自分の体の中から出てきた曲というのネルギーをどういう言葉に載せてアプは、他国の人たちでも通じるんだなとローチしていくか。一方で日本の歌、いうことを確信しました。ですからオ特に歌謡曲とかポップスも歌ってみたリジナルを中心に視野を広げ、ジャズいと思うんですよ。名曲は一回聞けばやラテンのものすごく生命力のあるス忘れないようなキャッチーなフレーズタンダードミュージックもどんどん歌がいっぱいあります。私たちが育ってうようになり、ボーダレスなジャンルきた時代は生命力にあふれていてそれで活動するようになりました。」が歌にも込められている。そんな名曲帰国後すぐにジャズやラテンの活たちを今の人たちにもわかりやすいな ―― 動を始められたのですか？形で歌い伝えていきたい。その一つが、「代後半あたりから、いろいろな昨年発売したアルバム『腕の中のスマ出会いがありまして、最初は日本のイル』に入っている〝横須賀ストージャズの中心にいらっしゃるピアニスリー〟です。百恵ちゃんのあの名曲。トの島健さん、それから熱帯ジャズ楽カルロスさんに相談したら、話してい団のカルロス菅野さん。とても嬉しいくうちにいいアイディアがどんどん出出会いでしたね。これでどんどん活動てきて、イメージが全然違うラテンのが広がっていくわけです。そこからま横須賀ストーリーができました。こんれっぽっちも考えていなくて、はっとたシャープアンドフラッツ、キューバな風に、曲を作ったりレコーディング気が付いたらそういう渦に飲まれていンボーイズ、カリビアンブリーズ、としたり、もちろんステージで歌っていましたね。それからしばらくして、世つながっていきました。私はじっとしる時、本当に楽しくて幸せだなぁっての中はバンドブームになるんですが、ていられないんですね～、回遊魚みた感じます」私も含めて、ボーカルの人たちは自分いに。いつでもアンテナがあって、自そんな風に幸せを実感できる人生 ―― の居場所を探して、みんな散っていき分のやりたいこと、好きなことを見つが過ごせるなんて、理想的ですね。ました。そんな時に、心身ともにフラッけようものなら、すぐに飛んで行きま「好きになったもの勝ちですよ。夢トになろうと思ってアメリカで語学学す。でも、そんな私でさえ、ここまで中になれることがあるってことは、他校に通ったんです。友人たちとは当然くるかい、って感じでした（笑）」の人がどんな風に見ようが、その人はお互いのことを聞きあいますから、私今後はどのような活動を中心にさそれで幸せなんです。私はもう音楽が ―― の素性を知って、あるパーティーでれたいとお考えですか？好きで、本当に良かった。大好きなも歌ってみてと。最初は英語の曲を歌っ「歳くらいまでは、自分がこうしのや好奇心があるのは本当に幸せ。面たのですが、私のオリジナルは？と聞たい、こういうのを歌いたいという白そうって思ったら、絶対手に取ってかれ、〝かもめが翔んだ日〟を歌ったら、〝我〟がありましたけど、そこを超えみるべき、やってみるべきですよ。頭「エクセレント～～！」って。みんなてからは、お客さんとピンポンできたで何かイメージしたら、やってみないはっきりしていますからね。声がいい時に初めて充実感が出てくるんですと。やらなかったら、あとで後悔しまとか、曲がいいとか、一人一人感想をね。だからいよいよ、自分探しだと思すよ。来世でやろうなんて絶対やめた言いに来てくれるほど何かが伝わったうんです。音楽を作っていくうえで、方がいい。今生きているうちにやらなみたいです。やはり自分の国の言葉で、どういうものを歌いたいか、自分のエいとだめですからね！」渡辺真知子（シンガーソングライター）わたなべまちこ◎横須賀市生まれ。1977 年「迷い道」でデビュー。シンガーソングライターとして積極的にテレビの歌番組に登場し、その抜群の歌唱力で一躍人気アーティストの仲間入りを果たす。代表的なヒット曲は「かもめが翔んだ日」「ブルー」「唇よ、熱く君を語れ」など。コンサートやライブを中心に、オリジナル曲からジャズ、ラテン、ロック、クラシックなどスタンダードナンバーをボーダレスに展開。近年ではブラジル、キューバ、ロシアなど海外で歌う機会も多い。事務所独立後デビュー 35 周年の 2012 ～ 13 年にかけて 2 枚の記念アルバム「腕の中のスマイル」「Amor Jazz」を発売。好きになったもの勝ち！夢中になれることがあるのは、それだけで幸せ。ミドルエイジャーにとって〝迷い道〟〝かもめが翔んだ日〟など、記憶に残るヒット曲を生み出した渡辺真知子さん。いまやジャズやラテンミュージックへと世界を広げ、活躍し続けるエネルギーはどこから湧き出てくるの 30 40 でしょうか。最近は、ジャズやラテンミュー ―― ジックのジャンルでもご活躍ですね。「実は、そこに至るまでにはいろいろありました。私は本当に幸せなことに、〝迷い道〟でデビューして、皆さんに受け入れられて、シンガーとして好調なスタートを切らせていただきました。初のコンサートバックが羽田健太郎さんと新日本フィルハーモニー交響楽団だったり、あらゆる新人賞をいただいたり。自分は、そんなことはこ GOOD AGING BOOK 2013 グッドエイジャー賞　受賞者特別インタビュー 11 回第