臨時4 号

議会だより
おおくま
No.16
(臨時 4 号)
平成 24 年
2月1日
発行
になって
大熊町成人式
平成 24 年 1 月 8 日、会津若松市ワシントンホテルで開催されました。
友人と久々の再開で、思い出に花をさかせました。
P2 …………
P3 ∼ P5 …
P6 ∼ P7 …
P8 …………
定例会、臨時会
一般質問
委員会紹介
議会活動一覧
大熊町役場 会津若松出張所
〒 965 − 0873
福島県会津若松市追手町 2 − 41
TEL 0242 − 26 − 3844(代表)
平成23年度補正
電子ポケット線量計を購入
3歳未満の乳幼児と妊婦へ貸与
平成 23 年 12 月定例会は、3 日間の会期で開催され、
平成 23 年度一般会計補正予算 91 億 2774 万円とする
議案や、条例改正など 17 議案が審議され、全議案可決されました。
災害復興対策特別委員会設置
インフラ整備、生活支援、除
染等の災害復興の調査を行うた
め設置しました。
特定住所移転者に関する条例
これは原子力発電所の事故による災害に対処するための条例で
す。大熊町より住所を移転しても県や町の情報が届くようにする
ものです。
議員定数及び
報酬等調査特別委員会
議員の定数及び報酬等のあり
方を調査するため設置しました。
復旧事業・災害状況調査委託
電子ポケット線量計購入
3 歳未満の乳幼児と妊婦を対象に、放射線からの不安を解消す
るために貸与されます。
積算式の電子線量計 657 個購入で 1545 万円です。
3 歳以上中学生まではガラスバッジ式のものを配布済です。
復旧へ向けてインフラの被害
状況について調査を開始しまし
た。
8685 万円
質問 空間線量が測定できるものにすべきでは。
回答 外部被ばくが積算できる線量計を選定した。
固定資産評価委員の選任
中野 孝重 氏
生年月日 昭和 18 年 4 月 15 日
住 所 大熊町大字熊字熊町 15 番地
※全会一致で可決
議員報酬10%削減
平成 23 年 7 月より実施されていた議員報
酬 10%削減が任期満了により終了しました
が、一般選挙後の議会でも引き続き実施する
ことになりました。
今後の報酬のあり方については、今定例会
で設置された特別委員会で調査いたします。
臨 時 議 会
大熊町監査委員の選任
屋根養生補修工事の設計変更
仲 野 剛 氏
11 月 30 日 に 終 了 予 定 の 工 事 を 3 月 31
日に延長しました。
屋根のシート養生を 921 戸から 1071 戸
へ、窓養生を 321 戸から 375 戸へ変更する
もので 9970 万円を追加しました。
生年月日 昭和 44 年 9 月 28 日
住 所 大熊町大字熊字旭台 67 番地
※全会一致で可決
おおくま議会だより第16号 2012年2月1日発行 2
一 般 質 問
問 アンケートを実施し復興計画に反映しては
復興のために
問 復興を担う事業組織の設置を
放射線
答 選択が可能な意向調査を実施する
用町内業者の復興事業への
災害対策本部の中に
鈴木
問 国へ復興のロー
ドマップを提示
させるべきでは
答 科学的根拠につ
いて冷静に判断
し調整していく
仲野
質強化を図っていく。
避難者支 援
ついて冷静に判断しながら
国道や常磐線はいつ
阿部
ま で に 復 旧 す る の か、 高 速
策
町長
生活支援、復興対
は対策本部の中で実施して
県外避難者等のため
意向調査の時期について
町民の立場に立った計画と
は、 平 成
なるよう調整していく。
年3月を目標と
町民の皆様にそれぞ
国が安全と定める放
射能の正しい知識を知り学
道 路 は い つ 整 備 す る の か、
験的
阿部
2月下旬にも試
な除染の結果が国から示さ
ぶ場や情報が必要だと思う
除 染 は い つ ま で に、 ど の 値
積極的な参加を促すべきで
が。
ま で 下 げ る の か な ど、 明 確
生 活 支 援 班、 復 興 対 策 班 を
や す く 公 開 し、 ア ン ケ ー ト
町長
なロードマップを提示させ
れる。
を 実 施 す る こ と に よ り、 当
催 し、 そ の 内 容 を 広 報 な ど
るべきでは。
は ないか。
面の復興計画に反映させて
と一緒に配布することも一
設けて町民が分かりやす
はどうか。
案かもしれない。
町長
今後国からいろいろ
な 提 案 が あ る と 思 う が、 町
福祉協議会、様々な
その結果を町民にわかり
鈴木
町長
そ の 都 度、 専 門 家 の 助 言
としては放射線量、健康へ
関係機関と協議し体
いる。今後は除染班、復興
に 専 任 支 援 員 等 を 配 置 し、
れの事情に応じた選択が可
をいただきながら情報提供
べきではないか。
計 画 班 を 編 成 し 本 格 除 染、
電 話、 定 期 的 な 巡 回 相 談 等
能となる意向調査を実施
る。
町長
ボランティア団体と協議
し、きめ細かな対応をする。
専門家の講演会を開
復興計画を策定し対応す
の企画をしてはどうか。
の影響など科学的な根拠に
町長
仲野 剛
議員
していく。
く、 利 用 し や す い 行 政 を す
答 除染班、復興計画班を編成する
阿部 光國
議員
し、施策決定していく。
大熊町復興を担う事
している。
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雇用創 出
鈴木
業 組 織 を 設 立 し、 町 民 の 雇
3 おおくま議会だより第16号 2012年2月1日発行
鈴木 浩一
議員
自治体が存続すると
自治体のありかた
仲野
は ど う い う こ と な の か、 行
政 サ ー ビ ス と は 何 な の か、
その辺をしっかりと議論し
て行かなければならないと
町内の線量の低い
考えるが。
町長
地域を復興の拠点とした
ニュータウンの建設。
高線量で期間が長引く地
域 が 出 た 場 合 は、 仕 事 や 子
供の教育で町を離れる方々
問 借り上げ住宅にも支援物資を
答 希望者があれば前向きに検討する
問 町民農園を作る計画をしては
過ごすために遊休農地を借
武内
で、ご協力をお願いしたい。
火意識で安全が保たれるの
し て い る。 町 民 の 皆 様 の 防
避難生活をよりよく
廣嶋
り て 町 民 農 園 を 作 り、 心 の
健康管理
宅 町 民 に 限 ら れ て い る、 借
長期避難が懸念されるが町
リフレッシュを図れない
物資の支援は仮設住
り上げ住宅町民はなぜもら
民 の 中 に は 心 の 病・ 潜 在 的
か。
今回の原発事故では
えないのかと不満がある。
病気の併発が増えている。
仮設住宅に、町独自
看板か
町長 状況を判断し、
の交通標識を設置できないか。
武内
交通安全
町として何か対策が必要
町長
向きに考える。
希望者があれば、前
若松では 2名の保健師が
健康管理に対応している。
いわき市へは他県より派
武内
仮設住宅へは冬期対
策として石油ストーブ支援
遣された保健師が対応して
活用されているか。
武内
標識か設置の方法を検討し
を 県 事 業 で 進 め て い る。 借
いるが町採用の保健師をい
町長
宅の平等化は図れないか。
集会所活用
り上げ住宅へも対象となる
わき市に配置してはどう
を目的に親子の遊びの日や、
町長
冬の閉じこもり防止
平等化
仮設住宅、借上げ住
できるだけきめの細
かい対応を考えている。
災害救助法の法律の枠組
み も あ る が、 避 難 さ れ て い
防火対策
武内
立って対応したい。
る町民の皆さんの立場に
消火器を個別に配布
季の防火対策は万全か。
町長
仮設住宅における冬
たい。
よう要望している。
か。
介護予防教室を実施してい
仮設住宅の集会所は
町独自の対策として一人
町長
市へ配置する。
保 健 師 を 確 保 し、 い わ き
早急に健康福祉対策として
い わ き 市 へ は 横 浜・
日よ
る。
月
新潟チームが活動してい
3万円の支援を
り支給する。
町長
ではないか。
廣嶋
答 支援は今後検討する
武内 弘
議員
る。
13
の支援策についても考えて
い く。
廣嶋 公治
議員
借り上げ住宅への支援は今
後も検討する。
12
おおくま議会だより第16号 2012年2月1日発行 4
問 一日も早い内部被ばく調査を
問 復興の時期を早く示すべき
弁護団結成
日、官邸において、
町民の願い
はひとつ
総理大臣に
要請
1月
う早期にあらゆる除染技術
スピード感をもち町
堀川
動産など財物はすべ
て東京電力が、土地・家屋
を 駆 使 し 効 果 を 示 す こ と。
﹁一日も早く帰宅できるよ
速やかに町民の意向調査
など不動産はすべて国が損
併せて除染ロードマップを
が除染計画を作成。
を 行 い、 帰 る 組 と 帰 れ な い
害賠償扱いでそれぞれ買い
明示すること。﹂をはじめ、
堀川
答 今年度中にアンケートを実施する
かない。不公平ではないか。
町民が安心して生活
伊藤
心 のケア
め細かな対応をしていく。
出来るだけ平等にき
町長
月9日現在の進捗
組 に 分 け 両 方 の 復 興 方 針・
取ること。
ら行政書士会の協力のもと
町民の皆様にしっかり対
相談窓口を開く。
という選択の方も同時並行
きました。
各関係する大臣に要請して
4項目について総理大臣他
計 画 を 策 定 し、 同 時 並 行 で
進 め、 町 民 に 勇 気 と 未 来
資産評価額は再調達が可
はないか。
難なので専門弁護団を結成
個人の力量では対応が困
能な額とすること。
ことが喫緊の要務ではない
除染計画は帰還に伴
への夢と希望の灯をともす
現在、京都大学チー
町長
ムの精神科医や臨床心理士
か。
すべきでは。
親元から通学困難な
高校生を持つ保護者にとっ
の方に応援して頂き実施し
町長
伊藤
て、 経 済 的 負 担 増 は 明 白 で
ている。
ある、支援策は。
県も親元を離れて生
つ と め、 今 年 度 中 に ア ン
町長
伊藤
復興に向って﹁希望
活 す る 生 徒 に は、 宿 泊 費 の
ケート調査を実施する。
1年を迎える3月
応できる体制を確立する。
る。
で実施する内容で策定す
復興計画は大熊町を去る
の灯﹂とする為にも植樹を
町長
提案する。
県負担や舎監の配置を検討
している。
支援物資
日の植樹など含めて検討し
ていく。
24
希望の 灯
う除染基準の明確化などに
サテライト 校
状 況 は 1 6 3 5 人 が 終 了。 伊 藤
専門家を招いて早急
早急に全町民の調査を進める。 に﹁心のケア﹂をすべきで
町長
被ば く 調 査 を 。
で き る 様、 一 日 も 早 い 内 部
答 早急に全町民の調査を進める
堀川 亘夫
議員
町には顧問弁護士が
町長
いる。また平成 年1月か
11
18
伊藤 昌夫
議員
伊藤
物資の支援は仮設住
宅中心で借上げ住宅には届
5 おおくま議会だより第16号 2012年2月1日発行
12
委員会紹介
総務文教常任委員会
大 熊 町 の 復 興 と、 町 の 宝 で あ る 子
供たちの未来を守るのが総務文教常
産業厚生常任委員会
帰 還 に 尽 力 す る べ く、 課 題 に 真 摯 に
町民の付託に応え、大熊町の復興、
石田忠文 渡邉信行 加藤良一 吉岡健太郎
廣嶋公治 鈴木光一 石田洋一
(委員長 鈴木光一)(副委員長 廣嶋公治)
向き合い、意見具申をしていきます。
広報公聴常任委員会
議 会 活 動 は も ち ろ ん で す が、 各 地
域で活躍している町民の方々の活動、
思いを分かりやすくお届けします。
仲野 剛 伊藤昌夫 廣嶋公治 吉岡健太郎
阿部光國 加藤良一 石田洋一
(委員長 加藤良一)(副委員長 阿部光國)
任 委 員 会 の 役 割 で す。 し っ か り と 未
来へ つなぎます 。
仲野 剛 阿部光國 松永秀篤
伊藤昌夫 堀川亘夫 武内 弘
(委員長 堀川亘夫)(副委員長 伊藤昌夫)
おおくま議会だより第16号 2012年2月1日発行 6
議会運営委員会
議 会 活 動 が 円 滑、 か つ 効 率 的 に 運
議員定数及び
報酬等調査特別委員会
議 会 が 機 能 す る た め、 政 治 の 力 が
活かされるために議会はどうあるべ
災害復興対策特別委員会
一日も早く震災前の生活と活力を
回 復 さ せ、 大 熊 町 を も と に 戻 す た め
だ け で は な く、 創 造 的 な 町 づ く り を
提言していきます。
7 おおくま議会だより第16号 2012年2月1日発行
武内 弘 伊藤昌夫 廣嶋公治
加藤良一 仲野 剛 石田洋一
(委員長 仲野 剛)(副委員長 加藤良一)
き か、 現 代 に 沿 っ た 答 え を 追 及 し て
いきます。
石田忠文 阿部光國 鈴木光一 吉岡健太郎
堀川亘夫 松永秀篤 渡邉信行
(委員長 松永秀篤)(副委員長 堀川亘夫)
営 す る の が 役 割 で す。 ま た 議 長 の 諮
問機 関でもあり ま す 。
松永秀篤 仲野 剛
渡邉信行 吉岡健太郎 鈴木光一
(委員長 吉岡健太郎)(副委員長 鈴木光一)
議 会 活 動 一 覧
平成23年12月1日∼平成24年1月18日まで
12月 1日
1月
国会への要請活動 ( 東京都)
3日
双葉地方総決起大会(いわき市)
5日
議会運営委員会
5日
全員協議会
6日
双葉地方町村会議長・局長合同会議(福島市)
7日
双葉地方町村会議長・局長合同会議(福島市)
9日
議会運営委員会
12日
広報公聴常任委員会
14日
12月定例会
15日
12月定例会
16日
12月定例会
19日
災害復興対策特別委員会
20日
産業厚生常任委員会
21日
総務文教常任委員会
22日
災害復興対策特別委員会
22日
全員協議会
28日
双葉地方電源地域政策協議会(福島市)
5日
双葉地方電源地域政策協議会(福島市)
6日
広報公聴常任委員会
8日
成人式
12日
大熊町議会議員の定数及び報酬に関する調査特別委員会
13日
広報公聴常任委員会
16日
原発サミット実行委員会(東京都)
17日
福島県選出国会議員への要請活動(東京都)
18日
国会、各省庁への要請活動(東京都)
編集後記
故郷を離れ
ヶ 月 が 過 ぎ ま し た。
大変な日々を送っている町民の皆様
に志賀秀朗前町長より激励の詩を投
稿していただきました。
題名・異郷の郷
今日も暮れゆく
異郷の郷に
良一
皆さん辛かろ切なかろう
我慢だ待っていろ
加藤
光國
公治
みんなで頑張れば帰る日が来る
春が来る
阿部
廣嶋
昌夫
剛
洋一
伊藤
仲野
石田
幸生
吉岡健太郎
千葉
必ずみんなで帰りましょう。
員
員
広報公聴常任委員会
委
委
員
委 員 長
委
員
副委員長
委 員
委
発行責任者
10
おおくま議会だより第16号 2012年2月1日発行 8