空港で過ごす楽しみが倍増! 快適・スピーディーに アクセスできる鉄道 成田空港には京成電鉄とJR東日本の2社が乗り 1 2 入れ、両社とも大型荷物置き場や電源コンセント などを設置した、空港アクセスに特化した車両を 投入しています。 京成「スカイライナー」は、最高時速160㎞で、 空港第2ビル〜日暮里間の所要時間は最速36分。 3 日暮里と上野でJRや地下鉄に乗り換えられるの で、都内の各駅へ速く便利に向かえる移動手段で す。ピーク時は1時間に3本の設定があり、待たず に乗れる感覚で利用できます。また、LCCの機内 で販売されているスカイライナーのチケットは、 大人片道通常の2470円が2200円とお得です。 1 「風」をコンセプトに疾走感を表現したデザインは 山本寛斎氏が担当 2 車内インテリアは無駄なものを 省き機能性を重視 3 各座席に電源コンセントを設置 4 6 JRの特急「成田エクスプレス」は、東京をはじ め、横浜や新宿などの都心へダイレクトにアクセ ス可能。東京駅で新幹線に乗り換えれば移動範囲 がグッと広がり、国内各地と結ばれます。荷物置 き場にはダイヤルロック式の錠を設け、セキュリ ティ面でも安心です。今年3月から無料のWi-Fi 5 サービスを開始したのも話題のひとつ。特に外国 人旅行者に向けたサービスの一環で、 「JAPAN 4 グリーン車には高級感ある革張りのシートを配置 5 2 面ディスプレイの案内表示で多言語に対応する 6 大船や 大宮など首都圏の各駅と成田空港を結び利便性が高い RAIL PASS」を利用する外国人が多いのも「成 田エクスプレス」ならではの特徴です。 成 田空港は、周辺環境への影響 日本のゲートウェイの実力! れる雨水排水などが、空港周辺地域 を最小限に抑えるための取り の河川に影響を与えることがないよ 組みに大きな力を入れています。そ う場外放水路の3カ所で常時監視し のひとつが、 「騒音・大気質・水質 ているほか、周辺の河川6カ所で毎 監視システム」です。 月1回測定しています。 空港周辺に与える環境影響が最も さらに、航空管制レーダーを活用 大きいのは航空機騒音です。成田空 し、前日から過去1カ月分の航跡情 港では、騒音を監視するための「航 報(便名、飛行位置、航空機型式な 空機騒音測定局」を空港内外に33 カ所設置しており、この測定結果は、 専用のウェブサイト で、リアルタ ※ 空港周辺環境への 影響監視体制 ど)を航跡図および動画として公開 しています。 これだけの体制で総合的な環境情 イムで公開しています。 報を発信しているのは、国内では成 大気質については、空港内外6カ 田空港だけです 所に測定局を設置し、空港の事業活 動から生じる二酸化硫黄や窒素酸化 物などの濃度等を常時監視していま す。水質についても空港から排出さ (監視箇所数は2016年6月末現在) ※環境情報公開サイト 「成田空港環境こみゅにてぃ」 http://airport-community.naa.jp/ スマートフォンやタブレッ トでも閲覧可能です August 2016 GREEN PORT REPORT 7
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