#18 和田アキラ 編

#18
和田アキラ 編
今回は日本初のフュージョンバンド「プリズム」の超技巧派ギタリスト、和田アキラが登
場。
小学生の頃、姉の影響でグループサウンズを好きになり、最初はドラムを始めてジミ・ヘ
ンドリックスの「FIRE」を帽子の箱を叩いてやっていた。
その後もバンドでドラムをやっていたが、ギターの人はイントロぐらいしか弾けなかったの
で、自分で弾いてみると、意外に簡単に弾けたのがギターを始めるきっかけに。
当時グランド・ファンク・レイルロードやレッド・ツェッペリンの来日公演に行き大きな影響
を受け、彼らの曲をコピーしまくったという。
16歳でスタジオミュージシャンの松木恒秀に弟子入り。電力会社のCMで一緒にギターを
弾いたなどボーヤ時代のエピソードを語る。
その後、ギター中心の音楽・バンドに興味を持っていた時、ジェフ・ベック「BLOW BY
BLOW」やサンタナ「哀愁のヨーロッパ」などのギターインストが登場し、自身のバンド構想
に影響を受ける。
「プリズム」の結成では、アマチュア時代の「カシオペア」にいたドラムの鈴木徹や森園勝
敏が「四人囃子」脱退後に加入などのエピソードを紹介。ファーストアルバムは8000枚が
発売1時間で品切れになるほど大きな注目を集め、和田はギターヒーローとしてグレコの
CMにも出演(その貴重な映像も紹介)。
その他、エリック・クラプトン来日公演のオープニングアクトでの裏話や、セッション活動と
して杏里の大ヒット「CAT'S EYE」や高橋幸宏のアルバムでギターを弾いたエピソードを語
る。
最後はプリズムの最新アルバムから「PALACE IN THE SKY」を演奏。
和田アキラ:
1956年生まれ、東京都出身。
「プリズム」のギタリスト。
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