任 公正な評価、公正な処遇 労働安全衛生と心身の健康への配慮 人権および多様性の尊重 就業能力と意欲の維持向上 多様な働き方の支援 人材の活用と育成 コンプライアンス リスクマネジメント 情報セキュリティ お客様への責任 電子部品からセラミック製品、建材製品まで、多彩な製品とそ の品質で、「顧客優先」の価値観のもとお客様に貢献します。 イビデンの発行済み株式総数は約1億5千万株で、株主総数は、 37,847名となっています。(2009年3月末現在) 社会的項目 国内、海外に事業を展開する当社グループは、数多くの取引先 様から調達を行っています。 国内外39社(連結対象)の当社グループの従業員は11,346名 となっており、「人間尊重」の価値観のもと、一人ひとりの創造 性と個性を尊重します。 「人間尊重」の基本理念のもと、従業員一人 ひとりの創造性と多彩な個性を尊重し、多様 な人材が知恵・能力をフルに発揮できる企業 風土 地域社会への責任 地域社会の次世代育成 地域との対話 地域の文化や風土、慣習の尊重 従業員とその家族の社会貢献活動参加意識の 向上 環境経営体制の構築 国内・海外の環境関連法規制等の遵守 環境マネジメントシステムの運用により、従業員一人ひとりが環 境保全活動に取り組み、環境目的および目標に向けた継続的な 改善の推進 イビデングローバル環境経営体制の確立 ・グローバル環境方針、目的/目標の達成 地球温暖化防止のためのクリーンエネルギーの積極的かつ有効 的な利用の推進 省エネ・省資源に関する環境技術の開発および継続的な改善の 推進 CO2排出/生産原単位の低減(前年比平均 5%削減) ・クリーンエネルギーの有効活用(水力発電 の最大化、化石燃料使用量削減) ・エネルギー使用原単位目標の達成 →CO2排出総量の削減(2006‐08年平均 に対し2012年までに-20%削減) 企業活動のすべてのプロセスにおいて、環境への負荷低減を考 慮することによる地球環境の保全への貢献 ゼロエミッションの継続 2020年、2050年に向け、環境に優しい製 品や環境技術の提供ができる企業 世界14カ国に主要な拠点を持つ当社は、各国・地域の文化、 風土に合わせたグローバルな企業市民活動を行います。 気候変動問題への対応 環境的項目 環境に配慮した生産プロセスの構築と製品の提供 ステークホルダーとの対話と協働 ステークホルダーとの共生 全てのステークホルダーへの姿勢と方針を明 らかにして対話を行い、課題・テーマを行動 につなげる 見直した人材育成体系によるCS教育の実施 労働時間を意識した効率的な働き方を推進する活動 コミュニケーションのとりやすいオフィスづくり 管理職向けの人権研修の充実 再雇用希望者・障がい者の雇用支援 社会貢献チームを発足し活動計画の策定 地方公共団体・NPOと連携した社会貢献活動プログラムの実施 イントラネットでの従業員ボランティアの募集 本社を中心に国内グループ会社での環境マネジメントシステムの運用 レベルアップ活動の実施 イビデン樹脂のISO14001認証取得 (国内すべての生産関連会社が認証取得完了) 17 17 18 17-18 11-12 規程やしくみの周知と、それらを活用できるように、国内・海外事業統括部によ り各グループ会社の活動を指導・支援 全員参加のコンプライアンス活動の徹底 コンプライアンス教育の充実(ケーススタディ研修の拡大) コンプライアンス相談窓口の信頼性の向上 貿易管理体制のグループ会社への展開 当社グループにおける優先度の高いリスクに対して、全社で活動を展開 経営環境の変化を早期に把握するため、各部門・グループ会社での定期的リス ク洗出し CSR推進責任者・階層別教育体系の整備 情報漏えいリスクの最小化(暗号化とファイルサーバ利用促進) パソコン操作の管理システム構築 社内監視、監査体制の定着運用 品質マネジメントシステムの効率的な運用 TPM手法を使った4つのイビテクノの強化 継続的なCS研修の実施 13-14 海外赴任者教育の強化 事業構造、人員構成にあった人事制度の充実 コミュニケーションの促進のための環境整備 管理者教育の強化と達成度の監査の実施 精神的健康保持増進対策(メンタルヘルス不調者の削減) 過重労働者の削減 作業の安全化と設備の安全化 危険源の特定、リスク抽出レベル向上 統合マネジメントシステムの構築 15-16 社会貢献活動の拡大 ・ 「イビデンの森」地球環境保護活動の充実 ・社員へのボランティア活動の促進 7-8 設備(乾燥炉、温調改善)のエネルギーロス削減 水源からの水を最大限活用するための川上隧道修復工事と東横山発 電機の能力改善による水力発電の最大化 環境ISO(コンプライアンス)から環境経営へ、マネジメント力のレベルアップ (価値を生む環境マネジメントシステムへ進化させる) 環境50プロジェクト活動により、エネルギー使用量の削減およびクリーンエネ ルギーの比率拡大を推進し、国内改善事例を海外グループ会社へ展開する 7-8 既存製品、生産プロセスの改善による3Rの実施 2010年上市予定の製品の環境配慮設計の適用開始 REACH対応から包括的な化学物質管理組織の発足 (化学物質管理委員会、REACH登録管理部会) 排水処理技術のレベルアップによる外部委託処理の削減 従業員とのコミュニケーション実施 新入社員とのダイアログ ” ここがヘンだよ、イビデン”を実施 9-10 5-6 生産プロセスの技術革新による廃棄物量の削減 排水処理技術の更なる進化による排水量の削減 水の恵みの大切さを再認識し、造水~排水までのすべてのプロセスにおいて水 処理技術のレベルアップを行い、節水、リサイクル率、放流品質を向上させる 2010年上市予定の製品の環境配慮設計の実践と標準化 従業員とのコミュニケーションを展開し、 課題テーマを活動につなげる仕組みづくり 取り組みが継続的な成果 につながっている 19 IBIDEN CSR Report 取り組みが成果につな がり始めている 取り組みを開始して いる 取り組みに向けて計画 を策定している IBIDEN CSR Report 20 Company Profile 会社情報(2009年3月末現在) グループ会社 会社概要 商号 イビデン株式会社 事業所所在地 設立 1912年 (大正元年) 11月25日 本社 〒503-8604 岐阜県大垣市神田町2-1 本社所在地 岐阜県大垣市神田町2-1 TEL 0584-81-3111 TEL 0584-81-3111 (代) 支店 東京、大阪 資本金 64,152百万円 事業場 大垣、大垣中央、青柳、河間、大垣北、神戸(以上岐阜県)、 代表取締役社長 竹中 裕紀 衣浦(愛知県) 、東京研究所 代表者 従業員数 【連結】11,346名 生産品目 【単独】2,952名 プリント配線板、ICパッケージ、SiC-DPF、触媒担体保持・シール材、 グラファイト製品、セラミックファイバー、ファインセラミックス製品 ■ 生産拠点 ● 統括及び販売会社 関係会社数 連結子会社39社(国内17社、海外22社) ・持分法適用関連会社1社(国内) 国内グループ会社 業績推移 売上高 (億円) (億円) 4,000 4,000 連結:3,093億円 (億円) 営業利益 (億円) 連結連結 単独単独 689 689 700700 4,135 4,135 連結連結 単独単独 3,986 3,986 単独:1,907億円 3,190 3,190 3,093 3,093 3,000 3,000 2,475 2,475 2,356 2,356 単独: 25億円 314 314 223 223 200 200 200200 1,000 1,000 100100 0 0 366 366 300300 1,521 1,521 04 04 05 05 06 06 07 07 0 0 08 08 (年度) (年度) 105 105 95 95 04 04 05 05 06 06 08 08 (年度) (年度) 07 07 株主・投資家向け冊子・サイト い情報の適時開示に注力しています。情報開示の基準は東京証券取 http://www.ibiden.co.jp/ir/index.html 引所・適時開示規則に基づき、情報開示項目を投資判断に、重要な 影響を与える会社の運営・業務及び財産などについての項目、すで に開示された重要な会社情報の内容の変更、中止についての項目と し、積極的かつ公平に開示する方針です。また適時開示規則に該当 しなくとも、投資判断に重要な影響を与える会社情報につきまして も、できる限り正確、 迅速に、 適切な方法で開示いたします。 ●決算期 3月末 ●発行済株式の総数 150,860,557株 (2009年3月末現在) ●2009年度株主総会 2009年6月23日 株主に対しての利益還元については、長期にわたる安定的な経 営基盤の確立と業績向上による安定した配当の継続を基本方針と しています。この方針に基づき、連結配当性向 30%を中長期的 ● 中部工材株式会社 ● イビデンケミカル株式会社 ● イビデン樹脂株式会社 ● イビデン建装株式会社 ● イビケン株式会社 ● イビデン物産株式会社 ● アイビーテクノ株式会社 ● イビデングラファイト株式会社 ● イビデンエンジニアリング株式会社 ● アイビー・グリーン株式会社 ● イビデンインターナショナル株式会社 ■ イビデンハンガリー株式会社 ■ 揖斐電電子 (北京) 有限公司 ● イビデンシンガポール株式会社 ■ マイクロメック株式会社 ■ イビデンDPFフランス株式会社 ■ 揖斐電電子 (上海) 有限公司 ■ イビデンエレクトロニクスマレーシア株式会社 ● イビデンU.S.A. R&D株式会社 ● イビデンフランス株式会社 ● 揖斐電電子科技 (上海) 有限公司 ■ イビデンマレーシア株式会社 ● イビデンU.S.A.株式会社 ● イビデンドイツ株式会社 ● 揖斐電 (香港) 有限公司 ■ 南寧大南食品有限公司 ● イビデンヨーロピアンホールディングス株式会社 ● イビデンUK株式会社 ● イビデンコリア株式会社 ● イビデンヨーロッパ株式会社 ■ イビデンフィリピン株式会社 ● 台湾揖斐電股份有限公司 主要製品紹介 電子関連 新たな価値・機能を追求し、プリント配線板 セラミック 当社製DPF(ディーゼル車黒煙除去フィル その他 建材分野では、一般住宅用設備機器 の高機能・高密度化を実現してきたプリント配 線板事業。世界中の携帯電話に採用されてい るプリント配線板をはじめ、お客様や時代の ニーズに即応した製品を、常に開発し続けて います。 最先端の高速デバイスに対応できる微細 化・高密度化を実現しているICパッケージ事 業。パソコン用の高密度ICパッケージをはじめ、 携帯電話向けに拡大している小型薄型化、高 密度化対応のマルチダイパッケージ・CSPな ど、業界のリーディングカンパニーとして高品 質かつ信頼性の高い製品でお応えしています。 ター)は、2000 年度に実用化されており、 その性能や信頼性の高さが実証されていま す。DPF 及び同じ自動車排気系部品として利 用される触媒担体保持・シール材のトップメー カーとして、次世代に向けた高性能製品の開 発や環境負荷低減活動に取り組んでいきます。 その他、セラミックの分野では、グラファイ ト、セラミックファイバー、ファインセラミック スなどの先端型製品を提供しています。これ までに培った技術を活かし、半導体関連製造 装置及びその他産業用装置で使用されるセラ ミックス製品を提供しています。 にはじまり、商業施設、オフィス、病院 など、あらゆる分野で使用される内装 用化粧板の製造販売を手がけていま す。 建設分野では、「防災」「環境保全」 「都市再生」をキーワードに、のり面技 術と造園技術の融合という、独自の特 色ある技術で事業を展開しています。 その他、環境エンジニアリング技術、 医療向けソフトウェアパッケージの開 発、情報通信端末機器の販売、福祉 車両の販売など、社会の変化に対応し た新しい事業をさまざまな分野で展開 しています。 ビルドアップ基板 年間配当金 (円) 配当性向 80 60 0 (%) 17.7 12.2 11.9 10.1 40 20 55 15 CSP チップスケール パッケージ DPFの排ガス除去イメージ 10 20 05 高密度 マルチダイパッケージ 45 40 GTフレーム工法 5 12 04 20 06 07 0 08 (年度) ※連結ベース 21 IBIDEN CSR Report ● イビケンウッドテック株式会社 ● 株式会社イビデンキャリア・テクノ 出席者数 (当日)208名 株主還元について な目標としております。 ● イビテック株式会社 ● タック株式会社 25 25 財務情報開示について 当社では、全ての株主や投資家に対し、公正、正確かつ理解しやす ● イビデン産業株式会社 ● イビデングリーンテック株式会社 海外グループ会社 435 435 400400 1,907 1,907 672 672 600600 500500 2,522 2,522 1,870 1,870 2,000 2,000 連結:105億円 ● イビデン電子工業株式会社 LLBS パッケージ レー ザ ー ラミネ ート・ ビルドアップシステム 製品紹介 http://www.ibiden.co.jp/product/index.html IBIDEN CSR Report 22 www.ibiden.co.jp お問い合せ先 CSR 推進室 岐阜県大垣市神田町 2-1 Tel. 0584 (81) 3147 Fax. 0584 (81) 2395 当社ホームページに常設されたアンケートからご意見をお聞かせください。 本 CSR レポートは、 適切に管理された森林から生まれた 「FSC 認証紙」 を使用し、 大豆油インキで印刷しています。 また、有害な廃液の出ない水なし印刷を採用しています。 FSC: Forest Stewardship Council(森林管理協議会)
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