2015年 4 月号 Vol.7 社会医療法人健生会 日の出診療所 通所リハビリ

2015年 4 月号 Vol.7
社会医療法人健生会 日の出診療所 通所リハビリ
桜の季節となってまいりましたが、みなさんの地域ではいかがでしょうか?
このリハビリ通信も 1 年を迎えることができました。これからもみなさまの健康をサポートでき
るような情報を提供できるよう努力していきます。
4月からは「症状改善のためのセルフエクササイズ」を発信していきます。
今回は多くの方が経験する「腰痛」の改善のためのエクササイズです。
☆『悪い姿勢は腰痛を引き起こす』
悪い姿勢が習慣化している場合に起こりやすく、楽な姿勢こそ過度に背中の骨・筋肉などの組織が
使われ痛みが生じます。
腰痛の多くは悪い姿勢を長時間続いた事で腰に大きな負担が集中し、痛みの原因となります。
今回は「反り腰」の方向けです。
女性に多く、腰が反りお尻が後ろに突き出たような姿勢がイメージしやすいです。
●〈ブレーシング〉
引っ込んだり、膨らんだりといった変化がなく硬く張りのあるよう
な状態を維持する事です。力を入れ過ぎず軽い力で行います。
最初は寝ながらでも、意識すれば日常生活のどのような場面でも継
続して行えるようになるはずです。
●〈腹筋運動〉10~20 回 3 セット
一方の膝から順に膝を抱えます。両方抱えると今度は元の姿勢へゆっくりと元に戻していきます。
この間、常にブレーシング(お腹全体に力を入れる)を行うよう注意しましょう。
●〈ゆりかご体操〉5~10往復を目安に
両膝を抱え込み、膝・股関節が90°に維持しましょう。そのまま体を丸めたまま前後に揺れます。
足が地面に着きそうになる所まで体を起こしてください。体勢は崩さないように!
腹筋運動を行う場合は、反動をつけずゆっくりとした大きな呼吸とリズムで行うようにしましょう。
エクササイズは無理のない範囲で1日数回・反復して行ってください。
次回は「丸腰」の方向けのセルフエクササイズを紹介したいと思います。