事業報告書 - 全日本トラック協会

平 成 27 年 度
事 業 報 告 書
公益社団法人全日本トラック協会
【Ⅰ.事業活動の概要】
Ⅰ.一般情勢
平成27年度の我が国経済は、「大胆な金融政策」、「機動的な財政政策」、「民間投
資を喚起する成長戦略」を柱とする経済財政政策の推進により、雇用・所得環境が改善し、
原油価格下落の影響もあり緩やかな回復基調が続いているが、年度前半には中国を始めと
する新興国経済の景気減速の影響等もあり、個人消費及び民間設備投資の回復に遅れが見
られた。
このため、緩やかな回復基調が続いているものの個人消費等の減退など、実質GDPの
成長率も10月~12月にはマイナスに転じるとともに、消費増税の影響を払拭できず、
平成27年度の実質GDPの成長率は、最終的にはプラスに転換するものの低成長となる
見通しである。
トラック運送業界においては、平成27年度の国内貨物総輸送量は、民間調査機関の予
測によると前年度比0.5%減となっているが、営業用トラックによる輸送量は0.4%
増となっている。原油価格の下落により、荷動きが若干上昇したが、ドライバーをはじめ
とした若年労働者不足などにより、トラック運送事業者の経営環境は依然として厳しい状
況が続いている。
トラック運送業界に対する諸問題については、高校新卒者の採用にとって障害となって
いた中型免許問題は、道路交通法の改正により「準中型免許」が創設されることとなった
ほか、行政や荷主の参画を得て、「トラック輸送における取引環境・労働時間改善協議会」
が中央・地方において積極的に推進されており、ドライバーの手待ち時間の削減や付帯業
務の有償化に向けて、トラック運送業界の総力を挙げて取り組みはじめた。
また、高速道路料金における大口多頻度割引についてはETC2.0搭載車を対象に、
平成28年度末まで最大割引率50%が継続されることとなったほか、地球温暖化対策税
については、エネルギー対策特別会計から80億円の補助金措置が講じられた。
平成27年度のトラック運送業界は原油価格の低下により経営の安定化が図られたが、
一方においてはドライバーの確保が喫緊な課題となった。
当業界としては、トラック輸送の公共的使命を果たすべく、より安定的な輸送力の確保
と安心、安全で質の高い輸送サービスを提供していくために安全・環境対策、労働対策、
経営改善対策、消費者対策、適正化事業対策など諸対策を積極的に推進した。
1
【最重点施策】
(1)参入基準の厳格化等規制緩和の見直しの促進
①参入基準の厳格化等規制緩和の見直し(適正化実施機関と国との連携強化)
・平成26年5月、全ト協が国土交通省自動車局長に対し、
「トラック運送事業の新規
許可手続要件の見直し等に関する要望書」を提出したことを踏まえ、国土交通省で
は、新規参入時における事前チェックの強化を図るため、関係通達を改正し、平成
27年6月1日に施行した。改正の内容は、①許可に付す条件に、運輸開始前の運
行管理者・整備管理者の選任届を提出する旨の条件を追加、②運輸開始前に運行管
理者・整備管理者選任届(写)、選任運転者の自動車運転免許証(写)、労働保険関
係成立届・社会保険新規適用届(写し)を添付書類として提出、③運輸開始から6
ヵ月以内に実施していた特別巡回指導を、運輸開始の届出後1ヵ月以降3ヵ月以内
に実施となった。平成27年の新規許可事業者数は905者と、前年より35者減
少した。なお、平成27年6月1日から平成28年3月末までの新規巡回件数は3
42件で、そのうち許可基準を逸脱するような悪質な事業計画違反の速報事案件数
は0件であった。
・改善基準告示の関連については、フェリーに乗船する場合の特例の見直しにより、
平成27年9月1日より乗船時間は休息期間として取り扱われることとなった。 ま
た、乗務時間等告示違反に関して、労働基準監督署から運輸支局に通報があった場合、
平成27年9月1日より、まず適正化事業実施機関が巡回指導を行い、改善報告等の
結果を見た上で運輸支局が監査を行うこととなった。
②利用運送についての問題点及び方策の検討
・国土交通省からトラック協会が開催する運行管理関係の講習に第一種貨物利用運送
事業者(自動車)の参加を可能とする体制の整備の要請を受けて、都道府県トラッ
ク協会に周知した。また、平成27年12月に、各都道府県トラック協会における
利用運送事業者も対象とした講習等の実施状況に関する調査を実施した。
(2)原価管理に基づく適正運賃収受の推進
①経営基盤強化対策の推進、特に原価管理の必要性等意識向上対策の徹底
・
「平成27年度原価意識向上のための実務セミナー」を全国33協会45ヶ所で開催。
経営者など約2,100人が参加した。今年度は、特に事業者の関心が高い原価計
算結果を活用した取引先との交渉方法などを取り入れた。
車両台数100両まで対応した運送原価計算シート(エクセル)の全ト協ホームペ
ージへの平成27年度のアクセス数が2,500件となった。
(掲載以来のアクセス
数は、16,500件)
・専門家が事業者の経営状況を診断し、改善策を提案する経営診断促進助成事業を行
った。申請実績は、ステップ1(総合的な経営診断)が12件、ステップ2(経営
改善相談)が4件。
2
・平成26年度一般貨物自動車運送事業の車両別、地域別等の経営状況について2,
192社の営業報告書データを集計し、業界の指標となる経営分析報告書を作成・
公表した。燃料価格の下落によるコスト減少により、営業赤字企業の割合が改善す
る一方、人材不足によるコストアップにより改善幅は限定的となった。
・日貨協連と連名でWebKITの成約運賃指数を全ト協HP、トラック業界紙、荷
主業界紙等に毎月公表した。
・第39回中央近代化基金融資として公募および推薦を実施した。調整融資は公募枠
40億円に対して推薦決定170件2,806百万円。補完融資は公募枠30億円
に対して推薦決定17件30億円であった。利子補給額は2億5千万円であった。
利子補給助成事業については、都道府県トラック協会が実施する「ポスト新長期規
制適合車」「低公害車および省エネ関連機器」「5両未満事業者に対する特別増車」
融資にかかる利子補給事業に対し、助成を実施。利子補給助成額は36億3千万円
であった。
・各都道府県信用保証協会のセーフティネット保証等の保証を受ける際に支払う保証
料の助成事業を行う都道府県トラック協会に対する助成や、東日本大震災復興緊急
保証等の認定を受けた融資にかかる信用保証協会保証料についても引続き助成対象
とした。助成実績は、422件(内震災関係62件)、33,781千円(内震災関
係4,853千円)。なお、トラック運送事業はセーフティーネット保証の特定業種
に平成10年7月から平成28年3月まで指定が継続されている。
(3)燃料費対策の推進並びに燃料サーチャージの導入・価格転嫁の促進
①軽油引取税の旧暫定税率の廃止等税負担の軽減
・軽油引取税の旧暫定税率の廃止を含む自動車関係諸税の簡素化・軽減の実現につい
ては、麻生太郎副総理・財務大臣、自民党三役(谷垣禎一幹事長・二階俊博総務会
長・稲田朋美政務調査会長)、細田博之自民党トラック輸送振興議員連盟会長、山本
有二自民党ITS推進・道路調査会長、秋元司自民党国土交通部会長をはじめ政府
与党の国会議員に対し、日本自動車会議所など関係団体と協調して要望活動を展開
した。平成27年11月11日に開催した「地域社会と国民生活を守るため 平成
27年度トラック業界の要望を実現する会」において、出席した与党国会議員約2
50人(代理含む)に対し訴えた。
②燃料サーチャージ導入・価格転嫁の積極的な促進
・燃料サーチャージの導入及び価格転嫁について、
「トラック運送業における契約締結
等書面化推進セミナー」などにおいて、会員事業者に対し積極的に周知、啓発した。
・燃料価格が下落したことにより、荷主や元請事業者から運賃の引下げを要求される
ケースが生じているとの情報を受け、国土交通省と協調して、地方運輸局及び支局
に設置されている「適正取引相談窓口」の周知や積極的な情報収集に努めた。
3
③アイドリングストップの徹底
・アイドリングストップ支援のために以下の助成を行った。
エアヒータ
助成実績(台数)
車載バッテリー式冷房装置
582
294
④自家用燃料供給施設整備支援助成事業及び燃料費対策特別融資の実施
・国の平成26年度補正予算に伴う自家用燃料供給施設導入(自家用燃料タンク)補
助事業の執行団体として、引き続き公募を行い、交付決定は155件、251,97
0千円、補助金交付実績は、110件、163,850千円であった。
・燃料費対策として、中央近代化基金「燃料費対策特別融資」を実施した。公募枠
40億円に対して、推薦決定199件39億6千万円であった。
⑤石油製品価格動向調査及び燃料価格等の分析の実施
・石油製品価格の動向の全国調査、石油製品の需給動向や価格の変動要因について分
析を実施した。
⑥フェリー等利用に対する補助・助成制度の創設
・フェリー等利用に対する高速道路料金割引分の補助・助成制度を新設するよう、北
海道トラック協会と協調して、関係省庁及び与党国会議員に対して要望を行った。
(4)交通及び労災事故の防止の推進
○交通事故防止対策
①事業用トラックによる交通事故実態の把握と要因分析
・平成27年中における事業用トラックが第1当事者となる死亡事故件数は、平成に
入り最少となる対前年比22名減(△6.7%)となる308件となった。
・各都道府県(車籍別)における事業用トラックを第1当事者とする死亡事故件数を
車両台数1万台当たり「2.0」以下とする共通目標を掲げ、事故防止対策の更な
る推進を図った。
・発生地別事故情報を四半期毎に集計するとともに、車籍別、発生地別、車両区分別、
道路区分別等詳細に交通事故実態を分析・把握し、全ト協のホームページ上で計6
回公表する等、有効な事故防止対策につなげた。
②交差点事故、追突事故防止対策及び高速道路における事故防止対策の推進
・新たに「交差点事故撲滅キット」を制作し、当該資料を活用した「交差点事故防止
マニュアル活用セミナー」を全国32トラック協会延べ39回開催した。また、「ト
ラック追突事故防止セミナー」を全国8トラック協会で12回開催した。
・全ト協及び地方トラック協会の総会、事業者大会等における交通安全決議等により、
交通安全に対するトラック運送事業者の意識の定着を図った。また、全国27トラ
ック協会における事故防止大会実施に対する助成を行った。
③ドライブレコーダ等安全対策機器の普及促進
・平成25年度に制作したドライブレコーダ活用マニュアルをもとに「ドライブレコ
4
ーダ活用セミナー」を全国10トラック協会で開催し、ドライブレコーダの有効活
用を含めた普及促進を図った。
・交通事故防止のため、以下に対する助成を行った。
ドライブ
レコーダ
助成実績(台数)
後 方 視 野 確 アルコールイ
認支援装置
16,070
携帯型アルコール
ンターロック
8,881
検知器
57
131
・「WEB版ヒヤリハット集」をホームページ上で公開し、危険予知訓練(KYT)
の取り組みを促進した。
④免許制度改正に向けた交通安全教育訓練の構築及び体制整備
・国土交通省との連携のもと、トラックドライバーの初任運転者教育に活用できる研
修テキストの制作に取り組み、中小零細事業者等が行うドライバーに対する指導教
育実施に向けた環境整備を図った。
・安全教育訓練の受講者793名に対する助成を行い、受講の促進を図った。
⑤運行管理者に対する情報提供等支援体制の整備
・「トラック運送事業における運行管理者のあり方」報告書を踏まえて、運行管理者
に対する情報提供等支援体制の整備を図った。
⑥国際海陸一環運送コンテナの自動車運送の安全確保
・都道府県トラック協会会長及び関係トラック協会海上コンテナ部会長に対し、
「国際
海上コンテナの陸上運送に係る安全輸送ガイドライン」の再徹底を要請した。また、
「国際海陸一貫輸送コンテナの自動車運送の安全確保に関する法律案」の必要性に
ついて国土交通省に訴えた。
・国土交通省において開催された、国際海上コンテナトレーラの事故防止策、港湾地
域の保安強化策を目指した海上コンテナの陸上輸送に関係する会議に参加し、海上
コンテナ輸送事業者の置かれている状況を訴えるとともに、改善要望等を行った。
⑦特殊車両に伴う法令順守・事故防止の推進
・全国32箇所にて特殊車両通行許可制度に関する講習会を開催するとともに、“テ
レビ会議システム”を利用した講習会を、昨年度の倍の7回開催した。年度の前半
は、「道路の老朽化対策に向けた大型車両の通行の適正化方針」に基づき、NEX
CO各社の担当者より高速道路における取締強化等の状況について説明を受けた。
また、年度の後半では、(一社)車体工業会 トレーラ部会の役員から、
「大型車両の
通行の適正化方針」に基づく車両諸元の規制緩和、整備不良が引き起こすトレーラ
火災の防止対策等についての説明を受けた後、特車講習を行った。
・特殊車両通行許可の取得率向上を目的とした特殊車両通行許可オンライン申請講習
会は、4回(うちTV会議システムを利用した講習を2回開催)開催した。また、
5
「鋼材等重量物輸送に携わるプロ運転者・管理者用ガイドブック」について、大型
車両の通行に関係する法令の改正や事故事例の変化等を踏まえて改訂し、全ト協ホ
ームページ上にダウンロード可能な状態にて掲載した。
・平成27年3月のバラ積みトレーラ等特例8車種の車両総重量等の規制緩和措置を
踏まえ、「トレーラの大型化による輸送効率化ハンドブック」を制作した。
・トレーラの車両火災防止にかかる平成27年4月の国土交通省通達を受け、トレー
ラ研修会を24回実施した。
⑧「運輸安全マネジメント」の普及啓発
・運輸安全マネジメントについて、一層の定着と取組みの深度化、高度化を図るため、
評価対象の最低車両保有台数の範囲拡大を検討するとともに、官民一体で取り組む
普及・啓発活動を推進した。
⑨駐車問題見直しへの対応
・都市部を中心とした、駐車監視員による事業用トラックに対する行き過ぎた取締り
活動に対し、各地における関係行政機関を含めた協議会の開催等の環境整備を図っ
た。
⑩全国トラックドライバー・コンテストの実施
・安全意識ならびに運転技能の向上を図るため「全国トラックドライバー・コンテス
ト」を140名の参加者により継続実施した。なお、各部門の優勝者は、首相官邸
を表敬訪問した。
○労働対策
⑪健康状態に起因する事故防止対策
・
「トラック運送事業者のための健康起因事故防止マニュアル」を見直し、改訂版とし
て発刊した。
・定期健康診断への運輸事業振興助成交付金支出について恒久的措置とするよう国土
交通省に働きかけを行った結果、継続的支出が認められた。
・ドライバーの睡眠時無呼吸症候群(SAS)スクリーニング検査の受検者18,1
59名に対する助成を行った。
⑫労働災害防止、荷主対策の推進
・安全衛生管理の徹底と「陸上貨物運送事業における荷役作業の安全対策ガイドライ
ン」の周知・徹底を図った。
⑬荷役の責任の所在に係る契約上の対策の推進
・
「トラック運送業における契約書面化の基礎知識」を活用した「トラック運送業にお
ける契約締結等書面化推進セミナー」を各都道府県トラック協会との共催で開催し
た(36ヵ所で約1,950人参加)。荷役作業時の安全作業連絡書の様式などが示
されたリーフレットを配布し、会員事業者に対し荷役作業時の責任の所在の明確化
について啓発した。
6
⑭高速道路等の駐車場の確保及び環境保全対策
・高速道路のSA・PA、道の駅等における駐車スペースの整備・拡充について、運
輸労連と連携して国土交通省道路局に対して要望した。
(5)高速道路通行料金の引き下げ及び割引制度の充実
①高速道路通行料金の引下げ及び割引制度の充実
・旧暫定税率の廃止等負担の軽減に合わせて、政府与党の国会議員に対し積極的に要
望活動を展開した。
「地域社会と国民生活を守るため 平成27年度トラック業界の
要望を実現する会」において、特に、平成27年度末までとなっていた大口・多頻
度割引最大50%の継続を強く要望した。
・この結果、自民党政務調査会 ITS推進・道路調査会の「道路予算の確保にかかる
決議」(平成27年11月19日)の中で、「大口・多頻度割引については、(中略)
世界最高水準の技術であるETC2.0を活用して継続することとし、予算につい
ては、
(中略)平成27年度の補正予算により確保すること」とされた。その後、平
成27年度補正予算において、ETC2.0搭載車を対象とした大口・多頻度割引
最大50%の継続に対し256億円が措置され、さらに1年間(平成28年度末ま
で)継続されることとなった。なお、NEXCOにおいて、平成28年4月から一
定期間、従来のETC搭載車についても大口・多頻度割引最大50%が適用される
こととなった。
・大口・多頻度割引最大50%の継続について、ETC2.0搭載車が対象となった
ことから、平成28年度において、20億円規模(助成金額1台4千円、助成台数
50万台)の助成事業を実施することを決定した。
②高速道路通行料金の割引制度による需要増進策の検討
・平成27年11月に「高速道路料金の負担に関する調査」を実施し、割引率の変化
に伴う高速道路の利用意向等の実態を把握した。
・一般道や混雑する高速道路から通行量の少ない高速道路への転換など、ETC2.
0により収集できる通行経路情報等を活用した需要増進策について検討した。
・平成27年9月18日の「首都圏の新たな高速道路料金の具体案」に対し、①車種
区分の整理・統一に係る激変緩和措置の継続、②首都高速道路の大口・多頻度割引、
③起終点を基本とした継ぎ目のない料金の実現、④首都高速における都心流入割引、
⑤ETC2.0の普及促進、⑥NEXCOと同様の料金体系について、意見を提出
した。
(6)労働力確保のための労働環境の改善及び整備
①月60時間超の時間外労働時間に対する割増賃金率増加への対応
・中小企業への月60時間超の時間外労働に対する割増賃金率(50%以上)の適用を
含む労働基準法の改正案の国会に提出に伴い、行政(厚生労働省・国土交通省)、荷主、
トラック運送事業者、学識経験者などにより構成される「トラック輸送における取引
7
環境・労働時間改善協議会」を中央及び全都道府県に設置し、取引環境の改善と労働
時間短縮をテーマに関係者が一体となって取り組みを推進した。
トラック輸送状況の実態を都道府県ごとに明らかにし、今後の取引慣行の改善など労
働時間短縮のための諸対策の検討に向けた基礎資料を収集するため、平成27年9月
に、トラックドライバーの1週間の勤務実態や事業者の状況を把握する「トラック輸
送状況の実態調査」を実施し、1,252事業者、5,609ドライバーから回答を
得た。
・また、トラック運送業が国の骨太の方針及び成長戦略において生産性向上を目指すサ
ービス産業のひとつとして位置付けられ、平成27年6月18日、トラック運送業を含
む対象5産業(トラック運送業の他、小売業、飲食業、宿泊業、介護業)合同のサービ
ス業の生産性向上協議会が安倍晋三内閣総理大臣出席のもと開催され、全ト協から星野
会長をはじめ正副会長が出席した。以降、トラック運送業における生産性向上協議会に
ついては、
「トラック輸送における取引環境・労働時間改善協議会」と合同で開催した。
・労働時間に関する規制のあり方等について、平成26年9月から労働政策小委員会に
おいて検討を重ね、
「長距離輸送の実態と労働時間規制の在り方についての提言-改善
基準告示等をめぐる諸問題-」として報告書を取りまとめ、平成27年9月9日に、
国土交通省自動車局長に「労働時間規制の在り方についての要望書」を提出した。
・
「第44回物流政策懇談会」を平成27年12月21日に開催した。国土交通省から自
動車局長以下幹部、労働組合から運輸労連・交通労連・建交労の各委員長以下幹部、
全ト協から会長・副会長以下幹部が出席し、トラック運送業界の諸課題と取り組みに
ついて、意見交換を行った。
・運輸労連・交通労連の両労働組合から、平成27年12月21日に、輸送秩序と公正
競争の確立、取引環境・労働時間改善協議会、適正な運賃・料金の収受、雇用政策の
推進、輸送の安全確保、高速道路料金、Gマークの普及拡大等について、共同政策要
請が行われた。また、建交労中央運輸労使協議会は平成28年2月1日に、人材確保
策、適正運賃の収受、自動車関係諸税への対応、高速道路料金等について要請が行わ
れた。
・厚生労働省が毎年実施している「賃金構造基本統計調査」の中から、トラック運送事
業に係る部分(業種:道路貨物運送業、職種:営業用大型貨物自動車運転者、営業用
普通・小型貨物自動車運転者)を抽出し、
「トラック運送事業に関する賃金・労働時間
データ集」として、最新の平成27年分のデータを掲載し、過去10年分のデータを
取りまとめ、各都道府県トラック協会等に配付した。
②若年者、女性、高齢者の採用等少子高齢化に対応した労働力確保対策の推進
・
(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構より、トラック運送事業高齢者雇用推進事業(平
成26~27年の2ヶ年度事業)を受託し、高齢者雇用を推進するためガイドライン
(トラック運送事業高齢者雇用推進の手引き)を作成するとともに、下記人材確保セ
ミナーにてガイドラインの普及を図った。
・上記高齢者の活用と併せ、若年・女性労働者の確保を図るため、求人、採用方法など
に焦点を当てた人材確保セミナーを全国9ブロックで開催し、経営者、人事担当者な
8
ど約760人が参加した。また本セミナーの模様、資料を全ト協ホームページに掲
載した。
・退職自衛官に対する事業者からの求人票を都道府県トラック協会を通じ、自衛隊地方
協力本部等へ提出する枠組みを設け、平成28年度は727件の求人票を自衛隊に提
出した。
③事業後継者等の育成
・物流経営士の認定事業を実施し、27年度は新たに96名(愛知県トラック協会中部
トラック総合研修センター認定講座修了61名、東京都トラック協会認定講座修了3
5名)を認定し、平成28年3月末現在合計1,608名の物流経営士が活躍してい
る。
物流経営士資格の認知度向上を図るため、全ト協ホームページに認定者名簿を掲載し
ているほか、資格取得者に「広報とらっく」や全ト協提供ラジオ番組、中小企業大学
校におけるトラック事業者向け講座等に出演いただき、資格取得後の各社における活
用事例などを紹介した。
平成28年1月22日に名古屋市で65名、2月18日に東京都トラック協会で43
名の物流経営士が参加した物流経営士研修会を開催した。
・
(独)中小企業基盤整備機構が運営する中小企業大学校の講座受講(全国9校、対象講
座数約260)に対し助成を行った。助成実績は247名3,771千円。
・物流に関する専門的な課程を有する流通経済大学への推薦制度を実施した。
・2月12日に東京・京王プラザホテルにて青年部会全国大会を開催し、青年経営者7
30名が参加した。また、都道府県トラック協会青年組織の代表が会する全国代表者
協議会を6月、11月、2月に、正副部会長会議を8回開催し、事業経営に即したグ
ループディスカッション、講演など研修事業を実施した。さらに産業廃棄物業界及び
倉庫業界など他団体の青年組織との意見交換会を開催した。なお、青年部会の社会貢
献事業として、自動車専門課程を有する高等学校2校に対し、教材用の小型トラック
各1台を寄贈した。
・都道府県トラック協会の青年部会等に所属する経営者等の先進的な創意工夫による収
益性向上などの取組に対する顕彰募集を行い、6社が応募し審査委員会による審査の
結果、2社(青森県・丸憲運輸(有)「ウィング車を活用した原木輸送システムの開発」、
東京都・(株)藤倉運輸「AED搭載トラックの導入」)が受賞した。
④労働環境の改善及び整備方策の検討
・女性ドライバー確保の観点から、人材確保セミナーを通じて、荷役機械等の導入によ
る手積み・手卸しの削減や、女性用更衣室・トイレの整備等労働環境や職場環境の改
善・整備の啓発に努めた。
9
【重点施策】
(1)自動車関係諸税の簡素化・軽減の実現
①自動車関係諸税の簡素化・軽減の実現
・平成28年度税制改正・予算要望において、平成28年度税制改正大綱が、平成2
7年12月24日に閣議決定され、税制改正関連法案は平成28年3月29日に国
会で成立した。
・自動車取得税については、消費税率10%への引上げ時である平成29年4月1日
に廃止するとともに、自動車税及び軽自動車税において、自動車取得税のグリーン
化機能を維持・強化する環境性能割が平成29年4月1日から導入されることとな
った。また、環境性能割については、営自格差が設けられ、営業車の上限税率2%
が維持されるとともに、税率が引き下げられたことで、現行の自動車取得税より負
担は軽減されることとなった。なお、ASV(先進安全自動車)技術を備えるトラ
ックに係る環境性能割について、現行の自動車取得税と同様の特例措置が平成29
年4月1日から2年間維持されることとなった。
自動車税の営自格差の見直しについては、阻止することができた。
自動車重量税については、平成29年度税制改正におけるエコカー減税の見直しと
あわせ、原因者負担・受益者負担としての性格等を踏まえることとされた。
(2)運賃体系の明確化のための諸対策の推進
①契約の書面化の推進・定着および改正下請・荷主適正取引推進ガイドラインの周知
徹底
・基本契約の締結や運送条件等の書面化のポイント等をまとめた「トラック運送業に
おける契約書面化の基礎知識」を活用した「トラック運送業における契約締結等書
面化推進セミナー」を各都道府県トラック協会との共催では36ヵ所で開催し、約
1,950人が参加した。
・政府の「下請等中小企業の取引条件の改善に関する関係省庁連絡会議」において、
トラック運送事業における取引環境の改善に向けた効果的な対策の検討に資する
基礎資料を収集するため、「トラック運送業における下請等中小企業の取引条件の
改善に関する調査」を実施した。
(3)環境・省エネ対策の推進
①「低炭素社会実行計画」の推進
・日本経済団体連合会が主唱する「低炭素社会実行計画」に自主的に参加し、
「新環境
基本行動計画」の内容に沿って、2020年度を目標とするCO2排出削減に取り
組むなど、一層深刻化する地球温暖化問題をはじめ、トラック運送業界を取り巻く
環境の変化等に的確に対応した。
10
②エコドライブの徹底に向けたEMS機器等の導入及びアイドリングストップ支援装置の普
及促進
・エコドライブの徹底を図るため、燃料消費量の削減効果が高いEMS機器等の普及
促進を図った。
・トラック業界として、13箇所目となる「トラックの森」として、石川県森林公園
内に植樹した。
③CNG車等低公害車の普及促進
・CNG車504台及びハイブリッド車518台の導入に対する助成を行った。
④DPF等環境対策機器及び低公害車等の使用実態等に関する実態調査の実施
・DPF不具合ホットラインを活用してDPFの使用実態や不具合状況を調査し、国
土交通省へ改善要望を行うなどの対応を行った。また、車内ゴミの不法投棄問題が
特に深刻とされる栃木県那須郡那須地区及び神奈川県川崎市川崎区東扇島地区を重
点モデル地区とし、
「不法投棄抑制啓発看板」設置等不法投棄防止対策のモデル事業
調査を実施した。
(4)適正化事業の推進による法令遵守の徹底
①事故防止・安全対策等の指導内容の充実強化及び事業者・運行管理者等に対する指
導の推進
・巡回指導時に確認された法令違反については、改善報告書の提出等により早期改善
を求めることとしていているが、地方実施機関の運用に差異が見られたため、地方
実施機関に対し改善報告書未提出等事業所に対する催告書の発出依頼を行うととも
に、改善報告書の提出状況等の報告を求めた。
27年度
巡回指導件数
指導項目の総数
26,767件(事業所)
79,977件
・巡回指導の結果、評価の良いA・Bランクの割合は、前年度と比較し、全国平均で
3.2ポイント増加し、逆に評価の悪いD・Eランクが平均で3.2ポイント減少
するなど、改善が図られた。
・労働保険(労災保険・雇用保険)及び社会保険(健康保険・厚生年金保険)の未加
入については、重点指導項目として調査を行い、それぞれ1,454件(事業所)、
3,180件(事業所)に対し、適正に加入するよう指導を行った。特に社会保険
の未適用事業所については、巡回指導結果から未適用事業所のリストを作成し、国
土交通省を通じて厚生労働省から適正な加入について事業者指導を依頼した。
・運輸支局への報告、連携等の体制を強化し、速報制度の円滑かつ効果的な推進を図
った。地方実施機関から運輸支局へ97件の速報を行った。
・巡回指導の指導方法及び評価判断の全国均一化に向け、適否の判定等に差異がみら
れる事項については、QAとして取りまとめて地方実施機関に展開し、情報を共有
11
した。また、地方実施機関における指導手法や評価判断などの現状について19機
関を対象に実態調査を実施し、評価判断などの全国均一化に向けた指導等を行った。
・平成27年度末の適正化事業指導員については以下のとおり。
平成28年3月末指導員数
適正化事業
指導員
専任者率
定数
専任
兼任
計
(%)
346
354
66
420
102.3
・平成27年9月1日から開始された改善基準告示違反(過労)に特化した「乗務時
間等告示違反営業所に対する特別巡回指導」は、平成27年9月から平成28年3
月末までの特別巡回実施件数は267件で、そのうち改善基準告示違反件数は19
1件(指摘率71.5%)であった。
・その他、
「不正改造車排除」、
「点呼の励行啓発」等に係るリーフレットを作成・活用
し、事業者・運行管理者等に対して積極的に普及啓発活動を行った。
②安全性評価事業(Gマーク制度)の積極的な推進及び普及促進策の実施
・認定件数は以下のとおり。
平成27年度
安全性評価事業
(Gマーク制)
申請
認定事業所
事業所数
件数
8,420
8,140
全国認定
認定事業所
事業所数
割合(%)
22,242
26.5
・Gマーク制度の認知度アップを図るため、各都道府県トラック協会と連携し、新たに
21台のラッピングトラックを走行させた。その他、トラック協会が自主的に運行し
たラッピングトラック、及び平成24年度から継続して走行しているラッピングトラ
ックを合わせ、118台を走行させた。
・各運輸支局長と都道府県トラック協会が連携して、全国で119荷主団体を訪問し、
傘下の荷主企業にGマーク制度の活用方について要請を行った。
・Gマーク取得事業所の拡大に向けて、事業者向けGマーク制度のPRリーフレットを
作成し、普及啓発を推進した。
・Gマーク取得事業者のインセンティブについて、下記のとおり実施した。
ⅰ全日本トラック協会が行う一部の助成事業に関し、優遇措置(イ.特別研修受講料
助成金の増額(7割→全額)、ロ.IT点呼に使用する携帯型アルコール検知器の
助成(1台1万円)、ハ.経営診断助成金の増額(8万円→10万円))を設けた。
ⅱGマーク事業所に対する国土交通省による表彰制度が実施され、全国で138事業
所が地方運輸局長表彰を受賞し、369事業所が運輸支局長表彰を受賞した。
12
③適正化事業指導員に係る研修事業の充実並びに更なる資質の向上
・適正化事業指導員に対する全国研修については、特に、27年9月に実施された乗
務時間等告示違反営業所に対する巡回指導について具体的な調査手法及び帳票類の
見方、模範特別巡回指導を実施した。
・地方実施機関では、小規模グループ研修及び官民合同の地方ブロック適正化事業指
導員研修を実施した。
・適正化事業指導員の知識や技能の「見える化」を目指し、運行管理者資格者証の取
得を推進した。取得状況は以下のとおり。
平成27年度
受験者数
適正化指導員
30 名
合格者数(合格率)
26 名(89.3%)
全指導員における
運行管理者資格取得状況
235 名(56.0%)
(5)大規模災害発生時における緊急輸送体制の確立
①大規模災害発生時における緊急物資輸送体制の確立及び復興関連申請書手続きの弾
力的運用
・全日本トラック協会と各都道府県トラック協会間の緊急通信体制(テレビ会議シス
テム等)の整備を図り情報伝達訓練を行った。
・災害発生時の緊急支援物資輸送への迅速な対応のため、他の指定公共機関との連絡
会の開催等、輸送体制の整備を図った。
・給油施設のネットワーク化について、平成26年度補正予算を活用し、新たに11
0ヶ所を整備し、全国で399ヶ所となった。
・国、指定公共機関等と連携して実施した緊急輸送に係る訓練は以下のとおり。
【津波防災訓練】
・全ト協と地方トラック協会との衛星電話等による対応状況及び指定公共機関の大
手運送事業者各社との災害対応状況の連絡体制確認訓練。
【官民が連携した物資調達仕組み訓練】
・国土交通省が主導する首都直下地震時の即応型災害支援物資輸送計画検討会が実
施した物資調達仕組み訓練。
・国からの要請に基づく「物資調達シート」を使用した情報伝達訓練。
【広域医療搬送訓練】
・国立病院機構と連携した医薬品等の被災地への搬送訓練。
・東日本大震災に係る除去土壌等の中間貯蔵施設への輸送計画等について関係行政
機関と意見交換を行った。また、1運行144時間規制の被災地特例措置につい
て、平成28年3月末が期限とされていたことから、特例措置の延長を求める要
望活動に取り組み、2年間の延長措置が講じられた。
13
(6)その他
①中小トラック運送事業者を対象としたIT化の推進
・業務の効率化を図り人材不足に対応するため、事例集、事例紹介動画をそれぞれ2
編(「輸送効率化システムと車載タブレットの活用」、「HP営業で迅速見積作成」)
を追加、全ト協ホームページに掲載して、導入支援を図った。さらにIT機器類等
導入助成制度について周知を図った。
・情報化支援セミナーを全国11ヶ所で開催し、経営者、システム担当者ら約500
名が参加した。セミナーでは、IT 導入成功事例のほか、最近関心が高まっている情
報セキュリティチェックについても紹介した。
②求荷求車情報ネットワーク事業への支援対策の推進
・中小トラック運送事業者並びに事業協同組合等による輸送効率向上とIT化を促進
するため求荷求車情報ネットワーク事業への支援を推進した。
③引越事業者優良認定制度及び消費者サービス向上の推進
・引越事業者優良認定制度開始から2年目となる平成27年度においては、引越サー
ビス名称単位65事業者(申請数72事業者)、事業所160事業所(申請数25
2事業所)を認定し、認定事業者数は昨年度を併せて、362事業者、1,846
事業所となった。28年1月には(公社)消費者関連専門家会議(ACAP)が「消費者
志向経営を推進し、支援する観点から称賛に値する活動」を表彰する「ACAP 消費者
志向活動表彰(消費者庁後援)」を花王(株)、第一生命保険(株)とともに受賞し、業
界団体による消費者のための自主的な取り組みとして大きな期待が寄せられるとと
もに、運輸業界以外からも注目されることとなった。経団連とACAPが共催で行
う、
「消費者志向経営トップセミナー」に引越部会の鈴木部会長がパネラーとして登
壇し、引越の現状、ニーズにどのように応えるかなどとともに、同制度のPRを行
った。
④標準引越運送約款改正要望の推進(適用範囲、キャンセル料金等の見直し)
・国交省主催「標準引越運送約款改正検討会」において約款改正の検討を進めるにあ
たり、引越事業者を対象としたヒアリング調査を実施した。
⑤「広報とらっく」等による会員事業者向け情報提供及び各種広報媒体を活用したP
R対策の推進
・機関紙「広報とらっく」を年23回(1回55,000部)発行し、トラック運送
業界を取り巻く動向や全ト協の事業活動、会員事業者の事業経営に役立つ情報を提
供した。
「広報とらっく」において、防災特集として、東日本大震災で被災した東北の会員
事業者の取り組み9県のトラック協会の取り組みを紹介した。また、人材確保特集
として、女性・高齢者・障がい者・新卒者の雇用及び活躍推進に関する会員事業者
の取り組みを各1回ずつ掲載した。
平成27年12月に実施した「広報とらっく」読者アンケート調査では、閲読率は
14
95.3%、精読率は67.6%であり、引き続き読者から高い支持が得られた。
・10月9日「トラックの日」に実施する広報活動で使用するためのポスターを制作
し、各都道府県トラック協会に配布した。また、各都道府県トラック協会が実施す
る「トラックの日」広報事業について、実施に要した費用の一部を助成した。
・トラック輸送の「生活と経済を支えるライフライン」としての役割・重要性につい
て、全国共通テレビCM用素材を制作し、各都道府県トラック協会及び各ブロック
協会へ配布した。
・TBSラジオ系列全国33局ネットで放送している「全日本トラック協会 presents
ドライバーズ・リクエスト」において、トラック運送事業者・ドライバー向けの特
別番組を引き続き放送したほか、トラック運送事業者・一般聴取者向けに「トラッ
クドライバーさん直撃インタビュー!」
「トラックドライバーお国自慢」の2つの特
別番組を新たに設け、放送を開始した。
・「全日本トラック協会広報室」Facebook ページからの情報提供や、『第47回「全国
トラック・ドライバーコンテスト」表彰式』のライブ中継等、インターネットを活
用した広報活動を行った。
⑥運輸事業振興助成交付金出捐金事業への対応
・平成27年12月18日に開催された第10回評価機関会議において、平成26年
度事業実績評価及び平成24年度から平成26年度までの中期目標に対する実績評
価が行われた。評価は、交通事故防止をはじめとする9事業項目について、A(事
業年度評価:優れた実施状況、中期目標評価:十分達成)、B(事業年度評価:概ね
順調な実施状況、中期目標評価:概ね達成)、C(事業年度評価:事業見直しが必要、
中期目標評価:改善等が必要)の3段階評価が行われた。評価結果は、平成26年
度事業実績評価及び平成24年度から平成26年度までの中期目標に対する実績評
価ともに、A評価が6事業項目、B評価が3事業項目で、C評価はなく、良好な評
価結果であった。
⑦テレビ会議システムの活用による会議、研修等の効率化
・大規模災害に緊急輸送の司令塔としての役割を果たすため、IP無線など通信網の
整備を行った。また、テレビ会議システムを活用し委員会や研修会を開催するなど
し、業務の効率化を図った。
⑧全ト協及び都道府県トラック協会の情報共有化対策の推進及び連携体制の整備
・将来的に全ト協と都道府県トラック協会で情報を共有化できるよう、他の協会の事
例なども集め、その方策を引き続き検討した。
⑨海外関係団体・関係機関との交流の促進
・平成27年4月17日および11月6日から7日にそれぞれ開催されたIRU(国
際道路輸送連盟)総会ならびに貨物輸送分科会に出席し、各国の道路輸送の現状と
課題について意見交換を行った。
15
・平成27年7月1日に大韓民国交通公団、7月2日に中華人民共和国交通運輸部、
9月8日にブラジル貨物輸送協同組合、11月12日にフランスのパリ・エンジニ
ア・スクールの学生グループによる全ト協視察を受け入れ、日本のトラック運送業
界の概要や、東日本大震災時の緊急支援物資輸送の活動を説明し、意見交換を行っ
た。
⑩庶務関係事項
・表彰・顕彰等については①優秀運転者等の表彰、②正しい運転・明るい輸送運動に
よる表彰、③業界の永年勤続功労者に対する感謝・表彰を実施した。
・会議の開催状況については①通常総会(6月18日)、②総会(10月28日)、
③事業者大会(10月1日)④理事会(6月1・18日、10月28日、12月3
日、3月10日の5回)、
⑤常任理事会(7月16日)、⑥正副会長会議(4月9
日、6月1日・18日、7月16日、8月5日、10月1日、11月11日、12
月3・24日、1月21日、3月10日)、⑦各委員会・部会(随時)を開催した。
16
【Ⅱ.事業活動報告補足資料】
【重点施策】
(1)自動車関係諸税の簡素化・軽減の実現
①自動車関係諸税の簡素化・軽減の実現
要望事項
平成28年度与党税制改正大綱の内容
1.自動車関係諸税の簡素化・軽減の実現
(1)一般財源化により課
税根拠を失った軽油
引取税について旧暫
定税率の廃止
・地球温暖化対策の観点、また国・地方の苦しい財政状況にあることか
ら、要望は受け入れられなかった。
(2)自動車税における営
自格差見直し反対
・自動車税における営自格差の見直しは阻止することができた。
(3)自動車税における環
境性能課税(環境性
能割)の軽減
・自動車取得税については、消費税率 10%への引上げ時である平成 29
年 4 月 1 日に廃止するとともに、自動車税及び軽自動車税において、
自動車取得税のグリーン化機能を維持・強化する環境性能割を平成 29
年 4 月 1 日から導入されることとなった。
・環境性能については、営自格差が設けられ、営業車の上限税率 2%が維
持されるとともに税率が引き下げられたことで、現行の自動車取得税
より負担は軽減されることとなった。また、ASV(先進安全自動車)
技術を備えるトラックに係る環境性能割について、現行の自動車取得
税と同様の特例措置が平成 29 年 4 月 1 日から 2 年間維持されること
となった。
(4)自動車重量税の道路
特定財源化
・自動車重量税については、平成29年度税制改正におけるエコカー減
税の見直しとあわせ、原因者負担・受益者負担としての性格等を踏ま
えることとされた。
2.法人実効税率引下げ
に伴う代替財源に係る
中小企業への負担増大
反対
・法人事業税における外形標準課税については、法人事業税に占める外
形標準課税の割合を8分の5へ拡大することとされたが、外形標準課
税の適用対象法人のあり方については「地域経済・企業経営への影響
も踏まえながら引き続き慎重に検討を行う」こととされ、中小企業に
対しては適用されなかった。
3.優遇措置の延長
(1)自動車税(グリーン
化特例)の延長
・基準の切替と重点化を行った上で1年間延長するとされた。
(2)環境関連投資促進税
制(グリーン化投資
減税)の延長
・2年延長されたが、車両運搬具は税額控除の対象資産から除外された
(特別償却は適用可能)
。
(3)雇用促進税制の延長
・一部適用条件を変更した上で、2 年延長された。
(4)少額資産即時償却の
延長
・常時使用する従業員の数が 1,000 人を超える法人を除外した上で、適
用期限が 2 年延長された。
17
4.トラック協会が運営
する地域防災・災害
対策関連施設等につ
いて固定資産税の軽
減措置の適用
・固定資産税の軽減措置の適用について、要望は受け入れられなかった。
5.トラック予約受付シ
ステムの導入等輸送
の効率化を図る物流
施設に対する割増償
却等の特例措置の新
設
・流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律の認定を受けた事業
者が、総合効率化計画に基づき取得した一定の家屋及び償却資産に対
して、2 年間に限り、固定資産税や都市計画税が軽減されることとな
った。
平成27年度補正予算・平成28年度予算の内容容
要望事項
1.高速道路料金の更なる引下げ
2.高速道路のSA・PAにおける
駐車スペースの整備・拡充
1.平成27年度補正予算
平成 27 年度補正予算は、平成 28 年 1 月 20 日に国会で成立した。
平成 27 年度末で期限を迎える高速道路料金の大口・多頻度割引の最
大割引率 50%について、ETC2.0 搭載車を対象に、平成 28 年度末ま
で継続するための予算として、256 億円が措置された。
※1
NEXCO(高速道路会社)において、従来の ETC 利用者に対する
一定期間の経過措置を実施することから、平成 28 年 4 月から
一定期間、従来の ETC 搭載車についても引き続き大口・多頻
3.環境対策及び省エネ対策のため
の助成
度割引が最大 50%になる。(200 億円弱)
※2 NEXCO(高速道路会社)において、業務用車両(ETCコーポ
レートカード利用)を対象に、ETC2.0 車載器の購入支援
を実施。助成台数は 45 万台、助成金額は 10,000 円/台。
4.交通安全対策のための補助
2.平成28年度予算
平成 28 年度予算は、平成 28 年 3 月 29 日に国会で成立した。トラ
ック運送事業関係では、以下の内容が 措置された。
5.長時間労働抑制のための諸対策
①環境対応型ディーゼルトラック導入補助、大型 CNG トラック導入
に係る補助・助成の拡充
補助(39.7 億円)<環境省連携事業>
②EMS 機器等の導入補助、大型シャーシの導入支援(40 億円)
<経済産業省連携事業>
③環境対応車普及促進対策事業(3.6 億円)
6.北海道~本州間のフェリー等利
④事故防止対策支援推進事業(10 億円)
用に対する補助・助成の創設
⑤自動車運送事業等の経営基盤強化(長時間労働抑制、中継輸送導
入に向けた取組) (0.91 億円)
7.軽油インタンク新設に対する補 ※上記①及び②については、平成 28 年度から地球温暖化対策税の税
率が 26 銭上乗せされ 2 円 80 銭となることを踏まえ、昨年度比 20
助の継続等
億円増の約 80 億円が計上された。
18
【刊行の調査研究報告書等一覧】
1. 全般
(1)
「全日本トラック協会の概要」
全ト協の組織や事業活動等を説明・紹介するため、最新の役員一覧、事業活動内容等を
まとめた冊子を作成し、来訪者等に配布した。
(2)
「日本のトラック輸送産業2016」
トラック輸送産業の果たす重要な役割、業界の現状及び安全・環境対策等の課題への取
り組みについて業界内外にPRするため、表やグラフなどを使い、分かりやすくまとめた
冊子を作成し、会員事業者、都道府県トラック協会、関係行政機関及び来訪者等に配布し
た。
(3)
「トラック輸送データ集2016」
物流関連の各種統計・データをまとめたデータ集を作成し、各都道府県トラック協会に
配布した。
(4)
「まるわかりトラックミニ百科」(改訂版)
主に小学生向けに、トラック輸送の現状や役割について平易に解説した冊子の内容を最
新のものに更新した改訂版冊子を作成し、各都道府県トラック協会を通じて広く一般に向
けて配布した。
(5)
「トラックはくらしと経済を支えるライフライン~日本のトラック輸送産業~」
主に業界外部へのPRのために、トラック輸送産業の果たす重要な役割、業界の現状及
び安全・環境対策等の課題への取り組みについて分かりやすくまとめたDVDを作成し、
各都道府県トラック協会に配布した。
2.総合物流対策
(1)
「トラック輸送状況の実態調査」
平成27年度に中央及び全都道府県に設置された「トラック輸送における取引環境・
労働時間改善協議会」において、トラック輸送の労働実態(トラックドライバーの1週
間の勤務実態など)を把握し、今後の取引慣行の改善など労働時間短縮のための諸対策
の検討に向けた基礎資料を収集するため、実態調査を実施した。
(2)
「トラック運送事業者における高速道路料金の負担に関する調査」
高速道路料金の大口・多頻度割引最大50%の継続に向けて、事業者の生の声を政府
19
与党に伝えるため、高速道路の利用意向や割引内容など高速道路料金負担に関する意見、
意向を把握する調査を実施した。
(3)
「トラック運送業における下請等中小企業の取引条件の改善に関する調査」
政府において「下請等中小企業の取引条件の改善に関する関係省庁連絡会議」が設置
され、中小企業の生産性向上や取引条件の改善に向けた対策について、トラック運送事
業における取引環境の改善に向けた効果的な対策の検討に資する基礎資料を収集するた
め、下請取引の実態等を把握する調査を実施した。
(4)トラック運送業界の景況感調査
トラック運送事業者の経営指標の動向と見通しを適時適切に把握するため、四半期ご
とに経営動向に関する調査を実施した。
(5)トラック運送事業における適正な事業規制に関する研究
トラック運送業界が今後も社会インフラとしての機能を果たしていくため、有識者を
中心とした研究会を開催し、適切な事業環境を構築できるような事業規制の在り方等に
ついて研究した。
3.税制対策
(1)
「平成27年度版トラック税制の基礎知識」
平成27年度税制改正に基づき、トラック運送事業に関係する税制の基礎知識や内容
をとりまとめた、税制に関するパンフレットを作成した。
4.労働対策
(1)
「トラック運送事業に関する賃金・労働時間データ集(平成27年調査版)
」
トラック運送事業における賃金・労働時間等を把握するため、厚生労働省が実施して
いる「賃金構造基本統計調査」の中から、過去10年分のトラック運送事業に係る部分
を抽出したデータ集を作成した。
(2)トラック運送事業高齢者雇用推進の手引き
人材確保対策が喫緊の課題であるトラック運送業界において、即戦力として経験豊富な
20
高齢者を活用するため平成26~27年度の2ヶ年度事業とし
て、
(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構よりトラック運送事業高齢者雇用推進事業を
受託し、2ヶ年度目の本年度は手引書を作成し、セミナー等で普及を行った。
5.交通安全対策
(1)事業用貨物自動車の交通事故の傾向と事故事例(平成26年)
事業用貨物自動車の事故実態を(公財)交通事故総合分析センター(ITARDA)
の交通事故データベースから集計分析及び事例分析し、事故予防及び被害軽減の観点か
ら必要な諸方策を検討するための事故事例集を作成した。
(2)トラックの重大事故に係るデータ集計結果(平成26年)
事業用貨物自動車の事故実態を把握し、事故防止対策の検討に資する資料とするため、
自動車事故報告規則に基づく報告書の個々の事故事例から、車籍別、発生地別、保有車
両数別、車両総重量別等に分析した結果をとりまとめた。
(3)交通事故統計データ結果(平成26年)
事業用貨物自動車の事故実態を把握し、事故防止対策の検討に資する資料とするため、
(公財)交通事故総合分析センター(ITARDA)の交通事故データベースから、車
籍別、発生地別、道路区分別、車両総重量別等に分析した結果をとりまとめた。
(4)トレーラの大型化による輸送効率化促進ハンドブック
車両の規制が緩和された新基準適用の大型車両による輸送の効率化を図るため、関係
法令をはじめとした制度理解を促進するためのハンドブックを作成した。
(5)トラック追突事故撲滅キット
事業用トラックによる高速道路上の交通事故の7割を占めている追突事故の実態を、
交通事故統計データから詳細に分析しトラック追突事故の特徴及び背景要因を把握し、
トラック追突事故への対策を事故防止セミナー等で活用するためのマニュアルとしてと
りまとめた。
(6)トラック運転者用教育用テキスト
運転者用の指導・監督の指針の内容を体系的にとりまとめ、運行管理者等による運転
21
者教育の実効性の更なる向上や運転者の自主学習の促進を図るためのテキストを作成し
た。
(7)運行管理業務と安全マニュアル(改訂版)
運送事業者や運行管理者が運行管理業務を行う時に必要となる関係法令や 注意点等
を解説した冊子「運行管理業務と安全」マニュアルの改訂版を作成した。
(8)トラック運送事業者のための健康起因事故防止マニュアル(改訂版)
健康起因による事故が問題視される中、トラック運送事業者や運行管理者等が、トラ
ックドライバー等に対してより適切な健康管理指導が実施できるよう、トラック運送事
業に特化した内容のマニュアルの改訂版を作成した。
6.輸送秩序確立対策
(1)
「平成27年度輸送秩序確立運動」ポスター
平成27年4月1日より1年間、
「平成27年度輸送秩序確立運動実施要綱」に基づき輸
送秩序確立運動の実施について、本運動の趣旨や内容について事業者に対して周知徹底を
行うためポスターを作成した。
(2) 平成27年度貨物自動車運送事業安全性評価事業申請案内
利用者がより安全性の高い事業者を選び易くするための環境整備を図るため、事業所の
安全性を正当に評価し、認定し、公表する「貨物自動車運送事業安全性評価事業」の事業
概要、申請方法、評価方法等を周知することを目的として申請案内書を作成した。
(3)
「平成27年度貨物自動車運送事業安全性評価事業申請案内」ポスター
運送事業者や荷主関係、一般消費者に対し、
「貨物自動車運送事業安全性評価事業」の
PR、及び申請書類の頒布期間や申請期間の周知を目的として、広報とらっく(平成 27
年 5 月 1 日号)への刷込ポスターを作成した。
(4)
「不正改造車を排除する運動」に係る啓発リーフレット
国土交通省が「不正改造車を排除する運動」を平成27年6月に全国的に取り組む中、
適正化事業指導員が巡回指導において、その周知活動に効果的に活用できるよう、啓発リ
ーフレットを作成した。
22
(5)安全性評価事業Gマークデザイン車両(ラッピングトラック)の走行
貨物自動車運送事業安全性評価事業について、一般消費者、地域社会への認知度を高め、
業界のイメージアップを図るため、安全性優良事業所の保有車両にGマークのデザインを
施したラッピングトラックとして、118台が全国を走行した。
(6)安全性評価事業Gマーク事業者向けリーフレット
運送事業者に対し、
「貨物自動車運送事業安全性評価事業」の事業概要、評価方法等や
取得についてのメリットを紹介したリーフレットを作成した。
(7)
「適正化事業の概要」パンフレット
運送事業者に対し、適正化事業の役割や全国実施機関、地方実施機関の業務について分
かり易く紹介したパンフレットを作成した。
(8)
「過労運転撲滅(改善基準告示内容の啓発)
」に係る啓発リーフレット
平成27年9月から開始された「乗務時間等告示違反営業所に対する特別巡回」で適正
化事業指導員が改善基準告示の周知活動に効果的に活用できるよう、啓発リーフレットを
作成した。
7.輸送対策
(1)「平成27年度引越事業者優良認定制度」申請案内
引越事業者優良認定取得を目指す事業者用に作成。申請説明会会場で配布するとともに
各トラック協会に常備し制度のPRに努めた。
(2)「平成27年度引越優良事業者の皆様へ」
主に、平成27年度引越事業者優良認定を取得した事業者に認定マークの使用のきまり
や申請時に登録した情報の変更届出等について案内し、適正な事業を行うためのガイドラ
インとして作成。既認定取得事業者にも制度の改正内容の通知のため、配布。
(3)「分散引越にご協力を!」引越繁忙期にかかる啓発チラシ
一般消費者及び業界団体に対し、3月中旬~4月上旬の引越が集中する時期における早
めの依頼や混雑時を外した分散引越を啓発するため、チラシを作成。
23
(4)「鋼材等重量物輸送に携わるプロ運転者・管理者用ガイドブック 改訂版」
重量物を輸送する大型トレーラの運行に携わるプロ運転者や管理者を対象に、安全運行
に必要な車両特性の知識等、基本事項を網羅した社内研修用資料として、平成24年度に
制作したガイドブックを、大型車両の通行に関係する法令の大幅改正や重量物輸送が引き
起こす事故事例の変化等を踏まえ、改訂した。
8.経営改善対策
(1)経営分析報告書(平成26年度決算版)
全国2,192事業者から提出された「一般貨物自動車運送事業報告書」を基に、車両
規模別、地域別等の経営分析を行い、報告書を作成した。
(2)協同組合のホームページ作成等情報化に関する調査研究報告書
中小事業者で組織される各協同組合から組合員への情報伝達について迅速的かつコス
ト削減の観点から、各協同組合でホームページを作成し、情報提供を行うことができるよ
う平成26~27年度の2ヶ年度事業として本調査研究を行い、報告書を作成し協同組合
への支援を行った。
(3)求荷求車情報ネットワークシステムに係る調査研究報告書
輸送効率向上及び環境負荷の軽減を図る観点から「帰り荷の確保」
、
「融通配車」
、
「積合
せ輸送」等の手段として求荷求車情報ネットワークの普及が拡大している。日本貨物運送
協同組合連合会が所有・運営する WebKIT をはじめ各運営体のシステム、利用状況、課題
等の実情を把握し、中小事業者の経営改善に資するべく報告書を作成した。
(4)IT ベスト事例集(追補版)
中小トラック運送事業者が戦略的にIT導入を図る手引として、主なIT製品の導入事
例を事例別に整理し、紹介した。今年度は2社の事例(
「輸送効率化システムと車載タブ
レットの活用」
、
「HP営業で迅速見積作成」
)を追加。
(5)IT 導入支援動画
中小トラック運送事業者がIT導入を図る支援策として、導入希望の高い機器類につい
て、事業者の活用事例をインタビューし、その解説を加えた動画(2事例:
「輸送効率化
システムと車載タブレットの活用」
、
「HP営業で迅速見積作成」
)を作成し、全ト協ホー
ムページに掲載した。
24
9.交付金関係
(1)交付金度関係付属資料集Ⅰ(基本データ関係)
運輸事業振興助成交付金制度関係資料集Ⅰの別冊として平成25年度から作成してい
る交付金度関係付属資料集Ⅰ(基本データ関係)の平成26年度版を作成し、各都道府県
トラック協会に配布した。
25
○通常総会の開催状況
1.第90回通常総会
<1>開催日:平成27年6月18日
<2>場
所:第一ホテル東京
<3>協議事項・協議結果
(1)平成26年度事業報告書について
(2)平成26年度計算書類(貸借対照表(案)、正味財産増減計算書(案)、財産目録(案)、
収支計算書(案))の承認について
(3)理事、監事、会計監査人の選任(案)並びに会長候補者の選定(案)について
(4)当面する諸案件について(報告事項)
①第20回全国トラック運送事業者退会の開催概要(案)及び次年度開催ブロック(案)につ
いて
②トラック輸送における長時間労働の抑制に向けた取り組みについて
③乗務時間等告示遵守違反トラック事業者に対する当面の指導方針(案)について
上記について、異議なく承認された。
2 . 第 91 回 総会 ( 決議 の 省 略に よ る開 催 )
( 1 ) 総会 の 決議 が あっ た も のと す ると み なさ れ た 事項 の 内容
第1 号 議案
理事 の 選任
①奈 良 県
(公 社 ) 奈良 県 トラ ッ ク協 会
森本 万司
②兵 庫 県
(株 ) メ イカ
藤井 和重
( 2 ) 総会 の 決議 が あっ た も のと み なさ れ た事 項 の 提案 者
代表 理 事 星 野 良 三
( 3 ) 総会 の 決議 が あっ た も のと み なさ れ た日
平成 2 7年 1 0月 2 8 日( 水 )
( 4 ) 議事 録 の作 成 に係 る 職 務を 行 った 理 事
代表 理 事 星 野 良 三
平成 2 7年 8 月6 日 、代表 理 事で あ る星 野 良 三が 普 通会 員 全員 に 対 して 、総会 の 決議 の 目 的
で あ る 事項 に つい て 、上 記 の 内容 の 提案 書 を発 送 し 、当 該 提案 に つき 平 成 27 年 10 月 28 日
ま で に 普通 会 員全 員(3 5 7 名)か ら文 書 によ り 同 意す る 旨の 意 思表 示 を 得た の で、定 款第 2
0 条 に 基づ き 、当 該 提案 を 承 認可 決 する 旨 の総 会 の 決議 が あっ た もの と み なさ れ た。
○理事会の開催状況
1.第160回理事会
<1>開催日:平成27年6月1日
<2>場 所:全日本トラック協会
<3>協議事項・協議結果
【審議事項】
(1)会員の入退会及び代表者の変更(案)について
(2)平成26年度事業報告書(案)の承認について
(3)平成26年度計算書類(貸借対照表(案)、正味財産増減計算書(案)及び同付属明細書(案)、
財産目録(案))の承認について
(4)第90回通常総会の招集について
(5)2015年(平成27年)通常総会スローガン(案)について
26
(6)第20回全国トラック運送事業者大会開催概要(案)及び次年度開催ブロック(案)につ
いて
(7)平成27年度主要会議・行事開催日程の一部変更(案)について
【報告事項】
(1)トラック輸送における長時間労働の抑制に向けた取組について
(2)定款第27条に基づく業務報告について
(3)平成26年度中央近代化基金融資推薦の公募要綱について
説 示 「各種助成金の活用について」
厚生労働省 職業安定局 雇用開発部雇用開発企画課
雇用管理改善分析官 小野寺 徳子 殿
上記について、異議なく承認された。
2.第161回理事会
<1>開催日:平成26年6月18日
<2>場
所:第一ホテル東京
<3>協議事項・協議結果
(1)会員の入退会等(案)について
(2)会長、副会長、常任理事、理事長、専務理事、常務理事等の選定(案)並びに代表理事、
業務執行理事の選定(案)について(役員選考委員会委員長報告)
上記について、異議なく承認された。
3.第 1 6 2 回 理 事 会 ( 決 議 の 省 略 に よ る 開 催 )
(1)理事会の決議があったものとするとみなされた事項の内容
第1号議案
会員の入会
第2種普通会員
①栃木県
(株)折一
馬場
登志夫
②福井県
敦賀海陸運輸(株)
有馬
茂人
③京都府
河嶋運送(株)
河嶋
義孝
④京都府
(株)カシックス
藤田
周士
⑤兵庫県
加西合同貨物自動車(株)
櫻井
光男
⑥熊本県
味岡建設(株)
味岡
正章
⑦熊本県
城東運輸倉庫(株)
下川
公一郎
⑧熊本県
(株)AZUMA
上田
裕子
⑨熊本県
江富運輸(株)
江富
聡
(2)理事会の決議があったものとみなされた事項の提案者
代表理事
星野
良三
(3)理事会の決議があったものとみなされた日
平成27年10月28日(水)
(4)議事録の作成に係る職務を行った理事
代表理事
星野
良三
平 成 2 7 年 8 月 6 日 、代 表 理 事 で あ る 星 野 良 三 が 理 事( 1 2 1 名 )及 び 監 事( 3 名 )
の 全 員 に 対 し て 、理 事 会 の 決 議 の 目 的 で あ る 事 項 に つ い て 、上 記 の 内 容 の 提 案 書 を 発
27
送 し 、当 該 提 案 に つ き 平 成 2 7 年 1 0 月 2 8 日 ま で に 理 事 の 全 員 か ら 文 書 に よ り 同 意
する旨の意思表示を、また監事から文書により異議がない旨の意思表示を得たので、
定 款 第 3 9 条 第 2 項 に 基 づ き 、当 該 提 案 を 承 認 可 決 す る 旨 の 理 事 会 の 決 議 が あ っ た も
のとみなされた。
4.第163回理事会
<1>開催日:平成27年12月3日
<2>場
所:第一ホテル東京
<3>協議事項・協議結果
講
演
「ETC2.0について」
国土交通省道路局企画課
道路計画調整官
水野
宏治
殿
【審議事項】
(1)平成28年度事業計画骨子(案)について
(2)特定個人情報等の適正な取扱いに関する基本方針(案)及び特定個人情報等の取扱規程(案)
について
(3)優秀運転者顕彰規程の一部変更(案)及び平成27年度優秀運転者顕彰候補者(案)につ
いて
(4)平成28年度主要会議・行事開催日程(案)について
【報告事項】
(5)全国トラック運送事業者大会に係るアンケート調査について
(6)第21回全国トラック運送事業者大会開催地について
(7)第2回トラック輸送における取引環境・労働時間改善中央協議会及びトラック運送業の生
産性向上協議会について
(8)地域社会と国民生活を守るための
平成27年度トラック業界の要望を実現する会につい
て
上記について、異議なく承認された。
5.第164回理事会
<1>開催日:平成27年3月10日
<2>場
所:第一ホテル東京
<3>協議事項・協議結果
講
演
「ETC2.0について」
国土交通省道路局担当官
殿
【審議事項】
(1)平成28年度事業計画書(案)について
(2)運輸事業振興助成交付金出捐金事業における中期目標及び平成28年度事業計画(案)に
ついて
(3)平成27年度一般会計、交付金特別会計収支予算の補正(案)について
(4)平成28年度一般会計収支予算書(案)、交付金特別会計収支予算書(案)、鈴木基金特
別会計収支予算書(案)について
(4)公益社団法人全日本トラック協会防災業務計画(案)について
(5)会員の退会(案)について
(7)全ト協表彰規程に基づく表彰及び「正しい運転・明るい輸送運動」に係る表彰(案)につ
28
いて
(8)平成28年度主要会議・行事開催日程(案)について
(9)定款第27条に基づく業務報告について
【報告事項】
(10)長時間労働の改善等に向けたパイロット事業(実証実験)について
(11)運転者の健康起因事故防止の法制化について
(12)引越事業者優良認定制度に係る外部評価について
上記について、異議なく承認された。
○常任理事会の開催状況
1.第216回常任理事会
<1>開催日:平成27年7月16日
<2>場
所:第一ホテル東京
<3>協議事項・協議結果
説 示 「トラック行政の動向について」
国土交通省自動車局貨物課長 秡川 直也 様
【審議事項】
(1)平成28年度税制改正・予算に関する要望書(案)について
【報告事項】
(2)その他当面する諸案件について(報告事項)
①新規参入時の事前チェックの強化について
②平成26年の交通事故統計分析結果 について
③「車両大型化による輸送効率化促進ハンドブック」の作成について
④トラックドライバーの人材確保・育成に対する取り組みについて
⑤平成27年度広報事業の展開について
上記について、異議なく承認された。
○正副会長会議の開催状況
1.平成27年度第1回正副会長会議
<1>開催日:平成27年4月9日
<2>場
所:全日本トラック協会
<3>協議事項・協議結果
(1)審議事項
①トラック輸送における長時間労働の抑制に向けた取組について
②第20回全国トラック運送事業者大会(案)について
③2015年(平成27年)通常総会スローガン(案)について
④ 平成27年度主要会議・行事開催日程の一部変更(案)について
(2)報告事項
①平成26年度国土交通省補正予算の執行状況等について
②中型免許制度の見直しについて
③平成27年度新規採用職員研修について
上記について、異議なく承認された。
29
2.平成27年度第2回正副会長会議
<1>開催日:平成27年6月1日
<2>場 所:全日本トラック協会
<3>協議事項・協議結果
(1)報告事項
①常任委員会の開催状況について
・第1回総務委員会(5月14日)
②役員選考委員会の審議・決定事項の報告について
(2)協議事項
①第160回理事会の運営について
②正副会長懇談会の開催(案)について
上記について、異議なく承認された。
3.平成27年度第3回正副会長会議
<1>開催日:平成27年 6月18日
<2>場
所:第一ホテル東京
<3>協議事項・協議結果
(1)報告事項
①「サービス産業の生産性向上に関する協議会5分野共同発足式」について
(2)協議事項
①第90回通常総会、第 161回理事会の運営について
上記について、異議なく承認された。
4.平成27年度第4回正副会長会議
<1>開催日:平成27年 7月16日
<2>場
所:第一ホテル東京
<3>協議事項・協議結果
(1)報告事項
①常任委員会の開催状況について
・第53回広報委員会(7月2日)
・第3回税制・交付金委員会(7月6日)
(2)副会長の担務(案)について
(3)第216回理事会の運営について
上記について、異議なく承認された。
5.平成27年度第5回正副会長会議
<1>開催日:平成27年 8月5日
<2>場
所:軽井沢プリンスホテルウエスト
<3>協議事項・協議結果
(1)常任委員会の開催状況について
①第5回経営改善・情報化委員会 (7月28日)
(2)トラック輸送における取引環境・労働時間改善協議会 について
(3)平成27年度主要会議・行 事開催日程の一部変更(案)について
30
上記について、異議なく承認された。
6.平成27年度第6回正副会長会議
<1>開催日:平成27年10月 1日
<2>場
所:ANAクラウンプラザホテル金沢
<3>協議事項・協議結果
(1)報告事項
①常任委員会の開催状況について
・第40回物流政策委員会(8月31日)
・第44回環境対策委員会(9月
8日)
・第105回交通対策委員会(9月14日)
・第1回物流ネットワーク委員会(9月28日)
(2)副会長の担務について
(3)議事
①(公社)全日本トラック協会ダンプカー部会の名称変更及び部会規則の一部 改定につ
いて
②平成27年度主要会議・行事開催日程(案)について
③第21回全国トラック運送事業者大会開催地について
④「平成27年度トラック業界の要望を実現する会」について
上記について、異議なく承認された
7.平成27年度第7回正副会長会議
<1>開催日:平成27年11月1 1日
<2>場
所:全日本トラック協会
<3>協議事項・協議結果
(1)常任委員会の開催状況について
①第4回労働安全・衛生委員会(10月14 日)
②第54回広報委員会(10月17日)
③第42回適正化事業委員会 (10月19日)
(2)第2回総務委員会、地域社会と国民生活を 守るため「平成27年度トラック業界の要
望を実現する会」の運営について
上記について、異議なく承認された。
8.平成27年度第8回正副会長会議
<1>開催日:平成27年12月 3日
<2>場
所:第一ホテル東京
<3>協議事項・協議結果
【報告事項】
(1)常任委員会の開催状況について
①第2回総務委員会(11月1 1日)
【審議事項】
(1)第163回理事会 、全国トラック協会長会議の運営について
上記について、異議なく承認された。
31
9.平成27年度第9回正副会長会議
<1>開催日:平成27年 12月24日
<2>場
所:ザ・キャピトル ホテル東急
<3>協議事項・協議結果
(1)ETC2.0導入に伴うトラック協会の予算措置 について
上記について、異議なく承認された。
10 .平成27年度第10 回正副会長会議
<1>開催日:平成28年1月 21日
<2>場
所:全日本トラック協会
<3>協議事項・協議結果
(1)平成28年公益社団法人全日本トラック協 会新年賀詞交歓会について
(2)米国物流事情の視察について (案)
(3)第3回総務委員会の運営について
上記について、異議なく承認された。
11.平成27年度第11 回正副会長会議
<1>開催日:平成28年 3月10日
<2>場
所:第一ホテル東京
<3>協議事項・協議結果
(1)報告事項について
①長時間労働の改善等に向けたパイロット事業(実証実験)について
②常任委員会の開催状況について
・第3回総務委員会(1月21日)
・第55回広報委員会(1月29日)
・第5回労働安全・衛生委員会(2月16日)
・第43回適正化事業委員会(2月22日)
・第106回交通対策委員会(2月23日)
・第45回環境対策委員会(3月2日)
・第6回経営改善・情報化委員会(3月9日)
③全国の女性組織(女性部会等)との合同会議について
④4月3日開催の正副会長会議について
(2)審議事項について
①運転者の健康起因事故防止の法制化について
②第10回全国貨物自動車運送適正化事業実施機関本部長会議、第164回理事会の運
営について
上記について、異議なく承認された。
32
○委員会の開催状況
(正副委員長 敬称略)
1.平成27年度第1回総務委員会
<1>開催日:平成27年5月14日
<2>委員長:坂本 克己
副委員長:大髙 一夫、新見
健
<3>委員数:23名
<4>協議事項・協議結果
【審議事項】
(1)会員の入退会等(案)について
(2)平成26年度事業報告書(案)について
(3)平成26年度計算書類(貸借対照表(案)及び正味財産増減計算書(案))及び収支計算書(案)
等について
(4)第 20回全国トラック運送事業者大会 の開催概要(案)及び次年度開催ブロック(案)
について
(5)2015年(平成2 7年)通常総会スローガン(案)について
(6)平成27年度主要会議・行事開催日程の一部変更(案)について
【報告事項】
(1)トラック輸送における長時間労働の抑制に向けた取組について
(2)乗務時間等告示遵守違反トラック事業者に対する当面の指導方針(案)について
(3)運輸事業振興助成交付金の内示状況について
(4)平成26年度国土交通省補正予算の執行状況等について
(5)中型免許制度の見直しについて
上記について、異議なく承認された。
2.平成27年度第2回総務委員会
<1>開催日:平成27年11月11日
<2>委員長:坂本 克己
副委員長:大髙 一夫、粟飯原一平
<3>委員数:24名
<4>協議事項・協議結果
(1)正副委員長の選任について
(2)平成28年度事業計画骨子(案)について
(3)特定個人情報等の適正な取扱いに関する基本方針(案)及び特定個人情報等の取扱規程(案)
について
(4)優秀運転者顕彰規程の一部変更(案)及び平成27年度優秀運転者顕彰候補者(案)につ
いて
(5)平成28年度主要会議・行事開催日程(案)について
(6)当面する諸案件について(報告)
①全国トラック運送事業者大会に係るアンケート調査について
②第21回全国トラック運送事業者大会開催地について
③地域社会と国民生活を守るため「平成27年度トラック業界の要望を実現する会」につい
て
上記について、異議なく承認された。
33
3.平成27年度第3回総務委員会
<1>開催日:平成28年1月22日
<2>委員長:坂本 克己
副委員長:大髙 一夫、粟飯原一平
<3>委員数:22名
<4>協議事項・協議結果
【審議事項】
(1)平成28年度事業計画書(案)について
(2)平成27年度一般会計収支予算及び交付金特別会計収支予算の補正(案)について
(3)平成28年度一般会計収支予算書(案)及び交付金特別会計収支予算書(案)並びに鈴木
基金特別会計収支予算書(案)について
【報告事項】
(4)平成28年度税制改正・予算に関する要望と結果について
(5)高速道路料金の大口・多頻度割引の継続について
(6)引越事業者優良認定制度の外部表彰について
(7)トラック運転者への指導・監督指針の改正について
(8)運輸事業振興助成交付金による定期健康診断への支出の今後の取扱いについて
(9)インターンシップ受け入れ企業募集サイトについて
(10)近代化基金融資制度に係る検討会開催について
(11)トラック協会の新規採用職員研修の実施について
上記について、異議なく承認された。
4.第1回事業計画検討小委員会
<1>開催日:平成27年10月27日
<2>委員長:辻
卓史
<3>委員数:7名
<4>協議事項・協議結果
(1)委員長の選任について
(2)平成28年度事業計画作成のスケジュール(案)について
(3)平成28年度事業計画骨子(案)について
上記(1)については、引き続き検討することとなった。
5.第2回事業計画検討小委員会
<1>開催日:平成27年12月12日
<2>委員長:辻 卓史
<3>委員数:7 名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成28年度事業計画作成のスケジュールについて
(2)平成28年度事業計画書(案)について
上記について、異議なく承認された。
34
6.平成27年度第1回全国トラック協会長会議
<1>開催日:平成27年12月3日
<2>協議事項・協議結果
(1)「白河の関トラックステーションについて」
(2)意見交換
上記(1)について、福島県トラック協会渡邉会長より発表いただいた。
7.第40回物流政策委員会
<1>開催日:平成27年8月31日
<2>委員長:大髙 一夫
副委員長:馬渡 雅敏
<3>委員数:13名
<4>協議事項・協議結果
(1)正副委員長の選任について
(2)「長距離輸送の実態と労働時間規制の在り方についての提言」について
(3)学習指導要領における物流関連の記述について
(4)トラック輸送における取引環境・労働時間改善協議会について
(5)貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用の一部改正について
(6)乗務時間等告示違反トラック事業者に対する指導方針について
(7)中継輸送について
上記について異議なく承認された。
8.第3回税制・交付金委員会
<1>開催日:平成27年7月6日
<2>委員長:小幡 鋹伸
副委員長:伊藤 昭人
<3>委員数:13名
<4>協議事項・協議結果
(1)正副委員長の選任について
(2)平成 27 年度税制改正・予算に関する要望と結果について
(3)運輸事業振興助成交付金の内示状況について
(4)平成 28 年度税制改正・予算に関する要望事項(案)について
(5)平成 28 年度税制改正・予算要望に関する活動計画(案)について
上記について異議なく承認された。また、(4)及び(5)については、常任理事会へ上程
することとなった。
9.第5回労働政策小委員会・第1回基本問題検討小委員会
<1>開催日:平成27年9月25日
<2>委員長:馬渡 雅敏
<3>委員数:労働政策小委員会6名、基本問題検討小委員会7名
<4>協議事項・協議結果
(1)「長距離輸送の実態と労働時間規制の在り方についての提言-改善基準告示等をめ
ぐる諸問題-」及び国土交通省自動車局長への要望について
(2)基本問題検討小委員会への改組について
(3)委員長の選任について
(4)第 2 回中央・地方協議会について
(5)九州ブロックの「トラック輸送における取引環境・労働時間改善協議会」におけ
る取り組みについて
35
上記について異議なく承認された。なお、(3)以降、第 1 回基本問題検討小委員会とし
て議事を進行した。
10.第2回基本問題検討小委員会
<1>開催日:平成 28 年 2 月 26 日
<2>委員長:馬渡 雅敏
<3>委員数:7 名
<4>協議事項・協議結果
(1)中央・地方協議会について
(2)パイロット事業について
上記について異議なく承認された。
11.第105回交通対策委員会
<1>開催日:平成27年9月14日
<2>委員長:伊藤 昭人 副委員長:庄子 清一、江森 東、重 博文
<3>委員数:52名
<4>協議事項・協議結果
○委員長に伊藤副会長(北海道)、副委員長に江森委員(東京)、庄子委員(宮城)、
重委員(大阪)が選任された。
また、交通対策小委員会委員に江森委員(東京)、重委員( 大阪)、庄子委員(宮
城)、水谷委員(三重)、堀口委員(香川)、松本委員(福岡)が選任された。
(1)車両の大型化による輸送効率化促進ハンドブックの制作について
(2)事業用トラックの交通事故統計の分析結果について
(3)緊急給油ネットワークの整備について
(4)厚生労働省の助成金活用について
(5)その他
上記について、異議なく承認された。
12.第106回交通対策委員会
<1>開催日:平成28年2月23日
<2>委員長:伊藤 昭人 副委員長:庄子 清一、江森 東、重 博文
<3>委員数:52名
<4>協議事項・協議結果
(1)トラック運転者に対する指導・監督指針の告示改正案について
(2)平成28年度事業計画(案)について
(3)事故防止対策の充実強化について
(4)事故防止大会開催要綱の見直しについて
(5)報告事項
①トレーラの大型化による輸送効率化促進ハンドブックについて
②IT点呼実施可能営業所の適用の拡大について(要望)
③交通事故防止対策の更なる取組強化について
④ドライバー等安全教育訓練研修施設の追加について
⑤健康起因事故防止マニュアルの改訂について
(6)その他
36
上記について、異議なく承認された。
13.第4回交通対策小委員会
<1>開催日:平成28年2月2日
<2>委員長:江森 東
<3>委員数:7名
<4>協議事項・協議結果
(1)トラック運転者に対する指導・監督指針の告示改正案について
(2)平成28年度事業計画(案)について
(3)事故防止大会開催要綱の見直しについて
(4)報告事項
①トレーラの大型化による輸送効率化促進ハンドブックについて
②IT点呼実施可能営業所の適用の拡大について(要望)
③交通事故防止対策の更なる取組強化について
④ドライバー等安全教育訓練研修施設の追加について
⑤健康起因事故防止マニュアルの改訂について
(5)その他
上記について、異議なく承認された。
14.第44回環境対策委員会
<1>開催日:平成27年9月8日
<2>委員長:眞鍋 博俊 副委員長:武田 秀一、志村 正之、福田 泰久
<3>委員数:52名
<4>協議事項・協議結果
○委員長に眞鍋副会長(福岡)、副委員長に武田委員(北海道)、志村委員(東京)、
福田委員(大阪)が選任された。
また、小委員会委員に武田委員(北海道)、藤村委員(岩手)、植森委員(千葉)、
志村委員(東京)、青 木委員(愛知)、谷委員(大阪)、立川委員(広島)、三村
委員(福岡)、鈴木委員(全国)が選任された。
(1)環境問題を取り巻く状況について
(2)グリーン・エコプロジェクトの普及拡大について
(3)DPF不具合問題への対応状況について
(4)「トラックの森」事業実施計画について
(5)燃料価格の情勢について
(6)その他
① 天然ガストラックの技術開発状況等について
② その他
上記について、異議なく承認された。
15.第45回環境対策委員会
<1>開催日:平成28年3月2日
<2>委員長:眞鍋 博俊 副委員長:武田
<3>委員数:52名
秀一、志村
37
正之、福田
泰久
<4>協議事項・協議結果
○講演
・「天然ガス自動車の普及に向けて」
一般社団法人日本ガス協会 天然ガス自動車室長 桜井 輝浩 氏
・「天然ガス自動車の取組」
いすゞ自動車株式会社 NGV 企画・設計部チーフエンジニア 鹿内 和憲
(1)車内ゴミのポイ捨て防止キャンペーンについて
(2)平成28年度事業計画(案)について
(3)報告事項
① 平成28年度環境省・資源エネルギー庁連携事業について
② その他
上記について、異議なく承認された。
氏
16.第4回環境対策小委員会
<1>開催日:平成27年7月30日
<2>委員長:武田 秀一
<3>委員数:9名
<4>協議事項・協議結果
(1)グリーン・エコプロジェクトの普及拡大について
(2)DPF不具合問題への対応状況について
(3)その他
上記について、異議なく承認された。
17.環境対策委員会正副委員長会議・第5回環境対策小委員会合同会議
<1>開催日:平成28年3月2日
<2>委員長:眞鍋 博俊(環境対策委員会)、武田 秀一(環境対策小委員会)
<3>委員数:9名
<4>協議事項・協議結果
(1)第45回環境対策委員会の進め方について
(2)その他
上記について、異議なく承認された。
18.第4回労働安全・衛生委員会
<1>開催日:平成27年10月14日
<2>委員長:三浦 文雄 副委員長:水野 功、川端 英治、新居 康昭
<3>委員数:52名
<4>協議事項・協議結果
○委員長に三浦副会長(群馬)、副委員長に水野委員(東京)、川端委員(大阪)、新居
委員(全国)が選任された。
また、小委員会委員に水野委員(東京)、工藤委員(北海道)、近藤委員(秋田)、清
水委員(岐阜)、中嶋委員(京都)、渡邊委員(福岡)が選任された。
○講演
「運転従事者『脳MRI健診』の取組みと現状に関して
38
~議員立法を見据えた超党派議連の設立と経緯~」
一般社団法人運転従事者脳MRI健診支援機構 代表理事 水町 重範 氏
(1)平成27年度事業計画における労働安全衛生施策の進捗状況について
①平成27年における労働災害発生状況について
②健康起因事故対策について
③SAS対策について
(2)定期健康診断への交付金支出に係る要望ついて
(3)平成27年度の陸災防の労働災害防止活動について
(4)その他
上記について、異議なく承認された。
19.第5回労働安全・衛生委員会
<1>開催日:平成28年2月16日
<2>委員長:三浦 文雄 副委員長:水野 功、川端 英治、新居 康昭
<3>委員数:52名
<4>協議事項・協議結果
(1)事業用自動車健康起因事故対策協議会への対応について
(2)平成28年度事業計画(案)について
(3)運輸事業振興助成交付金による定期健康診断への支出について
(4)報告事項
①平成27年における労働災害発生状況(速報値)について
②転倒災害の防止に向けた取組について
-「STOP!転倒災害プロジェクト」による転倒災害の防止-
③健康起因事故防止マニュアルの改訂について
④ストレスチェック割引制度の運用開始について
⑤SASスクリーニング検査助成実績及びアンケート結果について
(5)その他
上記について、異議なく承認された。
20.労働安全・衛生委員会正副委員長・第3回労働安全・衛生小委員合同会議
<1>開催日:平成28年2月16日
<2>委員長:水野 功(労働安全・衛生小委員会)
<3>委員数:6名
<4>協議事項・協議結果
(1)第5回労働安全・衛生委員会の進め方について
(2)その他
上記について、異議なく承認された。
21.第1回 物流ネットワーク委員会
<1>開催日:平成27年9月28日
<2>委員長:齋藤 充
副委員長:長尾 裕、荒木 秀夫、田口 義隆
<3>委員数:21名
39
<4>協議事項・協議結果
報告事項
イ) 物流ネットワーク委員会の設置について
ロ) 広域ネットワーク小委員会について
ハ) 地域ネットワーク小委員会について
(2)物流ネットワーク委員会の委員構成について
(3)ワーキング委員会の設置について
(4)
その他
イ) 平成26年度特積ワーキング委員会活動報告について
上記について、異議なく承認された。
講 演
「貨物自動車運送事業における中継輸送の取り組みについて」
国土交通省自動車局貨物課 課長補佐 福田 ゆきの 様
22.第1回 物流ネットワーク委員会 ワーキング委員会
<1>開催日:平成27年12月22日
<2>委員長:植松 満
副委員長:赤松 毅
<3>委員数:13名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成27年度の取り組みについて
イ) 物流ネットワーク委員会の設置について
ロ) 物流ネットワーク委員会の委員構成について
ハ) 平成27年度の取り組みについて
(2)中継輸送方式の分類と整理
(3)スワップボディの概要について
(4)中継輸送の活用に向けた検討事前アンケート調査まとめ
上記について、異議なく承認された。
23.第2回 物流ネットワーク委員会 ワーキング委員会
<1>開催日:平成28年3月23日
<2>委員長:植松 満
副委員長:赤松 毅
<3>委員数:13名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成27年度物流ネットワーク委員会 ワーキング委員会活動報告
(2)その他
イ) 貨物事故削減対策チームの継続的な活動について(案)
ロ) ETC2.0 簡素化制度を活用した賢い物流について
上記について、異議なく承認された。
24.経営改善・情報化委員会正副委員長会議
(1)開催日:平成27年7月28日
40
(2)委員長:須藤弘三
副委員長:馬渡雅敏、長井純一、中川才助、立川雅尉
(3)委員数:5名
(4)協議事項・協議結果
①正副委員長の選任案について
②第5回経営改善・情報化委員会の運営について
上記について、異議なく承認された。
25.経営改善・情報化委員会正副委員長会議
(1)開催日:平成27年12月2日
(2)委員長:須藤弘三
副委員長:馬渡雅敏、長井純一、若杉福雄、中川才助、立川雅
尉
(3)委員数:6名
(4)協議事項・協議結果
①平成27年度経営改善・情報化対策事業の進捗状況について
・原価意識向上実務セミナーの開催状況について
・人材確保対策(トラック運送事業高齢者雇用推進事業ほか)
・情報化推進事業について
・平成26年度補正予算(燃料貯蔵設備に対する補助)について
・激甚災害融資について
・信用保証料助成事業について
・青年部会の活動状況について
・物流経営士資格認定事業について
・WebKITの成約運賃指数について
・セーフティネット保証制度の業種指定について
②平成28年度経営改善・情報化対策事業計画(案)等について
上記について、異議なく承認された。
26.経営改善・情報化委員会正副委員長会議
(1)開催日:平成28年3月9日
(2)委員長:須藤弘三
副委員長:馬渡雅敏、長井純一、若杉福雄、中川才助、立川雅
尉
(3)委員数:6名
(4)協議事項・協議結果
・第6回経営改善・情報化委員会の運営について
上記について、異議なく承認された。
27.第5回経営改善・情報化委員会
(1)開催日:平成27年7月28日
(2)委員長:須藤弘三
副委員長:馬渡雅敏、長井純一、中川才助、立川雅尉
(3)委員数:47名
(4)協議事項・協議結果
【講話】
「トラック運送事業における収益性改善と人材教育
41
~ドライバーの人材確保・育成に向けて~」
講師:株式会社創造経営センター
コンサルティング事業部 マネージャー
中小企業診断士 高橋 朋秀 殿
①委員長、副委員長の選任について
②平成27年度経営改善、情報化対策事業の進捗状況について
・原価意識向上実務セミナーの開催について
・情報化推進事業について
・青年経営者研修事業等について(青年部会報告)
・各種助成事業について
・物流経営士認定事業等について
・流通経済大学における全ト協推薦入試について
・WebKIT事業について
・セーフティネット保証の業種指定について
・近代化基金融資について
・平成26年度補正予算(燃料貯蔵設備に対する補助)について
・人材確保対策(トラック運送事業高齢者雇用推進事業ほか)について
上記について、異議なく承認された。
28.第6回経営改善・情報化委員会
(1)開催日:平成28年3月9日
(2)委員長:須藤弘三
副委員長:馬渡雅敏、長井純一、若杉福雄、中川才助、立川雅
尉
(3)委員数:41名
(4)協議事項・協議結果
【講話】
「若年・女性労働者の雇用確保・活用について」
講師:株式会社コヤマ経営 代表取締役 小山 雅敬 殿
①平成27年度経営改善、情報化対策事業実施状況について(報告事項)
・情報化推進事業について(情報化推進小委員会報告)
・青年経営者研修事業等について(青年部会報告)
・人材確保対策(トラック運送事業高齢者雇用推進事業ほか)
・原価意識向上実務セミナーの開催状況について
・各種助成事業実施状況について
・近代化基金融資について
・セーフティネット保証の業種指定について
・物流経営士認定事業等について
・WebKITの成約運賃指数について
・経営分析報告書(案)について
②平成28年度経営改善、情報化対策事業について(審議事項)
・平成28年度事業計画(案)及び予算(案)について
上記について、異議なく承認された。
42
29.第6回情報化推進小委員会(テレビ会議システム)
(1)開催日:平成27年5月18日
(2)委員長:馬渡雅敏
(3)委員数:4名(全ト協と愛知県ト協、宮崎県ト協をテレビ会議システム
で接続し開催)
(4)協議事項・協議結果
①平成26年度情報化推進事業実施報告について
②平成27年度情報化推進事業について
上記について、異議なく承認された。
30.第7回情報化推進小委員会
(1)開催日:平成28年1月20日
(2)委員長:馬渡雅敏
(3)委員数:5名(恒川委員から平島委員へ変更)
(4)協議事項・協議結果
①平成27年度情報化推進事業進捗状況について
・IT活用事例集の充実について
・情報化支援セミナーの開催状況について
・IT機器導入支援等動画配信について
・テレビ会議システムによる情報化推進小委員会の開催について
②平成28年度情報化推進に係る事業計画(案)について
上記について、異議なく承認された。
31.第5回トラック運送事業高齢者雇用推進委員会
(1)開催日:平成27年6月3日
(2)委員長:奥西好夫(法政大学経営学部教授)
(3)委員数:4名
(4)協議事項・協議結果
①平成27年度トラック運送事業高齢者雇用推進実施計画(案)について
②トラック運送事業高齢者雇用推進の手引き(案)について
③トラック運送事業者のための高齢者等人材活用セミナー(仮称)の
開催について(骨子案)
上記について、異議なく承認された。
32.第6回トラック運送事業高齢者雇用推進委員会
(1)開催日:平成27年7月29日
(2)委員長:奥西好夫(法政大学経営学部教授)
(3)委員数:5名
(4)協議事項・協議結果
①トラック運送事業高齢者雇用推進の手引き(案)について
②トラック運送事業者のための高齢者等人材活用セミナーの開催方法について
上記について、異議なく承認された。
43
33.第7回トラック運送事業高齢者雇用推進委員会
(1)開催日:平成28年2月29日
(2)委員長:奥西好夫(法政大学経営学部教授)
(3)委員数:6名
(4)協議事項・協議結果
①本事業の総括について
②今後の展開について
上記について、異議なく承認された。
34.第53回広報委員会
<1>開催日:平成27年7月2日
<2>委員長:小林 和男
副委員長:小林 幹愛
<3>委員数:12名
<4>協議事項・協議結果
(1)副委員長の選任について
(2)全国共通テレビ CM 用素材について
(3)平成 27 年度広報事業の進捗状況について
(4)平成 27 年度「トラックの日」ポスターデザインコンテストグランプリ及び佳作の選定
について
(5)平成 27 年度「トラックの日」イベント視察概要(案)について
(6)「トラックの日」全国統一広報事業及び各ブロック協会が実施する事業に対する助成に
ついて
(7)労働力確保対策 DVD 制作概要案について
(8)その他
上記について、異議なく承認された。
35.第54回広報委員会
<1>開催日:平成27年10月17日
<2>委員長:小林 和男
副委員長:小林 幹愛
<3>委員数:12名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成 27 年度広報事業の進捗状況について
(2)広報業務担当者会議における意見・要望について
(3)全日本トラック協会機関紙「広報とらっく」について
(4)各都道府県トラック協会における平成 27 年度「トラックの日」イベント実施について
(5)その他
上記について、異議なく承認された。
36.第55回広報委員会
<1>開催日:平成28年1月29日
<2>委員長:小林 和男
副委員長:小林 幹愛
<3>委員数:12名
<4>協議事項・協議結果
(1)正副委員長の選任について
(2)平成 27 年度広報事業の進捗状況について
(3)平成 28 年度広報事業計画(案)について
(4)全ト協キャラクター制作について
(5)その他
その他、上記について異議なく承認された。
44
37.第42回適正化事業委員会
<1>開催日:平成27年10月19日
<2>委員長:粟飯原一平
副委員長:笠原秀人
<3>委員数: 9名
<4>協議事項・協議結果
・説示「貨物輸送をめぐる諸情勢について」
国土交通省自動車局貨物課トラック事業適正化対策室室長
山﨑
寛
氏
(1)平成27年度適正化事業実施機関の活動状況について
(2)平成27年度貨物自動車運送事業安全性評価事業の実施状況について
(3)新規参入時における新規巡回指導の強化について
(4)乗務時間等違反トラック事業者に対する巡回指導処理要領について
(5)適正化事業指導員研修規程及び全国研修実施要領の改訂について
(6)輸送秩序に係る特別小委員会の改組及び輸送秩序確立運動の廃止について
上記について、異議なく承認された。
38.第43回適正化事業委員会
<1>開催日:平成28年2月22日
<2>委員長:粟飯原一平
副委員長:笠原秀人
<3>委員数: 9名
<4>協議事項・協議結果
・説示「貨物輸送をめぐる諸情勢」
国土交通省自動車局貨物課トラック事業適正化対策室室長
山﨑
寛
・適正化事業について
(1)平成27年度適正化事業実施機関の活動状況について
(2)平成27年度貨物自動車運送事業安全性評価事業の実施状況について
(3)平成27年度適正化事業指導員表彰(案)について
(4)平成28年度適正化事業活動指針(案)について
(5)平成28年度事業計画(案)及び予算書(案)について
上記について、異議なく承認された。
39.第30回貨物自動車運送事業安全性評価委員会
<1>開催日:平成27年12月14日
<2>委員長:野尻俊明
<3>委員数: 10名
<4>諮問事項・答申結果
(1)安全性優良事業所に係る認定の自主返納について
45
氏
(2)平成27年度貨物自動車運送事業安全性評価事業の実施状況について
(3)平成27年度貨物自動車運送事業安全性評価事業に係る申請事業所の
評価について
(4)貨物自動車運送事業安全性評価規程及び貨物自動車運送事業安全性評価基準の
一部改正について
上記について、諮問し答申された。
40.第31回貨物自動車運送事業安全性評価委員会
<1>開催日:平成28年3月16日
<2>委員長:野尻俊明
<3>委員数: 10名
<4>諮問事項・答申結果
(1)貨物自動車運送事業安全性評価事業の実施状況について
(2)平成28年度貨物自動車運送事業安全性評価事業の実施について
(3)貨物自動車運送事業安全性評価事業の見直しについて
① Gマークの意匠変更(案)について
② 貨物自動車運送事業安全性評価事業の審査に係る提案について
上記について、諮問し答申された。
46
○部会の開催状況
(正副委員長 敬称略)
1.重量部会
<1>開催日:平成27年6月11日
<2>部会長:我妻勝男
副部会長:中村 潤、内宮昌利、安達克巳、西光彰男、沖藤克治、福上芳生、木村修
一、後藤康弘
<3>部会員数:76名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成26年度事業報告(案)について
(2)任期満了に伴う役員の改選について
(3)平成27年度事業計画(案)について
(4)平成28年度通常総会の開催地について
上記について、異議なく承認された。
講 演 Ⅰ
「バン型等セミトレーラ連結車の保安基準見直しとトラック等の安全対策」
国土交通省 自動車局 技術政策課長 島 雅之 氏
講 演 Ⅱ
「運送事業の安全教育について」
佐川急便株式会社 安全推進部 安全教育推進課 主任 立花 浩幸 氏
2.第45回鉄骨・橋梁部会
<1>開催日:平成27年10月6日
<2>部会長:江澤恵二
副部会長:島 清貴、田中憲之、宮地高照
<3>部会員数:11名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成26年度事業報告(案)について
(2)任期満了に伴う役員の改選について
(3)平成27年度事業計画(案)について
上記について、異議なく承認された。
[意見交換会]
一般社団法人日本橋梁建設協会との意見交換会を開催
3.第70回鉄鋼部会
<1>開催日:平成27年7月2日
<2>部会長:瀬尾君雄
部会長代行:三村文雄
副部会長:竹之上誠直、神谷英一郎、村上直美、中山周二、三浦郁夫、有田浩之、服
部隆和、西村芳博、黒瀬範彦、簑原 聡
<3>部会員数:52名
<4>協議事項・協議結果
47
(1)平成26年度事業報告(案)について
(2)任期満了に伴う役員の改選 並びに 部会規則の一部改定について
(3)平成27年度事業計画(案)について
(4)平成28年度部会(総会)の開催地について
上記について、異議なく承認された。
なお、部会規則の一部改定により、新たに部会長代行職が設けられ、三村副部会長が就
任することとなった。
講 演
「バン型等セミトレーラ連結車の保安基準見直しとトラック等の安全対策につい
て」
国土交通省 自動車局 技術政策課長 島 雅之 氏
4.第35回食料品部会
<1>開催日:平成27年8月5日
<2>部会長:伊澤進
副部会長:椎名幸子、中西弘毅、坂本隆志、松本正和、浅生建一、小笠原忍、黒木
建一、早乙女靖夫
<3>部会員数:25名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成26年度事業報告(案)について
(2)任期満了に伴う役員改選について
(3)平成27年度事業計画(案)について
上記について、異議なく承認された。
<5>研修会
テーマ:「雇用関係助成制度について」
講 演: 厚生労働省職業安定局雇用開発部雇用開発企画課
雇用管理改善分析官 小野寺 徳子 氏
5.第36回食料品部会(書面による協議)
<1>通知発送日:平成27年9月2日
<2>協議事項・協議結果
(1)役員(副部会長)の追加選任について
上記について書面による協議を実施し、横山 郁芳 氏を新役員(副部会長)として
選任することで異議なく承認された。
6.第11回利用運送・積合部会
<1>開催日:平成27年8月28日
<2>部会長:井上 和英
副部会長:岩瀬和夫、坂本正朗、脇田耕作、大亀保彦、小林正春、坂尾洋南
<3>部会員数:27名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成26年度事業報告(案)について
(2)任期満了に伴う役員の改選について
48
(3)平成27年度事業計画(案)について
上記について、異議なく承認された。
<5>研修会
○テーマ:特積事業者を対象とした荷主庭先調査について
○講 演:フェリックス・パートナーズ株式会社
常務取締役 木暮 淳子様(株式会社日通総合研究所
研究主査)
7.第63回百貨店部会
<1>開催日:平成27年9月18日
<2>部会長:今井 茂雄
副部会長:寺田良朗、石西健師、中島俊之、三輪安義
<3>部会員数:15名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成26年度事業報告(案)について
(2)任期満了に伴う役員の改選について
(3)平成27年度事業計画(案)について
(4)第64回百貨店部会の開催について
(5)平成26年歳暮期配送及び平成27年中元期配送に関する実態調査の結果報告につ
いて
(6)各地区の動向について
上記について、異議なく承認された。
<5>研修会
○テーマ:「各種助成金の活用について」
○講 演:厚労省職業安定局雇用開発部雇用開発企画課
雇用管理改善分析官 小野寺 徳子様
8.第10回 タンクトラック・高圧ガス部会
<1>開催日:平成27年5月25日
<2>部会長:上野 善
副部会長:小谷一雄、堀田正二、伊東 博、堀江浩太
<3>部会員数:51名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成26年度事業報告(案)について
(2)平成27年度事業計画(案)について
(3)任期満了に伴う役員の改選について
上記について、異議なく承認された。
講 演
「事業用自動車の事故防止施策等について 」
国土交通省 自動車局 安全政策課長 小林 豊 氏
9.第33回セメント部会
<1>開催日:平成27年7月24日
<2>部会長:髙山秀一
49
副部会長:佐藤 博、高木康行、植田良市、三重野正治
<3>部会員数:18名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成26年度事業報告(案)について
(2)任期満了に伴う役員の改選について
(3)平成27年度事業計画(案)について
上記について、異議なく承認された。
<5>講演
○テーマ:「セメント業界の現状と課題について」
○講 演:(一社)セメント協会 調査・企画部門 統括リーダー 佐藤 正彦様
(一社)セメント協会 調査・企画部門 リーダー 遠田 雅章 様
10.第41回 生コンクリート輸送部会
<1>開催日:平成27年7月31日
<2>部会長:舘 勝宏
副部会長:荒木 義憲、内田 昇司、宮崎 昇
<3>部会員数:12名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成26年度事業報告(案)について
(2)任期満了に伴う役員の改選について
(3)平成27年度事業計画(案)について
上記について、異議なく承認された。
<4>講演
○テーマ:「最近のトラック運送業界の動向について」
○講 演:(公社)全日本トラック協会 専務理事 細野
高弘
11.第39回ダンプカー部会
<1>開催日:平成27年9月3日
<2>部会長:岡田安正
副部会長:川口幸一、後藤嘉則、吉本昌且、平木正廣、大西吉則、藤田博、安木元
文、松内義明、川越金蔵
<3>部会員数:44名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成26年度事業報告(案)について
(2)任期満了に伴う役員改選について
(3)平成27年度事業計画(案)について
(4)部会名称の変更(案)について
(5)部会規則の一部改定(案)について
(6)第40回ダンプトラック部会の開催地について
上記について、異議なく承認された。
なお、部会名称については「ダンプトラック部会」に変更することで承認された。
<5>研修会
テーマ:「事業用自動車の事故防止施策等について」
50
講
演: 国土交通省自動車局安全政策課
課長
平井 隆志
氏
12.第57回海上コンテナ部会
<1>開催日:平成27年7月9日
<2>部会長:藤木幸二
副部会長:種田光男、新間克樹、山本敦、池辺祐一、佐賀里隆之、石塚政章、徳永政
男
<3>部会員数:53名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成26年度事業報告(案)について
(2)任期満了に伴う役員の改選について
(3)平成27年度事業計画(案)について
(4)平成28年度第58回部会の開催地(案)について
<報告事項等>
・道路の老朽化対策に向けた大型車両の通行の適正化に基づく最近の改正内容につ
いて
・コンテナラウンドユース推進に関する報告書について
・首都高速における軸重、総重量違反に対する緩和措置について
・トラック輸送における取引環境・労働時間改善協議会について
上記について、異議なく承認された。
研修会
「バン型等セミトレーラ連結車の保安基準見直しとトラック等の安全対策」
講 師:国土交通省自動車局技術政策課 課長補佐 多田 善隆 様
13.第39回引越部会
<1>開催日:平成27年6月17日
<2>部会長:鈴木一末
副部会長:五十嵐良夫、霜村 裕、神谷昌彦、 坂本龍次、芦刈 隆、北澤 聡
<3>部会員数:50名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成26年度事業報告(案)について
(2)任期満了に伴う役員の改選について
(3)平成27年度事業計画(案)について
<5>報告事項
(1)引越事業者優良認定制度について
(2)標準引越運送約款改正検討会について
(3)引越講習会について
(4)輸送相談報告について
上記について、異議なく承認された。
<6>講 演
○テーマ:「全ト協の平成26年度事業計画と今後の課題について」
○講 演:(公社)全日本トラック協会 理事長 福本 秀爾
51
14.第40回引越部会
<1>開催日:平成27年11月18日
<2>部会長:鈴木一末
副部会長:五十嵐良夫、霜村 裕、神谷昌彦、坂本龍次、芦刈 隆、北澤 聡
<3>部会員数:50名
<4>協議事項・協議結果
(1)平成28年度引越繁忙期対策実施事項(案)について
(2)引越部会員名簿(案)の作成について
(3)引越 Web 一括見積サイトに係る諸課題の検討(案)について
<5>報告事項
(1)平成27年度引越事業者優良認定制度の進捗状況について
(2)標準引越運送約款改正検討会の進捗状況について
(3)引越事業者優良認定制度の認知度調査結果について
(4)平成27年度引越講習会の開催状況について
(5)輸送相談報告の受付状況について
上記について、異議なく承認された。
<6>講 演
○テーマ「引越し一括見積もりサイトを使いますか?」
○講 演:(株)藤倉運輸 代表取締役 藤倉 泰徳 様 他
52