1面/練馬区協働事業の紹介① 2 面/ねりま若者サポートステーション 3

主な内容
1 面/練馬区協働事業の紹介①
2 面/ねりま若者サポートステーション
3 面/パネルシアターぴーかぶー
4 面/区内 NPO の現況②、国際ダンスデー
発行/練馬区 NPO 活動支援センター
情報受発信・団体間ネットワークの構築事業/担当
NPO 法人練馬区障害者福祉推進機構
さんが一緒に安
シリーズ「練馬区協働事業の紹介」
NPO法人 さくらひろば
心し て 遊 べ る 空
はじめての子育てを応援!
間を 作って、
“み
ママと赤ちゃんの居場所づくり・仲間づくり
ん な 家 から 出 て
Vol.1
練馬区では、地域の様々な課題に対して、町会や自治会、NPO、ボランティア団体
などによる事業の提案を募集し、区と一緒に課題の解決に取り組んでいます。今号
から、平成 26 年度に実施される協働事業をシリーズで紹介していきます。
お い で!”と 言
い た か っ た ん で 体 操 の 時 間♪「さくらひろば」で
は、年間で150 組の親子が利用し
す。ここでスタッ ています
フに相談したり、お母さん同士も交流の
赤 ちゃん を 初 め
お母さんたちの抱える育児不安やスト
中で子育ての悩みや喜びを共有したり
て迎えたお母さんに
レスは深刻なんです」
と、増田さん。
して、自分の子育てに自信をもってもら
とって、子育ては想
「さくらひろば」
は、月曜と水曜の週2
えたらいいですね」
。
毎月の誕生日会、カレンダー作りや
像 以 上に 大 変 な も
日、11時∼15時まで1日100円で利
の。わからないこと
用できます。対象は0 歳∼3 歳未満の
赤ちゃんの身体測定など、親子をサポー
ばかりで心配が尽き
子どもとお母さん。窓から見える公園
トする企画はスタッフで考えています。
ず、睡眠不足で精神的・体力的にも余
理事長の増田公子さん
の立派な桜の木から、ひろばの名前が
今後は、新しい親子がさくらひろば
裕がなくなってしまいます。
付けられました。部
に遊びに来て、地域の子育て中の親子
そんなお母さんたちのため
屋の壁にも描かれた
のつどいの場になっていけたらと願っ
に、赤ちゃん連れでも安心し
大きな桜の木は、い
ています。
て自宅以外の場所で遊べる
「さ
つも笑顔が集う温か
くらひろば」が、平成 24 年 5
いひろばの象徴のよ
月にオープンしました。
うです。
入り口に並ぶベビーカー。徒歩圏内
増田さんは保育士として長 の近所から通う親子が大多数
く保育園に勤務してきました。現在の少
子高齢化社会が進む中で、子育て中の
親は、地域や家族・親戚などの子育て
「赤ちゃんとお母
■ NPO 法人 さくらひろば
豊玉北1-12-3 聖書キリスト教会ビル1階
☎ 5984-3571
今年 7月と11月に、それぞれ 4 回シリーズで子育て支援講座「親子
《 協働事業の内容 》
の絆づくりプログラム ‒ 赤ちゃんがきた ‒」
( Baby Program、通称:BP)
を開催します。生
後 2 ∼ 6か月の第1子限定の母子12 組が対象で、赤ちゃんと一緒に参加し、0 歳児の子育
を支援する従来の関係から孤立してい
ての不安や孤立の解消を図ります。区内では初めての試みの子育てプログラムで、豊玉保
ます。
「子育てが母親に集中するので、
健相談所と協働して進めていく予定です。
NPO に関するご相談を受け付けています
■ 練馬区NPO活動支援センターを構成する団体
会計・税務など
●
NPO法人練馬区障害者福祉推進機構 ☎ 6904-1033
豊玉北 4 - 11 - 7 月∼金曜日 9 時∼ 17 時
IT(情報技術)について
●
NPO法人インターネットビジネス研究所
HP24 時間受付 メール [email protected]
団体設立・運営など
●
NPO法人練馬明るい社会づくりの会 ☎ 6914-8987
桜台 1- 6 - 5 月∼金曜日 9 時∼ 17 時
土曜日 9 時∼ 15 時
団体設立・運営など
●
社会福祉法人練馬区社会福祉協議会 ① ボランティア・地域福祉推進センター ☎ 3994-0208
練馬区役所東庁舎 3 階 月∼金曜日 9 時∼ 17 時
② 光が丘ボランティア・地域福祉推進コーナー ☎ 5997-7721
光が丘区民センター 6 階 月∼金曜日 9 時∼ 17 時
③ 大泉ボランティア・地域福祉推進コーナー ☎ 3922-2422
東大泉 2 - 8 - 7 パレスフォンテーン 3 1 階 火∼土曜日 10 時∼ 18 時
④ 関町ボランティア・地域福祉推進コーナー ☎ 3929-1467
関町リサイクルセンター 1 階 月・火・木∼土曜日 9 時∼ 17 時
ねりまNP O
検索
ホームページは
こちらから
一歩を踏み出す若者たちを支える場所に
ねりま若者サポートステーション
幅広い人材が揃っているので、多
角的なサポートができるんです」
と
佐藤さん。
活動拠点となっている春日町青
長の佐藤さんにお話を伺いました。
少年館は、地元の春日町町会や商
「私たちの活動基盤はもともと三
店会とのつながりも強く、登録会員
鷹で、昭和 49 年から地域の子ども
によって結成された「なんでも隊」
は
たちの学習教室、不登校の子ども
町会イベントで大活躍! お揃いの
所長の佐藤真一郎さん
の居場所づくり、若者と働き方を学
ジャンパーを着てもちつき大会に参
全国に70万人いると言われてい
ぶベーカリーとカフェなどを展開し、
加したり、練馬区の公式アニメキャ
るひきこもりを始め、様々な理由か
子どもや 若 者
ラクター「ねり丸」
になって子
ら社会への順応が難しくなり、仕
の支援を行って
どもとの交流を図ったり。
事に就けずに悩みを抱える若者た
きました」
最後に佐藤さんは「地域
ちがいます。15歳∼39 歳までのこ
現 在「ねり
活動への参加が自信につな
ういった若者をサポートし、就労に
ま サポステ 」
がり、人々の優しさに触れて
向けて支援しているのが、全国160
の登 録 会員は
か所に設置されている地域若者サ
220名を超え、
ポートステーションです。
このうち約100 名の就労をサポート
者が、自分の力で生きていこうと変
練 馬区にも平成 25 年 6月に「ね
してきました。本人や保護者からの
わる瞬間に立ち会えるのが、何より
りま若者サポートステーション」
(通
相談を受けて面談を行い、個々に
嬉しいです!」
と、
話してくれました。
称:ねりまサポステ)
が開設されま
合わせた就労のための準備プログ
今後の課題である地域企業との
した。NPO 法人文化学習協同ネッ
ラムを設定していきます。ここは相
連携強化に加え、フェイスブック
トワークが、練馬区からの推薦に
談者にとって安心できる居場所であ
やツイッターなどのSNSでも、
「ね
より厚生労働省から認定を受けて
り、いつでも戻って来られる“巣”
りまサポステ」
の認知度アップを図っ
前進のきっかけになることもあ
春日町町会のイベントを手伝う「なん
でも隊」
のようなもの。いじめなどが原
運営しています。
総括コー
ディネーターでもある所
悩みながらも一歩が踏み出せない
引きこもってしまったケースで
若者たちに、1人でも多くこの居場
だよ”
と伝えていきます。
「特に10代∼20代が多いのが
『ね
りまサポステ』の特長です。スタッ
フは8名。心理士、キャリアコンサ
防災知恵袋
ルタント、支援コーディネーターなど
∼大切な命を に∼
守るため
No.7
ば心も体
「お湯があれ
も温まる」
4日
(平成 26 年 3月
所を知ってもらえるように。
■ ねりま若者サポートステーション
代表:佐藤真一郎
春日町青少年館 3 階
TEL:5848-8341
(10∼17時 木曜・日曜・祝日は休み)
https://www.facebook.com/nerimayss
温かい飲み物を口にすればホッとします。ショウガや唐辛
子を使った料理には、体を温める効果があります。使い捨
てカイロだけではなく、ペットボトルにお湯を入れて湯たん
ぽを作れば、冷えた体も温まり、固まった筋肉も緩みます。
記)
鈴木 裕子
(すずきゆうこ)
練馬区〈 防災・安全 〉教育推進協議会「心のあかり
を灯す会」会長。平成 7 年の阪神淡路大震災後、神
戸から練馬へ移り住み、練馬区防災課と協働し子ど
もの防災教育に取り組んでいる。光が丘在住。
冬の寒い日に大地震でライフラインがストップしたらどうな
るか…、想像してみてください。暖房器具が使えない中、
カセットコンロと予備のボンベと水さえあれば、より安心で
きる生活を送ることができます。
ています。
因で不登校になり、そのまま
も、まずは“ここにいていいん
相談者をいつでも温かく迎えてくれるスタッフ
ります。自信を失っていた若
キッチンペーパーやタオルをお湯に浸け、体をふくこともで
きます。ペットボトルのふたに画びょうで穴をあけて、簡易
シャワーを作れば、体を清潔に保てます。
地域に根ざした手づくりシアター
パネルシアターぴーかぶー
ないいないばあ”の意味)の発 音
を、親しみやすくひらがなにしたの
が名前の由来です。
子どもたちとのやりとりや意外な反応が楽しみ !
「きっかけは平成 6 年、光が丘の
依頼も増え、今や年間 50 公演をこ
わかば幼稚園のお楽しみ会で『ち
なす売れっ子サークルに! 毎回
白いパネルに貼られたカラフル
ちんぷい』主催のパネルシアターを
100 名以上の親子が集まる定期公
な丸 形や三角形。中の仕 掛けを
観劇したことです。お母さんたちも
演は、今年 30 回を迎えました。約
引っ 張ると…あら不 思 議! 動
やってみませんか?と声がかかり、
40 分のプログラムは、ピアノやキー
物の顔になったり新幹線になった
有志の母親 22 名でパネルシアター
ボードの生演奏が入りテンポよく展
り、大人でも思わず歓声が上がり
の講座を受け、
『ぴーかぶー』を発
開していくショー形式なので、大人
ます。パネルシアターの舞台は、
足させました」と、代表の澤村さ
でも見応えのある構成です。
パネル布(不織布)を貼ったボード
ん。当初は、わかば幼稚園の園児
「レパートリーは180 作品あり、
の上。Pペーパー(不織布)に描い
向けに上演していました。
観客の年齢層に合わせてプログラ
た絵人形を貼って動かしながら、
「いちばん最初の発表で、子ども
ムを組んでいます。現在メンバー
歌や手遊び、お話などを展開して
たちのキラキラした瞳を見た感動
は4 名ですが、練習は週 1回行い、
いく対面型のシアターです。
は今でも忘れられません。メンバー
もっと楽しんでもっと驚いてもらえ
光が丘を拠点とする「パネルシア
みんながパネルシアターのとりこに
るよう、常に質を向上させることを
ターぴーかぶー」は、活動開始から
なってしまいました。その後、自分
意識しています」
今年で19 年目を迎えるベテランの
たちの力を試してみたいと思うよう
パネルシアターに賭けるこの情
サークル。英語の Peekaboo(“い
になり、平成 9 年からはわかば幼
熱には頭が下がります!
代表の澤村明子さん
稚園以外でも活動を始めまし
「今後の課題は後継者の育成で
た」
す」と澤村さん。
人形はすべて手作りです。
「地域の若いママたちに仲間に
どれも楽しい仕掛けがあり、
入ってもらえたら嬉しいですね。子
“どんな人形を作ろうか”
“何
どもたちの笑顔を一緒に共有した
かいいアイデアはないか”と、
常に考えているそうです。
平成18 年にホームページを
開設すると、区外からの公演
い方、お待ちしています!」 ■ パネルシアターぴーかぶー
代表:澤村明子
http://www.peek-a-boo-meiko.com
練馬区向南幼稚園のお楽しみ会ではブラックシアターを披露
ライフラインの中では電気の復旧がいちばん早いので、電
おきましょう。
子レンジ、電磁調理器、電気ポット、ホットプレートなどを活
また、水不足で歯磨きやうがいができなくなるので、
用すれば、調理も楽になってきます。
口腔ケア用ウェットティッシュを常備しておくと、家族
しかし、入浴や洗濯に関しては、長い間不便な生活が続
みんなで使えます。こういった家庭ごとの備えは、災害
きます。入浴できない時は器に湯をため、入浴剤や好みの
時には手に入りにくくなるので、少し多めに備えておくと安心
香りのアロマオイルなどを入れて、手浴や足浴をすると気持
ですね。阪神淡路大震災後に広く使われるようになった
「お
ちも体も楽になります。水でしぼったタオルをビニール袋に
薬手帳」
は、手元に置いておくと、いざという時役に立ちま
入れて電子レンジで温め、ホットタオルを作り、首すじや肩
す。
に温湿布をすると肩こりに効きます。介護の必要な方には、
手浴や足浴、温湿布が喜ばれます。
家族構成や家庭の状況により、最低限の備えは変わっ
てきます。乳幼児には粉ミルクや離乳食、
紙おむつなどを、
介護が必要な方には普段食べ慣れている食品や嗜(し)好
品、体を清潔に保つためのグッズ、医薬品などを常備して
練馬区内NPOの現況②
~寄付編~
寄付収入ごとの団体数(平成 24 年度)
NPO 法人が安定的な運営を行うためには、複数の収入源から収入を確保す
ることが不可欠です。今回は収入源の1つ、
「寄付」
に注目します。平成 23 年
に「特定非営利活動促進法」
が改正され、認定 NPO 法人の認定基準が緩和され
ましたが、
まだ区内では認定NPO法人格を取得している団体は1団体のみです。
団体ごとの収益構造を調べると、寄付収入が非常に少ない団体がほとんどで
す。複数の安定した財源を確保するためには、長期的視点に立ち、新しい広報
手法や企業との長期にわたる協働活動等の実績を今から少しずつ積んでいくこ
とが必要だと考えられます。 認定 NPO 法人に寄付すると…寄付金控除が受け
1001 万円以上
1
501 万円~ 1000 万円
0
301 万円~ 500 万円
4
101 万円~ 300 万円
14
50 万円~ 100 万円
8
1 万円~ 49 万円
61
0円
180
区内団体数
268
られます。控除割合は寄付金の最大 50 %です。
第7回 国際ダンスデー・フェスティバルを開催
区の健診受診率アップ事業などを
受託する地域団体を募集
日本ユネスコ協会連 盟の
後 援 で、フォー クダ ンスを
通じて青少年の健 全な出逢
いと交 流を目指す運 動が、
区では各種健康診査などの受診率
(受診する方の
割合)が低く、糖尿病や高血圧症などの生活習慣
都内の大学生や若い方々を
病の方も増えています。
中 心に行われています。そ
今回、受診率のアップや生活習慣病予防につな
れが若者のフォークダンス運動「フォルクローレ」です。
毎年ユネスコ国際ダンスデーに、都立光が丘公園で
国際ダンスデー・フェスティバルを開催しています。今
がる取り組みを企画し、区から受託して実施する
地域団体を募集します。
回はフォークダンスの他に、アイドル・ユニットの生ライ
■委託する取り組みの一例
ブや J-pop サウンド、あっと驚くヨーヨー・ショーなど、
●
健康診査の受診を PR する内容のチラシを配布
●
生活習慣病に関する講座やセミナーの開催など
楽しい催しでいっぱいです。初心者の方が中心になりま
すので、どなたも安心してご参加ください。ダンスを通
して素敵な友達ができるかもしれません。
【 申 込 期 間 】 平成 26 年 4 月30 日(水)まで
※内容審査のうえ決定します
【日 時】
平成 26 年 4 月29 日(火・祝)
13 時〜17 時(ユネスコ国際ダンスデー)
【実施期間】
平成 26 年 6月~11月の間
【会 場】 都立光が丘公園、芝生広場の丘の上
【対 象】 区内 NPO 法人、ボランティア団体など
(地下鉄大江戸線・光が丘下車)
※ 会場へは、公共交通機関をご利用ください。
※ 雨天の場合は光が丘区民センター「集会室2」で行います。
【 参 加 費】 無料
【委 託 料】 12,000 円~24,000 円
(内容や実績により異なります)
【問い合わせ先】 練馬区役所国保年金課
【内 容】
欧米のやさしいフォークダンスをそ
の場で習って踊ります
【参加対象】 10 代〜30 代までの青少年など
練馬区役所本庁舎3階
【主 催】 練馬フォルクローレ実行委員会
☎ 5984-4551
【問い合わせ】 ☎ 049-258-3218(松原)または
☎ 3929-1619(岩川)
メール:[email protected]
FAX : 3993-3260
★音声でお読みください
ご存知でしたか? 練馬区NPO活動支援センター発行「ねりま
NPOニュース」は音声で伝える「視覚障害者用」録音版を貸し出
しています。ご希望の方は一歩の会にお申し込みください。
NPO法人点訳・音声訳集団一歩の会 練馬区高松 2-16-12 ☎ 3577– 5666
特定健診・保健指導計画担当係
(平成 26 年 4月から保健事業担当係に名称変更)
※ 詳しくは、区ホームページ「暮らしのガイド」⇒「年金・
国保・後期高齢者医療」をご覧ください。
発行所 練馬区 NPO 活動支援センター
〒 176-0012 東京都練馬区豊玉北 4-11-7
電話:6904-1033 FAX:5946-4902
ホームページ http://nerima-npo.com
メールアドレス(編集部):[email protected]
練馬区へのお問い合わせは、
練馬区地域振興課地域コミュニティ支援係 電話:5984-1039(直通)