平成27年7月28日(PDF:383KB)

定
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所
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者
経
営
会
平成27年度
平成27年7月28日
議
回
・
議
数
事
第7回
午前9時30分~11時00分
庁議室(本庁舎 3 階)
渡部市長 荒井副市長
南部議会事務局長心得 小林経営政策部長 當間総務部長
原市民部長 東村環境安全部長 山口健康福祉部長
野口子ども家庭部長 間野資源循環部長
野崎まちづくり部長 曽我教育部長
欠席者:森教育長
1. 開会
2. 協議事項
(1) 東村山市における職場ハラスメント防止に関する指針(案)
について
(2) 職員自主研修グループの承認について
次
第
3. 報告事項
(1) 平成27年9月定例会提出予定案件について
(2) その他
4. その他
5. 閉会
会 議 経 過
録
次頁参照
1. 開会(市長あいさつ)
昨日、市民部納税課の職員に対して公務外の非違行為で懲戒処分を行った。良いことは良い・
悪いことは悪いで報告を行い、対処するのが庁内のルールだ。通常なら戒告程度だが、今回は警
察からの連絡で事案が明るみに出たことと、本人に事情を聞いても言を左右して虚偽の報告を
繰り返したことを重く見て、減給1ヶ月の処分とした。公務外とはいえ、あってはならないこと
で、しっかりした報告をしなかったことを重く受け止めた。多くの職員は真面目に一所懸命にや
っている。公務上は当然として、生活上でも何らかのトラブルに巻き込まれたり、不祥事を起こ
してしまった場合には速やかに報告を上げるように徹底していただきたい。
現在、職層別会議を行っている。今年のテーマは「東村山の地方創生」である。今年は、これ
までになく積極的な発言がある。中にはおもしろいアイディアもある。特に子育て関連は業務的
に拡大してきた。今後はどのように流入に結びつく高いアピールポイントで他市との差別化を
図る施策を打てるかがポイントだ。ある市は通園中に病気になった時に行政が病院等に連れて
いくサービスを始めている。駅前で子どもをピックアップして各保育園に連れていくサービス
を行っている自治体もある。同様なことを当市も考えるのかどうかもポイントになる。会議でも
多くの意見が出たが、これから地方創生の議論で総合戦略を立てる過程で、職層別会議での意見
も参考にしながら組み立てていく必要がある。機会があれば、
庁内の部会で話していただきたい。
様々なアイディアが出ているが、どこの部署で誰がやるかが最大のポイントだ。実際は「現状
の仕事で手一杯で、新たな事業はできない」が率直な意見だと思う。ただし、総合計画をベース
にした上での総合戦略でも、政策を際立たせて他市との差別化を図らなければ、厳しい地域間競
争には勝ち抜けない。今後、「何をやるか」だけでなく、
「どこで」
「どのような形で」の議論を
深めていく必要がある。
係長職の職層別会議では、
「可能ならば積極的に民間委託して、うちの部署に人を回してほし
い」という意見があった。委託できるセクションとできないセクションがある。民にできるもの
はどんどん民に出して、できないものは定員内で賄うしかない。係長レベルでもそのように思っ
ている。腰を据えて民間移管・民間委託を加速化して要員を捻出して、新たな行政課題に対応し
ていかなければならない。総合戦略・地方創生の議論と併せて、組織体制のあり方をこの場でも
議論していきたい。
オリンピックに対する庁内体制を決めなければならない。国体の前例から、一義的には教育部
の市民スポーツ課に担ってもらうことになるが、今回は事前キャンプ誘致、気運醸成、ボランテ
ィア養成、世界各国から来る観客を観光振興・地域活性に活かすこと、スポーツ人口の増加等が
求められている。どのような庁内組織を作っていくかもこの場で議論したい。当市も事前キャン
プの誘致を表明している。議論を深めていきたい。よろしくお願いする。
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2. 協議事項
(1) 東村山市における職場ハラスメント防止に関する指針(案)について
セクシャル・ハラスメントに対しては庁内ルールが整備され、相談員や苦情処理委員のスキル
アップ研修等を実施している。一方、マタハラやパワハラについては未整備だった。社会問題と
して顕在化しているため、総合的なハラスメント対策が課題である旨を、安全衛生委員会から市
長に、新指針案の策定に向けた提言として提出した。
「東村山市におけるハラスメント防止に関する新指針(案)
」について説明する。
セクシャル・ハラスメントとパワー・ハラスメントのチェックシートを掲載している。自分の
普段の行動を振り返っていただくためである。ハラスメントは誰もが当事者になり得るし、職場
環境、人間関係にも悪影響を与える。そのような状況を作らないことが重要である。
セクシャル・ハラスメントの相談窓口はこれまでにもあったが、今後はハラスメント全般の窓
口・苦情処理委員会に変更する。苦情処理委員会は相談体制を整備して、新たに総務部次長職を
加えた。正式な指針には冒頭に市長の言葉を入れる予定である。
【質問・意見】
・4ページの「①市の指針の明確化及び周知・啓発」
「②相談体制の整備」
「③ハラスメント発生
時の迅速な対応かつ適正な対処」が指針か。
→市の基本的な考え方を明確にして、職員に配付して進めていきたい。
基本的にはそれを目指して具体的に丁寧に書いている。わかりやすくということでご理解
いただきたい。
・パワー・ハラスメントのチェックシートに「繰り返し」を入れた方がいいのではないか。
→パワハラの場合、繰り返す行為が重要な要素になるかというと、違うと思う。指導が名目で
も行為自体が問題だと認識する必要がある。
・苦情処理委員会はどの程度職員に浸透しているのか。上司や同僚に相談できない雰囲気がある
場合、どこに相談すればいいのかがなかなか浸透していないように思える。
→イントラや、安全衛生が発行する「安全衛生ニュース」に載せている。仮に知らなかったと
しても安全衛生に相談に来る人は結構いる。そこで改めて説明している。
・相談から処理までの流れに、相談者が直接人事課に相談を持っていくルートがある。所属長も
把握していないままで人事課が管理することになるのか。
→人事課だけでは決して解決しない場合もある。本当に問題があれば本人と話をして、できる
限り了解を得た上で職場と話をする。必ず両方の当事者の主張を聞かなければ真実は見え
ない。セクハラにせよパワハラにせよ、起きた時に責任を問われるのは市だ。だから早期に
解決しなければならない。裁判になった場合、市がどのように対応したかが問われる。
・嘱託職員や臨時職員等、今は雇用形態が多様化して人数も多い。パワハラは正職員同士ではな
い可能性もあるのではないか。
→パワハラ、セクハラに関しては臨時職員・嘱託職員も関係ない。働く人全員が対象だ。
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・この指針は職員一人一人に配付するのか。
→チェックシートをつけているので、配らなければならない。
(2) 職員自主研修グループの承認について
職員自主研修グループの承認は、自主研修助成に関する規程により、経営会議に諮り決定する
こととなっている。
「東村山市職員ハンドブックの作成」をテーマに、総務部次長をリーダーにグループを立ち上
げたい。期間は27年8月~28年3月で、年度内の作成を目指している。
目的は、自治体ハンドブック及び区市町村職員ハンドブックを参考に東村山市職員向けハン
ドブックを作成し、職員の事務能力知識の平準化と向上を図るものである。
掲載内容は、文書、起案文書、契約関係、会計事務関係等を考えている。
場合により、各課に原稿依頼等をすることもあり得る。それらも含めて、
承認をお願いしたい。
【質問・意見】
・この期間でできるのか。
→できなかった場合は延長を申し出たい。
ただしこれは自主研修グループであり業務命令ではない。成果物を目指すとはいえ、自主研
修には必ず成果物を出さなければならないというレベルまでは求めていない。このグルー
プは実務上のハンドブックの必要性を唱えて作るので、配付を目指す。良い物ができれば職
員に配りたいと考えている。
→行政としての仕事ではなく、あくまでも自分達の勉強を通して東村山のハンドブックを作
りたいということだろう。グループが自分たちで率先してそのようなものを作って勉強し
たいという意思だと考えなければ、厳しい。まずはやる気を出してもらって、作りたいとい
うことなのだからいいと思う。
・報告書のようなまとめを出して、それを見て経営会議なりで「しっかりしたものにして職員に
配れば」という話になれば、別の話になるということか。
→実際に出たものを吸い上げるという決定になるので別問題だ。そこまでできればいいと思
ってはいる。自治体職員ハンドブックのような冊子にまでできなくても、内部印刷で配布で
きればいいと思う。それ以外のグループで例えば事業テーマについて研究したい等があっ
て、一定の案が出てきた場合には、提案制度に載せて審議する。正式に吸い上げるには市の
組織決定が必要だ。
・時間外で、所管に聞く必要のあるような様々な内容がある。
→基本は時間外だが、実際の運用に当たり、場合によっては職免もあり得るかもしれない。
・行うことに異論はないと思う。頑張っていただきたい。
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3. 報告事項
(1) 平成27年9月定例会提出予定案件について
市議会9月定例会提出予定案件について確認した。
(2) その他
〈窓口業務外部委託化検討調査について〉
平成27年度に予算化された外部委託化の検討調査について、本来ならば行財政改革推進本
部で諮るべき案件ではあるが、次回開催が9月9日ということから、構成員が同一の経営会議で
報告し、調査を実施したい。予算は49万9千円である。
調査内容は、現行と委託後の窓口運営コストの算出、
創出想定人員数である。
業者選定は3社、
調査期間は8、9月から4ヶ月程度である。
窓口業務に関する外部委託可能業務範囲は内閣府が示している。当市では10課が対象にな
るが、そのうち、①窓口業務対応が中心で業務負担も大きい ②時間外勤務時間数が多い ③他
自治体で既に窓口業務委託の実績がある ④委託後、効率化・人件費削減、余剰人員の創出等の
効果が見込まれる課 で絞り込み、3課を調査対象とした。
今後は検討対象課を広げることも考えている。今年度はこの3課で調査する。調査終了後は行
財政改革推進本部や行革審議会で審議していただき、29年度予算に向けた調整を行う。
【質問・意見】
・調査結果はどの審議会で議論するのか。
→行財政改革推進本部と行財政改革審議会。調査の結果、委託化不可となる可能性もある。そ
れらも含めて調査を行う。
・各所管には協力をいただくこともあると思う。承知おき願いたい。
4. その他
〈辞令交付式〉
8月3日午前9時~9時30分、マルチメディアホールで経験者採用の辞令交付式を行う。各
部長と所属長は出席していただきたい。
〈採用説明会〉
8月8日(土)
、9日(日)に来年度4月1日採用の新入職員への採用説明会を行う。
5. 閉会(副市長)
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