資料4-1 成果・まとめ 抜粋(PDF形式:239KB)

(仮称)
「道の駅おけがわ」平成 25 年度の成果・まとめより抜粋
4-2
段階的な整備(P.32)
p.29 で確認した『(仮称)「道の駅おけがわ」の導入候補施設(案)』を、事業実施の視点
からみると、
「道の駅としての基本的な施設」、
「付加価値を高める施設」、「既存機能を活
用する施設」
、
「民間活力を利用し周辺地域での広がりを期待する施設」に区分できる。
「付加価値を高める施設」と「民間活力を利用し周辺地域での広がりを期待する施設」
は、需要や収益性の見極めが必要な施設が含まれている。
このため、まず、
「道の駅としての基本的な施設」と「付加価値を高める施設」の一部
を整備し、
「既存機能を活用する施設」と合わせて供用し、将来的に、残りの「付加価値
を高める施設」と「民間活力を利用し周辺地域での広がりを期待する施設」の拡充を検討
する。
表 1 (仮称)
「道の駅おけがわ」の事業実施の視点からの導入施設の区分
導入機能
空間
休憩施設
休憩機能
・駐車場
・トイレ
・休憩所
情報発信機能
・情報端末
・総合案内所
地域振興
施設
魅力発信機能・
地域連携機能
・農産物直売所
・観光物産館
・イベントスペース
・芝生広場
・会議室
・飲食施設
防災機能
・災害用備蓄倉庫 ・調整池
・情報提供装置
・太陽光発電
・非常用発電機
・蓄電池
・防災用トイレ
・EV車充電
・給水タンク
スタンド
・防災井戸
・バイオマス
発電
・展望施設
・レンタルボックス
・駐車場
・トイレ
城山公園
・芝生広場
・バーベキュー広場
・イベント広場(芝
生広場)
環境対策機能
・災害ヘリポート
(グラウンド)
・グラウンド
・歴史民俗資料館
川田谷
生涯学習
センター
・図書館
・公民館
・温浴施設
・宿泊施設
周辺地域
:道の駅としての基本的な施設
:既存機能を活用する施設
・べに花畑、花畑、
野草園
・観光農園・体験農
園
・グリーンツーリズム
・遊歩道(石川川緑
道など)
・遊覧飛行
・レンタサイクル
:付加価値を高める施設
:民間活力を利用し周辺地域での広がり
を期待する施設
4-4
施設規模(P.34)
各施設の規模については、計画交通量や統計調査を基に参考値を求めた。したがって、
以下の数値は、今後道の駅の特色を考えていく中で、変わっていくことが予測される。
(1) 駐車場
上尾道路の交通量は、関東地方整備局による平成 24 年度の上尾道路の事業再評価によ
ると、41,800 台/日と推計されている。
本道の駅の対象路線である上尾道路が新設の道路であること、また、周辺には道の駅
が整備されていないことから、高速道路のサービスエリアの考え方を適用して必要駐車
台数を算定すると以下の通りとなる。
表 2 必要駐車マス数
車種
駐車マス数(台)
小型車
301
大型車
49
計 350
※NEXCO 設計要領 第四集 休憩施設設計要領(東日本高速
道路㈱ H17.10)をもとに算定
※H22 交通センサスを基に大型車、小型車の割合を算出
(2) 休憩施設と地域振興施設
上記の必要駐車マス数をもとに、同じく高速道路の休憩施設の考え方及び地域活性化
センターの調査結果を参考として、本道の駅の休憩施設(トイレ、休憩施設、情報提供
施設)と、地域振興施設(トイレ、レストラン、農産物直売所・観光物産館、付帯施設)
に必要な概ねの建築面積を算定すると以下の通りとなる。
施設
トイレ
休憩施設(兼情報発信施設)
レストラン
農産物直売所・観光物産館
付帯施設(会議室、事務所等)
計
規模(㎡)
約 350
約 250
約 950
約 400
約 550
約 2,500
表 3 休憩施設の必要規模(参考)
※休憩施設設計要領(H17.10 東日本高速道路㈱)
、道の駅を拠点とした地域
活性化調査報告書(H24.3(財)地域活性化センター)を参考とした
(3) 調整池
「埼玉県雨水流出抑制施設の設置等に関する条例」では、1ha 以上の開発行為等につい
て、雨水流出抑制施設等の設置が必要とされている。